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腰椎すべり症と診断されたとき、「この病気は自然に治るのか」「一生痛みと付き合わなければならないのか」と不安を抱えている方もいるのではないでしょうか? 結論からいえば、腰椎すべり症が自然に完治することはありませんが、医療機関で適切な治療を受けることで、症状の改善や生活の質の回復を目指すことは十分に可能です。 本記事では、腰椎すべり症の原因や症状、治療法、やってはいけない行動・生活習慣を解説します。 腰椎すべり症の改善に向けて「どんな治療があるのか」「日常生活で気をつけるべきことは何か」など理解するためにも、ぜひ参考にしてください。 また「できれば手術は避けたい」「手術のリスク・手術後の後遺症が不安」という方は、再生医療も選択肢の一つになります。 >>腰椎すべり症と類似症状に対する再生医療の症例はこちら 当院(リペアセルクリニック)では、腰椎すべり症による腰痛・しびれ・手術後の後遺症に対し、自己脂肪由来の幹細胞を活用した再生医療を提供しています。 自己由来の細胞を利用するため拒絶反応やアレルギーのリスクが低く、手術に比べて体への負担も少ないです。 当院(リペアセルクリニック)の治療法や実際の症例については、公式LINEでも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 【結論】腰椎すべり症は自然に完治することは難しいが、治療で症状改善は目指せる 結論からいえば、腰椎すべり症は自然に完治することはありません。 しかし、保存療法や手術など適切な治療を受けることで、症状を和らげ、日常生活の質を取り戻すことは可能です。 治療方法は症状の程度によって異なり、軽度であれば保存療法(薬・リハビリなど)で改善が期待できますが、重度の場合や保存療法で効果が見られない場合には手術が検討されます。 そのため、腰の痛みやしびれが気になる場合は、放置せず早めに医療機関を受診することが大切です。 なお、腰椎すべり症は発症する原因により、以下の2つに分類できます。 変性すべり症 加齢により椎骨の椎間板(クッション部分)の水分が失われ、薄くなることで椎骨がずれる疾患 分離すべり症 生まれつき脊椎の一部が不完全だったり、腰に負担がかかる運動(体操など)を繰り返したりして、脊椎の分離が起こる疾患 発症の原因は異なりますが、いずれも似たような症状が現れます。 また腰椎すべり症の特徴については、以下の動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。 https://youtu.be/hF14XAyVS0Y 主な原因・症状 腰椎すべり症が発症する主な原因は、以下のとおりです。 加齢による椎間板や関節の変性 腰に負担がかかる運動での疲労骨折 先天的に脊椎の一部が不完全 腰椎すべり症が発症すると、腰痛を中心とした症状が現れます。 また、さらに進行すると脊髄神経が圧迫され、以下のような症状が出るケースもあるので注意が必要です。 お尻や太もも、足にしびれ・痛みが生じる 筋力が低下する 長期間の歩行が困難になる 症状には個人差があり、初期段階では自覚がほとんどない場合もあります。 一方で、進行すると生活に支障をきたすレベルまで悪化することもあるため、早期の対応が重要です。 なお、腰椎すべり症の診断では、X線検査(レントゲン)やCTスキャン、MRIなどが用いて、椎骨のずれや神経圧迫の有無を確認します。 腰椎すべり症の治療法 腰椎すべり症の治療方法は、大きく以下の2つになります。 保存療法 手術療法 症状が軽度の場合、まずは保存療法から治療を始めるケースがほとんどです。 一方、症状が重度の場合や保存療法では改善が見られない場合は、手術療法が検討されます。 ここでは、それぞれの治療方法について詳しく解説します。 保存療法 保存療法とは、手術を行わずに症状の改善や緩和を目指す治療法(非外科的治療法)です。 腰椎すべり症では、まずこの保存療法から始めるのが一般的です。 安静にする 腰の負担が軽減され、症状の緩和につながることがある コルセットを併用する 腰部を固定することで、腰にかかる負担を軽減できる 鎮痛薬を服用する 非ステロイド性消炎鎮痛薬を処方されるのが一般的 ブロック注射を打つ 神経の根元にステロイド薬や局所麻酔薬を注入し、痛みを緩和 腰痛などの症状が落ち着いたら、腹筋や背筋のトレーニングやストレッチを取り入れ、進行を予防します。 症状が軽度の場合は保存療法から始まるのがほとんどで、多くのケースでは症状改善が期待できますが、効果が不十分な場合や症状が悪化する場合には手術が検討されます。 手術療法 腰椎すべり症では、痛みが強い場合や神経障害が見られる場合、また保存療法で十分な効果が得られない場合に手術療法が検討されます。 腰椎すべり症の手術は、以下のいずれかの方法で行われるのが一般的です。 脊椎の減圧術 椎間板や骨の一部を削り、神経の通り道を広げて圧迫を取り除く方法 腰椎の固定術 スクリューやボルトで腰椎を固定し、骨同士を結合させて安定性を高める方法 どの術式を選択するかは、症状の程度や骨の状態を医師が総合的に判断して決定します。 手術の成功率は高く、術後は10日間程度で退院できます。 その後、約2週間は自宅で静養し、術後約1カ月程度経過したら通勤・通学を再開できる例が多いです。 ただし、入院や静養の期間、通勤・通学の再開時期には個人差があります。 また、リハビリや再発防止策は継続して行う必要がある点に留意しましょう。 腰椎すべり症でやってはいけないこと https://youtu.be/pksY82jdKSE 腰椎すべり症の症状がある方は、以下の行動や生活習慣を避けることを心がけましょう。 激しいスポーツ 重い荷物を持つ 長時間の立位・座位 コルセットへの過度な依存 腰を大きく反らす動きや股関節に強い負荷をかける動作 これらはいずれも腰部に過度な負担を与え、症状を悪化させる要因となります。 特にコルセットは一時的に腰を安定させる効果がありますが、長期間にわたって過度に使用すると腰回りの筋力低下を招き、かえって症状を悪化させる恐れがあります。 また残念ながら、腰椎すべり症には「これをすれば防げる」という明確な予防法はありません。 しかし、「重い荷物は分けて運ぶ」や「定期的に作業姿勢を変える」など、腰を守る生活習慣を意識することで、発症や悪化のリスクを抑えることが可能です。 腰椎すべり症の症状改善には再生医療も選択肢の一つ 腰椎すべり症は自然に完治することはありませんが、医療機関で適切な治療を受ければ症状改善を目指せる疾患です。 しかし、保存療法で十分な効果が得られない方や、手術に抵抗がある方には、再生医療という新しい選択肢があります。 当院(リペアセルクリニック)では、腰椎すべり症による腰痛やしびれ、術後の後遺症に対して、自己脂肪由来の幹細胞を用いた再生医療をご提供しています。 幹細胞治療の詳細については以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs?feature=shared 「腰椎すべり症の症状を改善したい」「できるだけ手術を避けたい」という方は、当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。 治療法などについては、当院の公式LINEでも紹介していますので、ぜひご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.09.30 -
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ぎっくり腰とは、急に腰に激しい痛みが生じる「急性腰痛症」のことで、重いものを持った瞬間や中腰になったときに発症します。 多くの場合は数日から2週間程度で自然に回復しますが、場合によっては重篤な疾患が隠れている可能性があります。 「ぎっくり腰で病院に行っても意味がない」という話を聞いたことがあり、病院に行くべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。 しかし、実際には特定の症状がある場合は医療機関での適切な診断と治療が重要です。 この記事では、ぎっくり腰で病院に行くべき症状の目安と、医療機関で受けられる治療法について詳しく解説します。 ぎっくり腰でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックの公式LINEでは、神経損傷による腰痛を手術せずに改善が期待できる再生医療に関する情報を発信しています。 慢性的な腰痛や神経損傷に関する症例も紹介しているため、腰痛にお悩みの方はぜひ再生医療についてご確認ください。 ぎっくり腰で病院に行った方がいい症状の目安 ぎっくり腰になった場合、すべてのケースで病院受診が必要というわけではありません。 しかし、以下に該当する場合は、適切な診断と治療を受けることが重要です。 痛みが2週間以上続く場合 足腰にしびれや麻痺がある場合 発熱を伴う場合 高齢者の場合 これらの症状がある場合は、単なる筋肉の問題ではなく重篤な疾患が隠れている可能性があるため、迷わず医療機関を受診しましょう。 痛みが2週間以上続く場合 通常のぎっくり腰は2〜3日をピークに徐々に痛みが和らぎ、2週間程度で改善することが多いです。 しかし、痛みが2週間以上続く場合や繰り返しぎっくり腰になる場合は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疑いがあります。 椎間板ヘルニアとは、背骨の間でクッションの役割を果たす椎間板の中にある組織が外へ飛び出し、神経を圧迫して痛みやしびれが生じる疾患です。 脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経の通り道が狭まることで神経が圧迫され、腰や下半身の痛みやしびれが現れる疾患です。 これらの疾患に気づかずに放置すると、痛みが長引き、場合によっては手術が必要になるケースも考えられます。 痛みが続く場合は、放置せずに医療機関を受診しましょう。 足腰にしびれや麻痺がある場合 腰痛に加えて足にしびれや麻痺がある場合は、神経の圧迫が起きている可能性が高いです。 「足に力が入らない」「足を引きずるように歩く」「排尿や排便のコントロールが困難」といった症状は、治療が必要な場合があります。 これらの症状は「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」による神経圧迫の可能性があり、放置すると神経の損傷が進行するリスクがあります。 しびれ・麻痺の症状がある場合は、迷わず医療機関を受診しましょう。 発熱を伴う場合 ぎっくり腰に38度以上の発熱や全身のだるさが伴う場合は、単なる筋肉の問題ではなく感染症の可能性があります。 とくに注意が必要なのは「化膿性脊椎炎」という背骨の感染症です。 化膿性脊椎炎は、細菌が血液を介して脊椎に感染することで炎症を引き起こす疾患で、高齢者や糖尿病患者、免疫力が低下している方がかかりやすいといわれています。 この疾患は抗生物質治療が必要であり、放置すると脊髄損傷や敗血症などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。 体温が38度以上ある場合や、悪寒、食欲不振などの全身症状がある場合は、医療機関を受診してください。 高齢者の場合 高齢になると骨がもろくなる骨粗鬆症を発症している可能性が高く、ぎっくり腰と思っていたものが実は「圧迫骨折」であるケースがあります。 骨粗鬆症の方は、重いものを持ち上げた時やくしゃみをした時など、ちょっとした動作でも骨折することがあります。 圧迫骨折は2〜3カ月の治療で改善するケースが多いものの、適切な治療を受けずに放置すると、体力の低下や寝たきりのリスクが高まります。 高齢でぎっくり腰になった場合は、骨折の可能性も考えて受診することをおすすめします。 ぎっくり腰で病院の受診を控えてもいいケース 先述のとおり、すべてのぎっくり腰で病院受診が必要というわけではありません。 以下のような場合は、自宅での安静と様子観察で改善する可能性があります。 発症直後で痛みはあるものの、日常生活の基本動作ができる場合 数日で痛みが徐々に軽減している場合 発熱やしびれなどの神経症状がない場合 過去にも同様のぎっくり腰を経験し、自然に回復した経験がある場合 完全な安静は筋力や柔軟性の低下につながるため、動作によって痛くなりすぎない範囲で可能な日常生活を維持しましょう。 動けないほど痛みが強くなった場合は、迷わず医療機関を受診することが重要です。 