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不整脈になりやすい人は?特徴・原因・予防法を解説

動悸や脈の乱れを感じ、「自分は不整脈になりやすいのでは」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
健康診断で指摘された方、生活習慣との関係が気になる方、家族に不整脈の人がいて遺伝が心配な方など、抱える背景はさまざまです。
結論として、不整脈は特定の人だけに起こる病気ではなく、加齢・ストレス・生活習慣・基礎疾患などの複数の要因が組み合わさって誰にでも起こり得る状態です。
軽い動悸の段階で気づき、生活習慣の見直しと早めの受診で対応すれば、重症化を防ぐことができます。
本記事では、不整脈の基本、なりやすい人の特徴、生活習慣の影響、主な症状、受診の目安、予防と対策、心機能改善を目指す再生医療まで詳しく解説します。
自分の生活との関連を整理することで、リスクへの気づきと予防につながります。
なお、心機能の低下や基礎疾患(糖尿病・腎機能障害など)を抱える方には、近年再生医療が補完的な選択肢の一つとして注目されています。
再生医療とは、患者さまご自身の脂肪組織から採取した幹細胞や血液成分を活用し、損傷した組織や血管の修復、自己治癒力の向上を目指す治療法です。
リペアセルクリニックでは、手術や入院を必要とせず、身体への負担を抑えた再生医療を提供しています。
不整脈は心原性脳塞栓症(脳梗塞)のリスクともなりますが、その治療事例については以下の動画でご紹介しています。
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 慢性疾患(糖尿病・腎機能障害など)で長期治療を続けている
- 脳梗塞・心不全などの後遺症で悩んでいる
- 標準治療だけでは改善が見られない
- 手術や入院が難しく身体への負担を抑えたい
- 補完的な選択肢として最新の治療を検討したい
再生医療について詳しく知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
不整脈とは|どんな状態か
不整脈とは、心臓の拍動リズムが正常な範囲から外れて乱れる状態を指します。
健康な成人の心拍数は安静時でおおよそ60〜100回/分とされ、規則正しいリズムで打っていますが、これが速くなったり遅くなったり、リズムが不規則になったりするのが不整脈です。
| 不整脈のタイプ | 概要 |
|---|---|
| 頻脈性不整脈 | 脈が速くなる(100回/分超) 心房細動・発作性上室頻拍・心室頻拍など |
| 徐脈性不整脈 | 脈が遅くなる(50回/分未満) 洞不全症候群・房室ブロックなど |
| 期外収縮 | 通常のリズムの間に余分な拍動が混ざる もっとも多いタイプ |
| 心房細動 | 心房が不規則に細かく震える 脳梗塞のリスクが高まる代表的な不整脈 |
| 心室細動 | 心室が無秩序に震え、血液を送れなくなる 救急対応が必要 |
不整脈は「健康な人にも起こり得る軽いもの」から「命に関わる重篤なもの」まで幅が広いのが特徴です。
多くの方が一生のうちに何らかの不整脈を経験するとされ、一概に「危険」と決めつけるものではありません。
とはいえ、心房細動のように脳梗塞のリスクを高めるタイプもあるため、自己判断で放置せず医療機関で評価してもらうことが大切です。
不整脈になりやすい人の特徴
不整脈になりやすい人の特徴は、ストレスや生活習慣の影響を受けやすい方、加齢や基礎疾患を抱えている方など、複数のパターンに分けられます。
「自分は若くて健康だから大丈夫」と思っていても、生活習慣や体質によっては不整脈が起こりやすくなる場合があります。
ここでは、不整脈になりやすい人の2つの代表的な要因について詳しく解説します。
ストレスや生活習慣の影響
ストレスや生活習慣の影響を受けやすい方は、不整脈になりやすい代表的なタイプです。
仕事や家庭で慢性的にストレスを抱えている方、睡眠不足が続いている方、過度な飲酒・喫煙の習慣がある方、カフェインを大量に摂取する方は、自律神経のバランスが乱れやすく、心臓のリズムにも影響が出やすくなります。
具体的には以下のような方が該当します。
- 仕事のプレッシャーや人間関係でストレスが続いている方
- 毎日の睡眠が6時間未満、または睡眠の質が悪い方
- 飲酒量が多い・休肝日がほとんどない方
- 喫煙習慣がある方
- コーヒー・エナジードリンクなどカフェイン飲料を1日3〜4杯以上飲む方
- 過度なダイエットや偏食をしている方
- 運動不足、または逆に過度な運動を続けている方
とくにストレス・睡眠不足・飲酒の3つが重なる方は、自覚のないまま不整脈のリスクを抱えているケースが多いとされています。
これらは生活習慣の見直しで改善できる要素のため、思い当たるものがあれば一つずつ調整していきましょう。
基礎疾患や加齢
