変形性股関節症を発症したら仕事を辞めるべき?早期に復帰するための再生医療について
公開日: 2019.11.29更新日: 2025.02.07
変形性股関節症を発症したら仕事を辞めるべき?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
身体を使う仕事は、股関節に大きな負荷がかかりやすく、仕事を続けることで重症化するリスクがあります。
変形性股関節症は重症化すれば働くことが困難になり、結果的に「仕事を辞めなければいけない」ということにもなりかねません。
本記事では、変形性股関節症の症状や治療法、仕事を辞めても復職できる人の特徴を詳しく解説します。
変形性股関節症で仕事を辞めても、しっかりと治療を行えば復職できる可能性があります。
変形性股関節症の症状が出たら早めに治療を開始し、仕事への早期復帰を目指しましょう。
目次
変形性股関節症とは?
変形性股関節症とは、身体を支えたり動かしたりする役割を担う股関節の軟骨が擦り減り、痛みが出現する疾患です。
中高年以上の女性に好発する疾患ですが、小児期の発育性股関節形成不全が原因となる場合もあり、若い方でも発症する可能性があります。
変形性股関節症は進行性の病気のため、軽症のうちに治療を開始し、症状の悪化を防ぎましょう。
変形性股関節症の原因
変形性股関節症の原因は、先天性のものから後天的なものまで多岐にわたり、それぞれが股関節に負担をかけたり軟骨を損傷する原因となります。
- 乳幼児期の股関節脱臼の後遺症
- 生まれつきの股関節形成不全
- 股関節の脱臼
- 大腿骨頭頚部骨折
- 関節リウマチ
- 加齢による関節軟骨の擦り減り
- 遺伝
変形性股関節症の原因の多くは股関節の形成不全ですが、加齢による身体の変化やケガによる股関節の変形も発症原因であるため、年齢問わず注意が必要です。
変形性股関節症の症状
変形性股関節症では、股関節の軟骨が擦り減ることで、日常生活のさまざまな動作に支障をきたします。
変形性股関節症の症状は、以下のとおりです。
- 立ち上がるときや動き始めるときに太ももの付け根が痛くなる
- しゃがむ動作が困難になる
- 靴や靴下を履きにくい
- 長時間立っているのがつらい
- 階段の昇り降りで手すりが必要になる
- 歩行時に身体が左右に揺れる
変形性股関節症の初期は、太ももの付け根やおしりなどに違和感や痛みが出現します。
症状を治療せずに放置していると、変形性股関節症が悪化していき、歩行が困難になったり、安静時にも痛みが出現したりします。
変形性股関節症の症状は日常生活に支障をきたす恐れがあるため、早期から治療を開始するのが大切です。
変形性股関節症の診断方法
変形性股関節症は、問診や診察、単純X線(レントゲン)写真で診断します。
正常な股関節 |
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変形性股関節症 |
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変形性股関節症になると、股関節の可動域も制限される可能性があります。
変形性股関節症で仕事を辞める選択肢を取る理由とは?
変形性股関節症で仕事を辞める選択肢を取る人が多い理由は、仕事や作業が股関節へ与える負担が大きいからです。
立ち仕事の方やしゃがんだり、中腰での作業が多い方は、変形性股関節症を発症するリスクが高まるだけでなく、症状を悪化させる可能性もあります。
また、デスクワークなど長時間座りっぱなしになりやすい仕事も、股関節への負担が大きいです。
そのため、仕事を辞めて治療やリハビリに専念することを選択する方もいます。
仕事を辞めるべきか考える際は、症状の程度や治療の見通し、職場の理解やサポート体制など、さまざまな要素を検討することが重要です。
まずは医師と相談し、適切な治療を受けつつ、自分に合った働き方を模索しましょう。
変形性股関節症を治療する方法
変形性股関節症の治療方法は、以下の4つがあります。
変形性股関節症は症状の程度に応じて治療法が異なります。
早期に医療機関を受診して適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎながら日常生活や仕事を続ける道が見えてくるかもしれません。
薬物療法
変形性股関節症の治療法の1つは、薬物療法です。変形性股関節症の薬物療法では、内服薬や外用薬、坐薬などの鎮痛剤を使用し、炎症や痛みのコントロールを行います。
