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肩が痛くて眠れない際の対処法は?原因となる疾患や再生医療による治療についても解説

肩が痛くて眠れずに、原因や対処法が分からず悩んでいる方もいるかと思います。
肩の痛みの原因は肩こりだけではなく四十肩や五十肩などの肩周辺の炎症、疾患などが考えられます。
夜眠れず日常生活に支障をきたす場合は、肩の痛みを和らげる対処法を行うことで痛みが和らぐ可能性があります。
ただ、肩の痛みを放置しておくと重い症状となる可能性があるため、注意が必要です。 この記事では肩の痛みの対処法や原因だけでなく、再生医療による治療も紹介していますので、参考にしてください。
目次
肩が痛くて眠れない際の対処法
肩が痛くて眠れない際の対処法は、ストレッチや肩を温めるなどいくつかあります。
寝る時の姿勢では肩の関節に負荷がかからないようにすることが重要です。
ここではご自身でできる対処法を紹介しますので、参考にしてください。
ストレッチで肩回りをほぐす
肩の痛みは軽い運動やストレッチなどで肩周りをほぐすことが大切です。
肩の痛みは肩関節や肩甲骨からくるものが多く、デスクワークなど座った状態では肩関節や肩甲骨の血行が悪くなり、肩の痛みとなることがあります。
肩を回すだけでなく、肩甲骨周りのストレッチも取り入れることで、肩周りをほぐすのもおすすめです。
ただし、無理なストレッチは肩の痛みを悪化させる可能性もあるため、適度に行いましょう。
肩周辺を温める・冷やす
肩の痛みには、原因や症状に応じて温めたり冷やしたりしましょう。
肩の痛みが出た直後は強い炎症状態であるため、患部を冷やして炎症を抑えるのが効果的です。
慢性的な肩の痛みや、いつ始まったか分からない長引く肩の痛みには、筋肉が硬くなっている場合は患部を温めます。
しかし、痛みの症状がはっきり分からない状態で判断するのは、痛みが悪化する原因となるので、医師に相談してください。
寝るときの姿勢を見直す
寝るときの姿勢を見直すことで、肩の痛みを緩和できる可能性があります。
仰向けで寝る場合は、肩から肘にかけてタオルや枕を使用し、肩や腕の高さを調整することで肩の負担を減らすことが大切です
また、横向きで寝る場合は、肩の痛みがない方を下にして、抱き枕や毛布などを使用して、抱く姿勢で寝ます。
枕の過度な高低差も、首から肩へ負担となり関節や筋肉に悪影響となるため注意が必要です。上半身から下半身にかけてリラックスできる程度の傾斜をつけるなどの工夫をすることで、負担を軽減できます。
鎮痛剤や湿布薬で痛みを和らげる
肩の痛みがある場合、ロキソニンなどの鎮痛剤や、冷温効果のある湿布薬などで痛みを和らげます。
ロキソニンは鎮痛剤としても湿布薬としても肩の痛みや炎症を抑える効果が期待できます。
ただし、鎮痛剤や湿布薬は一時的に痛みや炎症を緩和する手段のため、長引く場合は医師に相談してください。
肩が痛くて眠れない際に考えられる原因・疾患
肩の痛みにより眠れない理由として、肩関節の炎症などの四十肩や、夜間に痛みが強くなる傾向にある肩腱板断裂などが考えられます。
以下では考えられる原因や疾患について紹介しますので、参考にしてください。
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
一般的には四十肩や五十肩といわれる肩関節周囲炎は、肩の痛みで目が覚めたり寝付けないといった症状があります。
この炎症は原因がはっきりとわからない肩関節部の痛みを指し、40〜60代で多く見られる肩関節の炎症の総称です。
夜間以外でも、何もしていない状態での痛みや、腕を上げたときにも痛みが出ることもあります。
炎症期、拘縮期、回復期の3段階に病期が分かれていて、それぞれ痛みや運動制限などに違いがあります。
肩腱板断裂
肩腱板断裂は肩を強打したり、転倒時に手をついた際に発生しますが、老化により自然と肩腱板が断裂する場合があります。
また、肩腱板は肩関節の骨と骨の間を通っているため、老化により腱が切れたり、運動などで使いすぎることにより、断裂が起こることもあります。
肩腱板が断裂すると肩をあげるだけで痛みが出るだけでなく進行すると夜中に痛みで目が覚めるといった症状がみられます。
リハビリなどで症状が軽減することもありますが、症状が改善しない場合は手術となる可能性もあります。
頚椎椎間板ヘルニア
頚椎椎間板ヘルニアは、前触れなく突然肩や首などに痛みや腕のしびれなどが発症します。
椎間板(首の骨と骨の間にある軟骨)が加齢とともに摩耗することで、ヘルニアのリスクが高まるといわれています。
また、デスクワークでの姿勢の悪さや、首に負荷がかかるスポーツなどでも発症する可能性があります。
頚椎椎間板ヘルニアを発症した場合、安静とリハビリなど理学療法や物理療法を行いますが、まずは首に負荷がかからないようにすることが重要です。
