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- 肩
- 腱板損傷
肩腱板損傷で腕が上がらない!どうして?その原因とは 肩腱板損傷になると、腕が上がらなくなって悩まされるようになります。思うように腕が上がらないと洗濯物を干す、高いところのものを取るといったことが困難になるなど日常生活でもいろいろと支障が出てきます。また、ずっとこのような状態が続くのだろうかと不安になる人もいると思います。 そこで、今回は肩腱板損傷で腕が上がらないというのはなぜなのか?ということについて紹介します。 肩腱板損傷で腕が上がらないのはなぜ? 肩腱板は肩関節を覆う筋肉です。肩関節は複数の関節がありますが、それらの関節だけでは非常に不安定でスムーズに動かすことができません。その関節を安定させてスムーズに腕をあげたり、捻ったりすることをできるようにしているのが肩腱板です。 肩腱板が損傷してしまうと、肩関節を安定させる役割を十分に果たせなくなり、肩関節が不安定になるため腕が上がらないという症状が出ることがあります。 五十肩の腕が上がらない症状と、肩腱板損傷で腕が上がらない症状の違い 腕が上がらないというのは肩腱板損傷でよくある症状の1つですが、腕が上がらないと言えば五十肩をイメージする人もたくさんいると思います。 たしかに、五十肩でも腕が上がらなくなることはありますが、五十肩の場合は肩関節が不安定になるのが理由ではありません。 五十肩の場合は、本来柔らかくて伸びがある関節がかたくなってしまうのが主な理由になります。また、痛みが強すぎて動かすことができないというケースもあります。 このように、腕が上がらない理由は異なりますが、それが肩腱板損傷か五十肩かを自分で判断するのは難しいのです。 肩腱板損傷で腕が上がらないときの対策 肩腱板損傷はそのままにしておいても、損傷した部分が自然に修復し治るということはありません。悪化して損傷した部分が拡大したり断裂してしまうことがあります。 しかし、肩甲骨や脊柱など肩関節周辺の筋肉や関節を柔らかくすることで、腕を上がりやすくすることは可能です。ただし、状態の程度によっては手術をしないと腕を上がるようになるのは難しいケースもありますから、まずは専門医に相談をしてみましょう。 まとめ・肩腱板損傷で腕が上がらない!どうして?その原因とは 肩腱板損傷で腕が上がらないという症状について紹介しました。 無理やり腕をあげようとしたり、何とかしようと自己流で対策をすると悪化してしまう可能性があります。肩腱板損傷で腕が上がらないのを何とかしたいという人は、まずは医療機関で診てもらうことをおすすめします。 https://youtu.be/bKupVfsXpHM?si=AuS-8sLS0tUiHFfL ▶治療方法の選択肢のひとつとして、こちらの動画も是非ご覧ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2021.01.12 -
- 腱板損傷
日常生活の中で何気なく動かしているように思う肩ですが、思わぬケガが原因で強い痛みが出たり、動かせなくなったりすることがあります。 スポーツ障害でも多い腱板損傷は、そのような状態を引き起こすもののひとつです。 今回は、その腱板損傷について詳しくご紹介します。 腱板損傷とは?どのような症状があるの? 腱板は肩に存在する筋で、板のように広がっているので腱板といいます。 腱板を構成するのは「肩甲下筋腱」「棘上筋腱」「棘下筋腱」「小円筋腱」という4つの筋肉です。これらが肩の骨を囲み、肩関節の安定性に働きかける重要な存在です。 その腱板が部分的、または完全に断裂するのが腱板損傷です。主な症状は痛みですが、軽い場合もあれば、動かせないほどの激痛、夜間に起こる痛みなど程度に差があります。 部分的な断裂では、肩を動かせないということはあまりありません。損傷が激しい場合、腕が上がらなくなったり、肩が動かしにくいという症状が出ることもあります。 腱板損傷の原因とは? 腱板損傷の原因について見ていきましょう。腱板損傷の原因は大きく3つにわけられます。 外傷 腱板損傷の原因で多いのが外傷、つまりケガです。転んで肩を強く打つ、手をついたときに肩に衝撃が加わるというのが腱板を傷つけてしまうことがあるのです。 オーバーユース スポーツ医療でも注目される腱板損傷ですが、ケガというよりも肩の使い過ぎが原因のことが多いです。 その代表的なスポーツが野球です。何度も繰り返しボールを投げることで、肩関節や腱板に負荷がかかってしまうのです。 加齢によるもの 加齢によって腱板損傷が起こることもあります。年齢を重ねると腱や軟骨など、身体の組織も衰えてしまいます。そのため、自分でも気が付かないうちに腱板が傷ついていることもあるのです。 腱板損傷の治療法とは? 腱板損傷の治療法をご紹介します。近年期待されている治療方法についても見ていきましょう。 保存療法 腱板損傷の治療は基本的には保存療法です。急性期には三角巾で固定し、患部の安静を保ちます。痛みや腫れがある場合は痛み止めの注射やヒアルロン注射を行うこともあります。 また、腱板が損傷した状態で無理に動かすと再発したり、ひどくなったりすることがあるので、リハビリも大切です。 手術 保存療法で痛みが改善しない、損傷がひどく肩の動きが悪いという場合には手術を検討します。損傷した腱板を手術によって直接修復するというものです。 近年は関節鏡といって皮膚を大きく切らない手術が行われています。術後1~2週間ほどで痛みが落ち着くことが多いですが、正常な肩関節の状態に戻すにはリハビリ期間を含めて6か月程度かかることが多いです。 再生医療 これまで腱板損傷の治療は保存療法と手術がメインでした。しかし、手術となれば治療やリハビリを含めてスポーツ復帰までの期間が長くなります。 そんな中、近年、腱板損傷の治療法として再生医療が注目されています。 再生医療は、自身の脂肪から採取した幹細胞を肩腱板に注射します。そして幹細胞が傷ついた腱板や組織を修復するというものです。 外科的な手術をしないで治療できるため、治療期間の短縮も期待できます。 https://youtu.be/bKupVfsXpHM?si=hmwNf-43wNvXqxXf ▶こちらの動画でも詳しく解説しています。是非ご覧ください。 まとめ 今回は腱板損傷についてご紹介しました。 肩を使うスポーツでは使い過ぎによって腱板が傷つくこともありますし、加齢によって腱板損傷を起こすこともあります。 近年治療法として再生医療が注目されています。自分の幹細胞を用いるので、副作用のリスクが少なく、治療期間も短くて済むというメリットがあります。 腱板損傷でお悩みの方は、再生医療による治療を検討してみてはいかがでしょうか。 こちらも併せてご参照ください
2020.05.02 -
- 肩
- 再生治療
- 腱板損傷