ぎっくり腰で病院に行く前にできる対処法 https://youtu.be/O8m0F0dMWIk?si=uuxn7rFhkQBSLzJg ぎっくり腰になった際は、病院を受診する前に適切な応急処置を行うことで症状の悪化を防ぐことができます。 以下の2つの対処法を実践してみましょう。 無理に動かずに安静にする 患部をアイシングする これらの対処法は痛みを軽減し、炎症の拡大を抑える効果が期待できます。 無理に動かずに安静にする ぎっくり腰になった直後は、無理に動こうとせず、痛みが軽い体勢を見つけて安静にしてください。 横になる際は、仰向けになって膝の下にクッションや枕を入れたり、横向きになって背中を丸めたりすると痛みが和らぐことがあります。 立ち上がるときは、ゆっくりと時間をかけて体勢を変え、急な動作は避けましょう。 ただし、完全に動かない状態を長期間続けると筋力低下につながるため、可能な範囲で日常生活を維持することが大切です。 患部をアイシングする 発症直後の急性期には、患部をアイシングすることで炎症を抑える効果が期待できます。 氷をタオルで包んだものや保冷剤を患部に15〜20分程度当て、患部の炎症を抑えることで痛みの軽減につながります。 アイシングを行う際は、直接氷を肌に当てると凍傷のリスクがあるため、必ずタオルや布で包んでから使用してください。 発症から48〜72時間経過した後は、患部を温めることで血行を促進し、回復を早める効果が期待できます。 ぎっくり腰の治し方|病院で受けられる主な治療法 ぎっくり腰で医療機関を受診した場合、症状の程度や原因に応じてさまざまな治療が行われます。 主な治療法として以下の3つがあります。 装具療法|コルセットの装着 薬物療法|湿布や内服薬 リハビリテーション|下半身の筋力トレーニング これらの治療法を組み合わせることで、痛みの軽減と機能回復を図ります。 装具療法|コルセットの装着 ぎっくり腰の急性期には、腰回りの筋肉をサポートして身体を支えるコルセットの装着が効果的です。 コルセットには腰椎への負担軽減、不自然な動きの制限などの効果が期待できます。 「コルセットは筋力が下がる」という話もありますが、痛みが強い1〜2週間程度の使用であれば問題はありません。 ただし、長期間使い続けると筋力低下のリスクがあるため、医師の指示する期間を守って装着することが重要です。 薬物療法|湿布や内服薬 痛みを和らげ、炎症を抑える薬物療法は、ぎっくり腰で一般的な治療です。 主に非ステロイド性抗炎症薬の湿布や内服薬が処方されます。 ロキソニンやボルタレンなどの痛みを和らげる薬と、筋肉の緊張をほぐす筋弛緩剤を組み合わせて使用されることが多いです。 また、薬物療法で痛みが治まらない場合は、背中の神経に麻酔薬を注射する神経ブロック療法によって脳に痛みを伝える信号を遮断する治療が有効な場合もあります。 薬の効果や副作用には個人差があるため、医師の指示通りに服用しましょう。 リハビリテーション|下半身の筋力トレーニング 下半身の筋力は腰を支える重要な役割を果たし、適切な筋力トレーニングによってぎっくり腰の再発防止と機能回復が期待できます。 痛みが落ち着いた後は、医師の判断で理学療法士による専門的なリハビリテーションが開始されます。 具体的には、腹筋や背筋を強化する運動療法、腰や背中、太もものストレッチ、正しい姿勢や日常生活動作の指導などが行われます。 ただし、リハビリを始めるタイミングや行う内容は個人の症状によって異なるため、自己判断はせずに医師や理学療法士の指導に従いましょう。 ぎっくり腰の痛みが長引いている場合は病院に行くべき ぎっくり腰は多くの場合、適切な安静と対処によって2週間程度で改善するケースが多いです。 しかし、痛みが長引く場合は、「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」などの神経損傷が隠れている可能性があります。 これらの疾患による神経損傷がある場合、痛み止めや湿布による対症療法が中心となり、根本的な改善は困難なケースが多いです。 重症の場合は、神経の圧迫を取り除く手術療法が一般的な選択肢となります。 しかし、近年の医療では神経損傷そのものにアプローチする再生医療という治療法が注目されています。 再生医療は、患者さま自身の幹細胞や血液を用いて、損傷した神経の再生・修復を促す医療技術です。 手術を伴わないため身体への負担が少なく、入院も必要としません。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、腰椎ヘルニアの症状が改善された患者さまの症例を紹介しています。 https://youtu.be/GcUDE6GCblE?si=gMAanLZtlGS6KaAz 慢性的な腰痛や神経症状でお悩みの方は、再生医療専門クリニック「リペアセルクリニック」へご相談ください。
2025.09.30 -
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重いものを持ち上げたときやスポーツの途中など、いきなり腰が痛くなった場合、「腰の筋断裂」が疑われます。 腰の痛みを「ぎっくり腰」だと自己診断し、安静のみで対処する方もいらっしゃいますが、筋断裂には適切な治療が必要です。 腰の筋断裂を放置した場合、症状によっては手術が必要になるため、仕事や日常生活に支障をきたす恐れも。 本記事では、腰の筋断裂をチェックする方法や、症状に応じた治療方法などを詳しく解説します。 腰の痛みが慢性化している方や、通院のみで筋断裂を治したい方は、手術不要の治療方法も参考にしてみてください。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、すぐに腰の筋断裂を改善したい方に向けて、再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 最短で治療に進める無料相談を活用して、より早く日常生活へ復帰したい方はご確認ください。 腰の筋断裂とは? 腰の筋断裂とは、腰の筋肉に大きな力が加わり、負荷に耐えられなくなった筋繊維が切れてしまう症状です。 ぎっくり腰と混同しやすい症状ですが、腰の筋断裂は内出血などを引き起こすケースがあるため、以下の点について十分な理解が必要です。 痛みが発生したときの状況や、患部の状態は治療方法に影響します。 腰の筋断裂の特徴や原因、肉離れやぎっくり腰との違いは、以下を参考にしてみてください。 腰の筋断裂の特徴・原因 腰の筋断裂には特徴的な症状があり、以下のような原因が考えられます。 腰の筋断裂の特徴 ・強い痛み(急激に痛む) ・腰まわりの脱力感 ・患部の炎症 ・内出血による腫れ ・腰の可動域制限 ・腰の筋力低下 腰の筋断裂の原因 ・腰の筋肉の急激な伸長や収縮 ・疲労や冷え、加齢による筋肉の柔軟性の低下 ・運動不足 ・血行不良 腰の周辺には脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)や腰方形筋(ようほうけいきん)などがあり、過度な負荷によって断裂すると、強い痛みを引き起こします。 断裂した筋肉には力が入らないため、立ったり歩いたりするときに支えが必要になるケースも。 スポーツや重いものを持つ動作は筋断裂の主な原因ですが、疲労や運動不足などが影響する可能性もあります。 急激な動作も腰の筋断裂を引き起こす恐れがあるので、長時間のデスクワークを終えた後や、ベッドから立ちあがる際にも注意が必要です。 痛みが激しい場合は、筋繊維の完全断裂が考えられるため、必ず医療機関で治療を受けておきましょう。 筋断裂や肉離れ・ぎっくり腰の違い 腰の筋断裂や肉離れ、ぎっくり腰には以下の違いがあります。 症状 損傷部位 主な原因 腰の筋断裂 腰の筋肉(脊柱起立筋など) 筋肉の一部または全部の断裂 腰の肉離れ 腰の筋肉(脊柱起立筋など) 筋肉のわずかな損傷や部分断裂 ぎっくり腰 腰の筋肉や神経、関節など 筋断裂のほか、椎間板や関節、靭帯などの損傷 肉離れも筋繊維の断裂ですが、腰の筋断裂にくらべて重症度が低く、痛みは伴うものの、一般的には自力歩行できるレベルです。 ただし、患部が炎症を起こすと痛みが強くなるので、安静や冷却などの初期対応が必要です。 ぎっくり腰は複合的な原因で発生するため、腰の痛みだけではなく、足のしびれなどを引き起こす場合があります。 痛みの原因や初期対応がわからないときは、まず医療機関の診察を受けましょう。 腰の筋断裂の症状チェックリスト 腰が急に痛くなった場合、ぎっくり腰や肉離れも考えられます。 筋断裂かどうかを自分で判断したいときは、以下のチェックリストを活用してみましょう。 チェック項目 解説 急激な動作 久々のスポーツや重いものを持ち上げる動作など、腰に負担がかかっていたかどうか。 断裂音 筋繊維が切れると、「ブチッ」などの断裂音が聞こえる場合があります。 腰の痛み 患部を押したときや、特定の方向に動かしたときだけ痛い。 脱力感 腰に力が入らない。 腰の可動域 ひねりなどの動作に制限がかかる(無理に動かすと痛い)。 患部のへこみ 筋断裂で損傷した部分はへこむ場合があります。 患部の腫れ 内出血で皮膚が青紫色に腫れている。 安静時の症状 ズキズキとした痛みがある(熟睡できない)。 該当する項目が多い場合は、早めに医療機関の診察を受ける必要があります。 腰の筋断裂が重症化すると、強い痛みの慢性化や歩行困難などを引き起こすので、仕事や私生活に支障をきたす恐れも。 診察を受ける際には、痛みを感じたときの状況などを詳しく伝えておきましょう。 自宅でできるセルフケア 腰の筋断裂を防ぐためには、自宅でできるセルフケアをおすすめします。 筋肉の柔軟性を高めると、筋断裂が起きにくくなるので、以下のストレッチを実践してみましょう。 腰のストレッチ 手順 脊柱起立筋のストレッチ(ヒップロール) 1.仰向けに寝て両手を真横に広げる 2.両膝を立てる 3.肩を床に付けたまま、両脚を閉じた状態で左右のどちらかに倒す 4.20~30秒キープしたら膝を元の位置に戻し、反対側にも倒す 【ポイント】膝を倒すときはゆっくりと 大殿筋のストレッチ 1.椅子に座って片足を反対側の足の太ももに乗せる 2.膝を抱えて反対側の肩の方向に引き寄せる 3.10秒程度キープしたら、反対側の足も実践 【ポイント】背筋を伸ばしたまま大殿筋を伸ばす 太もものストレッチ 1.仰向けに寝て、片足を伸ばしたまま持ち上げる 2.伸ばした足の太ももを両手で抱え、ゆっくりと引き寄せる 3.20~30秒キープしたら反対側も実践 【ポイント】太ももの裏側が伸びる感覚を意識する 腰と背骨のストレッチ 1.四つん這いになる 2.息を吐きながら背中を丸める 3.息を吸いながら背中を反らせる 【ポイント】ゆっくりとした動作で10回程度繰り返す ハーフスクワット 1.立ったまま足を肩幅くらいに開く 2.股関節と膝を曲げながら、ゆっくりとお尻を下す 3.膝の角度が45度くらいになったら動きを止め、ゆっくりと元の位置に戻す 【ポイント】1セット5~10回、1日3セットが目安 筋断裂の発生直後は腰を安静に保ち、痛みが引いたらストレッチを開始します。 入浴後は筋肉が柔らかくなっており、ストレッチの効果がより高くなります。 急激なストレッチは腰を痛める可能性があるので、無理をせず、毎日少しずつ続けていきましょう。 医療機関に行くべきタイミングと診療の流れ 腰の筋断裂を初めて経験すると、医療機関に行くべきなのか、自宅で安静にするとよいのか、判断できない場合があります。 医療機関に行くべきタイミングや、診療の流れは以下を参考にしてみてください。 医療機関に行くべきタイミング ・腰から断裂音が聞こえた ・腰に力が入らない ・患部がへこんでいる ・患部が青紫色に腫れている ・患部が熱をもっている ・強い痛みで日常生活に支障をきたいしている ・支えがなければ立ち上がりや歩行が困難 ・痛みの原因がわからない 診療の流れ 1.医師による問診 2.患部の視診や触診 3.画像検査(エコーやMRIなど) 4.診断結果の説明 5.治療方針の決定 6.治療開始と回復状況のチェック 筋繊維の断裂は徐々に進行する場合があるため、痛みや脱力感が続くときは、早めに診療を受けましょう。 医療機関の診療では、まず問診によって痛みの発生状況を聴き取り、次に患部の腫れや内出血などをチェックします。 痛みの原因がわからないときや、筋断裂の重症化が考えられる場合は、エコーやMRIなどの画像検査を行うケースがあります。 レントゲンの画像では筋繊維の損傷がわからないので、医療機関を選ぶ際は、エコーやMRI検査ができるかどうかの確認が必要です。 治療方針は総合的に判断されるため、どの部分がどのように痛むのか、正確に伝えておきましょう。 腰の筋断裂の治療方法 腰の筋断裂が起きた場合、医療機関では以下のいずれかの治療方法を選択します。 薬物などの保存療法は軽度の筋断裂に効果的ですが、重症化している場合は手術の可能性も。 