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- 変形性股関節症
変形性股関節症における骨切り術とはどんな治療法なのか 変形性股関節症において「骨切り術」という治療法がありますが、どのような治療法なのでしょうか?変形性股関節症であれば誰でも骨切り術を行うのでしょうか?ここでは変形性股関節症における骨切り術について紹介していきます。 変形性股関節症における骨切り術 変形性股関節症とは軟骨のすり減りにより、骨盤と大腿骨の隙間が狭くなることで痛みや動かしづらさを感じ、日常生活に支障をきたすこともある病気です。変形性股関節症では、まずは保存療法を行い関節機能の悪化を防ぎます。 しかし、保存療法を行っても症状の改善が見られない、さらに痛みが増して日常生活にも支障をきたすという場合は、骨切り術などの手術を検討することがあります。 骨切り術とは? 骨切り術は変形性股関節症における手術療法の1つで自分自身の股関節を温存できるものです。人工関節を入れる手術療法に対し、骨切り術では比較的若く、関節がそれほど痛んでいない早期の段階に行われます。 骨切り術は股関節を形成する骨を手術によって切り取ったり、ずらすことにより軟骨の残っている部位で体重を受けるよう股関節の調整を行います。これにより負担が分散され、軟骨がすり減りにくくなります。 股関節は骨盤と大腿骨の2種の骨の組み合わせで成り立っているため、骨切り術も骨盤側を削る場合と大腿骨側を削る場合、その両方を削る場合があります。 骨盤側を削る手術を寛骨臼回転骨切り術と呼び、大腿骨を調整するものを大腿骨骨切り術と呼びます。 変形性股関節症における骨切り術のメリットとデメリット 変形性股関節症における骨切り術における最大のメリットは、自身の股関節を温存できる点です。大きな力が加わらなければ、日常生活や運動にも特に制限はありません。 一方で、骨切りした部分が治るまでは負担をかけることができないため、関節をすぐに動かすことができず、入院やリハビリ期間が長くなってしまうこともあります。 また、再度関節の軟骨がすり減って痛みが出るようになり再手術となる可能性もあります。そして、そのような場合には、人工関節手術を行うことも視野に入れる必要が出てきます。 骨切り術を行っても、軟骨のすり減りが元に戻るわけではないため、痛みを我慢したり、無理な運動をしてしまうと変形性股関節症はさらに悪化してしまいます。 変形性股関節症は定期的に受診し、状態の確認をしながら上手に付き合っていくことが重要です。 まとめ・変形性股関節症における骨切り術 変形性股関節症における骨切り術について紹介しました。 骨切り術は変形性股関節症の比較的早期の段階で、年齢も若い方が対象となる手術療法です。しかし人工関節手術と比べ、リハビリに時間がかかり社会復帰に時間を要するため、その人のライフスタイルに応じてどちらの手術を行うか検討する必要があります。 現在では自身の細胞で軟骨損傷を修復する再生療法という治療も選択可能になっています。どうしても手術を避けたい、今までの治療で効果を感じることができなかったという場合には、この再生医療を検討してみるのも良いでしょう。 https://youtu.be/Dlp-ggXtQp0?si=0OUo08PvNShKeiJc ▶こちらの動画では変形性股関節症の再生医療について詳しく解説しております。ぜひご覧ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.05.29 -
- 変形性股関節症
運動したりしゃがんだりしたときに、股関節が痛いと感じることはありませんか。 動作時に股関節に痛みを感じたり、下半身の可動域が制限されたりしている場合は、変形性股関節症の可能性があります。 変形性股関節症は、中高年以上の女性に好発する進行性の疾患です。 本記事では、変形性股関節症の主な症状や原因、治療法について詳しく解説します。 また、症状のチェックリストを活用して、ご自身の股関節の痛みが当てはまるかどうかを確認してみましょう。 変形性股関節症の疑いがある方は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けてください。 変形性股関節症とは? 変形性股関節症とは、股関節の軟骨が擦り減り、痛みを伴う疾患です。股関節は骨盤と大腿骨をつなぐ大きな関節で、身体を支える役割を担っています。 症状が進行すると、下半身の可動域が制限されてしまい日常生活にも支障をきたす恐れがあります。 変形性股関節症は徐々に関節軟骨が擦り減る疾患のため、症状が出現したら早めに治療を開始しましょう。 変形性股関節症の主な症状 変形性股関節症の主な症状は、以下のとおりです。 変形性股関節症を治療せずに放置していると、症状が進行し歩行が困難になるほど悪化する恐れがあります。 症状が見られたら、早期に治療を開始し症状の悪化を防ぐことが大切です。 変形性股関節症の主な原因 変形性股関節症は、発症原因がはっきりしていない一次性と、原因がはっきりしている二次性に分けられます。 それぞれの主な原因は、以下のとおりです。 変形性股関節症は中高年以上の女性に好発しますが、二次性の割合が高く※、若い人でも発症する可能性があります。 ※出典:公益社団法人 日本理学療法士協会「理学療法ハンドブック 変形性股関節症」 変形性股関節症の症状チェックリスト 変形性股関節症の症状か確かめるために、以下のチェックリストを活用しましょう。 変形性股関節症になると、身体を支えている股関節に痛みが生じるため、歩行時に身体が左右に揺れやすくなります。 変形性股関節症のチェックリストに当てはまっている症状がある人は、早めに医療機関を受診しましょう。 変形性股関節症におけるステージ(病期)について 変形性股関節症は、以下4つのステージ(病期)に分けられます。 変形性股関節症では、レントゲン写真を撮って股関節の状態を確認し、関節の骨と骨の隙間の広さや軟骨のすり減り状態からステージの分類を行います。 変形性股関節症はステージごとに治療方法が異なるため、軽症のうちから治療を開始し症状の悪化を防ぐことが大切です。 前期 前期股関節症では、骨盤側のお椀状になっている部分「寛骨臼」と大腿骨の先端の丸い部分「骨頭」が接する関節部分に異常が見られることがあります。 ただし、この段階では両者の間の隙間は正常で、軟骨のすり減りも確認されません。 変形性股関節症の前期は、痛みを感じることが少なく、足がだるい・疲れやすいと感じる方がいます。 初期 変形性股関節症の初期は、寛骨臼と大腿骨頭の隙間がやや狭くなった状態です。 初期は痛みが少ない場合が多く、中には違和感を覚える方や筋肉のこわばりを訴える方もいます。 長時間立位をとっていたり、たくさん歩いたりすると、痛みが増強し動かしにくくなることもあるため注意が必要です。 進行期 変形性股関節症の進行期は、寛骨臼と大腿骨頭の隙間がさらに狭くなり、関節の擦り減りも進行している状態です。 歩行時に痛みを感じやすく、しゃがみ込む動作や足の曲げ伸ばしができないなど、日常生活に支障をきたす症状が出現する場合もあります。 末期 寛骨臼と大腿骨頭の隙間が消失し、骨の変形も進んでしまった状態は、変形性股関節症の末期です。 末期になると組み合わさった骨同士が直接接触して激しい痛みが出てきてしまい、治療で手術を選択せざるを得なくなってしまいます。 変形性股関節症の末期では、歩行が困難になったり、安静時にも痛みを感じたりするなどの症状が見られます。 変形性股関節症の治療方法は? 変形性股関節症の治療方法は、以下の3つです。 変形性股関節症はステージごとに実施できる治療法が異なります。 前期や初期に変形性股関節症の症状に気づければ、あらゆる治療方法を選択できる可能性があります。 保存療法 変形性股関節症の治療法の1つは、保存療法です。保存療法には、薬物療法や温熱療法、リハビリテーションなどがあります。 薬物療法では貼付薬や鎮痛剤を使用し、炎症や痛みの緩和を行います。 