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- 変形性股関節症
「歩くたびに股関節が痛む」「階段の上り下りがつらい」のような違和感や痛みを感じながらも、原因がわからず不安に思っている方も多いのではないでしょうか。 これらの症状は、変形性股関節症によるものかもしれません。 そして、変形性股関節症を適切に診断し、治療方針を決めるうえで欠かせないのが、画像検査による評価です。 本記事では、変形性股関節症の診断に欠かせない画像検査の種類とその特徴について詳しく解説いたします。 変形性股関節症は進行性の疾患のため、早期に状態を把握することで、将来的な選択肢も大きく変わります。 また、近年の治療では、変形性股関節症の根本改善を目指せる「再生医療」が注目されています。 再生医療とは、患者さまの細胞や血液を用いて、すり減った関節軟骨の再生・修復を促す治療法です。 当院リペアセルクリニックでは、変形性股関節症に対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。 変形性股関節症の主な画像診断まとめ|検査の種類 https://youtu.be/BIzpa2SVAt4?si=46tz6CA2Omes4oZA 変形性股関節症で用いられる主な画像診断について、検査の種類別に解説します。 単純X線検査(レントゲン検査) CT検査 MRI検査 変形性股関節症の診断では、病期や症状の進行度を正確に把握するためにさまざまな画像診断が用いられます。 以下でそれぞれの特徴について確認していきましょう。 単純X線検査(レントゲン検査) 変形性股関節症の診断で基本となるのが、単純X線検査(レントゲン検査)です。 単純X線検査では、軟骨のすり減りや股関節周囲の骨化の状態を確認可能で、以下のような所見を観察できます。 関節裂隙の狭小化:軟骨がすり減り、骨と骨の間隔が狭くなる 骨棘(こつきょく)形成:関節縁に沿って異常な骨の突起が形成される 骨嚢胞:骨の内部に形成される空洞状の変化がみられることがある 骨硬化:関節面の骨が硬くなり、白く映し出される これらの所見から病期を判断し、治療方針の決定に活用します。変形性股関節症の診断において最初に選択される検査方法です。 CT検査 CT検査は、X線を使用して股関節構造を立体的に捉える画像検査です。 単純X線検査では分かりにくい細かな骨の変化や、全体的な構造を詳しく観察できます。 CT検査の特徴は、以下の通りです。 立体的な画像:様々な角度から股関節を観察可能 骨の微細な変化:小さな骨折や変形を詳細に確認 関節周囲の状態:周辺組織の状態も評価 CT検査では微量の放射線被曝を伴うため、医師の判断により必要な場合に限って実施されます。 手術の検討が必要な症例や、より精密な評価が求められる際に参考となる検査方法です。 MRI検査 MRI検査は、磁気と電波を用いて体内の状態を画像化する検査方法です。 MRI検査では、変形性股関節症における以下のような状態を評価することが可能です。 軟骨の詳細評価:すり減りの程度や範囲を正確に把握 骨髄浮腫の有無確認:骨内部の炎症反応を検出し、痛みの原因を特定 軟部組織の観察:関節唇や靭帯の状態を評価 初期変化の検出:レントゲンでは見えない早期変化を発見 放射線を使用しないため被曝の心配がなく、軟骨や軟部組織の詳細な評価が求められる場合や、病気の進行度をより詳しく把握したいときに適した検査です。 変形性股関節症の診断に画像検査が重要な理由 変形性股関節症の診断と治療方針の決定には、以下の情報を客観的に把握できる画像検査が重要です。 軟骨のすり減りの程度 骨の変形や骨棘(こつきょく)の形成 関節周囲の靭帯や関節唇など軟部組織の状態(MRIなどによる) 骨内部の炎症反応(骨髄浮腫など) 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、痛みや機能障害を引き起こす疾患です。 しかし股関節は体の深部に位置しており、外見からの視診や触診だけでは関節内部の状態を正確に評価することは困難です。 また、変形性股関節症は進行性の疾患であり、病期の正確な判定には画像による客観的情報が必要です。 画像検査によって、初期段階の変化を捉えられる可能性があるため、保存療法など手術以外の選択肢を検討できることもあります。 さらに、治療後の効果判定や経過観察においても、画像検査は欠かせません。 変形性股関節症の画像診断の結果を踏まえた治療法 画像診断で明らかになった変形性股関節症の病期や症状の程度に基づいて、適切な治療方法が選択されます。 治療法は大きく分けて次の3つがあります。 保存療法 手術療法 再生医療 それぞれの特徴を解説します。 保存療法 保存療法は、変形性股関節症の軽度から中等度の症状に対して行われる、手術を伴わない治療法です。 具体的には、以下の治療が保存療法に含まれます。 痛みを和らげる薬物療法(消炎鎮痛剤など) 物理療法(温熱療法や電気療法) 体重管理 運動療法(筋力強化運動や関節可動域訓練) など これらの治療により症状の進行を遅らせ、痛みを軽減する効果が期待できます。 手術療法 手術療法は、保存療法で十分な改善が見られない場合や、画像診断で高度な関節の変形が認められる場合に検討されます。 代表的な手術には、以下があります。 人工関節に置き換える人工股関節全置換術(THA) 関節表面の骨や軟骨を再形成する骨切り術 内視鏡を用いた股関節鏡視下手術 など 画像診断でX線やCTにより骨の変形が著しい場合や、MRIで広範囲の軟骨損傷が確認される場合は、手術が選択されることも。 手術の種類や方法は、患者さまの年齢や活動性、画像診断の所見などを踏まえ医師と相談のうえ個別に検討されます。 再生医療 再生医療は、変形性股関節症に対する治療選択肢の一つで、主に「幹細胞療法」と「PRP(多血小板血漿)療法」が行われます。 幹細胞療法:脊髄や脂肪由来の幹細胞を患者さまから採取・培養し、患部に投与する治療法 PRP(多血小板血漿)療法:血液から抽出した血小板を濃縮した液体を患部に投与する治療法 脂肪由来の幹細胞治療の場合は、患者さまから採取した少量の脂肪組織から幹細胞を抽出・培養し、股関節内に注入するという手順が取られます。 脂肪の採取時に小さな切開は行いますが、採取する脂肪は米粒2~3粒程度のため傷口が小さく、入院不要で治療できるのが特徴です。 変形性股関節症に対する再生医療について詳しくは、以下のページをご覧ください。 画像診断は変形性股関節症の診断と治療選択に不可欠 変形性股関節症の診断には、画像検査による客観的な情報が欠かせません。 初期評価で用いられる単純X線検査(レントゲン)では、軟骨のすり減りや股関節周囲の骨化の状態を視覚的に把握できます。 より詳細な評価が必要な場合はCT検査やMRI検査が用いられ、それぞれ立体的な骨の評価や軟部組織の詳細な観察ができます。 これらの画像診断結果に基づいて、病期や症状の程度に応じた適切な治療法が選択されます。 近年の治療では、従来の保存療法、手術療法に加え、自己細胞を用いて根本治療を目指す「再生医療」が選択肢の一つです。 再生医療とは、患者さまの細胞や血液を用いて、すり減った関節軟骨の再生・修復を促し、変形性股関節症の根治を目指す治療法です。 当院リペセルクリニックでは、再生医療に関する無料カウンセリングを実施しているため、「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひご相談ください。
2020.06.04 -
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変形性股関節症と診断され、治療法を検討している方の中には、治った症例があるか気になる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、当院リペアセルクリニックで再生医療による治療を受け、変形性股関節症の症状改善がみられた症例を紹介します。 従来の治療では、変形性股関節症が進行してしまうと手術による人工股関節術が一般的でした。 しかし、近年の治療では手術せずにすり減った股関節軟骨の症状改善が期待できる再生医療が注目されています。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症に対する再生医療に関する情報を公開しているので、体への負担が少ない治療を探している方は、ぜひご参考ください。 変形性股関節症が治った症例をご紹介 変形性股関節症にお困りの方は、治った症例があるか心配な方も多いことでしょう。 ここでは、当院リペアセルクリニックの患者さまで変形性股関節症の症状が改善した症例をご紹介※します。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 症例①末期の変形性股関節症から症状が改善したケース 症例②治療後2週間で症状の改善が見られたケース どのような状態からどのように改善したのか、2つの症例を動画も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 症例①末期の変形性股関節症から症状が改善したケース https://www.youtube.com/watch?v=iPHLbIXjPNk 「ついつい歩きすぎてしまう」と笑顔で診察を受けられる患者さまですが、治療前は末期の変形性股関節症でした。 左側の股関節が痛く、足が硬くなり靴下が履きにくい状態で、末期と診断されていました。 手術を勧められたそうですが、手術はやりたくないとの思いでいろいろ調べられて当院へご相談いただきました。 1回目の幹細胞注射を打つ前は、壁を使わないと歩けませんでしたが、注射を打つと普通に歩けるようになったとお喜びのご様子です。 2回目の注射後は関節がスムーズに動くようになり、1日1万歩ほど歩いてしまうとの事で、医師から制止されるほどの状態に改善しています。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 症例②治療後2週間で症状の改善が見られたケース https://www.youtube.com/watch?v=4OElrvzj3O8 来院時には左右の股関節に痛みがあり、階段の昇り降りも苦労されていましたが、治療後2週間で症状の改善が見られた患者さまです。 治療方法は手術しかないと判断される状態でしたが、どうしても手術は避けたく、手術しないで治療できる再生医療を知り、当院にご来院されました。 1回目の幹細胞注射のあと、2週間後には支えなしで階段の昇り降りができるようになり、変形性股関節症を発症する前とほぼ同じ生活ができるまでに症状が改善しています。 ※効果には個人差があります。治療の効果を保証するものではありません。 変形性股関節症が治った症例もある再生医療とは 変形性股関節症の新しい治療方法として注目されているのが、手術せずに治療できる再生医療です。 再生医療では、一度傷ついてしまい元に戻らない軟骨に対し、幹細胞を活用して損傷した軟骨の修復・再生を促します。 治療には患者さまから採取・培養した幹細胞を用いるため、拒絶反応やアレルギーなどの副作用リスクが少ない点が魅力の一つです。 また、入院や手術をせずに治療ができるため、体への負担が軽減される点も再生医療の強みです。 通院で治療ができるため、生活の質を保てることも大きなメリットといえるでしょう。 変形性股関節症に対する当院の再生医療について 変形性股関節症の治療における、当院の再生医療について以下の内容をご紹介します。 当院の特徴 費用 治療の流れ 治療を検討されている方は、参考にしてください。 