腱板損傷の原因、症状や治療法!リハビリと手術後の復帰期間について 腱板損傷は、スポーツだけでなく日常生活の中でも起こり得るケガの1つですが、どのような治療法があるのか、手術しないと治らないのかなど気になる方も多いのではないでしょうか。 今回は、腱板損傷の原因や治療法、手術しないでも治るのかどうかについて解説します。 腱板の特徴と腱板損傷の原因や症状、治療法について 腱板損傷は手術をしないと治らないのでしょうか。 結論から言うと、腱板損傷は、手術しないで保存的な治療を行うこともありますし、手術を必要とする場合もあります。症状などによっても選択するべき治療法は変わってくるため、専門医とよく相談しましょう。 腱板とは? 腱板とは肩にあるインナーマッスルです。 肩関節が不安定だと脱臼のリスクが高くなるため、安定性が重要なのですが、腱板はその肩関節の安定性に働きかける大切な役割を果たしています。そして、肩の腱板を構成するのは「肩甲下筋腱」「棘上筋腱」「棘下筋腱」「小円筋腱」という4つの筋肉です。 この4つの筋肉が肩の骨を囲むようにくっついており、この筋肉と骨をつなぐのが腱板です。この腱板が断裂してしまうことを腱板損傷といい、一部が切れてしまうものと、完全に断裂して骨と離れてしまうものがあります。 腱板損傷の症状とは? 腱板断裂の症状は主に、痛みと腕の動かしにくさです。痛みは少し痛い程度の人もいれば、眠れないほど激痛の人、動かしたときだけ痛いという人など程度はさまざまです。 腱板損傷の原因とは? 腱板損傷の原因は、以下のようなものが挙げられます。 ▲外傷が原因となるケース 外傷によって腱板損傷が起こることがあります。転んだときに肩をぶつけてしまい、打撲だと思っていたら実は腱板が断裂していたということもあるので注意が必要です。 また、明らかに肩をぶつけていなくても、手をついた拍子に肩に負荷がかかり腱板損傷を起こすこともあります。 ▲オーバーユースとなるケース どのような関節や筋肉も、使い過ぎると負荷がかかってしまいます。それは肩も同じで、肩関節は日常生活の中でもよく使う関節のひとつなので、洗濯物を干す、荷物を運ぶなど、繰り返し行う作業や負荷の中で腱板損傷が起こることがあります。 加齢によって腱板がもろくなると、オーバーユースによる損傷リスクが高まるので要注意です。 ▲スポーツによるケース スポーツをすることによって腱板損傷が起こる場合もあります。例えば、野球のピッチャーはボールを投げる回数が多いので肩への負荷が大きく、腱板を傷つけるリスクがあることで知られています。 しかし、特定のスポーツだけに腱板損傷のリスクがあるわけではありません。どのようなスポーツでもケガをすることがあり、その際に腱板を傷つけるかもしれません。 腱板損傷の治療法 腱板損傷の場合、その治療法は、まず保存療法が行われることが多いです。断裂した腱板は自然に元に戻ることが難しいのですが、安静にすることで、それ以上損傷することを防ぎます。 痛みがある場合は痛み止めを使い、動かしにくさがある場合はリハビリを行います。それでも痛みが強くなる・腕を動かせないという場合は手術という選択を検討します。 術後は1~2か月程の固定が必要となり、完全にスポーツ復帰するには6か月程度かかるでしょう。スポーツをする人にとって、手術は腱板を元の状態に戻して肩や腕の動きが良くなることが期待できる反面、復帰までの期間が長いのがネックになります。 そんな腱板損傷の治療に注目されているのが「再生医療」です。自身の幹細胞を使って、損傷した腱板の組織を修復する方法です。 再生医療は手術と比べても副作用が少なく、早期にスポーツ復帰することが望めるというメリットがあります。そして、再生医療は、外科的な手術をしない選択肢のひとつとして、腱板損傷の治療においても期待されています。 まとめ・腱板損傷の原因、症状や治療法!リハビリと手術後の復帰期間について 腱板損傷は日常生活でも起こりうるケガです。また、外傷や肩の使いすぎで起こるスポーツ外傷の1つでもあります。近年スポーツ医療では、早期に復帰を望める方法として再生医療が期待されています。 再生医療による治療を選択することで、腱板損傷を手術しないで治すことが可能になることもあるでしょう。「再生医療」について興味がある方、なるべく手術しないで腱板損傷を直したいという方は、専門医にご相談ください。 https://youtu.be/bKupVfsXpHM?si=mN1HFLfUcyvV_ase ▶こちらの動画で詳しく解説しています。是非ご覧ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
2020.02.19 -
- 肩
- 腱板損傷
それ五十肩ではなく肩腱板部分断裂なら、放置すると悪化し手術の危険性も! 年齢を重ね中年期になって肩に痛みが生じたり、思うように腕があがらなくなったりすると「五十肩」かなと思う人も多いかもしれません。しかし、実はそれ!「肩腱板部分断裂」の可能性も考えられるので注意が必要です。 五十肩かと放置すると症状が悪化して最悪、手術ということも!そこで、肩腱板部分断裂と五十肩の違いを解説しましょう。 肩腱板部分断裂と五十肩の違いとは? 五十肩は関節包や周辺の組織が炎症を起こしているものに対し、肩腱板部分断裂は、関節包の外側の腱が断裂している状態です。問題なのは、肩腱板部分断裂と五十肩の両方ともに肩に痛みが生じることや、腕が思うように上がらなくなることなど症状が似ているところが多い点です。 しかし、一般的に、五十肩が関節の動きが固くなりやすいのに対して、肩腱板部分断裂は関節の動きが固くなるということはあまりないという違いがあり、思うように力が入らなかったり、腕をあげた時に断裂している部分から音がしたりすることもあります。 肩腱板部分断裂と五十肩の違いは自分で判断できる? 五十肩という言葉はよく耳にする言葉だと思いますし、ある程度の年齢になると多くの人がなるものというイメージを持っている人も多いと思います。ですから、ある程度の年齢になって肩が不調になった時には五十肩だと判断する人が多いでしょう。しかし、そのように自己判断するのは非常に危険です。 五十肩ではなく肩腱板部分断裂だった場合は自然に治ることはなく、断裂した筋肉はどんどん収縮していってしまうので、症状が悪化し、手術が必要になる状態になることがあります。 また、筋肉が収縮してしまっていて、手術ができないという状態になってしまう可能性もあるのです。 肩腱板部分断裂か五十肩かのセルフチェック 自分の肩の不調がどちらなのかをチェックする方法としては、腱板部分断裂は60代がピークで、五十肩が40代、50代に多いというのが一つの目安になるでしょう。 また、肩腱板部分断裂はスポーツで酷使した、或いは転んだなど、何か思い当たることがあるケースが多いのに対して、五十肩は思い当たることもなくいつの間にか始まるケースが多いです。 ほかにも肩腱板部分断裂は思うように力が入らない、五十肩は固くなって動かせなくなるなどの特徴があります。 このような違いから、肩腱板部分断裂か五十肩のどちらなのか、ある程度は自分で推測することができますが、これらに該当しないケースもたくさんあるので、自己判断するのは難しいです。 間違った判断は間違った処置につながるので、肩の不調が続く場合は医療機関を受診した方がよいでしょう。 まとめ・それ五十肩ではなく肩腱板部分断裂なら、放置すると悪化し手術の危険性も! 肩腱板部分断裂と五十肩の違いについて紹介しました。これまでずっと五十肩だと思っていた人のなかにも、もしかすると肩腱板部分断裂かもしれないと思った人もいるかもしれませんね。 自己判断ではどちらか判断するのは難しいですし、間違った判断でそのままにしておくのは危険なので、早めに医療機関を受診するようにしましょう。 以上、肩腱板部分断裂と五十肩はどう違うのかについて解説させていただきました。 この記事がご参考になれば幸いです。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.22 -