温熱療法は身体を温めることで、股関節周囲の血行を良くして疼痛緩和を目指す治療法です。 変形性股関節症の痛みによって日常生活に支障をきたしている場合は、リハビリテーションを行い、股関節の負担を軽減しましょう。 手術療法 変形性股関節症の進行状態によって手術による治療を検討されるケースがあります。 手術療法の中でも自身の関節を残して治療する「関節温存手術」と人工関節と入れ替える「人工股関節置換術」があります。 関節温存手術には「股関節鏡視下手術」や「骨切り術」などがあります。 一方、人工股関節置換術は、炎症のある大腿骨頭や寛骨臼を人工の関節に置き換える手術です。 人工股関節置換術を受けると痛みが改善され、股関節の動きがスムーズになったり歩行の安定性が向上します。術後はリハビリを十分に行えば、仕事やスポーツ活動への復帰が見込めます。 再生医療 再生医療は、自身の幹細胞を培養して股関節に注射し、擦り減った関節軟骨の再生を促す治療法です。 擦り減ってしまった関節軟骨の再生により痛みの緩和が期待でき、変形性股関節症の悪化を防げる可能性があります。 手術や長期間の入院などもなく、早期に日常生活に戻れるため注目されている治療方法です。 変形性股関節症の痛みにお悩みの方や人工股関節にしたくない方は、再生医療による治療を検討しましょう。 【まとめ】変形性股関節症の症状の変化に前期の違和感から注意しよう 変形性股関節症は、症状の変化や前期に出現しやすい股関節周囲の違和感に注意してください。 変形性股関節症の症状チェックリストで該当項目がある方は、早めに医療機関を受診し、治療法を検討しましょう。 軟骨のすり減りや骨の変形が進んでしまうと、手術を避けられなくなってしまう場合もあるため、早期の治療開始が望まれます。 変形性股関節症の症状にお悩みの方や人工関節置換術を回避したい方は、再生医療という選択肢もあります。 再生医療による治療は患者さま自身の血液や幹細胞を使用するため、アレルギーや拒絶反応などの副作用リスクが低く、股関節の痛みの軽減にも期待できます。 再生医療をご検討の方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。
2020.05.27 -
- 股関節
股関節が痛くなったときに考えられる原因の1つが股関節の石灰化です。 股関節内に石灰化したカルシウムが沈着すると、痛みや関節の可動域の制限を引き起こします。 ときには、強い痛みで歩けなくなる恐れがある疾患です。 本記事では、股関節の石灰化の症状や原因、対処法について詳しく紹介します。 また、石灰化した股関節の根本的な治療に期待できる再生医療についても紹介しているので参考にしてみてください。 股関節が石灰化すると歩けない可能性があるのはなぜ? 股関節が石灰化すると歩行が困難になる可能性がある理由は、症状が進行することで強い痛みや股関節の可動域が制限されるためです。 股関節の石灰化は「石灰沈着性腱炎」という病名で、石灰と呼ばれるカルシウムの結晶が股関節の組織に溜まる病気です。 股関節以外にも肩関節、手足の関節などによく発症し、急に患部が痛んだり、夜も眠れないほどの痛みを感じたりします。 股関節に発症すると炎症による痛みで関節の動きが制限され、歩行が困難になるなど日常生活に大きな影響を与える病気です。 石灰沈着性腱炎による股関節痛の原因 石灰沈着性腱炎による股関節痛の原因は、身体が石灰を異物と判断して攻撃するために起こる炎症です。 石灰化したカルシウムが股関節に沈着すると、身体が石灰を異物だと認識して攻撃するので関節がダメージを受けて炎症を起こします。 沈着したカルシウムを異物と判断して攻撃することは本来ならありませんが、なぜ攻撃するのかは解明されていません。 また、石灰化が肩の腱板に起こると「石灰沈着性腱板炎」になり、痛みを引き起こします。詳しくは下記の記事を参考にしてください。 病態によって症状が異なる場合がある 石灰沈着性腱炎による股関節痛の痛みの度合いや鎮静化するまでの期間は個人差があり、年齢や免疫反応(石灰を攻撃する力)によって異なります。 若い人は体の免疫反応が強いため、炎症が激しく、強い痛みが出ることがあります。 しかし、症状が鎮静化するまでの期間は短いケースが多いです。 免疫反応が弱い高齢者では、強い炎症や激しい痛みになるケースは少なくなりますが、鎮静化するまでの期間が長くなる傾向にあります。 股関節はどうやって石灰化する?沈着するカルシウムについて 股関節が石灰化するきっかけとなるのがカルシウムの沈着です。 カルシウムが沈着する主な要因は、以下の通りです。 カルシウムの代謝異常によって骨からカルシウムが溶け出す 加齢によってカルシウムの代謝バランスが崩れる カルシウムの過剰摂取によって石灰化を促進する可能性がある カルシウムは本来、骨を維持するために腸から吸収し、余分なものは尿で排出しています。 しかし、加齢によって吸収と排出のバランスが崩れたり、カルシウムを過剰摂取したりすると石灰化が促進される可能性があります。 また、カルシウムは体内の細胞が活動するのに欠かせないので、カルシウム不足になると骨を溶かして補おうとします。 代謝異常によって必要以上にカルシウムが溶け出してしまうことで、カルシウムの蓄積につながり、石灰化する可能性があります。 股関節の石灰化による炎症や進行を治療する方法 股関節の石灰化によって歩けないときの治療法を紹介します。 保存療法 再生医療 股関節の石灰化は自然に治癒する場合もありますが、痛みが強い方や長引いている方は、医療機関を受診しましょう。 保存療法 股関節の石灰化に対する保存療法は以下の通りです。 安静にする 鎮痛剤や抗炎症剤の内服 石灰部位への注射 石灰の吸引 リハビリテーション 保存療法では、痛みの原因である石灰を吸引したり、炎症を抑えたりする治療が一般的です。 重度の場合や保存療法で改善が見られない場合、石灰部位を外科手術で摘出する治療も検討されます。 再生医療 股関節の石灰化による治療では、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療の治療は、主に以下の2種類です。 幹細胞治療:損傷した組織の再生および修復 PRP治療:自然治癒力を高め、炎症を抑える とくに幹細胞治療では自身の細胞を活用し、損傷した股関節の再生・修復を目指します。 患者さまから幹細胞を採取・培養し、注射で患部に投与します。 手術や入院をせずに根本的な治療が期待できるため、近年注目されている治療法です。 股関節の石灰化による歩行の困難さにお困りの方は当院へご相談ください 歩行が困難なほどの股関節痛にお悩みの方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 当院で提供している再生医療の特徴は、以下の通りです。 股関節の疾患に対する幹細胞治療の症例数は数千件以上 独自の培養技術で幹細胞の生存率・活動率が高い 手術や入院が不要で早期回復を目指せる 当院(リペアセルクリニック)では、豊富な症例を元に患者さまそれぞれの症状に合わせた治療法をご提案します。 再生医療の効果には個人差がありますが、股関節の強い痛みにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。 股関節の石灰化で歩けない方からよくある質問 股関節痛の石灰化で歩けない方からよくある質問をまとめました。 受診の検討や予防に役立ててください。 股関節の石灰化は自然に治る? 股関節の石灰化に有効なストレッチは? 股関節の石灰化に効く食べ物は? 股関節の石灰化は自然に治る? 股関節の石灰化は、保存療法を受ければ自然に軽快する場合が多い病気です。 関節の石灰化による痛みが出たら、一般的に痛み止めの服用やステロイドの注射、リハビリなどの保存療法を行います。この治療を3カ月行なったところ、73%以上に改善があった報告もあります。