当院の特徴 再生医療による治療を行う場合、より治療成績を高めるためにも治療の精度や技術が重要です。 当院リペアセルクリニックでは、主に以下の特徴があります。 当院独自の関節内ピンポイント注射 独自の培養技術で幹細胞の生存率が高い 変形性股関節症の再生医療では、股関節内で軟骨が損傷している部位に幹細胞を注入しますが、股関節は隙間がせまく、高い技術が必要です。 当院ではエコーやレントゲンで損傷部位を特定し、特殊な注射針を使用してピンポイントで幹細胞を届けます。 ダイレクトに注入できる当院ならではの技術で、患部へのダイレクトな注入を実現しています。 また、独自の培養技術によって冷凍せずに培養することで、生存率や活動率が高い幹細胞を投与できます。 再生医療による変形性股関節症を検討したい方は、ぜひ当院リペアセルクリニックへご相談ください。 費用 当院リペアセルクリニックでは、変形性股関節症をはじめとする関節疾患に対する幹細胞治療の費用は、以下の通りです。 1回の治療での肝細胞投与数 価格(税込) 2,500万個 1,320,000円 5,000万個 1,540,000円 1億個 1,980,000円 上記の価格には、以下の費用が全て含まれています。 幹細胞を採取する費用 採取した幹細胞を培養する費用 培養した幹細胞を投与する費用 ※採血にて肝炎の疑いがある方のみ、追加で費用が発生する場合があります。 また、初回カウンセリングで3,300円(税込)の初診料をいただいております。 疾患や進行度によって治療回数が異なるため、実際にいくらかかるか気になる方は、ぜひお問い合わせください。 治療の流れ 当院リペアセルクリニックのご相談から治療までの流れをご紹介します。 ご来院のご予約 当院は完全予約制のため予約が必要です。電話またはメールで予約を入れてください。 専門医によるカウンセリング 問診票をご記入いただき、痛み症状に合わせた治療方法のご説明をさせていただきます。 MRI画像をお持ちの場合はカウンセリングの際にご持参いただき、お持ちでない場合は近隣の連携医療機関で撮影いただきます。 治療法のご提案 MRI画像をもとに治療方法の提案、治療にかかる期間や費用などをご説明いたします。 治療開始 再生医療での治療がスタートすると、血液検査を行った後に、局所麻酔を使用して脂肪細胞を採取します。 治療後は経過観察 幹細胞の投与後すぐに効果が見られるものではなく、数日から数週間かかるため、経過観察が必要です。 再生医療による治療では、大きな手術や入院は必要ありません。 効果がみられるまで数日から数週間かかるため、治療後に少しでもご不安がある場合は、治療後でもお気軽にご相談いただけます。 変形性股関節症が治った症例に関するよくある質問 変形性股関節症の症例に関するよくある質問を紹介します。 変形性股関節症を手術しないで治す方法は? 股関節のすり減った軟骨は再生できる? 変形性股関節症でやってはいけないことは? 変形性股関節症の治療法を検討するためにも、少しの疑問や不安も解消しておきましょう。 変形性股関節症を手術しないで治す方法は? 当院では変形性股関節症を手術しないで治療する方法として再生医療による幹細胞治療をご提供しています。 変形性股関節症の従来の治療方法は、保存療法と手術療法の2種類となり、保存療法で症状が改善しない場合は手術療法が適応されるケースがほとんどでした。 しかし、近年では手術せずに治療できる可能性がある再生医療が注目されています。 以下の記事では、変形性股関節症に対する再生医療について詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。 股関節のすり減った軟骨は再生できる? 股関節のすり減った軟骨は、先端医療である再生医療によって再生できる可能性があります。 再生医療では、さまざまな組織・細胞に変化する幹細胞を活用し、すり減った軟骨の修復・再生を促します。 従来の治療では、人工股関節置換などの手術が一般的でしたが、近年では治療の選択肢が広がってきています。 変形性股関節症でやってはいけないことは? 変形性股関節症でやってはいけないことは、以下のような股関節に負担をかけることです。 重いものを持ち運ぶ 激しい運動 急激な体重増加・肥満 無理な姿勢を続ける 足に合わない靴を履く 長さが合わない杖を使う 高所の登り降り 重いものを持ち運んだり、激しい運動をしたりする以外にも股関節の負担になる動作が多くあります。 とくに、体重の急激な増加や肥満は、体の重さを支える股関節に負担がかかるため、体重のコントロールを怠ってはいけません。 無理な姿勢を続けることも、股関節に負担をかけるので控えましょう。 また、足に合う靴を選ぶことも大切で、サイズを合わせる際には、長さだけでなく幅にも注意が必要です。 変形性股関節症で歩行が困難な方は杖を使用しますが、杖の長さが合っていないと股関節に負担をかけてしまうので、体格に合わせて見直しましょう。 以下の記事では、変形性股関節症でやってはいけないことについて、詳しく解説しています。 変形性股関節症が治った症例あり!再生医療による治療を検討しよう 変形性股関節症における手術以外の治療法として、再生医療が注目されています。 再生医療は、すり減った軟骨の修復・再生が期待できる治療法で、発症前のように歩けるようになった症例もあります。 当院における変形性股関節症に対する症例はこちらでも紹介していますので、ぜひご覧ください。 従来の治療では、変形性股関節症が進行してしまうと手術による人工股関節術が一般的でした。 しかし、近年の治療では手術せずにすり減った股関節軟骨の症状改善が期待できる再生医療が注目されています。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、変形性股関節症に対する再生医療に関する情報を公開しているので、体への負担が少ない治療を探している方は、ぜひご参考ください。
2020.06.02 -
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- 変形性股関節症
踏み台昇降をすることで膝を痛めた経験はありませんか。 踏み台昇降はダイエットやリハビリなどで行う動きですが、膝を痛めてしまうと運動の継続が困難になります。 本記事では、踏み台昇降で膝を痛めない方法をご紹介します。膝を痛めない方法を確認し、安全にダイエットや運動をしましょう。 この記事を読むとわかること 踏み台昇降で膝を痛めない方法 踏み台昇降で膝を痛めた場合の対処法 踏み台昇降で膝を痛めない方法!ストレッチと正しい姿勢 踏み台昇降で膝を痛めない方法として、下記の2つを紹介します。 事前にストレッチをして筋肉をほぐす 正しい姿勢で昇降する 階段や踏み台昇降は、骨盤周辺の大きな筋肉を同時に鍛えられる運動で股関節の強化に効果的です。 踏み台昇降は効果が大きい反面、誤った方法で行うと負荷も大きくなってしまいます。 筋力トレーニングは週3回以上行うのが望ましいとされていますが、無理のない頻度で継続しましょう。 事前にストレッチして筋肉をほぐす 踏み台昇降で膝を痛めない方法の1つに、事前のストレッチがあります。 運動を始める前にストレッチを行い筋肉をほぐしておくと、身体を動かしやすくなります。 ストレッチは、身体をゆっくりと無理のない程度に伸ばすのがポイントです。踏み台昇降を行う前は、足首や膝、ふくらはぎを中心にストレッチを行うと十分な効果を得やすくなります。 正しい姿勢で昇降する 踏み台昇降で膝を痛めないために、以下のポイントを意識し正しい姿勢で運動を行ってください。 背筋をまっすぐに伸ばす 腕を大きく振りながら昇降する 膝はつま先より前に出ないようにする 内股、ガニ股にならないように行う 正しい姿勢で踏み台昇降ができるようになったら、徐々に負荷をかけていくのがおすすめです。使用する踏み台の高さを変え、自身に合った強度で運動を行いましょう。 やりすぎ注意!踏み台昇降が膝にかける負担 踏み台昇降はダイエットやリハビリに効果がありますが、やりすぎると膝に大きな負担がかかるため注意が必要です。 踏み台昇降は、股関節や膝関節などの下半身を大きく動かす運動です。運動の頻度を急に増やしたり、自分に合っていない強度で昇降したりすると、関節や筋肉に大きな負担がかかります。 踏み台昇降をやりすぎて、膝を壊してしまっては運動の継続が困難になります。無理せず続けられる範囲で運動強度や頻度を考慮し、実施計画を立てましょう。 踏み台昇降で膝を痛めてしまったら? 踏み台昇降で膝を痛めてしまったら、以下の2つを実施し早期回復を目指すのが大切です。 アイシングをして休息をとる たんぱく質を摂ってしっかり睡眠をとる 膝を痛めてしまった際の対処法を確認し、万が一けがをした場合に早急に対処できるようにしましょう。 アイシングをして休息をとる 踏み台昇降で膝を痛めたときは、アイシングをして休息をとるのがポイントです。アイシングとは、患部を冷やす方法です。 膝に少しでも違和感を覚えたらすぐに運動をやめ、氷のうや保冷剤で患部を冷やしましょう。 直接肌に氷を当てると凍傷の危険があるため、タオルなどで包んでから患部に当てるなど対策してから、15分〜20分程度を目安にして冷やして下さい。 たんぱく質を摂ってしっかりと睡眠をとる 踏み台昇降で膝を痛めた際は、たんぱく質を摂ってしっかりと睡眠をとることが大切です。 たんぱく質は、筋肉や骨を作る栄養素で運動後の摂取が効果的といわれています。 膝を痛めた場合に限らず、運動後はたんぱく質を意識した食事を取るのがおすすめです。 たんぱく質は運動によって分解されますが、健康的な食事や十分な睡眠で合成スピードを高められます。 踏み台昇降でひざを痛めない方法まとめ 踏み台昇降は、踏み台の高さや足を下ろす順番を守り、正しい手順で行うと膝・股関節周りの筋肉を効果的に強化できます。 ダイエットやリハビリにも推奨される運動ですが、誤った方法で行うと膝に負担がかかるため注意が必要です。 膝や筋肉の状態に合わせて無理のない範囲で継続すると、痛みの予防や改善につながります。 万が一、踏み台昇降で膝の痛みがひどくなったり、自力でのトレーニングが難しいと感じた場合は、膝の再生医療を検討するのも一つの方法です。 膝の再生医療では、自分の細胞を使って軟骨を修復するため、手術のような大きな負担をかけずに治療が可能です。 ダイエットや運動を行う際は、体に合った方法で無理なく継続していきましょう。
2020.05.31 -
- 変形性股関節症