手術は入院を伴うケースが多いので、切らずに腰の筋断裂を治したい方は、再生医療を選択肢に入れてもよいでしょう。 治療方法の具体的な内容や、特徴などは以下を参考にしてみてください。 薬物・保存療法 腰の筋断裂が軽度や中程度だった場合、保存療法で治療するケースがあります。 保存療法の種類は以下のようになっており、主な目的は痛みの緩和や症状の悪化防止です。 保存療法の種類 具体的な治療内容 薬物療法 ・ステロイド注射により、患部の炎症や痛みを抑える ・筋肉弛緩薬を投与し、硬くなった筋肉を柔らかくする ・痛みが強いときは鎮痛剤も併用 装具療法 ・コルセットやサポーターで患部を固定し、治癒を促進させる ・患部の可動域を制限し、症状の悪化を防ぐ ・強力な固定が必要なときは金属製の装具を使用する場合も ステロイド注射は強い痛みを抑えられますが、骨や腱をもろくする可能性があるため、慎重な判断を求められます。 また、薬物療法では筋繊維を修復できないので、痛みが緩和されても、腰に負荷がかかると筋断裂が再発する恐れも。 装具療法はコルセットなどを装着し、腰の筋肉を固定するため、症状の悪化を防止できます。 ただし、長期間の装着は筋力低下につながりやすく、体幹に悪影響を及ぼす可能性もあります。 真夏に装具を装着すると、かぶれてしまう可能性があるため、肌が敏感な方は必ず医師に伝えておきましょう。 手術療法 腰の筋断裂を保存療法で改善できないときは、手術療法を用いる場合があります。 手術療法には以下の種類があり、主な目的は筋繊維の修復や、腰まわりの筋肉の安定化です。 手術療法の種類 具体的な治療内容 縫合術 断裂した筋肉や腱を縫い合わせる手術 移植術 他の部位の筋肉や腱を断裂部に移植する手術 固定術 椎間板や脊椎などを固定し、安定性を高くする手術 腰の筋肉が完全断裂していると、手術療法しか選択肢がないケースがあります。 手術は腰の機能を回復できますが、症状によっては1週間程度の入院が必要になるため、仕事や家事を休めない方には難しい選択です。 また、手術では筋力や柔軟性を改善できないので、スポーツなどを再開する場合は、筋力トレーニングやストレッチを続ける必要があります。 腰の筋断裂を手術で治すときは、体にかかる負担や、感染症のリスクなども考慮しておきましょう。 再生医療 腰の筋断裂を根本的に治したいときは、再生医療を選択肢に入れてみましょう。 再生医療とは、幹細胞を培養して患部に注射し、損傷した部分を修復する治療方法です。 手術や入院は必要ないので、仕事や家事を休めない方でも、腰の筋断裂の根本治療を目指せます。 また、再生医療には以下の特徴があり、筋断裂以外の治療にも活用されています。 再生医療は最新の医療技術になるため、治療を受けられる医療機関は限定されています。 手術を避けたい方や、より詳しい情報を知りたい方は、リペアセルクリニックにご相談ください。 リペアセルクリニックには再生医療に精通した医師が在籍しており、患者一人ひとりに応じた治療方針をご提案させていただきます。 腰の筋断裂は放置せず、適した処置を行うことが重要 腰の筋断裂が疑われる場合は、まず自宅でできるセルフケアを実践してみましょう。 痛みが引いたらストレッチを行い、筋肉や関節を柔らかくすると、筋断裂の再発を防止する効果があります。 痛みを我慢して仕事を続けるなど、腰の筋断裂を放置した場合は、歩行困難になる恐れがあるので要注意です。 一度切れてしまった筋繊維は自然治癒を期待できないので、症状が進行すると、「手術しか治療方法がない」といわれる可能性も。 腰に強い痛みがあるときは、必ず医療機関の診察を受け、適切な治療方法を提案してもらいましょう。 筋断裂の再発を防ぎ、元どおりの機能を取り戻したい方は、再生医療の検討もおすすめです。 リペアセルクリニックでは、初回のカウンセリングに1時間程度を確保しており、治療も予約制になっているため、待ち時間がありません。 医師とじっくり話し合い、自分に合った治療方法を選びたい方は、ぜひリペアセルクリニックにご相談ください。
2019.12.26 -
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椎間板ヘルニアは、保育士さんが発症しやすい疾患のひとつです。 椎間板ヘルニアが悪化すると、仕事中だけでなく日常生活にも影響を与えます。 本記事では、保育士が椎間板ヘルニアを発症しやすい原因について解説します。 おすすめの予防法や、椎間板ヘルニアに有効な治療法についてもお伝えします。 保育士の椎間板ヘルニアはなぜ多い?職業の特性と腰痛の原因 保育士が椎間板ヘルニアを発症する確率が高い理由は、主に2つあります。 抱っこ・おんぶ・中腰など腰に負担がかかる ストレスや疲労の蓄積も腰痛の一因に 保育士の椎間板ヘルニアの原因について、詳しく解説します。 抱っこ・おんぶ・中腰など腰に負担がかかる 保育士は、子どもを抱っこ・おんぶする、子どもの目線に合わせて中腰になるなど、腰に負荷をかける姿勢をとる機会が多いです。とくに、中腰は腰への負担が大きい姿勢です。 ほかにも、乳幼児のおむつ替えで中腰になる保育士も多いでしょう。 腰に負担がかかる動作を頻繁に行う保育士は、椎間板ヘルニアを発症するリスクが高まります。 抱っこやおんぶの機会を減らすことは難しいですが、正しい姿勢と動作で腰への負担は軽減可能です。 ストレスや疲労の蓄積も腰痛の一因に 腰への負担だけでなく、ストレスや疲労の蓄積も腰痛の原因になります。 保育士は少人数で数十人の子どもの世話をするため、身体的・精神的疲労が蓄積しやすい職業です。 疲労が蓄積しないよう、適度な休養を心掛けましょう。 ストレスの蓄積で身体に影響がある場合は、抗うつ剤や精神安定剤を処方されるケースがあります。 保育士におすすめの椎間板ヘルニアの予防法 保育士におすすめの椎間板ヘルニアの予防法を紹介します。 姿勢を改善する 子どもを抱き上げる・重い物を持つときの体の使い方を見直す 筋肉を鍛える 椎間板ヘルニアの予防法について、詳しく解説していきます。 姿勢を改善する パソコンでの作業をする機会も多い保育士ですが、その際に猫背にならないよう注意してください。 首が前に出る姿勢(クレーンネック)は椎間板ヘルニアや頚椎症の原因になります。また、姿勢が悪いとストレートネックになる可能性も高くなります。 首の曲がる角度に比例して頸椎にかかる負荷が増えていくので、背筋を伸ばして作業しましょう。 ディスプレイの位置が目線よりかなり下になってしまうケースがありますが、高さは水平より少し低い位置が望ましいです。 パソコンの長時間の利用は避けてください。パソコンを長時間使う場合は、ときどき肩や首のストレッチを行うと固まった筋肉がほぐれます。 反り腰や仙骨座りも腰に大きな負担がかかります。椅子に深く座り、背もたれにしっかり背中をつけて座りましょう。 子どもを抱き上げる・重い物を持つときの体の使い方を見直す 子どもを抱き上げる・重い物を持ち上げる際の体の使い方を見直し、椎間板ヘルニアを予防しましょう。 1.まっすぐに立ち、準備姿勢を作る 2.体のバランスを保ち重心を移動させる 3.下半身・お腹の力で持ち上げる 重い物を持ち上げるときは、はじめに両足を腰幅に開いてお腹に力を入れて構えます。背筋を伸ばしてゆっくりと重心を下げてください。 バランスをとりながらしゃがみ、荷物はできるだけ体の近くで持つことが大切です。荷物が体に近いと姿勢が安定しやすく、腰への負担も軽減されます。 荷物を持ち上げるときは、両足でしっかり立ち、下半身とお腹の力を使って立ち上がりましょう。 腰だけで持ち上げようとせず、お腹や下半身にしっかり力を入れて背筋を伸ばしたまま重心を持ち上げます。 急いで持ち上げると腰骨が反れたり、バランスを崩す原因となるので、ゆっくり立ち上がってください。 筋肉を鍛える 運動不足になると、腰の筋肉が衰えて椎間板への負担が大きくなります。 筋力トレーニングは、腰痛改善だけでなく予防にも効果的です。腰に負担がかからないトレーニングを紹介するので、ぜひ実践してください。 ドローイン 仰向けで膝を立てる 深く息を吸い、息を吐いてお腹をへこませた状態で保つ 1回5秒キープして10回繰り返す プランク うつ伏せで肘を立てる 身体が曲がらないように姿勢をまっすぐに保つ 20秒~30秒続ける バードドッグ 四つん這いの状態で対角の手足を伸ばす 片方10回ずつ行う 体幹を安定させる筋力トレーニングは、腰への負担が少ないため、椎間板ヘルニアのリハビリとしても行えます。 最初はあまり負担をかけないように短時間で行い、体調に応じて段階的に運動時間を延長していきましょう。 ヒップリフト 仰向けで膝を立てる お尻を締めながらゆっくり上げ下げする レッグプレス ジムのマシンで行う 足でプレートを押す 負荷は軽めで、ゆっくりと行う ウォールシット 壁にもたれながら行う 膝を90度に曲げた状態で静止する 20~30秒キープを3セット 腰への負担が小さい下半身の鍛えられるトレーニングです。 フォームが崩れると腰に負担がかかる可能性があるため、正しいフォームを意識してトレーニングしましょう。 ただし、これらのトレーニングで腰の痛みが増す場合は、すぐに中止して医師に相談してください。負荷をかけすぎると逆効果になるため、無理のない範囲で行うことが大切です。 椎間板ヘルニアに悩む保育士に有効な治療法 椎間板ヘルニアの治療法は、主に3つあります。 保存療法 手術療法 再生医療 保存療法では、ストレッチや筋力トレーニングなどの理学療法、鎮痛剤や筋弛緩剤などを利用した薬物療法などがあります。 また、姿勢や動作の改善、体重管理を行い、椎間板ヘルニアの再発を予防します。 保存療法で症状の改善が見られない場合や、日常生活に支障をきたしている場合は、手術療法が検討されます。 椎間板ヘルニアの手術は、背中を切開してヘルニアを摘出する方法や、薬剤を椎間板内に注入する方法などがあります。 手術を避けたい方は、再生医療という治療法もご検討ください。再生医療は患者さまご自身の幹細胞や血液を使うため、拒否反応のリスクが低い治療法です。 入院が不要なため、仕事への早期復帰が望めます。 【まとめ】保育士の椎間板ヘルニアは適切な治療と予防で退職を回避しよう 中腰やしゃがむ動作の多い保育士は、椎間板ヘルニアを発症しやすい職業のひとつです。 椎間板ヘルニアが悪化すると保育士の仕事に大きな影響を与えます。 日頃から腰の負担を減らす方法や筋力トレーニングを取り入れ、予防に努めることが重要です。 子どもを抱っこする際や重い物を持ち上げるときの体の使い方や、パソコン作業時の姿勢を改善しましょう。 もし椎間板ヘルニアと診断された場合でも、適切な治療を受けることで保育士を続けられる可能性は十分にあります。 保存療法の効果が感じられない方や手術に抵抗がある方には、再生医療という選択肢もあります。 https://youtu.be/5JqLxbYwLJ4?si=AvUHHT8GQzkTxezB >再生医療による椎間板ヘルニアの症例はこちら 再生医療について詳細は、当院「リペアセルクリニック」にお問い合わせください。
2019.11.25 -
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- 腰
