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- 免疫細胞療法
インフルエンザにかかりたくない!感染対策でやるべきこと インフルエンザは毎年冬になると流行し、感染すると38℃以上の発熱や全身の筋肉痛、関節痛などの症状が急激に現れます。感染力がとても強いため、数日から1週間ほどは安静に自宅療養する必要があります。 インフルエンザが流行する時期は、楽しいクリスマスやお正月、成人式、大切な入学試験など重要なイベントがある時期とも重なりますから絶対に感染したくないですよね! そこで今回は、インフルエンザの感染対策でやるべきことをご紹介します。 インフルエンザの感染対策【基礎編】 インフルエンザの感染を防ぐためには、ウイルスを体の中に侵入させないことです。 ・正しい手洗い 石けんで指先、爪の間、指の間、手首まで丁寧に洗い、水で十分に流しましょう。アルコール消毒も効果的です。 ・マスクの着用 ウイルスの侵入を完全に防ぐことはできませんが、のどの乾燥を防ぎます。マスクはまめに交換する必要があります。 ・手で顔を触らない 手についたウイルスが口や鼻から体内に侵入してしまいます。 ・こまめな水分補給 のどの粘膜についたウイルスを水で洗い流してしまいましょう。うがいや歯磨きで口腔内を清潔に保つことも感染対策の1つです。 ・予防接種を受ける インフルエンザに感染すると脳症や肺炎などの合併症を引き起こすことがあります。重症化を防ぐためには予防接種が効果的です。 インフルエンザの感染対策【応用編】 体が弱った状態ではインフルエンザに感染しやすくなりますから、普段の健康管理が重要です。 ・十分な休養 疲れがたまっていると、抵抗力が落ちてしまいます。自分の体をいたわりましょう。 ・十分な睡眠 質の高い睡眠で体力を回復させましょう。 ・バランスのとれた食事 健康な体を維持するためには、食事の内容に気をつけましょう。 ・部屋の湿度を60%以上に保つ 空気が乾燥した状態では、のどの防御機能が低下します。部屋の換気もしてください。 ・流行期には外出を控える インフルエンザが流行しているときは、不要の外出は避けた方が賢明です。 インフルエンザの感染対策で一番重要なのは免疫力を高めること! 人間の免疫システムは、ウイルスの体内への侵入を防ぎ、侵入してしまったときはウイルスと戦ってくれる体の仕組みです。インフルエンザの感染対策をあれこれやってみても、免疫力が落ちていたら感染してしまうかもしれません。免疫力を強化しましょう。 自身の細胞を使って免疫力をアップし、病気を予防する「免疫細胞療法」という治療法があります。安全で、自分自身の細胞を使用するため副作用やアレルギーのリスクが低く、効果的な免疫アップとして注目を集めている治療法です。 まとめ・インフルエンザにかかりたくない!感染対策でやるべきこと インフルエンザの感染対策には、手洗いやマスクの着用など、地道なことの積み重ねが必要です。ウイルスが体内に侵入するのを防ぎ、体調の維持に努めてください。 流行前に予防接種を受けることや人混みへの外出を避けることも有効です。感染対策として、免疫力も大切なポイントになります。最近話題になっている免疫細胞療法による免疫アップも検討してみてはいかがでしょうか。 もし、インフルエンザが疑われるときは、早めに医療機関を受診してくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2019.12.24 -
- スポーツ医療
- 再生治療
急に走ったり、ジャンプしたりした時に突然「ビリッ」という痛みが走り、肉離れを起こしてしまう。そんな経験はスポーツ中に限らず、日常生活でも起こりうるケガの一つです。 この記事では、肉離れが起こる原因からわかる肉離れしやすい人の特徴を詳しく解説します。 肉離れのリスクを高める要因を理解し、効果的な予防策を知ることで、スポーツや日常生活での怪我のリスクを大幅に減らすことができます。 適切な知識と対策で、再発の心配なく活動的な生活を送りましょう。 そもそも肉離れが起こる原因とは 肉離れは筋肉に急激な負荷がかかることで発生する筋組織の損傷です。 とくに瞬発的な動きが求められるダッシュやジャンプ、急な方向転換などで筋肉が強く収縮した際に、逆方向に引き伸ばされる状況が主な原因となります。 筋肉と筋膜が耐えられる限界を超える力が加わると、繊維が断裂して損傷します。 この時「プチッ」という断裂音が聞こえた場合は、深刻な断裂が生じている可能性があるため注意が必要です。 筋肉への負荷が筋組織の耐久限度を超えると、組織内で出血が起こり、腫れや痛みを伴います。 肉離れはスポーツ中に起こることが多く、スポーツ医療でも重要視されるスポーツ外傷です。そして、肉離れのリスクを高める要因に、筋肉の疲労や柔軟性の低下が挙げられます。 肉離れしやすい人の特徴 肉離れは誰にでも起こる可能性がありますが、特定の条件や生活習慣によってリスクが高まります。 以下の特徴に当てはまる方は、肉離れのリスクが高いと考えられるため、注意してください。 スポーツ選手や運動愛好家 体が硬く柔軟性が低い人 疲労が蓄積している人 過去に肉離れを経験したことがある人 水分補給が不足している人 準備運動を十分に行わない人 高齢者(筋肉の弾力性や柔軟性の低下による) それぞれの特徴について、詳しく解説します。 スポーツ選手や運動愛好家 スポーツ選手や定期的に運動を行う愛好家は、肉離れのリスクが高い傾向にあります。 主に陸上競技、サッカー、ラグビーなど瞬発力や急な方向転換を必要とするスポーツでは発生率が上昇します。 スポーツ中は筋肉に強い負荷がかかる場面が多く、とくに試合の後半や疲労が蓄積した状態では筋肉の反応速度や柔軟性が低下するため、肉離れを起こしやすくなります。 また、トレーニング強度を急激に上げた場合や、長期間のブランクの後に高強度の運動を再開した際にも肉離れのリスクが高まります。 体が硬く柔軟性が低い人 体や筋肉の柔軟性の低さは肉離れの主な要因のひとつです。 筋肉や腱が硬く、伸び縮みしにくい状態だと、急な動きや負荷に対して十分に対応できません。 日常的に座り仕事が多い現代人は知らず知らずのうちに柔軟性が低下しており、週末だけのスポーツ活動で無理な動きをすると肉離れにつながる可能性があります。 柔軟性の低下は日々のストレッチで徐々に改善できるため、継続的なストレッチ習慣を身につけることが予防につながります。 疲労が蓄積している人 筋肉の疲労が蓄積している人は肉離れになりやすいです。 疲労状態の筋肉は運動制御能力が低下するため、筋肉の反応が悪くなり、予期せぬ負荷に対応できなくなります。 とくに睡眠不足や連続した高強度トレーニングにより回復時間が不足している場合、筋肉は通常より弱い負荷でも損傷しやすくなります。 十分な休息時間の確保が、肉離れ予防の重要なポイントとなります。 過去に肉離れを経験したことがある人 水分補給が不足している人は、筋組織内の水分が減少し、筋肉の弾力性や柔軟性が低下するため肉離れを起こしやすいです。 運動中は大量の汗により水分と電解質を失うため、こまめな水分補給が必要です。 とくに暑い環境での運動や長時間の運動では、体重の2%以上の水分を失うと筋機能が著しく低下し、肉離れのリスクが高まります。 水分不足の予防には運動前後だけでなく、運動中にも計画的な水分摂取が重要で、とくに電解質を含むスポーツドリンクは効果的です。 水分補給が不足している人 水分補給が不足している人は、筋組織内の水分が減少し、筋肉の弾力性や柔軟性が低下するため肉離れを起こしやすいです。 運動中は大量の汗により水分と電解質を失うため、こまめな水分補給が必要です。 とくに暑い環境での運動や長時間の運動では、体重の2%以上の水分を失うと筋機能が著しく低下し、肉離れのリスクが高まります。 水分不足の予防には運動前後だけでなく、運動中にも計画的な水分摂取が重要で、とくに電解質を含むスポーツドリンクは効果的です。 準備運動を十分に行わない人 スポーツや運動前の準備運動不足も肉離れの要因のひとつです。 適切なウォームアップを行わずに本格的な運動を始めると、筋肉は冷えた状態で急に負荷を受けることになります。 効果的な準備運動は体温と筋温を上昇させ、筋肉の粘弾性を高め、神経系の反応性を向上させます。 とくにストレッチや軽いジョギングなど、これから行う運動に近い動きを取り入れた準備運動が効果的です。 ウォームアップに時間をかけ、徐々に強度を上げていくことが肉離れ予防の基本となります。 高齢者(筋肉の弾力性や柔軟性の低下による) 高齢者の方は、加齢に伴う筋肉量の減少や弾力性・柔軟性が低下しているため、肉離れのリスクを高めます。 また、血流の減少も筋組織の修復能力を低下させる要因となります。 高齢者は若年層と同じ運動強度や急な動きを行うと肉離れのリスクが高まるため、適切な強度の運動と十分なウォームアップが重要です。 定期的な筋力トレーニングとストレッチで筋機能の維持を図ると良いでしょう。 肉離れが起こりやすい部位 スポーツ中の肉離れには、発生しやすい好発部位というものがあります。 主に以下の部位が、スポーツ中に肉離れしやすいため、注意しましょう。 ハムストリング 大腿四頭筋 腓腹(ひふく)筋 以下では、肉離れの好発部位とその原因について詳しく解説します。 ハムストリング ハムストリングはスポーツ中に肉離れを起こしやすい部位の一つです。 太ももの後面の部分にある、半膜様筋・半腱様筋・大腿二頭筋を総称してハムストリングと呼びます。 このハムストリングは膝を曲げる時に使う筋肉のため、さまざまなスポーツで負荷がかかりやすいです。 とくにダッシュする時や急に止まる動作時に肉離れを起こしやすく、陸上競技の短距離走での発生が多くなっています。 大腿四頭筋 大腿四頭筋もハムストリングと同様にダッシュや急なストップなどで肉離れが起こりやすいです。 大腿四頭筋とは、太ももの前面の部分のことで膝を伸ばす時に使う筋肉です。 ハムストリングや大腿二頭筋のような太ももの肉離れは、筋肉が発達してきた10代から20代での発生が多くなっています。 また、太ももの前面と後面となる大腿四頭筋とハムストリングの筋力のバランスも重要です。 短距離走だけでなく、中距離や長距離走でも肉離れが発生することもあります。普段からスポーツの前にはストレッチをして筋肉を柔らかくしておきましょう。 腓腹(ひふく)筋 ふくらはぎとして知られる腓腹筋ですが、サッカーやテニスのようなスポーツで肉離れが発生しやすいです。 急な方向転換など瞬発的な動きをするスポーツでは、筋肉が急激な収縮に耐えられずに肉離れが好発します。 また、ジャンプやキックのような動きでもふくらはぎの肉離れリスクはあります。 運動前後にふくらはぎやアキレス腱のストレッチを行い、柔軟性を維持しましょう。 肉離れの治療法 肉離れの疑いがあるときは、以下の処置・治療を実施しましょう。 肉離れ直後は応急処置「RICE処置」を行う 落ち着いたらリハビリに取り組む 肉離れの早期改善を目指せる「再生医療」について 肉離れが発生した場合、適切な治療法を知っておくことが回復への近道となります。 急性期の対応からリハビリテーション、新たな医療技術まで、肉離れの治療法について段階的に解説します。 肉離れ直後は応急処置「RICE処置」を行う 肉離れが発生したら、まず最初に行うべきは「RICE処置」です。 R(Rest):安静 I(Ice):冷却 C(Compression):圧迫 E(Elevation):挙上 これは Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字を取った応急処置法です。 損傷部位の炎症を抑え、症状の悪化を防ぐ目的で行われます。 まずは、患部に痛みを感じた時点で運動を中止して患部を安静にします。次に、氷嚢やアイスパックを使って20分ごとに冷却を繰り返し、腫れを抑制しましょう。 圧迫包帯で患部を適度に固定することで、さらに腫れを軽減します。そして、心臓より高い位置に患部を挙げて、血流を改善させます。 この初期対応が適切に行われるかどうかは非常に重要で、その後の回復期間や完治までの道のりが大きく変わってきます。 落ち着いたらリハビリに取り組む 肉離れのリハビリテーションは、症状が落ち着いた後(通常3〜5日後)から、以下のように段階的に進めていきます。 ストレッチから始め、痛みのない範囲で筋肉の柔軟性を徐々に取り戻す 筋力トレーニングを導入し、弱った筋肉を強化する 痛みがなくなれば、体重をかけた状態での運動を行う 最終的にジョギング、ダッシュ、ジャンプなどの動きを取り入れ、段階的に競技復帰を目指す 焦らず適切なステップを踏むことで、再発のリスクを減らすことができます。 肉離れの早期改善を目指せる「再生医療」について 肉離れの治療法のひとつには、再生医療という選択肢もあります。 再生医療は自身の脂肪から採取・培養した幹細胞や、血液から採取した血小板を用いて組織の修復を目指す治療法です。 主に以下の特徴があります。 治療期間の短縮が目指せる 入院や手術が必要ない 患者さま自身の幹細胞や血液を用いるため副作用のリスクが少ない 手術や入院が不要で、短期間での治療が目指せることから、スポーツ外傷から早期に復帰したいアスリートからも注目されています。 【まとめ】肉離れしやすい人には再生医療による治療も選択肢のひとつ 肉離れは、ダッシュやジャンプなど急激な負荷が筋肉にかかることで発生する筋組織の損傷です。 肉離れしやすい人の特徴としては、スポーツ選手や疲労が蓄積している人、過去に肉離れを経験した人、高齢者などが挙げられます。 好発部位はハムストリング、大腿四頭筋、腓腹筋(ひふくきん)の3か所が主です。 治療は初期のRICE処置が重要で、その後段階的なリハビリに取り組むことで再発リスクを減らせます。 また、早期回復が目指せる再生医療も治療の選択肢のひとつです。 当院「リペアセルクリニック」では、肉離れを含むスポーツ外傷に対する再生医療を提供しています。 繰り返す肉離れにお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。丁寧にご説明させて頂きます。
2019.12.24 -
- スポーツ医療
「背中の肉離れはどのような症状が出る?」 「ぎっくり背中(背中の肉離れ)はいつ治る?」 突然の背中の痛みにお悩みの方の中には、具体的な症状や治療期間について知りたいという方も多いのではないでしょうか。 背中の痛みが急に現れた場合、「ぎっくり背中」とも呼ばれる背中の肉離れの可能性があります。 本記事では、背中の肉離れ「ぎっくり背中」の主な症状や原因、治療法について詳しく解説します。 背中の肉離れの症状や原因を知り、ぎっくり背中にならないよう適切な予防策をとりましょう。 背中の肉離れ「ぎっくり背中」の主な症状 「ぎっくり背中」と呼ばれる背中の肉離れの主な症状は、以下のとおりです。 動くと背中に強い痛みを感じる 背中を動かせない 寝返りができない 呼吸時に背中が痛む 背中を押すと痛い 背中がしびれる など 背中に大きな負荷がかかると背中の筋肉が損傷し、肉離れの症状が出現します。 レントゲンなどの画像検査では異常がみられなくても、背中の痛みが出ている場合は、ぎっくり背中の可能性があります。 また、ぎっくり背中はぎっくり腰と似ていますが、症状の出る部位が異なります。 ぎっくり腰は腰部が痛くなるのに対し、ぎっくり背中は胸の真後ろの背部(胸椎部)が痛くなるのが特徴です。 背中の肉離れ「ぎっくり背中」になる原因 背中の肉離れ「ぎっくり背中」が発症する原因には、日常生活や身体の状態が深く関係しています。 以下に挙げる要因が複合的に影響して、肉離れを引き起こす原因となります。 運動不足 筋力の低下 筋力バランスの乱れ 柔軟性の低下 長時間の同じ姿勢 猫背・反り腰 など 主に筋力や柔軟性の不足によって発症する可能性があるため、運動不足で筋力が低下したり、筋力バランスが乱れたりしている人は、運動習慣をつけることが大切です。 一方で、スポーツや重労働など背中の筋肉を使うことが多い人も、筋肉の疲労がぎっくり背中のリスクを高めてしまいます。 また、デスクワークが中心の人や、猫背・反り腰など姿勢が悪い人は、背中の筋肉が硬くなってしまい柔軟性が低下します。 背中の肉離れが起こらないよう、適度に背中を動かしましょう。 ぎっくり背中はいつ治る?主な対処法・治療法 ぎっくり背中は、通常5日〜2週間程度で改善するケースがほとんどです。 しかし、適切な対処・治療を受けないと、症状が悪化したり慢性化したりして完治が遅れる可能性があります。 本章では、ぎっくり背中に有効な対処法・治療法について解説します。 患部の負担を避けて安静にする アイシングで痛みを和らげる 痛みが強いときは医療機関を受診する 再生医療なら治療期間を短縮できる 以下でそれぞれの内容について確認していきましょう。 患部の負担を避けて安静にする ぎっくり背中になってしまった際は、まずは安静に過ごすことを心がけましょう。 背中の肉離れは、発症日から2日間が急性期とされ、痛みが最も強く出現します。 痛みが強い時期に無理に背中を動かしてしまうと、症状が悪化し、治療期間が長引く可能性があります。 できるだけ安静に過ごし、痛みが落ち着いてきたら、ストレッチや軽いウォーキングなどを行い少しずつ身体を動かしましょう。 アイシングで痛みを和らげる ぎっくり背中になったときの対処法に、患部のアイシングで痛みを和らげる方法があります。 患部を適切にアイシングすることで痛覚を鈍感にし、背中の肉離れ症状である痛みの緩和に効果が期待できます。 背中を冷却する際は、氷嚢や保冷剤などを10~20分程度患部に当てましょう。 痛みが強いときは医療機関を受診する ぎっくり背中になり、痛みが強いときや症状が悪化している場合は、医療機関を受診することが重要です。 軽度のぎっくり背中では、適切なセルフケアでも改善が見込めますが、重症化・進行している場合、セルフケアでは痛みが改善しないこともあります。 セルフケアでも1週間以上痛みが続く場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 再生医療なら治療期間を短縮できる ぎっくり背中の早期改善を目指す場合、自己細胞を用いた「再生医療」による治療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促すことで早期改善が期待できる治療法です。 通常5日〜2週間程度で改善に向かうぎっくり背中ですが、1週間以上強い痛みが続いたり、症状が悪化したりした場合は、早めに相談しましょう。 当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料カウンセリングを実施しております。 「ぎっくり背中を早く治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひご相談ください。 背中の肉離れ「ぎっくり背中」の予防法 背中の筋肉の損傷を起こさないようにするためには、原因につながる生活習慣を改善することが大切です。 以下に挙げるポイントを日常生活に取り入れて、背中の負担を軽減し、ぎっくり背中を防ぎましょう。 ストレッチや筋トレで筋肉の柔軟性を高める 姿勢を改善して背中の筋肉の負担を軽減する 身体を冷やさないようにする 以下でそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。 ストレッチや筋トレで筋肉の柔軟性を高める ぎっくり背中を予防するためには、ストレッチや筋力トレーニングで背中の筋肉の柔軟性を高めることが大切です。 背中の筋肉は大きく、さまざまな動作で使用するため、筋力や柔軟性を高めることで身体をスムーズに動かせるようになり、ぎっくり背中のリスクを軽減できます。 運動不足によって筋力が低下している人は、背中を中心としたストレッチや筋力トレーニングを行いましょう。 姿勢を改善して背中の筋肉の負担を軽減する 猫背や反り腰などの不良姿勢を改善すると、背中の筋肉の負担が軽減し、ぎっくり背中の予防につながります。 背中の筋力が低下した人は、正しい姿勢を保ちにくく、猫背や反り腰になってしまう場合があります。 長時間パソコンやスマホを使用するという人は、30分〜1時間を目安に身体を動かし、長時間同じ姿勢で過ごさないようにしましょう。 身体を冷やさないようにする ぎっくり背中を防ぐには、身体を冷やさないようにすることが大切です。 身体が冷えたときは、体温を上昇させるために筋肉が収縮します。背中の筋肉が収縮すると、背筋が硬くなり背中を動かしにくくなります。 背中が動かしにくい状態で、無理に身体をひねってしまうと、ぎっくり背中になる可能性があるため注意が必要です。 つらいぎっくり背中には「再生医療」をご検討ください 背中の肉離れ「ぎっくり背中」の痛みが強いときは、無理をせずに医療機関を受診しましょう。 運動不足による筋力低下や姿勢の悪さなどが原因となるため、普段から背中の筋力・柔軟性を高めるためのストレッチや筋力トレーニングを取り入れることが重要です。 また、「ぎっくり背中を早く治したい」という方は、自己細胞を用いた「再生医療」をご検討ください。 前述のとおり、再生医療は患者さまの細胞や血液を用いて、炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促すことで早期改善が期待できる治療法です。 当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。
