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- 肩
- 再生治療
- PRP治療
五十肩がなかなか改善されない場合や、重症化して日常生活に大きな支障が出るという場合、手術を検討しなければいけないケースも多くあります。 しかし、仕事や家庭などのことを考えると入院する暇がないので、五十肩の手術が日帰りで可能かどうか知りたい方も多くいらっしゃるかと思います。 結論として五十肩の手術は、場合によっては日帰りでも可能です。 本記事では、日帰り手術の条件やケースを詳しく紹介していきます。 五十肩を早期に改善して、日常生活に戻るためにも、ぜひ参考にしてみてください。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、従来の五十肩の治療方法でなかなか改善が見られない方に向け、先進医療の再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 五十肩の悩みを改善し、より早く快適に日常生活を送りたい方はぜひご確認ください。 五十肩(肩関節周囲炎)が改善されない場合の手術は日帰りでも可能なのか 五十肩が改善されない場合、一般的な手術は入院が必要です。 しかし、条件によっては日帰り可能な場合もあります。 一般的な五十肩の手術は日帰り不可な場合が多い 関節鏡視下手術により入院期間を短縮できる 日帰り手術が可能なケースと条件 下記では五十肩の手術の期間について、詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。 一般的な五十肩の手術は日帰り不可な場合が多い 五十肩は、多くの場合、リハビリや注射といった保存療法で改善が期待できますが、重度の拘縮や癒着がある場合には手術が必要になるケースもあります。 一般的な手術治療の多くは入院が必要であり、日帰りでは対応が難しいのが現実です。 これは、手術後の合併症リスクや、肩関節周囲の広範な癒着に対して十分な術後ケアを行う必要があるためです。 さらに、高齢の方では他の持病を抱えていることも多く、全身状態の観察や合併症の予防から、入院が推奨されるケースも。 五十肩の手術は経過観察やリハビリまで行うため、日帰りで回復を目指せるケースは少ない傾向にあります。 関節鏡視下手術により入院期間を短縮できる 現在の一般的な五十肩の手術は、関節鏡視下手術という手術法が採用されています。 関節鏡視下手術は、患部に5ミリ程度の穴を開け、関節鏡と呼ばれる内視鏡を挿入します。 関節鏡から映し出される患部の状態をモニターで見ながら、関節にくっついて硬くなっている関節の袋を切開していき、回復を目指す手法です。 関節鏡視下手術より前の手術では、5センチほど肩を切開する必要があり、体への負担も大きく、入院期間も3週間~4週間ほど必要でした。 しかし、関節鏡視下手術による手術は切開部分も少ないため、術後の痛みも少なく、入院期間も数日と短くなりました。 関節鏡視下手術などの低侵襲な方法を用いた場合には、日帰り手術が可能な施設も増えつつあります。 しかし全員に適応されるわけではなく、患者の症状の重さや体力・術後ケア体制の有無などを総合的に判断する必要があります。 日帰り手術が可能なケースと条件 医療技術の進歩により、五十肩の治療において、日帰り手術が選択肢のひとつとして注目されています。 特に内視鏡(関節鏡)を用いた低侵襲手術では、入院を伴わずに治療を完了できるケースも。 しかし、すべての患者が日帰り手術の対象になるわけではなく、医学的条件が整っていることが重要となります。 日帰り手術が可能なケース 説明 症状が軽度~中等度で癒着が限定的 手術時間が短く、負担が少ない 関節鏡視下手術が適応となる場合 傷が小さく、痛みも軽減されやすい 健康状態が良好(全身麻酔のリスクが低い) 重度の基礎疾患がないことが前提 術後すぐに歩行・食事が可能 介助者の同伴と安全な帰宅環境が必要 上記を満たしている場合は、日帰り手術ができる可能性があります。 日帰り手術は、身体的・心理的な負担が軽減されるメリットの大きい選択肢ですが、成立させるには術後の症状の適応が重要となります。 日帰り手術のメリットとリスク 関節鏡視下手術の普及により、以前は入院が前提だった処置も、より低侵襲で日常復帰までの期間が短縮されつつあります。 ただし、すべての患者にとって日帰り手術が最適とは限らないので、メリットとリスクを理解した上で選択することが重要です。 メリット 説明 入院不要で生活への影響が少ない 家庭や仕事に支障が出にくい 医療費が抑えられる 入院費が不要で経済的負担が軽減 精神的ストレスが少ない 自宅で安心して過ごせる 手術からリハビリまでが早い 回復スケジュールが立てやすい 上記のように日帰り手術なら短期間で手術~リハビリ計画に入れるため、回復までの全体スケジュールも立てやすくなります。 デメリット・リスク 説明 術後の自己管理が必要 冷却・服薬・リハビリの継続が必要 適応外のケースがある 重症例や持病があると不可の場合も 合併症時に対応が必要 トラブル時の医療連携が必須 家族や介助者の協力が必要 一人暮らしだと難しいこともある 高齢者の方の場合などは、術後の腫れや感染のリスクを伴うため、異常時にすぐ対応できる体制があるかが重要です。 上記のように日帰り手術には「時間的・経済的・心理的な負担が少ない」という魅力がありますが、症状や体調・生活環境に応じた慎重な判断が必要です。 担当医との相談を重ね、自分にとって最も負担が少なく、回復につながる選択肢を選びましょう。 再生医療なら日帰り治療が可能 五十肩の治療選択肢として注目されているのが、再生医療による日帰り治療です。 再生医療はメスを使わずに自身の細胞や成分(脂肪由来幹細胞やPRPなど)を活用し、痛んだ肩関節の組織修復を促す先進的な治療法です。 従来の手術とは異なり、再生医療では入院を伴わず、当日中に帰宅が可能です。 体への負担も少ないため、手術や麻酔に不安を感じる方や、仕事や家庭の事情で入院が難しい方におすすめの選択肢といえます。 「日帰りは無理か…」とあきらめる前に、ぜひ再生医療の検討をしてみてください。 五十肩はケースによっては日帰り手術が可能!早期復帰には再生医療がおすすめ 五十肩の治療は、保存療法から手術まで幅広い選択肢がありますが、すべての人が入院を必要とするわけではありません。 症状が軽度〜中等度で、適応条件を満たす場合には、関節鏡視下手術などによる日帰り手術も可能です。 時間的・経済的な負担を軽減しながら、効果的に症状を改善したい方にとって、有力な選択肢といえるでしょう。 さらに近年では、再生医療という「手術をしない日帰り治療」も登場しています。 リペアセルクリニックは、再生医療分野で豊富な実績を持つ専門クリニックです。 整形外科の領域に特化した再生医療を提供しており、五十肩に対しても、入院不要・日帰りで行える先進的な治療法を提案しています。 「もう少し様子を見よう」と我慢し続ける前に、治療の選択肢を知ることが、早期改善への第一歩となります。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、五十肩が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら ぜひ一度、リペアセルクリニックで専門医にご相談ください。
2020.02.09 -
- 肩
- 再生治療
肩の腱板損傷は、腕を上げる際や肩を動かす時に痛みを感じることがあり、特に痛みがひどくなると日常生活に支障をきたすこともあります。 正しい湿布の貼り方を把握して実践することで、一時的に痛みを和らげることができるため、痛みが続く場合は効果的です。 しかし、「湿布を貼る位置が分からない」「肩を動かすとすぐに剝がれてしまう」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。 そこで本記事では湿布の正しい貼り方や、効果を引き出す方法を解説していきます。 肩の腱板損傷の原因や治療法も紹介しているので、自分に適した対処方法を見つけて、痛みを改善するためにもぜひ参考にしてみてください。 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、肩腱板損傷が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >>実際の症例はこちらでもご確認いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=JtMLjwP174M また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肩の腱板損傷が改善しない方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 手術を回避して、より早く日常生活へ復帰したい方はぜひご確認ください。 肩の腱板損傷の湿布の正しい貼り方 肩の腱板損傷に対して湿布を活用する際は、肩関節の動きを妨げないように正しく貼ることで、効果を最大限引き出せます。 腱板損傷の痛みは、炎症によるものが主な原因であるため、湿布に含まれる消炎鎮痛成分を効率よく患部に浸透させることが重要です。 【湿布を貼る際のポイント】 清潔な状態で貼る 適切なサイズを選ぶ 湿布を軽く押し付ける 貼り替えのタイミングを意識する 湿布を貼る際は、肩の周りを軽く拭いたり、シャワー後に湿布を貼ると効果的です。 皮膚に汚れや汗が残っていると、湿布の接着力が低下し、効果を発揮しづらくなります。 肩の大きさに合わせた湿布を選び貼った後は、軽く押し付けて密着させることで、しっかり患部に密着させられます。 肩は衣類で擦れやすいため、湿布の四隅の角をハサミで丸くカットしておくと、引っかかりが少なくなり剥がれにくくなります。 それでも剥がれてしまう場合は、サポーターや伸縮性のあるネット、医療用のテープなどで軽く固定するのも有効です。 肩の腱板損傷の症状と原因について 肩の腱板損傷は、肩の関節を安定させる重要な筋肉群である腱板にダメージが生じることによって痛みが発生します。 肩の腱板断裂の症状 肩の腱板断裂の原因 肩の腱板断裂の治療について 肩が痛いという症状から五十肩と自己判断してしまうケースも多いですが、五十肩と肩腱板断裂では、治療方法が異なってくるため注意が必要です。 肩の腱板断裂の症状 肩の腱板損傷の症状は、腕を上げ下げする特定の動作での痛みや、腕の力が入りにくくなることが主な特徴です。 断裂が進行すると、夜間の肩の痛みがひどくなります。 以下の場合は、「肩の腱板断裂」が起こっている可能性があるので、注意が必要です。 肩の痛みはあるけれど腕の挙上はできる 腕の上げ下げをすると引っかかるような感じがする 腕を上げ下げするとゴリゴリと音がする 物を持ち上げにくいなど筋力の低下を感じる 夜間に肩の痛みがある 症状が半年以上続く 上記のような症状が見られる場合は、湿布による一時的な痛みの緩和だけでなく、整形外科での正確な診断が重要です。 肩の腱板断裂の原因 肩の腱板腱板は、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋という4つの筋肉で構成され、肩甲骨と上腕骨(腕の骨)をまたぎ、肩関節を動かすのに重要な役割を果たしています。 筋肉は筋繊維という繊維でできており、筋繊維が断裂した状態を腱板断裂と呼びます。 