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変形性股関節症を手術しないで治す方法は?最新治療として注目の再生医療について解説

「変形性股関節症を手術しないで治す方法はある?」「変形性股関節症の手術や人工関節は避けたい」
上記のような疑問や不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
変形性股関節症の症状で日常生活に支障が出ている場合、早期に治療したいけれど手術や人工関節は避けたいという方も少なくありません。
結論からお伝えすると、進行状況によっては手術せずに変形性股関節症を治せる可能性があります。
本記事では、変形性股関節症を手術せずに治す方法や、手術が必要な症状について詳しく解説します。
変形性股関節症で手術を検討すべき症状や基準も解説しているため、ご自身の症状が手術せずに治療できるのか判断する参考にしてください。
また、変形性股関節症を手術せずに治療したい方は、再生医療も選択肢の一つです。
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、損傷した関節軟骨の再生・修復を促す医療技術です。
以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、変形性股関節症が改善された患者さまの症例を紹介しています。併せて参考にしてください。
具体的な治療法については、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っているので、ぜひご相談ください。
目次
変形性股関節症を手術しないで治す方法
初期から進行期の変形性股関節症であれば、手術をせずに「保存療法」で症状の改善を目指せます。
手術をせずに治すための主なアプローチとして、以下の4つが挙げられます。
これらは単独で行うのではなく、患者さまの痛みの程度や生活背景に合わせて複数を組み合わせて実践します。
進行を遅らせて痛みをコントロールするための方法について詳しく見ていきましょう。
物理療法
物理療法は専用の機器を使って血行を改善し、股関節周辺の筋肉の緊張や痛みを和らげることを目的とした治療法です。
患部を温めるホットパックやマイクロ波などの「温熱療法」や、電気刺激を与える「低周波治療」などが代表的です。
筋肉をほぐして血流を良くすることで、痛みを一時的に軽減する効果が期待できます。
痛みが和らぐことで関節を動かしやすくなるため、以下で紹介する運動療法へスムーズに移行するためのサポート役としても機能します。
運動療法
運動療法は手術をしない保存療法の中でも、中心となるアプローチです。
ストレッチで股関節の柔軟性を高めて可動域を広げたり、筋力トレーニングで関節を支える筋肉を鍛えたりします。
特にお尻の横にある「中殿筋」を鍛えることで、歩行時の股関節のブレを防ぎ、負担を大きく軽減できます。
陸上での運動は体重がかかって痛む場合があるため、関節への負担が少ない水中ウォーキングやエアロバイクから始めるのがおすすめです。
薬物療法
薬物療法は痛みが強い時期に、一時的に炎症を抑えて痛みをコントロールするための治療法です。
ロキソプロフェンなどの非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)を、飲み薬や湿布、塗り薬として使用します。
しかし、薬物療法はあくまで対症療法であり、すり減った軟骨を元に戻すような根本的な治療効果はありません。
薬で痛みを和らげることで、日常生活の質を保ち、リハビリや運動療法に前向きに取り組めるようにする目的であることを理解しておきましょう。
変形性股関節症のステージや症状によって合う薬も異なるため、医師へ相談して適切な治療を受けてください。
生活習慣の改善
生活習慣の改善は、日常生活の中で股関節にかかる物理的な負荷を直接減らすための大切なアプローチです。
特に重要となるのは、適正体重への減量です。歩行時には体重の数倍の負荷が股関節にかかるため、数キロ体重を落とすだけでも大きな負担軽減につながります。
また、床に座る和式の生活から、椅子やベッドを使う洋式へと切り替えることも重要です。
外出時に痛みが強い場合は、杖を適切に使用して股関節を守る工夫を取り入れましょう。
変形性股関節症を手術しないで治せるかどうかはステージで異なる
変形性股関節症は、ステージ(病期)によって治療方法が異なります。
以下のポイントを押さえて、ご自身に合った治療方法を検討しましょう。
変形性股関節症が悪化しないように、正しい時期に適切な治療を受けましょう。
初期と進行期は「保存療法」が中心
変形性股関節症の初期と進行期は、保存療法(手術をしない治療法)を中心とした治療を行うのが基本です。
初期症状として、動作時に股関節に痛みを感じることが多いです。病期が進行していくにつれて、動作時だけでなく常に痛くなる「持続痛」や夜間の痛み「夜間痛」も出てくる場合があります。
手術を回避して治療を行うためには、保存療法に加えて日常生活の改善も重要です。股関節にできるだけ負担をかけないように、体の使い方を意識して動きましょう。
軽症のうちに治療を開始すれば、症状の悪化を防ぎ、手術療法が必要となるリスクを軽減できます。
末期・重症化の場合は「手術療法」が検討される
変形性股関節症が重症化、または末期になった場合、手術療法による治療を検討します。
手術療法は、保存療法を行っても改善しない場合に選択肢となる治療法の一つです。
手術には主に、骨盤や大腿骨の骨を切って関節面を調整する「骨切り術」と関節を人工関節に入れ替える「人工股関節術」があります。
変形性股関節症の末期状態に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
変形性股関節症で手術すべきか判断する基準
変形性股関節症で手術すべきか判断する基準は、主に4つあります。
症状や変形の度合いはもちろん、健康状態や生活状況も手術に関わります。
症状・変形の進行度合い
以下の症状がある場合、変形性股関節症の手術が検討されます。
- 眠れないほどの痛みがある
- 歩行が困難
- 保存療法が効かない
- 安静時にも痛みがある