- 再生治療
- 腱板損傷
- 肩
肩の痛みや、肩に力が入らない症状は日常にも大きな影響を及ぼします。 思うように力が入らないことは日常生活に不便をもたらし、予想以上のストレスとなります。 そこで今回は、肩に力が入らない症状から考えられる疾患や、発症のきっかけについて解説します。 肩に力が入らない状態を引き起こす主な原因・疾患 肩に力が入らなくなる原因として、主に以下の4つの疾患が考えられます。 肩腱板損傷 肩腱板断裂 肩関節周囲炎(五十肩) 変形性肩関節症 それぞれの疾患の症状について詳しく説明していきます。 肩腱板損傷 肩腱板損傷は、肩を酷使するスポーツや外傷によって発生する怪我です。 肩腱板を損傷する主な原因には次のようなものがあります。 テニスや野球などのスポーツ 洗濯ものを干すなどの反復動作 転んだ、肩をぶつけたなどのイレギュラーなアクシデント 衝撃を受けた後に力が入らない症状が現れた場合、そのアクシデントが原因である可能性があります。 日常でそのような反復動作をしない方であっても、老化が進むと肩甲骨の突起部分(肩峰)に骨棘が形成されます。 この骨棘が腕を動かしたときに腱板に繰り返し接触することで炎症が生じ、徐々に腱板が摩耗・損傷していくことがあります。 肩腱板断裂 肩腱板が断裂してしまうと肩に力が入らない症状が現れます。さらに、肩に強い痛みが生じるケースも見られます。 肩腱板断裂の原因は肩を強く打った、肩をぶつけたなどの外傷で、肩腱板損傷と同様です。また、年齢を重ねると自然に腱板が切れてしまうケースもあります。 四十肩、五十肩と勘違いされやすいので、痛みが長引く場合は病院に行って詳しい検査をしましょう。 肩関節周囲炎(五十肩) 肩関節周囲炎は、一般的に五十肩と呼ばれる疾患です。肩関節の滑膜や関節包に炎症が起き、肩が硬くなることが特徴です。 肩関節周囲炎は、年齢を重ねると発症することで知られており、若年層の発症は少ないです。 年齢を重ねて肩に力が入らない症状を発症した場合、五十肩の可能性もあります。 五十肩は軽く考えられがちですが、痛みや力が入らない症状が続く際には医師に相談しましょう。 変形性肩関節症 変形性肩関節症は、肩関節の軟骨がすり減って骨が変形し、痛みや可動域制限が引き起こされる疾患です。 変形性肩関節症は肩の酷使や加齢、軟骨や周囲の組織の損傷によって発症します。 肩に力が入らない症状もありますが、多くは肩の痛みや動きの制限などの症状があります。また、肩を動かすときにゴリゴリとこすれるような音が出るのも特徴のひとつです。 肩に力が入らなくなるきっかけ 肩に力が入らなくなるきっかけは、主に以下の3つが考えられます。 肩の使いすぎ 事故による負傷 転倒 肩の使いすぎによって力が入らなくなるケースもあります。その場合は、スポーツを休止する必要があるかもしれません。 転倒した際に肩を打撲して肩に力が入らなくなるほか、手をついて肩を痛める場合もあります。 スポーツをしていなくても、突然肩に力が入らなくなることがあります。日常生活で肩に負担をかけるような動作をしていないか、振り返ってみましょう。 肩に力が入らない状態を防ぐための予防策 肩に力が入らない状態を防ぐためにできる対策を紹介します。 スポーツの前に準備運動をする 適度に休憩を取る 正しい歩き方で転倒を防止する スポーツの前に準備運動をして筋肉をほぐし、肩への負担を和らげましょう。また、適切な休憩を取り、肩の使いすぎを防ぐことが大切です。 スポーツをしない方でも、日常生活での転倒に注意し、肩の負傷を予防することが重要です。 肩に力が入らないときに病院を受診すべきタイミング 以下の症状があった場合は、病院を受診してください。 急に肩に力が入らなくなった 肩の痛みが強い 腕や手にしびれがある 日常生活に支障がある 突然肩に力が入らなくなった場合、怪我や炎症の可能性があります。また、日常生活に影響があるほど痛みが強い場合も病院に行ってください。 ほかにも、肩に力が入らない症状が長期にわたって続く場合や、症状の悪化が見られた場合には、早めに医療機関を受診しましょう。 肩に力が入らない症状に対する治療法 肩に力が入らない症状に対する治療法は、主に以下の4つです。 投薬治療 リハビリテーション療法 手術療法 再生療法 治療法の特徴などについて、詳しく解説します。 投薬治療 関節内注射や、消炎鎮痛剤などの内服が行われます。 また、トリガーポイント注射と呼ばれる、痛みがある部位に局所的に行う注射を検討される場合もあります。 筋肉が緊張しているケースでは筋弛緩剤が処方されますが、筋弛緩剤は副作用が出る場合がありますので注意が必要です。 薬物療法は、一時的に痛みや動かしにくさを軽減させる効果がありますが、完治を目指す治療法ではありません。 リハビリテーション療法 リハビリテーション療法では、次のような取り組みで肩に力が入らない症状の改善を目指します。 肩の可動域を広げる運動 肩関節の安定性を向上させるための筋力トレーニング 日常生活での肩の動かし方の指導 これらのトレーニングで肩の筋力を高め、日常的な負荷に耐えられる肩を作ります。 肩のトレーニングでは、かける負荷と運動量が重要です。無理なトレーニングを行うと効果が減ってしまうほか、怪我の悪化につながります。 専門家の指導の下、適切なリハビリを続けましょう。 手術療法 投薬治療やリハビリテーション療法の効果が感じられなかった方や、症状が重い方には手術療法が検討されます。 症状の程度によって、関節鏡手術や直視下手術などの方法が選ばれます。関節鏡手術は体に小さな穴を開けて手術する方法で、身体への負担が少ないのが特徴です。 大きな損傷の場合は直視下手術が選択されるケースがあります。 再生療法 肩の疾患に対しては、再生医療という選択肢もあります。 再生医療のひとつ「幹細胞治療」では、患者さまから採取・培養した幹細胞を腱板の損傷部位に投与します。 幹細胞治療は腱板の再生を促し症状の改善を目指す治療法です。 患者さま自身の幹細胞を利用するため、拒否反応やアレルギーが起こる可能性が低いのが特徴です。 当院「リペアセルクリニック」では肩腱板損傷に対する治療として、再生医療を行っています。 肩の痛みや力が入らない症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。 【まとめ】肩に力が入らない状態は放置せずに医療機関を受診して自分にあった治療法を見つけましょう 肩に力が入らない症状は、肩腱板損傷などの重大な怪我を負っているケースがあります。 痛みが強い、症状が長引く際は、医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。 リハビリテーション療法や投薬療法で効果が見られない場合、手術療法が検討されるケースもあります。 また、手術を行わない治療法として、再生医療という選択肢もあります。 再生医療について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