肩の腱板断裂の原因には、転んだ時に強く手をついた・腱板の老化・肩関節の使い過ぎといったものがあります。 腱板は加齢とともに衰えていくため、肩の腱板断裂は中高年に多く発生する特徴も。 また、腱板を使いすぎることでも肩の腱板断裂は発生するので、野球やバレーボールのような肩を使うスポーツは発生のリスクが高いといえます。 肩の腱板断裂の治療について 肩の腱板断裂には、以下のような治療法が用いられます。 保存療法 薬物療法 手術療法 リハビリテーション 保存療法は肩関節を固定し、薬物療法は痛み止めの内服や、湿布を貼って治療を進めていきます。 保存療法や薬物療法で症状の改善が見られない場合は、手術を行うケースも。 断裂した腱板をできるだけ元の位置に縫い付けるという治療を行い、痛みの緩和を目指します。 痛みが軽減してきたら、関節の動きや柔軟性を見ながらリハビリテーションを行います。 スポーツをしている方の場合、復帰まで時間がかかるケースもありますが、状態を見ながら慎重に復帰の時期を決めることが重要です。 保存療法の限界と病院に行くべきサイン 薬物療法や湿布による保存療法で改善が見られない場合は、病院での診察が必要となります。 保存療法は炎症を抑えて痛みを和らげる「対症療法」としては有効ですが、断裂してしまった腱板そのものを修復する効果はありません。 痛みが2週間以上続く ・湿布や市販の痛み止めを使用しても、痛みの強さが変わらない ・徐々に悪化している 夜間痛がひどい ・夜に痛みで何度も目が覚める ・特定の向きでしか眠れないなど 日常生活に支障が出ている ・腕が上がらず着替えが困難 ・物が持てずに落としてしまう 筋力の低下 ・以前と比べて明らかに腕に力が入らない ・ペットボトルを開けられないなど 急激な発症 ・転倒して手をついたり急に腕が上がらなくなった場合 ・急性断裂の可能性 上記のサインは損傷が悪化している、あるいは保存療法では対応できない状態である場合があります。 放置して断裂が拡大し、筋肉の萎縮が進んでしまうと、たとえ手術を行っても回復が難しくなるケースがあるため、早期の受診が重要です。 再生医療という新たな選択肢 スポーツ医療で近年注目されているのが「再生医療」です。 再生医療は自身の脂肪から採取した幹細胞や、血液から採取した血小板を用いて、損傷した肩腱板を修復させるという治療方法です。 自身の細胞や血小板を用いるため、副作用や後遺症が起こるリスクが低い特徴があります。 また手術よりも治療期間を短縮できる可能性もあるため、早期に日常生活へ復帰したい人におすすめです。 湿布は応急処置として活用し、抜本的な治療を検討することが重要 腱板損傷の痛みは、炎症によるものが主な原因であるため、湿布に含まれる消炎鎮痛成分を効率よく患部に浸透させることが重要です。 【湿布を貼る際のポイント】 清潔な状態で貼る 適切なサイズを選ぶ 湿布を軽く押し付ける 貼り替えのタイミングを意識する 肩の腱板損傷において、湿布は痛みを和らげる有効な応急処置ですが、症状が続く場合は専門医による抜本的な治療を検討することが重要です。 適切な治療を早期に開始することで、回復を早め、再発を防ぐことができます。 リペアセルクリニックの再生医療では、幹細胞治療やPRP(血小板富血漿)療法を利用することで、腱板の修復を促進し、早期回復が期待できます。 手術を避けながらも根本的な治療が可能となり、再発防止にも繋がります。 再生医療は手術を避けたい方や、従来の治療で十分な改善が得られなかった方にとって、新しい可能性を開く手段となるのでぜひ検討してみてください。
2019.12.28 -
- 肩
- 腱板損傷
「最近、腕が上がらない」「夜間に肩がズキズキして眠れない」といった症状に悩まされている方は、肩腱板断裂と五十肩(肩関節周囲炎)のどちらかである可能性があります。 どちらも肩の痛みや動かしにくさを伴いますが、発症の原因・症状の特徴や治療方法は異なるため、自己判断すると症状を悪化させるリスクにもつながります。 本記事では、肩腱板断裂と五十肩の違いについて解説しています。 肩腱板断裂と五十肩を放置するリスクについても紹介していますので、自身の症状を見極め、悪化を防ぐためにもぜひ参考にしてください。 肩腱板断裂と五十肩(肩関節周囲炎)の違いとは? 肩腱板断裂と五十肩の違いを以下に分けてご紹介しています。 症状 原因 治療法 ぜひ参考にして、自身の症状がどちらに当てはまるの確認しましょう。 症状 肩腱板断裂と五十肩は、どちらも肩の痛みや動かしにくさを伴いますが、症状については以下のように違いがあります。 肩腱板断裂 ・運動痛 ・夜間痛 ・安静時痛 五十肩 ・運動痛 ・夜間痛 ※参照①:日本整形外科学会「肩腱板断裂」 ※参照②:日本整形外科学会「五十肩(肩関節周囲炎)」 肩腱板断裂では、「腕を横に上げる」「上から物を取る」といった動作で強い痛みが出たり、肩に力が入らなくなる運動障害が起きます。 また、症状が進行すると安静時でも痛みが続き、夜間痛によって眠れないケースも珍しくありません。 一方で、五十肩では「髪を結ぶ」「背中に手を回す」といった動作が困難になり、肩全体の可動域が制限されます。 横向きで寝たときにズキズキとした痛みが出やすく、睡眠障害を引き起こすこともあります。 放置すると症状が悪化するリスクがあるため、肩の痛みが続く場合は自己判断せずに整形外科で診察を受け、原因を正確に見極めることが大切です。 原因 肩腱板断裂と五十肩の発症の原因は、以下の通りです。 肩腱板断裂 ・加齢による腱の変性 ・スポーツや仕事による使いすぎ(オーバーユース) ・転倒・重い物を持ち上げた際の外傷 五十肩 ・加齢による関節周囲の炎症や癒着 ・運動不足・姿勢の悪さなど 肩腱板断裂は、40代以降の中高年に多くみられ、加齢による腱の老化や、日常的な肩の酷使・繰り返し動作が原因で、気づかないうちに進行することがあります。 五十肩は主に50代に多く、肩の関節まわりの組織が年齢とともに炎症や癒着を起こし、肩の動きが悪くなるのが原因です。 治療法 肩腱板断裂と五十肩の治療法は、以下の通りです。 肩腱板断裂 ・保存療法 ・手術療法 ・再生医療 五十肩 ・薬物療法 ・温熱療法 ・リハビリ 肩腱板断裂は転倒などによる突然の怪我で起きた場合、まずは1〜2週間程度三角巾で肩を安静にします。 その後は注射や運動療法によって痛みを軽減し、残った腱の機能を高めるリハビリを行うことで、約70%(※)が手術をせずに改善が期待できるのです。 ※参照①:日本整形外科学会「肩腱板断裂」 五十肩は自然に回復することもありますが、放置すると肩の動きがさらに悪化し、関節が固まってしまう恐れもあります。 痛みが強い時期(急性期)には、三角巾などで肩を休ませたり、痛みを和らげる薬や注射で炎症を抑えます。 痛みが落ち着いてきたら、温めることで血流を促す温熱療法や肩のこわばりを防ぎ筋力を保つリハビリ運動などを段階的に取り入れていきます。 これらの対処をしても改善しない場合には、関節鏡を使った手術が検討されることもあります。 肩腱板断裂と五十肩を見分けるポイント 肩腱板断裂と五十肩を見分けるポイントは、以下の通りです。 症状 肩腱板断裂 五十肩 肩の運動障害 特定の動きで力が入らない 動かしにくいが力は入ることが多い 運動痛 特定の動作で痛む(例:腕を挙げる途中など) 動かすと痛みがある 夜間痛 あり あり 可動域制限 動かせるが力が入らない 腕を上げたり、回したりする動作がスムーズにできない 肩腱板断裂と五十肩は、いずれも肩が痛い・動かしにくいといった症状を伴うため、自己判断では区別がつきにくいこともあります。 痛みが長引いたり動きに支障を感じる場合は、整形外科で画像診断(MRIやエコー)を含めた専門的な評価を受けましょう。 肩腱板断裂と五十肩はそれぞれ放置するとどうなる? 肩腱板断裂と五十肩はそれぞれ放置するとどうなるか、以下で解説しています。 肩腱板断裂 五十肩 いずれの場合も、症状の段階で専門医の診断を受けることが、回復に向けて重要になります。 肩腱板断裂|放置すると断裂が進行し手術が必要に 肩腱板断裂は、腱が一度切れると自然に元通りに戻ることはほとんどありません。 以下のような症状が見られるだけでなく、保存療法で改善が見込めない場合や断裂が大きいケースでは、手術が検討されることもあります。 手術による回復が難しくなる 肩関節の変形(腱板断裂性肩関節症) 夜間痛や慢性的な痛みが強くなる 肩の可動域が狭くなる また放置することで断裂が拡大したり、周囲の筋肉が萎縮・脂肪変性を起こしてしまうリスクがあります。 肩腱板断裂を放置するリスクについては、以下の記事でも解説していますので、不安な方はぜひ参考にしてください。 五十肩|自然に治るケースもあるが肩の痛みや可動域制限が悪化する可能性も 五十肩を放置すると、以下のような症状が起きる可能性があります。 関節の癒着(拘縮)によって可動域が制限される 日常生活に支障が出る 肩の可動域が制限されることで、服の袖に腕を通せない・髪を洗う・結ぶといった動作が難しくなる可能性があります。 さらに、症状が進行すると凍結肩と呼ばれる状態になり、肩関節がほとんど動かなくなるケースも。 肩の痛みや動きに違和感を感じた時点で、できるだけ早めに整形外科を受診し、適切な治療を受けましょう。 【まとめ】肩腱板断裂と五十肩には違いがある!放置せず早めの受診を 肩腱板断裂と五十肩には、以下のような違いがあります。 肩腱板断裂 ・特定の動作で力が入らない・痛みが出る ・加齢や使いすぎ・外傷が原因となることが多く、自然治癒は難しい 五十肩 ・肩関節周囲の組織が炎症を起こし、痛みとともに肩の動きが制限される ・はっきりした原因がないことが多く、中年以降に自然に発症することが多い 肩腱板部分断裂と五十肩は、いずれも「肩が痛い・動かしづらい」という共通点がありますが、原因や治療方針が異なります。 腱板断裂は自然治癒が難しく、進行すると手術が必要になるケースもある一方で、五十肩は適切な保存療法により回復する可能性もあるため、見極めが重要です。 「どちらの症状かわからない」「痛みが長引いている」と感じたら、早めに整形外科で画像検査を受け、正確な診断をもとに適切な治療を始めましょう。 肩腱板部分断裂の場合、手術に頼らず改善を目指せる「再生医療」という選択肢もあります。 再生医療とは、自身の細胞を活用して、体への負担を少なく短期間で改善を目指せる治療方法です。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 「できるだけ手術は避けたい」「長引く痛みの改善を目指したい」とお考えの方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。
2019.10.22 -
- 再生治療
- 腱板損傷
- 肩
