陸上選手の腰痛、なりやすい選手となりにくい選手?ならないための予防法
公開日: 2019.09.05更新日: 2025.04.28
目次
陸上選手の腰痛、なりやすい選手となりにくい選手?ならないための予防法
スポーツを本格的に行うアスリートは、体を酷使することでケガのリスクが一般の人よりも高くなります。しかし、同じ練習をしてもケガをする人とそうでない人がはっきりと分かれるケースも多いことをご存知でしょうか。
そこで、陸上選手が腰痛にならないようにするための予防法、そして腰痛になってしまった場合に選手生命、選手としてのQOLを維持するという意味で検討したい再生医療をご紹介します。
陸上選手が腰痛を発症する原因と予防方法について
具体的な練習メニューは人によって異なりますが、同じチームであれば練習メニューは似たような内容になることが多いものです。しかし、ケガをする人もいれば、全くケガをしない人もいます。
同じ練習量でもケガのリスクが人によって異なるのは、元々の体の丈夫さなども関係しますが、実はそれ以外の要素も関わっているのです。それは、姿勢・ストレッチ・筋トレです。
陸上選手が腰痛を予防する方法とは?
陸上選手などのアスリートが腰痛になるのは、腰に過剰な負荷がかかり続けることが主な原因です。
そのため、腰痛を予防するためには、腰に負荷がかからないような体の動かし方をすること、腰に負担がかからない姿勢を維持することが重要です。
姿勢は自分では気づけないことが多いので、指導担当者に確認してもらい、正しい姿勢を維持するようにしてください。
また、運動前後に腰のストレッチを十分に行うことで、腰周辺の筋肉や靭帯の柔軟性を確保し、腰痛の原因となる損傷を予防することができます。
さらに、腰痛予防には、体幹の筋肉を鍛える筋トレが有効です。
すでに腰痛があれば早めの治療を受けましょう
すでに腰痛が発生している場合には、医療機関で診てもらい、然るべき治療を早めに開始する必要があります。
治療を行う間は、腰の安静が必要なのでスポーツへの参加は控えなければなりません。しかし、医師の指示に反してスポーツを行い、腰痛を悪化させたという話もよくあります。
再生医療では治療期間を短縮する効果も期待できる!
陸上選手などのアスリートの皆さんは、腰痛を行う安静期間中は練習ができず、もどかしさを感じてしまうことでしょう。
この治療期間を短縮し、腰痛を解消して速やかにスポーツへの復帰を目指すのであれば、「再生医療」という選択肢があります。
再生医療は自身の幹細胞を用いて、損傷した組織や臓器の修復を行う治療法です。
日本でも腰痛症に対して再生医療の治験がスタートしていますし、海外では有名スポーツ選手が再生医療でケガを治癒した事例が数多くあります。
まとめ・陸上選手の腰痛、なりやすい選手となりにくい選手?ならないための予防法
腰痛の予防は難しいことではありませんが、いくら気を付けていてもケガをしてしまうリスクはゼロにはなりません。
腰痛が発生すれば、スポーツ選手としての活動も難しくなりますので、少しでも早い復帰を目指すのであれば「再生医療」を検討してみてはいかがでしょうか。身体を傷つけることなく、入院も不要、選手生命を維持する最新手法としてご紹介しました。
監修;リペアセルクリニック大阪院

監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設