「変形性股関節症がなかなか治らない」 「手術にはどのような種類がある?」 つらい股関節の痛みにお悩みの方の中には、上記のような不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。 変形性股関節症の治療法の1つに、股関節骨切り術があります。 股関節骨切り術とは、股関節の骨を部分的に切る治療法で、関節の損傷が少ない早期の段階に行われます。 本記事では、変形性股関節症の骨切り術について詳しく解説します。 保存療法を行っても症状の改善がみられない場合は、骨切り術をはじめとした手術による治療も検討しましょう。 なお、変形性股関節症を手術せずに治したい場合、先端医療である再生医療も選択肢の一つとなります。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、「再生医療で実際に行う治療の内容」「再生医療で治療した症例」といった情報を無料でご覧いただけます。 「変形性股関節症を手術せずに治したい」とお考えの方は、ぜひ再生医療についてチェックしてみてください。 股関節骨切り術の種類 はじめに、股関節骨切り術の種類を解説します。 股関節骨切り術には、主に以下の3種類の手術があります。 寛骨臼回転骨切り術 キアリ骨盤骨切り術 大腿骨骨切り術 骨を切ることによって、寛骨および大腿骨頭の接地面を増やしたり、関節軟骨に負荷がかかる部分をずらしたりすることで、関節への負担を軽減させます。 寛骨臼回転骨切り術 寛骨臼回転骨切り術は、骨盤の臼蓋(きゅうがい)と呼ばれる部分を切り、回転させて股関節の形状を矯正する手術です。 股関節は、寛骨臼(骨盤の骨の凹み)に大腿骨頭(太ももの骨の頭部分)がはまり込んでできています。 寛骨臼回転骨切り術では、この寛骨臼の辺縁を丸く切り抜き、外側に少し回転させます。 寛骨臼の形状を変えることで、寛骨臼および大腿骨頭の接地面を増やし、関節軟骨への負荷を分散させる目的があります。 キアリ骨盤骨切り術 キアリ骨盤骨切り術もまた、股関節のすぐ上の骨盤を横に切り、骨盤をずらして固定する手術です。 まず、キアリ骨盤骨切り術では寛骨臼のすぐ上で骨を垂直に切り、寛骨を半分にします。 その下半分を身体の内側に移動させることで、上半分の寛骨が大腿骨頭に覆い被さり、寛骨臼および大腿骨頭の接地面が増加します。 体重がかけられる関節の面積が増えるため、股関節への負荷が軽減し、変形性股関節症の痛みや炎症を抑えられます。 大腿骨骨切り術 大腿骨骨切り術は、その名のとおり大腿骨(太ももの骨)を切る手術です。 以下のとおり、大腿骨骨切り術には、骨を切る部位によってさまざまな術式があります。 術式 内容 大腿骨外反骨切り術 ・大腿骨骨幹部のうち、股関節近くの外側を骨切りする ・大腿骨頭の位置を調整し、損傷した軟骨に体重がかからないようにする 大腿骨内反骨切り術 ・大腿骨骨幹部のうち、股関節近くの内側を骨切りする ・大腿骨頭の位置を調整し、損傷した軟骨に体重がかからないようにする 大腿骨頭回転骨切り術 ・大腿骨頭の根本を骨切りする ・大腿骨頭を前方または後方に回転させ、損傷した軟骨に体重がかからないようにする 大腿骨骨切り術はいずれも大腿骨頭の位置を変え、損傷した軟骨に負荷がかからないようにすることが目的です。 骨切りを行った後は、金属製の板やピンを骨の中に入れて、骨が自然に繋がるまで切った部分を固定します。 股関節骨切り術の入院期間と回復までの期間 手術自体は数時間で終わりますが、その後の入院やリハビリが長いことが股関節骨切り術の特徴です。 股関節骨切り術の主な流れは、以下のとおりです。 入院し骨切り術を受ける 医師の許可が出るまで安静に過ごす 安静指示が解除されたらリハビリを開始する 補助具を使用し、歩行ができるようになったら退院 退院後も外来にてリハビリを行う 入院期間は2か月程度で、働いている方や育児をしている方は、周囲の人の協力が必要になります。 術後のリハビリでは、まずはベッドサイドでの車椅子移乗や、トイレ移動などの生活動作の習得を目指します。 術後3週程度からは、両松葉杖や平行棒などを使用して片足での歩行訓練を行います。 片足歩行が安定してきたら、手術した側の足に体重を乗せる練習を行いますが、両足歩行ができるまでには3か月〜6か月必要です。 退院後もリハビリを継続する必要があり、スポーツや日常生活への復帰までには1年程度かかるため注意しましょう。 股関節骨切り術の術後に考えられる後遺症 股関節骨切り術は、古くから変形性股関節症の治療に用いられる有効な治療法ですが、ごく一部の患者さまで後遺症(合併症)がみられます。 術後に考えられる後遺症は、以下のとおりです。 細菌感染 血栓症 出血 脱臼 切った骨が回復しない 変形性股関節症の進行 再手術 上記の後遺症はあくまで一部のケースに起こるものですが、手術を受ける際は医師と十分に相談したうえで検討しましょう。 股関節骨切り術のメリット 股関節骨切り術には、主に以下の2つのメリットがあります。 関節を温存できる 人工関節よりも術後の制限が少ない 手術を受ける前には、手術によるメリットおよびデメリットの両方をよく理解しておくことが重要です。 関節を温存できる 股関節骨切り術のメリット1つ目は、関節を温存できることです。 自分の関節を残したまま治療できるため、人工関節のような人工物を身体の中に入れることに抵抗がある方でも治療を受けやすいでしょう。 損傷していない関節の組織を取り除かないため、術後も大きな負荷に耐えられます。 人工関節よりも術後の制限が少ない 股関節骨切り術のメリット2つ目は、人工関節よりも術後の制限が少ないことです。 損傷していない関節の組織は取り除かないため、術後に負荷をかけた場合でも、日常生活や運動などに大きな制限はありません。 また、人工関節は細菌感染や血栓症などの合併症を起こすリスクや、15~20年程度の耐用年数があるというデメリットがあります。 感染が起こったり、人工関節が寿命を迎えたりすると、再度手術が必要になります。 人工関節と比較して、股関節骨切り術は術後の制限が少ない点がメリットといえるでしょう。 股関節骨切り術のデメリット 股関節骨切り術にはさまざまなメリットがありますが、デメリットも少なからず存在します。 主なデメリットは、以下の3つです。 術後の回復に時間がかかる可能性 痛みが完全になくならない可能性 再手術が必要になる可能性 メリットだけでなくデメリットも理解した上で、股関節骨切り術を検討しましょう。 術後の回復に時間がかかる可能性 股関節骨切り術のデメリット1つ目は、術後の回復に時間がかかることです。 術後は長期間の入院やリハビリなどが必要なため、日常生活への復帰に時間がかかります。 入院期間は2か月程度で、働き盛りの方や育児をしている方は、気軽に股関節骨切り術を受けることは難しいでしょう。 また、手術をしてから1か月前後は歩行制限があり、骨切りした部分が回復してきたら松葉杖や歩行器をした状態で歩けるようになります。 その後は、少しずつ関節に体重をかけるリハビリを行い、通常3か月〜6か月ほどで松葉杖が取れます。 骨の再生具合によっては、より長期間の入院およびリハビリが必要になることを覚えておきましょう。 痛みが完全になくならない可能性 股関節骨切り術のデメリット2つ目は、痛みが完全になくならない可能性があることです。 骨盤や太ももの骨を切ることで関節を温存できるメリットがある一方で、逆にいえば損傷した軟骨部分をそのまま残しているともいえます。 そのため、術前の状態によっては痛みが完全になくならないケースもあります。 手術前の症状が進行しているほど、術後の痛みも改善しにくいです。 また、年齢が高いほど、術後に変形性股関節症が進行しやすく、痛みが再び現れる可能性があります。 再手術が必要になる可能性 股関節骨切り術のデメリット3つ目は、再手術が必要になる可能性があることです。 骨を切ることで患者さまの股関節を温存する治療法なので、時間の経過とともに関節軟骨が擦り減り、症状が再び現れる可能性があります。 症状が進行すると、人工股関節術などの検討が必要になります。 とくに、術前の病期が進行しているほど、人工股関節に移行しなければならない例が多いです。 変形性股関節症に対して股関節骨切り術を適用する場合、症状の進行具合や年齢、入院期間、リハビリ期間などを考慮して、適切な治療法を選択する必要があります。 股関節骨切り術以外の治療法 ここまで股関節骨切り術について解説してきましたが、変形性股関節症の治療法は股関節骨切り術だけではありません。 以下では、変形性股関節症の治療法を2つ紹介します。 人工関節置換術 再生医療 骨切り術以外の治療法が気になる方は、ぜひ参考にしてください。 人工関節置換術 人工関節置換術は、股関節を人工関節に置き換える手術です。 症状が進行した変形性股関節症にとくに有効で、歩行および運動機能を改善し、健常者とほとんど同じような生活が送れるようになります。 一方、脱臼や細菌感染、血栓症などのリスクがあり、それぞれの発生率は以下のとおりです。 合併症 発生率 脱臼 初回手術:1%〜5% 再手術:5〜15% 細菌感染 初回手術:0.1%〜1% 再手術:初回よりも高い傾向 血栓症 数%〜数十% ※予防の有無や検査方法により差あり ※参考:日本整形外科学会「変形性股関節症 診療ガイドライン(改訂第2版)」 また、人工関節は15年〜20年ほどで寿命を迎えるため、手術時点の年齢によっては再手術が必要になります。 再生医療 再生医療は、患者さま自身の細胞を使って、損傷した組織を再生・修復させる治療法です。 変形性股関節症に用いられる再生医療には、主に「PRP療法」と「幹細胞治療」の2種類があります。 治療法 内容 PRP療法 ・患者さまの血液から血小板を取り出し、濃縮したものを股関節内に注射する治療法 ・血小板の成長因子が軟骨修復を促し、痛みの軽減が期待できる 幹細胞治療 ・患者さまの幹細胞を採取・培養し、数を増やした後に関節内に注射する治療法 ・傷ついた関節軟骨の修復を促し、変形性股関節症の症状を抑える効果が期待できる 再生医療では、患者さま自身の細胞や血液を使用するため、アレルギー反応や拒絶反応などの副作用が起こりにくいというメリットがあります。 当院リペアセルクリニックでは、変形性股関節症に対して再生医療による治療をご提供しています。 https://youtu.be/y2shDiyDGgA?si=xEY_-UUWpDtPQ2a8 >再生医療による股関節の症例はこちら 公式LINEでも、「再生医療で実際に行う治療の内容」「再生医療で治療した症例」を無料で配信しているので、ぜひチェックしてみてください。 股関節の骨切り術の特徴を理解して自分に合った治療を選択しよう 初期の変形性股関節症では、自分の股関節を温存できる「骨切り術」で治療できる場合があります。 骨切り術は、比較的年齢が若く、変形性股関節症の症状が軽度の場合に対象となる治療法です。 人工関節手術や他の治療法のメリット・デメリットを比較して、納得のいく治療法を選択しましょう。 骨切り術による治療の適応外の方や、手術を避けて変形性股関節症を治したい場合は、再生医療による治療も1つの選択肢です。 再生医療は、患者さま自身の細胞を利用して、すり減った軟骨や関節の修復・再生が期待できる先端医療として注目されています。 変形性股関節症を「手術せずに治療したい」という方は、当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。