2019.10.16 -
- 肩
- 腱板損傷
肩腱板損傷になると、ふとした腕や肩の動作で痛みが生じることがあり、とてもつらいものです。 本記事では「肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング方法」について解説します。 従来の治療方法から先端医療の「再生医療」による治療方法を紹介します。 肩腱板損傷の痛みがつらい方や治したい方は、ぜひ参考にしてください。 肩腱板損傷の痛みを和らげるためのテーピング法 肩腱板損傷の痛みを和らげるのにおすすめのテーピング方法を紹介します。 肩を上げるのがつらい場合 肩のだるさをサポートしたい場合 それぞれ目的別のテーピング方法の手順を解説します。 肩を上げるのがつらい場合 肩を上げるのがつらい・上がりにくい方は、以下の手順でテーピングしましょう。 1本目:肩の関節部分を起点として、真っ直ぐ肘に向かって貼る 2本目:肩の関節部分を起点として、前側から1本目のテープとクロスするように貼る 3本目:肩の関節部分を起点として、外側から1本目のテープとクロスするように貼る 上記の3ステップでテーピングは完成です。 肩のだるさをサポートしたい場合 肩のだるさ・重さをサポートしたい方は、以下の手順でテーピングしましょう。 テープをY字に切る テープの端部を肩の関節部分より下に貼る 首をテーピングする肩と反対方向に曲げながらY字の上側のテープを首下の生え際に向かって貼る Y時の下側のテープを肩甲骨に沿うように貼る 上記の4ステップでテーピングは完成です。 肩腱板損傷の人がテーピングをする注意点 肩腱板損傷の人がテーピングをする注意点は、以下の通りです。 長時間同じテーピングを貼り続けない 肩のテーピングは他の人に貼ってもらう テーピングを強く巻きすぎない 同じテーピングを貼り続けると汗などの汚れが原因となってかぶれる可能性があるため、小まめに取り替えましょう。 また、肩の後ろ側や首など自分の目で確認できない箇所へ正しく貼れないことがあるので、他の人に貼ってもらうのがおすすめです。 テーピングを強く巻きすぎると血行不良の原因や関節が過度に締め付けられてしまいストレスになってしまいます。 注意点を守ってテーピングを使用しましょう。 テーピングでも肩腱板損傷の痛みが緩和されない場合は? テーピングの目的は応急処置や痛みの軽減であり、肩腱板損傷の痛みには早期の治療が重要です。 主な治療方法を紹介します。 従来の治療方法 再生医療による治療が注目されている 肩腱板損傷の人がテーピングを使用することで症状を和らげることは可能です。 しかし、症状が改善するわけではないため、早めに適切な治療を行うことをおすすめします。 従来の治療方法 肩腱板損傷の従来の治療方法は、「保存療法」と「手術療法」が中心でした。 治療法 詳細 保存療法 薬の服用や湿布薬で痛みを和らげ、痛みが強い場合はヒアルロン酸やステロイドの注射を行う リハビリによる肩関節や肩周りの筋肉のストレッチを行い、損傷していない肩腱板の機能回復を目指す 手術療法 保存療法でも肩腱板損傷による痛みが改善しない場合は手術療法を行う 傷や痛みが少ない「関節鏡視下手術」が一般的 肩腱板損傷の初期段階では、薬の内服やリハビリを中心とした保存療法での治療が多いです。 保存療法でも痛みが改善しない場合は手術療法も検討されますが、実際は手術をしないで様子見となることがあります。 日常生活に支障がなければ手術のリスクや入院だけでなく、術後数ヶ月かかるリハビリ通院は避けたいでしょう。 医師側からしてもリスクのある手術はできるだけ避けたいので、日常生活に支障がない限り様子を見ることが多いです。 再生医療による治療が注目されている 最近では、肩腱板損傷を手術をしないで治療する方法として「再生医療」が注目されています。 【再生医療とは】 機能障害や機能不全になった生体組織に対して、体が持つ再生能力を利用して損なわれた機能を再生させる医療技術のこと 再生医療では、患者さんの幹細胞を培養して損傷部位に投与することで断裂した肩腱板を再生させることができます。 手術や入院をせずに治療できるため、術後の後遺症や関節拘縮のリスクが少ないです。 https://youtu.be/bKupVfsXpHM?si=GEllbzBoTKUDFloS 当院の再生医療による幹細胞治療では、国内トップクラスの細胞加工室の技術によって幹細胞を冷凍せずに保存しています。 冷凍保存しないことで幹細胞の生存率が高く、よりフレッシュな幹細胞を投与できるため治療成績も良いです。 以下のページでは、当院の肩腱板損傷に対する幹細胞治療について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング法や治療法のまとめ 肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング方法について解説しました。 テーピングを使用することで、一時的に症状を和らげることは期待することができますが、間違った使用方法や常時使用すると悪影響を及ぼす可能性もあります。 肩腱板損傷の治療には、先端医療である「再生医療」による幹細胞治療がおすすめです。 手術や入院をせずに日常生活をしながら治療できる治療方法として注目されています。 再生医療の治療を検討する方は、ぜひ当院にご相談ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.11 -
- 肩
- 腱板損傷
肩腱板損傷になり、痛みで思うように腕や肩を動かせずに悩んでいる方はいませんか。 肩腱板損傷には、肩の可動域を広げるトレーニングが有効です。 本記事では、肩腱板損傷にトレーニングが必要な理由や、おすすめのトレーニング方法について紹介します。 肩腱板損傷は症状を放置していると、腱板の委縮や変性が起こる可能性があります。 肩周辺の動かしにくさや痛みがみられる際は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 肩腱板損傷にトレーニングが必要な理由 肩腱板損傷にトレーニングが必要な理由は、以下の3つです。 肩の可動域を広げる 痛み症状を緩和する 肩腱板の周辺の筋肉や関節の柔軟性を高める 肩腱板損傷になり肩を動かさないようにしていると、通常とは異なる筋肉や関節を使ってかばう動きをしている可能性があります。 かばう動きや無理な動作によって、肩腱板にさらに負担がかかり症状が悪化する恐れがあるため、注意しましょう。 肩を動かさないようにするのではなく、柔軟性や筋力向上の症状を和らげるためのトレーニングが重要です。 肩腱板損傷におすすめのトレーニング【3選】 肩腱板損傷におすすめのトレーニングは、以下の3つです。 肩の可動域を広げるトレーニング 肩甲骨の動きを改善するトレーニング 肩関節の周囲筋を鍛えるトレーニング 無理のない範囲で肩周辺を動かし、肩腱板損傷の症状緩和を目指しましょう。 