肩に力が入らず、医療機関で受診しても改善が見られないまま、強い痛みや機能障害に悩む方も多いかと思います。 肩の痛みは日常生活においても不便なことも多いため、早く治したいという焦りもあるでしょう。 この記事では、肩に力が入らない原因と、ケガや病気について解説していきます。 投薬治療やリハビリテーション療法でも改善が見られない場合、手術療法を行う可能性があります。 肩の痛みを早く治したい方は、再生医療も選択肢の一つです。 以下のページでは、当院の再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 肩に力が入らない原因 肩に力が入らなくなる原因は、主に以下の内容が考えられます。 肩の使いすぎ 事故による負傷 転倒 腱板組織の損傷や断裂 肩に力が入らない症状は、日常生活からスポーツまで幅広い場面で発生する可能性があります。過度な肩の使用により筋肉や腱に疲労が蓄積し、炎症や微細な損傷が生じることで筋力低下が起こるものです。 外傷性の原因では、転倒時に肩を直接打撲したり、手をついて転倒した際の衝撃が肩関節に伝わることで組織が損傷します。とくに肩関節を安定させるのに重要な腱板が損傷・断裂すると、肩を挙上する動作に必要な筋力が発揮できず、力が入らない状態となるのです。 これらの原因により生じる症状の程度や治療方針は、損傷の範囲や患者の年齢、活動レベルによって大きく異なります。そのため、適切な診断と治療が重要です。 肩に力が入らない原因となるケガ・病気 肩に力が入らない原因となるケガや病気は以下のとおりです。 疾患名 症状・特徴 肩腱板損傷 肩の痛みや力が入らない 可動域制限 筋力の低下 ゴリゴリという音がする 肩腱板断裂 肩の痛み 運動障害 筋力の低下 ゴリゴリという音がする 肩関節周囲炎(五十肩) 肩の痛み 可動域制限 夜間に痛みが強くなる傾向 変形性肩関節症 肩の痛み 可動域制限 肩の筋肉がこわばる 石灰沈着性腱板炎 激しい肩の痛み 可動域制限 腫れや熱感 急性型と慢性型がある 反復性肩関節脱臼 肩の不安定感 可動域制限 脱臼しやすくなる 肩の形が変形する それぞれのケガや病気について詳しく解説していきます。 肩腱板損傷 原因 症状 治療法 外傷・加齢 肩の痛みと可動域制限 保存療法・手術療法・再生医療 肩腱板損傷は、スポーツによる肩の酷使、外傷、加齢などが原因で発症します。 発症のメカニズムは主に2つあります。 1つ目は、スポーツや重労働で肩を繰り返し使うことで腱板に負担がかかり損傷するケースです。 2つ目は、加齢により肩甲骨の突起部分(肩峰)に骨のとげ(骨棘)ができるケースです。腕を動かすたびに腱板とこすれ合って炎症を起こし、徐々に腱板が擦り切れていきます。 どちらも腱板という肩の動きに重要な組織が傷つくことで、肩の痛みや力の入らない症状が現れます。 肩腱板断裂 原因 症状 治療法 外傷・加齢 肩の痛みと可動域制限 保存療法・手術療法・再生医療 肩腱板断裂は肩を強く打った、肩をぶつけたなどの外傷や、加齢により自然に腱板が切れてしまうことがあります。 四十肩、五十肩と勘違いされやすいので、痛みが長引く場合は病院に行って詳しい検査をしましょう。 肩関節周囲炎(五十肩) 原因 症状 治療法 加齢・運動不足・糖尿病 肩の痛みと可動域制限 薬物療法・リハビリ・手術療法・再生医療 肩関節周囲炎は、一般的に五十肩と呼ばれる疾患で、肩関節の滑膜や関節包に炎症が起き、肩が硬くなることが特徴です。 加齢が主な原因とされていますが、運動不足や糖尿病などの基礎疾患が原因で発症することもあります。 変形性肩関節症 原因 症状 治療法 加齢・関節リウマチ 肩の痛みと可動域制限 薬物療法・リハビリ・手術療法・再生医療 変形性肩関節症は、肩関節の軟骨がすり減って骨が変形し、痛みや可動域制限が引き起こされる疾患です。 変形性肩関節症は肩の酷使や加齢、軟骨や周囲の組織の損傷によって発症しますが、肩を動かすときにゴリゴリとこすれるような音が出るのも特徴のひとつです。 石灰沈着性腱板炎 原因 症状 治療法 腱板へのリン酸カルシウムの沈着 激しい肩の痛み、可動域制限 保存療法・体外衝撃波療法・手術療法・再生医療 石灰沈着性腱板炎は、肩の腱板にカルシウムの結晶である石灰が沈着する原因不明の疾患です。 石灰沈着性腱板炎には急性期と慢性期があり、急性期では激しい痛みで肩を動かすことも困難となります。慢性期では肩を動かした際の痛みやひっかかりなどの症状が出るのが特徴です。 反復性肩関節脱臼 原因 症状 治療法 初回脱臼時の損傷 肩の痛みと可動域制限、肩の不安定感 保存療法・手術療法 一度脱臼すると再発を繰り返しやすくなる疾患が、反復性肩関節脱臼です。 ラグビーやアメフトなどの激しいスポーツや転倒時に初回脱臼が起こり、その後は寝返りや軽い動作でも再び脱臼してしまうのが特徴です。 とくに10代の若年層は関節や軟部組織の柔軟性が高いことが原因で、脱臼を繰り返すこともあります。 肩に力が入らないケガ・病気の予防策 肩に力が入らない状態を防ぐためにできる予防策を紹介します。 スポーツの前に準備運動をする 適度に休憩を取る 正しい歩き方で転倒を防止する スポーツの前に準備運動をして肩周りの筋肉を十分にほぐし、関節の可動域を広げることで急激な負荷による損傷を予防できます。 また、運動中や仕事中は定期的な休憩を取り、同じ動作の繰り返しによる肩の使いすぎを防ぐことが大切です。 高齢者や運動習慣のない方は、段差での転倒や滑りやすい場所での事故に注意し、肩の外傷を防ぐよう心がけましょう。 肩に力が入らないケガ・病気の主な治療法 肩に力が入らない症状に対する治療法は、主に以下の4つです。 投薬治療 リハビリテーション療法 手術療法 再生医療 これらの治療法は単独で行う場合もあれば、症状に応じて組み合わせて実施することもあります。 投薬治療 投薬治療では、関節内注射や消炎鎮痛剤などの内服が行われます。 また、トリガーポイント注射と呼ばれる、痛みがある部位に局所的に行う注射を検討される場合もあります。 筋肉が緊張しているケースでは筋弛緩剤が処方されますが、筋弛緩剤は副作用が出る場合がありますので注意が必要です。 薬物療法は痛みや炎症を抑える効果がありますが、主に症状の軽減を目的とした治療法です。根本的な回復には、他の治療法との組み合わせが必要になるケースが多くあります。 リハビリテーション療法 リハビリテーション療法では、次のような取り組みで肩に力が入らない症状の改善を目指します。 肩の可動域を広げる運動 肩関節の安定性を向上させるための筋力トレーニング 日常生活での肩の動かし方の指導 これらのトレーニングで肩の筋力を高め、日常的な負荷に耐えられる肩を作ります。 肩のトレーニングでは、かける負荷と運動量が重要です。無理なトレーニングを行うと効果が減ってしまうほか、症状が悪化する可能性があります。 専門家の指導の下、適切なリハビリを続けましょう。 手術療法 投薬治療やリハビリテーション療法の効果が感じられなかった方や、症状が重い方には手術療法が検討されます。 症状の程度によって、関節鏡手術や直視下手術などの方法が選ばれます。 関節鏡手術は体に小さな穴を開けて手術する方法で、身体への負担が少ないのが特徴です。 一方、直視下手術は皮膚を大きく切開して直接患部を確認しながら行う手術で、複雑な損傷や大規模な修復が必要な場合に選択されます。 再生医療 肩の痛みの治療には再生医療という選択肢もあります。 再生医療の幹細胞治療は、患者さま自身の幹細胞を培養し、損傷した患部に投与する治療法です。 入院・手術が不要なため、手術後の再発リスクを軽減したいという方には、再生医療が適している場合があります。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、簡易オンライン診断を行っております。気になる肩の症状がある方は、お気軽にお試しください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肩に力が入らないときはすぐに医療機関を受診しよう 肩に力が入らない原因は、肩の使いすぎや外傷、腱板損傷など多岐にわたり、肩腱板断裂や五十肩などさまざまな疾患が関与している可能性があります。 症状が現れた際は早期の医療機関受診が重要です。 肩の痛みの治療としては、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療なら手術が必要ないため「肩の痛みを治したいけど手術は避けたい」とお考えの方でも、適している可能性があります。 当院「リペアセルクリニック」では、肩の痛みにお悩みの方からのご相談を承っております。気になる症状がある場合は、お気軽にお問い合わせください。
2019.10.16 -
- 肩
- 腱板損傷
肩腱板損傷になると、ふとした腕や肩の動作で痛みが生じることがあり、とてもつらいものです。 本記事では「肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング方法」について解説します。 従来の治療方法から先端医療の「再生医療」による治療方法を紹介します。 肩腱板損傷の痛みがつらい方や治したい方は、ぜひ参考にしてください。 肩腱板損傷の痛みを和らげるためのテーピング法 肩腱板損傷の痛みを和らげるのにおすすめのテーピング方法を紹介します。 肩を上げるのがつらい場合 肩のだるさをサポートしたい場合 それぞれ目的別のテーピング方法の手順を解説します。 肩を上げるのがつらい場合 肩を上げるのがつらい・上がりにくい方は、以下の手順でテーピングしましょう。 1本目:肩の関節部分を起点として、真っ直ぐ肘に向かって貼る 2本目:肩の関節部分を起点として、前側から1本目のテープとクロスするように貼る 3本目:肩の関節部分を起点として、外側から1本目のテープとクロスするように貼る 上記の3ステップでテーピングは完成です。 肩のだるさをサポートしたい場合 肩のだるさ・重さをサポートしたい方は、以下の手順でテーピングしましょう。 テープをY字に切る テープの端部を肩の関節部分より下に貼る 首をテーピングする肩と反対方向に曲げながらY字の上側のテープを首下の生え際に向かって貼る Y時の下側のテープを肩甲骨に沿うように貼る 上記の4ステップでテーピングは完成です。 肩腱板損傷の人がテーピングをする注意点 肩腱板損傷の人がテーピングをする注意点は、以下の通りです。 長時間同じテーピングを貼り続けない 肩のテーピングは他の人に貼ってもらう テーピングを強く巻きすぎない 同じテーピングを貼り続けると汗などの汚れが原因となってかぶれる可能性があるため、小まめに取り替えましょう。 また、肩の後ろ側や首など自分の目で確認できない箇所へ正しく貼れないことがあるので、他の人に貼ってもらうのがおすすめです。 テーピングを強く巻きすぎると血行不良の原因や関節が過度に締め付けられてしまいストレスになってしまいます。 注意点を守ってテーピングを使用しましょう。 テーピングでも肩腱板損傷の痛みが緩和されない場合は? テーピングの目的は応急処置や痛みの軽減であり、肩腱板損傷の痛みには早期の治療が重要です。 主な治療方法を紹介します。 従来の治療方法 再生医療による治療が注目されている 肩腱板損傷の人がテーピングを使用することで症状を和らげることは可能です。 しかし、症状が改善するわけではないため、早めに適切な治療を行うことをおすすめします。 従来の治療方法 肩腱板損傷の従来の治療方法は、「保存療法」と「手術療法」が中心でした。 治療法 詳細 保存療法 薬の服用や湿布薬で痛みを和らげ、痛みが強い場合はヒアルロン酸やステロイドの注射を行う リハビリによる肩関節や肩周りの筋肉のストレッチを行い、損傷していない肩腱板の機能回復を目指す 手術療法 保存療法でも肩腱板損傷による痛みが改善しない場合は手術療法を行う 傷や痛みが少ない「関節鏡視下手術」が一般的 肩腱板損傷の初期段階では、薬の内服やリハビリを中心とした保存療法での治療が多いです。 保存療法でも痛みが改善しない場合は手術療法も検討されますが、実際は手術をしないで様子見となることがあります。 