LINEポップアップ
トピックスtopics
  • HOME
  • トピックス
  • 股関節の痛みをほっとくとどうなる?放置リスクや治し方を解説【医師監修】

股関節の痛みをほっとくとどうなる?放置リスクや治し方を解説【医師監修】

公開日: 2025.02.07
更新日: 2025.07.31

「股関節の痛みをほっとくとどうなる?」

股関節の痛みにお悩みの方には、病院に行くのが面倒だったり、病院に行く時間がとれなかったりする方もいるのではないでしょうか。

しかし、股関節の痛みを放っておくと、症状が悪化して深刻な疾患に繋がる可能性があるため、早めに医療機関を受診することが推奨されます。

本記事では、股関節の痛みを放っておくことで起こりうるリスクや考えられる疾患について詳しく解説します。

病院に行くべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

また、股関節の痛みが長引いている方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。

当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、手術せずに股関節の痛みを治療できる再生医療に関する情報を無料で配信しています。

「股関節の痛みを早く治したい」という方は、この機会に再生医療について確認してみてください。

\公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ リペアセルクリニック 公式LINE画像

LINE限定で無料オンライン診断を実施中!
>>簡単30秒で診断してみる

股関節の痛みをほっとくと症状悪化のリスクがある

股関節の痛みを放っておくと、以下のような症状悪化のリスクが高まります。

適切な治療を受けないと手術が必要になることもあるため、痛みを放っておくリスクをよく理解しておきましょう。

歩行困難になる

股関節の痛みを放っておくと痛み症状が悪化し、歩行や立ち上がりなどの動作が困難になる可能性があります。

痛みによってスムーズな動作ができなくなるだけでなく、不自然な姿勢や動作を繰り返すことで他の関節や筋肉にも負担がかかります。

その結果、腰痛や膝の痛みなど、股関節以外の部分に症状が現れることも珍しくありません。

関節軟骨が変形する

股関節の痛みを放っておくと、症状の悪化とともに関節軟骨が変形する可能性があります。

股関節が痛いということは、股関節に過度な負担がかかっているケースが多いです。

過度な負担が継続的にかかることで、関節軟骨がすり減り、変形とともに強い痛みや関節の可動域低下が起こります。

関節軟骨が変形すると、変形性股関節症やリウマチ性股関節症などの深刻な疾患につながるケースも多いです。

日常生活に影響が出る

股関節の痛みを放っておくと痛み症状が悪化し、日常生活に影響が出る恐れがあります。

痛みによって買い物や外出、家事などの基本的なことが難しくなり、生活の質の低下につながる可能性が高いです。

股関節の痛みを我慢しながら日常生活を送ると、痛みが強くなるだけでなく深刻な疾患へと進行するリスクも考えられます。

手術が必要になる場合もあるため、股関節に痛みがある場合は早めに病院を受診しましょう。

股関節の痛みの原因として考えられる疾患

股関節が痛む場合、その原因として以下のような疾患が考えられます。

それぞれの症状についてよく理解し、当てはまる疾患があれば早めに病院を受診しましょう。

変形性股関節症

変形性股関節症は、関節軟骨が加齢や負担によってすり減り、股関節の機能が低下する疾患です。

主に以下のような症状が現れます。

  • 股関節の痛み
  • 関節のこわばり
  • 歩行時の違和感
  • 可動域の制限

変形性股関節症は中高年に多く見られる疾患です。

痛みや可動域の制限により、立ち座りや階段の上り下りなどが困難になるため、早期に治療を開始することが重要です。

リウマチ性股関節症

リウマチ性股関節症は、自己免疫疾患の一つで、股関節を含む関節に炎症が生じる疾患です。

主に以下のような症状が現れます。

  • 股関節の痛みや腫れ
  • 朝のこわばり
  • 関節の変形

リウマチ性股関節症は他の関節にも炎症が広がることが多く、放っておくと日常生活に大きな支障をきたします。

大腿骨頸部骨折

高齢者に多い大腿骨頸部骨折は、転倒などの外傷が原因で発生することが多いです。

主に以下の症状が見られます。

  • 強い股関節の痛み
  • 歩行困難
  • 患側の脚が短く見える

大腿骨頸部骨折は適切に治療しないと長期間の寝たきり状態を招き、筋力低下や二次的な健康問題を引き起こす可能性があります。

転倒を防ぐための環境整備や、骨の健康を保つための栄養管理が予防のポイントです。

大腿骨頭壊死

大腿骨頭壊死とは、大腿骨頭の血流が悪くなることで大腿骨頭が壊死する疾患です。

壊死により大腿骨頭が凹み、以下の症状が生じます。

  • 歩くときや立ち上がるときに股関節が痛む
  • 動きづらくなる

大腿骨頭が壊死しても、陥没するまでは痛みを感じないことが一般的です。

壊死の範囲が大きいと手術が必要になるため、早めの対策が重要になります。

股関節の痛みで病院に行くべきか判断する基準

股関節が痛いときに病院に行くべきか判断する基準は、以下の3つです。

このような症状が見られたら、すぐに病院を受診しましょう。

安静時にも痛みがあるか

安静時にも股関節に痛みがある場合、症状が大きく進行している可能性があるため、早めに医療機関を受診しましょう。

特に夜も眠れないほどズキズキと股関節が痛むときは、変形性股関節症や大腿骨頭壊死などの深刻な疾患が考えられます。