2019.12.23 -
- 足底腱膜炎
マラソンを続ける中で「足の裏がズキズキ痛む」「長距離を走ると足裏がつらい」といった悩みを抱えていませんか? マラソンは走行距離や練習量が多くなる競技なので、足裏の痛みをそのままにしておくと、足底腱膜炎などを引き起こすリスクが高くなります。 本記事では、マラソン中に足の裏が痛くなる原因や痛みを和らげる対処法なども紹介しています。 ケガを未然に防ぎたい・足裏の痛みが長引いて困っているランナーの方は、今後のランニングを快適に続けるためにも、ぜひ参考にしてください。 マラソン中や後に足の裏が痛くなる主な原因 マラソン中や後に足の裏が痛くなる原因は以下の通りです。 足底筋膜炎 中足骨の疲労骨折 靴擦れ・たこ・マメなどの痛み 筋力不足や偏平足によって足裏にかかる負担が増える 足の裏の痛みはそれぞれ別の原因の可能性があるため、参考にしてください。 足底筋膜炎|かかとから土踏まずにかけての痛み 足底筋膜炎(足底腱膜炎)は、かかとから土踏まずにかけてズキズキと痛むのが特徴的な疾患で、ランナーに多く見られる代表的なランニング障害です。 朝の起床時や長時間の走行中に痛みを強く感じることが多く、マラソンやジョギングを続けている方に発症しやすい傾向があります。 この痛みは以下のような要因が複合的に影響していると考えられています。 同じ動作を長時間繰り返すマラソンなどの習慣 硬い路面での走行 クッション性の低下したシューズの使用 足のアーチ構造への慢性的な負担 肥満 また足底腱膜炎かどうか確かめる方法については、以下の記事でも詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。 中足骨の疲労骨折|足の中央に痛みが出るケース 中足骨の疲労骨折の場合は、足の甲から足裏中央に痛みや腫れなどの症状が出ることが特徴です。 ランニングやジャンプなどの繰り返しの動作によるオーバーユースやシューズの劣化、骨密度の低下などが原因とされます。 中足骨の疲労骨折が疑われる症状は、以下の通りです。 歩行時や走行時の足の甲や足裏の持続的な痛み 局所の腫れや熱感 安静にしても痛みがなかなか引かない これらの症状がある場合、疲労骨折の可能性があるため、早めに整形外科などの医療機関を受診することをおすすめします。 靴擦れ・たこ・マメなどの痛み 靴擦れやたこ・マメなどの足の表面の痛みは、以下のような要因で引き起こされます。 足に合っていないランニングシューズの使用 ソックスの素材やフィット感が合っていない 新しいシューズを履く 特に、新品のレース用シューズを本番でいきなり使用すると、足が擦れやすくトラブルの原因になりやすいため注意が必要です。 筋力不足や偏平足によって足裏にかかる負担が増える 足の筋力不足やアーチの低下(偏平足)により、足底への負担が分散されにくくなり、衝撃が集中して痛みを引き起こすことがあります。 着地や歩行のたびに足裏全体に過度な衝撃がかかりやすくなり、以下のような症状を引き起こす可能性も。 足が疲れやすくなる 長時間の歩行や運動で炎症や痛みが出やすくなる 足底筋膜炎などの二次的な障害を引き起こすリスクも高まる 必要に応じて、足指のトレーニングやアーチサポートインソールの使用も検討しましょう。 足裏の痛みを防ぐ・和らげる対処法 足裏の痛みを防ぐこと・和らげる対処法は、以下の通りです。 インソール・シューズの見直し ストレッチ・マッサージで足裏の柔軟性を保つ 練習量の調整・走り方のフォーム改善 上記の対処法を実践することにより、足裏の痛みを和らげる可能性がありますので、参考にしてください。 インソール・シューズの見直し 足の痛みやトラブルを予防・改善するためにも、以下のポイントに注目し、インソールやシューズを見直しましょう。 クッション性のある靴 アーチサポート機能で足の構造を支える 足の形や痛みの部位に合わせる 足の痛みが続く場合は、自己判断に頼らず、専門医や義肢装具士に相談しながらインソールを調整することも効果的です。 ストレッチ・マッサージで足裏の柔軟性を保つ 足裏の柔軟性を維持し負担を軽減するためには、以下のような部位を中心にストレッチやマッサージを取り入れることが効果的です。 足裏 ふくらはぎ アキレス腱 テニスボールやゴルフボールを使った足裏のマッサージは、自宅でも簡単にできるセルフケアとしておすすめです。 ただし、間違った方法で行うと逆効果になることもあるため、医師や理学療法士の指導のもとで実践するようにしましょう。 練習量の調整・走り方のフォーム改善 練習量の調整や走り方のフォームを改善することも、足裏の痛みを防ぐ対処法です。 過度な練習や体に負担のかかる走り方は、痛みや炎症を引き起こす根本的な原因となる可能性があるので注意しましょう。 フォームの改善は専門のトレーナーや理学療法士に相談することで、個人の体型やクセに合ったアドバイスが受けられるので効果的です。 【まとめ】マラソン中の足裏の痛みは放置せず、早めの対策を 足裏の痛みは放置すると悪化しやすく長期化する可能性があるため、ランニングの継続に支障をきたす可能性があります。 早期に原因を把握して、適切なケア・環境調整を行うことが回復の鍵です。 足裏の痛みが続く場合は、整形外科やスポーツ整形など医療機関への相談が必要となります。 また、足底筋膜炎などの慢性的な症状が続く場合は、再生医療という選択肢もあります。 再生医療は自身の血液を使用し、患部に注射をする医療法で自身の血液を使うため、感染症などの心配もありません。 再生医療については、ぜひ当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2019.12.23 -
- スポーツ医療
「物をつかむと痛い」「スマホを長時間使ったあとに指がしびれる」といった、手や指の違和感や痛みを感じながらも放置していませんか? 腱鞘炎は指や手首の使いすぎによって起こる炎症で、初期のうちに対処すれば回復が見込めますが、放置すると痛みが慢性化し、家事や仕事に支障をきたすケースも少なくありません。 本記事では、腱鞘炎による痛みの特徴や治療法まで詳しく解説します。 手術以外の治療法として注目されている再生医療についても紹介しますので、つらい痛みに悩まされている方はぜひ参考にしてください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療の治療法や症例を無料で配信中です。 「腱鞘炎の痛みを早く治したい」「手術せずに治したい」という方は、ぜひ再生医療についてチェックしてみてください。 腱鞘炎はどんな痛み?症状を種類別に解説 腱鞘炎は発症する場所によって症状や特徴が異なります。 痛みの特徴について、以下2つのタイプ別に紹介します。 ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎) ばね指(弾発指) 発症部位や痛みについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。 ドケルバン病(親指の腱鞘炎) ドケルバン病は、手首の親指側にある腱(短母指伸筋腱と長母指外転筋腱)の腱鞘が炎症を起こし、痛みや腫れが生じる病気です。 特徴は、以下のとおりです。 発症部位 親指の付け根から手首にかけて 痛みの特徴 親指を広げたり、手首をひねったりすると強い痛みが生じる 日常生活への影響 ・ペットボトルの蓋を開ける、タオルを絞るなどの動作が困難になる ・手首の親指側が腫れて熱を持つことがある ドケルバン病は手や指をよく使う人に発症しやすく、放置すると慢性化することもあります。 ばね指(弾発指) ばね指は、指の腱が腱鞘の中で引っかかり、指の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなる病気です。 特徴は、以下のとおりです。 発症部位 指の付け根の手のひら側 痛みの特徴 指を曲げ伸ばしするときに「カクッ」とした引っかかりと痛みがある 日常生活への影響 ・指がばねのように急に動く「弾発現象」が起こる ・起床時に症状が強く現れることが多い ・指が曲がったまま伸ばせなくなることもある 早期に適切な対処をすることで症状の改善が期待できます。 痛みや動かしにくさを感じたら、まずは指の付け根を安静にして負担を減らすことが大切です。 腱鞘炎で痛みが生じる原因 腱鞘炎の痛みの原因は、主に以下の3つです。 手首や指の使いすぎ ホルモンバランスの変化 糖尿病の合併症 腱鞘炎が起こる原因を理解して、予防や早期対応につなげましょう。 手首や指の使いすぎ 腱鞘炎が起こる主な原因は、手首や指の使いすぎです。 通常は滑らかに動く「腱」ですが、同じ動作を繰り返したり、過度な負担をかけ続けたりすると、摩擦によって炎症が起きて痛みや腫れが生じます。 日常生活の中では、以下のような動作が原因となる場合があります。 活動の種類 具体的な動作例 日常のデジタル作業 パソコンやスマートフォンの長時間操作 職業・仕事 美容師、料理人、楽器の演奏 家事・育児 赤ちゃんの抱っこ、フライパンをあおる動作 スポーツ・趣味 テニスやゴルフの素振り、編み物 一見すると軽い力に見える動作でも、毎日繰り返し行うことで腱に疲労が蓄積していきます。 ご自身の生活の中で、上記のような手首や指を酷使する動作を長時間続けていないか確認してみましょう。 ホルモンバランスの変化 腱鞘炎は女性に多くみられる疾患の一つでもあり、これにはホルモンバランスの変化が関係しています。 とくに以下の時期に発症しやすいとされており、注意が必要です。 妊娠・出産期:ホルモンバランスの変化により腱や靭帯が緩みやすくなる 更年期:エストロゲンの減少により腱の柔軟性が低下する 月経周期:ホルモンの変動により症状が悪化することがある また、加齢により腱の柔軟性が低下し、小さな損傷が蓄積されるのも炎症の原因になります。 年齢を重ねると、若い頃と同じ動作でも腱鞘炎を発症するリスクが高くなるため、無理せず適度に休憩を取りましょう。 糖尿病の合併症 糖尿病の合併症の一つとして、指がカクッと引っかかる「ばね指」を発症するリスクが高まることが知られています。 これは、高血糖の状態が続くことで、腱そのものの質が変化してしまうためです。 糖尿病と腱鞘炎の関係について、以下の点が指摘されています。 糖尿病患者はそうでない方と比べて、ばね指を発症する頻度が約10倍高い 血糖コントロールの状態を示すHbA1cの値が高いほど、ばね指の発症リスクは上昇する 高血糖で体内に増える終末糖化産物(AGEs)が腱に蓄積し、組織を硬く、もろくさせることが原因 ※参考:PubMed 指の痛みや動かしにくさを感じている糖尿病の患者さまは、ただの手の使いすぎではなく、ばね指を合併しているサインかもしれません。 血糖コントロールを続けることが、腱鞘炎(ばね指)の予防と改善につながります。 腱鞘炎チェックリスト|手首や指の痛みがある方は要注意 手首や指に続く痛みや違和感がある方は、ご自身の症状が腱鞘炎のサインに当てはまるか、以下のリストで確認してみましょう。 腱鞘炎チェックリスト 手首の親指側が痛む、または腫れている 親指を動かすと痛みが増す 指の付け根(手のひら側)に痛みや腫れがある 指を曲げ伸ばしする時に引っかかる感じがする 物をつかむ、タオルを絞るといった動作で痛む 朝、指がこわばって動かしにくい 親指を中に入れて拳を握り、小指側に手首を曲げると鋭い痛みが走る 長時間のパソコン作業やスマホ操作を日常的にしている 妊娠・出産期、または更年期である 上記の項目に複数当てはまる場合、腱鞘炎を発症している可能性があります。 症状が改善しない、または痛みが強くて日常生活に支障が出ているようでしたら、我慢せずに整形外科など専門の医療機関へ相談しましょう。 腱鞘炎の痛みの治し方 腱鞘炎の痛みを改善する主な選択肢として「保存療法」「手術療法」「再生医療」があります。 保存療法 手術療法 再生医療 上記から症状の進行度やライフスタイルに合わせて適切な治療法を選択します。 ご自身の状況と照らし合わせながら、どのような治し方があるのかを確認していきましょう。 保存療法 保存療法は、手術以外の方法で炎症を鎮め、患部への負担を軽減する治療の基本です。 腱鞘炎の治療では、まず保存療法から開始するのが一般的で、主に「炎症の鎮静」と「患部へのストレス軽減」が目的になります。 具体的な治療内容は、以下のとおりです。 安静と活動の調整 サポーターやテーピングによる固定 消炎鎮痛作用のある外用薬や内服薬の使用 ステロイド注射 初期の腱鞘炎であれば、まずは安静を心がけ、上記の治療法を併用することで症状の改善が期待できます。 上記の方法の中でも、ステロイド注射は炎症を抑えるのに効果的です。 ただし、繰り返しの使用には注意が必要なため、医師との相談のもとで慎重に進める必要があります。 手術療法 手術療法は、保存療法を続けても症状が改善しない、または再発を繰り返す場合に検討される治療法です。 痛みの原因となっている厚くなった腱鞘の一部を切開し、腱がスムーズに動けるようにすることで、症状の根本的な改善を目指します。 一般的に「腱鞘切開術」と呼ばれる手術の概要は、以下のとおりです。 局所麻酔での日帰り手術が可能 手術時間は15〜30分程度 1〜2cmほどの小さな皮膚切開で完了 腱鞘切開術は、慢性的な痛みや指の引っかかりに悩む方にとって、根治が期待できる有効な選択肢です。 比較的短時間で済む手術なので、体への負担もそこまで大きくありません。 手術の翌日から手を動かせるため、腱鞘炎の痛みや症状を早く治したい方に選ばれる治療です。 再生医療 再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて炎症を抑えたり、損傷した組織の修復を促す先端医療です。 保存療法では十分な効果が得られず手術も避けたいと考える方にとって、新たな治療選択肢になります。 保険適用外の自由診療となりますが、入院や手術の必要がなく日帰りで受けられるため、日常生活を送りながらでも治療可能です。 アレルギーや拒絶反応などの副作用リスクも少ないため「腱鞘炎を手術せずに早く治したい」という方は、ぜひ検討してみてください。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療の治療法や症例を配信しています。 再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。 腱鞘炎の痛みについてよくある質問 ここでは、腱鞘炎の痛みについてよくある質問に回答していきます。 腱鞘炎で手首に痛みは出る? 腱鞘炎の痛みを和らげる方法は? 腱鞘炎になったらやってはいけないことは? 痛みの場所やご自身でできる対処法など、正しい知識を身につけていきましょう。 腱鞘炎で手首に痛みは出る? 指の付け根の痛みをイメージする方も多い腱鞘炎ですが、炎症によって手首に痛みが出ることもあります。 とくに、手首の親指側に痛みや腫れが生じる「ドケルバン病」は腱鞘炎の代表的な種類の1つです。 親指を動かす腱とそれを覆う腱鞘がこすれて炎症を起こすため、物をつかんだり手首をひねったりする動作で痛みが強くなるのが特徴です。 妊娠・出産期や更年期の女性のほか、パソコン作業や育児などで手や指を頻繁に使う方にみられやすい症状です。 以下の記事では、手首が痛いときの対処法について詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。 腱鞘炎の痛みを和らげる方法は? 腱鞘炎の痛みを和らげる基本は、患部を安静に保ち、炎症を鎮めることです。 ご自身でできる対処法として、以下のような方法があります。 痛みの原因となる動作を控え、手や指を休ませる サポーターやテーピングで患部を固定し、動きを制限する 痛み出した直後は冷やし、慢性的な痛みには温める 消炎鎮痛成分を含む湿布や塗り薬を使用する まずは患部を使いすぎないように意識し、これらのセルフケアを試してみてください。 痛みが長引く、または日常生活に支障が出るほどの強い痛みがある場合は、医療機関での治療を検討しましょう。 腱鞘炎になったらやってはいけないことは? 腱鞘炎になった際は、以下の行動を避けましょう。 痛いところを確かめようと、何度も押したり動かしたりする 痛みを我慢しながら無理にストレッチやマッサージをする 痛み止めを使いながら、手や指をこれまで通り酷使する 患部に熱感や腫れがあるのに温める 痛みを早く治したいと思うあまり、上記のような行動がかえって症状を悪化させてしまう場合があります。 放置していると症状が慢性化し、回復が遅れる原因にもなるため、まずは患部を安静にすることが回復への近道です。 腱鞘炎の痛みは放置せずに早めの治療が大切 腱鞘炎による痛みは適切な治療を受けることで、症状の改善や再発予防が期待できます。 腱鞘炎への対処で意識したいポイントは、以下のとおりです。 安静にする 治療選択肢は豊富にあり、ご自身に合った方法を選べる 手術以外の治療法として再生医療も選択肢となる 手や指の痛みで家事や仕事に支障を感じている方は、我慢せず医療機関に相談することが大切です。 また近年では、手術以外の選択肢として再生医療も注目されており、負担の少ない治療法として検討も可能です。 治療法については、当院リペアセルクリニックの公式LINEからでも確認できますので、ご興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
2019.12.22 -
- ひざ関節