肩の可動域を広げるトレーニング 肩腱板損傷には、肩の可動域を広げるトレーニングが有効です。 1.机の前に椅子を用意し座る 2.両手を机に置き、両腕を伸ばすように椅子を後ろへ引く 3.身体を前に倒し、10秒ほどキープし元に戻る 4.1~3を10回繰り返す 肩を動かすことで肩周囲の血流が良くなり、筋肉の柔軟性が増します。 肩甲骨の動きを改善するトレーニング 肩腱板を損傷した際は、肩甲骨の動きを改善するトレーニングを行うことが大切です。 胸張り運動:肩甲骨を意識して腕を後ろへ引き寄せる 肩すくめ運動:肩をすくめて戻す動きを繰り返す 壁押し運動:壁に両手をつき、腕を曲げ伸ばしする 肩甲骨のトレーニングをする際は、肩甲骨が動いているかを確認しながら行いましょう。 肩関節の周囲筋を鍛えるトレーニング 肩腱板損傷の方は、ゴムチューブを使用して肩関節の周囲の筋肉を鍛えるトレーニングを行いましょう。 両肘を机につけてゴムチューブを持つ ゴムチューブを外側に引っ張る 立ってトレーニングする際は、足でゴムチューブを踏み、踏んでいる足とは反対側の手で斜め上に向かってゴムチューブを引っ張りましょう。 ゴムチューブを使ったトレーニングは、1秒かけて引っ張り、1秒かけて元の姿勢に戻すことを意識することが大切です。 肩腱板損傷のリハビリでトレーニング以外に行うこと 肩腱板損傷のリハビリでトレーニング以外に行えることは、以下の2つです。 日常生活の動作改善 肩周辺のストレッチ 腱板損傷の症状を軽減するには、継続的なトレーニングが重要ですが、普段から姿勢を意識することも大切です。 無理のない範囲で肩の周りを動かし、肩の可動域を広げましょう。 日常生活の動作改善 肩腱板損傷の方は、肩に負担がかかりやすい日常生活の動作を改善しましょう。 主に以下の日常生活動作には、注意する必要があります。 衣服の着脱 荷物の持ち運び 寝るときの姿勢 衣服の着脱や荷物の持ち運びは、肩への負担がかかりやすい動作です。 また、仰向けの姿勢は重力によって肩関節が下がりやすく、腱板に負担がかかるため注意が必要です。 医療機関やリハビリ施設では、肩への負担を軽減するために、症状や習慣に合わせた指導が行われます。 肩周辺のストレッチ 肩腱板損傷になった際は、以下の肩周辺のストレッチを行い、症状の緩和を目指しましょう。 肩まわし 肩の上げ下げ 自身に合ったストレッチ方法を専門家に確認し、リラックスしながら痛みのない範囲で行うのが効果的です。 肩腱板損傷のトレーニングでやってはいけないこと 肩腱板損傷のトレーニングでやってはいけないことは、以下の3つです。 発症直後に肩を無理に動かす 重いものを持ち上げる 腕を肩より高い位置に上げる トレーニングで大きな負荷をかける トレーニングやストレッチを怠る 肩周りに違和感があるときに、無理に動かしたり、重いものを持ち上げたりすると症状が悪化する恐れがあります。 症状を緩和させるためには、適切なトレーニングを継続して肩周辺の柔軟性や筋力を向上させることが大切です。 トレーニングをする時間がなく困っている方は、すきま時間を活用し肩周りを動かすストレッチを行いましょう。 肩腱板損傷の治療には再生医療も選択肢の一つ 肩腱板損傷を手術しないで治療する方法として、再生医療も検討してみましょう。 再生医療は患者様自身の細胞から採取した幹細胞を肩腱板に注射し、損傷した組織の再生を促す治療法で、以下の特徴を持ちます。 肩腱板損傷になった際は、自身でのトレーニングやストレッチと並行して、再生医療による治療を受けると効果的です。 肩周囲の痛みや動かしにくさにお悩みの方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 【まとめ】肩腱板損傷の早期回復を望むなら当院へご相談ください 症状に合った肩腱板損傷のトレーニングを行うと、痛みの緩和や可動域の拡大に期待できます。 肩腱板損傷になった際は医療機関を受診し、自身で行えるトレーニングやストレッチを専門家に確認し、無理のない範囲で行いましょう。 また、肩腱板損傷を手術せずに治療する方法として、先端医療である再生医療が注目されています。 トレーニングと同時に再生医療による治療を受けると、さらなるリハビリ効果が期待でき、早期回復が見込めます。 肩腱板損傷の症状にお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
2019.10.08 -
- 肩
- 腱板損傷
肩腱板断裂により、腕を上げるときや寝るときの痛みを和らげる方法を知りたいという方もいるかと思います。 ストレッチ方法や断裂の度合いに応じた治療法など、痛みを和らげる方法はいくつかありますが、間違った方法では症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。 この記事では、肩腱板断裂の原因や症状、日常生活において痛みを和らげる方法を紹介していきます。 肩腱板断裂とは?主な原因 肩腱板断裂は、肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の腱板が損傷または断裂することです。 肩腱板断裂の原因は、主に以下の2つに分類されます。 急性断裂:転倒時の手つきや肩の強打などの外傷により発生 変性断裂:加齢による腱の変性や、繰り返しの使用による腱の摩耗が原因 また、主な症状として、以下が挙げられます。 肩の挙上時の痛み 夜間痛 腕の挙上制限 筋力低下 症状に対しては、安静やリハビリなどの保存療法を行いますが、改善が見られない場合は手術となる場合があります。 急性断裂 急性断裂とは、転倒や肩への強打のほか、重い荷物を持ち上げるなど、瞬間的に肩への負荷がかかったときに起こる腱板断裂です。 野球やテニスなどスポーツ、肩の脱臼などの外傷により併発して腱板が断裂することもあります。 安静にしていると痛みが和らぎますが、完全に断裂してしまった場合は手術が必要になる場合があります。 変性断裂 変性断裂は、老化によって腱板の血流が減少して起こる栄養障害や、腱板のすり減りなどにより、腱板が断裂することです。 洗濯物や布団の上げ下ろしなど、日常生活の動作においても変性断裂の原因となる可能性があります。 また老化により肩峰の棘が大きくなることで腕を上げた際に骨棘と腱板が衝突することで腱板が断裂することもあります。 肩腱板断裂の痛みを和らげる方法5選 肩腱板断裂の痛みを和らげるために自宅でも出来る対処法は以下の5つです。 肩周辺のストレッチ 鎮痛剤の服用や塗布 アイシングやウォーミング 寝る姿勢を改善する 日常生活での肩の負担を減らす これらの方法を試すことで、肩腱板断裂による痛みを和らげることが出来ますが、痛みが強くなったり長引く場合は医療機関を受診してください。 肩周辺のストレッチ 肩周辺のストレッチは、痛くない程度に行うことで痛みの軽減が期待できます。 壁に手をついて体を少しずつ前に傾けるストレッチや、四つん這いになり両手をまっすぐ伸ばして胸を出来るだけ床に近づけるストレッチが効果的です。 ただし、間違ったストレッチを行った場合、状態を悪化させる可能性もあるため、医師や専門家の指導のもとで行う必要があります。 鎮痛剤の服用や塗布 肩腱板断裂の痛みを和らげるには鎮痛剤の服用や塗布も効果的です。 