歩行時に痛みが強くなる

歩行時に股関節の痛みが強くなる場合、日常生活に影響が出る可能性があるため、医療機関を受診しましょう。

1週間程度の痛みであれば、軽い筋肉痛や炎症の可能性もゼロではありません。

しかし、2週間以上痛みが続く場合や痛みが繰り返し生じる場合は、専門的な治療が必要である可能性が高いです。

足がしびれている

足がしびれる、力が入りにくいなどの症状が見られたときは、医療機関を受診しましょう。

上記のような症状がみられる場合は、疾患によって足の神経が圧迫されている可能性があります。

大腿神経痛や腰椎椎間板ヘルニアが隠れている可能性があり、放っておくと排尿障害や歩行困難などの重い症状につながる恐れがあります。

早期回復のためには早期治療が重要なため、なるべく早く専門家に相談することが重要です。

股関節の痛みの治し方

股関節の痛みに対する治療法は、症状の進行度によっても異なります。

以下では、それぞれの治療法について解説します。

保存療法

初期や進行期の股関節痛には、主に痛みの軽減や関節の機能維持を目的とする保存療法が用いられます。

保存療法では、以下のような治療を行います。

  • 運動療法: 股関節周辺の筋力を強化し、関節への負担を軽減する
  • 体重管理: 適正体重を維持することで、股関節への負担を減らす
  • 薬物療法: 痛みを和らげる鎮痛剤や抗炎症薬を使用する
  • 物理療法: 温熱療法や電気治療を行い、血流改善や痛みの軽減を図る

保存療法は、痛みや症状の緩和を目的としているため、原因を根本的に解消する治療ではないことに注意しましょう。

痛みが軽度の段階で有効ではありますが、症状が進行・悪化した場合には他の治療法を検討する必要があります。

手術療法

保存療法では改善が見込めない末期の状態では、手術療法が検討されます。

特に関節の変形や痛みが重度で日常生活が困難な場合、以下のような手術が選択されることがあります。

  • 人工股関節置換術: 痛んだ関節を人工関節に置き換える手術
  • 骨切り術: 股関節の形状を修正し、関節への負担を軽減する手術

手術療法はリハビリが必要となる場合が多いですが、適切に行うことで痛みの軽減や生活の質の向上が期待できます。

手術を検討する際は、専門医と十分に相談することが重要です。

股関節の痛みに関してよくある質問

日常生活に大きく影響を与える股関節の痛みに関して、よくある質問を紹介します。

股関節の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

股関節が痛いときは歩かないほうがいい?

股関節が痛いときは、無理して歩かないようにしましょう。

特に強い痛みがある場合は、関節や筋肉に負担をかける可能性があるため、安静にすることを優先してください。

ただし、長期間にわたって股関節を動かさないと関節が硬くなったり、筋力が低下したりするリスクもあります。

痛みが落ち着いてきたら、医師や理学療法士の指導のもとで軽い運動を取り入れると、症状の改善が期待できます。

股関節が痛くて歩けないときの対処法は?

股関節の痛みが強く、歩けない場合には以下の対処法が有効です。

  • 安静にする
  • 冷やすまたは温める
  • サポート器具を活用する
  • 医師の診察を受ける

まずは安静にするのが大切ですが、痛みが強いときは医療機関を受診して医師の診察を受けましょう。

突然歩けないほど股関節が痛くなる原因は?

突然歩けないほどの股関節の痛みが生じる原因には、以下のような疾患が考えられます。

  • 変形性股関節症:関節軟骨の摩耗や変形が進行し、痛みや可動域の制限を引き起こす
  • 関節リウマチ:関節の炎症が原因で痛みが強まり、歩行が困難になる可能性がある
  • 大腿骨頭壊死:骨への血流が途絶え、骨組織が壊死することで激しい痛みが生じる
  • 滑液包炎:股関節周囲の滑液包が炎症を起こし、歩行時に強い痛みを伴う

これらの症状が現れた場合は、早急に医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。

股関節が右だけ痛い原因は?

股関節が右だけ痛いときは、骨や筋肉バランスのゆがみが原因となっている可能性が考えられます。

ゆがみが生じる要因には、「立っているときに右足に重心をかける」「座っているときに足を組む」などがあります。

股関節への偏った負担が痛みの原因となるため、正しい姿勢を意識し、長時間同じ姿勢いないようにしましょう。

股関節の痛みを手術しないで治すなら再生医療も検討しよう

股関節の痛みを放っておくと症状が悪化し、変形性股関節症やリウマチ性股関節症などの深刻な疾患に繋がる恐れがあります。

歩行や立ち上がりが難しくなり、手術が必要になる可能性もあるため、早めの対策が重要です。

近年の治療では、手術がいらない治療法として再生医療が注目されています。

再生医療とは、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した股関節の再生・修復を図る治療法です。

当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、股関節の痛み症状にもアプローチできる再生医療の治療法や症例を配信しています。

「股関節の痛みを手術せずに治したい」という方は、ぜひご覧ください。

\公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
股関節の痛みをほっとくとどうなる?放置リスクや治し方を解説【医師監修】

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

再生医療のリペアセルクリニックTOPトップ