半月板損傷による痛みや関節のこわばりを軽減する治療法として、ヒアルロン酸注射は有効な手段のひとつです。 しかし、すべてのケースに万能ではなく、継続期間や症状の経過によっては効果が薄れる場合もあります。 また「ヒアルロン酸注射を打ち続けているけれど、いつまで続ければいいの?」「最近、効果を感じにくくなってきた」という方も、多いのではないでしょうか? 本記事では、半月板損傷におけるヒアルロン酸注射の標準的な継続期間の目安から、長期間注射を続けた場合に起こりうる効果の減少やリスクについて詳しく解説します。 自分の症状にある治療法を選択し、将来の関節トラブルを未然に防ぎましょう。 半月板損傷におけるヒアルロン酸注射の継続期間の目安 半月板損傷におけるヒアルロン酸注射の継続期間の目安は、以下の通りです。 内容 一般的な目安 初期治療 週1回 × 3〜5回連続投与(1クール) 継続投与(症状安定後) 2〜4週に1回、症状に応じて間隔を調整 総治療期間の目安 3か月〜半年(個人差あり) 半月板損傷の治療として行われるヒアルロン酸注射は、1回の処置で永続的な効果を得られるものではありません。 これは注入されたヒアルロン酸が、徐々に体内に吸収される性質があるためです。 一般的な治療スケジュールでは、初期段階で週1回のペースで約5週間にわたって注射を行い、その後は2週間に1回のペースに移行します。 ただし、この回数は症状の改善度や膝関節の状態によって個人差があり、痛みが強い場合は、週1回のペースを継続することもあります。 治療全体の期間としては、通常3カ月程度を目安としていますが、症状の変化や医師の臨床判断によって最適な継続期間が決定されます。 効果と経過を定期的に評価しながら、医師と相談して治療計画を調整していくことが重要です。 膝にヒアルロン酸注射を打ち続けると効果が薄れる可能性がある ヒアルロン酸注射は、長期間継続することで症状の進行や関節の状態に変化が生じ、注射の効果を十分に感じられなくなる場合があります。 また、注射を繰り返すことで以下のようなリスクが伴う場合もあります。 関節内で炎症を引き起こす可能性 穿刺部位(注射する部分)への物理的刺激や腫れ 関節内の自然な潤滑バランスの変化 こうした変化を踏まえ、治療を続けても症状の改善がみられない場合や、新たな症状が現れた場合には、医師と相談して治療方針の見直しを検討することが重要です。 膝へのヒアルロン酸注射によるリスクについては、以下の記事でも解説しています。 半月板損傷でヒアルロン酸注射の効果がなかった場合の治療法 半月板損傷でヒアルロン酸注射が効果を示さない場合、以下の治療選択肢があります。 薬物療法 手術療法 リハビリテーション 再生医療 治療選択は症状の程度や患者様の状態に応じて段階的に検討します。 半月板損傷の治療法については、以下動画の3:11秒から解説していますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/qH46jDFK9Mc?feature=shared&t=192 薬物療法 薬物療法は、半月板損傷による痛みや炎症のコントロールを目的とした、初期治療のひとつです。 主に使用される薬の種類としては、以下になります。 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) アセトアミノフェン ステロイド注射 手術や注射に比べて負担が少なく、内服薬などの保存的アプローチから開始されることが一般的です。 ただし薬物療法はあくまで一時的な処置であり、半月板自体の損傷を修復するものではありません。 痛みが和らいだからといって放置せず、リハビリや体重管理などと組み合わせて、再発予防と関節機能の回復を目指すことが大切です。 手術療法 半月板損傷に対して、保存療法や注射治療で効果が得られない・損傷の程度が重度で関節機能に支障をきたしている場合には、以下のような手術療法が選択されることがあります。 半月板縫合術(縫合修復術) 半月板部分切除術(部分切除術) 回復までの期間は術式や損傷の程度によりますが、日常生活への復帰までの目安は以下の通りです。 縫合術 切除術 入院期間 約2週間 約4日間 歩行可能期間 術後約2週間 術後の翌日から スポーツ復帰 術後約3カ月 術後約1~2カ月 半月板損傷で手術をするデメリットについては、以下の記事でも解説しています。 リハビリテーション 半月板損傷に対するリハビリテーションの内容は、以下の通りです。 可動域の回復(ROM訓練) 筋力トレーニング 歩行訓練・負荷量のコントロール 痛みが引いても筋力や柔軟性が戻らなければ、再発や変形性膝関節症など二次障害につながる可能性があります。 再生医療 再生医療は損傷した組織の修復や再生を促す以下のような治療法が、近年注目されています。 PRP療法(多血小板血漿療法) 幹細胞治療(自己由来間葉系幹細胞) PRP療法は患者自身の血液から血小板を濃縮した成分を関節内に注入し、炎症の抑制や組織修復の促進を図る治療法です。 また幹細胞治療は、脂肪や骨髄などから採取した自己幹細胞を培養し、関節内に注入して損傷組織の再生を促進します。 ヒアルロン酸注射などで効果が出なかった方や手術を避けたい・手術が難しい方は、一つの選択肢として検討しましょう。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、半月板損傷が改善された患者さまの症例を紹介しています。 当院で行っている半月板損傷に対する再生医療の症例は、こちらから確認いただけます。 その他、以下も併せてご参考にください。 まとめ|半月板損傷へのヒアルロン酸注射は効果と継続期間を見極めて治療を 半月板損傷へのヒアルロン酸注射の継続期間の目安は、以下の通りです。 内容 一般的な目安 初期治療 週1回 × 3〜5回連続投与(1クール) 継続投与(症状安定後) 2〜4週に1回、症状に応じて間隔を調整 総治療期間の目安 3か月〜半年(個人差あり) ヒアルロン酸注射は、半月板損傷に伴う関節の痛みや摩擦の軽減に有効な治療法のひとつです。 しかし、長期継続により効果が薄れる場合や、まれに関節内炎症が起こる可能性もあります。 効果が感じられなくなった際には、薬物療法や手術療法、リハビリテーション、または再生医療などの代替治療を検討しましょう。 当院「リペアセルクリニック」では、自己幹細胞を活用した再生医療による治療を行っています。 その他の再生医療における治療法については、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEから詳細をご確認ください。
2019.12.22 -
- 免疫細胞療法
毎年インフルエンザの流行時期になると、「なぜか自分は毎年かかってしまう」「同じ環境なのに周りより感染しやすい」と感じる方も少なくありません。 インフルエンザは偶然かかる病気と思われがちですが、実際にはかかりやすい人に共通する特徴がいくつか存在します。 そこでこの記事では、体質・生活習慣・年齢や立場ごとに、インフルエンザにかかりやすい人の特徴を整理し、予防につなげるための考え方を解説します。 結論|インフルエンザにかかりやすさは「免疫力・生活環境・基礎疾患」で決まる インフルエンザにかかりやすいかどうかは、単に運や流行のタイミングだけで決まるわけではありません。 大きく分けると、免疫力の状態・感染機会の多さ・持病や体調変化が重なったときに、感染リスクは高まりやすくなります。 つまり「体がウイルスに対抗しにくい状態」で「ウイルスに触れる機会が多い人」ほど、インフルエンザにかかりやすい傾向があります。 まずは、どの要素が自分に当てはまるかを知ることが、予防の第一歩になります。 インフルエンザにかかりやすい人の共通点 インフルエンザにかかりやすい人には、生活リズムや行動面で共通する傾向が見られます。 ここでは、特に影響が大きい代表的なポイントを整理します。 免疫力が低下している人(疲労・睡眠不足・ストレス) 人混みに出る機会が多い人(職場・学校・公共交通機関) 手洗い・マスクなど感染対策が不十分な人 これらは単独でも影響しますが、複数が重なるほど感染リスクは高くなります。 それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。 免疫力が低下している人(疲労・睡眠不足・ストレス) インフルエンザにかかりやすい最大の要因の一つが、免疫力の低下です。 睡眠不足や慢性的な疲労が続くと、体はウイルスに対する防御反応が十分に働かなくなります。 特に、仕事や育児で休息が取れていない状態が続くと、本人の自覚以上に免疫機能は落ちている場合もあります。 また、精神的なストレスも自律神経やホルモンバランスに影響し、免疫反応を弱める要因になります。 「忙しい時期に限って体調を崩す」という人は、この影響を受けている可能性があります。 人混みに出る機会が多い人(職場・学校・公共交通機関) 免疫力に大きな問題がなくても、ウイルスに触れる機会が多い環境では感染リスクが高まります。 学校、職場、満員電車、商業施設など、人が密集する場所ではウイルスが拡散しやすいです。 特に、会話が多い環境や換気が不十分な空間では、飛沫や接触による感染リスクが上がります。 毎日こうした環境に身を置く人は、知らないうちにウイルスに曝露している回数が増えています。 感染を完全に避けることは難しく、予防行動の積み重ねが重要になります。 手洗い・マスクなど感染対策が不十分な人 インフルエンザの感染経路には、飛沫感染だけでなく接触感染も含まれます。 手洗いが不十分なまま目や口、鼻を触ることで、ウイルスが体内に入り込むことがあります。 また、マスクを「なんとなく」着用しているだけでは、十分な予防効果が得られないケースも。 感染対策は一度やれば終わりではなく、日常の習慣として定着しているかが重要です。 小さな油断が重なり、結果的に感染につながることも少なくありません。 年齢・立場別にみるかかりやすい人 インフルエンザへのかかりやすさは、年齢や社会的な立場によっても特徴が異なります。 ここでは代表的な3つのケースを整理します。 子ども(集団生活・免疫の未成熟) 高齢者(免疫機能の低下・基礎疾患) 医療・介護・接客業など感染機会が多い人 それぞれ、かかりやすくなる理由は異なるため、対策の考え方も変わります。 子ども(集団生活・免疫の未成熟) 子どもは、免疫機能が発達途中であることに加え、集団生活を送る機会が多い点が特徴です。 保育園や学校では、どうしても密な接触が避けられず、ウイルスが広がりやすい環境になります。 また、手洗いやマスクの徹底が難しい年齢の場合、感染防御が不十分になりがちです。 その結果、流行期には家庭内へ持ち込まれるケースも少なくありません。 周囲の大人も含めた対策が重要になります。 高齢者(免疫機能の低下・基礎疾患) 高齢者がインフルエンザにかかりやすい背景には、加齢による免疫機能の低下があります。 年齢を重ねると、ウイルスに対する抗体反応が弱くなり、感染を防ぎきれない状態になりやすくなります。 さらに、糖尿病や心疾患、呼吸器疾患などの基礎疾患を抱えている場合、体全体の防御力が下がりやすい点も影響します。 その結果、感染しやすいだけでなく、症状が重くなりやすい傾向があります。。 本人の体調管理に加え、周囲の家族や介護者の予防意識も重要になります。 医療・介護・接客業など感染機会が多い人 職業上、人と接する機会が多い人は、日常的にウイルスと接触する可能性が高くなります。 医療・介護現場では、感染者と接触するリスクが避けられません。 接客業やサービス業でも、不特定多数の人と会話や接触をする機会が増えます。 感染対策を徹底していても、曝露回数が多ければ感染確率は上がります。 そのため、職業特性に応じた予防と体調管理が欠かせません。 持病や体質が影響するケース インフルエンザへのかかりやすさは、生活習慣だけでなく体質や持病によって左右されることがあります。 とくに慢性的な疾患を抱えている場合、免疫反応が安定せず、感染時のリスクが高まりやすくなります。 糖尿病・呼吸器疾患・心疾患がある人 妊娠中・産後で体調変化が大きい人 過去にインフルエンザを繰り返している人 これらに当てはまる場合は、流行期の過ごし方を特に意識する必要があります。 糖尿病・呼吸器疾患・心疾患がある人 慢性疾患を抱えている人は、免疫反応そのものが不安定になりやすい傾向があります。 糖尿病では血糖コントロール不良が免疫機能低下につながることがあります。 呼吸器疾患がある場合、ウイルス感染が直接症状悪化を招く可能性も否定できません。 心疾患を持つ人も、感染による全身への負担が大きくなりがちです。 基礎疾患がある場合は、予防接種や早期受診を含めた対策が重要になります。 妊娠中・産後で体調変化が大きい人 妊娠中や産後は、ホルモンバランスと免疫状態が大きく変化する時期です。 体が胎児を守る方向に調整されるため、感染症への抵抗力が一時的に下がることがあります。 また、睡眠不足や疲労が重なりやすい点も影響します。 軽い症状でも悪化しやすい場合があるため、無理をしない判断が大切です。 周囲のサポートも含めた予防が欠かせません。 過去にインフルエンザを繰り返している人 毎年のようにインフルエンザにかかる人は、生活リズムや免疫低下のパターンが固定化している可能性があります。 忙しい時期に体調を崩しやすい、睡眠時間が慢性的に不足しているなど、背景が共通していることも少なくありません。 「体質だから仕方ない」と考える前に、生活習慣の見直しが必要になるケースもあります。 感染を繰り返すことで体力が落ち、さらに感染しやすくなる悪循環に陥ることもあります。 一度、全体の生活バランスを振り返ることが重要です。 インフルエンザにかかりにくくするための予防ポイント インフルエンザ予防は、特別なことをするよりも、基本的な行動を継続できるかが重要です。 十分な睡眠と休息を確保する 手洗い・うがいを習慣化する 人混みではマスクを適切に使用する 栄養バランスの取れた食事を意識する これらは一見当たり前ですが、忙しい時期ほど崩れやすいポイントでもあります。 自分が崩しやすい部分を把握し、無理なく続けられる形を作ることが大切です。 病院を受診すべきタイミングと注意点 インフルエンザが疑われる場合、受診のタイミングも重要になります。 高熱、強い倦怠感、関節痛が急に出た場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。 基礎疾患がある人や高齢者、妊娠中の人は、症状が軽くても注意が必要です。 自己判断で様子を見すぎると、重症化リスクが高まることがあります。 迷った場合は、早めの受診が安心につながります。 まとめ|自分の「かかりやすさ」を知ることが最大の予防になる インフルエンザにかかりやすい人には、免疫力・生活環境・体調変化といった共通点があります。 「なぜ自分はかかりやすいのか」を理解することで、取るべき予防行動も見えてきます。 特別な対策よりも、日常の積み重ねが感染リスクを下げる鍵になります。 流行期を安心して乗り切るためにも、今の生活習慣を一度見直してみましょう。 自分に合った予防ができれば、インフルエンザへの不安は確実に減らせます。
2019.12.21 -
- スポーツ医療
ジムで上腕二頭筋を鍛えたり、重い荷物を持ち上げたりしたとき、腕が急に痛くなり「肉離れを起こしているかも?」と感じた経験がある方もいらっしゃるかと思います。 腕の筋肉に大きな負荷や、急激な負荷がかかると、肉離れ(筋断裂)を引き起こすケースも。 肉離れは一般的には太ももやふくらはぎに起こるイメージですが、実は腕もなる可能性があります。 本記事では、腕の肉離れの具体的な症状や、適切な治療方法をわかりやすく解説します。 肉離れの繰り返しを避けたい方は、手術不要の治療方法も参考にしてみてください。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、腕の肉離れが重症化してしまった方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 手術を回避し、より早く日常生活へ復帰するためにもぜひご確認ください。 腕の肉離れの症状について|打撲や筋肉痛との違いをチェック 腕の肉離れとは、上腕二頭筋(力こぶができる部分)の一部、または全部が断裂する症状です。 急に重いものを持ち上げたときや、肘を強くひねったり伸ばしたりすると、腕の肉離れを引き起こす場合があります。 筋断裂は痛みや内出血などを伴うため、似たような症状が出る打撲や筋肉痛と勘違いするケースもあります。 何が原因で腕が痛むのか、判断を誤ると適切な治療を受けられない可能性も。 痛みの原因が肉離れかどうかを判断する際は、次の項目をチェックしてみましょう。 具体的な症状や進行度などを知るためにも、ぜひ以下を参考にしてみてください。 腕の肉離れの主な症状と進行度 腕の肉離れが起きた場合、進行度に応じて以下の症状があらわれます。 腕の肉離れの進行度 主な症状 治療期間の目安 軽症 ・損傷部分の軽い痛み ・損傷部分を押すと痛む(圧痛) ・損傷部分の内出血 1~2週間 中等症 ・損傷部分の強い痛み(運動時に強く痛む) ・損傷部分の内出血や腫れ ・損傷部分の炎症 ・筋力低下 3~5週間 重症 ・損傷部分の激しい痛み ・損傷部分の内出血や腫れ ・損傷部分の炎症 ・筋力低下 ・筋繊維の完全断裂による運動制限 3~6カ月 軽症の段階では筋繊維がわずかに断裂しており、痛みの程度も軽いので、筋肉痛だと思い込んでしまうケースも。 しかし、腕に負荷のかかるトレーニングなどを続けると、筋断裂が大きくなるため、強い痛みや筋力低下を伴う場合があります。 上腕二頭筋の完全断裂により、腕の肉離れが重症化した場合は、手術が唯一の治療方法になる可能性もあります。 筋繊維の断裂は「ブチッ」という音がする場合があるので、断裂音とともに痛みが生じたときは、早めに医療機関で診察を受けておきましょう。 痛み・腫れ・内出血などの違い 腕の肉離れにはいくつかの見分け方があり、以下のように痛みや腫れなどの症状から判断します。 症状の種類 特徴 痛み 筋繊維の断裂時に刺すような痛みがあり、時間が経つと鈍痛に変わる 腫れ 筋断裂によって炎症が起こり、損傷部分が徐々に腫れる 内出血 内出血があった場合、損傷部分が青紫色になる 筋肉痛は数時間後や翌日などに痛みがあらわれるので、重いものを持ち上げた瞬間に腕が痛くなったときは、肉離れの可能性があります。 損傷部分にへこみがある場合、筋繊維の完全断裂が考えられるため、早急な治療が必要です。 また、筋肉が肘の方向に下がり、ポパイサインと呼ばれる盛り上がりになっている場合も、完全断裂が疑われます。 重度の肉離れになると、神経障害や筋肉の壊死につながる恐れもあります。 肉離れかどうかの判断が難しいときは、必ず専門医に診察してもらいましょう。 「筋断裂」や「腱損傷」との違い 筋肉は「筋」や「腱」で構成されており、筋断裂と腱損傷には以下の違いがあります。 上腕二頭筋を例にすると、「筋」は力こぶをつくったときに盛り上がる部分です。 「腱」には骨と筋肉をつなぐ役割があり、筋肉の先端部分になるため、アキレス腱をイメージするとわかりやすいでしょう。 筋肉の損傷度合いをあらわす場合、切れていなければ「損傷」、切れているときは「断裂」など、ダメージによって使い分けるケースが一般的です。 ただし、「損傷」の表現には「断裂」を含んでいる場合があるので、病院の診断結果が「腱損傷」だったときは、切れているかどうかも確認しておきましょう。 下記では肉離れを起こしやすい人の特徴について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 >>肉離れしやすい人の特徴と原因|治療法も解説 二の腕や上腕二頭筋が肉離れを起こしやすいシーン・原因について 腕の肉離れが起きやすいシーンや、主な原因はある程度決まっています。 筋肉の酷使は肉離れを引き起こしますが、加齢が影響する場合もあるため、具体的な原因などは以下を参考にしてみてください。 腕の肉離れが起きやすいシーン 腕の肉離れの主な原因 ・腕を反復使用するスポーツ ・ジムでの筋力トレーニング ・重い荷物を扱う作業 ・上腕二頭筋の酷使 ・上腕二頭筋への強い衝撃(転倒など) ・上腕二頭筋周辺の疾患(肩の部分の疾患など) ・水分不足 ・加齢による筋肉の柔軟性の低下 ・ステロイド薬の連用 腕をよく使うスポーツは上腕二頭筋に負担がかかりやすいため、野球のバッティング練習も肉離れの原因となる可能性があります。 強い衝撃も肉離れの原因になりやすいため、ラグビーなどのぶつかり合うスポーツや、スキーやスノーボードの転倒にも要注意です。 体内の水分が不足している場合は、筋肉の柔軟性が損なわれるので、肉離れが起きやすい状態です。 また、高齢者も筋肉の柔軟性が低下しており、軽い荷物を持ち上げただけでも筋断裂を引き起こす恐れがあります。 ステロイド薬の連用については、独立行政法人・医薬品医療機器総合機構の患者向医薬品ガイド(※)によると、腱断裂などのリスクがあるとされています。 ※参照:独立行政法人・医薬品医療機器総合機構 患者向医薬品ガイド「プレドニン錠5mg」 腕の肉離れを治療する際、常用している薬があるときは、必ず医師に伝えておきましょう。 腕の肉離れを早く治すための初期対応 腕の肉離れを早く治すためには、受傷後の初期対応が大切です。 