ブロック注射や薬物療法により痛みを軽減する治療法もありますが、改善が見られない場合、手術を行う場合もあります。
肩こり
ストレスによる自律神経の乱れや、長時間のデスクワークにより肩こりがひどくなった場合は、痛みで夜眠れない原因になる場合があります。
肩こりは、筋肉が常に緊張状態にあることで血行不良を引き起こします。
また、スマホやパソコンの使用頻度が高まると、首が前に出るストレートネックの状態になり、肩への負担が増加します。
これらの要因により、肩の筋肉がリラックスできない状態が続きます。
ストレッチや軽い運動のほか、肩を温めることで血流を良くすることが大切です。
肩が痛くて眠れないときの対処法|夜間痛の原因と今すぐできる対策を解説
肩が痛くて眠れない状態が続く場合、単なる疲労ではなく、夜間に痛みが強く出やすい原因が重なっていることが少なくありません。
特に肩は、日中よりも夜間に血流や姿勢の影響を受けやすく、炎症や組織の緊張が強調されやすい部位です。
夜になると痛みが増す背景には、横になることで肩関節周囲の圧が変化することや、無意識の寝返りで負荷が集中することが関係しています。
また、日中は動いて気が紛れていても、静かな夜間は痛みを強く自覚しやすくなる点も見逃せません。
そのため、「夜だけ痛い」「眠ろうとするとズキズキする」と感じる場合は、一時的な対処と同時に原因を整理する視点が重要になります。
ここでは、今すぐ取り入れやすい対策と、やってはいけない行動を分けて考えていきましょう。
今すぐできる対処法|眠る前・夜中に痛いとき
肩の夜間痛に対しては、眠る前の準備・夜中に目が覚めたときの対応を分けて考えると対処しやすくなります。
痛みを完全に消すことは難しくても、刺激を減らし眠りに戻りやすい環境を整えることは可能です。
まず眠る前は、肩周囲の筋肉が過度に緊張したままにならないよう、軽い体操や深呼吸で体を落ち着かせます。
強く伸ばすストレッチではなく、「動かしても痛みが出ない範囲」で肩甲骨周囲をゆっくり動かす程度が適切です。
就寝姿勢も重要で、横向きの場合は痛い肩を下にせず、クッションやタオルで腕を支えると負担が減りやすくなります。
仰向けでも、腕が宙に浮くと肩が引っ張られるため、肘の下に高さを補う工夫が有効です。
夜中に痛みで目が覚めた場合は、無理に動かさず、一度姿勢を整えてから温感・冷感を使い分けます。
ズキズキした炎症感が強いときは冷却、こわばりが強いときは軽い温めが合うこともあります。
「その場をしのぐ対処」と割り切り、痛みを我慢し続けないことが結果的に睡眠の質を守ることにつながります。
やってはいけない行動(悪化させるNG習慣)
肩が痛くて眠れないときほど、無意識に症状を悪化させる行動を取ってしまいがちです。
これらを避けるだけでも、夜間痛の強さが変わるケースがあります。
まず注意したいのは、痛みを紛らわそうとして強く肩を回したり、無理にストレッチを行うことです。
炎症がある状態で刺激を加えると、かえって夜間痛が強まることがあります。
また、「寝れば治るだろう」と日中の痛みを放置し、日常動作で肩を酷使し続けるのも避けたい習慣です。
特に、重い物を持つ、高い位置に手を伸ばす動作が続くと、夜になって痛みが一気に表面化することがあります。
自己判断で鎮痛剤や湿布を長期間使い続けることにも注意が必要です。
一時的に眠れるようになっても、原因が整理されないままでは改善が遠のく可能性があります。
「眠れないほど痛い」という状態自体が、体からの重要なサインです。
無理にやり過ごそうとせず、生活動作や対処の仕方を見直すことが、結果的に悪化を防ぐ判断につながります。
痛みが長引く場合の治療選択肢
肩が痛くて眠れない症状にお悩みの方には、再生医療という治療の選択肢があります。
再生医療は、さまざまな組織に変化する能力を持つ幹細胞を用いて、損傷した肩軟骨や腱板の修復・再生させる医療技術です。
また、患者さま自身の細胞を利用するため、アレルギーや拒否反応など副作用のリスクも少ないのも特徴です。
当院「リペアセルクリニック」では、再生医療についての無料相談を承っております。
以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。
>再生医療による肩関節の症例はこちら
【まとめ】肩が痛くて眠れない悩みが続くなら医療機関を受診しよう
肩の痛みは四十肩などの肩関節の炎症や肩腱板断裂など多くの原因があり、夜眠れないという悩みもあるかと思います。
ストレッチや鎮痛剤などさまざまな対処法もありますが、早い段階で治療を行わなければ、痛みが悪化することで手術が必要になる可能性もあるので注意が必要です。
肩が痛くて眠れない症状が続くようなら、早期に医療機関を受診することをおすすめします。
また、再生医療という選択肢もありますので、検討してみてください。
肩の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設






