2020.05.29 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症は、初期は股関節の違和感や痛みが生じ、末期になると日常生活もままならないほどの痛みや関節の変形が見られます。 「変形性股関節症はどのような症状が出るのか」「初期から末期までの症状を知りたい」と思う方も多いのではないでしょうか。 本記事では、変形性股関節症の症状を初期、進行期、末期の病期別に解説します。 また、変形性股関節症のお悩みを早く解消したい方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 \変形性股関節症に有効な再生医療とは/ 再生医療は、すり減った関節軟骨にアプローチできる治療によって、すり減った関節軟骨の改善が期待できます。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 変形性股関節症による痛みに悩まされている 変形性股関節症を手術せずに治療したい 現在の治療では目立った効果が出ていない 「手術しないと治らないと言われた」という方の症状も改善する可能性があるため、手術を避ける選択肢として、ぜひ検討してみてください。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症の症状が改善された患者さまの症例を紹介しています。 https://youtu.be/mUqiNHYW-vk?si=qA0a2OXsDlJcBN9m その他の変形性股関節症に対して実施している再生医療の症例は、こちらで紹介しています。 再生医療の治療法や症例については、当院リペアセルクリニックの公式LINEで発信しているので、併せてご覧ください。 「変形性股関節症」とは 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減って骨が変形する疾患です。悪化すると、常に痛みが生じて日常生活に大きな影響を及ぼします。 主な症状 主な原因 以下では、変形性股関節症の症状や原因を解説します。 主な症状 変形性股関節症の主な症状は、以下のとおりです。 太ももの付け根が痛くなる 足の曲げ伸ばしが困難になる 階段の上り下りが辛くなる 運動時だけでなく安静時にも股関節に痛みが生じる 歩行が困難になる 変形性股関節症を治療せずに放置すると、症状が悪化して歩行が困難になる可能性があります。 足に痛みが生じたら、早期に治療を開始して症状の悪化を防止しましょう。 主な原因 変形性股関節症は、原因がはっきりしていない一次性と、原因がはっきりわかっている二次性に分類されます。 一次性の場合、遺伝やオーバーユース、加齢などの可能性が考えられますが、はっきりと原因を特定できません。 二次性の変形性股関節症の場合、股関節の形成不全など原因が明らかです。 日本国内では、形成不全によって変形性股関節症を発症する方が80%※を占めます。女性の方が股関節形成不全の方が多い傾向にあります。 ※参考:公益財団法人運動器の健康・日本協会「疾患ナビ」 変形性股関節症の症状【病期別】 変形性股関節症の症状について、病期別に解説します。 初期症状 進行期症状 末期症状 病期によって症状が大きく異なりますので、ご自身の症状をチェックしてください。 初期症状 変形性股関節症の主な初期症状は、以下のとおりです。 股関節の違和感、こわばり 長時間の立位、歩行の後に痛みが増強する 股関節の動きがスムーズにできない 股関節からゴキゴキ、ゴリゴリ音がする 変形性股関節症の初期は、寛骨臼と大腿骨頭の隙間がやや狭くなり、上記のような症状が見られます。 休むと痛みが落ち着くことが多く、自己判断で放置してしまうケースも少なくありません。 変形性股関節症は、早期に治療を開始することが重要なので、違和感がある方は早期に医療機関を受診しましょう。 進行期症状 変形性股関節症の主な進行期症状は、以下のとおりです。 安静時にも痛みがある 歩行時の痛みが強くなる 正座、しゃがむ、靴下を履くなどの動作が困難になる 変形性股関節症の進行期症状は、寛骨臼と大腿骨頭の隙間がさらに狭くなり、関節のすり減りも進行している状態です。 足の痛みが強くなり、足を引きずりながら歩くようになるケースもあります。 また、症状が進行すると、関節のすり減りによって左右の足の長さが変化する可能性があります。 末期症状 変形性股関節症の主な末期症状は、以下のとおりです。 可動域が制限される 足の付け根が伸びなくなる 歩行が困難になる 末期の変形性股関節症では、股関節の軟骨がほとんど失われ、骨が直接こすれ合うようになることで強い痛みを伴います。 関節の温存が困難な場合や高齢の患者さまの場合、人工股関節置換術が標準的な治療として推奨されます。 痛みで日常生活を送るのも困難になり、QOL(生活の質)が著しく低下する可能性があります。 変形性股関節症のセルフチェック方法 変形性股関節症の初期症状には大きな特徴があります。 股関節の違和感に注意 初期の痛みの特徴 日常生活へのサインを確認 ご自身の症状と比較し、変形性股関節症の可能性があるか確認してください。 股関節の違和感に注意 変形性股関節症をセルフチェックするには、股関節の違和感やだるさ、突っ張り感がないか確認しましょう。 とくに、立ち上がるときや歩き始めに股関節に違和感があるケースが多いです。 股関節がコキコキと音が鳴るケースも見られます。 痛みがない場合は放置してしまう方も多いですが、初期のうちに医師に相談して早期に治療を受けましょう。 初期の痛みの特徴 初期の変形性股関節症の痛みの特徴として、長時間歩行時の痛み、動き始めの痛みなどが挙げられます。 足の付け根が痛むケースが多いですが、太ももの前面・外側、お尻、膝への放散痛が生じることも多いです。 初期は鈍痛や軽い痛みですが、進行すると鋭い痛みや我慢できないほどの痛みになる可能性があります。 初期症状には特徴がありますが、一時的な症状のため見逃されやすいため、変形性股関節症が疑われる場合は医療機関を受診しましょう。 日常生活へのサインを確認 変形性股関節症には、以下のような日常生活へのサインがあります。 靴下を履くときに痛みがあって足を開けない 痛みが原因で正座ができない 階段の上り下りがつらい 股関節が痛くて寝返りできない 年齢が原因と考える方も多いですが、股関節に痛みがある場合は医療機関を受診しましょう。 手術や人工股関節を避けるためにも、適切な治療を受けることが大切です。 変形性股関節症の治療法 変形性股関節症に有効な治療法は、主に3つあります。 保存療法 手術療法 再生医療 それぞれの治療法について詳しく解説します。 保存療法 保存療法では、主に以下の治療が行われます。 薬物療法 運動療法 温熱療法 薬物療法では、外用薬や湿布によって痛みを緩和することが目的です。軟骨の再生や変形の修復は困難なため、根治を目指す治療法としては効果が期待できません。 運動療法は、専門家の指導のもとで筋力トレーニングや訓練を行い、股関節周辺の筋肉を鍛えます。また、股関節への負担が軽い水中ウォーキングも効果が期待できます。 温熱療法は身体を温めることで、股関節周囲の血行を良くして痛みの緩和を目指す治療法です。 変形性股関節症の痛みによって日常生活に支障をきたしている場合は、リハビリテーションを行い、股関節の負担を軽減しましょう。 手術療法 手術療法は、主に2種類の手術が行われます。 骨切り術 人工股関節置換術 骨切り術は、自身の関節を残して大腿骨や股関節の一部を切除する手術法です。股関節の変形が初期で軟骨が残っている場合や、若年層の患者さまに適用されるケースが多いです。 関節の形を変えることで負担が軽減される可能性があります。 股関節の変形や軟骨のすり減りが進行している場合は、人工股関節置換術が行われる可能性があります。 人工股関節置換術を受けると痛みが改善され、股関節の動きがスムーズになったり歩行の安定性が向上します。術後はリハビリを十分に行えば、仕事やスポーツ活動への復帰が見込めます。 再生医療 再生医療は、患者さまから幹細胞を採取・培養し、数を増やした後に股関節に注射する治療法です。 すり減ってしまった関節軟骨の再生・修復により痛みの緩和が期待でき、変形性股関節症の根本的な治療につながる可能性があります。 手術や入院などもなく、早期に日常生活に戻れるため注目されている治療法です。 変形性股関節症の痛みにお悩みの方や人工股関節を避けたい方は、再生医療による治療を検討しましょう。 >>変形性股関節症に対する再生医療の症例はこちら 変形性股関節症の症状が現れたら早期治療が重要 変形性股関節症は初期の場合、一時的な症状が多いため放置してしまうケースが多いです。 チェックリストで該当項目がある方は、早めに医療機関を受診しましょう。 軟骨のすり減りや骨の変形が進んでしまうと、手術を避けられなくなってしまう場合もあるため、早期の治療開始が望まれます。 変形性股関節症の症状にお悩みの方や人工関節置換術を回避したい方は、再生医療という選択肢もあります。 再生医療による治療は患者さま自身の血液や幹細胞を使用するため、アレルギーや拒絶反応などの副作用リスクが低く、股関節の痛みの軽減にも期待できます。 再生医療をご検討の方は、当院リペアセルクリニックへご相談ください。
2020.05.27 -
- 変形性股関節症
- 股関節
「変形性股関節症を手術しないで治す方法はある?」「変形性股関節症の手術や人工関節は避けたい」 上記のような疑問や不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 変形性股関節症の症状で日常生活に支障が出ている場合、早期に治療したいけれど手術や人工関節は避けたいという方も少なくありません。 結論、進行状況によっては手術せずに変形性股関節症を治せる可能性があります。 本記事では、変形性股関節症を手術せずに治す方法や、手術が必要な症状について詳しく解説します。 変形性股関節症で手術を検討すべき症状や基準も解説しているため、ご自身の症状が手術せずに治療できるのか判断する参考にしてください。 また、変形性股関節症を手術せずに治療したい方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、損傷した関節軟骨の再生・修復を促す医療技術です。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介しています。 併せて参考にしてください。 >>その他の当院の股関節に対する再生医療の症例はこちら 具体的な治療法は、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行なっているので、ぜひご相談ください。 変形性股関節症を手術しないで治す方法 変形性股関節症を手術しないで治す方法は、以下の3つです。 物理療法 運動療法 薬物療法 変形性股関節症は骨盤と大腿骨(足の骨)との間の軟骨の擦り減りが原因です。擦り減った軟骨は、自然には再生しません。 そのため、痛みや症状を緩和する治療が中心です。 物理療法 物理療法は、温熱や電気などの物理的な刺激を利用して痛みの緩和を図る治療法です。一般的に、運動療法と併せて行われます。 具体的には、マッサージや電気刺激、温めるなどの方法があります。 炎症を起こしている場合は、温熱療法を行うとかえって症状が悪化する場合があるため、医師の指示を仰ぎながら治療を受けてください。 運動療法 変形性股関節症の症状を手術せずに緩和する方法に、運動療法があります。 運動を行うことで、関節の位置矯正や筋肉の柔軟性が向上し、症状を緩和できる可能性があります。筋力トレーニングやストレッチなどを無理のない範囲で行いましょう。 運動療法は正しい方法で行わなければ、症状が悪化するリスクもあるため注意が必要です。 薬物療法 変形性股関節症は薬物療法によって、症状の緩和が期待できます。 内服薬や外用薬、座薬などの抗炎症薬は、急性炎症による痛みの緩和が期待できます。 しかし、薬物療法による痛みの緩和は対症療法であり、変形性股関節症の進行を止めたり根本的に治したりするものではありません。 変形性股関節症のステージや症状によって合う薬も異なるため、医師へ相談して適切な治療を受けましょう。 変形性股関節症を手術しないで治せるかどうかはステージで異なる 変形性股関節症は、ステージ(病期)によって治療方法が異なります。 以下のポイントを押さえて、ご自身に合った治療方法を検討しましょう。 初期と進行期は「保存療法」 末期・重症化の場合は「手術療法」 変形性股関節症が悪化しないように、正しい時期に適切な治療を受けましょう。 初期と進行期は「保存療法」 変形性股関節症の初期と進行期は、保存療法(手術をしない治療法)を中心とした治療を行うのが基本です。 初期症状として、動作時に股関節に痛みを感じることが多いです。病期が進行していくにつれて、動作時だけでなく常に痛くなる「持続痛」や夜間の痛み「夜間痛」も出てくる場合があります。 手術を回避して治療を行うためには、保存療法に加えて日常生活の改善も重要です。股関節にできるだけ負担をかけないように、体の使い方を意識して動きましょう。 