「急に腰が痛くなったけど、これってぎっくり腰?それともヘルニア?」といった疑問を感じたことがある方は多いのではないでしょうか。 ぎっくり腰(急性腰痛症)も椎間板ヘルニアも、突然の腰の痛みを引き起こすため、症状だけで見分けるのは難しいことがあります。 しかし、実際には原因・痛みの出方・神経症状の有無・治療方針などに明確な違いがあり、適切な対応をとるためには見極めが重要です。 本記事では、ぎっくり腰と椎間板ヘルニアの違いについて、以下のポイントをわかりやすく解説します。 腰痛は日常生活に影響を与える症状ですが、適切な診断と治療により症状の改善と予防が可能です。 放置せずに適切に対処するためにも、ぜひ参考にしてください。 ぎっくり腰と椎間板ヘルニアの違い|原因・痛みの出方・治療法が異なる ぎっくり腰と椎間板ヘルニアの主な違いは、以下の通りです。 項目 ぎっくり腰 椎間板ヘルニア 原因 ・重いものを持ち上げた瞬間 ・急に体をひねったとき ・咳やくしゃみをしたとき ・長時間の同じ姿勢から急に動いたとき ・加齢による椎間板の変性 ・重い荷物を繰り返し持つ動作 ・長時間同じ姿勢 ・喫煙(椎間板の栄養が不足) ・運動不足・筋力低下 痛みの範囲 腰部のみ 腰~足にかけて 神経症状 なし あり(しびれ・筋力低下) 回復期間 1~2週間 数週間~数ヶ月 治療法 保存療法のみ 保存療法~手術療法 ぎっくり腰は、腰の筋肉・筋膜・靭帯・椎間関節まわりの組織が急激に損傷・炎症を起こすことで発症します。 一方、椎間板ヘルニアは椎間板の中心にあるゼリー状の髄核が、加齢や反復動作によるストレスで外に飛び出し、近くの神経を圧迫することが原因です。 ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの見分け方 ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの主な見分け方は、以下の通りです。 チェック項目 ぎっくり腰 椎間板ヘルニア 痛み 突然の痛み 急性・慢性どちらもあり 痛みの範囲 腰 腰だけでなく、お尻〜脚にかけて広がる 足のしびれ なし あり(坐骨神経痛) 筋力低下 なし あり 感覚異常 なし 足の皮膚の感覚鈍麻など 排尿・排便の異常 なし 重症例ではあり ぎっくり腰は、腰だけに強い痛みがあり、足の痛みやしびれが伴わない基本的には伴わない症状が多いです。 椎間板ヘルニアは腰の痛みに加えて、足のしびれ・感覚障害・筋力低下など神経症状が現れるのが特徴です。 腰の痛みやしびれがある場合、自己判断せず整形外科を受診し、MRIなどの検査で正確な診断を受けましょう。 ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの治療法の違い ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの治療法の違いは、以下の通りです。 ぎっくり腰 腰椎椎間板ヘルニア ぎっくり腰:保存療法 ぎっくり腰は、腰の筋肉や靭帯などが一時的に損傷・炎症を起こしている状態のため、多くの場合は手術などはせずに以下のような保存療法で様子を見ます。 消炎鎮痛薬(内服・外用):炎症と痛みを抑える コルセット:動作時の腰への負担を軽減 温熱療法や電気治療:血流を改善し、痛みを緩和 ストレッチや運動療法(回復期):筋肉の緊張を緩め、再発予防に効果的 痛みのピークは通常2~3日以内に収まり、1週間前後で日常生活に支障がない程度まで改善することがほとんどです。 また完全に元の状態に戻るには2~4週間かかることもあります。 痛みが1週間以上続く場合や、足のしびれ・感覚異常が現れた場合は、ぎっくり腰ではなく椎間板ヘルニアや他の疾患の可能性もあるため、整形外科を受診しましょう。 椎間板ヘルニア:保存療法+手術の可能性も 腰椎椎間板ヘルニアは、飛び出した椎間板の髄核が神経を圧迫し、腰痛や足のしびれを引き起こす疾患です。 多くの場合は、数週間から数ヶ月の保存療法によって自然に症状が治まる可能性があるため、まずは以下のような治療が行われます。 消炎鎮痛薬の内服・外用:痛みや炎症を抑える 神経ブロック注射:局所麻酔で神経痛を緩和 コルセット装着:腰への負担軽減 理学療法(リハビリ):ストレッチや体幹トレーニングで再発予防 日常生活指導:無理な姿勢や重い物の持ち上げを避ける 発症から6〜8週間程度が経過観察の目安とされており、徐々に痛みやしびれが軽減していくかを確認します。 保存療法で症状が改善しない場合や神経症状が強く現れている場合は、以下のような手術が選ばれます。 ヘルニア摘出術:突出した髄核を取り除く基本的な術式 内視鏡下ヘルニア摘出術:体への負担が少ない低侵襲手術として近年主流 椎間板置換術・固定術:再発予防や椎間不安定性の改善を目的とした手術 【まとめ】ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの違いを見極め、適切な対応を取ろう ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアは、どちらも急な腰痛を引き起こす疾患ですが、原因・症状・治療方針に明確な違いがあります。 比較項目 ぎっくり腰(急性腰痛症) 腰椎椎間板ヘルニア 原因 筋肉・靭帯などの損傷 椎間板が神経を圧迫 痛みの部位 腰部に限局 腰〜足にかけて広がる 神経症状 通常なし あり(しびれ・感覚障害など) 治療 保存療法で数日〜1週間 保存療法+場合により手術 【見極めのポイント】 ぎっくり腰の可能性:腰のみに強い痛みがあるが、足にしびれがない 椎間板ヘルニアの可能性:足のしびれ・感覚異常・筋力低下がある ぎっくり腰は比較的短期間で改善が期待できる一方で、椎間板ヘルニアは長引いたり、神経への影響が出たりするケースがあるため注意が必要です。 「できれば手術は避けたい」「再発を防ぎたい」という方は、再生医療という新しい選択肢もあります。 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、椎間板ヘルニアが改善した患者さまの症例を紹介しているため、参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=5JqLxbYwLJ4 また、その他に当院で行っている椎間板ヘルニアに対する再生医療の症例も紹介していますので、併せてご確認ください。 当院(リペアセルクリニック)では、PRPや幹細胞治療などに関する解説を定期的に配信していますので、症状に関する詳細を知りたい方はぜひ参考にしてください。
2019.11.23 -
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多くの看護師が悩む、椎間板ヘルニア。 長時間の立ち仕事や中腰での作業、移乗動作など、日常的な業務が腰に大きな負担をかけていることが原因です。 しかし適切な対策を行えば、椎間板ヘルニアの発症後も仕事を続けることは可能です。 この記事では、看護師が椎間板ヘルニアを発症しやすい理由や椎間板ヘルニアの予防策と改善策を解説します。 椎間板ヘルニアの予防方法・改善方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。 リペアセルクリニックの公式LINEでは、椎間板ヘルニアの改善が期待できる再生医療の症例を公開中です。 看護師で椎間板ヘルニアに悩まされている方は、ぜひ再生医療の詳細をご確認ください。 なぜ看護師は椎間板ヘルニアを発症しやすいのか? 看護師が椎間板ヘルニアを発症しやすい理由を、以下に分けて解説します。 立ち仕事・中腰・移乗動作が腰に大きな負担をかける理由 医療現場における姿勢のクセと職業病の関係 これらのリスクを理解することは、予防と対策を講じる第一歩です。 日々の業務を見直すきっかけとして、ぜひ参考にしてください。 立ち仕事・中腰・移乗動作が腰に大きな負担をかける理由 看護師は患者さんのケアにおいて、長時間の立ち仕事、前かがみでの体勢、そして患者さんの移乗など、腰に大きな負担がかかる動作を日常的に行います。 特に、中腰の姿勢は腰椎への圧力を増大させ、椎間板にかかる負荷が大きくなります。 また、患者さんの体格や状態によっては、予測不能な動きに対応しながら介助する必要があり、不自然な体勢での作業を強いられることも少なくありません。 さらに、不規則な勤務時間や夜勤によって十分な休息が取れないこと、慢性的な疲労、運動不足なども、体幹の筋力低下を招き、腰への負担を増加させる要因となります。 これらの複合的な要因が、椎間板ヘルニアを発症しやすい環境を作り出していると考えられます。 医療現場における姿勢のクセと職業病の関係 医療従事者は患者さんのケアや処置において、特定の姿勢を長時間維持することが多く、これが職業病の原因となることがあります。 特に看護師は患者さんの体を支えたり、移乗させたりすることが多いです。 この時腰をかがめたまま持ち上げると、腰に集中して負担がかかり、腰痛や椎間板ヘルニアに繋がります。 また点滴の準備やカルテの記入で、長時間前かがみの姿勢を続けることで、首や肩の筋肉が凝り固まり、肩こりや腱鞘炎といった症状が現れることもあります。 今すぐできる!看護師向け椎間板ヘルニアの予防法 看護師向けの椎間板ヘルニアの予防法は、以下の通りです。 正しい姿勢と動作の工夫 腰のサポート ストレッチと体幹トレーニング 患者さんの移乗や介助時は、腰をかがめるのではなく、膝をしっかり曲げて重心を落とし、体全体を使って持ち上げるように意識してください。 中腰での作業を避け、可能な限り低い姿勢での作業はしゃがむ、あるいは片膝をつくなどの工夫を取り入れることが重要です。 また業務中に腰への負担を感じる際は、適度な締め付け感のあるコルセットや腰痛ベルトで腰部を安定させるのも効果的です。 靴はクッション性が高く、足裏全体を支えるものを選び、足元からの衝撃を和らげることで、腰への負担を軽減できます。 さらに休憩時間や就寝前に腰や股関節周辺のストレッチで筋肉の柔軟性を保ち、プランクなどの体幹を鍛えるエクササイズを継続することで、腰を支えるインナーマッスルが強化されます。 これらの予防策を日常的に取り入れることで、椎間板ヘルニアのリスクの低減が期待できます。 椎間板ヘルニアを発症した看護師ができる改善策 椎間板ヘルニアを発症した看護師ができる改善策は、以下の通りです。 ストレッチ 体幹トレーニング 椎間板ヘルニアのリハビリは、痛みの程度や症状によって異なりますが、一般的には腰に負担をかけずに、体幹や下半身の筋肉を強化していくことが大切です。 具体的には、以下の腰に負担をかけないストレッチや、体幹体幹を安定させるための体幹トレーニングがおすすめです。 ストレッチ・トレーニング方法 具体的な内容 仰向けで両ひざを抱え込む ①仰向けに寝て、両膝を胸にゆっくり引き寄せ、両手で抱え込む ②腰の伸びを感じながら20〜30秒キープ 腰をひねる ①仰向けに寝て両膝を立て、両腕を広げる ②膝を揃えたままゆっくりと左右どちらかに倒し、顔は反対側を向く ③腰の側面が伸びるのを感じながら20〜30秒キープ ④反対側も同様に行う プランク ①うつ伏せで肘とつま先で体を支え、頭からかかとまでが一直線になるようにキープ ②お腹が落ちたりお尻が上がりすぎたりしないよう注意し、30秒〜1分程度キープ バードドッグ ①四つん這いの姿勢になり、手は肩の真下、膝は股関節の真下に置く ②お腹を軽く引き締め、ゆっくりと右腕と左足を同時に床と平行に伸ばす ③体がぐらつかないように安定させ、数秒キープしたらゆっくりと戻す ④反対側も同様に行う ヒップリフト ①仰向けに寝て膝を立て、足は肩幅に開く ②お腹を軽く引き締めながら、お尻をゆっくりと持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようにする ③お尻の筋肉を意識し、数秒キープしゆっくりと元の位置に戻す ただし自己判断で行わず、必ず医師や理学療法士の指導のもとで行ってください。 職場では患者さんの移乗動作を工夫する、腰痛ベルトを適切に活用する、ベッドの高さを調整するなど、腰への負担を軽減する対策を徹底しましょう。 また必要に応じて業務内容の見直しや一時的な負担軽減を相談し、治療に専念できる期間を設けることも重要です。 これらの対策を行うことで、症状の改善と仕事の両立を目指すことができます。 椎間板ヘルニアを発症した際の治療方法 椎間板ヘルニアを発症した際の治療方法は、以下の通りです。 治療方法 内容 保存療法 ・コルセットを装着して安静にする 薬物療法 ・鎮痛剤や筋弛緩薬を内服する 理学療法 ・ストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリをする 注射療法 ・痛みが強い場合に神経ブロック注射を打つ 手術療法 ・神経を圧迫している椎間板のヘルニア部分を摘出する 椎間板ヘルニアを発症した際の治療方法は、主に「保存療法」と「手術療法」に分けられます。 椎間板ヘルニアの治療法は、保存療法で痛みの緩和を目指し、改善が見られない場合は手術を検討するのが一般的です。 しかし、手術は身体への負担や長期のリハビリが必要となるリスクも伴います。 そこで、新しい選択肢として注目されているのが再生医療です。 リペアセルクリニックで採用している幹細胞を用いた再生医療は、手術をせずに自身の細胞の力で損傷した椎間板の修復を目指す治療法です。 この治療は従来の保存療法では効果がなかった方や、手術に抵抗がある方にとって新たな希望となる可能性があります。 以下では、実際に当院の幹細胞治療を受けた患者様の症例を紹介しています。 https://youtu.be/5JqLxbYwLJ4?si=AvUHHT8GQzkTxezB ご自身の症状や治療への希望に合わせて、再生医療という選択肢を一度検討してみませんか。 再生医療の詳細について知りたい方は、当院のメール相談・オンライン診療にてご相談ください。 椎間板ヘルニアを発症しても工夫をすれば向き合いながら働ける 椎間板ヘルニアを発症しても、看護師の仕事を辞める必要はありません。 適切な工夫と対策を講じることで、症状と向き合いながら働き続けることは十分に可能です。 正しい姿勢と腰のサポートが予防になる ストレッチと体幹トレーニングは予防・改善に繋がる 身体の負担が少ない椎間板ヘルニアの治療方法は再生医療 予防方法や改善方法を日々の業務に活かすことで、椎間板ヘルニアの悪化を防ぎ、仕事との両立が可能になります。 また再生医療は、手術に抵抗がある方にとって、身体への負担が少ない新しい選択肢です。 リペアセルクリニックでは、日帰り可能で再生医療を用いた根本的な治療を行っています。 >再生医療による椎間板ヘルニアの症例はこちら 身体に負担の少ない再生医療を希望される方は、当院のメール相談・オンライン診療にてご相談ください。
