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冷えていないのに手足が冷たいのはなぜ?神経障害など考えられる原因と対処法を解説

冷えていないのに手足が冷たいのはなぜ?神経障害など考えられる原因と対処法を解説
公開日: 2026.02.27

「手足が冷えているわけでもないのに、なぜか冷たく感じる」「暖かい部屋にいるのに指先がジンジンする」といった症状にお悩みではありませんか?

実際に冷えていないのに冷たく感じる場合は、末梢神経の異常・自律神経の乱れ・血管のトラブルなどが関係している可能性があります。

このような症状は、一時的な血行不良だけでなく、糖尿病性神経障害・閉塞性動脈硬化症などの病気が隠れている可能性もあるため、早めに医療機関を受診することが大切です。

この記事では、冷えていないのに手足が冷たく感じる原因・神経障害との関係性や対処法について解説しています。

冷えていないのに冷たいと感じる症状が気になっている方は、ぜひ最後までお読みいただき、ご自身の症状に合った対処法を見つけましょう。

冷えていないのに冷たく感じる症状にお悩みの方へ
\再生医療という新しい選択肢/

冷えていないのに冷たく感じる症状の原因が神経障害である場合、従来の治療だけでは改善が得られないときは再生医療という選択肢があります。

再生医療は、損傷した末梢神経の修復・再生を促すことで、従来の治療では改善が難しかった感覚異常やしびれに対し、根本的なアプローチを目指す治療法です。

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手術を行わないため身体への負担が少なく、入院も不要です。

実際の治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

冷えていないのに冷たく感じるのは、神経障害の可能性がある

手足が実際には冷えていないにもかかわらず冷たいと感じる場合、神経障害が関係している可能性があります。

これは、皮膚にある温度を感じる神経(感覚神経)が誤作動を起こし、実際の温度とは異なる情報を脳に伝えてしまうことで生じるのです。

末梢神経には以下3種類があり、いずれかの機能に異常が生じると、しびれや冷感、痛みといったさまざまな症状が現れることがあります。

  • 感覚神経
  • 運動神経
  • 自律神経

神経障害が引き起こされる原因としては、ストレスや睡眠不足、不規則な生活習慣、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。

ただし、こうした症状は糖尿病性神経障害や閉塞性動脈硬化症(ASO)など、重大な疾患の初期症状である可能性も考えられるため注意が必要です。

冷える季節でないのに手足が冷たいと感じる場合は、重症化する前に医療機関を受診しましょう。

冷えていないのに冷たいと感じる原因【病気の可能性も】

冷えていないのに冷たいと感じる原因は以下のようにさまざまです。

一時的な血行不良から、神経や血管の病気が背景にあるケースまで幅広く考えられます。

ここでは、代表的な6つの原因について解説します。

血行不良

血行不良は、冷えやしびれを引き起こす代表的な原因の一つです。

末梢血管の血流が悪化すると組織への酸素や栄養供給が不足し、手足の冷えやしびれにつながります。

特に寒い場所などで血管が収縮すると一時的に血行が悪化し、皮膚の色が青白く変化することもあります。

血行不良は単独で起こるだけでなく、以下のようにさまざまな原因によって引き起こされます。

  • 自律神経の乱れ
  • 血管の病気
  • 運動不足
  • 長時間の同じ姿勢など

一時的な冷えであれば体を温めることで改善しますが、温めても症状が続く場合や頻繁に繰り返す場合は、別の原因が隠れている可能性があるため注意が必要です。

自律神経の乱れ

自律神経の乱れも手足の冷えを引き起こす原因の一つです。

自律神経は体温調節や血流のコントロールを担う神経で、交感神経と副交感神経の2つがバランスよく機能することで体の状態が正常に保たれています。

しかし、以下のようにさまざまな原因によってこのバランスが崩れることがあるのです。

自律神経を乱す主な要因 体への影響
精神的ストレス 交感神経が優位になり、末梢血管が収縮して手足が冷えやすくなる
睡眠不足・不規則な生活 体内時計が乱れ、体温調節のリズムが崩れる
運動不足 血流が滞りやすくなり、末端まで熱が届きにくくなる
ホルモンバランスの変化 更年期や月経周期の影響で自律神経の調整機能が不安定になる