軽症のうちに治療を開始すれば、症状の悪化を防ぎ、手術療法が必要となるリスクを軽減できます。 末期・重症化の場合は「手術療法」 変形性股関節症が重症化、または末期になった場合、手術療法による治療を検討します。 手術療法は、保存療法を行っても改善しない場合に選択肢となる治療法の一つです。 手術には主に、骨盤や大腿骨の骨を切って関節面を調整する「骨切り術」と関節を人工関節に入れ替える「人工股関節術」があります。 変形性股関節症の末期状態に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。 変形性股関節症で手術すべきか判断する基準 変形性股関節症で手術すべきか判断する基準は、主に4つあります。 症状・変形の進行度合い 年齢 健康状態 生活状況 症状や変形の度合いはもちろん、健康状態や生活状況も手術に関わります。 症状・変形の進行度合い 以下の症状がある場合、変形性股関節症の手術が検討されます。 眠れないほどの痛みがある 歩行が困難 保存療法が効かない 安静時にも痛みがある 痛みが理由で外出を断念するなど、生活の質が著しく低下している 変形性股関節症は、問診や診察、レントゲンの結果をもとに手術を行うか判断します。 股関節の変形が進んでいる場合は手術が行われる可能性があります。 年齢 変形性股関節症の手術に年齢制限はありませんが、年齢によって検討される手術方法が異なる場合があります。 若年者:骨切り術 高齢者:人工股関節置換術 若年者の場合は、人工関節置換術ではなく関節を温存する骨切り術が行われるケースが多いです。 これは、人工股関節の耐用年数が一般的に20年前後であり、若い時期に人工関節置換術を行うと、将来的に再手術(人工関節の入れ替え)が必要になる可能性が高いためです。 近年では、人工関節の耐久性が向上したことで若年者でも人工股関節置換術が行われるケースもありますが、一般的には関節を温存できる手術が行われます。 高齢者の場合は、人工股関節置換術が行われる症例が多いです。 健康状態 変形性股関節症の手術を行うか判断するには、健康状態も重要です。 ほかに持病がある、手術に耐えられる体力がないなどの場合は、手術を行えない可能性があります。 ご自身が手術を行える健康状態なのか、医師と相談のうえ手術を検討してください。 生活状況 患者さまの生活状況も、手術を行うかどうかの判断に関わります。 寝たきりなどで足の筋力が著しく落ちている場合は、手術後のリハビリが困難なため、手術を行えないケースがあります。 一方で、痛みのために外出や趣味を諦めざるを得ない状況の場合は、手術による症状改善を検討します。 日常生活への影響の大きさも、手術を決断する重要な判断材料の一つです。 変形性股関節症を手術しないで治す再生医療とは 手術なしで変形性股関節症を治療する方法として、再生医療が注目されています。 変形性股関節症の治療法にお悩みの方に向けて、以下の2つを解説します。 再生医療による治療法 当院リペアセルクリニックの特徴 変形性股関節症の方は、軽症のうちから治療を開始し、症状の進行を抑えることが大切です。 再生医療について理解を深めて、治療法の一つとしてご検討ください。 再生医療による治療法 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した関節軟骨の再生・修復を促す治療法です。 患者さまご自身の細胞を利用するため、拒否反応やアレルギーなどの副作用リスクが少ない治療法として注目されています。 また、手術や入院の必要がないので、手術を避けたい方や事情があって入院できない方も治療を受けやすいのが特徴です。 体への負担が小さく、基礎疾患がある患者さまや高齢の患者さまも再生医療を検討できます。 当院リペアセルクリニックの特徴 当院リペアセルクリニックの再生医療の特徴について紹介します。 関節内に直接幹細胞を注射できる 独自の培養技術により幹細胞の生存率が高い 採取する脂肪は米粒3粒程度で体の負担が少ない 当院リペアセルクリニックでは特殊な針やレントゲン装置を使用し、従来では難しかった股関節内の損傷部位に直接幹細胞を注入できます。 また、独自の培養技術により、幹細胞を冷凍せずに培養するため、生存率・活動率が高い点も特徴です。 以下のページでは、実際に当院の再生医療で変形性股関節症を治療した症例を紹介しています。 再生医療による治療をご検討の方は、ぜひご覧ください。 >股関節の疾患に対する再生医療の症例はこちら 変形性股関節症を手術しないで治すなら再生医療をご検討ください 変形性股関節症は初期や進行期の場合は保存療法を中心に治療されますが、重症・末期の症状の場合は手術も検討されます。 また「手術を避けたい」とお考えの方には、再生医療という選択肢があります。 変形性股関節症に対する再生医療は、擦り減った関節軟骨の再生に必要な軟骨の土台「軟骨下骨」を整える治療法です。患者さま自身の脂肪から採取した幹細胞を培養し、患部に投与します。 治療方法の選択にあたっては、安全性や効果を重視しながら、医師と十分に相談することが大切です。 再生医療を含め、変形性股関節症の治療方法について詳しく知りたい方は、ぜひ再生医療専門クリニックである当院「リペアセルクリニック」へお問い合わせください。
2020.05.13 -
- 股関節
- 変形性股関節症
生物学的製剤による関節リウマチの治療を始めて効果を実感している方の中には、治療期間や中止のタイミングに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 特に症状が落ち着いてきた時期には、治療継続の必要性や経済的な負担について悩まれることも少なくありません。 本記事では、生物学的製剤の適切な治療期間や、治療を継続する重要性について詳しく解説します。 関節リウマチの生物学的製剤はいつまで続くの? 生物学的製剤を使用したリウマチの治療は高い効果が期待できるものの、どれくらいの期間、継続する必要があるのでしょうか。 以下の項目について詳しく解説します。 厳密な接種期間は定められていない 1年以上の接種が望ましいとされている 薬の減量や休薬はできる? 実は、いつまで継続するべきか、明確には定まっていないのが現状です。 そして、仮に生物学的製剤を使用していて症状が安定していたとしてもすぐに中止せずに少なくとも1年くらいは継続するべきと言われています。 生物学的製剤による治療を受けて短期間で効果があったとしても自己判断で治療を止めるべきではありません。 厳密な接種期間は定められていない 関節リウマチの症状や進行状況は患者さまによって大きく異なるため、生物学的製剤の投与期間について明確な基準は設けられていません。 治療効果や副作用の有無、患者さまの状態などを総合的に判断しながら、主治医が個別に投与期間を決定していきます。 そのため、他の患者さまの治療期間を参考にすることはできず、自分の状態に合わせた治療計画に従うことが重要です。 1年以上の接種が望ましいとされている 生物学的製剤による治療では、症状が改善してきても最低1年間は継続することが推奨されています。 生物学的製剤を中止した場合、2年以内に56%※もの患者さまで症状が再燃することがわかっています。 ※出典:東邦大学「『関節リウマチ患者の生物学的製剤投与中止後の再燃を予測』~血液中バイオマーカーの組み合わせが最も有用~」 再燃のリスクを考慮すると、十分な期間の治療継続が重要です。 なお、治療の継続や中止については、血液検査などの結果も考慮しながら、主治医と相談のうえで慎重に判断する必要があります。 薬の減量や休薬はできる? 症状が安定している場合、主治医の判断のもと投与量を減らしたり、投与間隔を延ばしたりする方法を検討することは可能です。 ただし、これは必ず医師の指示に従って慎重に行う必要があります。 自己判断での減量や休薬は、症状の悪化を招く可能性が高く危険です。 減量や休薬を検討する場合は、定期的な経過観察を行いながら、慎重に進めていくことが重要です。 関節リウマチ治療の生物学的製剤の使用期間は長くなるほど費用がかさむ 生物学的製剤は関節リウマチ治療において高い効果を発揮する一方で、経済的な負担が大きいことが課題となっています。 3割負担の場合でも毎月1万5千円から3万円の自己負担が必要となり、継続的な治療費用は患者さまにとって大きな負担となります。 このような経済的負担から、症状が安定した患者さまの中には投与中止を希望するケースもあります。 ただし、投与中止後2年以内に56%の患者さまで症状が再燃することがわかっており、休薬の判断は慎重に行う必要があります。 医療費の負担軽減については、高額療養費制度や各種医療費助成制度の活用を検討することをおすすめします。 関節リウマチの主な治療法は?根本的な治療が期待できる再生医療について 関節リウマチの主な治療法には、以下のようなものがあります。 薬物療法 手術療法 再生医療 それぞれの治療法について解説します。 薬物療法 薬物療法は関節リウマチ治療の基本となる治療法です。 抗リウマチ薬(DMARDs)、生物学的製剤、JAK阻害薬などが使用され、炎症を抑制し関節破壊の進行を防ぐことを目的としています。 特に早期からの治療開始が推奨され、メトトレキサートを中心とした従来型抗リウマチ薬による治療が第一選択とされています。 効果が不十分な場合は、主治医との相談のもと、生物学的製剤やJAK阻害薬の使用が検討されることがあります。 手術療法 手術療法は、薬物療法では十分な効果が得られない場合や、関節の変形や破壊が進行した場合に検討される治療法の一つです。 主な手術方法には、人工関節置換術、関節形成術、関節固定術などがあります。手術の種類や方法は、症状や状態によって個別に検討されます。 手術後は、医師の指導のもとでリハビリテーションを行い、段階的に日常生活への復帰を目指します。 再生医療 再生医療では、主に幹細胞治療とPRP療法があります。 幹細胞治療は、患者さまの幹細胞を採取・培養して投与する治療法です。 幹細胞は体内の様々な種類の細胞に変化する能力があり、損傷部位に投与すると、必要とされる特定の細胞の種類へと変化するのが特徴です。 また、PRP療法では患者さま自身の血液を採取して、血小板を濃縮した後に投与します。血小板には成長因子を放出する働きがあります。 以下のページでは、実際に当院の再生医療で関節リウマチが改善した症例を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。 >関節リウマチに対する再生医療の症例はこちら 再生医療について興味がある方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。 まとめ・関節リウマチ治療で効果を期待できる生物学的製剤の治療期間と費用 生物学的製剤による治療は一般的に長期間継続することになります。 また、費用も高額になるため計画的に治療を受けるかどうかを判断し、必要に応じて高額療養費制度などを活用すると良いでしょう。 生物学的製剤による治療を検討している人は、費用面も含めて医師に相談して計画を立てる必要があります。 関節リウマチの治療方法には、薬物療法、手術療法の他に再生医療も選択肢のひとつです。 再生医療をご検討の際は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」へお問い合わせください。
2020.03.17 -
- 股関節
- 変形性股関節症
- 再生治療