肉離れの初期対応には以下の4種類があり、それぞれの頭文字から「RICE処置」と呼ばれています。 処置方法 処置の目的 具体的な処置内容 Rest(安静) 腫れの沈静化や神経障害などの防止 安静にして患部を動かさないようにする Ice(冷却) 腫れや炎症の沈静化と細胞壊死の防止 患部を氷や冷却シートで冷やす Compression(圧迫) 内出血や腫れを抑える 包帯などで患部を圧迫する Elevation(挙上) 血流をよくして腫れを防ぐ 心臓より高い位置に患部を持ち上げる 筋が切れた状態でスポーツなどを続けると、完全断裂の恐れがあるため、必ず安静にしておきましょう。 患部を冷却するときは、肌にタオルなどを当てると、冷やし過ぎを防止できます。 圧迫には内出血などを防止する効果があるので、少し強めに包帯を撒くとよいでしょう。 挙上の際には仰向けになり、二の腕の下にクッションを置くと、楽な姿勢で血流をコントロールできます。 なお、RICE処置は初期対応に過ぎないため、痛みが緩和されたとしても、自然治癒はあまり期待できません。 肉離れの初期対応が完了したら、早めに医療機関で治療を受けましょう。 肉離れの自己判断のポイント|病院に行くべき症状について 腕の肉離れが起きた際、病院に行くべき症状なのか迷ったときは、以下の基準で自己判断してみましょう。 該当する項目が多い場合、医療機関の診察を受ける必要があります。 診察のタイミングが早ければ、治療期間が短くなり、症状によっては手術の回避も可能です。 肉離れはレントゲンに写らないため、病院がMRI検査や超音波検査に対応しているか、事前に問い合わせるとよいでしょう。 診断結果が肉離れではない場合もありますが、痛みの原因と治療方法がわかれば、心理的な安心感にもつながります。 腕の肉離れ(筋断裂)の治療方法 腕の肉離れの治療方法には、以下のRICE処置やリハビリテーションなどがあります。 治療方法の種類 治療の内容 RICE処置 ・安静(安静にして患部に負荷をかけない) ・冷却(氷などで患部を冷やす) ・圧迫(包帯やテーピングによる圧迫) ・挙上(患部を心臓よりも高い位置に上げる) リハビリテーション ・ストレッチ(筋肉を伸ばして柔軟性を高める) ・筋力トレーニング(筋力の維持や向上) ・可動域訓練(関節の動きをスムーズにする) 薬物療法 ・湿布薬や塗り薬(痛みや炎症の沈静化) ・消炎鎮痛薬(ロキソプロフェンなどの鎮痛薬) 装具療法 ・三角巾やサポーター ・ギプス 手術 ・腱を骨に縫い付ける縫合術など RICE処置やリハビリテーションなどを保存療法といい、肉離れが軽症や中等症の場合は改善を期待できます。 上腕二頭筋が大きく断裂しており、痛みも強い場合は、手術で縫合するケースもあります。 スポーツなどを再開する際は、術後の経過が良好かどうか、医師の診断を受けておきましょう。 痛みを繰り返さない体づくりのための再生医療という選択肢について 腕の肉離れはクセになりやすいため、完治しても再発する可能性があります。 初期段階の肉離れは保存療法で治療しますが、患部の悪化防止を目的としているので、再発リスクの回避は難しいでしょう。 筋の完全断裂は手術で治療するケースが多く、少なくとも3カ月程度の入院期間が必要です。 痛みを繰り返さず、肉離れが起きにくい体をつくる際は、再生医療を選択肢に入れてみましょう。 再生医療には以下の特徴があるため、手術の必要がなく、体に負担がかかりにくい治療方法です。 手術に不安がある方や、長期入院が難しい方は、再生医療が解決策になる可能性があります。 再生医療は比較的新しい治療方法なので、より詳しい情報を知りたい方は、リペアセルクリニックの無料相談をご活用ください。 リペアセルクリニックでは、独自の技術で幹細胞を分化誘導し、組織の再生能力を高めているため、プロスポーツへの復帰も期待できます。 腕の肉離れについてよくある質問と回答 腕の肉離れが起きると、治療にかかる日数や筋断裂の調べ方など、さまざまな疑問が生じます。 症状によっては手術や入院が必要になるため、仕事や家事への影響を避けられない可能性も。 治療期間の目安などをあらかじめ知っておきたい方は、以下のよくある質問と回答を参考にしてみてください。 腕の肉離れは治るまで何日くらいかかる? 上腕二頭筋腱断裂を調べるためのテストにはどのような方法がある? 腕の肉離れは治るまで何日くらいかかる? 腕の肉離れが治るまでには、最短でも1週間程度が必要です。 治療期間の目安は以下のようになっており、症状の進行度によっては6カ月程度かかる場合があります。 症状の進行度 肉離れの状態 治療期間の目安 軽症 筋肉のわずかな損傷や一部断裂 1~2週間 中等症 筋繊維の一部断裂 3~5週間 重症 筋繊維の完全断裂 3~6カ月 軽症の段階で速やかにRICE処置を行うと、軽いスポーツなどは1~2週間程度で復帰できる可能性があります。 ただし、痛みが落ち着いても、筋繊維が完全回復しているとは限らないため、医療機関の診断が必要です。 中等症はリハビリを必要とするケースが多いので、症状に応じたメニューを専門医に組み立ててもらいましょう。 筋繊維が完全に断裂し、手術をする際は、完治までに3カ月以上かかる場合があります。 術後は装具による肩関節の固定や、筋力トレーニングを含むリハビリが必要になるため、根気強く続けていきましょう。 上腕二頭筋腱断裂を調べるためのテストにはどのような方法がある? 上腕二頭筋の腱断裂を調べたいときは、「フックテスト」を試してみましょう。 以下の手順でフックテストを行うと、腱断裂の状態がわかります。 正常な腱は左腕の方向に引っ張れますが、腱断裂している場合は引っ掛かりがありません。 腱は部分断裂している可能性もあるので、上腕二頭筋の状態を正確に把握したいときは、専門医にフックテストを行ってもらいましょう。 腕の肉離れは早期に適した処置を行うことで重症化を防ぎやすくなる 腕の肉離れは自然治癒が難しいため、放置しないように注意することが重要です。 肉離れが重症化すると、腱が骨から剥がれたり、慢性的な痛みを抱えたりするケースもあり、手術を避けられない場合も。 重いものを持つ動作や、スポーツの途中で強い痛みを感じたときは、早めに適切な処置を行いましょう。 筋力トレーニングが必要なアスリートなど、継続的に腕を酷使する方は、リペアセルクリニックの再生医療も検討してみてください。 リペアセルクリニックは札幌・東京・大阪に拠点があり、来院予約やメール相談は24時間受付けています。 また、リペアセルクリニックには以下の特徴があるため、納得できる治療方法の選択が可能です。 自分に合った適切な治療方法を選びたい方は、ぜひリペアセルクリニックの専門医にご相談ください。
2019.12.20 -
- 足底腱膜炎
サッカーをしていると、足裏に痛みを感じることはありませんか? 特にかかとや土踏まずの痛みが慢性的に続く場合は、足底腱膜炎の可能性があります。 サッカーは長距離のランニング・急な方向転換・キック動作など足への負荷が大きく、実際に足底腱膜炎を発症する選手は少なくありません。 痛みを我慢してプレーを続ければ、悪化して長期離脱につながるケースもあるので注意が必要です。 この記事では、なぜサッカー選手が足底腱膜炎になりやすいのか・発症した場合の対処法について解説します。 ケガを未然に防ぎたい方や、すでに足裏の痛みに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。 また手術は避けたいけれど、できるだけ早くサッカーに復帰したいという方は、再生医療という新たな治療の選択肢もあります。 治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 サッカー選手が足底腱膜炎(足底筋膜炎)になりやすい原因とは サッカー選手に足底腱膜炎が多い主な原因は、足底腱膜への繰り返しの負荷にあります。 サッカーは、1試合あたり約10km以上を走るスポーツであり、以下のような動きも求められます。 長時間のランニング 急なターンやストップ 方向転換 ジャンプ これらの動作は、足裏のアーチを支えている足底腱膜に継続的なストレスを与えるため、負担が蓄積しやすいのです。 特に人工芝や硬いグラウンドでのプレーでは、足底に伝わる衝撃が大きくなり、足底腱膜の微細な損傷が進行・炎症 ・痛みという流れで足底腱膜炎を発症するケースにつながります。 さらに足底腱膜炎は、外見上の腫れや赤みが出にくいため、本人が炎症に気づかずプレーを続けてしまうことも少なくありません。 その結果、ある日突然、かかとや土踏まずに鋭い痛みを感じて発症に気づくというケースが多いのが特徴です。 足底腱膜炎の症状 足底腱膜炎の症状は以下の通りで、主にかかとや土踏まずの痛みが生じます。 かかと~土踏まずにかけての鋭い痛み 歩き始めに強い痛みを感じるが、歩いているうちに軽減することがある 足裏を押すとピンポイントで痛みを感じる部位がある ランニングやジャンプ後に痛みが強くなる 朝の一歩目が特につらい 症状が進むと安静時にも痛むことがある 特に、朝起きて最初に足を着いたときや、長時間の座位の後に立ち上がった瞬間に強く痛みを感じるのが特徴です。 これは、安静時に縮こまった足底腱膜が、急に引き伸ばされることで炎症部に負担がかかるためです。 痛みは初期段階では運動後に出現する程度でも、放置すると慢性化し、日常生活に支障をきたすようになるので、早期の対処が重要です。 サッカー選手が足底腱膜炎を予防するための方法 サッカー選手が足底腱膜炎を予防するための方法として、以下のようなものがあります。 スパイクを見直す 練習量を調整する・オーバーユースに注意する 足の筋肉・柔軟性を鍛える ゴルフボールを使ったマッサージをする これらの対策は、足底腱膜炎の予防だけでなく、サッカーに伴う他の足のトラブルの防止にも役立ちますので、ぜひ参考にしてください。 スパイクを見直す サッカー選手が足底腱膜炎にならないようにするための対策として、スパイクを見直してみるという方法があります。 スパイクは一般的な運動靴に比べて急加速や急停止、ターンや切り返しなどがしやすくなるなど、パフォーマンスが上がるというメリットがある一方で、足への負担が大きくなるというデメリットもあります。 最近では、衝撃吸収性に優れた高弾性のスパイクも登場しており、足への負担を軽減するうえで有効です。 また、足裏のサポート力を高めるためにインソール(中敷き)を併用するのも効果的です。 ただし、どんなに弾力性の高いスパイクでも、使用を重ねるうちにクッション性は徐々に低下していきます。 弾力が失われたスパイクを使い続けると、かえって足への負担が増える可能性があるため、適切なタイミングでの買い替えも忘れないようにしましょう。 練習量を調整する・オーバーユースに注意する 足底腱膜炎の原因の一つが、過剰な練習による足のオーバーユース(使いすぎ)で、以下のような状況では注意が必要です。 休養を十分に取らずに連日練習している 急激に練習強度や時間を増やした 疲労が残った状態でプレーを続けている サッカーのように反復動作が多く、長時間にわたって足に負担をかける競技では、足底腱膜へのダメージが蓄積しやすくなります。 このような状態が続くと、足底腱膜が回復する時間を失い、炎症や痛みの原因となります。 違和感がある日は無理に練習せず、積極的に休養をとる・練習後のアイシングやマッサージを習慣化するなど、練習量と休息のバランスを意識しましょう。 足の筋肉・柔軟性を鍛える 足底腱膜炎の予防・再発防止には、足の筋力と柔軟性を高めることが重要です。 特に、足裏・ふくらはぎ・足首まわりの筋肉をバランスよく鍛えることで、足底への負担を軽減し、衝撃の吸収力が高まります。 無理のない範囲で、継続的にトレーニングやストレッチを取り入れ、足元から健康を整えていきましょう。 ゴルフボールを使ったマッサージをする 過度に使われた足底腱膜は徐々に柔軟性を失い、足底腱膜炎を引き起こしやすい状態になるため、足裏の筋膜や筋肉をマッサージでやさしくほぐしてあげることが大切です。 足裏マッサージの方法はさまざまありますが、自宅で簡単にできるセルフケアとしておすすめなのがゴルフボールを使ったマッサージです。 床にゴルフボールを置く 裸足または靴下のまま、足裏をボールの上に乗せる 足の裏全体を使って、前後にコロコロと転がす この方法は、足底腱膜全体をまんべんなく刺激し、血行を促進するとともに、筋膜の緊張を和らげる効果が期待できます。 継続しやすいセルフケアとして、ぜひ取り入れてみてください。 足底腱膜炎に悩むサッカー選手は早期の治療が大切 サッカーの上達には日々の練習やトレーニングが不可欠ですが、無理を続けて足底腱膜炎が発症・悪化すると、プレーそのものに影響を及ぼす恐れがあります。 もし足裏に痛みを感じたら、まずは無理をせず安静にし、以下のようなセルフケアも取り入れましょう。 練習量を見直す 中敷きを交換して衝撃吸収性を高める 足裏のマッサージで筋膜の柔軟性を維持する また、症状が重くなってしまった場合やなかなか改善しない場合には、再生医療という治療法も選択肢の一つになります。 再生医療は、患者自身の細胞を使って損傷組織の修復を促す新しい治療法で、近年はスポーツ障害の分野でも注目を集めています。 サッカーを長く楽しむためにも、早期対応と正しい知識を身につけて、ケガと上手に向き合っていきましょう。
2019.12.20 -
- ひざ関節
- 再生治療
膝に水が溜まる悩みに自然治癒に近い最新治療法 膝の悩みは中高年だけでなく、スポーツをする若者にも起こりうるものです。膝に水が溜まるとさまざまな症状が出現し、日常生活に支障が出る場合もありますし、頻繁な受診が負担になることもあるでしょう。 そして、膝に水がたまる症状について、自然治癒するものなら自然治癒力で治したいと思う人もいるでしょう。そこで今回は、膝に水が溜まる原因や、自然治癒できるのかどうかについて解説します。 膝に水が溜まったら放置は禁止 膝関節は太ももと膝の骨をつなぐ関節です。関節包という袋状のものに関節は包まれ、その中には関節液が存在します。つまり誰の膝にも水は存在するのです。 しかし変形性膝関節症、関節リウマチ、痛風といった疾患によって膝関節に炎症が起こると滑膜組織から分泌される関節液が増えていきます。これが膝に水が溜まるという状態です。 膝関節の炎症は外傷でも起こります。スポーツによって半月板損傷、靭帯損傷などのケガをすると関節の軟骨が傷つき、炎症を起こすので膝に水が溜まる原因になるのです。 しかし、炎症を起こす疾患や外傷の自然治癒は困難で、痛みや炎症を取りのぞくための薬物療法などの治療はできますが、一度傷ついたりすり減ったりした軟骨は自然に再生することはありません。 膝に水が溜まると行う治療法と、自然治癒に近い最新の治療法 膝に水が溜まるのは炎症が原因なので、治療をするには、まず炎症を取り除くことが重要です。 薬物療法 関節リウマチや痛風が原因の場合、内服薬で痛みや炎症を抑えるという治療法があります。変形性膝関節症や外傷が原因の場合、膝関節に直接針を刺して痛み止めや炎症を抑えるステロイドを注射するという方法もあります。 膝の水を抜く 正常の状態の関節液は粘性のもので関節の潤滑剤のような役割をしています。しかし過剰に分泌された関節液はサラサラで膝関節を守ることができないのです。 動かす時に骨と骨がぶつかり、それが膝の痛みを強くすることもあり、そのような状態では自然治癒どころか悪化のリスクがあります。そのため膝に針を刺して溜まった水を抜くのです。 手術 薬物療法で痛みや腫れなどの症状が改善しない場合は、軟骨などの損傷がひどいことが考えられます。その場合は手術で原因を除去するという方法がとられます。 損傷した軟骨のかけらが関節内に遊離体として存在すると痛みや新たな炎症の原因にもなるので手術で取り除きます。 再生医療(最新医療) 再生医療は、自然治癒に近い!ともいえる最新の治療法です。膝に水が溜まる状態に再生医療という選択肢があります。薬物療法ではなかなか症状が改善しないという人もいるでしょう。長期間の薬物療法は副作用の不安がある人もいるかもしれません。 特にスポーツをする人にとって、手術は復帰までに時間がかかるため、踏み切るのに勇気がいるものです。だからこそ、自然治癒できないかと考える人も多いのです。 近年、スポーツ医療では、再生医療という方法が注目されています。自身の細胞から採取した幹細胞を膝関節に注入し、損傷した軟骨や組織を修復させるというものです。幹細胞には鎮痛作用や抗炎症作用もあるので、膝の痛みを取り除くことも期待できます。 また、自身の細胞を使うので副作用や後遺症のリスクも低いです。 まとめ・膝に水が溜まる悩みに自然治癒に近い最新治療法 膝に水が溜まると痛みや腫れなど、さまざまな症状を引き起こし、日常生活に支障をきたします。近年、膝の治療法として注目を集めている再生医療であれば、膝に水が溜まるという症状も自然治癒に近い方法で治療ができます。 薬物療法でなかなか症状が改善せず、手術は避けたいという人は、治療法として再生医療も選択肢としてみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらもご参照ください
2019.12.19 -
- ひざ関節
- スポーツ医療