ロキソニンなど、非ステロイド性消炎鎮痛剤は発症直後や眠れないほどの痛みを伴う場合に内服します。 湿布は温湿布と冷湿布があり、それぞれ用途に応じて使い分ける必要があります。 アイシングやウォーミング アイシングやウォーミングは発症時期や痛みの度合い、症状によって変えることで痛みの軽減が期待できます。 発症直後は炎症を抑えるため、氷のうやアイスパックなどでアイシングを行いますが、冷やしすぎると凍傷につながる可能性があるため注意が必要です。 炎症が落ち着いた後はホットパックや入浴などで患部を温め、血行を促進することで痛みの緩和が期待できます。 寝る姿勢を改善する 寝る姿勢を工夫して改善することにより、腱板のある肩関節への負担を軽減することで痛みを和らげることが可能です。 具体的には肩と肘の高さが同じになるように肩甲骨と腰にタオルやクッションを置くことや、クッションを腕で抱えるように持つことで、安定性を保つことができます。 日常生活での肩の負担を減らす 日常生活では、重いものを持ち上げる、下げる動作や、正しい姿勢での生活を意識することで肩への負担が軽減できます。 また、デスクワークなど長時間同じ姿勢でいることも、肩周りの筋肉が硬くなり、肩への負担が大きくなる可能性があります。 こまめな休憩と、適度な運動を行うことで、肩への負担を減らすことができます。 肩腱板断裂はどのくらいで治る? 肩腱板断裂は軽度の場合、断裂の程度や年齢、症状など個人差がありますが、数ヶ月〜半年程度です。 重度の肩腱板断裂や、保存療法による治療で症状の改善が見られない場合、手術を行う可能性もあり、半年〜1年程度かかります。 手術をした場合は、安静を保つ必要があるため、回復するまでさらに期間を要する場合があります。 肩腱板断裂を治療する方法 肩腱板断裂を治療する方法として、湿布や鎮痛剤などによる保存療法、重度の症状や痛みが改善しない場合に行う手術療法、幹細胞やPRP療法による再生医療があります。 保存療法 手術療法 再生医療 それぞれの治療法について見ていきましょう。 保存療法 肩腱板の保存療法では、ヒアルロン酸やステロイドなどの注射療法や投薬、リハビリテーションなどの運動療法を行うことで、痛みを和らげる効果が期待できます。 肩腱板への負担を減らすことや、腱板の動きを改善させることが目的とされています。 保存療法を行うことで痛みが軽減され、日常生活に支障が出なくなる期間は患者さまによって異なりますが、数か月から半年程度の期間が必要です。 手術療法 保存療法で痛みや肩腱板の働きに改善が見られない場合、手術療法を行います。 手術療法には、関節鏡視下腱板修復術、直視下腱板修復術、そして修復できないほどの断裂に対して行われる人工肩関節置換術があります。 それぞれ以下の特徴があります。 いずれの手術でも、術後3~6ヶ月程度の計画的なリハビリテーションが必要です。 人工肩関節置換術では、修復が難しい場合や、断裂が繰り返される場合に行われます。 再生医療 再生医療には代表的な治療法として、幹細胞治療とPRP(多血小板血漿)治療があります。 幹細胞治療では脂肪から採取・培養した幹細胞を、PRP治療は血液から血小板を濃縮して精製した液体をそれぞれ損傷部位に注入します。 いずれの治療も、体への負担が少ない治療法です。 当院「リペアセルクリニック」では、腱や靭帯に対する治療法として、再生医療を提供しています。 興味がある方は、無料のメール相談やオンラインカウンセリングを承っておりますので、お気軽にご相談ください。 【まとめ】肩腱板断裂の痛みを和らげるには再生医療による治療をご検討ください 肩腱板断裂の痛みを和らげる方法として、適切な肩周辺のストレッチやアイシング、日常生活での肩への負担軽減などが挙げられます。 適切な治療を行うことで痛みを緩和できる一方、保存療法では完全に回復するのは難しく、再発する恐れも考えられます。 近年では、手術を行わない治療法として再生医療という選択肢も挙げられます。 再生医療について詳しい情報をご希望の方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2019.10.02 -
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肩腱板部分断裂の治療!手術療法と保存療法!どちらにも大切なリハビリについて 腱板部分断裂の治療法としては、手術療法と手術をしないで症状を緩和させ、経過を観察していく保存療法がありますが、どちらの場合もリハビリが重要です。 ここでは、肩腱板部分断裂のリハビリの目的、どのようなタイミングで行うと良いのか、また、具体的にはどのようなリハビリを行うのかについて紹介します。 肩腱板部分断裂のリハビリの目的とは? 肩腱板部分断裂になると、肩や腕を思うように動かすことができなくなる、痛みが生じるなどといった症状が出ます。そうなると、腕や肩を極力動かさないようにしようと考える人が多いと思います。 しかし、腕や肩をほとんど動かさず、使わない状態が続くと関節の可動域に制限がかかったり、筋力が低下したりします。すると、余計に患部に負担がかかりますし、思うように動かせなくなったりしてしまいます。 このようにならないようするために必要なのが、リハビリです。 リハビリをすれば肩腱板部分断裂が治る? 残念ながら、リハビリをしても肩腱板部分断裂が治るわけではありません。リハビリは、症状の悪化を防ぐことや、緩和させることを目的として行います。 肩腱板部分断裂のリハビリはどんなタイミングでどのようなことをするの? 肩腱板部分断裂のリハビリをするタイミングは、痛みが落ち着いている時です。 腕や肩を動かしていないのに痛みがある場合は、炎症を抑えることが優先になるので、薬や湿布などで炎症対策をして、まずは安静にしましょう。 また、リハビリをする時は腱板に直接アプローチするのではなく、周辺の筋肉や関節包、じん帯などを柔らかくするためにリラクゼーションやストレッチを行います。 リハビリによって肩腱板周辺が柔らかくなり、可動域が広がることにより患部への負担も減って、症状の緩和につながることが期待できます。 肩腱板部分断裂の手術後のリハビリについて 肩腱板部分断裂を治すために手術をするケースもありますが、手術を受けた場合も術後のリハビリが必要になります。 リハビリは一般的に手術後 3 週間後くらいから開始しますが、断裂部分が大きい場合は 6 週間くらい経ってから開始するケースもあります。 術後 3 週間くらいは安静期間で患部を固定しているので、関節可動域がかなり狭くなっています。ですから、まず、2~3ヶ月を目安に可動域を取り戻すリハビリをします。 可動域が戻ってきたら運動機能を回復させるためのリハビリを 4 か月から半年を目安に行い、日常生活に支障が出ないレベルを目指します。 まとめ・肩腱板部分断裂の治療!手術療法と保存療法!どちらにも大切なリハビリについて 肩腱板部分断裂のリハビリについて紹介しました。 肩や腕が思うように動かせなかったり、痛みが生じたりすると動かすべきか安静にしておくべきか悩むところですが、痛みがある場合は、まずは痛みのある部分を動かさないように安静にして、医療機関を受診しましょう。 そして、肩腱板部分断裂のリハビリは、適切なタイミングで、適切なリハビリを行うことが大切ですから、医師の指示通りに従ってくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください https://africatime.com/topics/4176/