2019.11.21 -
- 腰
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坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアは、どちらも腰から足にかけての痛みやしびれを引き起こすため、混同されやすい疾患です。 坐骨神経痛は症状の名前であり、その原因となる疾患のひとつが腰椎椎間板ヘルニアとなっているため、定義そのものが異なります。 しかし「腰から足にかけて痛みやしびれがある」「坐骨神経痛と言われたけど、ヘルニアとは違うの?」といった、疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか? 本記事では、坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いを解説します。 また、坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアに効果的な治療法・再生医療についても紹介します。治療にお悩みの方は治療法を検討する際の参考にしてください。 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違い【見分け方を紹介】 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの主な違いは、以下の通りです。 坐骨神経痛 腰からお尻、足にかけてしびれや痛みが現れる病名 腰椎椎間板ヘルニア 椎間板が飛び出して、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす症状名 坐骨神経痛は神経の圧迫による「症状名」、腰椎椎間板ヘルニアはその原因となる「病名」になります。 つまり、ヘルニアによって神経が圧迫されることで、坐骨神経痛が生じるのです。 定義が異なるため正しく理解しておきましょう。 頸椎・腰椎椎間板ヘルニアの症状については、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 坐骨神経痛の原因となる代表的な疾患 坐骨神経痛の原因になる代表的な疾患は、主に以下の3つです。 腰椎椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 腰椎すべり症 3つの疾患について、症状などを詳しく紹介します。 腰椎椎間板ヘルニア 椎間板ヘルニアの症状は主に3つあります。 腰からお尻、太ももから足先までのしびれ・痛み 下肢に力が入りにくい 重い物を持った際の腰の痛み 腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にある椎間板が外にはみ出し、神経を圧迫してしまう疾患です。椎間板はクッションの役割を担っていますが、長年の負荷によって外側に飛び出てしまうケースがあります。 患者さまの年齢層は20代~50代と幅広く、加齢以外にも頻繁に重い物を持つ方や、同じ姿勢を長時間続ける方が発症しやすいと言われています。 脊柱管狭窄症 脊柱管狭窄症の症状は、主に3つです。 歩行時の足のしびれ・痛み 前かがみで楽になり、立っているときや歩行時に症状が悪化する 足の脱力感・冷感・感覚異常 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、背骨の中を通る神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することで痛みやしびれが起こる疾患です。 症状が進行すると歩行が困難になる、排尿に障害が出る場合があります。 腰椎すべり症 腰椎すべり症は、腰椎(腰の背骨)が本来あるべき位置から前方や後方にずれてしまう疾患です。 このズレによって脊柱管や神経根が圧迫されると、以下のような症状が現れることがあります。 お尻から太もも・足にかけての痛みやしびれ 長時間立っていると悪化するが、前かがみになると症状が軽減される 坐骨神経痛と同様に、腰椎すべり症でも神経が慢性的に圧迫されることで、痛みやしびれが片側の足に生じる可能性があります。 脊柱管狭窄症と腰椎すべり症は症状が似ているものの、発症の原因が異なります。 坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニアの治療法 坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニアには、主に5つの治療法が効果的です。 保存療法 薬物療法 ブロック療法 理学療法 手術療法 症状や個人の状況によって採用される治療法は異なります。 保存療法 腰椎椎間板ヘルニアが原因の坐骨神経痛に悩まされている場合、一般的には最初は保存療法が選択されます。 安静にする コルセットなどを装着する スポーツや腰に負担がかかる動作を避け、症状が軽くなるまで安静にしましょう。 また、良い姿勢を維持して、腰への負担を軽減させるために、コルセットを装着するケースがあります。 保存療法は、痛みやしびれを改善させることを目的としています。 薬物療法 薬物治療とは、痛みやしびれなどのつらい症状を軽減するために医薬品を用いる保存的な治療法です。 安静にしていても痛みが続く場合、日常生活の質が低下するため、症状の早期改善を目的に薬物治療が選択されます。 消炎鎮痛剤 筋弛緩剤 神経障害性疼痛治療薬 ビタミンB12製剤 薬の効果を見ながら、医師が処方量を調整します。 薬物療法は痛みの改善が目的なので、他の治療法と併用して行われる場合が多いです。 ブロック療法 ブロック治療とは、坐骨神経の周辺に局所麻酔薬を注射し、神経の興奮を抑えて痛みや炎症を和らげる治療法のひとつです。 神経の圧迫や過敏な状態を一時的に遮断することで、痛みの緩和と血行促進を図るのが主な目的です。 継続的にブロック療法を受けることで効果の持続期間が長くなるとされています。 理学療法 理学療法は、運動機能の維持・回復を目的とした保存療法の一種で、患部に物理的な刺激を与えることで痛みの緩和や機能改善を図る治療法です。 理学療法においては、以下のような治療が行われます。 運動療法(筋力トレーニングやストレッチなど) 温熱療法(ホットパック、入浴による血流促進) 電気療法(低周波治療器による神経刺激) 光線療法(赤外線による患部の加熱) 坐骨神経痛のリハビリでは、痛みが落ち着いてきた段階で腰椎周辺の筋力を強化し、再発を防ぐための運動を開始するのが一般的です。 治療は医師や理学療法士の指導のもとで進められ、患者の状態や症状に応じて異なるトレーニングが行われます。 無理のない範囲で継続して取り組むことで、坐骨神経痛の改善や再発予防につながります。 手術療法 坐骨神経痛が保存療法で改善しない・症状が進行している場合は、以下のような外科手術が検討されます。 内視鏡下腰椎椎間板摘出術(MED) 小さな切開から内視鏡を挿入し、ヘルニアを直接視認して切除 経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術(PELD) 皮膚に極小の穴を開け、内視鏡を使ってヘルニアを摘出する手術 内視鏡下椎弓切除術(MEL) 椎弓や肥厚した靭帯を内視鏡下で除去し、神経の圧迫を軽減 レーザー治療(PLDD) 椎間板内をレーザーで照射し、一部分を蒸発させて縮ませることで神経の圧迫を弱める 手術は、患者さまの症状や年齢に応じて適切な方法が検討されます。 腰椎椎間板ヘルニアが治らない場合、再生医療も選択肢のひとつ 腰椎椎間板ヘルニアが治らない場合の治療法の選択肢として、再生医療もあります。 再生医療は患者さまの幹細胞を利用して腰椎椎間板ヘルニアの症状改善を図ります。患者さまご自身の幹細胞を利用するため、拒否反応のリスクが低いのが特徴です。 また、再生医療は幹細胞を注射や点滴で患部に投与するため、手術・入院を伴いません。 従来の治療法で効果が感じられなかった方、手術を避けたい方は、再生医療をご検討ください。 当院の再生医療を受けた患者様の症例は以下の動画でも紹介していますので、ぜひご覧ください。 https://youtu.be/5JqLxbYwLJ4?si=4I5qKzlKsT_HhwzU >再生医療による椎間板ヘルニアの症例はこちら 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも、症例や治療法を紹介していますので、再生医療について詳しく知りたい方は併せてご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いについてのよくある質問 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いについて、患者さまからのよくある質問にお答えします。 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアは、完治するまでの期間はどれくらいかかる? おしりが痛いのはヘルニアの症状? 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの痛みでそれぞれやってはいけないことは? 坐骨神経痛やヘルニアになってしまった場合にやってはいけないことなどを解説します。 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアは、完治するまでの期間はそれぞれどれくらいかかる? 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアは、完治までの期間が異なります。完治するまで安静にし、医師の指示に従って治療を受けましょう。 症状の程度や年齢、生活習慣によって差がありますが、軽度の場合は1~2週間で自然に痛みが治まる場合もあります。 重度の場合は3カ月以上かかるケースもあるうえに、骨の変形などがあると症状が再発や慢性化の可能性もあるため、初期段階での治療開始が重要です。 多くは約3週間程度でヘルニアが吸収されてほぼ治ると言われていますが、症状の程度によっては1年以上かかる場合や手術が必要になるケースがあります。 症状が軽度でも、ヘルニアが飛び出た方向や大きさによって完治までの期間が異なる可能性があるので、治療期間については医師に相談してください。 おしりが痛いのはヘルニアの症状? おしりの痛みがヘルニアによるものかどうかは、症状や痛みの特徴によって判断できます。 おしりから足にかけてしびれや痛みが生じる場合は、腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。ほかにも、重い物を持ったときに痛みが生じるかどうか確認してください。 数日後にも痛みやしびれが残る、悪化する場合には、医療機関を受診して医師の治療を受けましょう。 坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの痛みでそれぞれやってはいけないこととは? 坐骨神経痛や腰椎椎間板ヘルニアの痛みがある間、やってはいけないことがあります。 坐骨神経痛 身体を冷やし過ぎない 重い物を持ち上げない 長時間座ったままにならない 過度なハムストリングスのストレッチを行わない 前かがみにならない 背骨を過度にねじらない やわらかすぎるマットレスは使用しない 太り過ぎない 腰椎椎間板ヘルニア 身体を温めないようにする 坐骨神経痛は、筋肉が固まるほか、神経を圧迫する可能性があるため、身体を冷やし過ぎないようにしましょう。 対して腰椎椎間板ヘルニアの痛みがある場合は、身体を温めると炎症が悪化して痛みが強くなるケースがあります。 【まとめ】坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニアの違いを理解して早めの診断・治療 ヘルニアは多くの場合、保存療法で完治が期待できます。 症状が重いケースや保存療法の効果が見られないケースには、手術療法が検討されます。 腰椎椎間板ヘルニアのほか、脊柱管狭窄症や腰椎すべり症も坐骨神経痛の原因になるため、腰やおしり、足に痛みやしびれが生じた場合は医療機関を受診しましょう。 腰椎椎間板ヘルニアにお悩みの方は、再生医療の選択肢もあります。 再生医療の症例について知りたい方は、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEをご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.11.19 -