膝に水が溜まったような感覚や膝の腫れに悩まされている方も多いのではないでしょうか。 膝に水が溜まると歩行時の痛みや不快感が生じ、日常生活に大きな支障をきたします。 この記事では、膝に水が溜まる主な原因や初期症状、水を抜く方法から根本的な治し方まで詳しく解説します。 膝の水で悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは手術を伴わない膝の疾患に対する治療法「再生医療」に関する情報をLINEで発信しております。 簡易オンライン診断も実施しているので、ぜひご登録ください。 膝に水が溜まるとは? 膝に水が溜まるとは、怪我や体重の増加など様々な原因により、滑膜という組織から分泌されている関節液が過剰に分泌されている状態のことです。 痛みや腫れなどの初期症状が出る場合があります。 この関節液は、健康な人でも膝関節に通常1~3ml程度ありますが、炎症などを起こした場合、30ml以上溜まることもあります。 炎症が起こった場合、関節液の分泌と吸収のバランスが崩れることにより、膝に水が溜まる状態となります。 膝に水が溜まる原因 膝に水が溜まる原因は、膝関節にある軟骨や滑膜組織の損傷による炎症です。 原因となる主な疾患は、以下の通りです。 変形性膝関節症 半月板損傷や靭帯損傷 関節リウマチや感染症 膝に水が溜まる原因を正しく理解して、適切な治療法を選択しましょう。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が徐々にすり減っていく疾患です。 変形性膝関節症による軟骨の摩耗によって骨同士の摩擦が生じ、炎症が発生することで膝に水が溜まる原因となります。 加齢によって軟骨が摩耗しやすくなる中高年に多く見られ、日常的な膝の痛みや腫れを引き起こします。 半月板損傷や靭帯損傷 膝に水が溜まる原因として、半月板損傷や靭帯損傷をきっかけとした炎症が考えられます。 半月板は膝関節にある軟骨で、クッションの役割を持つ部位です。半月板損傷や靭帯損傷は激しいスポーツや日常生活の急な動きなどによって起こる可能性があります。 半月板損傷が起こると膝が腫れて、過剰に分泌された関節液が膝に溜まることがあります。 関節リウマチや感染症 関節リウマチは自己免疫の異常によって関節が慢性的に炎症を起こし、滑膜が充血して腫れあがることで過剰に関節液が分泌されます。 進行すると関節の変形を伴うリスクがあります。 また、怪我や膝関節の注射などにより細菌やウイルスが関節内に侵入し、急性の痛みや腫れが発生する感染性関節炎も原因の一つです。 虫歯菌が血管に入って膝まで運ばれる血行性感染も含まれます。 膝に水が溜まるときの初期症状 歩行時や曲げ伸ばしによる膝の痛み 膝周辺の熱感や腫れ 膝周辺の違和感 これらの症状を早期に認識することで、適切な治療を受けることができます。 歩行時や曲げ伸ばしによる膝の痛み 膝に水が溜まると、歩行時や階段の上り下りなど膝を曲げ伸ばしする際に痛みを感じます。 歩行時の膝の痛み 階段の上り下りでの痛み 膝の曲げ伸ばし時の痛み 正座や立ち上がり時の痛み 炎症が起こると滑膜組織から過剰に関節液が分泌されるほか、サラサラした水のような関節液になります。 サラサラの関節液では膝関節の負荷を軽減できず、骨と骨がぶつかるため、歩行時や膝の曲げ伸ばしの際に痛みが生じるのです。 膝周辺の熱感や腫れ 炎症が起きている状態では、膝関節の周囲が熱を持ち腫れることがあります。 膝が熱っぽく感じる 膝周辺が腫れている 膝の周りがブヨブヨしている 見た目で膝の腫れが分かる スポーツで怪我をした場合、傷や内出血だけでなく膝の腫れにも注意が必要です。 軟骨や滑膜組織が損傷し、膝に水が溜まっている可能性も視野に入れて早めに受診してください。 膝周辺の違和感 明確な症状がなくても、膝の周辺に違和感を感じるケースもあります。 膝が重たく感じる 膝に何かが入っているような感覚 膝を曲げ伸ばししづらい 膝がこわばる これらの違和感が特徴的です。関節液が過剰に溜まることで、膝関節の正常な動きが制限されて引き起こされます。 膝に水が溜まったときの対処法と流れ 膝に水が溜まったときは、主に以下の対処法を行います。 ①膝の水を抜く ②検査で原因を特定する ③原因を改善する治療を行う 自分で対処するのは難しいため、医療機関を受診して対応してもらいましょう。 ①膝の水を抜く 膝に水が溜まった場合、まず注射器を使って関節液を抜く処置を行います。 これは関節穿刺(かんせつせんし)と呼ばれる処置で、膝の痛みや腫れを一時的に和らげることができます。 処置は比較的簡単で、局所麻酔をした後に注射器で関節液を吸引します。 処置時間は数分程度で、即座に膝の張りや痛みが軽減されます。 ただし、水を抜くだけでは根本的な解決にはならず、原因を治療しなければ再び水が溜まる可能性があります。 ②検査で原因を特定する 膝の水を抜いた後は、なぜ水が溜まったのかを特定するための検査を行います。 主な検査方法は以下の通りです。 検査方法 検査内容 レントゲン検査 骨の変形や関節の隙間を確認 MRI検査 軟骨、半月板、靭帯の損傷を詳しく観察 関節液検査 抜いた関節液の性状や細菌の有無を調べる 血液検査 炎症反応やリウマチ因子を確認 これらの検査により、変形性膝関節症、半月板損傷、関節リウマチ、感染症など、水が溜まる原因を特定できます。 ③原因を改善する治療を行う 検査で原因が特定されたら、その原因に応じた根本的な治療を開始します。 原因によって治療法は大きく異なるため、適切な診断に基づいた治療選択が重要です。 軽度の場合は薬物療法やリハビリテーションなどの保存療法から開始し、症状が改善しない場合は手術療法や再生医療などの選択肢を検討します。 原因を治療せずに水抜きだけを繰り返すと、膝の状態がさらに悪化する可能性があるため、根本的な治療が不可欠です。 膝に水が溜まる原因の治し方 膝に水が溜まった場合の治療は、症状の原因や程度に応じて選択します。 治療法 内容 保存療法 消炎鎮痛剤の投薬や膝周辺のリハビリ 手術療法 関節の修復や人工関節置換 再生医療 PRPや幹細胞を活用し、軟骨や組織の再生を促進 軽度の場合は保存的治療が基本となりますが、症状が改善しない場合は他の治療が必要です。 保存療法 膝に水が溜まった場合、まずは薬物療法やリハビリテーションなどの保存療法から開始することが一般的です。 治療法 内容 薬物療法 消炎鎮痛剤の内服、ヒアルロン酸注射、ステロイド注射 物理療法 安静、圧迫、挙上(RICE療法)、温熱療法 リハビリテーション 膝周辺の筋力強化、柔軟性向上、歩行訓練 専門の理学療法士による指導のもと、膝周辺の筋力や柔軟性を強化することにより、再発を防止することが目的です。 手術療法 重度の変形性膝関節症や半月板・靭帯の損傷、リウマチを発症している場合などは、手術療法を行う場合があります。 疾患 手術方法 変形性膝関節症 人工膝関節置換術、骨切り術、関節鏡視下手術 半月板損傷 半月板縫合術、半月板切除術 膝の靭帯損傷 靭帯再建術、靭帯縫合術 リウマチ性関節炎 人工膝関節置換術、滑膜切除術 いずれも保存療法などによって改善が見られない場合に適用されるケースがほとんどです。手術を回避するためにも早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 再生医療 膝に水が溜まる症状では、PRPや幹細胞を利用した再生医療が治療の選択肢となります。 治療法 内容 PRP療法 患者さまの血液から抽出した血小板の濃縮液を用いて行う治療 幹細胞療法 患者さまの脂肪から幹細胞を採取・培養し、患部に投与する治療 再生医療は患者さま自身の血液や細胞を利用するため、副作用のリスクが少ないのが特徴です。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら 膝に水が溜まることについてよくある質問 膝に水が溜まる原因に関するよくある質問を5つ紹介します。 膝に水が溜まるのを自分で治す方法は? 太り過ぎは膝に水が溜まる原因になる? 膝に溜まった水は自然に消える? 膝の水を抜くストレッチはある? 膝に水が溜まるのを予防する方法は? 気になる疑問を解消して、症状の改善に向けた行動をとりましょう。 膝に水が溜まるのを自分で治す方法は? 軽度の腫れであれば、安静にして膝への負担を減らすと改善するケースがあります。 具体的には、膝を高く上げて横になる、冷却パックで冷やす、過度な運動を控えるなどの方法が有効です。 ただし、原因によっては医師の診断と治療が必要です。 とくに感染症やリウマチ、関節の損傷が疑われる場合は、薬物治療やリハビリが欠かせません。 症状が続く場合は、専門医に相談しましょう。 太り過ぎは膝に水が溜まる原因になる? 太り過ぎは体重過多によって膝への負担が大きくなるため、膝に水が溜まる原因になります。 体重が増えると膝関節にかかる負担が増し、軟骨や関節に過剰な圧力がかかるためです。 圧力がかかると軟骨の摩耗や炎症を引き起こし、膝に水が溜まる原因になります。 また、肥満は変形性膝関節症のリスクを高めます。体重管理を行い、膝への負担を減らしましょう。 膝に溜まった水は自然に消える? 軽度の炎症による一時的な水の蓄積であれば、安静にすることで自然に消えることがあります。 しかし、慢性的な疾患や重度の損傷が原因の場合は、自然治癒は期待できません。 水が溜まる原因を治療しなければ、水を抜いても再び溜まってしまいます。 症状が長期間続く場合や繰り返し水が溜まる場合は、必ず医療機関を受診して根本的な治療を受けることが重要です。 膝の水を抜くストレッチはある? ストレッチで直接水を抜くことはできませんが、膝周辺の筋肉をほぐし血流を改善することで症状の緩和が期待できます。 太もも前面のストレッチ 太もも後面のストレッチ ふくらはぎのストレッチ 膝の軽い曲げ伸ばし運動 ただし、痛みが強い場合や腫れがひどい場合は、ストレッチを行わず医療機関を受診してください。 無理な運動は症状を悪化させる可能性があります。 膝に水が溜まるのを予防する方法は? 適正な体重維持と膝周辺の筋力強化が最も効果的な予防法です。 適正体重の維持 太ももの筋力強化 運動前の十分なウォーミングアップ 運動後のクールダウンとストレッチ 正しい姿勢の維持 膝に負担をかける動作の回避 また、長時間のデスクワークで同じ姿勢を保つと血行不良になり、膝関節に悪影響を及ぼすため、定期的に姿勢を変更することも大切です。 日常生活での膝への負担を意識し、予防に取り組みましょう。 膝に水が溜まる原因の治療には再生医療をご検討ください 膝に水が溜まる原因は膝への過剰な負担や変形性膝関節症、細菌やウイルス性の関節炎など多くの原因があります。 症状として歩行時の痛みや熱感、腫れなどが現れ、日常生活に大きな支障をきたします。 治療法は症状の原因や程度によって異なり、保存療法や手術療法に加えて、再生医療という選択肢もあります。 再生医療は、患者さま自身の血液や幹細胞を利用するため、副作用のリスクが少ないのが特徴です。 膝に水が溜まる症状でお悩みの方は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2019.12.16 -
- 免疫細胞療法
ジフテリア、ポリオ、はしか、風しんなど予防接種にはいろいろありますが、ほとんどは子どもの頃の複数回の接種で、一生涯の免疫を得ることができます。 しかし、インフルエンザに限っては、毎年予防接種を受けることが推奨されています。 そこで今回は、インフルエンザの予防接種はなぜ毎年受ける必要があるのかについて解説します。また、インフルエンザ予防のための免疫力を高める治療法についても紹介します。 インフルエンザの予防接種が毎年必要なのはなぜ? インフルエンザの予防接種は発病を予防し、感染したとしても重症化を防ぐ効果が期待できます。 とはいっても、はしかのワクチンの有効率が90%以上なのに対して、インフルエンザワクチンの有効率は60%程度で、発症を完全に阻止することはできません。 しかもインフルエンザワクチンは接種した日から5ヶ月が経過すると効果が低下していきます。そして、インフルエンザにはA型B型C型があり、A型は性質を変えて流行するので、インフルエンザの予防接種は、毎年接種した方がよいとされているのです。 インフルエンザが毎年流行するのはなぜか? なぜインフルエンザは毎年流行するのでしょうか。 インフルエンザウイルスは渡り鳥によって地球規模で運ばれ、1年を通して北半球と南半球で流行を引き起こしています。 冬になり、空気が乾燥する、気温が下がるなどの環境になると、鼻やのどのバリア機能が低下するので、ウイルスに感染しやすくなります。そして、インフルエンザウイルスは飛沫感染で広がるため、人口密度の高い都市で流行が起こりやすい傾向があります。 インフルエンザにならないように免疫力を高めよう! インフルエンザの予防接種は、重症化を予防し、集団内での感染リスクを抑える効果が期待できます。 予防接種は毎年受ける必要がありますが、一定の効果は期待できるので、あとは自分の免疫力を高めて、インフルエンザウイルスに感染しない体を作ることが大切です。 今、注目が集まっている免疫細胞療法は、自分の細胞を使って免疫力を高め、病気になりにくい体を作る効果が期待できる治療法です。そのため、免疫が下がっていてインフルエンザや風邪などの病気になりやすいという方におすすめです。 副作用や体への負担が少なく、安心して治療を受けることができるでしょう。 まとめ 近年、インフルエンザ警報の発表が、冬の風物詩の1つになっていますよね。 インフルエンザの流行は止められません。重症化が心配な乳幼児や高齢者には、特に注意が必要です。 今回は、インフルエンザの予防接種はなぜ毎年必要なのかということについてご紹介しました。また、免疫を高めるための免疫細胞療法についても紹介しました。毎年の予防接種も大切ですが、体の免疫力を高めることも必要です。 風を引きやすい、毎年のようにインフルエンザになってしまい、会社を休むことがあるというような方は、免疫細胞療法で免疫を高めることを検討してみてはいかがでしょうか。
2019.12.15 -
- 足底腱膜炎
- スポーツ医療
足裏の疲れやすさや痛み・偏平足・足底筋膜炎などにお悩みの方で、足裏アーチサポーターの効果について知りたい方は多いのではないでしょうか。 足裏アーチサポーターは、足裏の痛みの緩和や負担の軽減が期待できますが、使用の際には注意したい点があります。 この記事では、足裏アーチサポーターの効果や種類、使用する際の注意点などを解説します。 また、足裏の痛みに対して根本的な治療に期待できる再生医療についても紹介しているので、参考にしてください。 足裏アーチサポーターの効果 足裏アーチサポーターは、足裏のアーチの働きを補助するために、土踏まずの部分にクッションがある装具で、足に通したりマジックテープで止めたりして足に装着します。 装着することで、主に以下のような効果が期待できます。 足底腱膜(足裏)が圧迫されて痛みの緩和が期待できる 歩行時の足底腱膜にかかる負担の軽減につながる この項目では、足裏アーチサポーターの主な効果を解説するので、一つずつみていきましょう。 足底筋膜(足裏)が圧迫されて痛みの緩和が期待できる 足裏アーチサポーターを着用すると、足底筋膜(足裏)が圧迫されて痛みの緩和が期待できます。 足の裏を軽く圧迫すると、マッサージのように筋肉の緊張がほぐれるためです。 しかし、重度の炎症によって足裏が強く痛む場合、強く圧迫すると痛みが増したり、足裏を傷つけて回復が遅れたりする恐れがあります。 足裏の痛みが強い場合は、整形外科を受診しましょう。 歩行時の足底筋膜にかかる負担の軽減につながる 足裏アーチサポーターを着用すると、歩行時の足底筋膜にかかる負担の軽減につながるものが多いです。 足裏のアーチは、横のアーチ・外側の縦アーチ・内側の縦アーチの3つで構成され、衝撃の吸収や身体のバランスを保つ役割を果たします。 しかし、土踏まずが低下する偏平足や、土踏まずが通常より高いハイアーチの方などは正しいアーチを保持できず、足裏に負担がかかります。 足裏に負担がかかり続けると、足裏のかかとから指の付け根をつなぐ足底腱膜に炎症が起きる足底筋膜炎を発症する恐れがあります。 クッション性のある足裏アーチサポーターで足裏のアーチを支えると、足裏が正しく機能して足裏の負担軽減が見込めます。 足裏アーチサポーターにはどんな種類がある? 足裏アーチサポーターの主な種類は、以下の通りです。 筒形でアーチ部分に装着するタイプ 靴下のように履くタイプ アーチ部分にパッドを当て、マジックテープで固定するタイプ インソールタイプ 筒形でアーチ部分に装着するタイプは、着用のしやすさが魅力ですが、比較的ずれやすい点に注意しましょう。 マジックテープで固定するタイプは自身でフィット感を調節しやすい点がメリットです。 また、商品によってアーチをサポートするパッド部分の大きさや厚みは異なるので、自分に合ったサイズを選んでみましょう。 足裏アーチサポーターを使用する際の注意点 足裏アーチサポーターを使用する際の注意点について解説します。 足裏の痛みの根本的な治療にはならない 締め付けが強すぎると炎症が悪化する可能性がある 痛みが続く場合は医療機関を受診することが重要 足裏アーチサポーターは、着用する時間やサイズに注意しましょう。 また、痛みが続く場合は医療機関の受診をおすすめします。 足裏の痛みの根本的な治療にはならない 足裏アーチサポーターは、足裏の痛みや足底筋膜炎の根本的な治療にはなりません。 自分でできる足裏の痛みの対策は、ストレッチやマッサージ、靴の見直し、減量などが挙げられます。 医療機関では、炎症を抑える薬の服用やステロイド注射などです。 就寝時や休息時もサポーターを長時間着用すると足裏の筋力が低下し、さらにサポーターに依存してしまう可能性があります。 ストレッチやマッサージなどで足裏の負担を減らしつつ、補助的に足裏アーチサポーターを使用しましょう。 締め付けが強すぎると炎症が悪化する可能性がある 足裏アーチサポーターは、締め付けすぎると炎症が悪化する可能性があるので注意が必要です。 締め付けすぎて血流が悪くなると老廃物の排出が滞り、細胞内に溜まった老廃物が更なる炎症を引き起こす可能性が考えられます。 また、足の裏や周囲の組織に十分な酸素や栄養が届かず、回復が遅れる恐れもあります。 炎症の悪化だけでなく不快感や痛み、かぶれやかゆみなどのトラブルを引き起こす場合もあるので、着用の際は適切なサイズを選びましょう。 痛みが続く場合は医療機関を受診することが重要 足裏の痛みが続く場合は、足底筋膜炎などが発症している可能性があるため、医療機関の受診を検討しましょう。 足裏の痛みが続く際に考えられる病気は、以下の通りです。 足底筋膜炎:足底の足底筋膜と呼ばれる膜が、加齢や筋力の低下などで足裏に負担がかかり炎症を起こす 足底線維腫:足底筋膜への刺激や感染などで土踏まずにしこりができる モートン病:ヒールの高い靴の使用やスポーツなどで足の付け根付近に痛みやしびれを感じる 坐骨神経痛:腰から足先に渡って伸びる坐骨神経が損傷し、おしりや足裏に痛みやしびれを感じる 足底筋膜炎を放置していると、立ちっぱなしや動いているときに生じる痛みが激しくなったり、安静にしていても痛みが生じたりする難治性足底腱膜炎になる恐れがあります。 難治性足底腱膜炎になって半年以上経過すると、治療に数年かかる場合もあります。 長引く足裏の痛みにお悩みの方は、日常生活に支障が生じる前に医療機関を受診しましょう。 足裏アーチサポーターを利用した方が良い人の特徴 足裏アーチサポーターを利用した方が良い人の特徴を、以下にまとめました。 足底筋膜炎の方:サポーターで足裏の負担を軽減できる 偏平足の方:土踏まずが低下しているので、サポーターでアーチの形を補正する 外反母趾の方:横アーチの低下をサポートできる O脚・X脚の方:足裏のアーチの低下をサポートできる 長時間の立ち仕事の方:足裏やふくらはぎの疲労感を軽減できる 足裏のアーチの低下が原因で外反母趾やO脚・X脚を発症している場合があるので、治療と並行して補助的にサポーターを活用しましょう。 さらに、長時間の立ち仕事で足裏アーチサポーターを使用すると、足裏やふくらはぎの疲労が軽減できる※という研究結果があります。 ※出典:J-STAGE「足部アーチサポートを目的とした機能靴下の効果」 接客や介護、工場などの仕事で足が疲れやすい方は、足裏アーチサポーターを試すのも一つの手です。 【まとめ】足裏アーチの炎症(足底筋膜炎)を治療するなら再生医療も選択肢の一つ 足裏アーチサポーターの効果は、以下の通りです。 足底腱膜(足裏)が圧迫されて痛みの緩和が期待できる 歩行時の足底腱膜にかかる負担の軽減につながる 足裏アーチサポーターは足底筋膜炎や偏平足など、足裏のアーチのくずれによる足裏の不調や痛みにお悩みの方におすすめです。 しかし、足裏アーチサポーターで根本的な治療はできないので、痛みが長引く場合は医療機関の受診を検討しましょう。 また、足裏アーチの炎症(足底筋膜炎)を治療するなら、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療のPRP治療は、患者さまの身体に備わる治癒力を引き出し、痛みの軽減を目指す治療法です。 患者さまの血液を10~20㏄程度採取して、組織の修復を促進させる成長因子が多く含まれる血小板の多い部分を抽出し、患部に注射します。 そのため、足底筋膜炎の根本的な治療や再発を予防する効果が期待できます。 足底筋膜炎は痛みが改善しにくいことも多いため、現在の治療やサポーターで効果が見られない場合は、再生医療による治療も検討してみましょう。 PRP療法による治療に興味のある方は、お気軽に当院(リペアセルクリニック)までご相談ください。
2019.12.13 -
- 再生治療
