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脳梗塞は一度発症すると再発の可能性も高い危険な病気です。 20代でも脳梗塞を発症してしまうのか、予防する方法があるのか不安な方も多いのではないでしょうか。 この記事では、脳梗塞を20代で発症する確率や主な原因、症状について解説します。 脳梗塞の後遺症の改善や再発予防を目的とした再生医療についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、脳梗塞の後遺症が改善された患者様の症例を紹介しています。 併せてご覧ください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、元に戻らないとされている脳細胞に対して症状改善が期待できる再生医療に関する情報を公開しております。 脳梗塞の後遺症治療にも注目されているので、将来的な不安がある方は、ぜひ参考にしてください。 20代で脳梗塞(若年性脳梗塞)を発症する確率 「脳梗塞は高齢者の病気」という認識が一般的ですが、若年層での発症も見過ごせません。 20代〜30代の若年層でも約1%の確率で脳梗塞を発症する可能性があるとされています。 若さを過信して警戒心を緩めがちですが、若年性脳梗塞は決して例外的な事例ではありません。 発見が遅れると深刻な後遺症リスクが高まるため、20代であっても体調変化に敏感になり、予防意識を持つことが大切です。 以下の記事では、脳梗塞を発症しやすい年齢について詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。 20代で脳梗塞になる主な原因 20代の脳梗塞について原因を理解することで、効果的な予防対策を講じることができます。主な原因として以下の5つがあります。 食生活の乱れ 運動不足 ストレス 喫煙 遺伝 これらの原因を理解し、日常生活で意識的に予防対策を行うことが重要です。 食生活の乱れ 20代の脳梗塞リスクを高める大きな要因として「不健康な食習慣」が挙げられます。 ファストフードやコンビニ食の多用、高脂肪・高塩分食品の習慣的摂取は血管に負担をかけるため、注意が必要です。 とくに揚げ物や加工肉製品などの過剰摂取は、血管内に脂質や塩分が蓄積し、動脈硬化を促進させるリスクがあります。 バランスの良い食事と栄養素摂取を心がけることが若年性脳梗塞の予防につながります。 運動不足 運動不足は肥満や高血圧の原因となり、20代であっても脳血管への負担を増大させるため、脳梗塞のリスクを高める可能性があります。 また、長時間同じ姿勢での作業は下肢の血流を悪化させ、血栓形成リスクを高める原因です。 デスクワークやスマホ利用の増加で座りっぱなしの時間が長い20代は、血流の停滞が起こりやすい環境にあります。 1時間に一度は立ち上がる習慣や、日常的な有酸素運動の取り入れが効果的な予防策となります。 ストレス 仕事、人間関係、将来への不安など多くのストレスは交感神経を刺激し、ストレスホルモンの分泌を促進することで血圧上昇を引き起こします。 また、ストレスによる血管収縮は血栓形成リスクを高め、前頭前野機能の低下から不摂生な生活習慣につながる可能性もあります。 適度な運動や趣味の時間確保、十分な睡眠など、ストレス管理の習慣化が予防に効果的です。 喫煙 20代でも脳梗塞リスクを著しく高める習慣が喫煙です。 タバコに含まれるニコチンや有害物質は血管を収縮させ、血圧上昇と動脈硬化を促進します。 20代という若さでも、喫煙習慣があれば脳血管への悪影響は蓄積します。 禁煙は若年性脳梗塞予防において効果的な対策の一つといえるでしょう。 遺伝 20代の脳梗塞の原因として見逃せないのが遺伝的要因です。 両親や兄弟に脳血管疾患の既往歴がある場合、遺伝的体質により脳梗塞リスクが高まることがあります。 とくに「もやもや病」などの脳血管異常は遺伝的要素が強いとされています。 遺伝的リスクは変えられませんが、他の生活習慣改善と定期的な健康チェックで早期発見・予防に努めることが大切です。 20代で脳梗塞が起こる前兆・初期症状 20代の脳梗塞では、主に以下のような前兆や初期症状がみられます。 顔・手足の一部に麻痺症状がある ろれつが回らないなど言語障害がある 上記のような症状が出た場合、必ず病院を受診して治療を受けてください。 脳梗塞の初期症状は突然現れることが多いため、小さな違和感を見逃さないように普段から体調を気遣いましょう。 顔・手足の一部に麻痺症状がある 若年性脳梗塞の代表的な前兆として、突然の片側麻痺があります。 脳の血管が詰まると、以下のような症状が現れます。 顔の片側が下がる 笑うと口元が左右非対称になる 片目が開きにくいなどの顔面麻痺 片側の手足に力が入らない しびれる 感覚が鈍くなる 自己チェックとして、両腕を同時に挙げてみて片方だけ下がってくるようであれば要注意です。 これらの症状が一時的であっても、一過性脳虚血発作(TIA)と呼ばれる本格的な脳梗塞の前兆かもしれません。 ろれつが回らないなど言語障害がある ろれつが回らないなどの突然の言語障害も20代の脳梗塞で見られる重要な初期症状です。 以下の症状が突然現れたときは、すぐに医療機関を受診しましょう。 言葉がスムーズに出てこない 発音がはっきりしない 相手の言葉が理解できない アルコールを摂取していないのに突然このような症状が現れた場合は要注意です。 20代の脳梗塞を予防するためのポイント 20代の脳梗塞を予防するためのポイントを4つ紹介します。 バランスの良い食生活 適度な運動習慣 こまめな水分補給 定期的な検診 これらの予防ポイントを理解し、継続的に実践することで脳梗塞のリスクを大幅に軽減できます。 バランスの良い食生活 脳梗塞を予防するために、以下のポイントを意識して食生活を改善しましょう。 食事のポイント 効果・詳細 減塩する 高血圧や動脈硬化のリスクを抑える タンパク質を摂る 血圧を下げる、血行促進、血管を柔らかくする働きがある 抗酸化作用のある食材を摂る 血管細胞の機能を維持、動脈硬化を抑制する 食塩の1日適正摂取量は男性7.5g未満、女性6.5g未満、高血圧対策では6.0g未満が推奨※されています。 ※出典:厚生労働省「日本における食塩摂取量の現状と減塩推進への課題」 緑黄色野菜などの抗酸化物質も積極的に摂取しましょう。 適度な運動習慣 定期的な運動は血管機能を向上させ、高血圧や脂質異常症の改善に役立ちます。 脳梗塞予防には、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動がとくに効果的です。 ある研究によると、1日5,000歩の歩行と7.5分の中強度身体活動(ジョギングや自転車など)が推奨※されています。 ※出典:運動疫学研究「脳卒中患者における身体活動研究の動向」 運動をする時間や頻度は、自分の体調や運動能力に合わせて無理のない範囲で行いましょう。 こまめな水分補給 適切な水分摂取は脳梗塞予防に重要な役割を果たします。 体内の水分が少なくなると、血液がドロドロになって血栓ができやすくなります。 喉の渇きを感じる前に、食事中や入浴後、とくに乾燥する季節には意識的に水分を摂りましょう。 ただし、水の飲みすぎには注意が必要です。水を飲み過ぎると腎臓に負担をかけてしまうため、適度な量を心がけてください。 定期的な検診 20代の脳梗塞予防には、若年層に特有の「脳動脈解離」などの血管異常を早期発見することが重要です。 とくに家族歴がある方や不規則な生活習慣がある方は要注意です。 若年層特有の脳血管疾患は進行が早いケースもあるため、異常を感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。 20代の脳梗塞の治療に注目されている再生医療について 20代の脳梗塞の治療方法として、再生医療による幹細胞治療が注目されています。 再生医療とは、患者さま自身の幹細胞を利用して損傷した細胞や組織の再生・修復を促す医療技術のことです。 一度損傷した脳細胞は元に戻らないとされていますが、幹細胞治療では改善する可能性があります。 脳梗塞の後遺症や再発予防でお悩みの方は、再生医療も治療の選択肢としてご検討ください。 脳出血後の後遺症が改善された症例は、こちらからも確認いただけますので、併せてご確認ください。 再生医療の詳細については、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEにてご確認いただけます。 脳梗塞に関する再生医療の症例紹介や簡易オンライン診断を行っているので、ぜひチェックしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 20代の脳梗塞に関するよくある質問 20代の脳梗塞について患者さまやご家族からよく寄せられる質問にお答えします。 20代で脳梗塞になった後の再発率は? 20代で脳梗塞になるとどのような後遺症がある? 20代の脳梗塞で死に至る可能性は 脳梗塞は10代でもなる? 20代という若さで脳梗塞を経験した方が気になる再発リスクや後遺症について解説します。 20代で脳梗塞になった後の再発率は? 脳梗塞を含む脳卒中に関する研究データでは、若年性脳卒中後、平均9.1年で19.6%の方が少なくとも1回の再発を経験※したという報告があります。 ※出典:PubMed 再発予防のためには、医師の指示に従った薬物療法の継続、定期的な検診、そして生活習慣の徹底的な改善が不可欠です。 とくに喫煙者は、禁煙が優先事項となります。 20代で脳梗塞になるとどのような後遺症がある? 20代の脳梗塞後の後遺症は、発症部位や治療開始までの時間によって大きく異なります。 主な後遺症には以下のようなものがあります。 後遺症 症状 運動機能障害 片側の手足の麻痺やしびれ、歩行困難、バランス障害など 言語障害 言葉が出にくい、理解しにくい、読み書きの困難さなど 高次脳機能障害 記憶力低下、集中力低下、判断力や計画性の障害など 情緒・精神面の変化 感情のコントロール困難、うつ症状、不安障害など 若年層の場合、脳の可塑性が高いため、適切なリハビリテーションによって高齢者よりも機能回復が期待できるケースが多いです。 発症後できるだけ早期からの集中的なリハビリテーションが後遺症軽減のカギとなります。 20代の脳梗塞で死に至る可能性は 20代の脳梗塞の場合、適切な治療を受ければ死亡率は5%未満※とされていますが、治療が遅れると重篤な状態に陥るリスクが高まります。 ※出典:厚生労働省「第8表 死因順位1)(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合2)」 20代で脳梗塞により生命に関わる状態となる主な要因は以下の通りです。 大きな血管の完全閉塞による広範囲の脳損傷 脳浮腫による脳圧上昇 治療開始の遅れ 基礎疾患の合併 若年層は体力があるため回復力も高く、早期発見・早期治療により良好な予後が期待できます。 しびれ・ろれつが回らないなど、脳梗塞の前兆症状が現れたらすぐに救急車を呼びましょう。 脳梗塞は10代でもなる? 脳梗塞は10代でも発症する可能性があります。 10代で脳梗塞が起こる主な原因は以下の通りです。 先天性心疾患(心房中隔欠損症など) 血液疾患(鎌状赤血球症、白血病など) 脳血管奇形(もやもや病、動静脈奇形など) 感染症による血管炎 外傷による血管損傷 薬物使用(違法薬物、経口避妊薬など) 10代の脳梗塞は成人とは異なり、先天的な要因や基礎疾患が原因となることが多いのが特徴です。 突然の頭痛、意識障害、片麻痺などの症状が現れた場合は、年齢に関係なく緊急性の高い状態として対処する必要があります。 家族歴や基礎疾患がある場合は、定期的な検査と専門医による管理が重要です。 脳梗塞は20代でも発症する可能性あり!前兆を見逃さないことが重要 「若いから大丈夫」と思われやすい脳梗塞ですが、20代でも約1%は脳梗塞を発症する可能性があります。 片側の顔や手足の麻痺、言語障害などの前兆症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。 20代の脳梗塞は家族歴や生活習慣病、先天性疾患が原因となることが多いため、日常から予防意識を持つことが大切です。 バランスの良い食生活、適度な運動、禁煙などで発症リスクを下げられます。 万が一発症した場合、後遺症の改善や再発予防には再生医療という選択肢があります。 脳梗塞に対する再生医療の治療法・症例については、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEで紹介しています。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2025.01.09 -
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日頃のストレスが、脳梗塞につながらないか不安な方も多いのではないでしょうか。 脳梗塞の主な原因として、高血圧などの生活習慣病が挙げられますが、ストレスを溜めると間接的に脳梗塞のリスクを高める可能性があります。 本記事では、脳梗塞とストレスの関係性や、ストレスが体に及ぼす悪影響について詳しく解説します。 多くの脳梗塞の発症リスクは、生活習慣を改善することで予防できるものですが、近年の脳梗塞予防には再生医療という選択肢もあります。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、脳梗塞の再発予防や後遺症の改善につながる可能性がある治療法です。 以下の動画では、再生医療によって脳梗塞の後遺症が改善した症例を紹介していますので、併せて参考にしてください。 脳梗塞を含む脳卒中に対して実施している再生医療の症例は、こちらでも紹介しています。 ストレスは脳梗塞の発症リスクを高める可能性あり 脳梗塞の主なリスク因子は高血圧であり、ストレスはその高血圧や生活習慣の悪化を通して間接的にリスクを高める可能性があります。 ストレスは以下のような影響によって、脳梗塞の発症リスクに関わることがあります。 血圧が上昇する 動脈硬化が促進される 不健康な生活習慣を誘発する 不整脈のリスクにつながる 以下では、ストレスによって生じる脳梗塞の発症リスクについてそれぞれ詳しく解説します。 血圧が上昇する 脳梗塞では血圧のコントロールが重要になりますが、ストレスが血圧を上昇しやすくする点が問題です。 過剰なストレスが続いてしまうと、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌が高くなることで、血圧が上昇します。 慢性的な高血圧は、脳血管に負担をかける原因となるため、脳梗塞の発症リスクが高まる可能性があります。 ストレスを溜めないためにも、軽い運動や趣味を楽しむなど、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。 動脈硬化が促進される ストレスにより慢性的な高血圧が続くと、脳血管への過度な負担により動脈硬化が促進されて、脳梗塞のリスクが高まります。 ストレスを感じると自律神経の乱れにより、交感神経を刺激することで慢性的な高血圧や血糖値の上昇を引き起こすため、注意が必要です。 動脈硬化が促進されないよう、食生活や生活習慣の見直しを行いましょう。 不健康な生活習慣を誘発する ストレスによる肥満体型や、喫煙、過度な飲酒、塩分の多い食生活など、不健康な生活習慣は動脈硬化が進行して脳梗塞になる可能性があります。 このような不健康な生活習慣の場合、高血圧や糖尿病などを誘発するため、注意が必要です。 食生活の見直しや適度な運動を取り入れて、ストレスを減らし、不健康な生活習慣を見直すことで、脳梗塞予防につながります。 不整脈のリスクにつながる 慢性的なストレスは、自律神経の乱れにより心臓に負担がかかり、不整脈のリスクが高まります。 不整脈は心臓が小刻みに震える心房細動によるもので、心臓に血栓ができやすい状態となります。この血栓が脳に飛んで詰まった場合、脳梗塞の原因となります。 ストレスを軽減する方法や、塩分を控え適度な運動を行うなどの生活習慣の見直しが重要です。 