日常生活に支障がなければ手術のリスクや入院だけでなく、術後数ヶ月かかるリハビリ通院は避けたいでしょう。 医師側からしてもリスクのある手術はできるだけ避けたいので、日常生活に支障がない限り様子を見ることが多いです。 再生医療による治療が注目されている 最近では、肩腱板損傷を手術をしないで治療する方法として「再生医療」が注目されています。 【再生医療とは】 機能障害や機能不全になった生体組織に対して、体が持つ再生能力を利用して損なわれた機能を再生させる医療技術のこと 再生医療では、患者さんの幹細胞を培養して損傷部位に投与することで断裂した肩腱板を再生させることができます。 手術や入院をせずに治療できるため、術後の後遺症や関節拘縮のリスクが少ないです。 https://youtu.be/bKupVfsXpHM?si=GEllbzBoTKUDFloS 当院の再生医療による幹細胞治療では、国内トップクラスの細胞加工室の技術によって幹細胞を冷凍せずに保存しています。 冷凍保存しないことで幹細胞の生存率が高く、よりフレッシュな幹細胞を投与できるため治療成績も良いです。 以下のページでは、当院の肩腱板損傷に対する幹細胞治療について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング法や治療法のまとめ 肩腱板損傷の痛みを和らげるテーピング方法について解説しました。 テーピングを使用することで、一時的に症状を和らげることは期待することができますが、間違った使用方法や常時使用すると悪影響を及ぼす可能性もあります。 肩腱板損傷の治療には、先端医療である「再生医療」による幹細胞治療がおすすめです。 手術や入院をせずに日常生活をしながら治療できる治療方法として注目されています。 再生医療の治療を検討する方は、ぜひ当院にご相談ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.10.11 -
- 肩
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腱板損傷とは、肩関節を安定させる4つの筋肉(腱板)が傷ついた状態です。 中高年の方に多くみられ、放置すると腱板の萎縮や変性が進行する可能性があります。 腱板損傷による痛みで、腕や肩を思うように動かせず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、腱板損傷のリハビリに効果的なトレーニング方法と、筋トレを行う際のポイント・注意点を解説します。 腱板損傷で悩まれている方は、ぜひ最後までご覧いただき、適切なトレーニング方法を見つけてください。 また、近年の治療では、腱板損傷の根本改善の治療法として「再生医療」も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 当院リペアセルクリニックでは、再生医療の治療法や適応症例について無料カウンセリングを実施しているため、ぜひご相談ください。 腱板損傷のリハビリトレーニング3選 腱板損傷では肩を動かさないようにするのではなく、柔軟性や筋力向上のためのトレーニングで症状を和らげることが重要です。 腱板損傷におすすめのトレーニングとして以下の3つを紹介します。 肩周辺の筋力を鍛えるトレーニング 肩の可動域を広げるトレーニング 肩甲骨の動きを改善するトレーニング それぞれのトレーニングで得られる効果を理解し、無理のない範囲で継続的に行いましょう。 肩周辺の筋力を鍛えるトレーニング 肩関節の周囲の筋肉を鍛えると、肩の安定性が高まり、腱板への負担を軽減できます。 ゴムチューブを使用した以下のトレーニングが効果的です。 両肘を机につけてゴムチューブを持つ ゴムチューブを外側にゆっくり引っ張る 1秒かけて引っ張り、1秒かけて元の姿勢に戻す 立ってトレーニングする際は、足でゴムチューブを踏み、踏んでいる足とは反対側の手で斜め上に向かってゴムチューブを引っ張りましょう。 ゴムチューブを使うと負荷を調整しやすく、急な動作を防げるため、腱板損傷のリハビリに適しています。 肩の可動域を広げるトレーニング 肩の可動域を広げるトレーニングを行うと、肩周囲の血流が良くなり、筋肉の柔軟性が向上します。 以下の手順で行いましょう。 机の前に椅子を用意し座る 両手を机に置き、両腕を伸ばすように椅子を後ろへ引く 身体を前に倒し、10秒ほどキープして元に戻る 上記を10回繰り返す このトレーニングにより肩関節の動きがスムーズになり、日常生活での動作が楽になる効果が期待できます。 痛みを感じない範囲で、ゆっくりと行うことを意識してください。 肩甲骨の動きを改善するトレーニング 肩甲骨の動きを改善すると、肩関節全体の動きがスムーズになり、腱板への負担を分散できます。 以下の3つのトレーニングが効果的です。 胸張り運動(肩甲骨を意識して腕を後ろへ引き寄せる) 肩すくめ運動(肩をすくめて戻す動きを繰り返す) 壁押し運動(壁に両手をつき、腕を曲げ伸ばしする) 肩甲骨のトレーニングをする際は、肩甲骨が動いているかを確認しながら行いましょう。 鏡を見ながら行うと、正しいフォームを確認しやすくなります。 腱板損傷における筋トレのポイントと注意点 腱板損傷のリハビリで筋トレを行う際は、正しい方法で行わないと症状を悪化させる可能性があります。 安全かつ効果的にトレーニングを行うためのポイントとして以下の3つを紹介します。 インナーマッスルを中心に鍛える 痛みのない範囲でゆっくり行う 痛みがあればすぐに中止する これらのポイントを守り、無理のないリハビリを継続しましょう。 インナーマッスルを中心に鍛える 腱板損傷のリハビリでは、腱板を構成するインナーマッスル(深層筋)を中心に鍛えることが重要です。 腱板は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋肉で構成されており、これらは肩関節を安定させる役割を担っています。 大きな筋肉(アウターマッスル)を鍛える一般的な筋トレではなく、インナーマッスルを意識したトレーニングを行うことで、肩の安定性が向上します。 ゴムチューブを使った低負荷のトレーニングや、自重を使ったゆっくりとした動作が効果的です。 痛みのない範囲でゆっくり行う 腱板損傷のトレーニングでは、低負荷・低速を意識して、痛みのない範囲でゆっくり行うことが大切です。 急な動作や強い負荷は、損傷した腱板にさらなるダメージを与える可能性があります。 急な動作を避けるために、ゴムチューブやタオルを使うのも有効です。 これらの道具を使うと、動作のスピードをコントロールしやすくなり、適切な負荷でトレーニングを行えます。 1回の動作に数秒かけることを意識しましょう。 痛みがあればすぐに中止する トレーニング中に痛みを感じた場合は、すぐに中止してください。 「少しくらいの痛みなら大丈夫」と無理を続けると、症状が悪化する恐れがあります。 とくに、鋭い痛みや動作のたびに生じる痛みは、腱板に負担がかかっているサインです。 痛みが続く場合は医療機関を受診し、専門家に相談しましょう。 【禁忌】腱板損傷のリハビリトレーニングでやってはいけないこと 腱板損傷のリハビリでは、やってはいけないことを理解しておくことも重要です。 以下の5つの行動は症状を悪化させる可能性があるため、避けてください。 発症直後に肩を無理に動かす 重いものを持ち上げる 腕を肩より高い位置に上げる トレーニングで大きな負荷をかける トレーニングやストレッチを怠る 肩周りに違和感があるときに、無理に動かしたり、重いものを持ち上げたりすると症状が悪化する恐れがあります。 一方で、痛みを恐れてまったく動かさないことも筋力低下や関節の硬化につながるため好ましくありません。 症状を緩和させるためには、適切なトレーニングを継続して肩周辺の柔軟性や筋力を向上させることが大切です。 腱板損傷のリハビリでトレーニング以外に行うこと 肩腱板損傷のリハビリでトレーニング以外に行えることは、以下の2つです。 日常生活の動作改善 肩周辺のストレッチ 腱板損傷の症状を軽減するには、継続的なトレーニングが重要ですが、普段から姿勢を意識することも大切です。 無理のない範囲で肩の周りを動かし、肩の可動域を広げましょう。 日常生活の動作改善 肩腱板損傷の方は、肩に負担がかかりやすい日常生活の動作を改善しましょう。 主に以下の日常生活動作には、注意する必要があります。 衣服の着脱 荷物の持ち運び 寝るときの姿勢 衣服の着脱や荷物の持ち運びは、肩への負担がかかりやすい動作です。 また、仰向けの姿勢は重力によって肩関節が下がりやすく、腱板に負担がかかるため注意が必要です。 医療機関やリハビリ施設では、肩への負担を軽減するために、症状や習慣に合わせた指導が行われます。 肩周辺のストレッチ 肩腱板損傷になった際は、以下の肩周辺のストレッチを行い、症状の緩和を目指しましょう。 肩周辺のストレッチは、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善する効果があります。 以下のような簡単に肩を動かすストレッチを定期的に行うことが大切です。 肩まわし 肩の上げ下げ ご自身に合ったストレッチ方法を専門家に確認し、リラックスしながら痛みのない範囲で行うのが効果的です。 腱板損傷のリハビリ・筋トレに関するよくある質問 腱板損傷のリハビリや筋トレについてよくある質問を紹介します。 腱板損傷のリハビリ期間は? 腱板損傷の筋トレはいつから始める? それぞれの質問と回答をチェックして、不安を解消しましょう。 腱板損傷のリハビリ期間は? 腱板損傷のリハビリ期間は、損傷の程度や治療方法によって異なりますが3カ月~1年ほどが目安です。 軽度の部分断裂であれば、保存療法(手術をしない治療)で3〜6カ月ほどリハビリを行います。 一方、完全断裂で手術を行った場合は、術後6カ月〜1年程度のリハビリが必要となるケースもあります。 個人差が大きいため、担当医や理学療法士と相談しながら、焦らずに回復を目指しましょう。 腱板損傷の筋トレはいつから始める? 腱板損傷の筋トレを始める時期は、損傷の状態や痛みの程度によって判断します。 一般的に、急性期(発症直後)は炎症を抑えることが優先されるため、積極的な筋トレは控えます。 痛みや炎症が落ち着いてきたら、医師や理学療法士の指導のもとで軽いストレッチから始め、徐々に筋力トレーニングへ移行します。 腱板損傷を早く治したい方は再生医療をご検討ください 症状に合った腱板損傷のトレーニングを行うと、痛みの緩和や可動域の拡大が期待できます。 腱板損傷になった際は医療機関を受診し、自身で行えるトレーニングやストレッチを専門家に確認し、無理のない範囲で行いましょう。 また、腱板損傷を手術せずに治療する方法として、再生医療という選択肢もあります。 再生医療は患者さまから採取した幹細胞を培養して数を増やしてから肩腱板に注射し、損傷した組織の再生を促す治療法です。 【再生医療の特徴】 入院や手術が不要 自身の細胞を使用するため、副作用のリスクが低い 慢性的な症状も改善の可能性がある 肩腱板損傷になった際は、自身でのトレーニングやストレッチと並行して、再生医療による治療も選択肢の一つとしてご検討ください。 トレーニングと同時に再生医療による治療を受けると、さらなるリハビリ効果が期待でき、早期回復が見込めます。 >>実際の再生医療による症例 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、肩腱板損傷が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。