特に交感神経が過度に優位になると血管が収縮し、血流が減少するため手足が冷たく感じやすくなります。

また、自律神経の乱れにより、実際の気温とは無関係に寒さを感じるといった感覚の異常が生じることもあります。

血管の病気

血管の病気によって物理的に血流が阻害され、冷感が生じることがあります。

代表的な疾患には以下のものがあります。

疾患名 特徴
閉塞性動脈硬化症(ASO) ・動脈硬化により足の血管が狭くなり、血流が悪化する
・一定の距離を歩くと足に痛み・しびれが出て歩けなくなり、休息すると治まる「間欠性跛行」が特徴的な症状
バージャー病 ・手足の末梢血管に炎症が起き、血管が詰まることで冷えやしびれが生じる
・喫煙との関連が強いとされている
レイノー症候群 ・寒さやストレスで血管が強く収縮し、指先が白⇒紫⇒赤と色調変化する
・冷えや痛みを伴う

進行すると皮膚の変色や傷が治りにくくなることもあるため、歩くと足が重くなる、皮膚が青白いなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

末梢神経障害

末梢神経は皮膚の感覚や筋肉の動きなどを司っている神経で、この神経が損傷すると「冷えていないのに冷たい」といった感覚異常が現れます。

損傷した神経は温度や痛覚を正しく脳に伝えられなくなるため、ジンジンとした異常な冷感やしびれを引き起こします。

末梢神経障害の原因は、以下のように多岐にわたります。

  • 糖尿病(糖尿病性神経障害)
  • 過度なアルコール摂取・喫煙
  • ビタミンB12欠乏症
  • 自己免疫疾患
  • 遺伝性疾患
  • 感染症

末梢神経障害の症状は一般的に手足の先でより強く現れる傾向があり、放置すると症状が慢性化・重症化するおそれがあります。

しびれや冷感に加えて、感覚が鈍くなる、力が入りにくいといった症状がある場合は、早めに神経内科を受診することが大切です。

また、つらい末梢神経障害に対しては、再生医療という新しい選択肢があります。

再生医療とは患者さまご自身の細胞や血液を活用し、本来備わっている自然治癒力を高めることで、損傷した神経の修復や改善を促す治療法です。

従来の対症療法とは異なり、原因そのものへのアプローチを目指します。

【このような方はご相談ください】

  • 長年、手足のしびれや痛みに悩まされている
  • 既存の治療で十分な改善がみられない
  • 将来的な悪化を防ぎたい
  • 根本的な改善を目指したい

実際の症例や治療法については、公式LINEでも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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糖尿病

糖尿病による神経障害は、足の冷えやしびれとして初期から現れることがあります。

高血糖の状態が続くと神経に少しずつダメージが蓄積し、糖尿病の代表的な合併症のひとつである「糖尿病性神経障害」を引き起こします。

足の末梢神経は障害を受けやすく、初期には以下のような症状がみられることがあります。

  • 足先の冷え・熱くなる
  • 足の先がしびれたような感覚
  • 手や足の感覚が鈍る
  • 足の裏に紙が貼りついているような感覚
  • 神経痛が起こる

※参照:日本臨床内科医会「糖尿病性神経障害」

これらの症状は左右対称に現れることが多いのが特徴です。

感覚が鈍くなる段階まで進行すると、けがや低温やけどに気づきにくくなるため、冷感を感じた時点で早めに医療機関を受診することが大切です。

当院(リペアセルクリニック)でも、糖尿病に伴う神経障害に対し、再生医療によるアプローチを行っています。

神経の根本的な改善を目指したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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更年期障害