変形性股関節症と診断されて「手術が必要」と言われたものの、「本当に今が手術のタイミングなのか」「もう少し様子を見てもよいのではないか」と迷われている方も多いのではないでしょうか。 変形性股関節症の手術は人工関節への置き換えが一般的ですが、一度手術を行うと元に戻すことはできません。 そのため、適切なタイミングで判断することが重要です。 この記事では、変形性股関節症の手術を受けるべきタイミングの判断基準や手術のメリット・デメリット、手術以外の治療選択肢について解説します。 手術に不安を感じている方や、より負担の少ない治療法をお探しの方は、ぜひ最後まで読んで適切な治療選択ができるように参考にしてください。 また、変形性股関節症に対しては、再生医療という治療選択肢もあります。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介してますので、 併せて参考にしてください。 >>その他の変形性股関節症に対する再生医療の症例はこちら 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでも情報を発信しているので、ぜひご覧ください。 【結論】変形性股関節症の手術タイミングは症状や生活に合わせて判断 変形性股関節症のステージは前期・初期・進行期・末期の4段階ですが、手術を受ける明確なタイミングは存在しません。 股関節の状態が末期であっても、激しい痛みや生活への支障がなければ、保存療法(薬物療法など)で経過をみる場合があります。 一方で、変形性股関節症の前期や初期でも、患者さまが激しい痛みを訴えている場合は、手術の検討が必要です。 変形性股関節症の各ステージと、患者さま一人ひとりの症状は必ずしも一致しないため、手術は「必要性があるかどうか」で判断されます。 変形性股関節症における手術のタイミングを決めるポイント 変形性股関節症の手術を受ける場合、後悔しないための判断が必要です。 手術のタイミングを決める際には、以下の3つのポイントを考慮して決めます。 痛みの強さと日常生活への支障を考慮する 関節の変形度と画像診断の進行度を確認する 生活の質(QOL)や今後の人生設計を考慮する これらの正しい知識を身につけて、適切な治療を選択しましょう。 痛みの強さと日常生活への支障を考慮する 変形性股関節症の手術を受けるかどうかは、痛みの強さや日常生活への支障の程度を考慮して決めましょう。 初期段階で痛みが限定的かつ仕事や日常生活に支障がなければ、保存療法で経過をみるのも一つの選択です。 しかし、以下のような強い痛みが続く場合は、手術を検討するタイミングといえます。 夜眠れないほど痛い 歩くのがつらいほど強い痛み 安静にしていても痛みが続く 痛み止めが効かない これらに該当して、日々の生活で「辛い」と感じている場合は、医師に手術を相談してみましょう。 関節の変形度と画像診断の進行度を確認する 変形性股関節症の治療において、手術のタイミングを決める際は、関節の変形の程度が判断材料になります。 股関節の変形は進行期にあらわれるケースが多く、以下の画像検査で判定可能です。 検査の種類 検査できる症状 レントゲン検査 股関節の変形・骨棘の形成・関節の隙間 CT検査 股関節の変形・骨棘の詳細な形状・関節の隙間(レントゲンで分からない部分) MRI検査 軟骨のすり減り・靭帯などの損傷・炎症の有無 骨の出っ張りを骨棘(こつきょく)といい、股関節の痛みや可動域制限を引き起こす原因となります。 歩行時のバランスも不安定にさせるため、骨棘が形成されている場合は、手術を選択肢に入れるタイミングです。 なお、軟骨や靭帯はレントゲン画像に写らないため、画像診断を受ける際には、CTやMRI検査ができるかどうか、事前に確認しておきましょう。 生活の質(QOL)や今後の人生設計を考慮する 変形性股関節症の手術を受ける際は、生活の質や今後の人生設計も考える必要があります。 「仕事を休めない」「手術が不安」などの理由で痛みを我慢すると、日常生活や趣味・スポーツなどの動作が制限されます。 変形性股関節症の痛みは歩行にも影響するため、毎日の通勤を苦痛に感じてしまう恐れもあります。 また、日本人は平均寿命が伸びているので、働き盛り(40〜60代など)で変形性股関節症になった場合は、痛みを伴う人生が何十年も続きます。 少しでも早いタイミングで手術を受け、今後の不安を取り除くなど、人生設計も考えておくとよいでしょう。 変形性股関節症の手術を行うタイミングが早い場合のデメリット 変形性股関節症の手術として行われる人工股関節置換術は、股関節の損傷部分を取り除き、人工の関節に置き換える手術です。 しかし、手術のタイミングが早すぎる場合にはデメリットもあります。 人工関節の寿命を短くする可能性がある 手術には合併症などのリスクも伴う 手術を検討する際は、これらのリスクも十分に理解しておきましょう。 人工関節の寿命を短くする可能性がある 人工関節が使用できるのは20年~30年ほどが目安です。 若いうちに人工関節にすると、数十年後に再度手術が必要になる可能性が高くなります。 とくに40代や50代で手術を受けた場合、70代や80代でもう一度手術を受けなければならない可能性があります。 再手術は初回の手術よりも技術的に困難で合併症のリスクも高くなるため、症状が軽い場合は様子を見ることも検討しましょう。 手術には合併症などのリスクも伴う 人工関節手術には、感染症や合併症のリスクがあります。 とくに免疫機能が低下している場合、手術後に感染症を引き起こすと重篤になる可能性があり、傷の治りが悪くなって再手術が必要になる恐れもあります。 感染症の確率を0%にすることはできないため、事前に十分な検査が必要です。 手術を検討する際は、これらのリスクと現在の症状を比較検討して判断しましょう。 変形性股関節症の手術後の生活 人工股関節置換術を受けた後の生活も手術を受けるかどうかの判断材料になります。 痛みの大幅な軽減が期待できる 手術後はリハビリが必要になる 股関節に負担がかかる動作は避ける必要がある 手術後の生活イメージを持ち、より適切な治療を選択してください。 痛みの大幅な軽減が期待できる 人工股関節置換術の最大のメリットは、股関節の痛みが大幅に軽減されることです。 手術前に歩行時や安静時に感じていた痛みがほとんどなくなり、生活の質が大きく向上します。 多くの患者さまが「手術を受けてよかった」と感じる理由は、この痛みの軽減効果です。 また、股関節の可動域も改善されるため、これまで痛みで制限されていた動作ができるようになることが期待できます。 手術後はリハビリが必要になる 人工股関節手術後は、約2〜3週間の入院期間とその後の継続的なリハビリが必要です。 手術翌日から理学療法士の指導のもと、段階的にリハビリを開始します。 最初はベッド上での運動から始め、徐々に立ち上がり、歩行訓練へと進んでいきます。 退院後も外来でのリハビリを継続していきますが、完全に日常生活に戻るまでは3〜6カ月程度かかります。 この期間は、仕事や家事など日常生活への影響も大きいため、あらかじめ回復に必要な時間を見据え、無理のない生活設計を立てておくことが大切です。 股関節に負担がかかる動作は避ける必要がある 人工股関節手術後は、股関節に負担がかかる動作や姿勢を避ける必要があります。 あぐらや横座りなどを避ける ズボンや靴下を履くときは椅子に腰掛ける 過度な運動やスポーツを避ける 重いものを持たないようにする 入浴時は膝を大きく曲げないようにする 転倒を防ぐための生活環境を整える 適度な運動は股関節周りの筋肉を鍛えることにつながりますが、過度な運動は股関節の脱臼やゆるみを起こしてしまう可能性があります。 水泳やウォーキングなどの軽い運動は可能ですが、野球やサッカーなどの激しいスポーツは控えた方がよいでしょう。 変形性股関節症の手術を避けたい方は再生医療も選択肢の一つ 変形性股関節症の治療には、手術の他に再生医療という選択肢もあります。 再生医療とは、幹細胞を投与してすり減った軟骨などの回復に働きかける治療方法です。 手術による治療方法ではないため、皮膚の切開や入院を必要としません。 再生医療について詳しくは、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで情報を発信しています。 症例紹介や簡易オンライン診断も行っているので、ぜひ一度チェックしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 変形性股関節症の手術を受けるタイミングは医師と相談して決めよう 変形性股関節症を治療する場合、手術を受けるタイミングは必ず医師と相談して決めることが大切です。 手術のタイミングや必要性は総合的に判断されるため、医師による問診・触診や、画像検査などが必要です。 定期的に通院し、医師に患部の状態をチェックしてもらい、相談の上で手術のタイミングを決めましょう。 ただし、手術には感染症などのリスクがあるほか、人工股関節置換術は入院やリハビリを伴うため歩けるようになるまで時間がかかります。 手術のリスクを回避したい方や、仕事復帰への時間をかけたくない方は、再生医療を選択肢に入れてみましょう。 再生医療は手術や入院の必要がなく、体にかかる負担も軽いため、高齢者も治療が受けられます。 変形性股関節症に対する再生医療について相談したい方は、お気軽に当院「リペアセルクリニック」へお問い合わせください。
2020.03.10 -
- 再生治療
- 変形性股関節症
- 股関節
変形性股関節症を発症したら仕事を辞めるべき?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 身体を使う仕事は、股関節に大きな負荷がかかりやすく、仕事を続けることで重症化するリスクがあります。 変形性股関節症は重症化すれば働くことが困難になり、結果的に「仕事を辞めなければいけない」ということにもなりかねません。 本記事では、変形性股関節症の症状や治療法、仕事を辞めても復職できる人の特徴を詳しく解説します。 変形性股関節症で仕事を辞めても、しっかりと治療を行えば復職できる可能性があります。 変形性股関節症の症状が出たら早めに治療を開始し、仕事への早期復帰を目指しましょう。 変形性股関節症とは? 変形性股関節症とは、身体を支えたり動かしたりする役割を担う股関節の軟骨が擦り減り、痛みが出現する疾患です。 中高年以上の女性に好発する疾患ですが、小児期の発育性股関節形成不全が原因となる場合もあり、若い方でも発症する可能性があります。 変形性股関節症は進行性の病気のため、軽症のうちに治療を開始し、症状の悪化を防ぎましょう。 変形性股関節症の原因 変形性股関節症の原因は、先天性のものから後天的なものまで多岐にわたり、それぞれが股関節に負担をかけたり軟骨を損傷する原因となります。 変形性股関節症の原因の多くは股関節の形成不全ですが、加齢による身体の変化やケガによる股関節の変形も発症原因であるため、年齢問わず注意が必要です。 変形性股関節症の症状 変形性股関節症では、股関節の軟骨が擦り減ることで、日常生活のさまざまな動作に支障をきたします。 変形性股関節症の症状は、以下のとおりです。 変形性股関節症の初期は、太ももの付け根やおしりなどに違和感や痛みが出現します。 症状を治療せずに放置していると、変形性股関節症が悪化していき、歩行が困難になったり、安静時にも痛みが出現したりします。 変形性股関節症の症状は日常生活に支障をきたす恐れがあるため、早期から治療を開始するのが大切です。 変形性股関節症の診断方法 変形性股関節症は、問診や診察、単純X線(レントゲン)写真で診断します。 正常な股関節 骨盤と大腿骨の間にすき間がある 大腿骨の関節部分は丸い形をしており、上部は骨盤に覆われている 変形性股関節症 骨盤と大腿骨のすき間が狭くなる 骨盤に覆われている面積が狭くなっている 軟骨下骨が硬くなる 症状が進行すると、関節周囲にトゲのような骨組織や骨嚢胞(こつのうほう)と呼ばれる骨の空洞ができる 変形性股関節症になると、股関節の可動域も制限される可能性があります。 