※ ※出典:肩の石灰性腱鞘炎:メカニズム、病因、および治療に関する臨床的展望 保存的な治療を行えば、比較的高い確率で改善する病気です。 股関節の石灰化に有効なストレッチは? 石化に有効なストレッチはありませんが、予防のために股関節を柔らかくするストレッチがおすすめです。 寝ながらできる簡単なストレッチについて紹介します。 寝た姿勢になる 膝を胸に向かってゆっくりと引き寄せる 20〜30秒姿勢を保つ 3セット繰り返す 朝晩1回ずつ継続して行いましょう ただし、石化の根本的な治療が必要になるので、専門家への相談を忘れずに行ってください。 股関節の石灰化に効く食べ物は? 石灰化しやすい食べ物や石灰化に効く食べ物は、今のところありません。 コーヒーが石灰沈着性腱炎の原因と言われていますが、医学的根拠はなく因果関係も証明されていません。 全身の炎症を抑えたいなら、抗炎症食品として有名な果物や野菜、ナッツ、脂肪の多い魚の摂取がおすすめです。 【まとめ】股関節の石灰化は早期治療によって進行を防ぐことが大切 石灰沈着性腱炎による股関節痛の原因や症状について紹介しました。 股関節痛の原因はさまざまですが石灰沈着性腱炎が疑われる場合、症状の度合いによって適切な治療法も異なります。 股関節が痛みや思うように動かせない方は、放置せずに早めに医療機関を受診してください。 また、当院(リペアセルクリニック)では、股関節の疾患に対して再生医療による治療を取り扱っています。 股関節痛を根本的に解決したい方は、まず当院へご相談ください。
2020.05.20 -
- 変形性股関節症
- 股関節
変形性股関節症は、「股関節が痛くて座ったり立ち上がったりするのがつらい」「階段の昇り降りや靴を履くのが大変」などの症状が出現します。 変形性股関節症の症状で日常生活に支障が出ていて、手術をしないで治したいと思う方もいるでしょう。 本記事では、変形性股関節症を手術しないで治す方法について詳しく解説します。 変形性股関節症は病期ごとに治療方法が異なります。症状に合った治療方法を検討し、変形性股関節症の症状緩和を目指しましょう。 変形性股関節症を手術しないで治す方法はある?主な治療方法 変形性股関節症を手術なしで治す方法は、以下の4つです。 変形性股関節症は骨盤と大腿骨(足の骨)との間の軟骨の擦り減りが原因です。擦り減った軟骨は、自然に再生することはありません。 そのため、痛みや症状を緩和する治療が中心となりますが、再生医療では変形性股関節症の症状の緩和や軟骨の再生が可能です。 変形性股関節症の治療法については、以下で詳しく解説しているので参考にしてください。 温熱療法 変形性股関節症の症状を緩和する方法の1つに、温熱療法があります。股関節を温めると血行が良くなり筋肉がほぐれるため、痛みの緩和が期待できます。 しかし、炎症を起こしている場合、温熱療法を実施することで症状の悪化につながる可能性があります。 温熱療法は症状の程度をみながら、やりすぎないように注意して実施しましょう。 運動療法 変形性股関節症の症状を手術なしで緩和する方法に、運動療法があります。 運動を行うことで、関節の位置矯正や筋肉の柔軟性が向上し、症状を緩和できる可能性があります。筋力トレーニングやストレッチなどを無理のない範囲で行いましょう。 運動療法は正しい方法で行わなければ、症状が悪化するリスクもあるため注意が必要です。 薬物療法 変形性股関節症は薬物療法によって、症状の緩和が期待できます。 内服薬や外用薬、座薬などの抗炎症薬は、急性炎症による痛みの緩和が期待できます。 しかし、薬物療法による痛みの緩和はあくまで一時的で、変形性股関節症が治るものではありません。 変形性股関節症のステージや症状によって合う薬も異なるため、医師へ相談し自身に合った治療を受けましょう。 再生医療 再生医療は変形性股関節症の症状緩和と、重症化予防に効果が期待できる治療法です。 再生医療は自身の細胞を使用する治療で、痛みの緩和だけでなく、擦り減った関節軟骨の再生にも効果が見込めます。 手術や入院なしで受けられる再生医療は、仕事で忙しい方でも治療を受けやすいのが特徴です。 変形性股関節症はステージによって治療法が異なる 変形性股関節症は、ステージ(病期)によって治療方法が異なります。変形性股関節症になった際は以下のポイントを押さえて、自身に合った治療方法を検討しましょう。 変形性股関節症が悪化しないように、正しい時期に適切な治療を受けましょう。 初期と進行期は「保存療法」 変形性股関節症の初期と進行期は、保存療法を中心とした治療を行うのが基本です。 初期症状として、動作時に股関節に痛みを感じることが多いです。病期が進行していくにつれて、動作時だけでなく常に痛くなる「持続痛」や夜間の痛み「夜間痛」も出てくる場合があります。 手術を回避して治療を行うためには、保存療法に加えて日常生活の改善も重要です。股関節にできるだけ負担をかけないように、身体の使い方を意識して動きましょう。 軽症のうちに治療を開始すれば、症状の悪化を防ぎ、手術療法が必要となるリスクを軽減できます。 末期・重症化の場合は「手術療法」 変形性股関節症が重症化、または末期になった場合、手術療法による治療を検討します。 手術療法は、保存療法を行っても改善しない場合に選択肢となる治療法の1つです。 手術には主に、骨盤や大腿骨の骨を切って関節面を調整する「骨切り術」と関節を人工関節に入れ替える「人工股関節術」があります。 変形性股関節症を手術しないで治す再生医療とは? 手術なしで変形性股関節症を治療する方法として、再生医療が注目されています。 変形性股関節症の治療法にお悩みの方は、以下のポイントを確認し、再生医療による治療をご検討ください。 変形性股関節症の方は、軽症のうちから治療を開始し、症状の進行を抑えることが大切です。 手術をしないで変形性股関節症の治療ができる再生医療について、詳しく解説します。 再生医療とはどんな治療法? 再生医療は、患者さま自身の幹細胞を採取・培養して股関節に注射し、損傷した関節軟骨の再生を目指す治療法です。 変形性股関節症は、関節軟骨が徐々に擦り減ることで骨同士がぶつかり痛みを感じるため、再生医療により関節軟骨が再生されれば、手術を必要とする状態へ悪化するのを抑えられる可能性があります。 再生医療がおすすめな人 再生医療は、以下の方におすすめな治療法です。 再生医療は手術や入院を必要としない治療法で、忙しい方でも受けやすいのが特徴です。 基礎疾患や年齢の問題により手術を受けられない方でも、再生医療であれば変形性股関節症の治療が受けられる可能性があります。 当院(リペアセルクリニック)の再生医療の特徴 当院(リペアセルクリニック)の再生医療の特徴は、以下の4つです。 一般的に股関節への注射は関節の外側に針を刺しますが、関節内に幹細胞が届きにくいという欠点があります。 当院(リペアセルクリニック)では、特殊な針とエコーやレントゲン装置を使用し、股関節内の損傷部位に直接幹細胞を注入しています。 また、股関節は身体のなかで一番大きな関節であり、関節軟骨の再生には多くの幹細胞が必要です。 独自の培養技術により幹細胞の生存率・活動率が高いため、治療成績が良い特徴があります。 幹細胞を抽出するために採取する脂肪も最低限(米粒2〜3粒程度)なので、身体への負担も少ないです。 再生医療による治療を検討している方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 変形性股関節症やってはいけないこと 変形性股関節症でやってはいけないことは、以下のとおりです。 股関節に負担のかかる姿勢は、変形性股関節症の症状を悪化させるため注意が必要です。 変形性股関節症の悪化を防ぐために、ストレッチを中心的に行い、痛みが強いときは休息をとるようにしましょう。 【まとめ】変形性股関節症を手術しないで治すための選択肢「再生医療」 変形性股関節症は初期や進行期の場合は保存療法を中心に治療されますが、重症・末期の症状の場合は手術も検討されます。 また、手術以外の治療法としては、再生医療があります。再生医療は、擦り減った関節軟骨の再生が期待できる治療法です。 治療方法の選択にあたっては、安全性や効果を重視しながら、医師と十分に相談することが大切です。 再生医療を含めた治療方法について詳しく知りたい方は、ぜひ再生医療専門クリニックである当院(リペアセルクリニック)へお問い合わせください。
