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膝のヒアルロン酸注射とは|リスクや腫れについて解説

公開日: 2019.12.29
更新日: 2025.04.28

膝の痛みや違和感に悩む方は多く、歩行や階段の上り下りといった日常動作が膝に負担をかけている場合があります。

そのような負担による膝の痛みに対して、代表的な治療方法の一つにヒアルロン酸注射が挙げられます。

本記事では、ヒアルロン酸注射のメリット・デメリットや具体的なリスクについて解説します。ヒアルロン酸注射による治療を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むとわかること
  • 膝へのヒアルロン酸注射の治療内容
  • 膝にヒアルロン酸注射をするメリット・デメリット
  • 低リスクな治療法
  • 再生医療について

膝へのヒアルロン酸注射はどのような治療?

ヒアルロン酸注射は、膝関節の痛みや炎症を緩和するために行われる治療法です。

関節内の滑液成分であるヒアルロン酸の注入により、関節の動きを滑らかにし、摩擦を軽減します。注射のみで完結するため、身体への負担が少ない点が特徴です。

ただし、ヒアルロン酸注射の効果は一時的であり、根本的な治療ではありません。

膝にヒアルロン酸を注射するメリット

膝にヒアルロン酸を注射する治療には、下記のメリットがあります。

  • 注射のみの治療で身体的負担が低い
  • 治療時間が短い
  • 膝の痛みを緩和して炎症の抑制につながる
  • 軟骨の破壊を予防できる

ヒアルロン酸注射は、手術を必要としない点が大きなメリットです。膝の痛みの軽減が期待できるため、日常生活における影響が少なくなります。

【腫れる?】膝にヒアルロン酸を注射するデメリット

膝にヒアルロン酸を注射する治療には、下記のデメリットがあります。

  • 注射による効果は一時的でしかない
  • 複数回の注射が必要になる
  • 注射後に激しい運動をすると腫れる可能性がある
  • 喫煙は控える必要がある

膝にヒアルロン酸注射をした直後に激しい運動をすると、腫れる可能性があります。また、細菌感染による化膿性関節炎を起こすリスクを内包しています。

もし、ヒアルロン酸注射の後に膝関節全体が腫れる、熱を持っている、痛みがひどくなるといった症状がみられた場合は医療機関を受診しましょう。

ただし、通常の場合でもヒアルロン酸注射をした部分が数日間腫れるケースもあります。腫れの原因が必ずしも感染症ではないことを覚えておきましょう。

膝のヒアルロン酸注射に関するよくある質問

この項目では、膝のヒアルロン酸注射に関するよくある質問を紹介します。

よくある質問内容
  • 膝におけるヒアルロン酸注射の料金相場は?
  • 膝にヒアルロン酸を打ち続けるとどうなるの?

膝におけるヒアルロン酸注射の料金相場は?

ヒアルロン酸注射の料金相場は、片膝1回3,000円ほどです。そのほかに初診料やレントゲン費用などを合わせて6,000円前後かかります。

治療に際して、ヒアルロン酸注射を数週間にわたって複数回打つ場合は、合計で1万円から2万円ほどかかります。

膝にヒアルロン酸を打ち続けるとどうなるの?

注射を打ち続けると必然的に少なからず感染症のリスクが高まります。

また、ヒアルロン酸注射は膝の痛みを緩和する効果がありますが、症状が進行すると次第に痛みに効きにくくなってきます。

痛みを緩和できなくなってきたらほかの治療法を検討しましょう。

膝のヒアルロン酸注射に伴うリスクを回避するなら再生医療がおすすめ!

ヒアルロン酸注射は、膝の痛みや腫れに対する効果が期待できる治療法です。また、外科的な手術よりも1回の治療時間が短く、体への負担が少ないメリットがあります。

一方で、ヒアルロン酸注射には膝の腫れや細菌感染のリスクが伴います。また、ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、何度も注射をしなくてはなりません。

対して、自身の脂肪から採取した幹細胞を膝関節に注入し、損傷した軟骨や靭帯の修復を目指す再生医療が近年注目を集めています。ヒアルロン酸注射と同様に治療期間が短く、副作用やアレルギーのリスクも少ないため、おすすめの低リスクな治療法です。

膝の腫れや痛みにお悩みの方は、治療法の一つとして再生医療を検討してみましょう。

膝の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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