基礎疾患や加齢も、不整脈になりやすい大きな要因です。
とくに60代以降は心臓の電気信号を伝える組織が老化により変化しやすく、心房細動の発症率が大きく上昇するとされています。
| リスクとなる要因 | 不整脈との関係 |
|---|---|
| 加齢 | 心臓の伝導系の老化により頻度が上がる とくに心房細動は加齢と密接に関係 |
| 高血圧 | 心臓に負担がかかり、心房細動のリスクが上がる |
| 糖尿病 | 血管・神経への負担で不整脈のリスクが上がる |
| 心疾患 | 虚血性心疾患・心筋症・弁膜症などは不整脈の主要原因 |
| 甲状腺疾患 | バセドウ病などホルモン異常で頻脈が起こりやすい |
| 睡眠時無呼吸症候群 | 夜間の低酸素状態で不整脈が誘発される |
| 腎機能障害 | 電解質バランスの乱れから不整脈が出やすい |
| 家族歴 | 心房細動・突然死などの家族歴がある方は遺伝的素因が関与 |
これらの基礎疾患を抱えている方は、「不整脈の予兆」がないか日頃から意識することが大切です。
とくに高血圧・糖尿病・心疾患を治療中の方は、定期検査の際に心電図のフォローアップを欠かさないようにしましょう。
生活習慣が与える影響
生活習慣が与える影響は、不整脈の発症と密接に関係しています。
「自分の意識ではコントロールできない遺伝・加齢」とは異なり、生活習慣は改善することでリスクを下げられる要素のため、意識的に取り組む価値があります。
| 生活習慣の要素 | 不整脈への影響 |
|---|---|
| 睡眠不足 | 自律神経が乱れ、交感神経優位の状態が続く 動悸・頻脈の引き金になる |
| 過度な飲酒 | 心房細動の発症リスクが明らかに上昇 「ホリデーハート症候群」とも呼ばれる |
| カフェインの過剰摂取 | 交感神経を刺激し動悸・頻脈を起こすことがある 過敏な方は少量でも反応 |
| 喫煙 | 血管・心臓への負担 不整脈・心筋梗塞・脳梗塞のリスクを上げる |
| 過度なストレス | 交感神経の慢性的な興奮 心臓への負担が蓄積 |
| 運動不足 | 心肺機能の低下 逆に過度な運動も負担 |
| 塩分・脂質の過剰摂取 | 高血圧・動脈硬化を介して不整脈リスクを上げる |
| 脱水 | 電解質バランスの乱れから不整脈が誘発される |
これらは「日常の積み重ね」が不整脈リスクを左右することを示しています。
一つひとつは些細に見えても、組み合わさることで心臓への負担が大きくなるため、生活全体を俯瞰的に見直す視点が大切です。
不整脈の主な症状
不整脈の主な症状は、種類や重症度によって幅広く、まったく無症状で経過することもあります。
逆に、軽い症状でも危険な不整脈のサインであることもあるため、自己判断は禁物です。
| 主な症状 | 特徴 |
|---|---|
| 動悸 | 「ドキドキ」「ドクン」「脈が飛ぶ」感覚 もっとも多い症状 |
| 息切れ | 軽い動作でも息が苦しい 心拍出量低下のサイン |
| めまい・ふらつき | 脳への血流が一時的に低下 立ちくらみのように感じることも |
| 胸の違和感・痛み | 圧迫感・締め付け感 狭心症との鑑別が必要 |
| 失神 | 意識を一瞬失う 重篤な不整脈の可能性があり緊急受診が必要 |
| 疲労感・倦怠感 | 心拍出量の低下による全身症状 |
| 脈の異常 | 手首で脈をとると「飛ぶ」「リズムが乱れる」感覚 |
| 無症状 | 健康診断や偶然の心電図検査で発見されるケース |
とくに「ふらつき」「失神」「強い息切れ」は危険なサインです。
これらの症状が出た場合は、必ず医療機関で精密検査を受けるようにしましょう。
めまいやふらつきの背景には脳の血流障害が関与していることもあり、関連する詳しい情報は以下の記事も参考にしてください。
受診が必要なケース
受診が必要なケースは、症状の強さ・持続時間・併発する症状によって判断します。
軽い動悸でも繰り返す場合、または初めて経験する症状は、念のため医療機関で評価してもらうことが安心につながります。
【すぐ救急受診が必要なサイン】
- 失神した・意識を失いそうになった
- 強い胸痛が続いている
- 呼吸困難で動けない
- 脈が極端に速い・遅い状態が続く
- 冷や汗・吐き気を伴う
- 顔・手足の麻痺やろれつが回らないなど脳梗塞を疑う症状
緊急性の低い症状でも、以下のような場合は早めに循環器内科やかかりつけ医を受診しましょう。
- 動悸が頻繁に起こる
- 動悸が数分以上続く
- 運動時や安静時に脈の乱れを感じる
- めまい・ふらつきを伴う
- 健康診断で不整脈や心電図異常を指摘された
- 家族に心房細動・突然死の方がいる
受診先は循環器内科または内科(かかりつけ医)が基本です。
検査では、12誘導心電図、24時間ホルター心電図、心エコー、運動負荷心電図、血液検査などが行われ、不整脈のタイプと原因が評価されます。
とくに心房細動は脳梗塞の大きなリスクとなるため、心原性脳梗塞についての詳しい情報は以下の記事も参考にしてください。