2020.05.13 -
- 股関節
- 変形性股関節症
生物学的製剤による関節リウマチの治療を始めて効果を実感している方の中には、治療期間や中止のタイミングに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 特に症状が落ち着いてきた時期には、治療継続の必要性や経済的な負担について悩まれることも少なくありません。 本記事では、生物学的製剤の適切な治療期間や、治療を継続する重要性について詳しく解説します。 関節リウマチの生物学的製剤はいつまで続くの? 生物学的製剤を使用したリウマチの治療は高い効果が期待できるものの、どれくらいの期間、継続する必要があるのでしょうか。 以下の項目について詳しく解説します。 厳密な接種期間は定められていない 1年以上の接種が望ましいとされている 薬の減量や休薬はできる? 実は、いつまで継続するべきか、明確には定まっていないのが現状です。 そして、仮に生物学的製剤を使用していて症状が安定していたとしてもすぐに中止せずに少なくとも1年くらいは継続するべきと言われています。 生物学的製剤による治療を受けて短期間で効果があったとしても自己判断で治療を止めるべきではありません。 厳密な接種期間は定められていない 関節リウマチの症状や進行状況は患者さまによって大きく異なるため、生物学的製剤の投与期間について明確な基準は設けられていません。 治療効果や副作用の有無、患者さまの状態などを総合的に判断しながら、主治医が個別に投与期間を決定していきます。 そのため、他の患者さまの治療期間を参考にすることはできず、自分の状態に合わせた治療計画に従うことが重要です。 1年以上の接種が望ましいとされている 生物学的製剤による治療では、症状が改善してきても最低1年間は継続することが推奨されています。 生物学的製剤を中止した場合、2年以内に56%※もの患者さまで症状が再燃することがわかっています。 ※出典:東邦大学「『関節リウマチ患者の生物学的製剤投与中止後の再燃を予測』~血液中バイオマーカーの組み合わせが最も有用~」 再燃のリスクを考慮すると、十分な期間の治療継続が重要です。 なお、治療の継続や中止については、血液検査などの結果も考慮しながら、主治医と相談のうえで慎重に判断する必要があります。 薬の減量や休薬はできる? 症状が安定している場合、主治医の判断のもと投与量を減らしたり、投与間隔を延ばしたりする方法を検討することは可能です。 ただし、これは必ず医師の指示に従って慎重に行う必要があります。 自己判断での減量や休薬は、症状の悪化を招く可能性が高く危険です。 減量や休薬を検討する場合は、定期的な経過観察を行いながら、慎重に進めていくことが重要です。 関節リウマチ治療の生物学的製剤の使用期間は長くなるほど費用がかさむ 生物学的製剤は関節リウマチ治療において高い効果を発揮する一方で、経済的な負担が大きいことが課題となっています。 3割負担の場合でも毎月1万5千円から3万円の自己負担が必要となり、継続的な治療費用は患者さまにとって大きな負担となります。 このような経済的負担から、症状が安定した患者さまの中には投与中止を希望するケースもあります。 ただし、投与中止後2年以内に56%の患者さまで症状が再燃することがわかっており、休薬の判断は慎重に行う必要があります。 医療費の負担軽減については、高額療養費制度や各種医療費助成制度の活用を検討することをおすすめします。 関節リウマチの主な治療法は?根本的な治療が期待できる再生医療について 関節リウマチの主な治療法には、以下のようなものがあります。 薬物療法 手術療法 再生医療 それぞれの治療法について解説します。 薬物療法 薬物療法は関節リウマチ治療の基本となる治療法です。 抗リウマチ薬(DMARDs)、生物学的製剤、JAK阻害薬などが使用され、炎症を抑制し関節破壊の進行を防ぐことを目的としています。 特に早期からの治療開始が推奨され、メトトレキサートを中心とした従来型抗リウマチ薬による治療が第一選択とされています。 効果が不十分な場合は、主治医との相談のもと、生物学的製剤やJAK阻害薬の使用が検討されることがあります。 手術療法 手術療法は、薬物療法では十分な効果が得られない場合や、関節の変形や破壊が進行した場合に検討される治療法の一つです。 主な手術方法には、人工関節置換術、関節形成術、関節固定術などがあります。手術の種類や方法は、症状や状態によって個別に検討されます。 手術後は、医師の指導のもとでリハビリテーションを行い、段階的に日常生活への復帰を目指します。 再生医療 再生医療では、主に幹細胞治療とPRP療法があります。 幹細胞治療は、患者さまの幹細胞を採取・培養して投与する治療法です。 幹細胞は体内の様々な種類の細胞に変化する能力があり、損傷部位に投与すると、必要とされる特定の細胞の種類へと変化するのが特徴です。 また、PRP療法では患者さま自身の血液を採取して、血小板を濃縮した後に投与します。血小板には成長因子を放出する働きがあります。 再生医療について興味がある方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。 まとめ・関節リウマチ治療で効果を期待できる生物学的製剤の治療期間と費用 生物学的製剤による治療は一般的に長期間継続することになります。 また、費用も高額になるため計画的に治療を受けるかどうかを判断し、必要に応じて高額療養費制度などを活用すると良いでしょう。 生物学的製剤による治療を検討している人は、費用面も含めて医師に相談して計画を立てる必要があります。 関節リウマチの治療方法には、薬物療法、手術療法の他に再生医療も選択肢のひとつです。 再生医療をご検討の際は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」へお問い合わせください。
2020.03.17 -
- 股関節
- 再生治療
- 変形性股関節症
変形性股関節症で手術を受けるタイミングは、多くの患者さまにとって悩ましい問題です。 痛み止めやリハビリなどの保存療法を長い期間続ける中で「手術を受けた方が良いのかな」と不安に思う方もいるでしょう。 この記事では、変形性股関節症の手術のタイミングを決める重要なポイントについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。 変形性股関節症の手術を受けるタイミング 変形性股関節症の手術を受ける明確なタイミングはありませんが、痛みによって歩けなくなる前が推奨されます。 痛みや症状の程度は個人差がありますが、歩けないほど重症化してしまうと手術の難易度が上がり、その分危険度も増してしまいます。 変形性股関節症は、初期段階でも夜眠れないほどの痛みがある方もいれば、進行期でも痛み止めなどの保存療法で痛みがコントロールできている方もいます。 そのため、最終的には患者さまが手術を必要とするかどうかが判断基準になるため、医師と相談して、タイミングを判断することが重要です。 変形性股関節症の手術のタイミングを決める重要なポイント 変形性股関節症の手術タイミングを判断する際は、日常生活への支障の程度が重要な判断基準となります。 具体的には以下のような症状があれば、手術を検討した方が良いケースが多いです。 思い通りに歩けない 眠れないほどの痛みがある 痛み止めなどの薬が効かなくなった 階段の上り下りが難しい 関節が硬くなり軋む感覚がある 保存療法で一時的に症状が改善したとしても、股関節をかばう動作により腰や膝に過度な負担がかかることがあります。 