2019.10.01 -
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肩腱板損傷におけるサポーターは果たしてどのくらいの効果をもたらすのでしょうか。 結論から述べると、サポーターの使用は肩の痛みを軽減し、安定性を高めるとされますが根本的な治療ではありません。サポーターの使用方法や注意点を知ることで、損傷の進行を防ぐ手助けになります。 この記事では、肩腱板損傷におけるサポーターの効果や役割、他の治療法との併用について詳しく解説します。適切な対処法を知って、治療を目指しましょう。 肩腱板損傷でサポーターを使うことはあまりおすすめできない 肩腱板損傷になると、痛みが生じて思うように腕や肩を動かせません。そこで、サポーターを使用する人が多いのですが、結論、肩腱板損傷でサポーターをつけるのはあまりおすすめできません。 この項目では、サポーターの有効性とおすすめできない理由を詳しく解説します。 サポーターで肩腱板損傷の症状を和らげることは可能 サポーターを使用すると、関節や筋肉の過剰な動きを抑え、損傷部分への負担を軽減できます。さらに、関節を安定させて動かしやすくする効果も期待できます。 肩に痛みがある状況でも、作業や仕事で動かす必要がある場合には、サポーターの使用は有効です。 肩腱板損傷はサポーターで治ることはない 肩腱板損傷にサポーターを使用すると、一時的に痛みが軽減され、動かしやすくなる効果が期待できます。しかし、サポーターを付けたからといって肩腱板損傷自体が治るわけではありません。 サポーターを使用することで症状が楽になるからと無理をしてしまうと、損傷している部分が断裂するなど、症状が悪化してしまう可能性があります。 サポーターの常時使用は控えるべき! サポーターを使用して肩腱板損傷の症状が和らぐのであれば、常時使用したいと考える人もいると思います。 しかし、サポーターを常時使用してしまうと、肩の筋肉や関節が使われなくなり硬くなってしまう、筋力が低下するなどの問題も出てきます。 周辺の筋肉や関節が硬くなってしまうと、損傷部分にさらに大きな負担がかかって症状が悪化してしまうので、周辺の筋肉や関節は適度に動かしておく必要があります。 このような理由から、サポーターは補助的な役割として使用し、常時使用は控えたほうが良いです。 肩腱板損傷を放置するとどうなるの? 肩腱板損傷を放置すると、損傷が進行して腱板が完全に断裂する可能性があります。断裂が起こると、肩の可動域が大幅に制限され、日常生活にも支障が生じます。症状が悪化する前に、医療機関を受診しましょう。 また、腱板損傷の新たな治療法のひとつとして、幹細胞を使った再生医療があります。手術を回避し、痛みの軽減が期待できるため、老若男女問わず幅広い方におすすめの治療法です。 負担を抑えつつ回復を目指したい方は、再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 肩腱板損傷の症状に悩む方からよくある質問 肩腱板損傷の症状に悩む方からよくある質問として以下の2つを紹介します。 肩腱板損傷にトレーニングは効果的? 肩腱板損傷のテーピングは効果的? 具体的なトレーニング方法も紹介しているので、無理のない範囲でお試しください。 肩腱板損傷にトレーニングは効果的? 肩腱板損傷では、トレーニングが症状の緩和に役立つ場合があります。 下記のトレーニングは、肩腱板周辺における筋肉の柔軟性アップと関節の動きを良くする効果に期待できます。空き時間を利用して定期的に行ってみましょう。 肩腱板損傷におすすめのトレーニング.1 椅子に座り、机の上に両腕を伸ばして手のひらを上に向ける 体をゆっくり前に倒す ゆっくりと元の姿勢に戻る 肩腱板損傷におすすめのトレーニング.2 椅子に座り、座面を手で持って腕を固定する 肩甲骨を意識しながら体を傾け、片方の肩が前に出るようにする 元の姿勢に戻し、反対側も同様に行う ただし、無理なトレーニングは逆効果です。痛みのない範囲でおこないましょう。 肩腱板損傷のテーピングは効果的? 肩腱板損傷に対するテーピングは、痛みを和らげたり、肩の安定性を高める効果に期待できます。動きの制限やサポートにより、症状の緩和に役立ちます。 ただし、テーピングだけでは肩腱板損傷を治せません。サポーター同様、根本的な治療にはならないため医療機関での治療が必要です。 肩腱板損傷におけるサポーターの効果まとめ 肩腱板損傷に対するサポーターの使用は、肩の安定性を高め、痛みを一時的に軽減します。関節の動きを制限して負担を軽減し、症状の悪化を防げます。 ただし、サポーターには肩腱板損傷の治療効果はありません。肩腱板損傷の根本的な治療を目指す場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 また、体への負担が少ない再生医療による治療も検討してみましょう。興味のある方は当院へお気軽にご相談ください。
2019.09.29 -
- 幹細胞治療
- 腱板損傷
- 肩
肩腱板損傷は放置厳禁!そのうち治る、五十肩だろうなど素人判断は禁物 肩が思うように上がらなかったり、関節に痛みがあったりする場合、「これくらいなら我慢できる」、「年齢的にも不調が出るのは仕方ない」と、放置していませんか?! しかし、その肩の不調、もしかすると「肩腱板損傷」かもしれません。これぐらい大丈夫!というような軽い気持ちで放置することなく、早めに医療機関を受診することをお薦めします。 今回は、素人判断は厳禁です!そこで肩腱板損傷を放置したらどうなるのか、早期の受診の重要性についてご紹介します。 肩腱板損傷は、四十肩や五十肩と同じ部位で、似た症状 肩の関節の痛みや思うように動かせないといった場合、「四十肩や五十肩だろう」「きっとそのうち治るだろう」と簡単に考えて様子見される方がほとんどではないでしょうか。 実際に、四十肩や五十肩であった場合は、確かに放置しておいても自然に症状が軽くなっていくので問題はありません。問題は、自己判断で四十肩や五十肩と思い込み、ネットなどの情報を得て放置するケースです。 このようなケースは、五十肩と部位や症状が似ているために起こります。このような似通った症状や部位の場合、「自分で判断」したことが誤りとなった例です。身体のことは、自分で判断せず専門医に診てもらうことが大切です。 最初の素人診断で誤ってしまい、そのまま誤った情報で行動することは一番避けてほしいところです。 その肩の不調が、四十肩や五十肩ではなく「肩腱板損傷」であった場合、放置しても自然に治るということはほぼないからです。 肩腱板損傷を放置すべきでない理由 肩腱板損傷は自然に治ることは期待できないので放置するべきではありませんが、「これくらいの症状なら我慢できる」と思って放置してしまう人もいると思います。 