不整脈の予防と対策
不整脈の予防と対策は、生活習慣の見直し・ストレス管理・基礎疾患の管理・定期検査の4つを軸に進めます。
遺伝や加齢は変えられない要素ですが、それ以外の多くの要因は意識的にコントロールできます。
| 予防のポイント | 具体的な内容 |
|---|---|
| 十分な睡眠 | 毎日6〜8時間の質の良い睡眠を確保 睡眠時無呼吸症候群がある場合は治療を |
| 適度な飲酒 | 大量飲酒を避ける 休肝日を週2日以上設ける |
| 禁煙 | 心血管リスクを減らす最も効果的な対策の一つ |
| カフェイン制限 | 過剰なコーヒー・エナジードリンクを控える 過敏な方はとくに注意 |
| 適度な運動 | ウォーキング・軽い有酸素運動を週3〜5回 過度な運動は控える |
| 塩分・脂質コントロール | 減塩・バランスの良い食事 野菜・魚を多めに |
| 水分補給 | 脱水を避け、こまめに水分を補給 |
| ストレス管理 | 趣味・リラクゼーション・呼吸法・運動などで発散 |
| 基礎疾患の管理 | 高血圧・糖尿病・甲状腺疾患などを適切に治療 |
| 定期検査 | 健康診断での心電図・血圧・血液検査を欠かさない |
「すべてを完璧に」ではなく「できるところから一つずつ」取り組む姿勢が、長く続けるためのコツです。
気になる症状がある方は、自己流の予防に頼らず、まずは医療機関で評価を受けてから対策を立てるのが安心です。
心機能改善を目指す再生医療という選択肢
慢性的な心機能低下や、糖尿病・腎機能障害などの基礎疾患を抱えている方には、近年心機能改善を目指す補完的なアプローチとして再生医療が注目されています。
幹細胞を用いた治療は、損傷した臓器(膵臓・腎臓など)や血管の修復、自己治癒力の向上を目指すアプローチとして研究が進められています。
再生医療は、患者さまご自身の脂肪組織から採取した幹細胞や血液成分を活用し、組織の修復や機能の維持をサポートする治療法です。
手術や入院を必要とせず、身体への負担を抑えられる点が特徴とされています。
| 治療法 | 特徴 |
|---|---|
| 自己脂肪由来幹細胞治療 | 患者自身の脂肪から採取した幹細胞を培養し投与 拒絶反応のリスクが低く安全性が高い |
| PRP(多血小板血漿)療法 | 血液中の血小板を濃縮し損傷部位に注入 成長因子が組織修復をサポート |
| 分化誘導による次世代再生医療 | 幹細胞を損傷部位へ集中的に誘導 従来の幹細胞治療より高い修復力が期待される |
リペアセルクリニックでは、冷凍保存を行わないフレッシュな細胞を1回あたり最大2億個投与できる体制を整えており、培養したての新鮮な細胞で治療を行える点が強みです。
冷凍保存による細胞の質の低下を避け、幹細胞の生存率・活動率を高く保てるとされています。
不整脈そのものを再生医療で直接治療するわけではなく、背景にある糖尿病・腎機能障害などの慢性疾患のサポートとして検討される領域です。
標準治療(薬物療法・カテーテルアブレーション・ペースメーカー植え込みなど)を継続することが大前提であり、補完的な選択肢として関心がある方は、循環器内科の主治医と相談したうえで専門医療機関で十分な説明を受けることが重要となります。
まとめ|不整脈は生活習慣と早期対応が重要
不整脈は、心臓の拍動リズムが乱れる状態で、軽いものから命に関わる重篤なものまで幅があります。
「不整脈になりやすい人」は特定の人だけではなく、ストレス・睡眠不足・飲酒・喫煙・カフェイン過剰摂取などの生活習慣を抱える方、そして加齢・高血圧・糖尿病・心疾患・甲状腺疾患・睡眠時無呼吸症候群などの基礎疾患を持つ方が当てはまります。
主な症状は、動悸・息切れ・めまい・胸の違和感・失神・疲労感などで、無症状のまま経過する場合もあれば、軽い症状の裏に重篤な不整脈が隠れていることもあります。
失神・強い胸痛・呼吸困難・脳梗塞を疑う症状が出た場合は救急受診が必要です。
軽症でも頻繁な動悸や持続する症状があれば、循環器内科やかかりつけ医での評価を検討しましょう。
予防は、十分な睡眠、適度な飲酒、禁煙、カフェイン制限、適度な運動、減塩、こまめな水分補給、ストレス管理、基礎疾患の管理、定期検査が基本となります。
慢性的な心機能低下や基礎疾患を抱えている方には、近年補完的な選択肢として再生医療の研究も進められています。
リペアセルクリニックでは、冷凍しないフレッシュな幹細胞を用いた治療や、PRP療法、分化誘導による次世代再生医療など、身体への負担を抑えた治療を提供しています。
不整脈は心原性脳塞栓症のリスクともなりますが、その治療事例については以下の動画でも紹介していますのでご覧ください。
再生医療についてさらに詳しく知りたい方は、当院の公式LINEでも最新情報や症例を公開していますので、ぜひご登録ください。
監修者
岩井 俊賢
Toshinobu Iwai
医師
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