今までできていたことが痛みでできなくなったり、眠れないほどの痛みが続いたりする場合は手術を検討した方が良いでしょう。 変形性股関節症の手術で行う「人工股関節置換術」とは 変形性股関節症では「人工股関節置換術」という、変形した股関節を人工の股関節に置き換える手術があります。 本章では、以下の2つについて解説します。 人工股関節置換術とは 人工股関節置換術によるリスク 患者さまに適したタイミングで手術を受けるために、人工股関節置換術の知識を深めていきましょう。 人工股関節置換術とは 人工股関節置換術とは、股関節後面から切開して、損傷・変形した股関節を人工の股関節と置き換える手術です。 人工の股関節に置き換えることにより、痛みを取り除き歩行や日常生活における動作をスムーズに行うことを目的としています。 手術による傷口は股関節の後面に残り、変形の程度によって傷口の大きさも変わります。 人工股関節置換術によるリスク 人工股関節置換術を行うことで、日常生活や仕事へ復帰できる可能性がある反面、脱臼などさまざまなリスクもあります。 手術の際に股関節を安定させる役割を持つ関節包靭帯を一部切除することがあり、手術直後に無理な姿勢や運動をすると脱臼するリスクがあるため注意が必要です。 また、人工関節は細菌感染しやすいため、手術中の傷口からだけでなく術後にむし歯などの口腔内細菌が移る可能性もあります。 感染症を合併すると、状態に応じて人工関節の再置換や長期間の抗菌薬療法などを行う必要があります。 変形性股関節症の手術を避けたい方は再生医療も選択肢の一つ 変形性股関節症の手術を避けたい方は、幹細胞を用いて股関節の軟骨の修復を促す「再生医療」も選択肢の一つです。 再生医療とは、幹細胞の再生能力を活用し、すり減った股関節の軟骨の修復・再生が期待できる先進医療のことです。 今までは手術による人工関節置換術が一般的でしたが、近年の治療では手術しないで治療できる可能性がある再生医療が注目されています。 当院「リペアセルクリニック」では、股関節内の必要な箇所に幹細胞を届ける「関節内ピンポイント注射」を行っているため、治療成績も良好です。 変形性股関節症にお悩みの方は、手術や入院が伴わない再生医療も選択肢としてご検討ください。 【まとめ】変形性股関節症の手術タイミングは医師と相談しよう 変形性股関節症は人によって痛みや症状の程度が違うため、手術のタイミングは医師と相談して決めることが重要です。 手術には痛みや症状の改善が目指せるメリットがある反面、脱臼や感染症などのリスクも伴うため、不安に感じる方も多いかもしれません。 手術によるメリットとリスク、そして今の生活の状況など総合的に考えて手術を受けるか判断しましょう。 変形性股関節症を改善したいけど「手術は受けたくない」とお悩みの方は再生医療をご検討ください。 再生医療では患者さまから採取・培養した幹細胞を用いた手術も入院も必要としない治療法です。 変形性股関節症を手術しないで治療したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
2020.03.10 -
- 再生治療
- 変形性股関節症
- 股関節
変形性股関節症を発症したら仕事を辞めるべき?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 身体を使う仕事は、股関節に大きな負荷がかかりやすく、仕事を続けることで重症化するリスクがあります。 変形性股関節症は重症化すれば働くことが困難になり、結果的に「仕事を辞めなければいけない」ということにもなりかねません。 本記事では、変形性股関節症の症状や治療法、仕事を辞めても復職できる人の特徴を詳しく解説します。 変形性股関節症で仕事を辞めても、しっかりと治療を行えば復職できる可能性があります。 変形性股関節症の症状が出たら早めに治療を開始し、仕事への早期復帰を目指しましょう。 変形性股関節症とは? 変形性股関節症とは、身体を支えたり動かしたりする役割を担う股関節の軟骨が擦り減り、痛みが出現する疾患です。 中高年以上の女性に好発する疾患ですが、小児期の発育性股関節形成不全が原因となる場合もあり、若い方でも発症する可能性があります。 変形性股関節症は進行性の病気のため、軽症のうちに治療を開始し、症状の悪化を防ぎましょう。 変形性股関節症の原因 変形性股関節症の原因は、先天性のものから後天的なものまで多岐にわたり、それぞれが股関節に負担をかけたり軟骨を損傷する原因となります。 変形性股関節症の原因の多くは股関節の形成不全ですが、加齢による身体の変化やケガによる股関節の変形も発症原因であるため、年齢問わず注意が必要です。 変形性股関節症の症状 変形性股関節症では、股関節の軟骨が擦り減ることで、日常生活のさまざまな動作に支障をきたします。 変形性股関節症の症状は、以下のとおりです。 変形性股関節症の初期は、太ももの付け根やおしりなどに違和感や痛みが出現します。 症状を治療せずに放置していると、変形性股関節症が悪化していき、歩行が困難になったり、安静時にも痛みが出現したりします。 変形性股関節症の症状は日常生活に支障をきたす恐れがあるため、早期から治療を開始するのが大切です。 変形性股関節症の診断方法 変形性股関節症は、問診や診察、単純X線(レントゲン)写真で診断します。 正常な股関節 骨盤と大腿骨の間にすき間がある 大腿骨の関節部分は丸い形をしており、上部は骨盤に覆われている 変形性股関節症 骨盤と大腿骨のすき間が狭くなる 骨盤に覆われている面積が狭くなっている 軟骨下骨が硬くなる 症状が進行すると、関節周囲にトゲのような骨組織や骨嚢胞(こつのうほう)と呼ばれる骨の空洞ができる 変形性股関節症になると、股関節の可動域も制限される可能性があります。 変形性股関節症で仕事を辞める選択肢を取る理由とは? 変形性股関節症で仕事を辞める選択肢を取る人が多い理由は、仕事や作業が股関節へ与える負担が大きいからです。 立ち仕事の方やしゃがんだり、中腰での作業が多い方は、変形性股関節症を発症するリスクが高まるだけでなく、症状を悪化させる可能性もあります。 また、デスクワークなど長時間座りっぱなしになりやすい仕事も、股関節への負担が大きいです。 そのため、仕事を辞めて治療やリハビリに専念することを選択する方もいます。 仕事を辞めるべきか考える際は、症状の程度や治療の見通し、職場の理解やサポート体制など、さまざまな要素を検討することが重要です。 まずは医師と相談し、適切な治療を受けつつ、自分に合った働き方を模索しましょう。 変形性股関節症を治療する方法 変形性股関節症の治療方法は、以下の4つがあります。 変形性股関節症は症状の程度に応じて治療法が異なります。 早期に医療機関を受診して適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎながら日常生活や仕事を続ける道が見えてくるかもしれません。 薬物療法 変形性股関節症の治療法の1つは、薬物療法です。変形性股関節症の薬物療法では、内服薬や外用薬、坐薬などの鎮痛剤を使用し、炎症や痛みのコントロールを行います。 鎮痛剤を使っても痛みのコントロールが難しい場合は、薬の種類を変更したり、ほかの治療法を検討したりします。 運動療法 変形性股関節症の症状を軽減する治療法に、運動療法があります。 股関節は骨盤と大腿骨で構成されるため、周りの筋肉を鍛えて力をつけたり、股関節の柔軟性を高めることで、症状の改善や進行を遅らせる可能性が高まります。 変形性股関節症の方は、無理のない範囲で以下の動きを行いましょう。 股関節周りの筋肉は、足を動かすことで鍛えられます。足を前に出す動作は、膝を伸ばして行うとより強い負荷で運動できます。 トレーニングをする際は転倒や上半身のブレをなくすために、手すりを使用しましょう。 手術療法 変形性股関節症が進行し、薬物療法や運動療法で疼痛のコントロールが難しいときは、手術療法が検討される場合もあります。 