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看護師という職種は日々のケアや患者対応において、中腰での処置や体位交換・移乗介助など、腰に大きな負担がかかる動作は避けられません。 そんな環境でヘルニアを発症した・慢性的な腰痛に悩まされているけど、でも仕事は続けたいという看護師の方も多いのではないでしょうか? 本記事では。、看護師がヘルニアを起こしてしまう要因や原因について解説しています。 「手術をしない選択肢も知っておきたい」「このまま働き続けたいけれど不安がある」という方は、ぜひ最後までご覧ください。 また慢性的な腰痛(ヘルニア)に悩んでいるけど、手術は避けたいという方は、再生医療も一つの選択肢になります。 >再生医療による椎間板ヘルニアの症例はこちら 治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEからも確認できますので、ぜひ併せてご覧ください。 看護師がヘルニアを起こしてしまう要因 看護師がヘルニアを起こしてしまう要因として、以下のようなものがあります。 中腰・抱え上げ動作が多い 交代制勤務・疲労蓄積によるリスク 看護師は日々の業務のなかで、腰に大きな負担がかかる場面が非常に多い職種です。 ぜひ参考にして、日常の動作に注意しましょう。 また看護師の腰痛予防法については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 中腰・抱え上げ動作が多い 以下のような中腰姿勢や抱きかかえる動作は、看護業務を行う上で避けられません。 体位変換・移乗 入浴・排泄介助 これらの動作では、腰椎(背骨の腰部分)に強い圧力が加わりやすく、椎間板に慢性的な負荷がかかるため、ヘルニアの原因になります。 特に不意に力を入れる場面(患者の急な体重移動など)では、腰を痛めるリスクが高まります。 交代制勤務・疲労蓄積によるリスク 夜勤や長時間の交代勤務は、体を十分に休める時間が確保しづらく、筋肉の疲労を蓄積させやすくなります。 疲労がたまった状態で業務をこなすことで、姿勢の乱れや筋力のバランス崩壊が起こりやすくなり、腰に過度な負担がかかるのです。 さらに、睡眠不足やストレスにより筋肉が硬直しやすい状態になることで、ヘルニアの発症リスクがより高まります。 看護師の離職リスクを高める腰痛の主な疾患 看護師が腰痛を引き起こす主な疾患は、以下の通りです。 急性腰痛症(ぎっくり腰) 椎間板ヘルニア ストレス 急性腰痛症(ぎっくり腰) 急性腰痛症(ぎっくり腰)は、無理な姿勢をとったり、重いものを持ち上げたりした際に突然発症する激しい腰痛です。 看護師の業務では、ベッド上でのオムツ交換や体位変換、排泄介助、患者の移乗など、中腰や前かがみなどの負担の大きい姿勢を頻繁に取らざるを得ない場面が多くあります。 また、予期せぬ動きに対応する場面も多く、腰に強い負荷がかかることから、ぎっくり腰を起こすリスクが高い職種といえるでしょう。 こうした身体的負担の蓄積や、ふとした瞬間の無理な動作が引き金となって、突然腰痛が起こることも少なくありません。 椎間板ヘルニア 人間の背骨は、椎骨(ついこつ)という24個の骨が積み重なって構成されており、それぞれの椎骨の間には椎間板というクッションの役割を果たす軟骨組織が存在します。 この椎間板が加齢や外力によって飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす状態が、いわゆる椎間板ヘルニアです。 腰痛だけでなく、肩こり・腕や脚のしびれ・筋力の低下など多彩な症状が現れることもあり、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。 看護師の業務では、腰に強い負担がかかる姿勢や動作が日常的に発生するため、椎間板に慢性的なダメージを与え、ヘルニアの発症リスクを高める要因となるのです。 看護師の腰痛(ヘルニア)を予防する方法 看護師の腰痛(ヘルニア)を予防する方法として、主に以下のようなものがあります。 サポーター/コルセットの使用 保存療法で効果が不十分な場合や、明確な神経症状(しびれ・筋力低下)があるケースでは、椎間板の一部を除去する手術が検討されることもあります。 近年では、これら従来の治療法に加えて、「再生医療」への注目も高まっています。 患者自身の幹細胞などを用いて損傷した組織の修復を促す治療法で、軟骨や椎間板の機能回復を目指すものです。 「手術には抵抗がある」「長期的な改善を目指したい」といった方にとって、選択肢の一つとされています。 腰痛の原因や生活背景は人によって異なるため、自分に合った治療法を選ぶことが何より重要です。 医師と相談しながら、負担を軽減できる方法を見つけていきましょう。 ヘルニアに悩む看護師が仕事を続けるためには再生医療という選択肢も 看護師の業務では、以下のように腰に負担のかかる動作が日常的に多く、慢性的に腰へ大きなストレスがかかりやすい環境でぎっくり腰(急性腰痛症)や椎間板ヘルニアなどを発症するケースも少なくありません。 体位変換・移乗 入浴・排泄介助 腰痛が慢性化したり、悪化したりすると、仕事の継続が困難になり、離職につながるリスクもあります。 腰に違和感や痛みを覚えた際には、決して放置せず、早めに整形外科などの専門医を受診することが大切です。 これまで腰痛の治療は、痛み止め・物理療法などの保存療法や、重症例に対する外科的手術が主流でした。 しかし近年では、手術に代わる新たなアプローチとして患者自身の細胞(幹細胞など)を用いて、損傷した組織の修復を促す再生医療も期待されています。 実際に当院の再生医療を受けた患者様の症例は以下の動画でも紹介していますので、併せてご確認ください。 https://youtu.be/GcUDE6GCblE?si=5DVlv2xk28Ssw05X 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでは、再生医療による腰痛(ヘルニア)治療の症例や具体的な治療法について詳しくご紹介しています。 「看護師の仕事は続けたいけれど、慢性的な腰痛に悩んでいる」という方は、ぜひ一度ご覧いただき、今後の選択肢の一つとして参考にしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.11.10 -
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椎間板ヘルニアと診断され、動けないほどの激痛やしびれに襲われると、「この先ずっとこの痛みと付き合っていくのか」「一生治らないのではないか」と強い不安を抱いてしまう方は少なくありません。 しかし、椎間板ヘルニアは決して一生治らない病気ではありません。 人間の身体に備わっている免疫機能や自然治癒力によって、適切な対処を続ければ、多くの場合で症状は少しずつ改善へと向かいます。 本記事では、椎間板ヘルニアがどのようなメカニズムで治るのか、回復までの経過、再発を防ぐための方法について詳しく解説しています。 椎間板ヘルニアの治療法についても紹介していますので、ぜひ参考にして椎間板ヘルニアに対する不安を解消しましょう。 椎間板ヘルニアは「一生治らない病気」ではない 椎間板ヘルニアは重症化すると激しい痛みを伴いますが、決して一生治らない病気ではありません。 回復に向けて知っておくべきポイントは、以下の2つです。 多くは3〜6カ月で軽快する場合がある 一生治らないと誤解される理由 以下では、ヘルニアの自然治癒のメカニズムや、なぜ治らないと誤解されやすいのかについて詳しく解説します。 多くは3〜6カ月で軽快する場合がある 飛び出したヘルニア組織は、「自然退縮(しぜんたいしゅく)」という現象によって自然に小さくなっていきます。 人間の身体に備わっている免疫機能によって、飛び出したヘルニア組織を異物とみなして少しずつ分解・吸収してくれるためです。 この働きにより、発症から3〜6カ月ほど経過すると、多くの場合で炎症が落ち着き、痛みが和らいでいくケースがあります。 つまり、強い痛みがある期間を薬やリハビリテーションで乗り切れば、手術をせずに症状が改善する可能性も十分にあります。 一生治らないと誤解される理由 時間の経過とともに回復する疾患であるにもかかわらず、「椎間板ヘルニアは一生治らない」と誤解されやすいのには理由があります。 一生治らないと誤解されるのには、以下のような理由が挙げられます。 神経の炎症が慢性化し、痛みやしびれが治りにくい 重度の椎間板ヘルニアで保存療法による自然治癒が見込めない 姿勢や日常動作の癖が改善しておらず、再発しやすい 神経の圧迫が長期間続いて慢性化すると、ヘルニア自体が縮小しても痛みやしびれなどの症状が改善しにくい状態になります。 また、症状が改善した後に、姿勢や日常動作の癖が改善されていないと、再び負荷が蓄積され、再発してしまうことがあります。 椎間板ヘルニアの発症から回復するまでの経過 椎間板ヘルニアの発症から回復までの道のりは、時間の経過とともに症状の度合いが大きく変化していくのが特徴です。 回復までの大まかな経過は、以下の3つの期間に分けられます。 急性期(発症〜数週間):激しい痛みやしびれがピークに達する時期 亜急性期(数週間〜数カ月):炎症が落ち着き、痛みが徐々に和らぎ始める時期 慢性期・回復期(3〜6カ月以降):症状が軽快し、日常生活へ復帰できる時期 発症直後の急性期は神経の炎症が最も強く、動けないほどの激しい痛みに襲われることも少なくありません。 しかし、前述のとおり、時間の経過とともに体内の免疫細胞によって、飛び出したヘルニア組織が少しずつ吸収されるため、徐々に症状は落ち着いていきます。 数カ月が経過する頃には、多くの方が手術をせずに日常生活を不自由なく送れるレベルまで改善します。 ただし、痛みが引いたからといって急に患部へ負担をかけると再発する恐れがあるため、慎重に活動量を増やしていくことが大切です。 椎間板ヘルニアの治療法 椎間板ヘルニアの治療法としては、以下の方法があります。 保存療法 手術療法 再生医療 自身の症状に合った治療法を見つけるためにも、ぜひ参考にしてください。 保存療法 椎間板ヘルニアと診断された場合、多くのケースではまず以下のような保存療法から治療を開始します。 薬物療法(消炎鎮痛薬・筋弛緩薬・神経障害性疼痛治療薬など) ブロック注射(神経の炎症を鎮める) 理学療法(ストレッチ・筋力トレーニング・電気治療) 日常生活指導(姿勢改善・体重管理・腰への負担軽減) 適切な保存療法を継続することで、約70〜80%の症例は3カ月以内に症状が自然に回復するとされており、この治療で経過を見ることが基本になります。 手術療法 保存療法を3カ月以上続けても改善が見られない場合や、以下のような神経症状が強く出ているケースでは、手術が検討されます。 足の筋力が低下している 排尿・排便のコントロールが効かない 強いしびれ・痛みが日常生活に支障をきたしている 主な手術方法には以下のようなものがあります 手術法 特徴 ヘルニア摘出術 ・飛び出した椎間板(髄核)を除去して神経の圧迫を取り除く ・一般的な手術法 内視鏡手術(MEDなど) ・小さな切開からカメラと器具を挿入し、最小限の侵襲でヘルニアを摘出 ・回復が早く傷も小さい 脊椎固定術 ・不安定な脊椎を金属のインプラントなどで固定 ・再発防止が目的 保存療法の効果や症状の推移を見ながら、整形外科専門医と相談のうえ、タイミングと方法を慎重に判断することが大切です。 再生医療(PRP療法・幹細胞治療) 近年では、手術に抵抗がある方や保存療法でも改善が見られない方に向けて、以下のような治療を行う「再生医療」という選択肢も注目されています。 PRP療法(多血小板血漿療法) 幹細胞治療 PRP療法は自身の血液から成分を抽出し、患部に注入することで組織の自然修復を促す治療法で、炎症を抑えて痛みの軽減が期待されます。 また幹細胞治療は、脂肪や骨髄などから採取した幹細胞を培養・投与することで、傷んだ椎間板や神経組織の修復を促します。 これらの治療は入院不要で受けられるため、「できれば手術を避けたい」「慢性化する前に改善を目指したい」という方にとって、選択肢の一つになります。 当院で行っている椎間板ヘルニアに対する再生医療の症例も紹介していますので、併せてご確認ください。 