しかし、肩腱板損傷は放置していると損傷した部分から損傷が広がり、痛みなどの症状が強くなる可能性が高くなります。また、放置することで悪化し、腱板が断裂すると、断裂した部分の筋肉が退縮してしまい、修復することができなくなってしまいます。 肩腱板損傷は放置せずに治療しよう 「我慢できる程度だから」「診察が悪く出ると面倒」「治療方法も不安だから」などと、病院に行くことをためらってしまうという人もいます。ただ肩腱板損傷は放置しても治らず、症状が進行する可能性が高く放置して得はありません。 面倒や不安があっても、医療機関へ足を運ばれることをお薦めします。 医療機関では、薬や注射、超音波などで炎症を抑えて痛みを抑える治療が行われるのが一般的です。また、損傷部分の周りの関節や筋肉を柔らかくしたり鍛えたりすることで症状を軽くする、リハビリや運動療法が行われることもあります。 肩腱板損傷の状態によっては、手術も選択肢の 1 つになります。手術では、数か所小さな穴を開けて損傷部分の修復をする「関節鏡下手術」が一般的です。 近年では、手術をしない注射治療の「再生医療」も注目を集めています。 https://youtu.be/apIw7ji9cFQ?si=1ptqShqni7PifAMO まとめ・肩腱板損傷は放置厳禁!そのうち治る、五十肩だろうなど素人判断は禁物 肩腱板損傷による肩の痛みを素人判断で放置するとどうなるかについて、また、医療機関での治療方法についてご紹介しました。 肩腱板損傷は、放置しても治りません!放置すると悪化し、修復することが難しくなって重症化します。 症状が進行した結果、どうしようもなくなってから医療機関に行っても、回復が遅れるばかりか症状の改善も困難になることが多いため注意が必要です。 大小、どのような痛みにもかかわらず我慢するのはつらいものです。 自己判断で済ませず早めに医療機関を受診するようにしてください。肩腱板損傷でなければ幸いですし、たとえ四十肩や五十肩であっても正しい治療を受けられるため安心です。 いずれにしても医療機関への受診は正解で、損はありませんよ! 監修:リペアセルクリニック大阪院 ▼こちらも併せてご参照ください。
2019.09.28 -
- 幹細胞治療
- 腱板損傷
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腕を上げるときに痛みや動かしにくさを感じたことはありませんか。 肩の可動域が狭まり、動かしにくいときは、腱板断裂の可能性があります。 肩の腱板断裂は、加齢やオーバーユースなどが原因で起こる損傷です。 本記事では、腱板断裂の症状や治療法について詳しく解説します。 腱板断裂になった際は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 腱板断裂(腱板損傷)とは? 腱板断裂(腱板損傷)とは、肩関節にある4つの筋肉から構成される「腱板」が損傷する外傷で、以下の症状がみられます。 肩周囲の痛み 肩の動かしづらさ 痛みで眠れない 肩が上がらない 腕を動かした際の引っかかり感 腱板は肩関節の安定性に関わっている組織のため、損傷すると肩周囲に痛みが生じたり、動かせなくなったりします。 肩周囲に違和感を覚えた際は、無理に動かさずに、安静に過ごすことが大切です。 断裂した腱板は自然には再生しないため、症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。 腱板断裂を起こす原因 肩の腱板断裂を引き起こす原因は、主に以下の3つです。 加齢 使いすぎ(オーバーユース) 外傷 腱板断裂は、骨と筋肉が離れてしまっている状態であり、安静にしていても自然治癒は困難です。 症状を放置していると、悪化する恐れがあるため早めに医療機関を受診しましょう。 加齢 加齢によって腱が弱くなると、日常生活動作だけでも腱板が断裂する場合があります。 腱板や関節などが加齢によって弱くなった場合は、少しの衝撃でも損傷するリスクがあるため注意しましょう。 また、中高年以降の方は若年層と比べると運動の機会が少なく、肩回りの筋力や柔軟性が低下しやすい特徴があります。 腱板の損傷リスクを低減するために、適度に肩回しをしたり、腕を動かしたりする習慣をつけることが大切です。 使い過ぎ(オーバーユース) 腱板断裂の多くは、肩の使いすぎ(オーバーユース)が原因で起こります。 スポーツや仕事などで肩を酷使していると、腱板に大きな負担がかかり損傷リスクが高まります。 日常的に肩へ負担のかかる動作をしている場合は、発症日が明確でなく、治療が遅れる場合があるため注意が必要です。 外傷 外傷は、腱板断裂を起こす原因の1つです。 転んだときに手をついたり肩をぶつけたりすると、肩周囲に衝撃が加わり、腱板損傷を引き起こす可能性があります。 肩に衝撃が加わった際に強い痛みが生じた場合は、腱板を損傷している可能性もあるため、早めに医療機関を受診しましょう。 腱板断裂は治療が必要!治療方法を紹介 腱板断裂は安静にしていても自然に治ることはないため、以下の治療を受ける必要があります。 保存療法 手術療法 再生医療 腱板断裂の症状を根本的に治したい場合は、手術療法や再生医療を検討します。 症状の程度によって適切な治療方法は異なるため、専門家に相談し自身に合った治療で腱板断裂を治しましょう。 以下の記事では、腱板断裂治療のリハビリについて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。 保存療法 腱板断裂の症状を緩和する方法に、保存療法があります。 保存療法では、薬や湿布で痛みを和らげたり、ステロイド注射で炎症を抑えたりします。 身体への侵襲が少ない治療方法ですが、損傷部位の根本的な治療はできないため、症状を繰り返す恐れがあり注意が必要です。 手術療法 腱板断裂の症状が悪化し日常生活への支障が大きくなった場合は、手術療法による治療が検討されます。 手術療法では、腱板の代わりとなるほかの組織を肩へ移植したり、人工関節を挿入したりします。 腱板断裂の手術を受ける際は、入院やリハビリ期間も必要となるため、回復までに時間を要する点に注意が必要です。 再生医療 腱板断裂を手術しないで治す方法として、再生医療があります。 再生医療は患者様自身の細胞を利用して、損傷した組織の再生や修復を促す治療方法で、以下のメリットがあります。 腱板損傷の治療に再生医療を検討している方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 【まとめ】腱板断裂は自然治癒しない!再生医療で切らずに治す選択肢も検討しよう 腱板断裂は自然治癒しない損傷のため、早めに医療機関を受診し治療を受けることが大切です。 肩の腱板断裂の治療方法には、保存療法や手術療法があります。 保存療法で症状の改善がみられない場合や、手術せずに症状を改善したい方は、先端医療である再生医療をご検討ください。 再生医療による治療は、症状の改善だけでなく、損傷した部位の再生・修復にも期待できます。 腱板断裂の治療方法にお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)へお気軽にご相談ください。
2019.09.27