「膝がなんとなく腫れていて、触るとぶよぶよしている」そんな症状に気づいて、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 そのぶよぶよ感は、関節内で炎症が起きて水(関節液)が溜まっているサインかもしれません。 腫れを放置してしまうと、痛みの悪化や関節の機能低下につながる可能性があります。 そこで本記事では、膝に水が溜まる原因や症状、適切な対処法を詳しく解説します。 膝の違和感に早めに気づき、正しく対応することで、将来的な痛みや機能障害のリスクを減らすことができます。 早期に的確な行動が取れるよう、ぜひ本記事を参考にしてください。 膝に水が溜まった場合の自覚症状 膝に水が溜まった場合は、以下の自覚症状が見られます。 順に紹介します。 また膝に水が溜まる原因については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 膝が痛い 膝に水が溜まると、痛みが生じます。 古い関節液はリンパ液と一緒に排泄され、一定量が維持されるのが正常です。 しかし、膝関節で炎症が起こると、関節液が過剰に増えます。 増えた関節液は粘性が低いため、膝の負担軽減ができません。 関節液の粘性が低いと骨同士が衝突しやすくなり、膝に痛みが生じます。 進行すると階段の上り下りや膝をひねる動作で激痛が起こり、日常生活に支障をきたす場合があります。 膝が腫れる 膝が腫れているのも、水が溜まっているときの自覚症状のひとつです。 関節内の炎症が進行していると、膝に水が溜まります。 炎症が悪化すると、腫れが強まり、膝に熱を感じる場合もあります。 膝の表面がぶよぶよしている 膝に水が溜まると、表面が柔らかくなり、膝蓋骨が浮いたように感じる場合があります。 痛みがなくても膝を触るとぶよぶよしている場合は、関節内に水が溜まっているかもしれません。 微熱がある 炎症が強まると微熱が出る場合もあります。 膝の痛みや腫れに加え、微熱が続くようであれば、早めに医療機関を受診しましょう。 膝が腫れてぶよぶよしているときの対処法 膝が腫れてぶよぶよしているときの対処法としては、以下のようなものがあります。 膝に水が溜まると自覚症状が現れた時点ですでに関節内の炎症が進行していることが多く、放置せず早めに医療機関での診察・治療が必要になるので、ぜひ参考にしてください。 薬物療法を受ける 膝に水が溜まる原因は炎症です。 薬物療法では疾患に合わせた内服薬で治療します。 半月板損傷や靭帯損傷といった外傷では、痛み止めとステロイド剤の注射で治療する場合もあります。 水を抜く 膝関節で過剰に分泌されて溜まった関節液を、膝に針を刺して抜くのも対処法のひとつです。 膝の過剰な水を取り除くと、痛みなどの症状が改善します。 しかし炎症の原因を取り除くわけではないので、再発する可能性があります。 手術を受ける 炎症の程度によっては、手術を行います。 症状が悪化すると、薬物療法による治療ではなく、手術による治療が必要です。 膝の腫れの原因となる病態にもよりますが、入院期間や費用、感染症のリスクが伴うため、手術にいたるまでに改善しておきたいところです。 再生医療を受ける https://youtu.be/W2JZQekWJ8w 再生医療は、近年スポーツ医療や関節治療の分野で注目されている治療法です。 この治療では、患者さま自身の脂肪から取り出した幹細胞を精製し、損傷した膝関節の軟骨や組織に直接注入します。 細胞には組織の修復や再生を促す働きがあり、炎症の緩和・痛みの軽減・機能の回復が期待できます。 また、入院や全身麻酔を必要とせず、体への負担が少ないまま治療が行えるため、手術を避けたい方でも選択肢のひとつとして検討してみてください。 当院では、再生医療に関する詳しい治療内容や症例実績について、無料カウンセリングや公式LINEでもご案内しています。 ご不安や疑問がある方は、お気軽にお問い合わせください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 膝が腫れてぶよぶよしている方からよくある質問 膝が腫れてぶよぶよしている方からよくある質問を紹介します。 膝が腫れて水が溜まった状態を放置するとどうなるの? 膝に溜まった水は自然に抜ける? 膝のぶよぶよとした腫れ、水が溜まる以外に考えられる原因は? 膝にぶよぶよとした腫れがある場合、何科を受診すれば良い? 膝が腫れて水が溜まった状態を放置するとどうなるの? 膝に水が溜まった状態を放置すると、炎症が慢性化し、関節の運動機能に悪影響を及ぼします。 炎症が続くと膝関節に水が溜まり続けて、痛みや腫れが悪化します。 さらに、変形性膝関節症などの進行を招く恐れもあるため、早めに治療を受けましょう。 膝に溜まった水は自然に抜ける? 症状によっては膝に溜まった水が自然に抜けるケースもありますが、基本的には炎症が続くと水は溜まり続けます。 とくに痛みや腫れが長引く場合は、炎症が慢性化している可能性があるため、早めに医師に相談し適切な治療を受けましょう。 膝のぶよぶよとした腫れ、水が溜まる以外に考えられる原因は? 膝の腫れやぶよぶよとした感触がある場合、多くは関節液の貯留(水が溜まる状態)ですが、それ以外にも以下のような病気が関与していることもあります。 変形性膝関節症 半月板損傷 関節リウマチ 痛風 糖尿病や感染症 また、腫れがあるからといって必ずしも痛みを伴うとは限らず、自覚症状がないまま進行するケースも少なくありません。 放置すると関節破壊や可動域制限につながるリスクもあるため、早期の診断と適切な治療が重要です。 膝の痛みと腫れが突然起こる原因については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 膝にぶよぶよとした腫れがある場合、何科を受診すれば良い? 膝にぶよぶよとした腫れや違和感を感じたときは、まずは整形外科の受診がおすすめです。 以下のような症状がある方は早めの受診を受けましょう。 突然、膝の腫れや強い痛みが出た 腫れが数日間続き、改善しない 冷やしても腫れやぶよぶよ感が引かない スポーツ・転倒など原因に心当たりがない だるさ・発熱・体調不良など全身症状もある 膝の動きが悪く、伸ばせない・曲げられない 水がたまるだけでなく、内部の炎症・損傷・代謝異常などさまざまな原因で腫れが起こるため、画像検査や血液検査による専門的な診断が必要です。 膝が腫れてぶよぶよしている場合は早急に治療を受けよう 膝に水が溜まると、膝の痛みや腫れ・微熱などの自覚症状が出現します。 対処法としては以下のようなものがあります。 ただし膝に水が溜まりはじめた初期段階では、痛みなどの自覚症状が出ないこともあるので注意が必要です。 また、「ただの腫れだろう」と放置してしまうと、実は以下のような疾患が隠れているケースも少なくありません。 変形性膝関節症 半月板損傷 関節リウマチ 痛風 糖尿病や感染症 腫れが続く・繰り返す・歩行がつらいなどの症状がある場合は、早めに整形外科を受診することが大切です。 最近では、従来の保存療法や手術だけでなく、再生医療が注目を集めています。 再生医療は自分の血液や脂肪から取り出した細胞・成分(PRPや幹細胞など)を利用し、膝関節の炎症や軟骨の修復が期待できる治療法です。 「手術を避けたい方」「繰り返す腫れに悩んでいる方」「将来の関節機能を守りたい方」これらの特徴に当てはまる方は検討しましょう。 >再生医療による膝関節の症例はこちら 詳しい治療法や再生医療の症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでもご紹介していますので、お気軽にご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.12.12 -
- 免疫細胞療法
インフルエンザの予防接種を受けられない原因について インフルエンザは12月〜3月ごろに流行する感染症です。5歳未満の幼児は重症化することも多く、65歳以上の高齢者は肺炎の心配があります。そのため、予防接種を受けることが推奨されており、たくさんの人が毎年予防接種を受けています。 しかし、誰もがインフルエンザの予防接種を受けられるというわけではありません。今回は、予防接種を受けられない場合や医師に相談した方がいい場合、予防接種以外のインフルエンザ予防法をご紹介します。 インフルエンザの予防接種が受けられない場合とは? 以下に該当する方は予防接種が受けられません。また、予防接種後には、接種場所のはれや痛み、発熱、倦怠感、頭痛などの症状が現れることがあります。 非常にまれですが、かゆみ、じんましん、呼吸困難などの重いアレルギー反応が起こることもあるため、もし、症状が出た場合は速やかに医師の診断を受けてください。 ・37℃以上の熱がある ・急性疾患にかかっている ・予防接種によりアナフィラキシーショックを起こした経験がある ・インフルエンザの予防接種でアレルギー症状が出たことがある ・はしか、風疹、水疱瘡、おたふくかぜが治ってから4週間以内である インフルエンザの予防接種を受ける前に医師に相談が必要な場合 基礎疾患をお持ちの方は、病気の状態が悪化することも考えられます、主治医とよく相談することが望ましいです。 ・心臓病、肝臓病、腎臓病などの持病がある ・風邪をひいている(ひきはじめを含む) ・アレルギーを起こす可能性がある ・けいれんを起こしたことがある ・免疫不全と診断されている ・気管支ぜんそくがある ・妊娠の可能性のある 予防接種以外でインフルエンザを予防する方法とは? インフルエンザの予防接種は効果が期待できる予防法ですが、風邪をひいて熱を出したというような場合は、受けることができません。 そもそも風邪をひきやすいのも、毎年インフルエンザにかかってしまうのも、免疫力が低下しているためです。また、免疫が低下した状態でインフルエンザにかかると、重症化する可能性があり、とても危険です。 そこで、予防接種以外でインフルエンザを予防する方法をご紹介します。それは、免疫細胞療法です。免疫細胞療法で免疫力をアップさせ、病気を寄せ付けない体を目指してみませんか? 免疫細胞療法は、ご自身の細胞を利用して免疫システムを強化し、感染症やアレルギーを予防する治療法です。副作用やアレルギーなどのリスクも少ないため、検討してみる価値があります。 まとめ・インフルエンザの予防接種を受けられない原因について インフルエンザの心配をせずに、冬を乗り越え春を迎えたいものですよね。流行し始める前に予防接種を受けておくことは、とても有効な手段です。しかし、予防接種を受けられない場合もあるので注意が必要です。 当記事では、予防接種ではなく、免疫細胞療法で免疫力を高めインフルエンザを予防する方法をご紹介しました。インフルエンザの予防には、免疫力アップが欠かせません。普段から健康管理に注意して、病気に負けない体づくりを心がけましょう。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.12.11 -
- 再生治療
階段を降りたときやスポーツ中の急な動きで、ふくらはぎや太ももに「ブチッ」と何かが切れたような感覚とともに激しい痛みを感じ、そのまま筋断裂を発症してしまった。 そのような経験を経て、今も治療やリハビリに取り組んでいる方も多いのではないでしょうか? しかし「思ったより治りが遅い」「どのくらいの期間で完治するの?」など、不安や疑問を感じている方もいると思います。 本記事では、筋断裂の重症度別の症状や治療法、回復までにかかる期間を解説しています。 従来の治療ではなかなか改善が見られないケースに対して、注目されている再生医療という新たな治療の選択肢についてもご紹介します。 「いまの治療で本当に治るのか不安」「手術以外にもっと良い治療法はないか?」と感じている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。 筋断裂の度合いと症状 筋断裂の度合いはⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3つの段階に分けられます。 Ⅰ度 Ⅱ度 Ⅲ度 筋断裂が起こる原因として、縄跳びやスポーツをしている際に、ジャンプやダッシュの動作などで筋肉に強い力が加わることにより、筋肉が損傷・断裂します。 運動前に十分なストレッチをしていないことも原因の一つです。 筋断裂による痛みや腫れがなかなか治らないと悩んでいる人は、以下を参考にまず自分の筋断裂の度合いと症状について知っておきましょう。 Ⅰ度 筋断裂のⅠ度の状態が肉離れと呼ばれ、筋肉の一部が出血・損傷をしている状態です。 比較的軽度の損傷のため、歩行が可能な状態といえます。 ただし、この肉離れがきっかけとなり区画症候群(コンパートメント症候群)と呼ばれる、筋肉の区画内の圧迫により筋肉組織の循環障害や筋組織の壊死などを引き起こす可能性があるため、早めに治療を受けるようにしてください。 Ⅱ度 筋断裂のⅡ度は、筋腱移行部損傷型とも呼ばれ、筋肉や筋膜が部分的に断裂している状態です。 歩行は可能ですが、Ⅰ度に比べて困難な場合が多くあります。 この状態は切り傷や裂傷のような状態となっているため、まずは氷嚢などで患部にアイシングをするなど応急処置をして、適切な治療を受けることが重要です。 Ⅲ度 筋断裂のⅢ度は筋肉・筋膜が完全に断裂している状態で、外見でも患部が凹んでいることがわかるほど重症です。 痛みも非常に強く歩行に関してはほぼ不可能な状態で、手術が必要な場合があります。 筋断裂のⅢ度の場合、断裂した筋肉をつなぐ手術や、安静にしてリハビリを行う方法などがあります。 また、損傷の程度によっては、身体への負担が比較的少ない治療法として再生医療という選択肢もあります。組織の修復と再⽣を促すことにより、治療期間の⼤幅な短縮が期待できます。 筋断裂と肉離れの違い 筋断裂と肉離れの違いは以下の通りです。 肉離れ:筋肉の損傷範囲が部分的で微細な損傷のこと 筋断裂:筋肉・筋膜が完全に断裂している状態 重症度においては、Ⅰ度・Ⅱ度が肉離れの状態で、Ⅲ度で筋断裂の状態となります。 ただし、筋断裂と肉離れには明確な境界線はなく、一般的な総称として肉離れと呼ばれており、医学的に筋断裂や筋膜断裂と呼ばれています。 筋断裂の治療方法 筋断裂の治療方法については、筋断裂の度合いがⅠ度、Ⅱ度の場合は、安静にして保存療法、理学療法など正しい治療を受けることで、これまでと同じように患部を動かせるようになることが期待できます。 Ⅲ度の場合は、絶対安静となり患部以外のストレッチや筋力トレーニングを行います。 痛みが引いてきた段階で患部のストレッチ、筋力トレーニングに移行しますが、この期間も基本的に禁止です。 保存療法では注射療法や消炎鎮痛剤の内服が行われ、理学療法ではストレッチや筋力トレーニングなどリハビリが中心です。 Ⅲ度では手術も必要となるケースがありますが、身体への負担も少ない治療方法として再生医療もあります。 従来の治療に比べて早い方法、かつ後遺症や筋力の低下も出来る限り抑えたい方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 筋断裂の治療期間 筋断裂が起こった場合、スポーツ復帰までの治療期間はリハビリを終えるまでは以下が治療期間の目安になります。 Ⅰ度:1~2週間 Ⅱ度:3~6週間 Ⅲ度:2~3ヶ月程度 筋繊維が完全に断裂しているような重症の場合は上記以上に治療期間が必要になり、手術が必要になることもあります。 歩けるようになるまでも時間がかかるケースが多く、激しいスポーツへの復帰はリハビリを受けながら少しずつ目指していくことになります。 【まとめ】筋断裂が治らない場合は再生医療をご検討ください 筋断裂の度合いによる治療方法や復帰するまでの期間の目安や肉離れとの違いについて紹介しました。 筋断裂の度合いと症状について改めてまとめると以下の通りです。 度合い 状態 症状 Ⅰ度 筋繊維に微細な損傷がある状態 比較的軽症なもので、腫れや軽い圧痛などの症状が出る Ⅱ度 筋繊維の一部が断裂してしまっている状態 腫れ、圧痛、皮下出血などの症状が出る Ⅲ度 筋繊維が完全に断裂してしまっている状態 陥没した腫れ、強い圧痛、皮下出血などの症状が出る 筋断裂は初期対応が非常に重要ですが、完治しないままトレーニングや仕事に復帰してしまうと、可動域の低下や慢性的な痛みといった後遺症を引き起こす可能性があります。 また従来の保存療法や手術では改善しきれないケースにおいて、再生医療という新しい治療の選択肢もあります。 項目 従来治療(保存・手術) 再生医療 主な手法 安静・投薬・手術 幹細胞の投与 回復メカニズム 炎症を抑える・切除/縫合 細胞レベルでの修復・再生 痛み 手術時に伴うことあり ほとんどなし(点滴投与) 対象 重度の場合は手術適応 中〜重度も対象に検討可能 再生医療では、自己の脂肪から採取・培養した幹細胞を点滴などで患部へ届けることで、損傷した筋組織の修復や機能回復を促すことが期待できるのです。 当院(リペアセルクリニック)では再生医療に関する無料相談も受け付けておりますので、現在の治療に不安がある方や手術以外の選択肢をお探しの方は、まずはお気軽にご相談ください。 また治療に関する詳細や症例も、公式LINEにてご覧いただけますので、ぜひご確認ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 筋断裂に関するよくある質問 筋断裂に関するよくある質問は、以下の通りです。 筋断裂(肉離れ)になると歩けなくなる? 筋断裂を放置するとどうなる? 筋断裂(肉離れ)になると歩けなくなる? 筋断裂(肉離れ)を起こした場合、歩けるかどうかは以下の損傷の重症度によって異なります。 重症度 歩行への影響 軽度(グレード I) 歩行が可能な状態 中等度(グレード II) グレードIに比べて、歩行が困難になることが多い 重度(グレード III) 筋が完全に断裂しており、自力での歩行はほぼ不可能 ただし、歩けるからと思い込んで無理に動き続けると、損傷が悪化してしまうことがあります。 まずは応急処置として、RICE処置を適切に行ったうえで、整形外科などの医療機関へ早期に受診しましょう。 筋断裂を放置するとどうなる? 筋断裂(肉離れ)を放置すると、筋肉内に血腫がたまり、つっぱり感や可動域制限、筋力低下などの後遺症が残る可能性があります。 さらに重症化すると、筋肉内の圧力が異常に高まる「コンパートメント症候群」を発症し、筋壊死や神経障害などを引き起こす恐れもあるのです。 また、骨化性筋炎と呼ばれる状態に進行することもあり、これは損傷した筋肉の中に骨様の組織が形成され、関節の動きを大きく制限してしまう重篤な後遺症へとつながるケースもあります。 こうしたリスクを防ぐには、受傷直後にRICE処置を行い、放置せずにできるだけ早く整形外科を受診することが大切です。 早期に適切な対応をとることで後遺症を残さず回復する可能性が高まるので、放置せず、違和感がある場合は迷わず医療機関に相談しましょう。
2019.12.09 -
- 足底腱膜炎
- スポーツ医療