初期の段階では骨同士がぶつからないように、骨の一部を切り取る術式が一般的です。 関節の変形が進んでいる進行期や末期は、人工股関節置換術という手術で擦り減った関節を人工関節に置き換えます。 術後は痛みが著しく緩和しますが、仕事に復帰するには、しっかりとリハビリを行う必要があります。 再生医療 再生医療は、痛みの緩和が見込めるだけでなく、擦り減った関節軟骨の修復も期待できます。 痛みを我慢しながら仕事を続けるのは大変なことです。 手術となると入院のために仕事を休む必要があり、術後も復帰までに時間がかかる可能性があります。 再生医療は患者さま自身の幹細胞を股関節に注入し、傷ついた軟骨の再生を促す治療法で、入院や手術が不要です。 変形性股関節症の痛みにお悩みの方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。 変形性股関節症で仕事を辞めても復職できる人の特徴 変形性股関節症で仕事を辞めても復職できる人は、以下の3つの特徴があります。 変形性股関節症は、股関節への負担が大きいと症状が悪化する恐れがあります。 症状が落ち着くまで安静にしていたり、治療期間が長引いたりしている場合は、股関節周辺の筋力が低下してちょっとした動作でも負荷がかかりやすくなってしまいます。 症状の程度に合わせて適切な治療を受け、無理のない範囲で仕事への復帰を目指すことが大切です。 復職後の業務内容が肉体労働ではない 変形性股関節症で仕事を辞めても、適切な治療を受け、復職後の業務内容が肉体労働でない場合は、仕事に復帰できる可能性が高いです。 座り仕事や事務仕事などのデスクワークであれば、変形性股関節症の症状が出現していても無理なく仕事を続けられるでしょう。 しかし、業務内容が肉体労働であっても職場復帰できないわけではありません。 肉体労働は股関節への負荷が大きいため、職場復帰する場合は変形性股関節症が悪化や再発しないように注意しながら仕事しましょう。 リハビリ期間が長く筋力もついている 変形性股関節症のリハビリ期間が長く、筋力もついている場合は、辞めていた仕事にも復帰できる可能性があります。 変形性股関節症のリハビリでは、仕事や日常生活での動きを想定して、股関節への負担が少ない動き方を練習します。 リハビリ期間が長ければ、日常生活動作で使用する部位の筋力を効率良く上げられ、復職した際も股関節への負担が少なく身体を動かせるでしょう。 再生医療による治療を受けている 変形性股関節症で仕事を辞めても、再生医療による治療を受けていれば、復職できる可能性があります。 再生医療は入院や手術を必要としない治療法で、治療期間の短縮を目指せるのがメリットです。 再生医療は手術の場合と異なり、長期間の入院がないため、早期の職場復帰が見込めます。 【まとめ】変形性股関節症で仕事を辞めても職場復帰できる 変形性股関節症で仕事を辞めても、職場復帰できる可能性はあります。 変形性股関節症は症状が進行するにつれ、関節が擦り減り痛みが増強する疾患です。 立ち仕事や重い物を持つ仕事に就いている方は、変形性股関節症の症状が悪化しやすいため注意が必要です。 「痛みがつらいけれど手術や入院のために休みがとれない」「手術は避けたい」という方は、痛みの緩和が期待できる再生医療を検討しましょう。 再生医療による治療は、身体への負担が少ないだけでなく、職場への早期復帰も見込めます。 変形性股関節症の治療に再生医療をお考えの方は、まずはお気軽に当院(リペアセルクリニック)までご相談ください。
2019.11.29 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症の看護については周囲の協力と共感が大切! 変形性股関節症の治療においても、家族や周囲の人の協力が不可欠です。そして、適切な看護が必要になります。そこで、変形性股関節症の治療における看護について解説します。 変形性股関節症という病気 変形性股関節症の患者さんを看護する際は、まずこの病気についての特徴を知ることが必要です。どのような病気であり、そのためにどのような行動で症状が悪化しやすいのかを知ることで、看護する際の注意点もわかってくるはずです。 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすりへってしまい、骨の変形を引き起こしてしまう病気です。股関節という名前が病名に含まれていることからも推測できると思いますが、腰や脚などに症状が現れやすい病気です。 往々にして現れやすい症状は「痛み」。加えて股関節周辺の痛みということもあって、歩行や脚に関する行動に少なからず悪影響を及ぼします。その影響により、日常生活や仕事においてさまざまな弊害をもたらすことになるでしょう。 病気を理解して周囲の協力を得ることが治療において重要 変形性股関節症という病気は、薬を使っても痛みを止めるというような効果しか期待できず、根本的な治療が望めません。また、一度変形してしまった骨は基本的に元の形に戻ることはありません。 症状は徐々に進行してしまうので、保存的治療として運動療法や薬物療法が行われ、痛みの緩和と進行防止に努めることになります。 看護者や家族に「たかが痛み程度で」と言われてしまうと、治療に対する本人のモチベーションにも悪影響となります。痛みの感じ方は人それぞれですし、痛みを感じているときは様々なことに不安になったり、心配になったりするものです。 ですから、変形性股関節症の治療においては、家族の共感・協力が必要ですし、場合によっては職場や地域の人の協力も必要です。 看護する立場にある人や職場の人は、できるだけ患者さんの股関節や脚の負担を軽減してあげてください。特に仕事では重いものを持ったり、段差の上り下りをするなど、股関節への負荷の大きなアクションも多々あると思います。 そうした仕事からはなるべく外れてもらい、負荷の少ない仕事を中心に行ってもらうなどの工夫が必要です。 まとめ・変形性股関節症の看護については周囲の協力と共感が大切! 変形性股関節症という病気は、痛みを伴う辛い病気ですし、一度なってしまうと治癒が難しいです。しかし、患者さん本人の努力はもちろんのこと、看護する立場の人、家族や職場の人たちの協力によって、症状の進行を遅らせることが可能です。 病気について理解し、患者さんの負担を少しでも取り除くことで治療を手助けしてあげてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
ヨガは体にいい運動として一般的に知られていますが、変形性股関節症を患っている方は注意が必要です。 ヨガは股関節に大きな負担がかかるポーズが多く、床に座る時間が長いため股関節に痛みがある方にはおすすめできません。変形性股関節症を改善するためには、症状に合わせた運動療法が必要です。 そこで本記事では、変形性股関節症の症状や正しい運動療法について解説します。運動療法で改善を図り、日常生活で注意すべきことを意識して、痛みと上手に付き合っていきましょう。 変形性股関節症にヨガが適さない理由 結論から述べると、変形性股関節症の方や脚の付け根に痛みを感じる場合、ヨガは基本的にNGです。 床に座る姿勢が続くことで、股関節に負担がかかります。股関節の痛みがあるのに我慢してヨガを行うと、症状が悪化する可能性が高いです。 変形性股関節症やその症状が疑われる方は、専門家の指導を受けてからヨガを行いましょう。 変形性股関節症とは 股関節は太ももの骨である大腿骨が骨盤にはまり込むようにできています。この股関節が変形してくると、大腿骨と骨盤の隙間が狭くなり、軟骨組織が硬くなります。 また症状が進行すると、関節の周囲に骨棘(こつきょく)とよばれるトゲのような骨組織が形成されたり、骨嚢胞(こつのうほう)とよばれる骨の空洞ができたりします。このように関節が変形すると、股関節の動きも狭くなってきます。 例えば、股関節を深く曲げる動作や、足を大きく外に開く動作ができなくなっていきます。最初の頃は立ち上がりや歩き出しの際に足の付け根に痛みが見られます。