更年期には女性ホルモン(エストロゲン)のバランスが急激に変化し、それに伴って自律神経の調整機能が不安定になります。

これにより血流が不規則になり、実際の体温とは異なる冷感を感じたり、逆に顔や上半身がほてる「ホットフラッシュ」が起こったりすることがあります。

更年期障害による冷えの特徴としては、手足は冷たいのに顔や上半身はのぼせるという「冷えのぼせ」が挙げられます。

更年期の症状は個人差が大きいため、冷えやしびれの原因が更年期によるものか他の疾患によるものかを判断するためにも、婦人科や内科で相談しましょう。

冷えを感じる症状への対処法

医療機関での治療と並行して、以下のように自分で行える対処法を取り入れることで症状の軽減が期待できます。

対処法 具体的な方法 期待できる効果
血流促進 ・ウォーキングなど軽い運動を日常に取り入れる
・ぬるめのお湯(38〜40℃)でゆっくり入浴する
・ふくらはぎや足先のマッサージを行う
・末梢血管の血流が改善し、手足の冷えやしびれの軽減が期待できる
・入浴は副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整える効果もある
食生活の見直し ・ビタミンB群(豚肉・レバー・卵など)、ビタミンE(ナッツ類・植物油など)、鉄分(赤身肉・ほうれん草など)を積極的に摂取する
・冷たい飲食物を控え、体を温める食事を心がける
・神経の修復や血流改善に必要な栄養素を補給できる
・体を内側から温めることで冷えの改善につながる
ストレスケア ・趣味や休息を通じてリラックスする時間を確保する
・規則正しい生活リズムを意識する
・深呼吸やストレッチなどで副交感神経を活性化させる
交感神経の過度な緊張が緩和され、血管の収縮が抑えられることで末梢の血流改善が期待できる

これらの対処法はあくまで症状の軽減を目的としたセルフケアです。

対処法を続けても改善がみられない場合やしびれ・痛みが悪化する場合は、治療が必要な疾患が隠れている可能性があるため、医療機関を受診してください。

冷えていないのに冷たい症状が続く場合に受診すべき診療科とは

冷えていないのに冷たく感じる症状が続く場合、原因によって受診すべき診療科が異なります。

「何科を受診すればよいかわからない」という方は、以下の表を参考にしてみてください。

診療科 受診の目安となる症状
神経内科・脳神経内科 手足のしびれ・冷感・感覚の異常がある場合(末梢神経障害の精密検査が可能)
内科・糖尿病内科 血糖値が高い、または糖尿病の診断を受けている場合(糖尿病性神経障害の疑い)
整形外科 腰痛を伴う下肢のしびれや冷感がある場合(腰部脊柱管狭窄症などの疑い)
膠原病リウマチ内科 指先が白→紫→赤と色が変わるレイノー症状がある場合
婦人科 更年期に伴う冷えやのぼせ、月経不順などがある場合

どの診療科を受診すべきか迷う場合は、まずはかかりつけの内科に相談し、必要に応じて専門の診療科を紹介してもらうとスムーズです。

冷えていないのに冷たく感じる症状に対する治療法

以下では、冷えていないのに冷たく感じる症状に対する代表的な治療法を紹介します。

治療法 概要 対象となるケース
薬物療法 神経の過敏さを抑える薬(プレガバリン・デュロキセチンなど)や血流改善薬が用いられる 神経障害性疼痛、血行不良による冷え
運動療法 ウォーキングやストレッチなどで血流改善や神経機能の回復を支援する 血行不良、自律神経の乱れ
精神療法 カウンセリング等で心理的負担を軽減し、自律神経のバランスを整える ストレスや不安が要因となっている場合
再生医療 損傷した神経の修復・再生を促す新しい治療法。自己の幹細胞やPRP(多血小板血漿)を用いる 従来の治療で改善しない末梢神経障害

特に末梢神経障害が原因の場合、従来の薬物療法では症状のコントロールが難しいケースもあります。

そのような場合の選択肢として、損傷した神経そのものの修復・再生を目指す再生医療も検討しましょう。

再生医療はご自身の細胞の力を活用し、損傷した組織の修復を促す治療法で、手術を行わないため身体への負担が比較的少なく、入院の必要もありません。

「従来の治療を試したが改善しない」「手術には抵抗がある」という方は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。

冷えていないのに冷たい症状は早めの受診を

冷えていないのに冷たく感じる症状の背景には、以下のようにさまざまな原因が考えられます。

  • 血行不良
  • 自律神経の乱れ
  • 血管の病気
  • 末梢神経障害
  • 糖尿病
  • 更年期障害など

見た目に異常がなくとも、冷たく感じる症状が続く場合は神経障害や糖尿病、血管の病気が隠れている可能性があるため、違和感がある場合は早めに専門医の診察を受けましょう。

また、冷えや神経障害の症状に対しては、再生医療という選択肢もあります。

再生医療は、患者さまご自身の細胞や血液を活用し、損傷した組織の修復や神経機能の改善を目指す治療法です。

再生医療の詳細については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでもご案内していますので、ぜひ参考にしてください。

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監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長