足底腱膜炎とは、足の裏にあるかかとから足の指の付け根までを支える組織(足底腱膜)に炎症が起きる疾患です。 朝起きた最初の一歩目でかかとに強い痛みを感じることが特徴で、中高年の方やスポーツをする方に多く見られます。 「もしかして足底腱膜炎かも?」と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。 この記事では、足の裏が痛いときに考えられる原因、足底腱膜炎かどうかを確かめる方法、そして効果的な治し方について解説します。 足の裏の痛みで悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは再生医療に関する情報をLINEで発信しております。治療の選択肢を広げるためにも、ぜひご登録ください。 足の裏が痛いときに考えられる疾患・症状 足の裏が痛いときに考えられる主な疾患として以下の3つがあります。 足底腱膜炎 かかとの骨折 扁平足などの足の構造の問題 それぞれの疾患について正しい知識を身につけて、適切な対処法を選択しましょう。 足底腱膜炎 足底腱膜炎は、かかとの痛みの原因として多い疾患です。 足の裏には、かかとの骨から足の指の付け根にかけて足底腱膜という強靭な組織が膜のように広がっています。 この足底腱膜に繰り返しの負荷がかかることで組織が変性し、微小な損傷や炎症が生じて痛みが現れます。 足底腱膜炎の主な症状 足底腱膜炎には以下の症状があります。 朝起きて最初の一歩目にかかとの内側前方に強い痛みがある 長時間座った後に立ち上がった直後に痛みがある 歩き始めは痛いが、しばらく歩くと痛みが軽減する 夕方になると痛みが再び強くなる 階段を上るときやつま先立ちをすると痛みが増す 足の指を上に反らすと痛みが増す 特徴的なのは、朝起床して最初の一歩目に感じる強い痛みです。 これは睡眠中に足底腱膜が硬くなり、起床後に急に伸ばされることで痛みが生じるためです。 5〜10分ほど歩くと痛みは徐々に軽減しますが、日中の活動量が増えると夕方にかけて再び痛みが強くなる傾向があります。 足底腱膜炎の主な原因 足底腱膜炎が発症する主な原因は、足底腱膜への過剰な負担です。 以下のような要因が発症リスクを高めます。 長時間の立ち仕事や歩行による過剰な負担 ランニングやジャンプなどのスポーツによる使いすぎ 体重増加による足への負荷の増大 ふくらはぎの筋肉やアキレス腱が硬い状態 クッション性の低い靴やサポート性の低いサンダルの使用 足のアーチが高すぎる、または低すぎる構造的な問題 とくに硬い地面でのランニングや、不適切な靴の使用は注意が必要です。 複数の要因が組み合わさることで、足底腱膜に慢性的な炎症が起こりやすくなります。 かかとの骨折 かかとの痛みは、骨折が原因となっている場合もあります。 とくに注意が必要なのは、一度の大きな衝撃ではなく、繰り返しの負荷によって生じる疲労骨折です。 かかとの骨折には、高所からの転落や交通事故などで起こる外傷性骨折と、スポーツなどで繰り返し負荷がかかることで起こる疲労骨折の2種類があります。 外傷性骨折の場合は、強い痛みとともに足首周辺が大きく腫れ、皮下出血であざができることが多いです。 疲労骨折は、長距離走者などのスポーツ選手に多く見られます。 初期は軽い痛みや違和感程度ですが、放置すると痛みが強くなり、腫れや熱感が出てくることもあります。 足底腱膜炎との違いとして、疲労骨折では患部を押したときの痛みが強く、足首を動かしたときにも痛みが出やすいことが挙げられます。 痛みが長引く場合は、レントゲンやMRI検査で骨折の有無を確認することが大切です。 扁平足などの足の構造の問題 足のアーチ構造に問題がある場合も、足の裏の痛みの原因となります。 主な問題として、扁平足とハイアーチがあります。 扁平足とは、足の裏の土踏まずが平らになった状態です。 足のアーチが低下すると、歩行時の衝撃を十分に吸収できなくなり、足底腱膜に負担がかかります。 一方、ハイアーチとは、土踏まずが極端に高い甲高の状態です。 足の動きが硬くなり、かかとと前足部に圧力が集中します。 これらの足の構造の問題は生まれつきの場合もありますが、加齢や筋力低下、不適切な靴の使用などによって後天的に生じることもあります。 足の裏が痛いときに足底腱膜炎かどうか確かめる方法 足の裏の痛みが足底腱膜炎によるものかどうかを確認するには、セルフチェックと医療機関での検査があります。 まずは自分で症状をチェックし、必要に応じて医療機関を受診しましょう。 セルフチェックリスト 医療機関で受けられる検査 セルフチェックで複数の項目に当てはまる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。 セルフチェックリスト 足底腱膜炎の疑いがある方は、以下の項目に当てはまるかどうかチェックしてみてください。 ☐ 朝起きて最初の一歩目にかかとの内側前方に強い痛みがある ☐ かかとの内側前方を指で押すと強い圧痛がある ☐ 足の指を上に反らすと痛みが増す ☐ 長時間座った後に立ち上がった直後に痛みがある ☐ 歩き始めは痛いが、しばらく歩くと痛みが軽減する ☐ 階段を上るときやつま先立ちをすると痛みが増す ☐ 夕方になると痛みが再び強くなる これらの症状が複数当てはまる場合は、足底腱膜炎の可能性があります。 ただし、かかとの痛みには様々な原因があるため、自己判断せずに整形外科など専門の医療機関で正確な診断を受けましょう。 医療機関で受けられる検査 医療機関では、問診・触診に加えて画像検査を行い、正確な診断を下します。 まず、生活習慣や症状について問診を行い、触診で痛みの程度や部位を確認します。 かかとの骨に足底腱膜が付着する場所を押して圧痛があれば、足底腱膜炎が疑われます。 画像検査としては、以下のものが行われます。 検査の種類 わかること レントゲン検査 かかとの骨棘(こつきょく:骨のトゲ)の有無を確認できます。 骨棘は足底腱膜炎に伴って生じることがあります。 超音波検査(エコー) 足底腱膜の腫れや肥厚、炎症の有無を確認できます。 足底腱膜の厚さは通常約2〜4mmですが、炎症があると4〜5mm以上に厚くなることがあります。 MRI検査 かかと周辺を含めた全体像の把握や、炎症の程度・範囲、腱の異常まで詳しく調べられます。 これらの検査によって、足底腱膜炎かどうかを診断するとともに、他の疾患(神経の圧迫や筋・腱の断裂など)の可能性も確認します。 足の裏が痛い足底腱膜炎の治し方は?主な治療法 足底腱膜炎の治療方法には、主に次の3種類があります。 理学療法 薬物療法 手術療法 一般的には保存的治療から始め、症状が改善しない場合には手術へ進んでいきます。 本章では、3つの治療法についてそれぞれ解説します。 理学療法 理学療法では足底腱膜炎の痛みを軽減し、炎症の抑制、足底への負担軽減を目的とした施術が行われます。 主なアプローチは以下のとおりです。 ストレッチ運動 靴の調整と足底挿板(インソール)の使用 冷却療法(アイシング) アキレス腱や足底腱膜・ふくらはぎの筋肉を中心とした足裏全体の柔軟性を高めることで、過剰な牽引力を和らげ、症状の緩和が期待されます。 足底腱膜への負担を軽減するためには、足の形に合った靴の選択や足底挿板(インソール)の装着も効果的です。 クッション性やアーチサポートに優れたインソールを使うことで、かかとへの衝撃を吸収し、腱膜にかかる負荷を分散させることができます。 また、氷嚢や冷却パックを用いた冷却療法では、患部を冷やすことで炎症反応や腫れを一時的に抑える効果が期待されます。 こうした理学療法は、医師や理学療法士の指導のもとで症状や生活スタイルに応じて適切に行うことが大切です。 薬物療法 薬物療法は、主に足底腱膜炎による痛みや炎症を軽減するための基本的な治療法のひとつです。 症状の程度やライフスタイルに応じて、以下のような薬剤が使用されます。 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) ステロイド剤の局所注射 最も一般的なのは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で、外用剤(塗り薬)や経口剤(飲み薬)などがあります。 痛みが強く、他の治療で効果が不十分な場合には、ステロイド剤の局所注射を行うこともありますが、副作用のリスクもあるため慎重に行う必要があります。 手術療法 手術療法は保存的治療でも症状の改善が見られない重症例に対して検討されます。 代表的な手術方法は、以下のとおりです。 筋膜切離術 骨棘(こつきょく)切除術 内視鏡手術 最近では、体への負担が少ない内視鏡手術も行われるようになっています。 手術後はリハビリテーションが重要で、適切な回復プログラムに従うことで日常生活やスポーツ活動への早期復帰が目指せます。 足の裏が痛いときによくある質問 足の裏の痛みや足底腱膜炎について、よくある質問にお答えします。 足底腱膜炎でやってはいけないことは? 足底腱膜炎は自然に治る? 正しい知識を持って、適切なケアを行いましょう。 足底腱膜炎でやってはいけないことは? 足底腱膜炎を悪化させないために、以下の行動は避けてください。 痛みがある状態での無理な運動 炎症が強い時期に患部を強く刺激すること 足に合わない靴を履き続けること 足元を冷やすこと ランニングやジャンプなど足裏に負担のかかる運動は一時中断し、痛みが落ち着くまで安静にしましょう。 また、ゴルフボールで足裏を直接刺激する運動やタオルを足の指でつかむ運動は、痛みが落ち着いてから行うようにしてください。 靴はクッション性が低いものやサイズが合わないものを避け、縦の長さだけでなく横幅やアーチの高さにも注意して選びましょう。 足底腱膜炎は自然に治る? 足底腱膜炎は自然に治ることもありますが、安静や市販の湿布だけでは改善しにくいのが現状です。 保存的治療を行えば8〜9割の方が改善するとされていますが、痛みが軽快するまでに3〜6カ月程度かかることが多いです。 適切な治療を行わず放置すると症状が慢性化し、半年以上続く「難治性足底腱膜炎」になる場合もあります。 痛みが長引く場合は、医療機関を受診することをおすすめします。 足底腱膜炎などの足の裏の痛みには再生医療をご検討ください 足底腱膜炎は適切な治療を行うことで多くの場合、手術をせずに改善が期待できます。 まずはセルフチェックで症状を確認し、複数の項目に当てはまる場合は医療機関を受診しましょう。 ストレッチやインソールの使用、適切な靴選びなど、日常生活での対策も重要です。 保存療法で症状が改善せずにお悩みの方は、再生医療をご検討ください。 再生医療とは、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した組織の再生・修復を促す医療技術のことです。 入院を伴う大きな手術を必要としないため、早期改善が見込める治療として、近年注目されています。 当院リペアセルクリニックでは、患者さま一人ひとりの症状に合わせた治療プランをご提案していますので、ぜひご相談ください。
2019.12.08 -
- 免疫細胞療法
インフルエンザに毎年かかるのは免疫力が低下が原因か インフルエンザは1度かかったことがあるから免疫があるはず、それなのに毎年冬になるとインフルエンザに感染してしまう。一冬の間に2度インフルエンザにかかってしまった。 このような経験がある方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、インフルエンザに毎年かかってしまう理由や感染しやすい状況について解説し、免疫力をつける治療法についてご紹介します。 免疫があるはずなのに!インフルエンザに毎年かかる理由 毎年インフルエンザにかかってしまうのは、なぜなのでしょうか? インフルエンザには種類があります インフルエンザにはA型B型C型の3種類があります。冬に流行するのはA型とB型で、特にA型は、ウイルスが変化しながら世界中で流行を繰り返しています。 そして、流行するインフルエンザの型は、地域や年ごとに異なるため、一度インフルエンザに感染して免疫を獲得したとしても、その後、別の型のインフルエンザにかかる可能性もあります。 免疫機能は低下することがあります 一度免疫を獲得しても、健康状態によっては免疫機能が低下し、同じ感染症にかかってしまうことがあります。インフルエンザにかかりやすい方は、免疫力が落ちているのかもしれません。 インフルエンザにかかりやすい状況 免疫力が低下し、インフルエンザに感染しやすくなるのは、以下のような状況のときです。 ・湿度が40%以下 ウイルスが浮遊しやすくなります。 ・人混み インフルエンザは飛沫感染なので、流行時の人混みは危険です。 ・口呼吸をしている人 口呼吸をしている人は喉が乾燥しやすくなるため、ウイルスが感染しやすくなります。 ・気温が急激に下がる 気温が急激に下がることにより、体の抵抗力が低下します。 ・睡眠不足、疲労の蓄積、栄養の偏り 免疫が下がるため、感染のリスクを高めます。 ・ストレスや激しい運動 抵抗力を下げる原因になります。 インフルエンザに毎年かかるのが悩み…治療で免疫をつける方法があります! うがい、手洗い、マスクの着用は一定の効果が期待できますが、完璧にウイルスを排除することは不可能です。そして、同じ環境で生活していても、インフルエンザにかかる人とかからない人がいるのは、免疫力が関係しています。 バランスのとれた食生活や十分な睡眠など、健康的な生活を送ることが大切です。インフルエンザが流行する前に、予防接種を受けるのも良いでしょう。 免疫細胞療法で免疫を高める! もう一歩踏み込んだインフルエンザ対策として積極的に免疫力をアップさせる治療法があります。 それは、免疫細胞療法です。患者さんご自身の細胞を利用し、病気にかかりにくい体を目指すことができる治療法でアレルギーや副作用の心配がないという利点があります。 まとめ・インフルエンザに毎年かかるのは免疫力が低下が原因か インフルエンザにかからないようにするためには、日ごろから、免疫力を高められるような睡眠・運動・食事を意識した生活習慣を送ることも意識してみてください。 もし、インフルエンザにかかってしまったときは、なるべく早く回復することが必要ですから、早めに医療機関を受診して無理せずゆっくり休んでくださいね。 インフルエンザにかかると、学校や仕事を1週間は休まなければなりません。周囲にも迷惑をかけますし、何より自分がつらい思いをしてしまいます。 インフルエンザに毎年かかる、免疫が低いのかも?と悩んでいる方は、免疫力をアップする免疫細胞療法を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2019.12.05 -
- スポーツ医療
- 再生治療
筋断裂は、その名の通り筋線維が断裂を起こすスポーツ外傷の一つで、軽度なものを含めて一般的に「肉離れ」と総称されることもあります。 適切な対処や治療をせずに放置してしまうと、後遺症や合併症によって、長期的な痛みや関節可動域の制限に悩まされることも少なくありません。 本記事では、筋断裂(肉離れ)の主な後遺症や合併症だけでなく、治療法や予防法について詳しく解説します。 なお、筋断裂の早期改善を目指したい方は、「再生医療」による治療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、筋断裂による炎症の抑制や損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。 筋断裂(肉離れ)の主な後遺症 筋断裂を放置したり不適切な処置を続けたりすると、患部が硬く固まり、慢性的な痛みや再発リスクの増大といった後遺症を引き起こします。 代表的な後遺症は、以下の3つです。 慢性的な痛みと違和感 再発の常態化(癖になる) 可動域の制限・筋力低下 こうした不調を長引かせないためには、無理のない範囲で血流を促し、組織の柔軟性を段階的に取り戻すアプローチが回復への道を切り拓きます。 損傷部位が本来の柔軟性を失った「瘢痕(はんこん)組織」として修復されると、スムーズな動きを妨げる要因となるため注意を払いましょう。 筋断裂(肉離れ)の後遺症で注意すべき合併症 筋断裂の後遺症には、単なる筋肉の損傷にとどまらない、緊急性の高い合併症が潜んでいるケースがあります。 注意すべき主な合併症は、以下のとおりです。 コンパートメント症候群 骨化性筋炎 以下でそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。 コンパートメント症候群 コンパートメント症候群は、内出血や腫れによって筋肉を包む膜の中の圧力が限界を超え、血行不全を引き起こす非常に危険な状態です。 怪我の程度に見合わない激しい痛みや、足先のしびれ、皮膚が青白くなるといった兆候は、組織が酸欠に陥っているサインといえます。 また、組織が強く圧迫された状態になると筋肉の壊死や神経障害を引き起こし、さまざまな機能障害が生じる可能性があります。 骨化性筋炎 骨化性筋炎は、打撲や肉離れのあとに生じた血腫(血の塊)が、時間の経過とともに骨のように硬い組織へ変化する状態を指します。 特に、急性期の激しいマッサージや早すぎるスポーツ復帰による再出血が、この硬いしこりを生む直接的な要因となりやすいです。 一度骨化が進むと関節の動きが制限され、スポーツ競技への復帰を遅らせる要因になりかねません。 痛みや腫れが引くまでは患部を刺激せず、安静を保ちながら慎重に経過を観察することが重要です。 筋断裂(肉離れ)の後遺症を防ぐために重要な「RICE処置」 筋断裂の後遺症を防ぐためには、受傷直後における応急処置の基本である「RICE処置」を実施しましょう。 RICE処置は、以下の頭文字を取った応急処置です。 Rest(安静) Icing(冷却) Compression(圧迫) Elevation(挙上) ただし、RICE処置はあくまで応急処置ですので、処置の後は必ず医療機関を受診して適切な治療を受けてください。 筋断裂(肉離れ)の後遺症・合併症に対する治療法 本章では、筋断裂の後遺症・合併症に対する治療法について解説します。 後遺症の治療法 コンパートメント症候群の治療法 骨化性筋炎の治療法 以下で、それぞれの治療法について詳しく見ていきましょう。 後遺症の治療法 硬くなった患部の柔軟性を取り戻すには、血流を促す物理療法と段階的なストレッチを組み合わせることが重要です。 マッサージや温熱療法で組織を温め、伸縮性を高めることで、再発の原因となる「しこり」を和らげる効果が期待できます。 痛みのない範囲から少しずつ負荷を強める筋力トレーニングを取り入れると、損傷した部位を周囲の筋肉が支えられるようになり、再発リスクを軽減できます。 プロの指導のもとで正しい身体の使い方を再習得する習慣が、理想的なパフォーマンスの回復を力強く支えてくれるでしょう。 コンパートメント症候群の治療法 急性のコンパートメント症候群と診断された場合は、組織の壊死を食い止めるために筋肉を包む膜を切開する緊急手術が第一の選択肢として検討されます。 内部に溜まった圧力を速やかに逃がすことで血流を再開させ、神経や筋肉への深刻なダメージを最小限に抑えることが可能です。 手術後は専門的なリハビリを慎重に進め、機能の回復を根気強く目指す過程が避けては通れない道のりといえるでしょう。 激しい痛みやしびれを伴う異変を感じた際は、一刻も早く医療機関を受診する判断が、将来の身体を守ることにつながります。 骨化性筋炎の治療法 筋肉の中に骨のような組織が作られる骨化性筋炎に対しては、まずは患部を刺激せず安静を保つ保存療法で経過を観察するのが一般的です。 無理に揉みほぐしたり動かしたりすると骨化の範囲を広げる懸念があるため、画像診断で組織の状態が安定するのをじっくり待つ姿勢が求められます。 万が一、成長した骨組織が関節の動きを著しく妨げる場合には、手術による摘出を選択することで、以前のような滑らかな動きを取り戻せる可能性があります。 焦らずに組織の成熟を見守る忍耐強さが、結果として早期の完全復帰を後押ししてくれるでしょう。 筋断裂(肉離れ)の予防・再発防止のためにできること 筋断裂の後遺症を予防するには、応急処置が大切です。しかし、筋断裂そのものを予防することがさらに重要です。 筋断裂を予防するために、日ごろからストレッチを行い筋肉の柔軟性を確保しましょう。 ストレッチを行う際は、筋肉への負担が少ない「筋肉が縮みながら力を発揮する動き」が好ましいです。具体的には階段を上る、ダンベルを持ち上げるといった動作です。 反対にダンベルをゆっくり下ろす動作やスクワットでしゃがむ動作など、「筋肉が伸びながら力を発揮する動き」は負荷が大きく筋損傷のリスクがあるため、慎重に行う必要があります。 筋肉が伸びている状態で大きな力が加わることで筋損傷を引き起こすケースが多いです。 日ごろの筋力トレーニングやストレッチに加え、スポーツで使う筋肉を鍛えておきましょう。 筋断裂(肉離れ)の後遺症に関するよくある質問 筋断裂の後遺症に関するよくある質問を紹介します。 筋断裂と肉離れの違いは? 筋断裂の後遺症は治らない?/a> 筋断裂やその後遺症に関してお悩みの方は参考にしてください。 筋断裂と肉離れの違いは? 筋断裂と肉離れは混同されがちですが、実際は程度が異なります。 筋断裂 筋肉の線維が完全に切れてしまう 肉離れ(筋挫傷) 筋肉の線維が部分的に損傷する 筋断裂は、筋肉の線維が完全に切れてしまう重度の損傷を指します。一方で肉離れは、筋肉の線維が部分的に損傷する状態で、軽度から中程度までさまざまです。 筋断裂は肉離れよりも重症度が高く、完全に回復するまでにより長い時間がかかります。また、後遺症のリスクも高くなります。肉離れでは、痛みや不快感はあるものの、通常は筋断裂ほど重症ではありません。 筋断裂の後遺症は治らない? 筋断裂の後遺症は、適切な治療とリハビリテーションによって多くの場合改善されます。しかし、完全に元の状態に戻るかどうかは、損傷の程度や部位・個人の回復力・治療の質によって異なります。 たとえば、コンパートメント症候群や骨化性筋炎などの重度の合併症では、早期の適切な治療が行われなかった場合、永続的な機能障害が残る可能性があります。 一方で、適切な治療とリハビリテーションを受けることで、多くの方が日常生活やスポーツ活動に復帰されています。 重要なのは、専門医の指導のもとで個々の状況に応じた適切な治療計画を立て、忍耐強くリハビリテーションに取り組むことです。 筋断裂の早期回復を目指せる選択肢として「再生医療」をご検討ください 筋断裂の後遺症を防ぐには、受傷直後の応急処置が大切です。痛みを軽減するだけでなく、怪我の早期回復にも効果が期待できます。 応急処置後は、医療機関で適切に治療を受けることが早期改善の近道といえます。 また、筋断裂の後遺症を予防するのも大切ですが、筋断裂そのものを防ぐためにスポーツ前の準備運動を欠かさず行いましょう。 「筋断裂の後遺症が出る前に治したい」「できるだけ早くスポーツ復帰したい」という方は、再生医療による治療が選択肢の一つです。 再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて、炎症抑制や損傷した組織の再生・修復による早期改善が目指せる治療法です。 再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2019.12.02 -