再生医療における治療法については、以下からも確認できますので、ぜひ参考にしてください。 椎間板ヘルニアの再発を防ぐには生活習慣の見直しが重要 椎間板ヘルニアは、治療によって一度症状が改善しても再発しやすい疾患です。 再発を防ぐには、日常生活で以下の点に注意しましょう。 デスクワークでは1時間に1回は立ち上がる 荷物を持つときは「腰」ではなく「膝」を使う 軽い筋トレやストレッチを習慣化する 体重管理と禁煙を意識する また同じ姿勢が続く仕事や、体への負荷がかかる動作が多い方は注意が必要です。 無理のない範囲で生活習慣を整えることで、長期的に症状と上手に付き合っていくことが可能です。 椎間板ヘルニアは治る!適切な治療と再発予防に努めよう 椎間板ヘルニアの多くは、手術を行わずに自然治癒するケースも多く、発症から約3〜6カ月程度で症状が落ち着くのが一般的です。 しかし、すべてが自然に治るわけではないため、以下のような違和感があった場合、早めに医療機関を受診しましょう。 腰から足にかけてしびれや鋭い痛みがある 長時間座っていると痛みが増す 片足に力が入りにくい 排尿・排便のコントロールに違和感がある 症状が数週間たっても改善しない 「椎間板ヘルニアは一生治らない」と思い込まずに、正しい知識を持って病気と向き合うことが大切です。 また慢性的なヘルニアによる腰痛や手術は避けたいという方は、「再生医療」による治療も選択肢の一つとして検討しましょう。 自己組織を活用して患部の修復を促すため、入院不要・低負担での改善が期待できる治療法として注目されています。 以下の動画では、当院で実際に再生医療の治療を受け、椎間板ヘルニアが改善した患者さまの症例を紹介しているため、参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=5JqLxbYwLJ4 再生医療の治療法について知りたい方は、当院リペアセルクリニックの公式LINEからでも確認できますので、併せてご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.11.07 -
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介護の現場では利用者の体を支えた瞬間や前かがみでの移乗・体位変換、重い物を持ち上げたときなど、ふとした動作の中で椎間板ヘルニアを発症してしまうケースも少なくありません。 そんな方の中には、「椎間板ヘルニアを発症してしまったけれど、また介護の現場に戻れるだろうか」「体を使う仕事だから、復職しても再発が心配」と不安を抱えている方もいるでしょう。 しかし、適切な治療とリハビリを経て、職場と連携しながら復帰の準備を整えれば、介護の現場に無理なく戻ることは可能です。 本記事では、椎間板ヘルニアから介護職に復帰するまでの流れを解説しています。 介護職へ復帰する際に注意すべきポイントなども紹介していますので、ぜひ参考にして再発を防ぎながら、長く介護の仕事を続けましょう。 椎間板ヘルニアから介護職に復帰するまでの流れ 椎間板ヘルニアから介護職に復帰するまでの一般的な流れは、以下の通りです。 ①治療 ②リハビリテーションの開始 ③復職 発症初期は保存療法が中心となり、鎮痛薬などの内服に加え、コルセットの使用や必要に応じて神経ブロック注射などが行われます。 通常は1〜3カ月ほどで痛みやしびれが軽減されるケースが多いですが、改善が見られない・神経障害が強い場合は、ヘルニア摘出術などの手術が検討されます。 症状が安定してきた段階でリハビリを開始し、介護業務に欠かせない移乗介助や中腰姿勢など、腰に負荷がかかる動作に対応できる身体機能の回復を目指した訓練に取り組みます。 症状が安定し医師の許可が出た後は職場復帰の段階に入りますが、いきなり元の勤務形態に戻るのは再発のリスクがあるため、段階的な復帰が望まれます。 椎間板ヘルニアから介護職へ復帰する際に注意すべきポイント 椎間板ヘルニアから介護職へ復帰する際に注意すべきポイントは、以下の通りです。 腰に負担をかけない方法で介助を行う コルセットを活用する 不安がある場合は、職場の上司や産業医と連携しながら、徐々に業務量を調整することも検討しましょう。 腰に負担をかけない方法で介助を行う 介護職に復帰する際は、日常業務でいかに腰への負担を減らすかが再発予防のポイントになります。 移乗や体位変換といった動作では、姿勢や力の使い方を誤ると腰部に過剰な負担がかかりやすいため注意が必要です。 膝を曲げて腰を落とす姿勢を意識し、腰を丸めない だけで支えようとせず、下半身の筋肉を活用する 引き寄せるように介助することで負荷を分散 反動を使わない また、利用者ができる範囲で自力で動けるようサポートすることも、介助者の負担軽減に効果的です。 必要に応じて、スライディングボードや電動リフトなどの福祉用具を活用しましょう。 コルセットを活用する 介護職への復職を目指す上で、以下のような効果が期待できるコルセットの活用は腰への負担を軽減する有効な手段です。 過度な前屈やひねりを抑制 腰椎への圧力を分散し、筋肉の緊張を緩和 不意の動作時に痛みの再発や悪化を防止 中腰や持ち上げ動作が多い介護現場において、コルセットは腰椎の安定性を保ち、急な動作による再発リスクを抑えることができます。 長時間立ち仕事が続く日や、腰への負担が大きい移乗介助・入浴介助などの作業時に活用するのがおすすめです。 椎間板ヘルニアの再発を防ぐためにできること 椎間板ヘルニアの再発を防ぐためにできることは、以下の通りです。 ストレッチ・体幹トレーニングの習慣化 休憩・シフト調整で負担を軽減する 手術を検討する 椎間板ヘルニアは、適切なケアを怠ると再発しやすい疾患です。 できることから一つずつ取り入れて、再発しにくい身体づくりを目指しましょう。 ストレッチ・体幹トレーニングの習慣化 椎間板ヘルニアの再発予防には、腰まわりの筋力を高め、柔軟性を保つことが重要です。 腰に負担をかけない程度に、以下のようなトレーニングも取り入れてみましょう。 種類 効果 おすすめの運動 体幹トレーニング ・腰を支える筋力を強化 ・負担を軽減 ・ドローイン ・プランク ・バードドッグ 下半身トレーニング 下半身を鍛えて腰の負担を分散 ・ヒップリフト ・レッグプレス ・ウォールシット また筋肉が硬くなると腰への負担が増し、ヘルニアの再発リスクが高まるので、以下のストレッチを習慣的に取り入れましょう。 ハムストリングストレッチ(太もも裏を伸ばす) キャット&カウ(背中を丸めたり反らせたりする動作) これらは腰回りの緊張をほぐし、血流を改善して回復を促進する効果が期待できます。 ただし、重すぎる負荷や誤ったフォームはかえって腰を悪化させる可能性があるので、無理のない範囲から始めましょう。 休憩・シフト調整で負担を軽減する 椎間板ヘルニアから復帰した介護職の方にとって、勤務時間や業務内容を見直すことも再発リスクを下げるために欠かせない対策の一つです。 復職直後は、体が以前のように動かない・再発する可能性もあるため、以下のように無理なく働ける環境づくりが重要です。 短時間勤務からスタートし、体調に応じて徐々に勤務時間を延ばす 日中にこまめな休憩時間を確保し、腰部への負担が蓄積しないようにする また、座る・立つ・移動するなど、同じ姿勢を長時間続けないことも大切です。 職場の理解を得ながら、自分の症状や体調に合わせてシフト調整を行うことで、長期的に安定して働き続けることが可能になります。 復帰は3〜6週間ほどかかる可能性がありますので、医師や職場と相談しながら焦らずに復職を目指しましょう。 手術を検討する 保存療法やリハビリを続けても症状の改善がみられない場合、椎間板ヘルニアに対する手術療法が検討されます。 椎間板ヘルニアの代表的な手術法と、おおよその入院期間は以下の通りです。 手術名 入院期間の目安 PED法(経皮的髄核摘出術) 数日〜1週間程度 MED法(内視鏡下椎間板摘出術) 4〜7日間程度 LOVE法 2週間程度 脊椎固定術 1〜2週間程度 レーザー手術(PLDD) 1〜2日程度 ただし、すべての患者に手術が適しているわけではなく、年齢や体力、椎間板の状態、仕事への復帰時期などを踏まえ、主治医と相談のうえで慎重に判断することが重要です。 なお、入院や後遺症が心配な方は、手術を伴わない治療法の再生医療も選択肢の一つです。 詳しい治療法については、再生医療を専門とする当院「リペアセルクリニック」にお気軽にお問い合わせください。 【まとめ】椎間板ヘルニアから介護職への復帰は可能!再生医療も選択肢の一つ 椎間板ヘルニアを発症しても、適切な治療とリハビリを行い、職場と連携を取りながら段階的に復帰することで、介護職に戻ることは十分可能です。 再発リスクを抑えるためには、以下のようなポイントを意識しましょう。 腰に負担をかけない介助動作を身につける コルセットや福祉用具を上手に活用する ストレッチや体幹トレーニングを習慣化し、筋力と柔軟性を維持する 無理のないシフト調整や勤務形態を職場と相談する 症状が重い場合は手術の選択肢も検討する また、入院やメスを使う手術に抵抗がある方にとっては、再生医療という選択肢もあります。 幹細胞や血液成分を用いた治療は、身体への負担が少なく、再発予防も期待できます。 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、椎間板ヘルニアが改善した患者さまの症例を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。 https://www.youtube.com/watch?v=5JqLxbYwLJ4 その他に当院で行っている椎間板ヘルニアに対する再生医療の症例は、こちらから確認いただけます。 当院の公式LINEでも再生医療の詳細について解説していますので、「手術は避けたい」「復職に向けて整えたい」とお悩みの方は、併せて参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.11.03 -
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腰の疲労骨折は放置や誤った対処をすると症状が悪化し、長期の痛みや慢性化につながるリスクがある疾患です。 また「腰の違和感が取れない」「スポーツや仕事で無理をしすぎたかも」と不調を感じながらも「動けるから大丈夫」と我慢していませんか? 腰の疲労骨折は初期段階では自覚症状が少なく、単なる疲れと見過ごされやすいため、やってはいけない行動を取ってしまう人も少なくありません。 本記事では、腰の疲労骨折を悪化させないために注意すべき行動や、正しい対処法について解説します。 日常生活やスポーツへの早期復帰を目指すためにも、ぜひ参考にしてください。 腰の疲労骨折(腰椎分離症)でやってはいけないこと【5選】 腰の疲労骨折(腰椎分離症)でやってはいけない・避けたい行動は、以下の通りです。 激しいスポーツをする 自己流のストレッチやマッサージを行う 重量物を持ち上げる 同じ姿勢を長時間続ける 痛みを我慢する 無理な動きは症状を悪化させる原因となりますので、ぜひ参考にしていただき、これらの行動は避けましょう。 激しいスポーツをする 腰椎分離症はジャンプや腰を反らしたり、ひねったりする動作を繰り返すことで腰椎の一部に過度なストレスがかかり、骨にひびが入ってしまう状態です。 以下のような運動・スポーツは負担が大きいため基本的には避けましょう。 サッカーやバレーボールなどのジャンプ・着地を繰り返す競技 野球やテニスなどの腰をひねる動作が多いスポーツ 長時間体幹を酷使するトレーニング 発症後も運動を継続すると骨の亀裂が進行し、自然治癒が困難になる可能性が高まります。 医師から運動再開の許可が出るまでは、安静期間をしっかりと守り、治療に専念しましょう。 自己流のストレッチやマッサージを行う 腰椎分離症が疑われる時は、以下のようなマッサージやストレッチは避けましょう。 腰の痛む箇所を強くもみほぐす 体を反らす・ひねるなどのストレッチをする 疲労骨折部は炎症を起こしているため、外部からの刺激で炎症が悪化し、痛みが強まる可能性があります。 痛いからといって自己流で対処せず、必ず専門医の診断と指示に従い、適切な治療とリハビリを進めていきましょう。 重量物を持ち上げる 以下のような、重いものを持ち上げる動作や、腰に負担のかかる動作も避けましょう。 重たい荷物や家具の持ち上げ・運搬 買い物袋やバッグなどの左右どちらかに偏った荷重 中腰や前かがみ姿勢での長時間作業や掃除 物を持ち上げる際には、体幹に大きな負荷がかかり、腰椎(腰の骨)の後方部分に強いストレスがかかります。 