2019.10.08 -
- 肩
- 腱板損傷
肩腱板断裂により腕を上げるときや寝るときの痛みを和らげる方法を知りたいという方も、いらっしゃるかと思います。 ストレッチ方法や断裂の度合いに応じた治療法など、痛みを和らげる方法はいくつかありますが、間違った方法では症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。 この記事では、肩腱板断裂の原因や症状、日常生活において痛みを和らげる方法を紹介していきます。 肩腱板断裂の痛みを和らげる方法5選 肩腱板断裂の痛みを和らげるために自宅でも出来る対処法は以下の5つです。 肩周辺のストレッチ 鎮痛剤の服用や塗布 アイシングやウォーミング 寝る姿勢を改善する 日常生活での肩の負担を減らす これらの方法を試すことで、肩腱板断裂による痛みを和らげることが出来ますが、痛みが強くなったり長引く場合は医療機関を受診してください。 肩周辺のストレッチ 肩周辺のストレッチは、痛くない程度に行うことで痛みの軽減が期待できます。 壁に手をついて体を少しずつ前に傾けるストレッチや、四つん這いになり両手をまっすぐ伸ばして胸を出来るだけ床に近づけるストレッチが効果的です。 ただし、間違ったストレッチを行った場合、状態を悪化させる可能性もあるため、医師や専門家の指導のもとで行う必要があります。 鎮痛剤の服用や塗布 肩腱板断裂の痛みを和らげるには鎮痛剤の服用や塗布も効果的です。 ロキソニンなど、非ステロイド性消炎鎮痛剤は発症直後や眠れないほどの痛みを伴う場合に内服します。 湿布は温湿布と冷湿布があり、それぞれ用途に応じて使い分ける必要があります。 アイシングやウォーミング アイシングやウォーミングは発症時期や痛みの度合い、症状によって変えることで痛みの軽減が期待できます。 発症直後は炎症を抑えるため、氷のうやアイスパックなどでアイシングを行いますが、冷やしすぎると凍傷につながる可能性があるため注意が必要です。 炎症が落ち着いた後はホットパックや入浴などで患部を温め、血行を促進することで痛みの緩和が期待できます。 寝る姿勢を改善する 寝る姿勢を工夫して改善することにより、腱板のある肩関節への負担を軽減することで痛みを和らげることが可能です。 具体的には肩と肘の高さが同じになるように肩甲骨と腰にタオルやクッションを置くことや、クッションを腕で抱えるように持つことで、安定性を保つことができます。 日常生活での肩の負担を減らす 日常生活では、重いものを持ち上げる、下げる動作や、正しい姿勢での生活を意識することで肩への負担が軽減できます。 また、デスクワークなど長時間同じ姿勢でいることも、肩周りの筋肉が硬くなり、肩への負担が大きくなる可能性があります。 こまめな休憩と、適度な運動を行うことで、肩への負担を減らすことができます。 肩腱板断裂とは?主な原因 肩腱板断裂とは、肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の腱板が損傷または断裂することです。 肩腱板断裂の原因は、主に以下の2つに分類されます。 急性断裂:転倒時の手つきや肩の強打などの外傷により発生 変性断裂:加齢による腱の変性や、繰り返しの使用による腱の摩耗が原因 また、主な症状として、以下が挙げられます。 肩の挙上時の痛み 夜間痛 腕の挙上制限 筋力低下 症状に対しては、安静やリハビリなどの保存療法を行いますが、改善が見られない場合は手術となる場合があります。 急性断裂 急性断裂とは、転倒や肩への強打のほか、重い荷物を持ち上げるなど、瞬間的に肩への負荷がかかったときに起こる腱板断裂です。 野球やテニスなどスポーツ、肩の脱臼などの外傷により併発して腱板が断裂することもあります。 安静にしていると痛みが和らぎますが、完全に断裂してしまった場合は手術が必要になる場合があります。 変性断裂 変性断裂は、老化によって腱板の血流が減少して起こる栄養障害や、腱板のすり減りなどにより、腱板が断裂することです。 洗濯物や布団の上げ下ろしなど、日常生活の動作においても変性断裂の原因となる可能性があります。 また老化により肩峰の棘が大きくなることで腕を上げた際に骨棘と腱板が衝突することで腱板が断裂することもあります。 肩腱板断裂はどのくらいで治る? 肩腱板断裂は軽度の場合、断裂の程度や年齢、症状など個人差がありますが、数ヶ月〜半年程度です。 重度の肩腱板断裂や、保存療法による治療で症状の改善が見られない場合、手術を行う可能性もあり、半年〜1年程度かかります。 手術をした場合は、安静を保つ必要があるため、回復するまでさらに期間を要する場合があります。 肩腱板断裂を治療する方法 肩腱板断裂を治療する方法として、湿布や鎮痛剤などによる保存療法、重度の症状や痛みが改善しない場合に行う手術療法、幹細胞やPRP療法による再生医療があります。 保存療法 手術療法 再生医療 それぞれの治療法について見ていきましょう。 保存療法 肩腱板の保存療法では、ヒアルロン酸やステロイドなどの注射療法や投薬、リハビリテーションなどの運動療法を行うことで、痛みを和らげる効果が期待できます。 肩腱板への負担を減らすことや、腱板の動きを改善させることが目的とされています。 保存療法を行うことで痛みが軽減され、日常生活に支障が出なくなる期間は患者さまによって異なりますが、数か月から半年程度の期間が必要です。 手術療法 保存療法で痛みや肩腱板の働きに改善が見られない場合、手術療法を行います。 手術療法には、関節鏡視下腱板修復術、直視下腱板修復術、そして修復できないほどの断裂に対して行われる人工肩関節置換術があります。 それぞれ以下の特徴があります。 いずれの手術でも、術後3~6ヶ月程度の計画的なリハビリテーションが必要です。 人工肩関節置換術では、修復が難しい場合や、断裂が繰り返される場合に行われます。 再生医療 再生医療には代表的な治療法として、幹細胞治療とPRP(多血小板血漿)治療があります。 幹細胞治療では脂肪から採取・培養した幹細胞を、PRP治療は血液から血小板を濃縮して精製した液体をそれぞれ損傷部位に注入します。 いずれの治療も、体への負担が少ない治療法です。 当院「リペアセルクリニック」では、腱や靭帯に対する治療法として、再生医療を提供しています。 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、肩腱板断裂が改善した患者さまの症例を紹介しているため、参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=ZWTEy8cwUX0 当院で肩腱板断裂に対して再生医療を受けられた患者様の症例は、こちらからもご覧いただけます。 少しでも興味がある方は、無料のメール相談やオンラインカウンセリングを承っておりますので、お気軽にご相談ください。 【まとめ】肩腱板断裂の痛みを和らげるには再生医療による治療をご検討ください 肩腱板断裂の痛みを和らげる方法として、適切な肩周辺のストレッチやアイシング、日常生活での肩への負担軽減などが挙げられます。 適切な治療を行うことで痛みを緩和できる一方、保存療法では完全に回復するのは難しく、再発する恐れも考えられます。 近年では、手術を行わない治療法として再生医療という選択肢も挙げられます。 リペアセルクリニックでは一人一人の患者様に丁寧にカウンセリングを行い、体の負担の少ない治療方法で改善を目指していきます。 肩腱板断裂の痛みにお悩みの方は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2019.10.02 -
- 肩
- 腱板損傷
腱板断裂の治療法には、リハビリテーションや投薬などで症状の改善を目指す「保存療法」や、根本的に治療する手術療法などがあります。 保存療法は、手術をしないで症状を緩和させ、経過を観察していく治療法です。 本記事では、腱板断裂をリハビリで保存的に治療する方法について、詳しく解説します。 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、肩腱板断裂が改善した患者さまの症例を紹介しているため、参考にしてください。 その他の腱板断裂に対して当院で再生医療を受けられた患者様の症例は、こちらからもご覧いただけます。 腱板断裂でリハビリを行う重要性について確認し、症状の早期改善を目指しましょう。 腱板断裂をリハビリで保存的に治療する方法 腱板断裂をリハビリで保存的に治療する方法には、投薬やリハビリテーションによる保存療法があります。 保存療法とは、症状の緩和を目指す治療法です。 肩腱板断裂では、肩周囲に痛みがみられるため、痛み止めや抗炎症薬などで治療を行います。 リハビリテーションでは、理学療法士や作業療法士などの専門家が、痛みの少ない関節の動かし方や可動域の訓練方法などを教えてくれます。 自身に合った方法で保存療法を受け、症状の改善を目指しましょう。 保存療法以外で腱板断裂を治療する方法 保存療法以外で腱板断裂を治療する方法は、以下の通りです。 手術療法 再生医療 軽度の腱板断裂の場合は、まず一般的には保存療法による治療を行います。 しかし保存療法による効果がみられないときは、根本的な原因を取り除ける手術療法や再生医療を検討しましょう。 手術療法 腱板断裂を根本的に治療する方法に、手術療法があります。 手術療法は、保存療法による効果がみられない場合や、日常生活に支障が出ているときに選択される治療法です。 関節鏡と呼ばれる内視鏡を用いて行う「関節鏡下手術」で、断裂した腱板を修復する方法が一般的です。 手術療法は入院やリハビリなどが必要なため、日常生活への復帰までの期間も考慮する必要があります。 再生医療 腱板断裂を手術しないで治す方法に、再生医療による治療があります。 再生医療とは、患者様自身の細胞を利用して、損傷した腱板の修復・再生を目指す治療法です。 当院(リペアセルクリニック)では、以下の特徴を持つ再生医療を提供しています。 腱板を損傷していても、痛みがみられない場合は「無症候性」と呼ばれます。 無症候性であっても、腱板損傷が徐々に悪化し、痛みを生じる場合があるため注意が必要です。 以下の記事では、肩腱板損傷を放置した際のリスクについて、詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 そもそも腱板断裂とは?腱板損傷とは何が違う? 腱板断裂とは、肩に位置する腱板が切れるケガのことで、肩周囲の痛みや運動障害などの症状がみられます。 痛みは肩を動かした際や就寝中に感じやすく、多くの場合、挙上運動は行えます。 腱板損傷と腱板断裂の主な違いは、損傷の程度です。 腱板損傷は、腱板が傷ついている状態で、腱板の部分断裂も含まれるケースが大半です。 一方で、腱板断裂は重症の腱板損傷や、腱板完全断裂を指します。 腱板損傷の原因や主な症状については、以下で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 腱板断裂を保存療法で治す際のリハビリ―テーション 腱板断裂では、痛みの改善を目的に、以下の2つのリハビリテーションを行います。 筋力トレーニング 可動域訓練 リハビリテーションを行う際は、専門家の指示に従い、無理のない範囲で肩周囲を動かしましょう。 