変形性股関節症で仕事を辞める選択肢を取る理由とは? 変形性股関節症で仕事を辞める選択肢を取る人が多い理由は、仕事や作業が股関節へ与える負担が大きいからです。 立ち仕事の方やしゃがんだり、中腰での作業が多い方は、変形性股関節症を発症するリスクが高まるだけでなく、症状を悪化させる可能性もあります。 また、デスクワークなど長時間座りっぱなしになりやすい仕事も、股関節への負担が大きいです。 そのため、仕事を辞めて治療やリハビリに専念することを選択する方もいます。 仕事を辞めるべきか考える際は、症状の程度や治療の見通し、職場の理解やサポート体制など、さまざまな要素を検討することが重要です。 まずは医師と相談し、適切な治療を受けつつ、自分に合った働き方を模索しましょう。 変形性股関節症を治療する方法 変形性股関節症の治療方法は、以下の4つがあります。 変形性股関節症は症状の程度に応じて治療法が異なります。 早期に医療機関を受診して適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎながら日常生活や仕事を続ける道が見えてくるかもしれません。 薬物療法 変形性股関節症の治療法の1つは、薬物療法です。変形性股関節症の薬物療法では、内服薬や外用薬、坐薬などの鎮痛剤を使用し、炎症や痛みのコントロールを行います。 鎮痛剤を使っても痛みのコントロールが難しい場合は、薬の種類を変更したり、ほかの治療法を検討したりします。 運動療法 変形性股関節症の症状を軽減する治療法に、運動療法があります。 股関節は骨盤と大腿骨で構成されるため、周りの筋肉を鍛えて力をつけたり、股関節の柔軟性を高めることで、症状の改善や進行を遅らせる可能性が高まります。 変形性股関節症の方は、無理のない範囲で以下の動きを行いましょう。 股関節周りの筋肉は、足を動かすことで鍛えられます。足を前に出す動作は、膝を伸ばして行うとより強い負荷で運動できます。 トレーニングをする際は転倒や上半身のブレをなくすために、手すりを使用しましょう。 手術療法 変形性股関節症が進行し、薬物療法や運動療法で疼痛のコントロールが難しいときは、手術療法が検討される場合もあります。 初期の段階では骨同士がぶつからないように、骨の一部を切り取る術式が一般的です。 関節の変形が進んでいる進行期や末期は、人工股関節置換術という手術で擦り減った関節を人工関節に置き換えます。 術後は痛みが著しく緩和しますが、仕事に復帰するには、しっかりとリハビリを行う必要があります。 再生医療 再生医療は、痛みの緩和が見込めるだけでなく、擦り減った関節軟骨の修復も期待できます。 痛みを我慢しながら仕事を続けるのは大変なことです。 手術となると入院のために仕事を休む必要があり、術後も復帰までに時間がかかる可能性があります。 再生医療は患者さま自身の幹細胞を股関節に注入し、傷ついた軟骨の再生を促す治療法で、入院や手術が不要です。 変形性股関節症の痛みにお悩みの方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。 変形性股関節症で仕事を辞めても復職できる人の特徴 変形性股関節症で仕事を辞めても復職できる人は、以下の3つの特徴があります。 変形性股関節症は、股関節への負担が大きいと症状が悪化する恐れがあります。 症状が落ち着くまで安静にしていたり、治療期間が長引いたりしている場合は、股関節周辺の筋力が低下してちょっとした動作でも負荷がかかりやすくなってしまいます。 症状の程度に合わせて適切な治療を受け、無理のない範囲で仕事への復帰を目指すことが大切です。 復職後の業務内容が肉体労働ではない 変形性股関節症で仕事を辞めても、適切な治療を受け、復職後の業務内容が肉体労働でない場合は、仕事に復帰できる可能性が高いです。 座り仕事や事務仕事などのデスクワークであれば、変形性股関節症の症状が出現していても無理なく仕事を続けられるでしょう。 しかし、業務内容が肉体労働であっても職場復帰できないわけではありません。 肉体労働は股関節への負荷が大きいため、職場復帰する場合は変形性股関節症が悪化や再発しないように注意しながら仕事しましょう。 リハビリ期間が長く筋力もついている 変形性股関節症のリハビリ期間が長く、筋力もついている場合は、辞めていた仕事にも復帰できる可能性があります。 変形性股関節症のリハビリでは、仕事や日常生活での動きを想定して、股関節への負担が少ない動き方を練習します。 リハビリ期間が長ければ、日常生活動作で使用する部位の筋力を効率良く上げられ、復職した際も股関節への負担が少なく身体を動かせるでしょう。 再生医療による治療を受けている 変形性股関節症で仕事を辞めても、再生医療による治療を受けていれば、復職できる可能性があります。 再生医療は入院や手術を必要としない治療法で、治療期間の短縮を目指せるのがメリットです。 >>変形性股関節症に対する再生医療の症例はこちら 再生医療は手術の場合と異なり、長期間の入院がないため、早期の職場復帰が見込めます。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介していますので、 併せて参考にしてください。 【まとめ】変形性股関節症で仕事を辞めても職場復帰できる 変形性股関節症で仕事を辞めても、職場復帰できる可能性はあります。 変形性股関節症は症状が進行するにつれ、関節が擦り減り痛みが増強する疾患です。 立ち仕事や重い物を持つ仕事に就いている方は、変形性股関節症の症状が悪化しやすいため注意が必要です。 「痛みがつらいけれど手術や入院のために休みがとれない」「手術は避けたい」という方は、痛みの緩和が期待できる再生医療を検討しましょう。 再生医療による治療は、身体への負担が少ないだけでなく、職場への早期復帰も見込めます。 変形性股関節症の治療に再生医療をお考えの方は、まずはお気軽に当院(リペアセルクリニック)までご相談ください。
2019.11.29 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症の患者さんを看護する際は、股関節への負担を減らせるよう、日常生活を工夫することが大切です。 股関節の軟骨が擦り減り、骨の変形を引き起こす「変形性股関節症」は、下半身に痛みがみられる疾患です。 本記事では、変形性股関節症の患者さんの看護について、詳しく解説します。 看護ケアを行う際は、身体的側面だけでなく心理的側面にも注意し、患者さんと関わりましょう。 変形性股関節症の患者さんを看護するポイント 変形性股関節症の患者さんを看護する際は、以下の4つのポイントを押さえることが大切です。 股関節への負担を減らす日常生活の管理 リハビリが行えるように環境を整える 問診時 人工股関節置換術(THA)の手術前後 骨の変形がみられる変形性股関節症では、病状の進行や治療経過などに、患者さんの気持ちが追いつかない場合もあります。 患者さんが安心して日常生活を送れるよう、患者さんに合わせて看護ケアを行いましょう。 股関節への負担を減らす日常生活の管理 変形性股関節症の看護では、股関節への負担を減らす日常生活の管理を行うことがポイントです。 股関節へ大きな負担がかかると、症状が悪化し、治療期間が延長する恐れがあります。 改善が必要な生活習慣を送っている場合は、患者さんの意見を聞きながら、個々に合わせた行動を提案しましょう。 リハビリが行えるように環境を整える 変形性股関節症の患者さんを看護する際は、リハビリが行えるように環境を整えることが重要です。 リハビリを実施する際は、以下の点に注意して環境整備を行いましょう。 ベッドの高さが患者さんに合っているか ナースコールやコードが絡まっていないか 固定具の装着方法が正しいか 床に物が散らかっていないか 変形性股関節症でリハビリを行う目的は、症状の緩和や術後の可動域の拡大です。 安全にリハビリが行えるように、看護師は患者さんの身の回りを入念にチェックしましょう。 問診時 変形性股関節症の患者さんを看護する際は、問診時の表情や言動を確認することがポイントです。 問診時に以下の点を観察すると、症状の有無や患者さんの気持ちなどを把握できます。 苦痛表情の有無 動作時の痛みの有無 股関節の可動域 歩行状態 感覚障害の有無 不安症状 リハビリの進捗状況 など 患者さんの訴えに耳を傾けることも大切ですが、診察の出入りや待っている様子などを見て、日常生活での困りごとを知ることも重要です。 人工股関節置換術(THA)の手術前後 変形性股関節症で人工股関節置換術(THA)を受ける患者さんを看護する際は、手術前後の様子を観察しましょう。 人工股関節置換術(THA)とは、股関節の擦り減った部分を人工物に置き換える手術です。 術後は変形性股関節症による痛みや動かしにくさなどの症状が改善しますが、リハビリで日常生活動作を獲得していく必要があります。 手術前後で下半身の使い方に違いが生じることで違和感を覚えたり、今後の生活が見通せなかったりすると、患者さんの不安が大きくなるため注意が必要です。 手術への不安が大きく、手術を避けて治療したい場合は、再生医療による治療も選択肢の1つです。 以下の動画では、手術を避けて変形性股関節症を治した方の体験談をご紹介していますので、合わせてご覧ください。 変形性股関節症の看護ケアで重要なこと 変形性股関節症の看護ケアで重要なことは、以下の2つです。 退院後の生活指導も重要 術前後のメンタルヘルスに注意する 手術で変形性股関節症を治療した場合は、リハビリによる可動域の拡大が期待できるため、今までできなかった動作ができるようになる可能性があります。 人工股関節置換術を受けた患者さんの、日常生活での注意点を指導し、合併症のリスクを低減しましょう。 退院後の生活指導も重要 変形性股関節症の看護ケアでは、退院後の生活指導も重要です。 人工股関節置換術を受けた患者さんに退院指導を行う際は、以下の内容を伝えましょう。 あぐらの姿勢をとらない 正座で前かがみにならない 前かがみで靴下を履かない 足を組まない 手術をした側の足を軸足にしない 重い荷物を持たない 転倒に注意する 洋式トイレを使用する 激しい運動を行わない 変形性股関節症の術後は、人工関節に負担がかからないように姿勢を工夫することが大切です。 仕事や趣味などで、股関節に負担のかかる動作がないか、患者さんとともに確認しましょう。 術前後のメンタルヘルスに注意する 変形性股関節症の患者さんを看護する際は、術前後のメンタルヘルスに注意が必要です。 術前に思い描いていた生活と実際の術後の様子が異なる場合に、ストレスが増加したり意欲の低下がみられたりするケースがあります。 元の日常生活に戻るためにはリハビリが必要ですが、意欲の低下により目標を見失うこともあります。 看護師は術前後の患者さんの悩みを傾聴し、不安を軽減できるよう関わりましょう。 【まとめ】変形性股関節症の看護はケアと周囲の協力が重要 変形性股関節症の看護は、患者さんの周囲の協力や気持ちに寄り添ったケアが重要です。 変形性股関節症で痛みや動かしにくさなどの症状がある場合は、保存療法や手術療法が検討されます。 手術療法は患者さんの気持ちが変化しやすく、不安や辛さなどの心理は術後のリハビリにも影響する恐れがあります。 生活指導では患者さんだけでなく、患者さんのご家族の協力も得て、退院後の生活について考えていくことが重要です。 不安が大きく、手術療法を避けて変形性股関節症を治療したい患者さんには、再生医療による治療も1つの選択肢です。 患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、患者さんに合わせた看護を提供しましょう。