脳梗塞以外にストレスが体に及ぼす悪影響 ストレスは脳梗塞の直接的な原因ではありませんが、生活習慣の乱れを通して高血圧や動脈硬化につながる点が問題となります。 脳梗塞以外にストレスが体に与える悪影響は、以下のとおりです。 睡眠障害 喫煙 鬱(うつ) ストレスが体に与える悪影響は多いため、自分に合ったストレス発散法を見つけ、早急に対処しましょう。 睡眠障害 睡眠障害は生活リズムの乱れを通して高血圧を悪化させ、結果的に脳梗塞リスクにもつながりやすい点に注意が必要です。 ストレスが体に与える悪影響には、以下のような睡眠障害があります。 不眠症 眠りにつくまでに時間がかかること(入眠困難) 眠りについても途中で起きてしまう状態(中途覚醒) 早朝に起きてしまい、もう一度眠れない状態(早朝覚醒) 熟睡できず疲労感が残っている状態(熟眠障害) 過眠症 夜間に睡眠がとれているにもかかわらず、日中起きていられないこと 睡眠時無呼吸症候群 睡眠中にひどいいびきや無呼吸が生じる疾患 概日リズム睡眠・覚醒障害群 体内時計にずれが生じ、起床時間や就寝時間が不規則になる状態 睡眠障害が起こると、日中の活動力低下や集中力低下、倦怠感などが生じやすいため注意が必要です。 睡眠障害が原因で生活習慣が乱れると、生活習慣病になる可能性が高まり、脳梗塞を発症する恐れがあります。 喫煙 喫煙はストレスによる行動の一つとして現れますが、動脈硬化や高血圧を強く進めるため、脳梗塞の大きなリスク因子になります。 イライラをたばこで一時的に緩和しているだけなので注意が必要です。 喫煙習慣はたばこに含まれるニコチンの依存度へ強い影響を与え、喫煙者はストレス解消方法として喫煙行動をとっている可能性が高いことが示唆されています。 出典:喫煙の習慣がストレス状況下での喫煙欲求におよぼす影響|Journal of Health Psychology Research 2017, Vol. 30, No. 1, 9–17 喫煙は動脈硬化や高血圧などを発症するリスク因子であり、脳梗塞の危険性が高まるため、禁煙が大切です。 鬱(うつ) 鬱(うつ)により生活習慣が乱れると、血圧管理が難しくなり、高血圧・動脈硬化を通じて脳梗塞につながる可能性があります。 精神的ストレスや身体的ストレスにより脳がうまく働かず、一日中気分が落ち込み、何をしても楽しくならないことが特徴です。 鬱の原因ははっきりと分かっていませんが、進学や就職など生活環境の変化による精神的ストレスや身体的ストレスも原因の一つとされています。 脳梗塞予防のためのストレスを溜めない生活習慣 ストレス管理は脳梗塞そのものを直接防ぐわけではありませんが、血圧の安定や生活習慣の改善を通して、脳梗塞リスクを下げる重要な要素の一つです。 ストレスを感じる原因や解消方法は、人によって異なるため以下の項目を確認し、ストレス発散法を知ることが重要です。 生活リズムを整える ストレス解消方法を見つける 同じ状況下でも人によってストレスを感じる程度が異なる場合があります。 ストレスを感じやすい原因を知り、自身で対処できるようにストレス解消方法も合わせて確認しましょう。 生活リズムを整える 生活リズムを整えることは血圧を安定させ、高血圧が原因となる脳梗塞の予防にもつながります。 1日6〜8時間の睡眠時間を取ることや、就寝前のスマホの使用を控えるなど、昼夜のリズムを保ちながら体内時計を整えることも重要です。 適度な運動や、食生活も規則正しく行い、生活リズムを整えることで、脳梗塞のリスクが軽減できる可能性があります。 ストレス解消方法を見つける 脳梗塞を予防するためには以下のようなストレス解消法を見つけることが重要です。 運動する 自分の気持ちを書き出す 家族や友人に相談する 趣味を楽しむ(読書や映画鑑賞など) ゆっくり入浴する 部屋の模様替えをする 運動や部屋の模様替えなどは、気分をリフレッシュでき、ストレス発散につながります。 また、ゆっくり入浴することで、ストレスで活性化した交感神経の働きを抑えられる効果が期待できます。 ストレスと上手に付き合えるように、自身に合った方法で気分をリフレッシュをして、脳梗塞のリスクを低減しましょう。 脳梗塞とストレスの関係についてよくある質問 脳梗塞とストレスの関係についてよくある質問を紹介します。 ストレスで脳梗塞になるのはなぜ? 脳梗塞になりやすい人の特徴は? 脳梗塞の一番の原因は? ストレスは脳梗塞の原因になる可能性があるため、ストレスを溜めないように過ごすことが大切です。 各質問の回答を参考にし、脳梗塞を予防しましょう。 ストレスで脳梗塞になるのはなぜ? ストレス単体で脳梗塞を起こすわけではなく、高血圧や動脈硬化を悪化させる「間接的な要因」として発症リスクを高めます。 ストレスを感じると自律神経の一種である交感神経が優位になり、体が興奮状態になります。 交感神経が優位になると、血圧の上昇や脈拍数の増加などが起こり、血管の負担が大きくなります。 もろくなった血管を修復するために作られた血栓が脳内へ移動したり、脳血管内で血栓ができたりすると、脳梗塞のリスクが高まるため注意が必要です。 脳梗塞になりやすい人の特徴は? 脳梗塞になりやすい人の特徴は、以下のとおりです。 高血圧 糖尿病 脂質異常症 心房細動 動脈硬化 運動不足 ストレスを溜めやすい 遺伝 脳梗塞は、生活習慣病やストレスなどが関係する環境因子と、遺伝的因子が合わさって発症リスクが高まります。 家族に高血圧や脳卒中の人がいる場合は、遺伝的に脳梗塞になりやすいため注意が必要です。 環境因子は、生活習慣の改善で排除できる場合もあるため、日常生活を見直しましょう。 脳梗塞の一番の原因は? 脳梗塞の一番の原因は、高血圧です。 高血圧の状態が長く続くと、脳梗塞のリスク因子である動脈硬化のリスクが上がります。 高血圧や動脈硬化により、血管壁がもろくなったり、厚くなったりすると血栓ができやすくなるため注意が必要です。 脳梗塞を予防するためには、自身の血圧変動を知り、日頃から血圧管理を十分に行うことが重要です。 ストレス対策だけでなく、まずは血圧管理を軸に生活習慣全体を整えることが脳梗塞予防の基本です。 脳梗塞を予防するためにもストレス解消は重要 ストレス解消は脳梗塞の直接の予防ではありませんが、高血圧の悪化を防ぎ、生活習慣を整えるうえで役立つ重要な要素です。 間接的に脳梗塞の発症リスクを高めないように、日頃からストレスを溜めないように注意しましょう。 また、脳梗塞を発症してしまった場合は、初期症状を見逃さないことが重要です。 初期症状を見逃してしまうと、脳梗塞の症状が悪化し、重い後遺症が出る可能性があります。脳梗塞の初期症状には、顔のゆがみやめまい、吐き気などがあります。 症状が一時的に出現する場合は、脳卒中の前兆の可能性もあるため、症状を放置せずにすぐに病院を受診するのが大切です。 脳梗塞の再発予防や後遺症についてお悩みの方は、先端医療である「再生医療」という選択肢もあります。 以下のページでは、再生医療によって脳梗塞をはじめとする脳卒中の後遺症が改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療によって脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)が改善した症例はこちら 脳梗塞の再発予防や後遺症の改善を目的とした治療法について知りたい方は、ぜひ当院リペアセルクリニックへご相談ください。
2025.01.09 -
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脳梗塞は脳血管に血栓が詰まり血流が途絶えることで、脳の神経細胞が死んでしまう病気です。 生活習慣病を持つ人や過度の飲酒や喫煙習慣がある人は、脳梗塞になりやすい傾向があります。 本記事では、脳梗塞になりやすい人の特徴や予防方法について解説します。 脳梗塞の発症リスクを確認し、脳梗塞を予防しましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは脳梗塞の後遺症や再発予防に対する治療法として、再生医療を行っています。 \脳梗塞に有効な再生医療とは/ 再生医療は、損傷した脳細胞にアプローチする治療によって、従来の治療では難しい脳細胞の改善が期待できます。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 脳梗塞が治るか不安を抱えて生活している 治療後にも後遺症に悩まされている 現在の治療では目立った効果が出ていない 脳梗塞治療の新たな選択肢として、注目されている治療法です。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、脳梗塞の後遺症が改善された患者さまの症例を紹介しています。 https://youtu.be/AoMLP77h-c4?si=r7ykvSwmkQJPeu9i 再生医療の治療法や症例については、当院リペアセルクリニックの公式LINEで発信しているので、併せて参考にしてください。 脳梗塞になりやすい人の特徴8選 脳梗塞になりやすい人には、以下の8つの特徴があります。 高血圧 脂質異常症 心房細動(不整脈) 糖尿病 動脈硬化 生活習慣が乱れている 過度の飲酒・喫煙習慣 遺伝的要因 乱れた食生活や運動不足によって発症した生活習慣病は、脳梗塞の原因にもなりうるため注意が必要です。 以下の動画では脳梗塞の初期症状についてわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 脳梗塞になりやすい人の特徴について、それぞれ詳しく解説します。 高血圧 慢性的な高血圧は血管の壁が硬くなり、動脈硬化を引き起こすことで脳梗塞を発症する可能性があります。 一般的に最高血圧が140mmHg以上、あるいは最低血圧が90mmHg以上の状態が慢性的に続くと高血圧と診断されます。 高血圧にならないために、以下の特徴を持つ人は注意しましょう。 肥満である 過剰にアルコールを摂取している 喫煙している ストレスを溜めやすい 親族に高血圧の人がいる 高血圧の状態が続くと血管壁がもろくなり血栓ができやすいため、日常的な血圧管理が大切です。 脂質異常症 脂質異常症は、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が異常に高い状態で、脳梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こします。 脂質異常症の診断基準※は以下のとおりです。 疾患名 診断基準 高LDLコレステロール血症 LDLコレステロール140mg/dL以上 境界域高LDLコレステロール血症 LDLコレステロール120~139mg/dL 低HDLコレステロール血症 HDLコレステロール 40mg/dL未満 高トリグリセライド血症 中性脂肪(トリグリセライド:TG) 150mg/dL以上(空腹時採血) 中性脂肪(トリグリセライド:TG) 175mg/dL以上(随時採血) ※参照:脂質異常症|eヘルスネット(厚生労働省) 過食・肥満傾向、運動習慣のない人は、脂質異常症になりやすいため注意が必要です。 血液中に過剰に存在するコレステロールや中性脂肪は、プラーク(粥種)となり血管壁に沈着します。プラークが血管壁に沈着すると、血管壁が肥厚して硬くなり、動脈硬化のリスクが高まります。 心房細動(不整脈) 心房細動(不整脈)は、心臓の中の血流が滞ることで血栓ができやすい状態となり、この血栓が脳に運ばれて脳梗塞を引き起こす可能性があります。 加齢や高血圧などが原因で起こる不整脈のことで、心房細動になると血液循環機能が正常に働かず、心房内に古い血液が溜まり血栓ができやすくなります。 心房細動による脳梗塞は重症化しやすく、麻痺や言語障害など重い後遺症が残ることが多いため、生活習慣の見直しが必要です。 糖尿病 糖尿病は血糖値が高い状態が続く病気で、血液がドロドロになることで血液が詰まりやすくなり、脳梗塞のリスクが高まります。 糖尿病は、血糖値を下げるホルモンのインスリンが正常に機能しない病気で、診断基準※は以下のとおりです。 血糖値 空腹時血糖≧126mg/dL 75g経口ブドウ糖負荷試験2時間後の血糖値≧200mg/dL 任意の時間の血糖値≧200mg/dL HbA1c HbA1c(JDS値)≧6.1% HbA1c(NGSP)≧6.5% ※参照:糖尿病の新しい診断基準|国立国際医療研究センター糖尿病情報センター インスリンの機能低下により高血糖状態になった場合は、動脈硬化が進行します。血管の状態が悪化し血液循環が滞ると血栓が作られ、脳梗塞になるリスクが高まります。 動脈硬化 動脈硬化は加齢や高血圧、糖尿病などが要因となり、血管壁がもろくなる疾患で、脳梗塞のリスクが高いです。 もろくなった血管壁を修復するために、血小板が凝集し血栓ができやすくなります。 動脈硬化が進行し、体のどこかで作られた血栓が脳血管まで到達したり、脳内で血栓ができた場合は、脳梗塞を発症する可能性があります。 生活習慣が乱れている 塩分や脂肪分の過剰摂取や運動不足など、生活習慣が乱れていると高血圧や糖尿病を発症し、脳梗塞を引き起こす可能性があります。 また、過度な飲酒や喫煙、ストレス、睡眠不足などにも注意する必要があります。 血液循環が正しく行われるよう、塩分を控えて適度な運動を行い、血液をきれいな状態に保つことが大切です。 過度の飲酒・喫煙習慣 過度の飲酒は血圧が上昇し、喫煙は血管を収縮させて血流を悪くなるため、脳梗塞のリスクが高まります。 また、アルコールには利尿作用があるため、脱水状態になりやすく、血液の粘度が高まることで血栓ができやすくなるため注意が必要です。 過度な飲酒は避けて適量を心がけることや、禁煙をするなど生活習慣を見直すようにしましょう。 遺伝的要因 家族に脳梗塞の発症歴がある場合、遺伝的要因により脳梗塞の発症リスクが高くなる可能性があります。 アテローム血栓性脳梗塞の感受性遺伝子として知られているRNF213遺伝子の多型の保有者は、脳梗塞を発症しやすいとされています。 脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患は、生活習慣病などの環境的要因と遺伝的要因が組み合わさることでも、発症リスクが高まるため、生活習慣の見直しが重要です。 家族に脳梗塞の人がいる場合や、もともと血圧が高い人は、脳梗塞の発症リスクが高いため注意しましょう。 脳梗塞になりやすい食べ物 脳梗塞になりやすい食べ物の例は、以下のとおりです。 理由 食品例 乳製品 飽和脂肪酸が多く、LDLコレステロール値が上がりやすい バター、マーガリン、チーズ 加工肉 飽和脂肪酸が多く、LDLコレステロール値が上がりやすい ハム、ベーコン、ソーセージ お菓子・スイーツ トランス脂肪酸が多く含まれるため スナック菓子、ケーキ、クッキー 漬物・干物 塩分が多く含まれており、生活習慣病のリスクが高まるため 梅干し、漬物、干物 アルコール類 過剰なアルコール摂取は、生活習慣病のリスクを高めるため ビール、ワイン、日本酒 動物性脂肪やトランス脂肪酸を含む食品や、加工食品の多量摂取は、動脈硬化のリスクを高めます。アルコールの過剰摂取も脳梗塞の発症リスクを高めるため、過度な飲酒には注意が必要です。 脳梗塞を予防する食べ物を日常の食事に取り入れ、健康的な食事習慣をつくりましょう。 脳梗塞にならないための予防法 脳梗塞にならないためには、以下の3つの行動を心がけることが大切です。 生活習慣の改善 食生活の改善 運動不足の解消 乱れた食生活や運動不足が続くと、生活習慣病の発症リスクが高まり脳梗塞になりやすくなります。生活習慣を見直し、脳梗塞のリスク因子を減らしましょう。 生活習慣の改善 脳梗塞にならないために、生活習慣の改善が大切です。生活習慣を改善すると、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを低減できます。 生活習慣を見直す際は、以下のポイントを確認しましょう。 栄養バランスが良い食事にする 過剰なアルコール摂取を控える 禁煙する・喫煙本数を減らす 適度に運動する ストレスを溜めない ストレスや疲労を溜めずに、規則正しい生活を送れば、脳梗塞のリスク因子の生活習慣病を防げます。改善できる生活習慣から見直していくことが大切です。 食生活の改善 脳梗塞を予防するために、食生活を改善しましょう。