- 再生治療
- 足底腱膜炎
足底腱膜炎が重症化すると、日常生活に大きな影響を及ぼすほど痛みが強くなることがあります。 初期段階は我慢できるほどの軽い症状ですが、放置すると治療期間が長引く可能性があるため早期に治療を受けることが重要です。 特に6ヶ月以上痛みが続く場合は「難治性足底腱膜炎」と呼ばれ、治療期間も長期化します。 この記事では、重症化した足底腱膜炎の症状と、さまざまな治療の選択肢について詳しく解説します。 早期の適切な対処が足の痛みからの解放への第一歩となるため、ぜひ参考にしてください。 また、足底腱膜炎による痛みを今すぐ解消したい方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、足底腱膜炎の改善や症状緩和が期待できます。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 足底腱膜炎が重症化する前に治したい 足の裏が痛くて日常生活に支障が出ている 重症化した足底腱膜炎でも手術せずに治療したい 症例や治療法については、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは足底腱膜炎の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、足底腱膜炎が改善された患者さまの症例を紹介しています。 https://youtu.be/BnVHvOVmQmw?si=6BzBzJOJgyILfozR 足底腱膜炎が重症化するとどうなる?主な症状 足底腱膜炎が重症化すると痛みが慢性化し、日常生活の基本的な動作さえ困難になる場合があります。 初期の「動き始めの痛み」とは異なり、炎症が深刻化することで、生活の質を著しく低下させる以下のような症状が現れ始めます。 安静時の痛み 動作時の激しい痛み 踵骨棘(しょうこつきょく)の形成 上記の症状は、足底腱膜の損傷が修復しきれず、悪化しているサインと考えられます。 それぞれの症状について詳しく見ていきましょう。 安静時の痛み 足底腱膜炎の重症化のサインとして、これまでは動いている時だけだった痛みが、安静にしている時にも現れるようになります。 安静時にも痛みがある場合、足底腱膜の炎症が強くなり、組織の修復が追いついていない可能性が高いです。 また、重症化すると夜間にズキズキと痛んだり(夜間痛)、日中座って休んでいるだけでも痛みを感じたりすることがあります。 この段階になると、生活の質(QOL)が大きく低下するため、早急に適切な治療を受けましょう。 動作時の激しい痛み 足底腱膜炎の症状が進行すると、動き始めだけでなく、歩行中や運動中も常に激しい痛みが続く状態に陥ります。 足底腱膜に生じた微細な断裂が広がり、炎症が慢性化している可能性があります。 動作時の痛みによって普通に歩くことができなくなり、無意識にかかとをかばうような不自然な歩き方(跛行:はこう)になりがちです。 このような歩き方を続けていると、足首や膝、股関節、さらには腰といった他の部位にも二次的な負担がかかります。 その結果、かばっていた別の場所まで痛めてしまう悪循環に陥る可能性もあります。 踵骨棘(しょうこつきょく)の形成 慢性的な炎症が長期間続いた結果、足底腱膜の付着部であるかかとの骨に「踵骨棘」というトゲ状の骨が形成されることがあります。 足底腱膜が骨を引っ張り続ける強いストレスに対し、体が防御反応としてその部分の骨を異常に増殖させた状態です。 形成された骨棘が神経を刺激し、さらに強い痛みの原因となる場合があります。 必ずしも踵骨棘が形成された人全員が痛むわけではありませんが、重症化した患者さまに多く見られます。 踵骨棘の有無はレントゲン検査で確認できますが、この状態になると保存療法での改善が難しくなるケースも出てきます。 足底腱膜炎が重症化する原因 足底腱膜(足の裏)の過剰な負担が足底腱膜炎の重症化を招く原因です。足底腱膜の負担が増すと、ダメージが蓄積されて炎症反応が起こります。 具体例を以下にまとめました。 加齢とともに足底腱膜炎の機能が低下する 増加した体重が足の裏に負担をかける ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性が低い 足の裏のアーチが崩れていて足底腱膜が適切に機能しない 痛みを我慢して激しい運動や長時間の立ち仕事をする 体質や年齢、日常の過ごし方によって足底腱膜炎が重症化してしまう可能性があります。 足底腱膜炎の重症化を防ぐための対処法 足底腱膜炎は早期に適切なケアを行うことで、重症化や慢性化を防ぐことができます。 症状が軽いうちにこれらのポイントを実践することで、痛みの悪化を防ぎ、早期回復を目指せます。 足裏への過度な負担を避ける 足底腱膜炎の主な原因は、足底腱膜への過度な負担です。 足への負担を減らすために以下を意識しましょう。 こまめに休憩を取り、足を休める時間を作る 軽くストレッチしてから動き始める 運動量や運動強度を一時的に調整する 痛みを感じたらすぐに休み、無理をしない 特に立ち仕事やウォーキング、ランニングなどで長時間足に負担をかけると、炎症が悪化する恐れがあります。 症状がある場合は無理をせず、足底腱膜への負担を減らしましょう。 サポーターやインソールを活用する 適切なサポーターやインソールの使用は、足底腱膜への負担を大幅に軽減します。 足底腱膜炎専用のサポーターで踵部分をしっかり固定する 医療機関で保険適用のオーダーメイドインソールを作成する クッション性の高い靴を選び、衝撃を吸収する 医師の診察・処方により、健康保険が適用される医療用オーダーメイドインソールが作製できます。 専用機器で足の重心バランスを測定し、個人の足形や症状に合わせて作られるため、既製品より効果的です。 インソールを取り外せる靴であれば複数の靴で使用可能ですが、効果を最大限に発揮するには適切なサイズの靴選びが重要です。 ストレッチや筋力トレーニングを行う 足底腱膜や周辺筋肉の柔軟性を高め、筋力を強化することは、足底腱膜炎の予防と改善に効果的です。 朝起きる前のふくらはぎと足底腱膜のストレッチ タオルギャザー(足の指でタオルをたぐり寄せる運動) 足底腱膜を伸ばすストレッチ(足の指を手で反らせる) これらのストレッチを毎日継続することで、足底腱膜の柔軟性を高められます。痛みがある場合は無理をせず、痛みの出ない範囲で行うことが大切です。 ただし、ストレッチは根本的な治療につながらないため、早めに専門医に相談することをおすすめします。 https://youtu.be/vaVMmQdHK94?si=CR5-GwXG5bciqZ2g 重症化した足底腱膜炎の治し方は?主な治療法 足底腱膜炎が軽度である場合は、ストレッチやインソール、テーピングなどの保存療法があります。 しかし、重症化すると保存療法だけでは十分な治療に繋がりません。 そこでこの項目では、重症化した足底腱膜炎の治療法にフォーカスして紹介します。 体外衝撃波治療 ステロイド注射 手術療法 再生医療 それぞれの治療法には特徴や適応があるため、症状の程度や患者さまの状態に合わせて適切な方法を選択することが重要です。 体外衝撃波治療 足底腱膜炎に対する体外衝撃波治療は、体への負担が少ない治療法です。この治療法では音波の一種である衝撃波を患部に照射し、組織修復を促進します。 体外衝撃波治療には、以下の特徴があります。 手術に比べて体への負担が少ない 痛みを感知する神経に作用し疼痛を緩和 血流促進効果により組織の自然修復を促進 主に重症化・慢性化した足底腱膜炎に有効 高齢者や手術リスクの高い方にも適応可能 日帰り治療で可能 慢性化した足底腱膜炎に対して、手術せずに治療ができます。 ステロイド注射 重症化した足底腱膜炎の治療には、ステロイド注射が有効な場合があります。ステロイドはアレルギー反応や炎症を抑えられる薬です。 患部に注射して痛みを和らげる効果がありますが、副作用により処置できる回数が限られています。 考えられる副作用は、以下の通りです。 だんだん効果が感じられなくなる かかとの皮下脂肪が傷つく 筋膜が損傷する また、足の裏は敏感なため処置の際に大きな痛みを感じやすい部位です。慎重に検討しましょう。 手術療法 保存療法を6ヶ月程度行っても効果がない方や、日常生活で支障をきたしている方には手術が検討されます。 主な手術内容は、以下の通りです。 足底腱膜が炎症したり損傷したりして厚くなっている場所を切り取る 腱の移植や部分的に切れ目を入れて足底腱膜を延長する 足底腱膜や骨棘(こつきょく)の切除を目的とした手術がありますが、成功率は高くないとされているため、留意が必要です。 再生医療 重症化した足底腱膜炎の治療には、再生医療という選択肢があります。 再生医療は、患者さま自身の細胞を活用し、損傷した組織の修復・再生を促す治療方法です。 自己由来の細胞を利用するため、拒絶反応のリスクが低い 幹細胞やPRP(多血小板血漿)などの治療法がある 損傷した足底腱膜の組織修復を促進する可能性がある 当院「リペアセルクリニック」では、再生医療を提供しているため、興味がある方はぜひご相談ください。 足底腱膜炎は重症化する前に適切な治療を受けることが大切 足底腱膜炎が重症化すると、安静時の痛みや踵骨棘の形成など深刻な症状が現れます。 治療法としては体外衝撃波治療や再生医療など、手術以外も選択肢となり、患者さまの状態に合わせた方法があります。 足底腱膜炎の重症化を防ぐには、早期対応が何より重要です。足の裏やかかとに痛みを感じたら無理をせず、適切な休息とケアを心がけましょう。 過度な負担を避け、サポーターやインソールの活用、定期的なストレッチなど予防策を実践することで重症化リスクを減らせます。 また、足底腱膜炎による痛みを今すぐ解消したい方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、足底腱膜炎の改善や症状緩和が期待できます。 症例や治療法については、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは足底腱膜炎の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる
2019.12.01 -
- ゴルフ肘
- 肘
ゴルフ中に手首の痛みに悩まされているなら、それはTFCC損傷が原因かもしれません。 TFCC損傷は、手首の小指側の軟骨や靭帯の損傷で、ゴルフスイング時の強い衝撃やねじれが主な原因となります。 本記事では、TFCC損傷の特徴やゴルファーに多い理由について詳しく解説します。 また、TFCC損傷の治療法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、TFCC損傷の症状をすぐに改善したい方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 より早く治療してゴルフを楽しむために、ぜひお役立てください。 TFCC損傷とは?ゴルフとの関連性や特徴 TFCC損傷は、手首の小指側にある「三角線維軟骨複合体」と呼ばれる軟骨や靭帯の集合体が損傷する怪我です。 ゴルフでTFCC損傷を起こしやすい理由として、スイング時に手首に強い衝撃やねじれが繰り返されることによる負担が挙げられます。 特にボールの手前の地面を叩いたり、手首を過度にひねったりするようなスイングは、手首に大きな負担をかけ、損傷のリスクを高めます。 TFCC損傷の症状・特徴 TFCC損傷で見られる主な症状・特徴は、以下のとおりです。 手首の小指側に痛みが出る 手首をひねる動作や小指側に曲げる動作で痛みが強まる 進行すると手首に不安定さを感じる 手首から「カクッ」といったクリック音がすることがある 主な症状として、手首の小指側に痛みがあり、タオルを絞る・ドアノブを回すなど、手首をひねる動作や小指側に曲げる動作で痛みが強くなる傾向があります。 重症化すると安静時にも痛むようになったり、手首に不安定さを感じたり、「カクッ」といったクリック音がするようになります。 ゴルフでTFCC損傷になる原因は? ゴルフでTFCC損傷が起こりやすいのは、スイングによって手首に繰り返し加わる強い衝撃とねじれが主な原因です。 具体的には、以下のような動作や負担が原因として挙げられます。 スイング時の手首のねじれ ミスショットによる手首の衝撃 不適切なスイングフォームによる手首の衝撃 グリップを強く握ることによる手首への負担 過度な練習と疲労の蓄積による手首への負担 硬い地面での練習による手首への負担 特にミスショットでクラブが地面に当たると、手首に通常の何倍もの衝撃が加わり、手首に深刻なダメージを与えます。 また、手首を過度に使う不適切なスイングフォームや、過度にグリップを握る行為は手首へのストレスを増大させます。 加えて、練習量の多さや疲労の蓄積、硬い地面での練習も損傷のリスクを高める要因です。 ゴルファーにおすすめのTFCC損傷の予防・対処法 ゴルファーにおすすめのTFCC損傷の予防・対処法は、以下のとおりです。 痛みが出にくい手の使い方とフォームの調整 自宅でできるセルフケアとリハビリ方法 これらを実践することで、TFCC損傷のリスクを減らし、早期回復を目指しながらゴルフを長く楽しめるでしょう。 これからも怪我無くゴルフを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。 痛みが出にくい手の使い方とフォームの調整 ゴルフで痛みが出にくい手の使い方とフォームの調整は、以下のとおりです。 手の使い方・フォーム調整 具体的な内容 グリップを握りすぎない ・必要以上に強く握りすぎない ・リラックスしたグリップを心がける インパクト時は手首がフラットになるようにする ・クラブがボールに当たる際、手首をまっすぐに保つようにする 身体全体を使ってスイングする ・体幹の回転や体の動きでクラブをリードする TFCC損傷の予防・対処には、ゴルフスイングにおける手首への負担を減らすことが重要です。 まず、必要以上にグリップを握らないよう意識しましょう。また、クラブをボールに当てる際は、手首がフラットな状態を保つよう心がけることが大切です。 スイングフォームにおいては、手首だけでなく体全体を使い、手首への依存度を減らすフォームに調整しましょう。 体幹の動きでクラブをリードする意識を持つと、手首へのストレスが軽減され、痛みの発生を抑えながらゴルフを楽しめます。 自宅でできるセルフケアとリハビリ方法 自宅でできるTFCC損傷のセルフケアとリハビリ方法は、以下のとおりです。 セルフケア・リハビリ方法 具体的な内容 手首の安静 ・手首を無理に動かさないようにする ・サポーターやテーピングで手首を固定する アイシング ・痛みのある箇所を15〜20分程度冷やす ・アイシングは1日に数回繰り返す 温める(痛みが軽減した時) ・血行促進のために温湿布や温浴で手首を温める 軽いストレッチ(痛みが軽減した時) ・手首をゆっくりと屈伸・回旋させる ・痛みを感じたらすぐに中止する 段階的な筋トレ(痛みが軽減した時) ・ダンベルやセラバンドを使って手首の曲げ伸ばしをする TFCC損傷のセルフケアでは、まず手首の安静を優先し、痛みが強い時は無理に動かさず、サポーターなどで固定してください。 痛みが軽減してきたら、手首のストレッチや軽い筋力トレーニングを始めましょう。 これらの運動は、血行促進や手首周辺の筋力強化に繋がり、再発予防にも役立ちます。 ただし、痛みを感じたらすぐに中止し、無理なく段階的に進めましょう。 ゴルフでTFCC損傷になったときの治し方は?主な治療法 TFCC損傷の治療法は、従来の保存療法や手術療法に加え、再生医療も適応対象となる場合があります。 保存療法 手術療法 再生医療 以下では、それぞれの治療について詳しく解説します。 ご自身の症状や、ライフスタイルに合わせた適した治療法を見つける参考にしてください。 保存療法 保存療法は、手首への物理的な負担を減らし、組織の自然な回復を促す初期段階のアプローチです。 痛みが軽い時期は、主に以下の方法を組み合わせて症状の緩和を図ります。 安静と固定:専用のサポーターやテーピングで手首の動きを制限し、患部を休ませる 薬物療法:痛み止めの内服や炎症を抑えるステロイド注射を患部に施す リハビリテーション:手首周りの柔軟性を取り戻す運動を取り入れる ゴルフのスイング時の違和感を和らげるため、まずは一定期間の安静を保つことを優先しましょう。 手術療法 数カ月の保存療法を経ても痛みが引かない場合や日常生活に支障をきたす深刻な状態の場合、手術療法が検討されます。 痛みの原因を直接取り除くため、主に2つの術式があります。 関節鏡視下手術:小型カメラを挿入し、断裂した靭帯や軟骨を直接縫い合わせる 尺骨短縮術:骨の長さのバランスが崩れている場合、尺骨を少し短くして関節への圧力を減らす 手術後は手首を長期間固定し、段階的なリハビリを重ねるため、フルスイング再開までにはじっくりと時間をかける心構えを持ちましょう。 再生医療 近年注目されている再生医療は、TFCC損傷に対する新たな治療法として期待されています。 再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて損傷した組織の再生・修復を促し、TFCC損傷の根治を目指す治療法です。 手術や入院を必要とせず「根本的に治療したいけれど、手術は避けたい」「TFCC損傷を早く治したい」という方の選択肢となるでしょう。 当院リペアセルクリニックでは、TFCC損傷に対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。 再生医療について詳しく知りたい方は、ぜひ当院にご相談ください。 ゴルフを楽しむためにもTFCC損傷の特徴を理解して正しい処置を行おう TFCC損傷は、ゴルフで手首に負担を与えることで起こります。 この損傷を理解し、適切な処置を行うことが重要です。 TFCC損傷は手首の小指側が損傷する症状 原因は手首のねじれと不適切なフォーム 予防のために手の使い方や正しいフォームを理解する 保存医療で治らない場合は手術療法や再生医療を検討する もしTFCC損傷による痛みが続く場合は、自己細胞を用いて根本改善を目指す「再生医療」もご検討ください。 再生医療は、患者さま自身の細胞や血液を用いて損傷した組織の再生・修復を促し、TFCC損傷の根治を目指す治療法です。 以下では、再生医療によってTFCC損傷が改善した症例を紹介しています。 >>再生医療によってTFCC損傷が改善した症例(60代女性)はこちら また、当院リペアセルクリニックでは、TFCC損傷に対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。 「再生医療について知りたい」「TFCC損傷を早く治したい」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
2019.11.30