筋力トレーニング 腱板断裂の保存療法の1つに、筋力トレーニングがあります。 筋力トレーニングは、肩周りの筋力を向上させて、腱板へかかる負担を軽減するために行います。 肩周囲の筋肉を鍛えるトレーニング方法の例は、以下のとおりです。 腕を持ち上げて保持する筋トレ 1.腕を曲げ、斜め45度まで上げる動作を10回繰り返す 2.腕を伸ばし、斜め45度まで上げる動作を10回繰り返す ゴムチューブを使用する筋トレ 1.腰前でゴムチューブを両手で持ち、損傷した側をゆっくりと斜め45度まで上げる 2.1の動作を10回繰り返す 症状や損傷部位に応じて、適したトレーニング方法が異なるため、専門家に自身に合った方法を確認しましょう。 可動域訓練 腱板断裂を保存療法で治す方法に、可動域訓練があります。 可動域訓練では、ストレッチを通して、痛みによって狭まった肩周囲の可動域を広げる動作を行います。 腱板断裂を発症し、痛みのある部位を動かさないようにしていると、肩周囲の組織が硬くなるため注意が必要です。 腱板断裂はリハビリだけで治る? 腱板断裂は、リハビリだけでは治りません。 リハビリテーションの目的は、主に以下の2つです。 症状の緩和を目指す 症状の悪化を防ぐ 肩腱板断裂では、痛みによって肩や腕を思うように動かせなくなる場合があります。 肩周囲をほとんど動かさずに使わない状態が続くと、関節の可動域に制限がかかったり、筋力が低下したりする可能性があるため注意が必要です。 腱板断裂は基本的には自然治癒しないため、ほかの治療法と並行してリハビリを行い、症状の緩和を目指しましょう。 ただし、従来の治療では、肩への関節鏡手術を受けるためには入院が必要であり、個人差はありますが、術後も数か月のリハビリを受けなくてはなりません。 また、関節鏡手術による治療では術前より痛みが強くなることや、肩の運動制限が残ることがあります。 一方で注射による幹細胞治療は、手術のように関節の可動域が悪化することなく腱板の再生を可能とし、日常生活を維持しながら治療を受けられます。 長期の入院やリハビリが出来ない、身体にメスを入れる負担を避けたい方は、リペアセルクリニックの再生医療をご検討ください。 【まとめ】肩腱板断裂を根本的に治すなら再生医療も選択肢の一つ リハビリや投薬治療などの保存療法を行っても、肩腱板断裂の症状が緩和されない場合は、手術療法や再生医療による治療が検討されます。 手術療法や再生医療は、症状の原因となっている損傷した部位を、根本的に治す治療法です。 肩や腕に痛みがみられるときは、痛みのある部分に負担がかからないよう注意し、早めに医療機関を受診しましょう。 腱板損傷を放置すると徐々に損傷が広がり、最終的に完全な断裂に至って完全断裂になると手術が難しくなり、術後の再断裂のリスクも高くなります。 一方で、手術を受けても術前よりも痛みが増すことや運動制限が悪化することも。 最新の治療法である再生医療では、手術をせずに症状の改善し・腱板の再生が可能であり、リペアセルクリニックが提供している幹細胞治療では、術後も入院を必要とせず仕事を継続しながらの治療も可能です。 手術を避けて肩腱板断裂を治したい場合は、当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。
2019.10.01 -
- 肩
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肩の痛みや動かしにくさで困っている方も多いのではないでしょうか。 とくに、スポーツや運動で肩を酷使している方は、肩の腱板に負担がかかりやすく、損傷のリスクが高くなります。 治療やケアを考える中で浮かぶ「サポーターは使った方がいいの?」「効果はあるの?」そんな疑問にお答えします。 この記事では、肩腱板損傷におけるサポーターの効果と適切な使用方法、注意点を解説します。 肩腱板損傷の症状で悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、肩腱板損傷が改善した患者さまの症例を紹介しているため、こちらも併せてご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=JtMLjwP174M >>腱板損傷に対する再生医療の症例は、こちらからもご確認いただけます。 また、現在リペアセルクリニックでは「手術なしで根本的な改善が期待できる」再生医療に関する情報をLINEで発信しております。 簡易オンライン診断も受けられるので、ぜひ一度お試しください。 【結論】肩腱板損傷におけるサポーターの効果は限定的 肩腱板損傷におけるサポーターの効果について、サポーターは痛みの軽減や一時的な安定を目的とする補助具であり、損傷した腱そのものを修復する機能はありません。 過度に依存すると、筋力低下や回復の遅れを招く可能性もあるため、使い方には注意が必要です。 サポーターと肩腱板損傷の関係について、以下の3つのポイントから詳しく解説していきます。 症状を和らげることは可能 根本治療にならない サポーターの常時使用は控えるべき これらのポイントを理解することで、サポーターの適切な使用方法がわかり、肩腱板損傷の症状悪化を防ぐことができます。 症状を和らげることは可能 サポーターを使用すると、関節や筋肉の過剰な動きを抑え、損傷部分への負担を軽減できます。 また、肩関節を安定させて動かしやすくする効果も期待できます。 とくに、仕事や日常生活で肩を動かす必要がある場合には、サポーターによる痛みの軽減効果が役立ちます。 ただし、この効果はあくまで一時的なものであり、症状の根本的な改善ではないことを理解しておくことが大切です。 根本治療にならない サポーターを使用すると、一時的に痛みが軽減され、動かしやすくなる効果が期待できます。 しかし、サポーターを付けたからといって肩腱板損傷自体が治るわけではありません。 サポーターによって症状が楽になるからと無理をしてしまうと、損傷している部分がさらに断裂するなど、症状が悪化してしまう可能性があります。 損傷した腱板を修復するためには、適切な医療機関での治療が必要です。 サポーターは治療の補助として使用し、根本的な治療については医師に相談しましょう。 サポーターの常時使用は控えるべき サポーターの常時使用は控えるべきです。 サポーターを常時使用してしまうと、肩の筋肉や関節が使われなくなり硬くなったり、筋力が低下したりする問題が生じます。 周辺の筋肉や関節が硬くなると、損傷部分にさらに大きな負担がかかって症状が悪化します。 そのため、サポーターの常時使用は控えて、周辺の筋肉や関節を適度に動かしましょう。 肩腱板損傷とは|肩関節を安定させる腱板が、断裂または損傷した状態 肩腱板とは、肩関節を安定させる重要な筋肉群の腱のことで、これが断裂または損傷した状態が肩腱板損傷です。 肩腱板損傷の主な症状は以下の通りです。 肩の痛み(運動時痛、夜間痛、安静時痛) 肩の動かしにくさ(可動域制限) 筋力低下、脱力感 肩を動かしたときのクリック音やゴリゴリ音 とくに、夜間の痛みで睡眠がとれないことが受診する一番の理由となることが多いです。 運動時には痛みがありますが、多くの患者さまは肩を上げることは可能です。 肩腱板損傷は五十肩とは異なり、関節の動きが固くなること(拘縮)が少ないことが特徴です。 ただし、挙上するときに力が入らない、挙上するときに肩の前上面でジョリジョリという音がするといった症状もみられます。 肩腱板損傷を放置すると損傷が進行して腱板が完全に断裂するリスクがある 肩腱板損傷を放置すると、損傷が進行して腱板が完全に断裂する可能性があります。 完全断裂まで進行すると、肩の可動域が著しく制限されるため、服の着脱や髪を整えるといった日常の動作が困難になる場合もあります。 放置による慢性炎症や筋力低下、関節の変形が起こると、保存療法では改善が難しくなり、最終的に手術が必要になるケースも少なくありません。 症状が軽いうちに適切な診断と治療を受けて、悪化を防ぎましょう。 早期の治療により、症状の進行を抑え、日常生活への影響を最小限に留めることができます。 肩腱板損傷を放置するリスクについて詳しくは、以下の記事もご覧ください。 肩腱板損傷の症状に悩む方からよくある質問 肩腱板損傷の症状に悩む方からよくある質問として以下の2つを紹介します。 肩腱板損傷にトレーニングは効果的? 肩腱板損傷のテーピングは効果的? 具体的なトレーニング方法も紹介しているので、無理のない範囲でお試しください。 肩腱板損傷にトレーニングは効果的? 肩腱板損傷では、適切なトレーニングが症状の緩和に役立つ場合があります。 下記のトレーニングを空き時間を利用して定期的に行ってみましょう。 トレーニングを行うと、肩腱板周辺の筋肉の柔軟性を高め、関節の動きを良くする効果が期待できます。 ただし、無理な動きや誤ったフォームは逆効果になることもあるため、痛みが出ない範囲で行い、医師や理学療法士の指導を仰ぎましょう。 肩腱板損傷のテーピングは効果的? 肩腱板損傷に対するテーピングは、痛みを和らげたり、肩の安定性を高める効果が期待できます。動きの制限やサポートにより、症状の緩和に役立ちます。 ただし、テーピングだけでは肩腱板損傷を治すことはできません。サポーター同様、根本的な治療にはならないため、医療機関での治療が必要です。 肩腱板損傷におけるサポーターは一時的な効果は期待できる!根本的な治療は再生医療も検討しよう 肩腱板損傷におけるサポーターは、痛みの軽減や一時的な安定には効果的ですが、根本的な改善にはつながりません。 肩腱板損傷を放置すると、損傷が進行して完全断裂につながる可能性があるため、早期の治療が重要です。 症状が軽いうちに適切な診断と治療を受けることで、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。 肩腱板損傷でお悩みの方は、早めに医療機関を受診し、ご自身に最適な治療法について相談されることをおすすめします。 また、再生医療も治療選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。 当院(リペアセルクリニック)では、肩腱板損傷に対して自己脂肪由来の幹細胞を用いた再生医療を行っています。 注射だけで日帰り治療が可能 幹細胞が損傷部位の再生を促進 手術後に懸念される再断裂や関節拘縮のリスクも軽減 自身の細胞を使うため、安全性・相性も高い 再生医療の詳細や、ご自身の症状に最適な治療法について、当院の医師が丁寧にご説明いたします。 「手術は避けたい」「でも、このまま放置するのは不安」という方は、ぜひ一度ご相談ください。 また当院の公式LINEでも再生医療の治療法や症例を紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.09.29 -