食生活を改善すると、高血圧や動脈硬化の予防につながり、脳梗塞になりにくくなります。 脳梗塞の予防に効果的な食品は、以下のとおりです。 脳梗塞の予防に効果的な食品 理由 トマト・トマトジュース トマトに含まれるリコピンは、悪玉コレステロールの値を下げる働きがある 魚類 魚類に含まれるEPAは、コレステロールや中性脂肪を減らす働きがある オリーブオイル オリーブオイルに含まれる一価不飽和脂肪酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがある 緑黄色野菜・果物類 ミネラルやビタミンは、体の酸化を予防できる 食物繊維はコレステロールの排出を促す働きを持つ ナッツ類 ナッツに豊富に含まれるビタミンEは、抗酸化作用があり、悪玉コレステロールを減らす働きを持つ 悪玉コレステロールや中性脂肪の値が下がると血圧も下がるため、脳梗塞の予防に効果的です。以下の動画では、脳梗塞の予防に効果的な食品について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。 過剰摂取を避け、栄養バランスを考えて日々の食事に上記の食品を取り入れましょう。 運動不足の解消 脳梗塞を発症しないためには、運動不足を解消することが重要です。運動不足を解消すると血行が促進され、生活習慣病のリスクを低減できたり、ストレスを発散できたりします。 脳梗塞の予防には、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて行うのが効果的です。以下の具体例を参考に、日々の生活に運動を取り入れましょう。 有酸素運動 ウォーキング ランニング サイクリング 水中運動 筋力トレーニング スクワット 腹筋・腕立て伏せ プランク 厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」※で、息が弾み汗をかく程度以上の運動を週60分以上、筋力トレーニングは週2~3日行うことを推奨しています。 参照:健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023|厚生労働省 運動する時間がない人は、家事や仕事などで積極的に体を動かしましょう。 脳梗塞になりやすい人に関するよくある質問 脳梗塞になりやすい人に関するよくある質問をまとめています。 脳梗塞になりやすい性格は? 脳梗塞の前兆は? 性格や前兆を知ることで、脳梗塞のリスクを軽減できる可能性があるため、参考にしてください。 脳梗塞になりやすい性格は? 脳梗塞になりやすい性格は、ストレスを溜め込みやすい人です。 過度なストレスは自律神経の乱れを招き、高血圧や高血糖になることで動脈硬化を引き起こし、結果的に脳梗塞のリスクが高まります。 性格が脳梗塞の直接的な原因となることはありませんが、運動や趣味などストレス解消法を見つけることが大切です。 脳梗塞の前兆は? 脳梗塞の前兆は主に以下の症状が見受けられたとき、注意が必要です。 手足のしびれ 物が二重に見えるなど視野異常 ろれつが回らない 言葉が出てこない めまいやふらつき 上記の症状は一時的なものであっても、脳へのダメージを受けている可能性があるため、医療機関を受診しましょう。 脳梗塞になりやすい人は再生医療をご検討ください 脳梗塞になりやすい人は、生活習慣病だけでなく遺伝的要因も関係するため、家族に脳梗塞の人がいる場合は注意が必要です。 該当する方は、食生活や運動などの生活習慣を見直すことが脳梗塞の予防につながります。 万が一脳梗塞を発症した場合の治療法として、再生医療という選択肢があります。 再生医療は、患者さまの幹細胞を採取・培養して数を増やし、投与することで脳細胞を再生・修復させる医療技術です。 損傷した脳細胞の改善によって、言語障害や麻痺などの後遺症の改善や、リハビリ効果を高める効果も期待できます。 再生医療について詳しく知りたい方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2025.01.09 -
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「脳梗塞を発症後、寝てばかりになってしまった」 「脳梗塞の後遺症で眠くなる原因は?」 「脳梗塞後に寝てばかりになる症状は改善できる?」 このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。 脳梗塞発症後の後遺症の一種として、「日中に強い眠気を感じる」「夜に十分な睡眠がとれず生活リズムが乱れる」といった眠気や疲労感が見られるケースも少なくありません。 そこで本記事では、脳梗塞の後遺症で眠くなる主な原因や、睡眠と脳の回復の関係、治療法について解説します。 【この記事を読むとわかること】 脳梗塞の後遺症で眠くなる理由 脳梗塞と睡眠の関係性 脳梗塞の後遺症回復におすすめな治療法 また、近年注目を集めている再生医療による脳機能の回復治療についても紹介しています。 「もう改善は難しいかもしれない」と諦める前に、ぜひ参考にしてみてください。 >>脳梗塞に対する再生医療の症例はこちら 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、脳梗塞の後遺症が改善された患者様の症例を紹介しています。 併せて参考にしてみてください。 脳梗塞の後遺症で眠くなるのはなぜ? 脳梗塞の後遺症で眠くなる理由を下記にまとめました。 【脳梗塞の後遺症で眠くなる原因】 脳内の酸素が不足している 夜間の睡眠が不十分 脳梗塞の治療に使用される薬の副作用 脳梗塞は脳の血管が詰まったり細くなったりして血流が途絶えた結果、酸素やエネルギーの不足した細胞が壊死する病気です。 脳梗塞を発症した脳は酸欠状態に陥りがちです。脳の酸素量と眠気は密接な関係があり、酸素が不足すると眠気を感じる場合があります。 また、処方されている薬が原因で眠気を感じている可能性があります。副作用に眠気がある薬を服用している場合は医師に相談してみましょう。 脳梗塞と睡眠の関係性 脳梗塞と睡眠の関係は、主に以下の2つが挙げられます。 【脳梗塞と睡眠の関係】 睡眠障害・不眠症が脳梗塞の発症リスクになる 脳梗塞の回復には睡眠が重要 一つずつみていきましょう。 睡眠障害・不眠症が脳梗塞の発症リスクになる 睡眠障害や不眠症は、脳梗塞を発症する原因の一つです。 充分に睡眠がとれていないと、体の中の炎症反応が起きやすくなったり、自律神経のバランスが乱れたりすると考えられているためです。 たとえば、睡眠時無呼吸症候群の方は健康な方に比べて脳梗塞になる確率が4倍です。 ※引用:循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン また、夜間の睡眠が5時間以下の方は7~8時間睡眠の方よりも脳梗塞のリスクが上昇します。 脳梗塞になりやすい睡眠障害を下記にまとめました。 【脳梗塞になりやすい睡眠障害】 5時間以下の睡眠 9時間以上の睡眠 睡眠時無呼吸症候群 入眠困難 いびき 睡眠の質の改善は、脳梗塞の予防につながります。 脳梗塞の回復には睡眠が重要 脳梗塞の回復には、良質な睡眠が不可欠です。 脳梗塞後の機能回復が見込める回復期に「良質な睡眠」をとることで神経の可塑性(新しい神経回路が作られる)に良い影響を与える可能性があるためです。 回復期とは、脳梗塞発症後の3カ月~6カ月ごろを指し、リハビリでは主に食事や車いすへの移動などの日常生活の動作を練習します。 睡眠時は浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しています。睡眠不足や途中で目が覚めてしまったりすると新たな神経回路をつくる妨げとなる場合があります。 睡眠に不安を抱えている方は医師に相談してみましょう。 不眠・睡眠不足が脳に与える影響とは 不眠や睡眠不足は脳にダメージを与え、以下のような影響を及ぼす可能性があります。 【不眠・睡眠不足が脳に与える影響】 前頭葉の活動が低下する 脳の修復・再生機能が低下する 一つずつ紹介します。 前頭葉の活動が低下する 不眠や睡眠不足は「思考力」「判断力」「集中力」を司る前頭葉の活動の低下を引き起こす場合があります。 前頭葉の活動が低下した場合に考えられることを下記にまとめました。 【前頭葉の活動が低下した場合に考えられること】 頭がぼんやりして考えられない 集中力が持続しない 新しいことを覚えられない 同じ事ばかり話す 抑うつやイライラ 不眠や睡眠不足は、人格や社会性に深く影響します。 脳の修復・再生機能が低下する 不眠や睡眠不足が脳の修復・再生機能を妨げる点も注目したいポイントです。 脳の修復・再生機能が低下することで、脳の重要な部位である前頭葉や海馬などが委縮する可能性があります。 起きているときの脳はエネルギーを消費する一方で、神経細胞から老廃物が排出されます。睡眠中の脳は浅い眠りの間に老廃物を取り除き、深い眠りの際に大脳を休めています。 ※引用:レム睡眠中におこる大脳毛細血管の血流の上昇と、A2a受容体の関与 脳の機能が低下すると集中力や免疫力が低下したり、アルツハイマー病などの認知症のリスクを高めたりします。 睡眠の質を向上させる方法 脳梗塞後の眠気の解消や効率よくリハビリを受けるためには、良質な睡眠が重要です。睡眠の質を向上する方法を3つご紹介します。 【睡眠の質を向上する方法】 生活サイクルを整える 就寝3時間前までに夕食をとる 自分に合った寝具を選ぶ 順番にみていきましょう。 生活サイクルを整える 良質な睡眠のために、生活サイクルを整えましょう。生活サイクルを整えるには運動や入浴などの習慣や、体内時計の調節が有効です。 具体的な生活サイクルの整え方を以下にまとめました。 【生活サイクルの整え方】 朝に太陽の光を浴びる 寝る前にパソコンやスマートフォンを長時間見ない ウォーキングやジョギングなどの適度な運動を行う 寝る2~3時間前に入浴する 人間の体内時計は24時間よりも長いので、調節しないと睡眠のタイミングがずれ込んでしまいます。光は体内時計を整える効果があるので朝は太陽の光を浴び、夜間は照明やスマートフォンの使用を控えるのがおすすめです。 就寝3時間前までに夕食をとる 睡眠の質を向上するには、就寝3時間前までに夕食をとりましょう。食事から就寝までの時間が短いと胃が消化活動のため働き続け、脳が興奮してしまいます。 そのため、就寝の際に以下のような影響を及ぼします。 【食事から就寝までの時間が短い場合に起こりうること】 寝つきが悪くなる 睡眠が浅くなる 食べたものが消化しきれず胃もたれをおこす 良い睡眠のためには、寝る2~3時間前に済ませましょう。また、ラーメンや揚げ物などの消化に時間がかかる脂っこい食事は避け、魚や豆腐、たまごなどの良質なたんぱく質を選ぶのもおすすめです。 自分に合った寝具を選ぶ 睡眠の質を向上するには、寝具を見直すのも一つの手です。 起床時に枕から落ちていたり、肩や首がこってたりする方は、枕が合っていない可能性があります。自分の肩幅ほどの幅で、適切な高さの枕を探してみましょう。横向きに寝る方は、高めの枕を選ぶと良いでしょう。 また、マットレスを選ぶ際は実際に横になって力を入れずに寝返りができるか、仰向けで呼吸がしやすいかチェックしてみましょう。 好みの寝具が自分に合っていると限らない点は注意が必要です。体格やマヒの具合にもよるので医師やリハビリ担当スタッフに相談してみましょう。 脳梗塞の後遺症を回復するために睡眠の質が重要!再生医療による治療も選択肢の一つ https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs?feature=shared 脳梗塞の後遺症と睡眠は密接な関係にあり、回復には睡眠の質の向上が重要です。 不眠や睡眠不足だと脳の機能が低下し、修復や再生が難しくなってしまいます。生活サイクルや食事、寝具を見直し睡眠の質を高めましょう。 また脳梗塞後の後遺症による眠気にお悩みの方は、再生医療による治療も視野に入れてみましょう。 従来、脳梗塞や脳出血で損傷した脳細胞は回復が難しいとされてきましたが、近年では幹細胞を用いた脳機能の再生が期待できるようになっています。 たとえば、自身の下腹部から採取した細胞を培養・増殖し、そこから得た幹細胞を点滴で体内に投与することで、損傷した脳の神経や血管の再生を促すことが期待できます。 当院では2億個の生きた幹細胞を1回で投与するなど、先進的な治療を実施しています。 以下のような脳梗塞の後遺症によるお悩みの方は、一度、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 うまく話せない 痺れや麻痺をなんとかしたい もうこれ以上の機能の回復が見込めないと診断を受けた方 リハビリの効果を高めたい 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の再発を予防したい 再生医療の症例や治療内容については、当院の公式LINEでもご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 脳梗塞の後遺症に関するよくある質問 脳梗塞の後遺症にお悩みの方へ、眠気やあくびの原因や疲れやすさについて解説します。 【脳梗塞の後遺症に関するよくある質問】 脳梗塞後の眠気やあくびの原因は? 脳梗塞後に疲れやすいのはなぜ? 脳梗塞の後遺症で怒りっぽくなるのはなぜ? 脳梗塞後の眠気やあくびの原因は? 脳梗塞後の眠気やあくびの原因として、脳内の酸素不足や血流の低下が考えられます。 脳梗塞後は、健康時よりも脳内の血流が少なくなり脳に届く酸素が不足しやすくなるので、酸素を多く取り込もうとあくびが増えることがあります。 また、脳梗塞の後遺症として、夜間に眠れなくなってしまう「不眠症」や睡眠のリズムが乱れて眠りが浅くなる「覚醒障害」の可能性も。 脳梗塞後の眠気やあくびに悩んでいる方は、医療機関に相談しましょう。 脳梗塞後に疲れやすいのはなぜ? 脳梗塞後に疲れやすい原因は、以下の通りです。 【脳梗塞後に疲れやすい原因】 入院生活による体力低下 眠りが浅い 脳梗塞によって損傷した部位から発せられる炎症ホルモン 後遺症による不安やストレス 疲れやすさを改善するには睡眠や生活習慣を整え、リハビリを受けるのが有効です。 脳梗塞の後遺症で怒りっぽくなるのはなぜ? 脳梗塞の後遺症で怒りっぽくなるのは、高次脳機能障害による感情コントロールの低下が主な原因です。 高次脳機能障害とは、脳の損傷によって「記憶」「注意」「判断」「感情調整」などの認知機能が低下する状態を指します。 その中でも「社会的行動障害」と呼ばれる症状では、状況に応じた感情や言動を適切にコントロールすることが難しくなります。 このように、怒りっぽくなるのは本人の性格の問題ではなく、脳の障害による症状の一つなのです。
2025.01.09 -