- 痛みが理由で外出を断念するなど、生活の質が著しく低下している
変形性股関節症は、問診や診察、レントゲンの結果をもとに手術を行うか判断します。
股関節の変形が進んでいる場合は手術が行われる可能性があります。
年齢
変形性股関節症の手術に年齢制限はありませんが、年齢によって検討される手術方法が異なる場合があります。
- 若年者:骨切り術
- 高齢者:人工股関節置換術
若年者の場合は、人工関節置換術ではなく関節を温存する骨切り術が行われるケースが多いです。
これは、人工股関節の耐用年数が一般的に20年前後であり、若い時期に人工関節置換術を行うと、将来的に再手術(人工関節の入れ替え)が必要になる可能性が高いためです。
近年では、人工関節の耐久性が向上したことで若年者でも人工股関節置換術が行われるケースもありますが、一般的には関節を温存できる手術が行われます。
高齢者の場合は、人工股関節置換術が行われる症例が多いです。
健康状態
変形性股関節症の手術を行うか判断するには、健康状態も重要です。
ほかに持病がある、手術に耐えられる体力がないなどの場合は、手術を行えない可能性があります。
ご自身が手術を行える健康状態なのか、医師と相談のうえ手術を検討してください。
生活状況
患者さまの生活状況も、手術を行うかどうかの判断に関わります。
寝たきりなどで足の筋力が著しく落ちている場合は、手術後のリハビリが困難なため、手術を行えないケースがあります。
一方で、痛みのために外出や趣味を諦めざるを得ない状況の場合は、手術による症状改善を検討します。
日常生活への影響の大きさも、手術を決断する重要な判断材料の一つです。
変形性股関節症を手術しないで治す再生医療とは
手術なしで変形性股関節症を治療する方法として、再生医療が注目されています。
変形性股関節症の治療法にお悩みの方に向けて、以下の2つを解説します。
変形性股関節症の方は、軽症のうちから治療を開始し、症状の進行を抑えることが大切です。
再生医療について理解を深めて、治療法の一つとしてご検討ください。
再生医療による治療法
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した関節軟骨の再生・修復を促す治療法です。
患者さまご自身の細胞を利用するため、拒否反応やアレルギーなどの副作用リスクが少ない治療法として注目されています。
また、手術や入院の必要がないので、手術を避けたい方や事情があって入院できない方も治療を受けやすいのが特徴です。
体への負担が小さく、基礎疾患がある患者さまや高齢の患者さまも再生医療を検討できます。
当院リペアセルクリニックの特徴
当院リペアセルクリニックの再生医療の特徴について紹介します。
- 関節内に直接幹細胞を注射できる
- 独自の培養技術により幹細胞の生存率が高い
- 採取する脂肪は米粒3粒程度で体の負担が少ない
当院リペアセルクリニックでは特殊な針やレントゲン装置を使用し、従来では難しかった股関節内の損傷部位に直接幹細胞を注入できます。
また、独自の培養技術により、幹細胞を冷凍せずに培養するため、生存率・活動率が高い点も特徴です。
以下のページでは、実際に当院の再生医療で変形性股関節症を治療した症例を紹介しています。
再生医療による治療をご検討の方は、ぜひご覧ください。
変形性股関節症を手術しないで治す方法についてよくある質問
変形性股関節症を手術以外の方法で治したいと考える方からは、将来への不安や代替の治療法に関する多くの疑問が寄せられます。
以下でそれぞれの疑問について順番に見ていきましょう。
変形性股関節症は手術しないとどうなる?
今すぐ手術が必要ではない初期の変形性股関節症であれば、手術をしなくても痛みをコントロールしながら生活することは可能です。
ただし、これは体重管理や運動療法といった「適切な保存療法を続けた場合」に限られます。
何も対策をせずに放置していると、数年かけて少しずつ軟骨のすり減りが進行し、将来的に手術が必須な状態へ悪化するリスクが高まります。
手術を回避するためには、初期段階から筋力トレーニングなどに取り組み、関節への負担を減らす努力を継続することが重要です。
変形性股関節症の最新治療は?
手術をしない新たな治療法として注目されているのが、患者さま自身の細胞や血液を用いる「再生医療」です。
血液から抗炎症成分を抽出して注射するPRP療法や、脂肪から採取・培養した幹細胞を関節内に注入する幹細胞治療などがあります。
特に幹細胞治療では、幹細胞の持つ分化能を活用し、すり減った関節軟骨の再生・修復を促すことで変形性股関節症の改善が期待できます。
ただし、現状では健康保険が適用されない自由診療となるため、治療費が高額になりやすい点に注意しましょう。
変形性股関節症は整体で治る?
整体やマッサージの施術だけで、すり減った股関節の軟骨が再生したり、変形性股関節症が根本的に治ったりすることはありません。
整体による施術は、股関節周辺の硬くなった筋肉をほぐし、血流を良くすることで一時的に痛みを和らげる効果は期待できます。
しかし、軟骨の摩耗や骨の変形といった医学的な原因そのものを解決する施術ではないため注意が必要です。
強い力で関節を動かされると逆に症状が悪化する恐れもあるため、整体の可否については医療機関に相談しましょう。
変形性股関節症を手術しないで治すなら再生医療をご検討ください
変形性股関節症は初期や進行期の場合は保存療法を中心に治療されますが、重症・末期の症状の場合は手術も検討されます。
「手術を避けて治療したい」とお考えの方には、再生医療という選択肢があります。
再生医療は、すり減った関節軟骨の再生・修復を促すことで変形性股関節症の改善が期待できる治療法です。
患者さま自身の脂肪から採取した幹細胞を培養し、患部に投与します。
治療方法の選択にあたっては、安全性や効果を重視しながら、医師と十分に相談することが大切です。
再生医療を含め、変形性股関節症の治療方法について詳しく知りたい方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。
監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

