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
ヨガは体にいい運動として一般的に知られていますが、変形性股関節症を患っている方は注意が必要です。 ヨガは股関節に大きな負担がかかるポーズが多く、床に座る時間が長いため股関節に痛みがある方にはおすすめできません。 変形性股関節症を改善するためには、症状に合わせた運動療法が必要です。 しかし「どんな運動がいいの?」「やり方が間違っていたら怖い」という方も多いのではないでしょうか? そこで本記事では、変形性股関節症の症状や正しい運動療法について解説します。 運動療法で改善を図り、日常生活で注意すべきことを意識して、痛みと上手に付き合っていきましょう。 また変形性股関節症の根本的な改善を目指す方に向けて、再生医療の治療法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 変形性股関節症にヨガが適さない理由 結論から述べると、変形性股関節症の方や脚の付け根に痛みを感じる場合、ヨガは基本的にNGです。 床に座る姿勢が続くことで、股関節に負担がかかります。股関節の痛みがあるのに我慢してヨガを行うと、症状が悪化する可能性が高いです。 変形性股関節症やその症状が疑われる方は、専門家の指導を受けてからヨガを行いましょう。 変形性股関節症とは 股関節は太ももの骨である大腿骨が骨盤にはまり込むようにできています。 この股関節が変形してくると、以下のような状態が見られるようになります。 関節の隙間が狭くなり、軟骨が硬くなる 骨の縁に「骨棘(こつきょく)」というトゲ状の骨組織ができる 「骨嚢胞(こつのうほう)」という骨の空洞が形成される このような構造の変化により、股関節の可動域が徐々に狭まり、以下のような動作が難しくなっていくことも。 股関節を深く曲げる 足を大きく外側に開く 正座やあぐらなど床座りの姿勢 最初の頃は立ち上がりや歩き出しの際に足の付け根に痛みが見られます。 症状が進行してくると痛みも強くなり、場合によっては夜寝ていても痛みを感じるようになる人もいます。 対して、骨の変形により狭くなった可動域をヨガなどで無理に動かすことは、痛みをさらに増強させることになりかねません。 症状が軽いうちにケアを始めることが、将来的な手術回避や生活の質の維持につながります。 「痛みが出てきたかも」と感じたら、早めの受診・相談をおすすめします。 変形性股関節症にはヨガ以外の運動療法が効果的 変形性股関節症とヨガの相性は良くありませんが、股関節や下肢をまったく動かさないことも問題です。 そのため、変形性股関節症の患者さんに対して治療の一環として「運動療法」が取り入れられることが多いです。 運動療法の目的は、股関節のリラックスによる股関節軟骨の健康維持と股関節の可動域の確保です。 運動療法を適切な方法で継続すると、股関節を正しく動かせるため、筋力の維持にもつながります。 変形性股関節症の正しい運動療法 変形性股関節症は原則として担当医から指導された内容を実施することが重要ですが、股関節に過度な負担がかからない運動や継続が容易である運動が効果的です。 股関節や下肢に負荷のかかる運動は、かえって変形性股関節症の症状を悪化させる可能性があります。 運動療法は根治的な治療とはなりませんが、症状の改善に役立つため継続が大切です。 しかし、患者さんによっては継続が難しい場合もあるため、軽めかつ簡単に実施できる以下の運動をおすすめします。 他にも「水中運動」は負荷が少ないため、変形性股関節症の運動療法として適しています。 日常動作における改善方法 変形性股関節症は股関節の軟骨がすり減ることにより、痛みや運動の制限を引き起こします。 日常生活のさまざまなシーンで動きや姿勢に注意を払うと、痛みを軽減できたり、生活しやすくなったりします。 以下の方法を実践してください。 正しい姿勢を保つ 立つときや座るときに背筋を伸ばして肩を後ろに引く 座るときに工夫する 背もたれがある椅子にする、足は組まない 歩くときに工夫する ゆっくりと大きな歩幅で歩き、足を引きずらない 階段を使用する 1段ずつ足を上げる、手すりを使用する 荷物の持ち方を工夫する 重い荷物は肩に掛ける、両手で持つ 動作に気をつける 重いものを持ち上げる・しゃがむときは腰を丸めずに足に力を入れる 睡眠時の姿勢を意識する 背骨が自然なカーブを保つようにする、ゆっくりと寝返りをする 運転するときに配慮する 運転席の位置を調整して膝を曲げやすくする 変形性股関節症は再生医療も選択肢の一つ https://youtu.be/iHqwMDfKID8 変形性股関節症は、軟骨がすり減ることで痛みや歩行障害を引き起こす疾患でこれまでの治療は、以下のような方法が一般的でした。 リハビリや鎮痛剤などの保存療法 人工関節置換術などの手術療法 しかし、「手術は避けたい」「もっと身体に優しい方法で治したい」という方は、以下の再生医療も選択肢の一つとして検討しましょう。 手術なし・入院不要 軟骨の再生を促し、根本的な改善が期待できる 身体への負担が少なく、高齢の方や持病がある方にも対応可能 再生医療は、自分の脂肪から採取した幹細胞を活用し、傷ついた軟骨の再生を促す最新の治療法です。 >>変形性股関節症に対する再生医療の症例紹介はこちらからご覧いただけます。 まだ症状が軽い段階の方から手術を勧められた方まで、幅広く適応可能です。 「股関節の痛みをなんとかしたい」「でも人工関節は不安」という方は、当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 治療法や症例は、当院の公式LINEでも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にして治療して本当に良かったと実感できる毎日を取り戻しましょう。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 変形性股関節症はヨガでなく適切な運動療法で改善しよう https://youtu.be/iPHLbIXjPNk?feature=shared 変形性股関節症における運動療法は効果的です。 一方、体に良いイメージがあるヨガは、股関節への負荷が大きいことから変形性股関節症の治療法として適していません。 逆に症状を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。 運動療法を取り入れる場合は、担当の医師から指導された内容を遵守して、継続的に行いましょう。 調子が良いからと運動量を自分の判断で増やしても良くならないため、無理は禁物です。 一度の運動量を増やすのではなく、決められた運動を毎日継続してください。 また、近年では変形性股関節症の再生医療が注目を集めています。リスクを抑えつつ治療効果が期待できる治療方法です。 興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症では、股関節や下半身に痛みの症状がみられます。 ストレッチを行ったり患部を温めたりしても、痛みが引かない場合は、痛み止めによる薬物療法が有効です。 本記事では、変形性股関節症に適用される痛み止めについて、詳しく解説します。 痛み止めは変形性股関節症による痛みの緩和に期待できますが、根本的に原因を取り除ける治療法ではないため注意が必要です。 変形性股関節症で痛み止めを服用する際は、自身に合った薬剤を処方してもらい、量や用法を守りましょう。 変形性股関節症に適用される痛み止めを紹介 変形性股関節症に適用される痛み止めには、以下の3種類があります。 内服薬 注射薬 外用薬 変形性股関節症になると、股関節や下肢に痛みがみられます。 初期はストレッチや患部の温めで痛みが引く場合もありますが、関節の変形が進むと、痛みも強くなる可能性があるため注意が必要です。 変形性股関節症の痛みを緩和する方法に、痛み止めを服用する薬物療法があります。 薬物療法を受ける際は、医師の指示を守り正しく薬剤を使用しましょう。 内服薬 変形性股関節症では、主に以下の痛み止めが内服薬として処方されます。 アセトアミノフェン ロキソニン(NSAIDs) リリカ(プレガバリン) サインバルタ トラムセット など 内服薬は口から投与する薬で、錠剤や粉薬などの形状があります。 痛みが常時でなければ頓服として処方される場合が大半ですが、薬の種類によっては内服時間が決まっていこともあるため、医師に確認しましょう。 注射薬 変形性股関節症では、以下の注射薬が適用される場合があります。 ステロイド関節内注射 ヒアルロン酸注射 ステロイドは、強い痛みにも効果が期待できる薬剤ですが、長期使用すると副作用のリスクが高まります。 ヒアルロン酸注射は、関節の動きを滑らかにし、痛みの軽減を図る治療法です。 注射で痛みを緩和する場合は、穿刺部の感染リスクがある点に注意が必要です。 外用薬 変形性股関節症の痛み止めの1つに、外用薬があります。 湿布薬や塗り薬などを外用薬といい、患部に直接使用するのが特徴です。 外用薬は内服薬や注射薬と比べて、効果が出現するまでに時間がかかりますが、胃腸への負担が少ないといったメリットがあります。 変形性股関節症に痛み止めを服用する際の注意点 変形性股関節症に痛み止めを服用する際は、以下の3点に注意しましょう。 薬物療法は根本的な治療ではない 痛みが緩和しない場合は医師に相談する 服用方法や飲み合わせには十分注意する 服用する際の注意点を確認し、適切な用法で痛み止めを使用しましょう。 薬物療法は根本的な治療ではない 薬物療法は、変形性股関節症の根本的な治療ではない点に注意が必要です。 痛み止めは対症療法であり、変形性股関節症によって起こる痛みの軽減に期待できます。 変形性股関節症による痛みは、股関節の変形によって起こるため、原因となっている部位の治療も行うことが大切です。 痛みが緩和しない場合は医師に相談する 変形性股関節症で痛み止めを使用しても、痛みが緩和しない場合は早めに医師に相談してください。 痛みが緩和しない場合は、服用している薬が合っていない可能性があります。 薬の効果が十分に得られないときは、早めに医師へ相談し、ほかの薬を処方してもらいましょう。 服用方法や飲み合わせには十分注意する 変形性股関節症で痛み止めを使用する場合は、服用方法や飲み合わせに十分注意してください。 痛み止めは、自己判断で中断せずに、医師の指示通りに服用しましょう。 医療機関や薬局へ行く際は、お薬手帳を持っていき、服用可能かどうか確認することが大切です。 変形性股関節症は、運動療法や温熱療法などの保存的治療と合わせて薬物療法を行うと、痛みの緩和により効果が期待できます。 【まとめ】変形性股関節症を根本的に治療するなら再生医療も選択肢の一つ 変形性股関節症では、症状の進行を抑えたり痛みを和らげたりするために、まずは保存的治療を行うのが一般的です。 保存的治療の1つに、痛み止めによる薬物療法があります。 痛み止めの服用は、痛みのコントロールに有効ですが、根本的な治療ではないため注意が必要です。 薬物療法をはじめとした保存療法を行っても、症状の悪化がみられる場合は、手術療法や再生医療による治療を検討しましょう。 再生医療とは、患者様自身の細胞を利用して、擦り減った軟骨の修復・再生を促す治療法です。 当院で行っている変形性股関節症に対する再生医療の症例は、こちらからも確認いただけます。 変形性股関節症を根本的に治療したい場合は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、変形性股関節症が改善された患者様の症例を紹介しています。 併せて参考にしてください。
2019.05.08