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脳梗塞退院後の生活において、後遺症やリハビリに対する不安を抱えている患者さまやご家族は多いのではないでしょうか。 脳梗塞の退院後は、リハビリはもちろん、再発を予防するために生活習慣を見直すことが大切です。 本記事では、脳梗塞退院後の生活で重要なポイントや、退院後に見直すべき習慣について解説します。 注意するべきポイントを把握して、退院後の生活を安心して送れるようにしましょう。 脳梗塞退院後の生活で重要なポイント 脳梗塞退院後の生活で重要なポイント2つについて解説します。 再発予防 リハビリの継続 2つのどちらかが欠けると、退院後の生活に大きな影響を与える可能性があります。 以下でそれぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。 再発予防 脳梗塞は再発しやすい病気で、発症10年後の再発率は49.7%※と報告されています。つまり、脳梗塞発症後10年の間に半数の方が脳梗塞を再発する可能性があるということです。 ※出典:PubMed「日本人における脳卒中の10年間の累積再発率」 そのため、脳梗塞退院後の生活では再発予防に努めることが重要です。 再発すると損傷個所が広がって後遺症が重症化・慢性化する可能性が高いため、生活習慣などを見直して再発予防に努めましょう。 また、服薬を中断する場合は自己判断ではなく医師の指示を仰いで行ってください。 リハビリの継続 脳梗塞の退院後は、施設に入所したり外来を利用したりしてリハビリを継続しましょう。 退院後にリハビリを中断すると、入院中のリハビリで改善した機能が低下してしまう恐れがあります。 自己流でリハビリを行うと症状を悪化させるケースがあるため、専門家の指示に従ってトレーニングメニューを決めてください。 脳梗塞後は疲れやすかったり集中力が切れやすかったりするので、専門家の指導のもと無理のない範囲で行いましょう。 脳梗塞退院後の日常生活で意識・注意すべきこと5つ 脳梗塞退院後の日常生活で意識・注意するべきことについて解説します。 再発予防のためにも、以下の5点について注意して過ごしましょう。 食生活を見直す 適度な運動習慣を身に付ける 禁煙を徹底して飲酒はできるだけ控える こまめに水分補給する 定期的に検査を受ける 以下で、意識・注意するべき点について詳しく見ていきましょう。 食生活を見直す 脳梗塞退院後の生活では、食事内容の見直しが重要です。 脳梗塞の主な原因の一つである動脈硬化は、血管の内部にコレステロールなどがたまって血流が悪くなる症状を指し、高血圧や糖尿病などにより引き起こされます。 そのため、高血圧や糖尿病を避ける食事を摂ることは、脳梗塞の再発リスクの軽減につながる重要な対策です。 脳梗塞の再発を防ぐ具体的な食事内容の例を下記にまとめました。 塩分を1日6g※未満にする ※出典:「さぁ、減塩!~減塩・栄養委員会から一般のみなさまへ~」|日本高血圧学会 脂っこいものやインスタント食品を控える 魚介類やナッツを食べる 野菜やキノコなど食物繊維が含まれるものを食べる 基礎疾患や症状によって異なるので、適切な摂取量は医師に相談してみましょう。 適度な運動習慣を身に付ける 脳梗塞後の生活では、適度な運動を取り入れてみましょう。 運動は血管を健康な状態にしたり、筋力を維持したりする効果が期待できます。 適度な運動は、脳梗塞の発症・再発の予防にも効果的で、例えば毎日30分以上の有酸素運動※は動脈硬化の予防に有用です。 ※引用:「動脈硬化疾患の発症を予防するためには?」|日本動脈硬化学会 過度な運動は心肺機能に負担をかけるため、軽めのウォーキングや水泳などを1日30分程度、できる範囲から始めてみましょう。 禁煙を徹底して飲酒はできるだけ控える 脳梗塞退院後は、禁煙を徹底し、飲酒はできるだけ控えることが大切です。 お酒とたばこによる脳梗塞のリスクを下記にまとめました。 たばこ:ニコチンの働きによって血栓ができやすくなる お酒:利尿作用による脱水で血液が濃縮される たばこに含まれるニコチンは、血圧を上げたり血管を収縮させたりする働きがあるため、血栓ができやすくなります。 血栓が脳の血管で詰まってしまうと、脳梗塞が再発する可能性が高まるのでたばこを吸うのは避けましょう。 また、お酒は利尿作用があり、脱水状態を引き起こすと血液も濃縮されるので、脳梗塞再発のリスクが高まります。 こまめに水分補給する 水分補給は脱水を予防するほか、血液の粘度を正常に保って血栓の形成を防ぐ働きがあります。 特に寝る前と起床時、入浴前後に水分補給するのが効果的です。 水分補給は水や麦茶などを中心にし、アルコールや多量のカフェイン飲料は避けましょう。 一度にたくさん飲むのではなく、コップ一杯分をこまめに補給してください。 定期的に検査を受ける 脳梗塞の退院後は定期健診に通い、数値の悪化や再発の早期発見がないかチェックしましょう。 定期健診の主な内容を下記にまとめました。 基本的な検査(血圧測定、血液検査、診察) 画像検査(CT、MRIやエコーなど) 具体的な定期健診の頻度や必要な検査は、病型や後遺症、再発リスクに応じて主治医が判断するため、医師の指示に従いましょう。 また、血圧計を使用して自宅で血圧をチェックするのも健康を意識できるきっかけになるので、試してみてください。 脳梗塞退院後の患者さまの生活でご家族ができるサポート 脳梗塞の退院後の生活でご家族ができるサポートを紹介します。 日常生活のサポート 精神面のサポート 詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。 日常生活のサポート 脳梗塞の退院後の生活では、ご家族による日常生活のサポートが重要です。 患者さまの機能状態によりますが、自宅の環境の整備や食事の補助、介護保険の申請が必要な場合があるためです。 具体的には手すりやスロープの改修をしたり、握りやすいスプーンを用意したりして、患者さまご本人ができるかぎり自分の力で日常生活が送れるようにしましょう。 精神面のサポート 多くの脳梗塞の患者さまは、機能の回復具合や脳梗塞の再発について悩みや不安を抱えているため、精神的なサポートも大切です。 また、退院してしまうと周りに相談できる相手や一緒にリハビリに励む仲間がいなくなるので、リハビリに対する意欲を維持し続けるのが難しくなりがちです。 患者さまのご家族には、リハビリを継続するためにも声かけや傾聴による精神的なサポートが求められます。 脳梗塞退院後に利用できる支援制度・サービス 脳梗塞の患者さまが退院後に利用できる支援制度やサービスを紹介します。 高額療養費制度 介護保険 傷病手当金 実際の症状や支援制度・サービスの条件を照らし合わせて、利用できるかどうかをチェックしてみましょう。 高額療養費制度 高額療養費制度とは、月の初めから終わりまでの間に自己負担限度額を超えて保険適用の治療を受けた際、超過した金額が払い戻される制度です。 脳梗塞による保険適用の範囲は診察料、検査料、投薬料、入院料などです。先進医療費や差額のベッド代、食事代は対象外なので注意しましょう。 自己限度額は年齢や所得によって異なり、70歳以上で住民税非課税世帯の方が入院や外来を利用した際は1カ月あたり15,000円~24,600円です。 申請書の提出先は加入している医療保険によって異なりますが、国民健康保険の場合は各市区町村の窓口です。 介護保険 食事や排せつ、入浴に介護が必要な場合は介護保険制度を利用しましょう。 介護保険制度とは、介護が必要な度合いに応じて介護サービスを受けられる仕組みを指し、利用には介護度の認定を受ける必要があります。 介護サービスは施設に入所する居住系サービスと自宅にいながら支援を受ける在宅系サービスに分けられます。 主なサービスを下記にまとめました。 特別養護老人ホームや老人保健施設への入所 通所介護(デイサービス) 訪問介護(ホームヘルパー) 福祉用具貸与 施設への入所から在宅での家事のサポートや福祉用具の貸与まで、幅広いサービスがあります。 介護保険の対象者 介護保険制度を利用できる対象者を見ていきましょう。 結論から述べると、脳梗塞によって介護や支援が必要な方は、40歳以上から介護保険制度を利用できます。 介護保険の被保険者は2種類あり、第1号被保険者と第2号被保険者に分けられます。 具体的な内容を下記にまとめました。 第1号被保険者:65歳以上で介護や支援が必要な方 第2号被保険者:40歳から64歳で、介護や支援が必要な状態の原因が特定疾病による方(脳梗塞含む) 脳梗塞は特定疾病に含まれるので、40歳以上の方であれば介護保険制度を利用できると言えます。 要介護・要支援認定の申請 要介護、要支援認定の申請方法を紹介します。 介護保険制度の対象者であっても申請して介護認定を受けないと、全額が自費負担となってしまいます。 申請方法を下記にまとめました。 ①:1号の方は介護保険被保険者証、2号の方は医療保険の被保険者証など必要な書類を準備する ②:①を持って市区町村の介護保険課の窓口に行く ③:市区町村の職員が自宅を訪問し、要介護認定の調査や判定を行う ④:介護度の認定結果が届く ⑤:ケアマネージャーに依頼して、利用するサービスを決める 認定には時間がかかる場合があるので、退院後の生活をスムーズにするためにも早めの申請を心がけましょう。 傷病手当金 傷病手当金は、病気やケガで会社を休んだときに受けられる制度で、月給の2/3程度の金額が支給されます。 支給には条件が4つあり、すべて満たしている必要があります。 具体的な内容を下記にまとめました。 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業 仕事に就けない 仕事を休んだ日から連続して3日間休んで待機した後、4日目以降の仕事に就けなかった場合 休業した期間について給与の支払いがない 入院が必要なほどの脳梗塞がおこると、長期の治療やリハビリが必要です。給与の全額支給は難しいですが、利用できる制度は活用しましょう。 脳梗塞退院後の生活では再発予防とリハビリを継続しましょう 脳梗塞退院後の生活では、再発を予防するための生活習慣の見直しとリハビリの継続が重要です。 退院後にリハビリを中断すると、入院中に回復した身体機能などが低下する恐れがあります。リハビリを継続して、身体機能などの回復に努めましょう。 脳梗塞の後遺症や再発予防でお悩みの方は、再生医療による治療もご検討ください。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて損傷した組織の再生・修復を促すことで、脳梗塞の後遺症改善が期待できる治療法です。 https://youtu.be/AoMLP77h-c4?si=5iCY5jhr2V-rB4L1 当院リペアセルクリニックでは、再生医療による脳梗塞の治療もご案内しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
2025.01.08 -
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脳梗塞を経験した方やそのご家族にとって、後遺症の一つとして現れる「記憶障害」は日常生活に大きな影響を及ぼす深刻な問題です。 突然、直前までの記憶を思い出せなくなったり、日々の出来事を忘れてしまったりする状況に直面すると、困惑や不安を抱える方も多いでしょう。 本記事では、脳梗塞後に引き起こされる「記憶障害」の原因や、リハビリ方法について詳しく解説します。 また、社会的支援の活用方法についても紹介しますので、脳梗塞後の記憶障害にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。 脳梗塞後に記憶障害が起きる原因とは 脳梗塞によって「海馬」や「視床」などの記憶に関わる部位が損傷することで「記憶障害」が起こる可能性があります。 本章では、脳梗塞後の記憶障害に関する以下の項目について解説します。 記憶障害は後遺症の一つ 記憶障害の兆候 それぞれの内容を詳しく確認していきましょう。 記憶障害は後遺症の一つ 脳梗塞によって引き起こされる記憶障害は「高次脳機能障害」の一種に分類され、日常生活の質を左右する深刻な後遺症の一つです。 特に、新しい出来事を覚える役割を担う「海馬」や、情報を整理して受け渡す「視床」が損傷すると、数分前の会話さえ忘れてしまうことも少なくありません。 こうした症状は手足の麻痺とは異なり、外見からは判断しにくいため、周囲からの理解が得られにくいという側面を抱えています。 周囲の方がただの物忘れではなく、「記憶が抜けたり覚えられなかったりする障害」として理解することで、患者さまに寄り添った適切な環境づくりを進めやすくなるでしょう。 記憶障害の兆候 記憶障害の兆候として、一時的な記憶の混乱や、新しいことを覚えられなくなる短期記憶障害が見られるケースがあります。 具体的には、以下のようなシーンが挙げられます。 数分前に話していた内容を全く思い出せない 今いる場所や今日の日付が一時的に分からなくなる 慣れている家事や仕事の手順が分からなくなる 上記のような「わずかな違和感」を覚えたら、ただの物忘れと見過ごさずに速やかに医療機関を受診することが重要です。 脳梗塞後の記憶障害における5つのタイプ 脳梗塞によって脳への血流が遮断されると、記憶障害が引き起こされます。その症状は、影響を受けた脳の部位や損傷の程度によってさまざまです。 ここでは、5種類の記憶障害と症状について紹介します。 短期記憶障害 長期記憶障害 エピソード記憶障害 手続き記憶障害 見当識障害 記憶障害の症状は、患者さまの日常生活や対人関係に影響を及ぼすため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。 短期記憶障害 短期記憶障害とは、新しい情報を保持する能力が低下して、数秒から数分前の出来事を覚えておくのが難しい状態です。 【短期記憶障害の症状例】 今日の日付や曜日が思い出せない 食事をしたことや友人との会話を覚えていない 物の置き場所を頻繁に忘れる 何をしようとしていたか忘れる 短期記憶障害は、日常生活で必要な動作や作業に大きな影響を及ぼし、さまざまな支障を引き起こす原因となります。 長期記憶障害 長期記憶障害は、数日~数週間、数十年で覚えた情報や出来事を思い出すことが難しくなる状態です。 【長期記憶障害の症状例】 過去の記憶が思い出せなくなる 記憶していた内容が時系列で整理できなくなる 新しく得た情報を長期的に記憶するのが難しい 長期記憶障害は、過去の経験や知識を思い出すことが難しくなるため、日常生活や人間関係に影響を及ぼすことがあります。 エピソード記憶障害 エピソード記憶障害は、過去に体験したエピソードを思い出すのが難しくなる状態です。 【エピソード記憶障害の症状例】 家族や友人との旅行で体験した出来事が思い出せない 過去に働いていた職場での仕事内容を思い出せない 食事したことを忘れてしまう 体験した記憶の一部、あるいはエピソード全体が思い出せなくなってしまいます。 出来事がいつ・どこで起こったのかといった、文脈的な情報を含む記憶が失われるのが特徴です。 手続き記憶障害 手続き記憶障害は、体で覚えた動作や技能を忘れてしまう状態です。 【手続き記憶障害の症状例】 車や自転車の乗り方を思い出せない 料理で食材の切り方や包丁の使い方がわからない パソコンのキーボードが打てなくなる 主に頭ではっきり考えずともできていた、習慣的な行動に支障をきたします。 今まで意識せずに行っていた動作ができなくなり、日常生活で大きなストレスや不便さを感じる原因になります。 見当識障害 見当識障害は、時間や場所、自分自身に関する基本的な認識が混乱する状態です。 【見当識障害の症状例】 今が何月何日なのかわからない 自分が現在どこにいるのかわからない 自分が誰であるのかわからない 見当識障害は、記憶だけでなく、日常生活全般に深刻な影響を及ぼします。 特に、自分がどこにいるかを認識できないため、道に迷ったり、家に帰れなくなったりするといった危険な状況が生じることもあります。 見当識障害は脳梗塞だけでなく、初期の認知症にも見られる症状です。 脳梗塞後の記憶障害に対するリハビリ方法 リハビリテーションでは、患者さまの記憶機能を補助したり代替したりする、さまざまな方法が用いられます。 ここでは、脳梗塞による記憶障害に対して行われるリハビリテーション方法について解説します。 内的記憶戦略法 外的補助手段 課題指向型アプローチ 家族による環境のサポートも重要 また、ご家族のサポートとリハビリ効果を高める再生医療についても解説しているので、ぜひご覧ください。 内的記憶戦略法 内的記憶戦略法※は、脳梗塞による記憶障害のリハビリにおいて、患者さま自身が意識的に記憶力を高めるための方法です。 ※参照: 国立障害者リハビリテーションセンター「医学的リハビリテーションプログラム」 この方法では、記憶を活性化し情報を効果的に覚えるための具体的な工夫を取り入れます。 代表的な方法として、語呂合わせや情報をカテゴリーごとに整理する手法、視覚イメージ法などがあります。 内的記憶戦略法の主な手法とその実践例を以下の表にまとめました。 手法 概要 具体的な実践例 特徴・効果 カテゴリー分類法 情報を共通の特徴で分類して記憶する 野菜(にんじん、キャベツ)、果物(りんご、みかん)のように分類 情報の整理が容易 関連性のある情報をまとめて記憶しやすい 視覚イメージ法 記憶したい情報を具体的な映像として思い描く 買い物リストに「牛乳とパン」がある場合、「巨大なパンで牛乳パックをサンドイッチ」とイメージ 印象的な記憶として定着しやすい 視覚的記憶の活用 これらの内的記憶戦略法の利点は、患者さま自身が能動的に取り組むことで、記憶の回復を目指せる点です。 