疲労骨折を起こしている状態でこのような動作を行うと、骨のひび割れが進行したり、骨癒合(骨がくっつくこと)が妨げられたりして、慢性化する恐れがあります。 症状が落ち着くまでは、荷物の持ち運びは他の人にお願いする・カートなどの道具を活用することが重要です。 同じ姿勢を長時間続ける 腰椎分離症の回復期に一定の姿勢を続けることで特定の筋肉や関節、椎間関節に偏った負担がかかり、痛みの悪化や血流不良を引き起こす可能性があります。 以下のような姿勢には注意しましょう。 座りっぱなしのデスクワークや長時間の勉強 長時間の前かがみ姿勢 寝たきりで体位変換をほとんど行わない状態 腰部周囲の筋肉が緊張してしまうため、30〜60分ごとに軽く体を動かす、座る際は骨盤を立てて背筋を伸ばすなど、正しい姿勢を保って一定の姿勢を避ける意識を持ちましょう。 痛みを我慢する 痛みを感じているにも関わらず我慢して運動や作業を続ける行為は、回復を妨げて症状を深刻化させる原因になります。 初期の疲労骨折を放置して悪化してしまうと、完全に骨折したり、骨がくっつかなくなったり(偽関節)する可能性があります。 痛みを知らせる体のサインを決して軽視せず、まずは十分な安静を確保し、専門医の適切な診断のもとで治療に専念しましょう。 腰の疲労骨折(腰椎分離症)の主な治療法 腰の疲労骨折(腰椎分離症)の治療法は、進行度や日常生活への影響に応じて「保存療法」と「手術療法」があります。 保存療法 手術療法 以下でそれぞれの治療法について詳しく確認していきましょう。 保存療法 保存療法は、装具(コルセット)による患部の固定とスポーツ活動の休止によって、ひびが入った骨の自然な癒合を促すことを目的としています。 具体的なアプローチとして、以下の取り組みを並行して行います。 装具(コルセット)による固定 運動の休止(安静期間の確保) リハビリテーションの導入 痛み止めの服用 骨が癒合するまでには時間がかかるため、焦らずに専門医の指示に従って安静期間を確保することが治癒への近道といえます。 手術療法 手術療法は、数カ月の保存療法でも痛みが改善しない場合や、神経が圧迫されて足のしびれが出た際に選択される治療法です。 骨が完全に分離して日常生活への支障が大きいケースにおいて、痛みの元を取り除くために検討されます。 手術の主な目的や術式には、以下のようなものが挙げられます。 腰椎分離部修復術:分離した骨同士を直接スクリューなどでつなぎ合わせ、早期の骨癒合を目指す 腰椎固定術:金属製の器具を用いて背骨を固定し、神経の通り道を広げる 神経除圧術:神経に触れている骨や組織の一部を削り取り、足のしびれや痛みを解消する 手術の流れやリスクについて医師と相談を重ね、体への負担や術後のリハビリ期間も考慮したうえで、慎重に方針を決定しましょう。 腰の疲労骨折(腰椎分離症)の再発を予防する対策 腰の疲労骨折(腰椎分離症)の再発を予防するには、腰椎へ過度な負担をかけない体づくりと日々の習慣の見直しを取り入れましょう。 具体的な対策として、以下の3つについて解説します。 適度な運動習慣を身につける 正しい姿勢を意識する 定期的に医療機関を受診する 以下で、それぞれの対策について詳しく見ていきましょう。 適度な運動習慣を身につける 腰の疲労骨折(腰椎分離症)の再発予防には、腰を支える体幹の筋力強化と股関節周辺の柔軟性を高める運動を日常に取り入れることが重要です。 腹筋や背筋を鍛えることで、それらが腰椎を安定させる天然のコルセットとして働き、太もも裏などを柔らかく保つことで過剰な反りを防ぐ効果が期待できます。 激しいスポーツへ復帰する際も、これらの基礎的なストレッチなどの運動習慣を身につけることがケガをしにくい体づくりにつながります。 正しい姿勢を意識する 日々の生活の中で背骨の自然なS字カーブを保つ姿勢を意識することが、腰椎にかかる過剰な圧力を避けることにつながります。 椅子に座る際は骨盤を立てて背筋を伸ばし、立つ際は両足へ均等に体重を乗せるなど、腰へ負担を集中させない姿勢を意識しましょう。 重い物を持ち上げる時は膝を曲げて腰を落とし、作業の合間にこまめに体勢を変えて筋肉の緊張をリセットするアプローチも再発防止に役立ちます。 定期的に医療機関を受診する 腰の疲労骨折(腰椎分離症)の痛みが完全に引いた後も定期的に医療機関で診察を受けることが重要です。 自覚症状のない微細な骨の変化を発見し、再発を食い止める確率を高められます。 画像診断で癒合状態を確認し、理学療法士から現在の体に合ったリハビリテーションの指導を受けましょう。 少しでも違和感を覚えた段階ですぐに相談し、早めに運動量を調整する判断が長期的にスポーツや日常生活を楽しむためのポイントです。 腰の疲労骨折でやってはいけないことを守って症状悪化を防ごう 腰の疲労骨折(腰椎分離症)の痛みを我慢して無理をすると、症状や痛みが悪化し、骨が癒合せず慢性腰痛へ移行してしまうリスクがあります。 具体的には、以下のような行動は避けましょう。 激しいスポーツをする 自己流のストレッチやマッサージを行う 重量物を持ち上げる 同じ姿勢を長時間続ける 痛みを我慢する また、初期の段階であれば骨癒合の可能性も十分ありますが、症状が悪化(慢性化)すると手術が必要になるケースがあります。 腰の疲労骨折(腰椎分離症)の慢性的な腰痛にお悩みの方は、「再生医療」による治療もご検討ください。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。
2019.09.11 -
- 腰
脊柱管狭窄症の手術を終えた後、「いつ日常生活に戻れるのか」と不安に思う方もいるでしょう。 術後のリハビリや生活によって、回復のスピードや再発リスクが異なります。 本記事では、脊柱管狭窄症の手術後の生活の注意点や、リハビリテーションの期間について解説します。 手術後の一刻も早い復帰を目指したい方は、ぜひ最後までご覧ください。 また、脊柱管狭窄症を手術せずに治したいという方は、先端医療の一つである再生医療も選択肢になります。 再生医療は、損傷した神経にアプローチする治療で、手術せずに脊柱管狭窄症の根本的な改善が期待できます。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、脊柱管狭窄症に対する再生医療の治療法や症例を配信しているため、併せてご覧ください。 脊柱管狭窄症の手術後の生活におけるポイント 脊柱管狭窄症の手術後は、いくつかポイントがあります。 コルセットの装着 正しい姿勢の徹底 適度な運動の継続 脊柱管狭窄症の手術後は、腰に負担をかけないように心がけましょう。 コルセットの装着 脊柱管狭窄症の手術後は、手術した部位を保護するほか、腰への負担軽減などの目的でコルセットを装着します。 とくに、手術で腰椎を固定した場合は、骨がくっつくまで腰椎への負担を避けるために、固めのコルセットを装着するのが一般的です。 装着する期間には個人差がありますが、目安として3カ月ほどでコルセットを外す許可が出るケースが多いです。 しかし、コルセットを長期間装着していると筋力低下のリスクがあるため、筋力維持のリハビリテーションを行うことも重要です。 正しい姿勢の徹底 脊柱管狭窄症の手術後の背骨は安定していないため、日常生活では正しい姿勢を意識しましょう。 とくに注意したい場面と動作は、以下のとおりです。 項目 腰に負担をかけない動作 腰に負担がかかる動作 物を拾う 膝を曲げて、腰を落として拾う 膝を曲げずに前屈みの状態で拾う 起き上がる 横向きになり、腕や肘を使って起き上がる 腹筋を使い、勢いよく起き上がる 椅子に座る 背筋を伸ばして、深く腰をかける 浅く腰をかけて、背中が丸まってしまう 猫背や腰を曲げる動作は、腰椎に負担がかかるため、座っているときの姿勢は、背筋を伸ばすことを意識してください。 重い物を持つ、腰をひねる動作も避けましょう。 適度な運動の継続 脊柱管狭窄症の手術後は、腰に負担をかけない程度の運動を継続することが重要です。 手術直後はベッドの上での運動から始めて、徐々に強度を上げていきます。 運動をする際も、ゴルフなどの腰をひねるスポーツは避けましょう。 リハビリを続けて腰の筋力を回復させ、社会復帰を目指します。 完全な回復には時間がかかるため、根気強く運動を続けることが大切です。 脊柱管狭窄症の手術後・退院後の生活における注意点 脊柱管狭窄症の手術・退院後の生活における注意点は、主に3つあります。 腰への負担を避ける コルセットが破損、汚染したら医療機関に知らせる 手術・退院後に痛みがある場合は主治医に知らせる 腰に負担をかける動作や姿勢は避けるようにしましょう。 また、術後に装着しているコルセットが破損したり、汚れたりした場合は、医療機関に知らせてください 腰の痛みが続く場合は、主治医に相談しましょう。 脊柱管狭窄症の手術後のリハビリ期間と仕事復帰までの経過 脊柱管狭窄症の術後のリハビリ期間と仕事復帰までの期間は、主治医と相談しながら決めましょう。 本章では、目安となる期間について解説します。 リハビリの役割と期間 仕事復帰はいつできる? 体力や回復状況を考えながらリハビリテーションを行い、仕事復帰を目指すことが大切です。 リハビリの役割と期間 脊柱管狭窄症の手術後のリハビリ期間は、以下のとおりです。 術後早期(入院中) 1~3週間 回復期(退院後) 3カ月程度 維持期 3カ月以降 術後1~2週間程度のリハビリは、基本的な動作訓練を行い、体力回復や筋力を向上させましょう。 退院後は、入院で落ちた体力と筋力を回復させ、社会復帰を目指します。 3カ月を過ぎたら、趣味やスポーツへの復帰を目指したリハビリを行います。 退院した直後は極端に運動量を増やさず、徐々に動く量を増やしましょう。 仕事復帰はいつできる? 仕事への復帰は、仕事の内容によって異なります。 デスクワーク 2~3週間程度 肉体労働 2カ月以上 肉体労働は2カ月以上かかる可能性があり、重い物を扱う仕事の場合は3カ月以上かかるケースもあります。 復帰後は、長時間同じ姿勢をとることを避けるほか、こまめに休憩をとり、ストレッチで身体をほぐしましょう。 脊柱管狭窄症の手術後の生活に関してよくある質問 脊柱管狭窄症の手術後の生活について、患者さまからよくある質問に答えていきます。 脊柱管狭窄症の手術後は歩ける? 脊柱管狭窄症のリハビリ期間はどのくらい? 脊柱管狭窄症の手術後に性行為はできる? 脊柱管狭窄症の手術後の生活についての疑問を解消しますので、ぜひ参考にしてください。 脊柱管狭窄症の手術後は歩ける? 脊柱管狭窄症の手術後は、2~3日で歩行練習が開始されます。歩行器を使って病室内を歩く練習から始まり、距離を伸ばして独力で歩けるようにリハビリを行います。 患者さまの回復状況によって独力で歩けるようになる期間は異なりますが、1週間程度で支障なく歩けるようになる患者さまが多いです。 車の運転は、手術後1~2週間程度で可能になる可能性があります。 脊柱管狭窄症のリハビリ期間はどのくらい? リハビリ期間は患者さまの回復状態や体力によって異なりますが、入院中に1~3週間、退院後は3カ月ほどかかります。 コルセットは、退院後3カ月ほどで外せるようになるケースが多いです。 リハビリは医師と相談のうえ、無理のない範囲で行いましょう。 脊柱管狭窄症の手術後に性行為はできる? 性行為は腰に大きな負担がかかるため、手術後しばらく避けましょう。 再開する場合は医師に相談のうえ、腰に痛みが生じないか様子を見ながら行ってください。 腰をひねる動作などは控え、違和感や痛みがある場合は控えた方がいいでしょう。 脊柱管狭窄症を手術せずに治すなら再生医療も選択肢のひとつ 脊柱管狭窄症の手術・退院後は、コルセットを装着し、腰に負担をかけない姿勢を意識することが大切です。 仕事に復帰できるまでの期間は仕事内容によって異なりますが、デスクワークが中心の場合は3週間程度、肉体労働の場合は3カ月からが目安となります。 また、「脊柱管狭窄症を早く治したい」「手術せずに治療したい」という方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さま自身の幹細胞や血液を採取・培養して治療を行うため、拒否反応やアレルギーなどの副作用リスクが少ないのが特徴です。 当院リペアセルクリニックでは、脊柱管狭窄症に対する治療として再生医療を行っています。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、脊柱管狭窄症の症状が改善された患者さまの症例を紹介しています。 https://youtu.be/3yN5q8_ATpc?si=9aMbUiXijxMbohND 脊柱管狭窄症の手術を避けたい方は、当院リペアセルクリニックへご相談ください。
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