- 変形性膝関節症
- 膝の慢性障害
- 再生治療
股関節の左側だけが痛い女性の原因とは?考えられる病気と対処法を解説

「左の股関節だけが痛いのはなぜ?」「放っておいても大丈夫?」と不安に感じている女性も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、股関節が左だけ痛むこと自体は珍しくなく、左右の使い方や骨格、既往歴などによって片側だけ症状が出ることはよくあります。
ただし原因は一つではなく、「左だけだから軽症」とは判断できないため、原因を見極めることが大切です。
本記事では、左の股関節だけが痛くなる原因や症状の特徴、セルフケア、受診の目安まで、医師の視点でわかりやすく解説します。
長引く股関節の痛みでお悩みの方の選択肢の一つに、再生医療があります。
リペアセルクリニックでは、保存療法やリハビリを基本としたうえで、手術をできるだけ避けたい方の選択肢として、再生医療の研究・治療に取り組んでいます。
再生医療の基本的な考え方については、以下の動画でも解説しています。
>>股関節の再生医療について詳しくはこちら
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 長引く股関節の痛みで日常生活に支障が出ている方
- 手術はできるだけ避けたいとお考えの方
- 保存療法(リハビリ・薬)で十分な改善が得られない方
- 変形性股関節症と診断され、治療の選択肢を知りたい方
再生医療は整形外科での診断や標準治療を前提に検討するもので、すべての方に適応されるわけではありません。
詳しく知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
股関節が左だけ痛い女性に多い原因は?片側だけ痛むことは珍しくない
股関節が左だけ痛むこと自体は珍しくなく、片側だけに症状が現れることはよくあります。
立ち方や歩き方の癖、荷物を持つ側の偏り、過去のケガなどによって、左右どちらかに負担が偏ることがあるためです。
ただし、左の股関節痛には変形性股関節症や筋肉・腱の炎症、腰由来の関連痛など、さまざまな原因が考えられます。
そのため、「左だけだから軽い」とは判断できず、原因を見極めることが大切です。
女性で左の股関節だけが痛くなる主な原因
左の股関節痛の原因は、股関節そのもの・筋肉や腱・腰や神経に分けて考えることが重要です。
それぞれ痛みの出方に特徴があるため、順に見ていきましょう。
変形性股関節症・臼蓋形成不全など股関節の病気
女性で多いのが、臼蓋形成不全を背景とした変形性股関節症です。
臼蓋形成不全とは、股関節の受け皿が生まれつき浅く、軟骨に負担がかかりやすい状態をいいます。
日本では変形性股関節症の多くが、この形成不全を背景に発症するとされ、女性に多い傾向があります※。
※参考:公益財団法人 運動器の健康・日本協会「疾患ナビ」
初期は歩き始めの痛みや足の付け根の違和感が中心で、進行すると可動域が狭くなり、安静時にも痛みが出ることがあります。
こうした股関節の病気も、左右どちらか一方から始まることは珍しくありません。
筋肉・腱・滑液包の炎症や使いすぎ
中殿筋や腸腰筋、大転子滑液包などの筋肉・腱・滑液包の炎症や使いすぎも、片側の股関節痛の原因になります。
運動のしすぎや長時間の歩行、立ち仕事などで起こりやすく、特定の動作で痛みが強まるのが特徴です。
これらは安静で軽減しやすい傾向があり、関節そのものの病気とは区別して考えます。
腰や神経の病気による関連痛
股関節そのものに異常がなくても、腰椎の病気が原因で股関節周辺に痛みを感じることがあります。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などでは、神経が刺激されてお尻や太ももに痛みが広がることがあります。
しびれや腰痛を伴う場合は、腰の病気も疑う必要があります。
股関節が片側だけ痛む原因については、以下の記事(右側の場合)もあわせて参考にしてください。
痛みの場所や症状から考えられる原因
痛む場所や動作によって原因をある程度推測できますが、自己判断だけでは確定できない点に注意が必要です。
| 痛む場所 | 考えられる主な原因 |
|---|---|
| 鼠径部(足の付け根) | 変形性股関節症など股関節内の疾患 |
| 外側(出っ張った骨のあたり) | 大転子滑液包炎・中殿筋の障害 |
| お尻側 | 腰の疾患・梨状筋症候群 |
また、歩き始めだけ痛む場合は股関節症の初期、夜間も痛む場合は炎症や進行が考えられるなど、症状の出方もヒントになります。
正確な原因の特定には、レントゲンやMRIなどの画像検査が必要になる場合があります。
左の股関節が痛いときに自分でできる対処法
強い痛みがなければ、股関節への負担を減らしながら経過を見ることが基本です。
- 長時間の歩行や過度な運動を控える
- 体重を管理し、股関節への負担を減らす
- 股関節周囲のストレッチや筋力トレーニングを無理のない範囲で行う
- 杖やクッションを活用して負担を分散する
市販の鎮痛薬を使う場合は、用法・用量を守り、痛みが続くときは漫然と使い続けないようにしましょう。
一方で、痛みを我慢して無理に運動を続けないことも大切です。
股関節に有効な筋力トレーニングについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
放置せず受診したほうがよい症状
数日〜数週間続く痛みや歩行困難、夜間痛などがある場合は、整形外科を受診しましょう。
とくに以下のような場合は、早めの受診が必要です。
- 転倒したあとに強い痛みが出た
- 安静にしても改善しない強い痛みがある
- 発熱や腫れを伴う
- 脚のしびれや筋力の低下がある
これらは早めの対応が大切なサインです。
一方で、軽い違和感程度であればセルフケアで様子を見られることもあるため、症状の程度に応じて判断しましょう。
股関節機能改善を目指す再生医療という選択肢
保存療法で十分な改善が得られない場合には、再生医療が検討されるケースもあります。
再生医療とは、人が本来持つ組織を修復する力を活用し、損傷した組織や機能の改善・維持を目指す治療法です。
変形性股関節症などで、症状の改善や機能の維持を目的に検討されますが、すべての方に適応されるわけではありません。
あくまで整形外科で診断を受けたうえで、保存療法や手術と比較しながら選択肢の一つとして検討するものです。
リペアセルクリニックでは、冷凍せずに培養したフレッシュな自己脂肪由来幹細胞を用い、目的とする細胞へ導く分化誘導の技術にも取り組んでいます。
実際に変形性股関節症で再生医療を受けた方の体験談は、以下の動画でも紹介しています。
手術はできるだけ避けたいとお考えの方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも情報や症例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ|左の股関節痛は原因を見極めて早めに対処しよう
左だけの股関節痛でも原因はさまざまで、早めに原因を把握することが症状悪化の予防につながります。
セルフケアで改善する場合もありますが、変形性股関節症など治療が必要な病気が隠れていることもあります。
対処の目安として、以下を意識してみてください。
- 股関節への負担を減らし、無理に動かさない
- 体重管理やストレッチで予防に取り組む
- 痛みが続く・歩行に支障があるときは整形外科を受診する
- 転倒後やしびれを伴うときは早めに相談する
症状が続く場合や日常生活に支障があるときは、自己判断で様子を見すぎず、整形外科で原因を確認しましょう。
また、保存療法で十分な改善が得られない場合には、機能改善を目指す再生医療も選択肢の一つとして検討できます。
「長引く痛みでお悩みの方」「手術はできるだけ避けたいとお考えの方」は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)の公式LINEからお気軽にご相談ください。
監修者
岩井 俊賢
Toshinobu Iwai
医師


