この方法は、日常生活に取り入れやすく、繰り返しの練習により効果が高まるとされています。 外的補助手段 外的補助手段※は、外部ツールを利用して記憶力の低下を補助する方法です。 ※参照: 国立障害者リハビリテーションセンター「医学的リハビリテーションプログラム」 患者さまが記憶を頼りにせずとも日常生活を円滑に送るための方法で、実用性が高いのが特徴です。 記憶障害があるとスマートフォンなど外部ツールの使用を忘れてしまいますが、繰り返しにより習慣になる場合もあります。 外的補助手段は習慣化するまでは患者さまだけで継続するのは難しく、ご家族や支援者が協力して環境を整えることで、より効果を発揮します。 課題指向型アプローチ 課題指向型アプローチは、患者さまが日常の生活で直面する具体的な問題に焦点を当て、その解決を目指す実践的なリハビリテーション方法です。 たとえば、以下のような具体的な課題設定と実践方法が挙げられます。 生活場面 具体的な課題例 実践方法 期待される効果 買い物 商品リストの記憶と購入 リストの作成と確認 必要に応じてメモの活用 購入手順の計画 記憶力の向上 買い物の自立性確保 家事 段取りを考えた家事の実行 作業手順の確認 チェックリストの活用 時間配分の管理 実行機能の改善 家事の効率化 これらのリハビリにより、実際の生活で記憶を活用する能力を高められますが、課題の設定は患者さまごとに異なり、その人の能力や生活環境に合わせて設定する必要があります。 必要に応じて外的補助手段も活用し、記憶力の向上を図りつつ、実際の生活場面での失敗を最小限に抑えるアプローチも可能です。 また、成功体験を重ねることで自信を回復させる効果も期待できます。 家族による環境のサポートも重要 脳梗塞による記憶障害に対しては、家族のサポートが患者さまの回復を支える重要な要素です。 ご家族は患者さまの生活環境を整えるだけでなく、心理的な支えにも大きな役割を果たします。 効果的なご家族サポートの具体例として、以下のような環境づくりが挙げられます。 サポートの種類 具体的な方法 期待される効果 実践する上での注意点 物理的環境整備 必要なものを見える位置に配置 日常生活の自立支援 配置場所の一貫性を保つ 習慣形成支援 スマートフォンのアラーム設定を一緒に練習 自己管理能力の向上 段階的に習慣づける 心理的サポート 適切な距離感を保ちながらの見守り 自尊心の維持 過度な干渉を避ける しかし、リハビリテーションによる回復には個人差があり、時には望むような改善が見られないこともあります。 家族とはいえ、すべてのサポートをするのは容易ではなく、負担が大きくなることで、ご家族の方が心身に疲れを感じることもあるでしょう。 また、記憶障害のある患者さまにとってもご家族への依存を余儀なくされる状況は大きな精神的負担となるため、早期の機能回復により患者さまとご家族双方の負担軽減が望まれます。 そこで、患者さまの回復をより早めつつ、ご家族の負担を軽減する手段として、ぜひ再生医療もご検討ください。 脳梗塞による記憶障害でお困りの方、あるいはご家族のサポートに課題を感じている方は、ぜひ当院へご相談ください。 脳梗塞による記憶障害への社会的支援 脳梗塞の後遺症である記憶障害には、公的な助成や専門の相談窓口を活用することで、家計の負担や将来への不安を軽減できる可能性があります。 障害者手帳や各種支援制度など、さまざまなサポートを受けることで、患者さま本人だけでなくご家族の負担軽減にもつながるでしょう。 主な支援策は、以下のとおりです。 支援策 詳細 精神障害者保健福祉手帳 税金の控除や公共交通機関の割引など、生活を支える多角的な恩恵を受けられる。 自立支援医療 自立支援医療(精神通院医療)の通院による精神医療費の自己負担軽減が受けられる。 介護保険 40歳以上から特定疾病として認定を受けられ、訪問リハビリや福祉用具が活用できる。 これらの制度を組み合わせることで、目に見えにくい記憶障害でも生活を再構築する助けとなります。 まずは、地域の福祉窓口や「高次脳機能障害支援センター」へ相談し、利用可能な選択肢を一つずつ整理することから始めましょう。 脳梗塞後の記憶障害に関するよくある質問 最後に、脳梗塞後の記憶障害に関するよくある質問に回答していきます。 脳梗塞による記憶障害は回復する? 脳梗塞後に物忘れがひどいのはなぜ? 患者さまやご家族が抱える「以前のようになれるのか」という不安に対し、現在の医学的知見に基づいた考え方を確認していきましょう。 脳梗塞による記憶障害は回復する? 残された神経細胞が新たなネットワークを築く、脳の可塑性(かそせい)という働きを促すことで、失われた機能の一部を補完できる可能性があります。 一度死滅した細胞そのものの回復は難しいものの、早期からの適切なリハビリが脳内の情報伝達を助け、記憶を保持する力を整えてくれます。 また、メモやアプリを活用して「覚える負担」を物理的に減らす工夫は、脳の疲労を和らげ、回復を円滑に進める手助けとなるでしょう。 脳梗塞後に物忘れがひどいのはなぜ? 脳梗塞後に物忘れがひどくなった場合、記憶に関連する部位がダメージを受けたことで、「記憶障害」や「血管性認知症」を起こしている可能性があります。 加齢による物忘れとは異なり、脳内の「回路」が物理的に途切れるため、直前の出来事に関する記憶も抜け落ちるなどの症状が見られます。 これは本人の意識の問題ではないため、ご家族や周囲の方が情報を小分けに伝えたり、メモを活用したりする工夫が重要です。 脳梗塞後の記憶障害の治療には「再生医療」もご検討ください 脳梗塞による記憶障害は、短期記憶や長期記憶、エピソード記憶などさまざまな記憶機能に影響を及ぼします。 記憶障害への対応には、後遺症や原因について理解し、早期から適切なリハビリテーションを行うことが重要です。 金銭的な負担やご家族の負担を軽減できる社会支援サービスもありますので、これらを活用しながら、無理のない形で後遺症と向き合っていくことが大切です。 また、記憶障害を含む脳梗塞の後遺症の改善には、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療では、患者さまの細胞や血液を用いて損傷した組織の再生・修復を促す治療によって、後遺症の根本的な改善が期待できます。 以下の動画では、実際に再生医療によって、脳梗塞の後遺症が改善された患者さまの症例を紹介していますので、併せて参考にしてください。 https://youtu.be/AoMLP77h-c4?si=UFnkPfpLaVXje5vu >>脳卒中(脳梗塞)に対する再生医療の症例はこちら 「脳梗塞の後遺症を治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2025.01.08 -
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脳梗塞を発症した場合、高齢者でも回復する見込みがあるのか不安を抱える方も多いでしょう。 脳梗塞は発症後の対応が重要であり、適切な治療やリハビリ次第で日常生活を送れるまで回復する見込みはあります。 とはいえ、脳梗塞は脳細胞の損傷による障害のため、従来の治療では継続的な治療で症状をコントロールすることが目的となり、完治するのは難しい領域です。 近年の治療では「高齢者でも脳梗塞を治したい」「後遺症に悩まされたくない」という方向けに、損傷した脳細胞の改善が期待でき、脳梗塞の根本的な改善につながる再生医療が注目されています。 当院リペアセルクリニックでは、高齢者の脳梗塞でも症状の改善が期待できる再生医療をご提供・ご案内しています。 いきなり新しい治療を試すのは不安という方に対しても、当院では無料のカウンセリングも実施しており、治療内容について丁寧にご説明いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。 また、公式LINEでも再生医療に関する情報や脳梗塞治療の症例を配信しているので、この機会に再生医療について知っておきましょう。 ▼脳梗塞の後遺症治療に注目 >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる 高齢者の脳梗塞でも回復する見込みがある 一般的に年齢が高くなるほど、若年層と比較して高齢者の脳梗塞の回復には時間がかかる傾向があります。 しかし、高齢者であっても適切な治療を受け、計画的にリハビリを進めることで、日常生活動作(ADL)の向上が十分に期待できます。 回復見込みに影響を与える要素 高齢者が脳梗塞を発症した場合の回復の見込みは、以下のようなさまざまな要因が影響を与えています。 患者さまの年齢と体力 発症から治療開始までの時間 脳の損傷部位と程度 リハビリテーションの質と継続性 基礎疾患(高血圧、糖尿病など)の管理状態 患者さま自身の回復力や意欲 上記のようなさまざまな要因が影響し、高齢者が脳梗塞を発症しても回復する見込みはあります。 とくに、脳梗塞の発症後4.5時間以内に初期治療を受けることが重要となり、発症後の迅速な対応が回復に影響します。 早期回復には適切なタイミングのリハビリが重要 脳梗塞の早期回復には、適切なタイミングで適切なリハビリテーションを行うことが重要です。 脳には「神経可塑性」という特性があり、適切なリハビリを継続することで、損傷した機能の一部を他の部位が補うことができます ただし、回復の程度や速度には個人差が大きく、同じような症状であっても、改善の度合いは患者によって異なることに留意が必要です。 回復のステージと必要な対応について、以下の通りです。 回復段階 重要なポイント 期待される効果 具体的なリハビリ例 発症直後 t-PA治療の実施(4.5時間以内) 脳細胞の損傷を最小限に抑制 早期離床訓練 急性期 早期リハビリの開始 二次障害の予防、基本機能の維持 関節可動域訓練、嚥下訓練 回復期 計画的なリハビリの継続 日常生活動作(ADL)の改善 麻痺した手足の運動訓練、言語訓練、生活動作訓練 維持期 生活習慣の改善と基礎疾患の管理 機能維持と再発予防 自主トレーニング リハビリの成果は継続性や頻度に依存するため、専門家の指導のもとで計画的かつ段階的なアプローチを行うことが重要です。 たとえば、麻痺が残った手足の運動訓練では関節の動きを維持することから始めたり、失語症に対する言語訓練などによってコミュニケーション能力の回復を目指します。 日常生活動作(ADL)の改善については個人差があるものの、高齢者の場合でも比較的軽い脳梗塞であれば、早期治療とリハビリの組み合わせにより機能改善が期待できます。 ただし重度の場合は介助を必要とする場面が残る可能性もあり、さらに脳梗塞は再発リスクが高い疾患であり、とくに高齢者ではその傾向が顕著です。 脳梗塞による後遺症の回復見込み 高齢者が脳梗塞を発症した後、後遺症が出る可能性は若年層より高く、回復にも時間がかかる傾向があります。 とくに80歳以上や90歳以上では、その傾向が顕著です。高齢者が脳梗塞を発症した際に現れやすい後遺症は、以下の通りです。 脳梗塞の主な後遺症 症状 運動麻痺 手足が動きにくくなる、片側が麻痺する 言語障害 言葉が出にくい、会話が難しくなる(失語症) 嚥下障害 食べ物や飲み物が飲み込みにくくなり、誤嚥性肺炎のリスクが高まる 認知機能の低下 記憶力や判断力が低下し、日常生活に支障をきたす 後遺症が残った場合でも、回復見込みはありますので、以下のリハビリを継続的に行い、症状の緩和や生活の質の向上を目指しましょう。 高齢者の脳梗塞を回復させるために重要なリハビリテーション 脳梗塞後の後遺症からの回復を助けるリハビリとして、段階に応じたリハビリテーションを行います。 リハビリは大きく急性期、回復期、維持期の3つの期間に分けられ、それぞれ異なる目的とリハビリ内容を設定します。 リハビリの期間 発症からの期間 目的 主なリハビリ内容 急性期 発症から1~2カ月以内 合併症の予防と身体機能の維持 関節が固まるのを防ぐ関節可動域訓練 座る、立ち上がるなどの離床訓練 回復期 発症から6カ月以内 身体機能・日常生活動作(ADL)の回復 歩行や体幹の筋力強化 食事や着替えなど生活動作の練習 言語訓練 維持期(生活期) 発症から6カ月以降 機能の維持と生活の質向上 ストレッチやウォーキング 日常の動作や趣味 急性期には合併症の予防、回復期には機能の回復、維持期にはその維持と生活の質の向上を目指します。 脳梗塞後の高齢者の回復には、継続的なリハビリが欠かせません。医療スタッフや家族と協力しながら、その人の状態に合ったリハビリを進めていきましょう。 脳梗塞後の高齢者に対してご家族ができるサポート 脳梗塞後の高齢者を支えるには、ご家族の心理的な支援や日常生活のサポートによって、患者さまがリハビリを積極的に行えるようにすることが重要です。 心理的なサポート 日常生活を送りやすい環境づくり サポートは重要ですが、家族だけですべてを抱え込むのは困難な場合も多いため、外部の介護サービスなどの活用も検討しましょう。 心理的なサポート 高齢の脳梗塞の患者さまには、以下のようなご家族からの心理的なサポートが欠かせません。 不安を軽減するために本人の気持ちに寄り添った声かけを行う 小さな進歩を褒めるなどの意欲を高める環境を作る 患者さまは、脳梗塞の症状や後遺症が治るのか不安を感じている場合がほとんどですので、不安を取り除いてあげるようなコミュニケーションが重要です。 また、リハビリを積極的に取り組めるように小さな進歩も褒めましょう。 日常生活を送りやすい環境づくり 脳梗塞を発症すると、今まで普通にできていたことができなくなることが多いです。 以下のような患者さまが日常生活を送りやすい環境づくりをしましょう。 項目 詳細 住環境の整備 手すりの設置や段差の解消、滑りにくい床材の導入を行い、転倒リスクを軽減する 食事の工夫 栄養バランスを意識しつつ、飲み込みやすい形態(刻み食やゼリー状の食品)の食事を取り入れる 外部サービスの活用 訪問リハビリやデイサービスの利用を検討し、必要に応じて保険外サービスも活用する 脳梗塞の後遺症によって思ったように動けなくなると、小さな段差でも転倒してしまうケースも少なくありません。 階段や段差があるとこには手すりの設置や段差を解消して転倒リスクを軽減することが重要です。 高齢者の脳梗塞による後遺症が改善した症例 高齢者の脳梗塞による後遺症が改善した症例を紹介します。 https://youtu.be/BiqlQMIoaNs?si=u2FMdx3v2JZvCau7 上記の患者さまは、脳梗塞後の高次脳機能障害に悩まされていましたが、再生医療によって症状の改善がみられた症例です。 ※効果には個人差があります。 その他にも当院リペアセルクリニックの症例ページでは、以下のような実際の症例と治療後の経過について解説しています。 症例 治療後の経過 急性期脳梗塞の後遺症 (60代男性) 左手のしびれが消失し、不整脈の症状も改善がみられた。 呂律も回復し、スムーズに発語できるようになった。 脳梗塞後の右上肢の機能低下 (60代男性) 右肩の可動域と筋力が改善し、ボールを投げる動作が可能になった。 脳の血管造影検査で損傷した脳細胞が改善した確認も得られる。 急性期脳梗塞の後遺症 (70代男性) 初回投与後1週間で左口周りと左手のしびれが軽減し、夜間頻尿の症状改善がみられた。 4か月後にはふらつき、めまいがなくなり、小走りも可能になった。 それぞれの詳しい紹介は以下にて紹介していますので、詳細が気になる方はぜひご確認ください。 >>脳梗塞(脳卒中)の症例ページはこちら 高齢者の脳梗塞と回復についてよくある質問 高齢者の脳梗塞と回復についてよくある質問は以下の通りです。 高齢者が脳梗塞になったら余命はどのくらい? 高齢者の脳梗塞は治療できない? 脳梗塞の再発を予防する方法は? 以下では上記の質問に回答しながら、高齢者でも可能な回復の道筋や治療の選択肢について解説します。 高齢者が脳梗塞になったら余命はどのくらい? 脳梗塞を発症すると命に関わる場合があるのは事実ですが、それが必ずしも長寿を妨げる要因ではありません。 適切な治療やリハビリ、再発予防の取り組みによって、発症後も生活の質を維持しながら長生きできる可能性があります。 