症状が進行してくると痛みも強くなり、場合によっては夜寝ていても痛みを感じるようになる人もいます。 対して、骨の変形により狭くなった可動域をヨガなどで無理に動かすことは、痛みをさらに増強させることになりかねません。また、変形性股関節症は女性に多い疾患です。女性の場合は生まれつき股関節のはまり込みが浅い人がいます。 一度変形をした関節は元の形には戻りませんので、関節への負担を軽減することが大事です。 変形性股関節症にはヨガ以外の運動療法が効果的 変形性股関節症とヨガの相性は良くありませんが、股関節や下肢をまったく動かさないことも問題です。 そのため、変形性股関節症の患者さんに対して治療の一環として「運動療法」が取り入れられることが多いです。 運動療法の目的は、股関節のリラックスによる股関節軟骨の健康維持と股関節の可動域の確保です。運動療法を適切な方法で継続すると、股関節を正しく動かせるため、筋力の維持にもつながります。 変形性股関節症の正しい運動療法 変形性股関節症の患者さんは、一体どのような運動が良いのでしょうか。 原則として担当医から指導された内容を実施することが重要ですが、股関節に過度な負担がかからない運動や継続が容易である運動が効果的です。股関節や下肢に負荷のかかる運動は、かえって変形性股関節症の症状を悪化させる可能性があります。 運動療法は根治的な治療とはなりませんが、症状の改善に役立つため継続が大切です。しかし、患者さんによっては継続が難しい場合もあるため、軽めかつ簡単に実施できる以下の運動をおすすめします。 他にも「水中運動」は負荷が少ないため、変形性股関節症の運動療法として適しています。 日常動作における改善方法 変形性股関節症は股関節の軟骨がすり減ることにより、痛みや運動の制限を引き起こします。 日常生活の中のさまざまなシーンで動きや姿勢に注意を払うと、痛みを軽減できたり、生活しやすくなったりします。 以下の方法を実践してください。 正しい姿勢を保つ 立つときや座るときに背筋を伸ばして肩を後ろに引く 座るときに工夫する 背もたれがある椅子にする、足は組まない 歩くときに工夫する ゆっくりと大きな歩幅で歩き、足を引きずらない 階段を使用する 1段ずつ足を上げる、手すりを使用する 荷物の保ち方を工夫する 重い荷物は肩に掛ける、両手で持つ 動作に気をつける 重いものを持ち上げる・しゃがむときは腰を丸めずに足に力を入れる 睡眠時の姿勢を意識する 背骨が自然なカーブを保つようにする、ゆっくりと寝返りをする 運転するときに配慮する 運転席の位置を調整して膝を曲げやすくする 変形性股関節症はヨガでなく適切な運動療法で改善しよう https://youtu.be/iPHLbIXjPNk?feature=shared 変形性股関節症における運動療法は効果的です。対して体に良さそうなイメージがあるヨガは、股関節への負荷が大きいことから変形性股関節症の治療法として適していません。逆に症状を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。 運動療法を取り入れる場合は、担当の医師から指導された内容を遵守して、継続的に行いましょう。調子が良いからと運動量を自分の判断で増やしても良くならないため、無理は禁物です。一度の運動量を増やすのではなく、決められた運動を毎日継続してください。 また、近年では変形性股関節症の再生医療が注目を集めています。リスクを抑えつつ高い治療効果が期待できる治療方法です。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症の痛み止めについて 変形性股関節症になると、股関節や脚に痛みが生じるようになります。初期の頃はストレッチをしたり、温めるなどの対処法で痛みが引くこともありますが、中期から末期になると痛みの症状も強くなってきます。 その強い痛みには「痛み止め」が有効ですが、どのような薬を使うのか、どのような効果があるのか知っておきたいですよね。そこで、変形性股関節症の痛み止めについて解説します。 変形性股関節症の薬物療法は根治治療ではない 変形性股関節症では「薬物療法」を選択することがありますが、ただし療法といえど、残念ながら使用される薬は「痛み止め」であり、病気を根本的に治療する薬ではありません。いわゆる「対症療法」であり、変形性股関節症によって発生する痛みに対して使用することになります。 変形性股関節症で使用する痛み止め 変形性股関節症で使用する痛み止めは「消炎鎮痛薬」が多いです。この薬は痛みを軽減させるだけではなく、発生している炎症を抑える作用があります。特に、変形性股関節症で激しい痛みが生じている場合には炎症を起こしている可能性があります。 「温熱療法」を実施して痛みが軽減しない、あるいは痛みが悪化した場合には、炎症を抑える薬を使用して痛みの改善を図ります。 痛み止めの服用の仕方について 基本的に、処方してくれた医師の指示に従って服用してください。痛み止めを服用し続けることは良くないと考え、痛みが落ち着けば自己判断で中断しても良いという医師もいます。 初期の変形性股関節症であれば、痛みも軽いことが多いので薬物療法の他に「運動療法」や「温熱療法」などを合わせた「保存的治療」でコントロールが可能なことが多いです。 しかし、変形性股関節症は加齢などの要素もあるため、次第に症状が悪化することが多いです。結果、症状が悪化すると既存の方法では十分に痛みをコントロールできないこともあります。 その場合には「手術治療」の実施が検討されます。手術法としては「骨切術」と「人工股関節置換術」の2種類に大別されます。 最近では人工股関節の技術が進歩し、寿命が長くなったことをうけて、若い世代での変形性股関節症に対しても痛みなどの症状次第で人工股関節への置き換えが積極的に検討されるようになりました。 まとめ・変形性股関節症の痛みに対する薬物療法について 変形性股関節症では、症状の進行を抑えるため、そして痛みを和らげるために保存的治療が選択され、その一環として痛み止めが処方されることが多いです。ただ薬物的には痛み止めであり、症状を治療していくものではありません。 服用にあたっては、医師の指示通りに服用し、痛みのコントロールをしましょう。どうしても痛み止めが十分に効かない場合には手術治療を検討することもできます。痛みを我慢せず、早めに担当医に相談してみてくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症の痛みに悩まされている方は多いです。この記事では、変形性股関節症の方がやってはいけないことを中心に紹介します。 これ以上股関節の痛みを悪化させないために、まずは「やってはいけないこと一覧」を押さえてください。症状の悪化を防ぐためには、日常的な動きを意識したり、生活スタイルを変えたりする必要があります。 手術をせずに変形性股関節症の痛みを改善したい方は、ぜひ参考にしてください。 変形性股関節症におけるやってはいけないこと一覧 変形性股関節症になったら、少しでも症状を悪化させないのが重要です。そのためには、変形性股関節症の症状が悪化するようなことを避けましょう。 ここでは変形性股関節症におけるやってはいけないことについて解説します。 1.股関節や脚に負担をかける 変形性股関節症の場合は、股関節や脚に負担をかけてはいけません。変形性股関節症は、股関節や脚に負担のかかる行動をすると悪化する可能性が高まります。 たとえば、重いものを抱えたまま階段を上り下りするなどです。仕事の都合上行う必要があっても、結果的に変形性股関節症を悪化させ、仕事や日常生活にさらに支障をきたす可能性があります。 家族や勤め先の人たちの理解と協力を得て、可能な限り日常生活から股関節等に負担のかかるアクションを減らしましょう。 2.高さ・サイズが合っていない杖や靴をそのまま使用する 変形性股関節症になったら、杖の購入や靴の見直しなどが必要です。症状に合わせて杖や靴を見直す・買いなおすことは費用負担の点でデメリットに感じるかもしれません。 