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肩腱板断裂を治療しないで放置しても、自然に治るのか疑問を感じる方は多いのではないでしょうか。 しかし、肩腱板は血流が少なく治癒に必要な栄養素が血流によって届けられないため、自然な治癒が見込めません。 放置すると症状が悪化し、関節の変形や手術が難しくなるリスクもあるため、注意が必要です。 この記事では、肩腱板断裂を放置するリスクや症状、治療法について解説します。 肩腱板断裂が悪化する前に、早期に医療機関を受診しましょう。 また、肩腱板断裂の根本的な治療方法についても紹介しているので参考にしてください。 \肩腱板断裂の治療に効果的な再生医療/ 肩腱板断裂に対する治療法として、再生医療は一つの選択肢になります。 幹細胞治療などによって腱板の再生を促進するため、従来の手術に比べて体への負担が少なく、手術を避けたい方や早期に症状改善を目指したい方に向けた治療法です。 再生医療を利用した肩腱板断裂治療の実際の症例を以下の動画で紹介していますので、再生医療がどのように肩の回復に貢献するのか、実際の治療過程や効果をご覧ください。 https://youtu.be/dgiMdMh5eo8 肩腱板断裂を放置すると、症状が悪化し、最終的には手術が避けられなくなる可能性があります。 しかし、再生医療なら手術を回避でき、自然治癒力を高めながら症状を改善することが期待できます。 肩腱板断裂に対して実施している当院の再生医療の症例は、こちらで紹介しています。 再生医療における肩腱板断裂の治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肩腱板断裂は放置すると元に戻らない!悪化のリスクについて紹介 腱板断裂は、肩の腱板にある腱が完全に切れる、または裂ける状態を指します。 この肩腱板断裂を放置することで、以下のような症状が起こるリスクがあるので注意しましょう。 手術による回復が難しくなる 肩関節の変形(腱板断裂性肩関節症) 夜間痛や慢性的な痛みの増強 肩の可動域が狭くなる 肩の腱板は血流が少なく、回復に必要な栄養素が届けられないため自然治癒しにくい組織になります。 肩腱板断裂を放置すると、断裂によって正常に機能できなくなった腱板が痩せて縮んでしまうので、手術による修復が難しくなります。 さらに症状が進行すると、肩関節そのものが変形(腱板断裂性肩関節症)して、痛みが強くなるほか、関節機能が著しく低下する恐れも。 悪化を防ぐためには、早期の診断と適切な治療が重要です。 「最近肩が上がらない」「夜間にズキズキ痛む」といった症状がある方は、早めに整形外科を受診し、専門的な診察・画像検査を受けることをおすすめします。 肩腱板断裂と腱板損傷の違い 肩腱板断裂と腱板損傷の違いは、以下のように損傷の程度にあります。 項目 腱板損傷 腱板断裂 損傷の程度 部分的な損傷や引き伸ばし 完全に切れた状態 症例 部分断裂や擦れ、引き伸ばしなど 完全断裂、組織が断片的に分離している 治療方法 軽度であれば保存療法で対応 完全に切れている場合、手術が必要な場合が多い 腱板損傷は組織が傷ついている状態全般を指し、部分的な断裂を含むことが一般的です。 医師によっては、軽度の損傷を「腱板損傷」、より重度の切れた状態を「腱板断裂」と使い分けることもあります。 肩腱板断裂の主な症状|五十肩との違い 肩腱板断裂では、以下のような症状がみられることがあります。 夜間の強い痛み 腕を上げるときに痛くなる 腕を上げるときに力が入らない 腕を上げるときに動きの制限がある 腕を上げるときに肩の前上面でジョリジョリと音がする こうした症状は五十肩(肩関節周囲炎)とよく似ているため、自己判断が難しいことが特徴です。 肩腱板断裂と五十肩との違いを、以下にまとめました。 症状には個人差があるので、あくまでも目安として参考にしてください。 病名 症状 自然治癒 肩腱板断裂 夜間の強い痛み 腕を上げるときに力が入りにくい ジョリジョリと音が聞こえる 腕の上げ下げの途中で痛む ほとんどない 五十肩 関節の動きが硬くなる 腕が上がらないところで肩が痛む 自然に回復する場合あり 肩腱板断裂と五十肩は初期症状が似ているため、「五十肩だから大丈夫」と放置してしまうケースも少なくありません。 しかし、肩腱板断裂は放置することで状態が悪化し、将来的に手術が困難になることもあります。 肩腱板断裂かどうかの正確な診断には、レントゲンやMRIなどの検査が必要になるので、五十肩と思い込んで放置せず、医師に診てもらいましょう。 肩腱板断裂の治療法について紹介 肩腱板断裂の治療法について紹介します。 保存療法 手術療法 再生医療 再生医療は、手術しないで肩腱板の修復が期待できる治療法です。 肩腱板断裂を治療する新たな選択肢としてご紹介します。 保存療法 肩腱板断裂の保存療法の内容は、以下の通りです。 安静:三角巾で1~2週間の安静 注射療法:局所麻酔剤やヒアルロン酸などの注射 運動療法:残った腱板の機能を活性化させるリハビリ 怪我による急性の肩腱板断裂では、炎症や痛みを抑えるために1~2週間の安静が有効です。 断裂部の回復はできませんが、約70%の患者さんで保存療法によって症状が軽快したという報告も。※ ※公益社団法人日本整形外科学会「肩腱板断裂」 肩の痛みが強い際は、局所麻酔剤やヒアルロン酸を注射します。 また、損傷部分の周りの関節や筋肉を柔らかくしたり鍛えたりして、残った腱板の機能を活性化させるリハビリも効果的です。 ただし、すべての症例に保存療法が適しているわけではありません。 断裂の程度や患者さんの年齢・生活スタイルによっては、手術療法のほうが望ましいケースもあります。 手術療法 肩腱板断裂に対しては、半年以上の保存療法で症状が回復しない際や、完全に断裂して腕が上がらない際は、手術が検討されます。 手術は、内視鏡を使用した鏡視下腱板修復術が一般的で、以下の手順で行われます。 1.肩に数カ所の小さな切開(数ミリ程度)を行う 2.関節鏡(小型カメラ)を挿入して、関節内の状態を確認する 3.断裂した腱板を専用の糸で縫合 ⇒断裂の状態によっては、他部位の組織(筋肉や腱)を利用して修復することもある 手術後は肩を動かさないように安静が必要で4~6週間程度、腕を曲げた状態で固定できる専用の装具で固定します。 また、肘や指のストレッチなど軽度な運動を行い、血流や筋力の低下を防ぐことが大切です。 その後、医師や理学療法士の指導のもと、肩の可動域を広げるリハビリを2~3カ月程度継続して行います。 再生医療 再生医療は肩腱板断裂の修復に期待ができる治療法で、以下のような内容になります。 手術が不要なため、体への負担を抑えながら治療が行える 入院を必要としない場合が多く、日常生活への影響を抑える 自己由来の細胞を使用することで、アレルギー反応などのリスクが低いとされる この治療法は手術とは異なり、患者さまご自身の細胞を活用して、損傷した組織の修復や機能回復を目指すものです。 幹細胞は、損傷した腱板の修復や組織再生を促す働きを持つとされており、手術以外のアプローチとして可能性が期待されています。 ただし、再生医療はすべての方に適応できるわけではなく、事前に医師による適応判断が必要です。 「手術には抵抗がある」「年齢的に負担の少ない治療法を探している」という方は、一度専門医にご相談ください。 【まとめ】肩腱板断裂は放置せず早めに治療を受けよう! 肩腱板断裂は放置しても自然に治癒することはほとんどないとされており、進行すると手術が難しくなる場合もあります。 また以下のような症状を引き起こすリスクもあります。 夜間の強い痛み 腕を上げるときに痛くなる 腕を上げるときに力が入らない 腕を上げるときに動きの制限がある 腕を上げるときに肩の前上面でジョリジョリと音がする また、自然に治癒する可能性がある五十肩と症状が似ているので、自分で判断するのは危険です。 自己判断で様子を見るのではなく、画像診断(レントゲンやMRI)を含めた専門的な評価を受けることが大切です。 手術が難しくなり、症状が悪化する前に医療機関を受診しましょう。 また、治療法には保存療法や手術療法に加えて、再生医療の選択肢もあります。 再生医療では自身の幹細胞を使用し、肩腱板を再生させるため、手術を回避できて体への負担も少なく、日常生活を続けながら治療を進めることが可能です。 手術やリハビリだけでは改善が見込めない方や、手術を避けたい方は選択肢の一つとして検討しましょう。 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも症例や治療法を紹介していますので、ぜひチェックしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 肩腱板断裂の放置に関するよくある質問 肩腱板断裂の放置に関するよくある質問と回答は、以下の通りです。 肩腱板断裂でやってはいけないことはある? 肩腱板断裂で痛みを和らげる方法はある? 肩腱板断裂でやってはいけないことはある? 肩腱板断裂の治療中やリハビリ中は、肩に過度な負担をかけないように注意が必要です。 以下の動作は肩に負担をかけ、症状を悪化させる可能性があるため、避けましょう。 頭上へ重いものを持ち上げる・下す動作 肩に大きな負担をかけ、腱板にさらにストレスを与えるため、痛みや損傷が悪化する可能性がある 首の後ろで腕を動かす動作 首の後ろで腕を動かすことで、肩に過度な引っ張りや圧力がかかり、腱板にさらなる負荷を与える可能性がある 上半身の力を使って重いものを持ち上げる動作 上半身を使って重い物を持ち上げる動作は、肩の筋肉や腱に過剰な負担をかけ、回復を遅らせる可能性がある 肩を後方に回した位置で行う運動 肩を後ろに回す運動は腱板に強いストレスを与え、損傷を悪化させる恐れがある これらの動作は、肩腱板断裂の治療を妨げる可能性があるため、症状が改善するまで避け、医師の指示に従ってリハビリを進めましょう。 肩腱板断裂で痛みを和らげる方法はある? 肩腱板断裂による痛みは日常生活に大きな影響を与えることがありますが、以下のように痛みを和らげる方法はあります。 肩周辺のストレッチ 鎮痛剤の服用や塗布 アイシングや患部を温めること 寝る姿勢を改善する 日常生活での肩の負担を減らす ただし、痛みを我慢して無理に腕を動かす、自己判断で治療を中断する、過度なストレッチや運動は避けましょう。 これらは症状を悪化させる可能性があるため、専門医の指示に従うことが大切です。
2019.09.28 -