まずは高血圧や糖尿病などの基礎疾患の管理が重要です。塩分を控えた食事や適度な運動を日常生活に取り入れることで、再発リスクを低減できます。 定期的な健康診断を受け、高血圧などの脳梗塞の要因を早期に発見することも大切です。 また、リハビリを通じて身体機能や日常生活動作の改善が可能です。歩行訓練や失語症の改善に向けた言語訓練などが効果を発揮します。 家族や介護者による心理的な支えが本人の意欲を高める鍵となるので、長い目で見ると結果的に負担が軽くなることも期待できるでしょう。 リハビリには家族のサポートは大切ですが、負担が大きくならないように支援サービスの活用も検討してみてください。 訪問リハビリやデイサービスといった外部の支援を取り入れることで、家庭での介護負担を軽減しながら、適切なケアを継続できます。 高齢者の脳梗塞は治療できない? 高齢者が脳梗塞を発症した場合、治療が難しいケースは確かに存在します。 これにはいくつかの要因が関係しています。 高齢になるほど身体の回復力が低下し、外科的処置や薬物治療が適さない場合があります。 また、発症からの時間が遅れたためにt-PA治療(血栓を溶かす治療)などの早期治療が適用できないケースも少なくありません。 さらに、麻痺や言語障害が深刻でリハビリを行うことが難しい状況や、基礎疾患(心臓病や糖尿病など)が治療の妨げとなることもあります。 このような場合、従来の治療法が行えないため、代替策として以下の対応が考えられます。 治療が行えない場合でも、症状の進行を防いで生活の質を保つための工夫や支援を行うことが重要です。 家族や介護者が連携し、患者ができる限り快適な生活を送るためのサポートが大切です。 脳梗塞の再発を予防する方法は? 脳梗塞の再発を予防する方法は、以下の通りです。 早期かつ適切な治療とリハビリを行うことで、高齢者であっても脳梗塞後の生活の質を向上させることが可能です。 焦らず、専門家のサポートを受けながら、段階的に回復を目指すことが大切と言えるでしょう。 脳梗塞の後遺症にお悩みの高齢者の方は再生医療をご検討ください 脳梗塞は高齢者にとって深刻な疾患ですが、適切な治療とリハビリを行うことで、回復への道が開ける場合があります。 ただし、若い世代と比較すると、加齢による回復力の低下や後遺症が出る可能性が高く、回復が難しいケースもあります。 これらの要因を踏まえつつ、再発を防ぎながら生活の質を向上させることが重要です。 近年の治療では、幹細胞治療をはじめとする再生医療が、高齢者の脳梗塞後の後遺症改善において注目されています。 当院リペアセルクリニックでは、高齢者の脳梗塞でも症状の改善が期待できる再生医療をご案内可能です。 いきなり新しい治療を試すのは不安という方に対しても、当院では無料のカウンセリングも実施しており、治療内容について丁寧にご説明いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。 また、公式LINEでも再生医療に関する情報や脳梗塞治療の症例を配信しているので、この機会に再生医療について知っておきましょう。 ▼脳梗塞の後遺症治療に注目 >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる
2025.01.08 -
- 脳梗塞
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脳梗塞は、突然の発症だけでなく再発するリスクが高い病気です。 一度発症すると、「また起こったらどうしよう」「再発を防ぐには何をすればいいのか」といった不安や疑問を抱える方も多いでしょう。 本記事では、脳梗塞の再発リスクや具体的な予防策について詳しく解説します。 脳梗塞を再発すると一度目より後遺症が重くなる傾向があり、生活の質に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。 近年の治療では、脳梗塞の後遺症改善や予防法の一つとして、先端医療である再生医療が注目されています。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、脳梗塞の後遺症が改善された患者様の症例を紹介しています。 併せて参考にしてください。 脳梗塞の再発リスク|再発率に関するデータ 脳梗塞は一度発症すると、再発するリスクが高い疾患です。 再発を重ねると後遺症が重くなる傾向があるため、正しい知識をもって予防に取り組む必要があります。 本章では、以下の点について解説します。 脳梗塞の再発率は約50% 再発リスクを高める危険因子 具体的なデータを確認し、予防の重要性について理解を深めましょう。 脳梗塞の再発率は約50% 脳梗塞は再発しやすい疾患として有名ですが、発症から10年以内に約50%の方が再発すると報告されています。 主な原因である高血圧や動脈硬化などの生活習慣病は、一度の治療で完治するわけではなく、継続した管理をしないと血管の状態が再び悪化するためです。 脳梗塞の累積再発率について、以下のようなデータが示されています。 期間 脳卒中(脳梗塞を含む)累積再発率 5年以内 約35% 10年以内 約50% ※出典:PubMed 再発を繰り返すごとに後遺症が重くなる傾向もあるため、発症直後から継続的に再発予防に取り組むことが重要です。 再発リスクを高める危険因子 再発率の数字からも分かるように、脳梗塞は長期的に再発リスクが続く病気です。 以下のような項目は危険因子と呼ばれ、再発を高める要因とされています。 再発リスクを高める危険因子 内容 高血圧 血管にかかる負担が増大し、動脈硬化が進行する 糖尿病 血糖値のコントロール不良が血管のダメージを悪化させる 脂質異常症 血中の脂質バランスが崩れ、血管の詰まりが起こりやすくなる 喫煙 血管の収縮や血液の粘度が高まり、血流障害を引き起こす 心房細動 不規則な心拍により血液の流れが乱れ、血栓が形成されやすくなる これらの危険因子に注意して日常生活を送ることが、再発予防のカギとなります。 脳梗塞の再発リスクが高い理由は? 脳梗塞の再発リスクが高い理由は、脳梗塞を引き起こした根本原因が治療後も残り続けるためです。 脳梗塞の治療によって脳の症状が改善・緩和された場合でも、脳梗塞の原因となった高血圧など危険因子が治るわけではありません。 高血圧などの脳梗塞の危険因子を改善しない限り、再び脳梗塞が起こる可能性があります。 そのため、再発を防ぐには脳梗塞の治療だけでなく、背景にある危険因子を生涯にわたって管理し続ける「二次予防」が必要です。 脳梗塞の再発リスクを高めないための対策 脳梗塞は、生活習慣や健康状態の見直しといった適切な予防によって、再発リスクを低下させることができます。 とくに生活習慣や健康状態の見直しが予防のカギです 以下では、脳梗塞予防のための具体的な方法を詳しく解説します。 生活習慣病を改善する 脳梗塞の再発予防の基本は、原因となる高血圧や糖尿病といった生活習慣病を適切に管理することです。 生活習慣病は血管に負担をかけ、動脈硬化を進行させるため、放置すると再び脳梗塞を引き起こすリスクが高まります。 医師の指導のもと、薬物療法を継続するとともに、以下の数値を目標に生活習慣を改善していく必要があります。 管理項目 目標値の目安 血圧 135/85mmHg未満 糖尿病 HbA1c:7.0%未満 脂質異常症 LDLコレステロール:120mg/dL未満 目標を達成するため、減塩や適度な運動を心がけ、処方された薬は自己判断で中断しないようにしてください。 定期的な通院で体の状態を確認し、治療を継続することが再発予防につながります。 血栓を予防する 脳梗塞を予防するためには、血栓の形成を防ぐ抗血栓療法が有効です。 抗血栓療法は脳梗塞に効果的な方法の一つとして広く用いられています。 血液をサラサラにする抗血栓薬の服用により、血液中の血小板の働きを抑えて血管内で血栓ができにくい状態を維持します。 さらに、血栓がすでに形成されている場合や高度な動脈硬化がある場合には、外科的治療も選択肢の一つです。 例えば、動脈の詰まりを取り除く手術や、血流を確保する治療などがあります。 食生活を改善する 脳梗塞の再発リスクを高めないためには、食生活の改善が重要です。 食生活の改善をするうえでポイントとなるのが塩分と脂質で、塩分は1日6g未満に抑え、高脂質の食事は控えましょう。 大量のアルコール摂取は脳梗塞の再発リスクが高まるため、お酒の飲みすぎには十分注意してください。 また、体内の水分が不足すると血栓ができやすくなるため、こまめな水分補給を心がけることも大切です。 以下の動画では、脳梗塞を含む脳卒中のリスクを下げる食生活について解説しているので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/FytmHfYCyt4?si=TD6tDBhmXi_eh6sI 適度に運動をする 日常的に体を動かし、血流を促進することが脳梗塞の再発リスクを抑える対策の一つです。 ウォーキングや軽いジョギングなど有酸素運動や、水中歩行など軽いリハビリを日常生活に取り入れることで、血流の改善や心肺機能の向上が期待されます。 また、日常生活では階段を使用することや、徒歩で移動するなど、自然な形での運動量を確保することで、生活習慣を改善できます。 日常的に体を動かして、血流を促進することで再発リスクを予防できるため、適度な運動により血管や心臓の健康を保ち、脳梗塞や高血圧のリスクを減らしましょう。 睡眠の質を高める 睡眠の質を高めることも脳梗塞の再発リスクを高めない重要な対策の一つです。 良質な睡眠は血圧を安定させるため、脳への負担を減らすことができます。 睡眠の質を高めるためには、就寝前のスマホ操作を控えることや、簡単なストレッチを行うことも重要です。 ストレスを発散する 心身のストレスを上手に発散することも、脳梗塞の再発予防には欠かせません。 ストレスは交感神経を刺激し、血圧が上昇するだけでなく、過食や喫煙といった生活習慣の乱れにもつながり、再発リスクを高めるからです。 心と体の緊張をほぐし、再発リスクを遠ざけるために、以下のような方法を日常に取り入れましょう。 おすすめのストレス発散方法 ウォーキングなどの有酸素運動 ぬるめのお湯での入浴 規則正しい生活で睡眠の質を高める 家族や友人との会話を楽しむ 飲酒・喫煙はかえって体に負担をかけ、再発リスクを高めます。 健康的な方法でストレスを管理し、穏やかな毎日を過ごすことが再発予防の助けとなります。 定期健診を受ける 定期健診は脳梗塞の危険因子を早期に発見し、適切な対応を取るために欠かせない予防策です。 とくに、脳梗塞の主なリスクである高血圧・糖尿病・脂質異常症は、自覚症状がないまま進行することが多いため、定期的な検査によるチェックが必要です。 健診では、血圧や血糖値、コレステロール値の測定に加えて、心電図や頸動脈エコー検査などにより隠れたリスクを見つけられます。 定期健診を通じて危険因子を早期に発見し、脳梗塞の発症や再発を未然に防ぎましょう。 脳梗塞の再発予防につながるリハビリテーション 脳梗塞を発症した後のリハビリテーションは、失われた機能を取り戻すためだけでなく、再発を予防するうえでも必要なステップです。 体を動かす習慣を身につけることで、血圧や血糖値の安定につながり、再発リスクを減らすことにつながります。 本章では、以下の点について解説します。 リハビリテーションの重要性 リハビリテーション内容 リハビリテーションがなぜ再発予防に必要なのか、具体的な内容についてそれぞれ見ていきましょう。 リハビリテーションの重要性 リハビリテーションの目的は、ただ手足の動きを回復させるだけでなく、体全体の健康状態を向上させ、再発の引き金となる要素を減らすことにあります。 以下のような再発予防効果が期待できます。 リハビリテーションの重要性 運動習慣が身につき、血圧や血糖値が安定する 寝たきりによる血栓や誤嚥性肺炎などを防ぐ 転倒などを防ぎ、安全に活動できる範囲が広がる 発症直後の急性期から退院後の生活期まで、一貫してリハビリに取り組むことで、再発しにくい体と生活習慣を作り上げることが重要です。 リハビリテーション内容 リハビリテーション内容は、発症後の時期によって目的が異なり、段階的に進められます。 脳梗塞後のリハビリテーション内容は、以下のとおりです。 時期 主な目的 リハビリ内容の例 急性期(発症直後) 合併症の予防、寝たきりの防止 ベッド上での関節運動、座位訓練 回復期(状態安定後) 日常生活動作の再獲得、在宅復帰 歩行訓練、食事や着替えの練習、言語訓練 維持期(退院後) 機能の維持、再発予防の習慣化 通所リハビリ、自宅での自主トレーニング それぞれの時期で、患者さまの全身状態に合わせた専門的なプログラムが組まれます。 また、リハビリテーションは入院中の病院だけで完結するものではありません。 退院後も通所サービスや訪問リハビリなどを活用し、リハビリテーションを生活の一部として続けることが大切です。 脳梗塞の再発予防には再生医療をご検討ください https://youtu.be/NeS1bk2i5Gs?si=QvRU1AQnzXckmArn 再生医療による幹細胞療法は、脳梗塞の再発予防と後遺症の改善に期待ができる治療法です。 幹細胞治療は、患者さま自身の脂肪組織から採取した幹細胞を培養し、体内に戻すことで損傷した組織の修復や再生を促進する治療法です。 さらに幹細胞には抗炎症作用があり、脳内の炎症を抑制して再発リスクの低減が期待できます。 当院リペアセルクリニックでは、脳梗塞を含む脳卒中に対する再生医療の症例が多くございます。 例えば、50代の女性が脳梗塞と脳出血を経験し、右半身麻痺や言語障害などの後遺症に悩まされていましたが、幹細胞治療を3回受けた結果、症状改善がみられたケースがあります。 >症例の紹介ページはこちら 再生医療は脳梗塞の再発予防だけでなく、後遺症の改善にも効果が期待できます。 再生医療による治療をご検討の際は、ぜひ当院へご相談ください。 脳梗塞の再発リスクに関するよくある質問 ここでは、脳梗塞の再発リスクに関するよくある質問に回答していきます。 脳梗塞を再発しやすい人は? 脳梗塞を再発したらどうなる? 脳梗塞の再発サインは? それぞれの疑問を解消し、今後の対策を明確にしていきましょう。 脳梗塞を再発しやすい人は? 脳梗塞を再発しやすい方には、生活習慣や治療への取り組み方において共通する特徴が見られます。 注意が必要な方の特徴は、以下のとおりです。 分類 再発リスクが高い方の特徴 生活習慣・行動 ・喫煙や多量の飲酒を続けている ・塩分の多い食事が中心 ・運動不足が続いている ・医師から処方された薬を自己判断でやめてしまう ・定期的な通院や検査を怠っている 身体的な特徴・病気 ・高血圧、糖尿病、脂質異常症の管理が不十分 ・心房細動(不整脈の一種)がある ・肥満の状態にある 脳梗塞の根本的な原因である危険因子を放置していると、再発のリスクは常に高い状態が続きます。 ご自身の生活や体の状態が上記に当てはまる場合は、生活習慣の改善や適切な治療を受けましょう。 脳梗塞を再発したらどうなる? 脳梗塞を再発すると、初回の発症時よりも後遺症が重くなる可能性があります。 一度ダメージを受けた脳に、新たな損傷が加わることで症状が悪化したり、後遺症の種類が増えたりするためです。 具体的には、以下のような状態になる場合があります。 脳梗塞の再発を繰り返すリスクの例 初回発症時よりも症状が悪化し、日常生活の自立が難しくなる 高次脳機能の低下が進行して会話や判断力に支障をきたし、介護が必要となる 後遺症の種類が増える 上記のように、脳梗塞の再発は患者さまご本人とご家族の負担を増大させます。 後遺症を悪化させないためにも、日々の再発予防が何よりも大切です。 脳梗塞の再発サインは? 脳梗塞の再発を早期に発見するには、「FAST(ファスト)」と呼ばれるサインを覚えておくことが役立ちます。 これは、脳梗塞の典型的な初期症状の頭文字をとったものです。 FAST 症状 Face(顔のゆがみ) 顔の片側だけが下がる、笑ったときに片方の口角が上がらない Arm(腕の麻痺) 腕が上がらない、力が入らない Speech(言葉の不明瞭さ) 言葉がうまく出てこない、話している内容が不明瞭になる Time(時間) 迅速に医療機関へ連絡し、治療を開始する時間を確保するのが重要 これらのサインが1つでも見られた場合は、ためらわずに救急車を要請してください。 脳梗塞の治療は時間との勝負です。発症から4.5時間以内であれば、血栓を溶かす効果的な治療を受けられる可能性※があります。 ※参照:国立循環器病研究センター「4.5時間を過ぎても、専門的な脳梗塞救急治療が重要です」 以下の動画では、脳梗塞の前兆である危険サインについて解説しているので、合わせて参考にしてください。 脳梗塞の再発リスクを抑えるには生活習慣の改善が重要 脳梗塞の再発予防には、危険因子を管理して生活習慣を見直すことが重要です。 高血圧や糖尿病、脂質異常症といった危険因子をコントロールし、適度な運動や減塩を意識した食生活を取り入れて再発リスクを減らしましょう。また、喫煙や多量飲酒を控えるのも効果的です。 さらに、再発のサインであるFAST(顔のゆがみ、腕の麻痺、言葉の不明瞭さ、時間の重要性)を理解し、早期に対応するのが後遺症を抑えるカギとなります。 定期健診を受け、自分の健康状態を常に把握しておくことも忘れてはなりません。 これらの取り組みに加え、再生医療は脳梗塞の再発予防や後遺症の改善に新たな選択肢を提供します。 幹細胞治療は、損傷した神経の修復や再生を促し、脳細胞の損傷が改善されることで再発リスクを軽減する効果が期待されています。 予防と治療の両面で効果が期待できる再生医療をぜひご検討ください。