鎮痛剤を使っても痛みのコントロールが難しい場合は、薬の種類を変更したり、ほかの治療法を検討したりします。
運動療法
変形性股関節症の症状を軽減する治療法に、運動療法があります。
股関節は骨盤と大腿骨で構成されるため、周りの筋肉を鍛えて力をつけたり、股関節の柔軟性を高めることで、症状の改善や進行を遅らせる可能性が高まります。
変形性股関節症の方は、無理のない範囲で以下の動きを行いましょう。
- 立った状態で片足ずつ前に出す
- 足を徐々に横に開く
- 手を使わずに足を後ろに上げる
股関節周りの筋肉は、足を動かすことで鍛えられます。足を前に出す動作は、膝を伸ばして行うとより強い負荷で運動できます。
トレーニングをする際は転倒や上半身のブレをなくすために、手すりを使用しましょう。
手術療法
変形性股関節症が進行し、薬物療法や運動療法で疼痛のコントロールが難しいときは、手術療法が検討される場合もあります。
初期の段階では骨同士がぶつからないように、骨の一部を切り取る術式が一般的です。
関節の変形が進んでいる進行期や末期は、人工股関節置換術という手術で擦り減った関節を人工関節に置き換えます。
術後は痛みが著しく緩和しますが、仕事に復帰するには、しっかりとリハビリを行う必要があります。
再生医療
再生医療は、痛みの緩和が見込めるだけでなく、擦り減った関節軟骨の修復も期待できます。
痛みを我慢しながら仕事を続けるのは大変なことです。
手術となると入院のために仕事を休む必要があり、術後も復帰までに時間がかかる可能性があります。
再生医療は患者さま自身の幹細胞を股関節に注入し、傷ついた軟骨の再生を促す治療法で、入院や手術が不要です。
変形性股関節症の痛みにお悩みの方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。
変形性股関節症で仕事を辞めても復職できる人の特徴
変形性股関節症で仕事を辞めても復職できる人は、以下の3つの特徴があります。
変形性股関節症は、股関節への負担が大きいと症状が悪化する恐れがあります。
症状が落ち着くまで安静にしていたり、治療期間が長引いたりしている場合は、股関節周辺の筋力が低下してちょっとした動作でも負荷がかかりやすくなってしまいます。
症状の程度に合わせて適切な治療を受け、無理のない範囲で仕事への復帰を目指すことが大切です。
復職後の業務内容が肉体労働ではない
変形性股関節症で仕事を辞めても、適切な治療を受け、復職後の業務内容が肉体労働でない場合は、仕事に復帰できる可能性が高いです。
座り仕事や事務仕事などのデスクワークであれば、変形性股関節症の症状が出現していても無理なく仕事を続けられるでしょう。
しかし、業務内容が肉体労働であっても職場復帰できないわけではありません。
肉体労働は股関節への負荷が大きいため、職場復帰する場合は変形性股関節症が悪化や再発しないように注意しながら仕事しましょう。
リハビリ期間が長く筋力もついている
変形性股関節症のリハビリ期間が長く、筋力もついている場合は、辞めていた仕事にも復帰できる可能性があります。
変形性股関節症のリハビリでは、仕事や日常生活での動きを想定して、股関節への負担が少ない動き方を練習します。
リハビリ期間が長ければ、日常生活動作で使用する部位の筋力を効率良く上げられ、復職した際も股関節への負担が少なく身体を動かせるでしょう。
再生医療による治療を受けている
変形性股関節症で仕事を辞めても、再生医療による治療を受けていれば、復職できる可能性があります。
再生医療は入院や手術を必要としない治療法で、治療期間の短縮を目指せるのがメリットです。
再生医療は手術の場合と異なり、長期間の入院がないため、早期の職場復帰が見込めます。
【まとめ】変形性股関節症で仕事を辞めても職場復帰できる
変形性股関節症で仕事を辞めても、職場復帰できる可能性はあります。
変形性股関節症は症状が進行するにつれ、関節が擦り減り痛みが増強する疾患です。
立ち仕事や重い物を持つ仕事に就いている方は、変形性股関節症の症状が悪化しやすいため注意が必要です。
「痛みがつらいけれど手術や入院のために休みがとれない」「手術は避けたい」という方は、痛みの緩和が期待できる再生医療を検討しましょう。
再生医療による治療は、身体への負担が少ないだけでなく、職場への早期復帰も見込めます。
変形性股関節症の治療に再生医療をお考えの方は、まずはお気軽に当院(リペアセルクリニック)までご相談ください。