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腕を上げるときに痛みや動かしにくさを感じたことはありませんか。 肩の可動域が狭まり、動かしにくいときは、腱板断裂の可能性があります。 肩の腱板断裂は、加齢やオーバーユースなどが原因で起こる損傷です。 本記事では、腱板断裂の症状や治療法について詳しく解説します。 腱板断裂になった際は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 腱板断裂(腱板損傷)とは? 腱板断裂(腱板損傷)とは、肩関節にある4つの筋肉から構成される「腱板」が損傷する外傷で、以下の症状がみられます。 肩周囲の痛み 肩の動かしづらさ 痛みで眠れない 肩が上がらない 腕を動かした際の引っかかり感 腱板は肩関節の安定性に関わっている組織のため、損傷すると肩周囲に痛みが生じたり、動かせなくなったりします。 肩周囲に違和感を覚えた際は、無理に動かさずに、安静に過ごすことが大切です。 断裂した腱板は自然には再生しないため、症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。 腱板断裂を起こす原因 肩の腱板断裂を引き起こす原因は、主に以下の3つです。 加齢 使いすぎ(オーバーユース) 外傷 腱板断裂は、骨と筋肉が離れてしまっている状態であり、安静にしていても自然治癒は困難です。 症状を放置していると、悪化する恐れがあるため早めに医療機関を受診しましょう。 加齢 加齢によって腱が弱くなると、日常生活動作だけでも腱板が断裂する場合があります。 腱板や関節などが加齢によって弱くなった場合は、少しの衝撃でも損傷するリスクがあるため注意しましょう。 また、中高年以降の方は若年層と比べると運動の機会が少なく、肩回りの筋力や柔軟性が低下しやすい特徴があります。 腱板の損傷リスクを低減するために、適度に肩回しをしたり、腕を動かしたりする習慣をつけることが大切です。 使い過ぎ(オーバーユース) 腱板断裂の多くは、肩の使いすぎ(オーバーユース)が原因で起こります。 スポーツや仕事などで肩を酷使していると、腱板に大きな負担がかかり損傷リスクが高まります。 日常的に肩へ負担のかかる動作をしている場合は、発症日が明確でなく、治療が遅れる場合があるため注意が必要です。 外傷 外傷は、腱板断裂を起こす原因の1つです。 転んだときに手をついたり肩をぶつけたりすると、肩周囲に衝撃が加わり、腱板損傷を引き起こす可能性があります。 肩に衝撃が加わった際に強い痛みが生じた場合は、腱板を損傷している可能性もあるため、早めに医療機関を受診しましょう。 腱板断裂は治療が必要!治療方法を紹介 腱板断裂は安静にしていても自然に治ることはないため、以下の治療を受ける必要があります。 保存療法 手術療法 再生医療 腱板断裂の症状を根本的に治したい場合は、手術療法や再生医療を検討します。 症状の程度によって適切な治療方法は異なるため、専門家に相談し自身に合った治療で腱板断裂を治しましょう。 以下の記事では、腱板断裂治療のリハビリについて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。 保存療法 腱板断裂の症状を緩和する方法に、保存療法があります。 保存療法では、薬や湿布で痛みを和らげたり、ステロイド注射で炎症を抑えたりします。 身体への侵襲が少ない治療方法ですが、損傷部位の根本的な治療はできないため、症状を繰り返す恐れがあり注意が必要です。 手術療法 腱板断裂の症状が悪化し日常生活への支障が大きくなった場合は、手術療法による治療が検討されます。 手術療法では、腱板の代わりとなるほかの組織を肩へ移植したり、人工関節を挿入したりします。 腱板断裂の手術を受ける際は、入院やリハビリ期間も必要となるため、回復までに時間を要する点に注意が必要です。 再生医療 腱板断裂を手術しないで治す方法として、再生医療があります。 再生医療は患者様自身の細胞を利用して、損傷した組織の再生や修復を促す治療方法で、以下のメリットがあります。 腱板損傷の治療に再生医療を検討している方は、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 【まとめ】腱板断裂は自然治癒しない!再生医療で切らずに治す選択肢も検討しよう 腱板断裂は自然治癒しない損傷のため、早めに医療機関を受診し治療を受けることが大切です。 肩の腱板断裂の治療方法には、保存療法や手術療法があります。 保存療法で症状の改善がみられない場合や、手術せずに症状を改善したい方は、先端医療である再生医療をご検討ください。 再生医療による治療は、症状の改善だけでなく、損傷した部位の再生・修復にも期待できます。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 https://youtu.be/cweMZTxZFg8?si=sDufBgIyTKoMPXJn >再生医療による肩関節の症例はこちら 腱板断裂の治療方法にお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)へお気軽にご相談ください。
2019.09.27 -
- 肩
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「投球時に肩が痛い」「肩腱板損傷と診断されたけど、本当に野球を続けられるのか」といった不安を抱えている野球選手の方も多いのではないでしょうか。 肩腱板損傷は、特に投手や外野手など肩を酷使するポジションの選手にとって避けて通れないケガの一つです。 しかし、正しい知識と適切な治療を受けることで、選手として再びマウンドやフィールドに立つことが可能です。 この記事では、野球選手の肩腱板損傷について、その原因から最新の治療法まで分かりやすく解説します。 野球をプレーしていて、現在肩の痛みで悩んでいる・肩腱板損傷と診断された方は、痛みを気にせずに競技を楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。 肩腱板損傷とは?野球選手に多い理由とその影響 肩腱板損傷とは、肩の動きを支える筋肉と腱(腱板)が傷ついた状態で、肩の痛みや運動障害を引き起こすケガです。 野球選手に肩腱板損傷が多い理由は、投球動作の特殊性と繰り返しの負荷にあります。 投球時には肩関節が極端な位置まで動かされ、腱板に大きな負担がかかるのが理由です。 肩腱板損傷により投球時の痛み、球速低下、制球力の悪化などが現れますが、早期の適切な対処により競技復帰の可能性を高められます。 野球選手が肩腱板損傷を予防するために取り入れるべきトレーニングとセルフケア 肩腱板損傷を予防するには、日常的なトレーニングとケアが何より重要です。 トレーニングとセルフケア方法として、以下をご紹介します。 肩甲骨周辺の強化・可動域アップ フォーム改善と投球制限 アイシング・ストレッチをしっかり行う これらの予防法を継続的に実践することで、肩腱板損傷のリスクを大幅に軽減できます。 肩甲骨周辺の強化・可動域アップ 肩甲骨周辺の筋肉を強化し、可動域を広げるストレッチを2つご紹介します。 肩甲骨はがしストレッチ 両手を肩の高さで前に伸ばし、手のひらを合わせる 息を吸いながら、両腕を大きく後ろに引く 肩甲骨を背骨から引き離すように意識する 息を吐きながら、ゆっくりと元の姿勢に戻る これを10回程度繰り返す 肩甲骨を背骨から引き離すように動かすストレッチです。 デスクワークなどで固まりがちな肩甲骨周りの筋肉をほぐし、柔軟性を高めます。 チューブローイング 床に座り、足を軽く伸ばす ゴムチューブを足の裏に引っ掛け、両端を握る 背筋を伸ばし、胸を張った状態を保つ 肘を曲げながら、チューブを身体の後ろに引く 肩甲骨を背骨に寄せるように意識する 10~15回を3セット行う ゴムチューブを使って肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉を鍛えるトレーニングです。 投球時の肩甲骨の安定性向上が期待できます。 フォーム改善と投球制限 正しい投球フォームの習得と適切な投球制限は、肩腱板損傷予防の基本です。 以下のポイントを意識して、投球フォームを見直しましょう。 肩甲骨を寄せて胸を張る姿勢を保つ 下半身の力を上半身に伝える動作を意識する 腕の振りは肩甲骨の動きと連動させる リリース後は自然な腕の振り下ろしを行う 腕だけでなく全身を使った投球動作を心がけることで、肩への負担を分散できます。 また適切な投球制限としては、以下の通りです。 年齢 1日の投球数目安 小学生 50球以下 中学生 70球以下 高校生 100球以下 年齢や体力に応じた投球数の管理は、オーバーユースによる肩腱板損傷を防ぐためにも欠かせませんので必ず守りましょう。 アイシング・ストレッチをしっかり行う 練習後は以下のようにアイシング・ストレッチをしっかり行いましょう。 投球直後から30分以内に開始する 氷嚢やアイスパックを肩に当てる 15~20分間継続する 皮膚を保護するタオルを間に挟む 血行が悪くなりすぎないよう注意する 投球後のアイシングは、肩関節の炎症を抑制し、腱板の回復を促進するため、適切な時間と方法で行うことが重要です。 また、肩関節と腱板の柔軟性を維持するため、肩甲骨はがしストレッチなどを日常的に行いましょう。 テーピングやサポーターの使用をする場合は、以下の記事をご覧ください。 肩腱板損傷の治療法 現在は以下の治療法があるため、肩腱板損傷の診断を受けても、決して諦める必要はありません。 保存療法 手術 再生医療 治療法の選択は症状の程度や個人の状況によって決まりますが、どの方法でも多くの選手が競技復帰を果たしています。各治療法について詳しく見ていきましょう。 保存療法 保存療法は、手術を行わずに肩腱板損傷を治療する方法です。 保存療法では主に以下の3つのアプローチが組み合わせて行われます。 安静 薬物療法 リハビリテーション まず、損傷した腱板の回復を促すため、投球動作を一時的に中止しつつ、完全な安静ではなく日常生活に支障のない範囲での活動を継続しましょう。 次に、痛みや炎症を抑えるために主に消炎鎮痛薬による薬物治療が行われ、症状に応じて内服薬や外用薬が選択されます。 理学療法士の指導のもと、筋力強化・可動域訓練・投球動作の再習得などを含む段階的なリハビリテーションが実施され、競技復帰に向けて計画的に進められるのです。 手術 保存療法で改善が見られない場合や、肩腱板の完全断裂がある場合には手術が検討されます。 現在の主流は関節鏡視下手術と呼ばれる、切開が小さく体の負担が少ない手術です。 カメラを使って関節内を確認しながら、損傷した腱板を修復します。 復帰までの期間目安は以下のとおりです。 復帰期間の目安 活動内容 手術後6週間 固定期間、基本的な日常生活動作 3~6ヶ月 可動域訓練、筋力トレーニング 6~9ヶ月 段階的な投球動作の再開 9~12ヶ月 競技復帰 手術後のスポーツ復帰には時間を要しますが、段階的なリハビリテーションにより、多くの選手が元のレベルまで回復できます。 再生医療 肩腱板の手術には、感染症や痛みの増加、運動制限の悪化などのリスクが伴います。 そこで手術を避けたい方に向けた新しい治療選択肢として注目されているのが、再生医療です。 再生医療の一つ、幹細胞治療では、患者さまの幹細胞を採取・培養して、患部に注射します。 幹細胞は体内の様々な種類の細胞に変化する能力があり、損傷部位に投与すると、必要とされる特定の細胞の種類へと変化するのが特徴です。 手術せずに野球に復帰したいという方は、選択肢の一つとして再生医療もご検討ください。 肩腱板損傷に対する再生医療についての詳細は、以下で解説していますのでぜひご覧ください。 【まとめ】野球を続けるためには肩腱板損傷は放置せずに早期治療を 肩腱板損傷の治療法選択は、損傷の程度、年齢、競技レベル、個人の希望など様々な要因を総合的に考慮して決定されます。 手術後の競技復帰には、以下の期間がおおよその目安とされています。 復帰期間の目安 活動内容 手術後6週間 固定期間、基本的な日常生活動作 3~6ヶ月 可動域訓練、筋力トレーニング 6~9ヶ月 段階的な投球動作の再開 9~12ヶ月 競技復帰 貴重な競技生活を無駄にしないためにも、手術を避けたいという方は再生医療も一つの選択肢としてご検討ください。 幹細胞治療は、患者さまご自身の幹細胞を採取・培養し、損傷部位に注射することで、手術を行わずに自然な回復を促す治療法です。 身体への負担も比較的少なく、競技復帰を目指すことが期待できます。 治療法については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも詳細を解説していますので、ぜひ参考にして前向きに治療に取り組み、再び野球を楽しめる日を目指しましょう。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.09.10