2025.01.08 -
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- 再生治療
- 幹細胞治療
脳出血後に命が助かったとしても、後遺症として麻痺や言語障害が残ることが多く、患者さまやご家族にとって大きな悩みとなります。 後遺症の回復に不安を感じる方の中には、「最新の治療法がないのか」「費用や期間はどれくらいかかるのか」といった疑問を抱える方も多いでしょう。 本記事では、脳出血後の後遺症改善に向けた最新治療について解説します。 なお、当院リペアセルクリニックでは、脳出血の後遺症治療に注目されている「再生医療」をご提供しています。 再生医療とは、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した血管や脳細胞の再生・修復を促すことで、後遺症の根本的な改善が期待できる治療法です。 「再生医療についてもっと詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。 脳出血の後遺症に対する最新治療 脳出血は後遺症が残ることが多く、治療後の生活の質を大きく左右しますが、近年の医療技術の進歩によって新たな治療法が確立されつつあります。 例えば、IVES療法やHANDS療法といった電気刺激を用いる治療法や、ロボット技術を活用したリハビリ、さらにはボツリヌス療法や再生医療などがあります。 IVES療法・HANDS療法 ロボットによるリハビリ ボツリヌス療法 再生医療 これらの治療法は、それぞれ異なるアプローチで後遺症の改善を目指しており、患者さまの状態や目標に合わせた治療法の選択が重要です。 以下では、それぞれの治療について見ていきましょう。 IVES療法・HANDS療法 脳出血の後遺症に対する最新治療として、IVES療法やHANDS療法があります。 この治療では、後遺症で思うようにできない動きを電気信号によって補助し、その動きを自力でできるようにします。 以下でそれぞれの治療法について解説します。 IVES療法 IVES療法では、特殊な低周波の電気刺激装置を使用し、麻痺した場所を動かそうとしたときの筋肉に電気刺激を与えることで、筋肉の動きを補助し動かしやすくします。 HANDS療法 HANDS療法は、IVES療法をするときに手関節装具を併用して行う治療法です。 手関節装具を装着すると、物をつまんだり離したりする動作がしやすくなります。 ロボットによるリハビリ 脳出血の後遺症の最新治療として、ロボットを活用したリハビリがあります。 人が体を動かそうとするときに、その意思が脳から筋肉へと伝達されます。その際に生じる生体電気信号を検知して動作支援をする歩行支援ロボットなどが用いられます。 ロボットによるリハビリは、高いリハビリ効果を期待できるだけでなく、患者さまと療法士の負担を軽減できるというメリットもあります。 ボツリヌス療法 ボツリヌス療法とは、筋肉の緊張を緩める作用があるボツリヌストキシンという成分を筋肉に注射する治療法です。 ボツリヌストキシンはボツリヌス菌からつくり出されるたんぱく質ですが、ボツリヌス菌自体を注射するわけではないので菌に感染する心配はありません。 ボツリヌス療法は2~3日くらいで効果が現れ、その効果は4カ月くらい持続します。 その間にリハビリテーションを行うことで、リハビリによる改善効果を高めることも期待できます。 再生医療 再生医療は、幹細胞や血液などの自己細胞を用いて、損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 脳出血の後遺症に対する治療では、体内に存在する「幹細胞」の能力を活用し、傷ついた血管や脳細胞を再生・修復することで、後遺症の改善が期待できます。 幹細胞には、自己複製能力とさまざまな細胞に分化する能力があり、従来の治療では難しかった脳機能の回復が期待できる治療法として注目されています。 当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。 再生医療(幹細胞治療)で期待できる治療効果 再生医療は、幹細胞を活用して損傷した組織や神経を修復する先進的な治療法です。 脳出血の治療では、幹細胞を利用して後遺症の軽減や再発防止を目指します。 本章では、再生医療専門の当院リペアセルクリニックが提供している、再生医療(幹細胞治療)を基に具体的な治療効果について詳しく解説します。 最先端の医療技術に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。 身体機能(後遺症)の回復 幹細胞治療は、脳出血後に起こる麻痺や言語障害などの後遺症の改善効果が期待できます。 患者さまから採取・培養した後に投与した幹細胞が、損傷した神経の修復を促し、新しい神経のつながりを作ることで、損なわれた機能の回復を目指します。 効果には個人差があるものの、つらい後遺症の軽減が期待される治療法です。 リハビリテーションの効果を増幅 幹細胞治療をリハビリテーションと組み合わせることで、後遺症から回復できる可能性が高まります。 発症直後の患者さまだけでなく、発症から数年が経過している方でも再生医療による効果が見られるケースも少なくありません。 幹細胞治療により神経の修復が進むことで、リハビリテーションによる運動能力や感覚機能などの早期改善が期待できます。 リハビリテーションの効果を高めたい方は、再生医療の利用をご検討ください。 脳卒中の再発予防 幹細胞治療には、脳卒中の再発を防ぐ効果も期待されています。 脳卒中は1年以内の再発が12.8%、10年以内の再発は51.3%※と、再発する可能性が高い疾患です。 ※出典:PubMed「Ten year recurrence after first ever stroke in a Japanese community: the Hisayama study」 幹細胞治療によって、損傷した血管が再生・修復されることで血流が安定したり、血管を健康に保つ働きをしたりするため、再発のリスクを下げられます。 脳出血の最新治療に関してよくある質問 再生医療は、脳出血後の新しい治療法として注目されていますが、治療を受けるにあたって、効果が出るまでの期間や費用についてあまり知られていません。 ここでは、脳出血の最新治療に関してよくある質問として、下記の2つの疑問にお答えします。 再生医療に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。 脳出血の後遺症に再生医療の治療効果が現れるまでどのくらい? 再生医療の効果が現れるまでの期間は、患者さまの状態や体質により個人差があります。 幹細胞を投与した後、神経細胞の修復や再生には時間がかかるため、数週間から数カ月間、あるいは1年以上は経過観察する必要があります。 また、治療後のリハビリテーションも重要です。リハビリと再生医療の併用により、回復が促進される効果が期待できます。 再生医療にかかる費用はなぜ高額? 再生医療が高額である理由は、主に3つ挙げられます。 まず、幹細胞を治療に使用する際には、特別な環境下で細胞を培養・増殖する必要があります。 このプロセスには高度な技術や専門的な設備が必要となるため、非常に高いコストがかかります。 また、再生医療の効果を最大限に引き出すためには治療後のリハビリテーションが重要であり、その費用も治療プランに含まれることが一般的です。 さらに、最新の治療法である再生医療は多くの場合、健康保険が適用されない自由診療に分類されているため、治療費を全額自己負担しなければなりません。 これらの再生医療による治療は基本的に保険適用外となるため、費用は全額自己負担です。 ただし、医療費控除が適用される場合があり、これにより税負担を軽減できる可能性があります。 脳出血による後遺症は最新治療の一つである「再生医療」で回復が期待できる 脳出血後の後遺症に対する治療は、従来のリハビリテーションだけでなく、さまざまな最新技術を取り入れることで改善の可能性が広がります。 IVES療法やHANDS療法、ロボットによるリハビリ、ボツリヌス療法など、それぞれが異なるアプローチで機能回復をサポートします。 患者さまの状態や目標に応じて最適な治療法を選択すると、より良い結果につながるでしょう。 中でも、再生医療は幹細胞を用いて損傷した神経や組織を修復し、後遺症の軽減や回復を目指す新しい治療法として注目されています。 脳出血に対する当院の再生医療の症例(治療経過の一例)は、以下で紹介しています。 https://youtu.be/9A0-W8LxdwM?si=pAv9jdB6KA7Ozdem >>その他の脳出血に対する再生医療の症例はこちら 当院リペアセルクリニックでは、脳出血の後遺症に対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。 再生医療による治療をご検討の際は、ぜひ当院リペアセルクリニックへご相談ください。
2025.01.08 -
- 脳梗塞
- 脳卒中
- 頭部
脳梗塞の後遺症による言語障害で「言葉がうまく話せない」「思ったことを伝えられない」といった症状にお悩みの方は多いです。 言語障害には、失語症や構音障害などの症状があり、回復のスピードは個人差があります。 本記事では、脳梗塞後に起こる言語障害から回復する割合や期間、回復率を高める方法について詳しく解説します。 また、近年の治療では、今まで損傷して元に戻らないといわれていた脳細胞が改善する可能性があるとして再生医療が注目されています。 損傷を受けた脳細胞の修復を促すことで再発リスクを抑えるとともに、言語障害をはじめとする後遺症の緩和にもつながる治療法です。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療の治療に関する情報を配信しています。 「言語障害がなかなか改善しない」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。 ▼脳梗塞の後遺症治療に注目 >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる 脳梗塞後の言語障害は治る可能性がある 脳梗塞による言語障害は、適切なリハビリテーションによって改善が期待できます。 医療技術の進歩により脳血管障害による死亡率は減少しており、若い患者の約7割※が発症直後からリハビリを受けることで症状が改善し職場復帰が可能です。 ※出典:厚生労働省「脳卒中に関する留意事項」 復職率は発症から3〜6か月後、または1年〜1年半後に上昇し、最終的には50〜60%に達します。 経過は急性期、回復期、生活期に分かれ、患者は治療状況や職場への配慮を医療機関と相談する必要があります。 脳梗塞による失語症の回復率 脳梗塞後に失語症がみられた患者さまの約74%の方が、発症から6ヶ月後に症状が改善している※と報告されています。 ※出典:PubMed 発症から6ヶ月までの「回復期」と呼ばれる期間に適切なリハビリテーションを行うことで、失語症の改善が期待できることがわかるでしょう。 また、発症6ヶ月以降でも回復期ほどではないものの失語症が改善する傾向があります。 失語症にお悩みの方は、諦めずに適切なリハビリテーションを継続することが重要です。 脳梗塞後の言語障害でみられる症状とメカニズム 脳梗塞後の言語障害でみられる症状と発症のメカニズムについて解説します。 失語症 構音障害 それぞれの症状について詳しく解説していきます。 失語症 失語症は、脳梗塞などにより脳の言語機能が損なわれ、読む・書く・話す・聞く能力に影響を及ぼす症状です。 脳梗塞によって大脳の言語をつかさどる領域が損傷することで、言語機能に大きな影響を与えます。 回復には年齢や損傷部位、健康状態などが関わりますが、継続的な言語訓練によって大幅な改善が期待できます。 リハビリの内容としては、口や舌の運動、ジェスチャーを交えた会話、書字の訓練などがあります。 症状や進行具合に応じてリハビリ内容が調整され、患者さまにあったプランを作成します。 構音障害 構音障害は、脳梗塞によって脳幹や脳幹につながる神経線維が損傷することで、唇や舌が麻痺して言葉を発音しづらくなる症状です。 言葉を発音しづらくなるだけのため、失語症を合併していない場合は、聞く能力や文字を読み書きする能力に影響はありません。 治療法としては「外科的介入」「発音補助装置の利用」「構音訓練」の3つがあり、患者の症状に応じて選択されます。 外科手術では発音機能を改善し、補助装置を使用して発声を補助します。 また、言語聴覚士がリハビリテーションを通じて舌や口の運動機能を高め、呼吸・発声・音読の向上を目指します。 早期のリハビリテーションが回復において重要な役割を果たすため、少しでも違和感を感じたら速やかに医療機関を受診しましょう。 脳梗塞後の言語障害に対するリハビリテーション 脳梗塞発症後の言語障害のリハビリについては、意識状態など症状が安定し始めた頃から適切な対処が必要となります。 急性期のリハビリテーション 回復期・維持期のリハビリテーション 言語能力が維持・向上し続けるためには、主に発症からおよそ1~2カ月以内の急性期、約3〜6ヶ月の回復期、自宅へ戻ってからの生活期と、それぞれのリハビリを行うことが重要です。 また、急性期・回復期においては、医療保険が適用される病院でのリハビリが行われますが、適用期間については基本的に脳梗塞は150日、高次機能障害を伴う重篤の場合は180日と定められていて、その後介護保険が適用される生活期へと移行していきます。 この3段階のリハビリをどのように行っていくのかをそれぞれ詳しく紹介していきます。 急性期のリハビリテーション 急性期のリハビリでは、言語聴覚士が中心となり、口の動きの練習など患者の発話に合わせた言語機能回復訓練を行うことにより、発話意欲を高めていくことが重要となります。 また、挨拶など実用的なコミュニケーションが最も重要で、毎回顔を合わせるたびに挨拶を行い、時間帯で違う挨拶が返ってきても決して否定しないことが大切です。 患者だけでなく、ご家族の方もコミュニケーション方法をしっかり習得して、患者の言語機能の変化を追跡していくと同時に、患者が安心してリハビリに取り組んでいける環境づくりも、急性期では重要となります。 回復期・維持期のリハビリテーション 回復期のリハビリは失語症と構音障害により違いがありますが、基本的にはどちらも発話や読み書き、言葉の理解などを中心とした訓練を行うことが重要です。 リハビリでは、言語聴覚士が回復に向けたプランを作成しますが、患者本人の意欲を高めるためには、家族のサポートが何より重要です。そのサポートがリハビリの効果をさらに向上させます。 脳梗塞のリハビリ期間は病院などにより違いはありますが、原則発症から6ヵ月が経過した段階で生活期へと移行します。