しかし、股関節への負担をやわらげて痛みを緩和させるためにも、今までと同じものを使い続けるのはよくありません。身の丈にあった杖やサイズの合った靴を選び、使用しましょう。 3.体重のコントロールを怠る 体重の重い人は体重の分だけ股関節への負担がかかるといわれています。 姿勢や動作によっては体重の数倍の負荷がかかる可能性もあります。体重のコントロールは、変形性股関節症の治療を続ける上でとても重要です。 4.無理のある姿勢の維持 変形性膝関節症の場合、股関節に負担のかかる姿勢は避けましょう。たとえば、正座やあぐら、しゃがむ動作は股関節に負担がかかりやすい動作です。 日常生活で行う以下の動作を避けたり、動くときに注意したりするようにしましょう。 負担のかかる姿勢 改善方法 畳や床の上に座る 脚つきの椅子を利用 和式トイレを使う 便座付きトイレを利用 低い椅子で立ち座りを繰り返す 座った際に膝の角度が90度以下にならない椅子を利用 生活を和風から洋風に変えて、布団や和式トイレの使用を避ける意識が重要です。 5.ストレッチや筋力強化を怠る 変形性股関節症の治療では、股関節への負担を軽減して可動域を確保するために運動療法を実施します。しかし、変形性股関節症では痛みなどの症状もみられるため、体を動かしたくないケースも珍しくありません。 しかしストレッチなどで股関節を動かさないと関節の可動域が徐々に狭くなり、筋力低下を招いてしまいます。変形性股関節症の症状を悪化させる可能性があるため、無理のないレベルで運動療法の継続を心がけましょう。 やってはいけないことを未然に防ぐ方法 やってはいけないことを未然に防ぐには、股関節をひねる・しゃがむといった負担がかかりやすい動作が少ない生活スタイルに変えるのが重要です。具体的には、布団をベッドに変える、床に座らず椅子に座ることを意識しましょう。 一人暮らしであればすぐに対応できますが、一緒に暮らす家族がいる場合は周囲の理解が必要です。変形性股関節症の人がやってはいけないことをリストにして壁に貼っておくだけでも、自然と意識して生活できるようになります。 家族の声かけがあると、やってはいけない動作をグッと減らせます。 変形性股関節症の禁忌事項に関するよくある質問 よくある変形性股関節症の禁止事項に関しての質問に答えていきます。以下の内容を参考にして日常生活を送りましょう。 変形性股関節症の貧乏ゆすりはやってはいけない? 変形性股関節症でやってはいけないストレッチは? 変形性股関節症の貧乏ゆすりはやってはいけない? 貧乏ゆすりと似た動きのジグリングは、変形性股関節症の運動療法として取り入れられます。(文献1) つま先を床につけた状態で左右のかかとを小刻みに上下させて、かかとは床から2センチ程度上げます。関節に負担をかけることなく動かせる方法としておすすめです。 変形性股関節症でやってはいけないストレッチは? 関節に負担をかける可能性がある以下のストレッチは避けてください。 曲げ伸ばしや回転運動を伴うストレッチ 関節に負荷をかけるストレッチ(ダウンドッグストレッチなど) 長時間の動きが少ないストレッチ(立ったまま行う上半身のストレッチなど) 痛みを引き起こす可能性があるため、このようなストレッチや動きは適度に行う必要があります。(文献2) 変形性股関節症におけるやってはいけないことを厳守しよう 変形性股関節症の症状を悪化させないためには、やってはいけないことを知ることが大切です。その上で、股関節や脚・腰に負担のかかる動作をしないようにしましょう。 担当医師の指示や指導に沿って日常生活を送り、症状の悪化や異常が見られた場合は、早めに相談してください。手術をしないで治したいと考えている方は、再生医療も視野に入れて、治療法を検討しましょう。 当院では再生医療に関する相談を無料で受け付けているので、まずはメールでご相談ください。 参考文献 文献1^ R B Salter, et al.The biological effect of continuous passive motion on the healing of full-thickness defects in articular cartilage. An experimental investigation in the rabbit. J Bone Joint Surg Am, 62(8):1232-51. 1980 文献2^ Yoshimura M, Sasaki S, Iwasaki K et al : Occupational lifting is associated with hip osteoarthritis : a Japanese case-control study. J Rheumatol 2000 ; 27(2) : 434-40
2019.05.08 -
- 変形性股関節症
変形性股関節症を悪化させないために注意すべきこと 変形性股関節症の患者さんは、その症状をなるべく悪化させないようにすることが必要です。症状が進行してしまうと、日常生活に支障をきたすようになってしまうからです。そこで、変形性股関節症の患者さんが、その症状を悪化させないために注意したいことについて解説します。 ①激しい運動に注意 変形性股関節症の患者さんが注意すべきことの1つ目は、「激しい運動」です。 特に股関節や腰、脚に負荷のかかる運動は絶対に注意して欲しいことです。運動によって股関節への負担が大きくなると、変形性股関節症の症状を悪化させる大きな要因になってしまいます。 ただし、適切な運動療法を実施することは、変形性股関節症の治療において重要なアクションとなります。患者さんの症状を確認したうえで、担当の医師から適切な運動療法のやり方の指導があるので、その運動を行うようにしてください。 もし、医師から指導された運動であっても痛みを感じるという場合は、運動を中断し、さらに医師の指示を仰いでください。 ②痛みを我慢することに注意 2つ目のやってはいけないことは、「痛みを我慢する」ことです。 病気なのだから症状として痛みが出ることは仕方がない、股関節や脚に痛みがあっても我慢するしかないと考える人も少なくないでしょう。しかし、それは大きな間違いです。 変形性股関節症では、痛み止めによる薬物療法の選択肢もあります。対症療法として痛み止めを使用しながら運動療法も行うという場合もありますが、痛み止めで緩和できたとしても根本的な治癒には至りません。 運動のやり方は医師の指示通りに行い、痛み止めも適切に使ってください。そして、もし、辛い痛みが生じた場合は、その痛みを我慢したり自己判断で痛み止めの使用を増やすのではなく、担当の医師に相談して対処法を決めるようにしてください。 ③温熱療法で痛みを感じる場合に注意 変形性股関節症の患者さんのやってはいけないこと、3つ目は「温熱療法」に関することです。 変形性股関節症の痛みを緩和する方法として股関節周囲を温め、股関節周囲の血行を改善することで筋肉がほぐれ、痛みの緩和を目指す温熱療法があります。 しかし、痛みの原因が股関節や脚などの炎症である場合は、温熱療法を行うことによってさらに症状が悪化してしまう場合があります。 まとめ・変形性股関節症を悪化させないために注意すべきこと 変形性股関節症の症状は、患者さんの行動次第で急激に悪化してしまうことがあります。そうならないようにするために、「変形性股関節症の患者さんがやってはいけないこと」を知り、守ってください。そして、股関節や腰、脚などに異常を感じたら早目に医療機関を受診し、医師から適切な治療と今後のアドバイスを受けることが大切です。 https://youtu.be/Dlp-ggXtQp0?si=OIwewWgyD1eSE1mC ▶こちらの動画では変形性股関節症の再生医療について解説しております。ぜひご覧ください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらも併せてご参照ください
2019.05.08