基本的には回復期で行ってきたリハビリは継続しながら、社会活動への参加なども行います。 脳梗塞後の言語障害に対して家族ができるサポート 脳梗塞後の言語障害のリハビリでは、主に言語聴覚士が行いますが、日常生活の中でご家族がサポートすることも重要です。 あいさつや日常会話のコミュニケーションを大切にする 日記や手帳など読み書きを一緒に行う 思考能力は低下していないことを理解する 以下では、それぞれのサポート内容について詳しく解説していきます。 あいさつや日常会話のコミュニケーションを大切にする 「おはよう」や「いただきます」といった簡単なあいさつなど、日常的に会話の機会を増やしていくことが大切です。 重度の失語症の場合でも、家族が発音した言葉を真似て言うことが可能なので、日常会話のミュニケーションは積極的に行いましょう。 また、難しい質問などは控えて、患者さまが「はい」「いいえ」で答えられる簡単な質問も効果的です。 日記や手帳など読み書きを一緒に行う 日記や手帳にその日の出来事や今後の予定を書くなどの読み書きの練習を一緒に行うことが重要です。 文章を書くのが難しい場合は「名前」「生年月日」「住所」などの簡単な文字から書いてみるのが良いです。 書ける文字が増えてきたら、徐々に長い文章や申込書などを患者さまが自分で記入できることを目標にしてみましょう。 思考能力は低下していないことを理解する 患者さまが言語障害によって会話や読み書きが難しい場合でも、思考能力は低下していないことを理解することが重要です。 例えば、失語症によって言葉をうまく話せなくなった患者さまに対して、小さな子供に接するような態度をとってしまうケースがあります。 患者さまの自尊心が傷ついてしまうことも少なくないため、患者さまの症状を理解して寄り添う気持ちを持ちましょう。 脳梗塞後の言語障害にお悩みなら再生医療も選択肢の一つ 脳梗塞後の言語障害にお悩みの方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 今まで損傷した脳細胞や神経は元に戻らないといわれていましたが、再生医療によって改善する可能性があるとして注目されています。 損傷を受けた脳細胞の修復を促すことで再発リスクを抑えるとともに、言語障害をはじめとする後遺症の緩和にもつながります。 再生医療による治療は、開始時期が早いほど高い治療成績をもたらします。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、脳梗塞の言語障害の改善が期待できる再生医療に関する情報を配信中です。 「言語障害のリハビリを頑張っても改善がみられない」「患者さまの言語障害を早く治してあげたい」という方は、ぜひ再生医療について知っておきましょう。 ▼脳梗塞の後遺症治療に注目 >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる 脳梗塞後の言語障害は適切なリハビリで回復を目指せる 脳梗塞による言語障害は、適切なリハビリを行うことで日常生活への影響を軽減し、言語機能を改善できる可能性があります。 また、言語障害のリハビリは患者さま本人だけでなく、ご家族の理解やサポートが重要です。 症状について理解し、患者さまの気持ちに寄り添って日常生活をサポートしましょう。 当院リペアセルクリニックでは、脳梗塞による後遺症の改善が期待できる再生医療をご提供しています。 「言語障害がなかなか改善しない」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。 >>脳梗塞による言語障害の後遺症が改善した症例を紹介 また以下の動画でも、実際の症例を紹介していますので、ぜひご確認ください。 https://youtu.be/Rc0VnfYJIvE?si=J7kDMIsIZ2ycfogU 現在、公式LINEでも再生医療に関する情報を配信しているため、まずはお手持ちのスマホから確認してみてくださいね。 ▼脳梗塞の後遺症治療に注目 >>公式LINE限定の再生医療に関する情報を見てみる
2025.01.08 -
- 脳梗塞
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脳梗塞を発症してから後遺症に悩まされ、なかなか回復の見通しが立たず困っている方も多くいらっしゃるかと思います。 また、運動麻痺を含む後遺症は早期の社会復帰が難しく、回復の可能性に疑問を持たれる方もいるのではないでしょうか。 脳梗塞の後遺症は発症後のリハビリ次第で、徐々に回復する可能性があることが判明しています。 個人差はありますが適切な方法を意識してリハビリを行えば、慢性期でも改善する可能性はあるとされています。 本記事では具体的な回復のメカニズムからリハビリ方法について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 脳梗塞の後遺症は本当に治る?回復のメカニズムについて 脳梗塞による後遺症の回復は、適切なリハビリや治療を受ければ改善する見込みがあります。 脳梗塞の後遺症に悩んでいる方やご家族の後遺症が回復する可能性が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。 回復過程と時期ごとの特徴 脳梗塞の回復過程と時期ごとの特徴は、以下の通りです。 時期 期間 特徴 急性期 発症直後〜数週間 ・早期離床と関節可動域を増やすためのリハビリを行う ・少しずつ手足を動かしたり、ベッドの上でできるリハビリから始めることが多い 回復期 3〜6か月 ・神経可塑性を最大限活かした集中的なリハビリを行う ・身体を動かすリハビリ、集中力や思考力に関するリハビリを主に行う ・自宅での生活を想定し、日常生活に必要な作業に関するリハビリを行う 生活期(慢性期) 6か月以降 機能維持と再発予防に向けた取り組みを行う 急性期は発症してからそこまで時間が経っていないため、この時期のリハビリが早期の回復に繋がります。 急性期から回復期に入ると症状が落ち着き、歩行訓練や食事や着替えなどの日常動作に関するリハビリを行います。 生活期(慢性期)になると退院しているケースが多いので、自宅やリハビリテーションでの訓練になります。 ウォーキングなどの軽い運動や生活習慣・生活リズムを整え、再発予防をしながら社会復帰を目指します。 脳梗塞後の神経可塑性による回復の見込みについて 人間の脳は、生き残った神経細胞が機能を補う「神経可塑性(しんけいかそせい)」により回復の可能性があります。 神経可塑性とは、外部からの刺激によって、失われた機能を他の機能が代替えする現象です。 脳梗塞によって失われた脳細胞もリハビリによって脳が刺激され、他の細胞が失われた脳細胞を支える役割を果たします。 脳の神経可塑性を促進するためには、早期から適切なリハビリを反復して行うことが大切です。 同じリハビリを反復して行うことで脳細胞の刺激や繋がりが強化され、回復に1歩近付くことができるでしょう。 回復に個人差が生じる要因 回復に個人差が生じる要因として、主に年齢・発症部位・リハビリ開始時期が挙げられます。 若者の場合は高齢者と比較して基礎体力があり、リハビリに取り組みやすいことから回復が早いです。 また脳の発症部位によって症状の重さが変化する点も、回復に個人差のある理由の1つです。 さらにリハビリの開始時期によっても回復の度合いは左右され、基本的に適切なリハビリや治療を行う時期が早いほど効果が期待できます。 複数の要因が回復状況を左右するため、リハビリや治療は個人に合わせたアプローチが必要です。 脳梗塞の特徴 脳梗塞とは脳卒中の一種で、脳の血管が詰まることで発症します。 主な種類・特徴と原因は以下の通りです。 ラクナ梗塞 アテローム血栓性脳梗塞 心原性脳塞栓 ラクナ梗塞は、脳の深部にある微細な血管が詰まることや血管に強い圧力がかかることで発症する脳梗塞の1種です。 日本人が発症する脳梗塞としては1番多く、脳梗塞の中で全体の25~40%の割合※を占めています。 ※出典:日立造船健康保険組合 因島総合病院「疾病案内 Vol. 07 脳梗塞について」 症状としては運動麻痺や感覚障害、呂律が周らないなどが挙げられますが、意識障害を起こす人は少ないです。 そのため他の脳梗塞と比較すると、個人差はありますが早期からリハビリに取り組める傾向にあります。 アテローム血栓性脳梗塞は、脳や首太い血管が動脈硬化によって詰まる・狭くなることで発症する病です。 脳梗塞の前触れとして一過性脳虚血発作(TIA)を起こす人が多く、全体の20~30%が発症しています。 一過性脳虚血発作とは一時的に脳の血管が詰まり、めまいやふらつきなどの症状が起こる発作です。 心原性脳梗塞は、心臓内の血栓が血流に乗って脳の血管を詰まらせることで発症します。 心臓で発生した血栓のサイズは大きい傾向にあり、脳の血管に詰まると重篤な症状を引き起こしやすいです。 心原性脳塞の原因は不整脈によるもので、ラクナ梗塞やアテローム血栓性脳梗塞と異なり、予防が難しい病気と言われています。 治療には血栓を溶かす薬が使用(t-PA療法)されますが、血栓が溶けきらない場合は太ももからカテーテルを挿入し脳の血栓を回収する手術が行われます。 脳梗塞の後遺症の種類と各症状について 脳梗塞の後遺症は、発症した部位によって症状が異なります。 症状によってリハビリ方法も異なるので、最適なリハビリ方法も含めてぜひ参考にしてください。 運動麻痺(片麻痺) 運動麻痺(片麻痺)は脳の運動機能に関わる領域※の損傷によって引き起こされ、多くの場合は損傷した部位の反対側に麻痺が現れます。 ※脳皮質運動野・大脳基底核・小脳・脳幹など リハビリは筋出力トレーニングやバランス訓練、歩行訓練といった、歩くことに特化した内容が多いです。 いずれもバランスを改善するエクササイズや、麻痺している側の筋力を強化する方法になります。 その他にも神経筋電気刺激(NMES)といった、筋肉を電気刺激することで回復を図る方法も有効な選択肢の一つです。。 これらのリハビリを適切な頻度で繰り返し行い、少しでも歩ける状態を目指していきます。 感覚障害やしびれ 感覚障害やしびれは頭頂葉の損傷によって発症し、触覚や温度感覚が鈍くなる症状を引き起こします。 加えて「じんじん」「ぴりぴり」とした体のしびれが起こり、日々の生活に支障をきたす場合も多いです。 また、頭頂葉は身体の様々な感覚情報を処理する「体性感覚野」と呼ばれる領域があり、この部位が損傷されると、感覚の鈍麻以外にも、手足の使いづらさや異常感覚が生じることもあります。 さらに、頭頂葉の特定の部位が損傷されると、ゲルストマン症候群(失算、失書、手指失認、左右失認)などの症状が現れることがあります。 感覚障害に対しては、理学療法士によるマッサージなどしびれを和らげるリハビリが行われます。 他にも重さや硬さ・材質が異なる物を手に取って、物を掴む力・物を手にした時の感覚を取り戻していくリハビリも。 またTMSという機械で脳に直接磁気刺激を与え、感覚障害やしびれの改善を目指す方法もあります。 視野障害と失語症 視覚中枢と言語中枢の損傷により、片目の視力が失われたり、言葉が出にくくなる失語症や感覚性失語症を発症します。 また両目は見えていても視野が狭くなったり、一部分だけが見えないケースも。 視野障害のリハビリは、視力の残っている方の視野に見たい対象を写す、眼球運動で改善を目指します。 一方で失語症には、言語聴覚士による絵が描かれたカードの名前を読み上げる訓練などが行われます。 加えて周りとのコミュニケーションで徐々に失語症が回復していくこともあるので、意識的にコミュニケーションを図ると良いでしょう。 高次脳機能障害 高次脳機能障害は記憶障害・注意力低下など、日常生活に大きな影響を与える症状を引き起こします。 記憶障害の場合、日付を忘れたり新しい情報が覚えられなくなったりと社会生活に支障が出てしまうケースも。 また注意力低下によりミスが増えたり、作業を長く続けられないなどの症状も現れます。 記憶障害のリハビリには記憶したことを復習する反復訓練や、物や人を見た目のイメージに基づいて記憶する視覚イメージ法があります。 一方注意力低下に対してのリハビリには、パズルや間違い探し、電卓計算やデータ入力作業が効果的です。 上記のリハビリを反復して行い、日々の生活でもメモを取る・集中できる環境を整えるなどのアプローチを行いましょう。 精神的後遺症 脳梗塞によってうつ症状や感情コントロール障害といった精神的後遺症が起こるケースも、少なくありません。 脳の感情を司る部位に損傷が起こることで不安感や意欲の低下起き、うつの症状が起こります。 また日々の生活で必要な動作(歩行や食事など)ができなくなることも、活力の低下の原因に。 そして感情コントロール障害により、急に怒り出す・泣き出すといった感情失禁を引き起こすこともあります。 上記の症状に対しては、精神科の医師や心理士によるカウンセリングが必要です。 カウンセリングと併せて、自分の行動を見直し認知の歪みを治す認知療法も行うと改善が期待できます。 後遺症改善に向けたリハビリ方法 脳梗塞の後遺症のリハビリは、時期に応じて適切に行うことが大切です。 急性期・回復期・生活期に分けて紹介するので、後遺症改善の参考にしてください。 急性期のリハビリ 急性期のリハビリは、主に離床と関節可動域を維持する内容になります。 リハビリ 内容 早期離床 ・車いすに移る ・ベッドから起き上がる 関節可動域訓練や廃用症候群の予防 ・手足を動かすストレッチ ・関節を動かすストレッチ ・食事や入浴などの日常の動作を行う 急性期は身体の機能が低下しないよう、日常での動作や廃用症候群を予防するリハビリが中心です。 廃用症候群とは長期間寝たきりになることで関節が固まってしまい、身体機能に不調をきたしている状態のこと。 そのため関節が固まらないように手足・関節のストレッチ、日常動作の動きから始めていきます。 回復期のリハビリ 回復期のリハビリは、運動療法と言語訓練・嚥下訓練を主として行います。 また、これらの基本的な機能回復に加えて、作業療法による、より実生活に即した訓練も取り入れられます。 リハビリ 内容 運動療法 ・歩行訓練を行う ・自重を使った筋力トレーニングを行う 言語訓練・嚥下訓練 ・物やカードを使って名前を言う ・PCでデータ入力を行う ・舌や頬の筋力を取り戻す訓練を行う 作業療法 ・調理、掃除、洗濯などの家事動作を含む、応用的な日常生活動作の練習 ・手指の巧緻性訓練や高次脳機能訓練などを行う 回復期は急性期と比較して容体が安定しているため、日常生活への復帰を目指すリハビリが中心です。 運動療法では歩行訓練のほか、スクワットなど自重を活かしたトレーニングを行い、身体機能の回復を図ります。 また喋る・飲み込むことに支障がある場合は、言語聴覚士による舌や頬の筋力を鍛える訓練も合わせて実施します。 生活期のリハビリ 生活期のリハビリは自主的なリハビリ、訪問・通所リハビリによって社会復帰を目指します。 リハビリ 内容 自主的なリハビリ ・バランス訓練を行う ・手足を中心としたストレッチを行う 訪問・通所リハビリ ・理学療法士や言語聴覚士による機能訓練を行う 生活期に入ると退院しているケースがほとんどなので、自宅できるリハビリや訪問・通所でリハビリを行います。 自主リハビリは手足を動かすストレッチ、歩行の際に転倒しないようバランス訓練が中心です。 訪問・通所リハビリでは歩行や寝返りなどの機能訓練のほか、福祉用具の取り扱いについてもアドバイスが貰えます。 脳梗塞の後遺症の回復なら再生医療もご検討ください これまでのリハビリに限界を感じている方は、当院(リペアセルクリニック)で提供している再生医療も選択肢の1つです。 当院では「脳細胞は再生しない」という常識を覆し、再生医療での新たな治療方法を確立しました。 https://youtu.be/t_8TyxDNrOY?si=jvANDViGGRy_MPZK 新たな治療方法では、幹細胞の投与によって脳細胞の修復・血管の再生を目指し、一般的な治療と比較して効果が高い2億個の幹細胞を投与する治療を行っています。 脳梗塞でよくある以下のような症状についても、回復を見込めるのも特徴です。 再生医療の効果については個人差があるものの、実際に当院で治療を受けた人からも、後遺症が改善されたとの事例が多くあります。 脳出血後の後遺症として左半身麻痺を認め、車椅子の移乗にも3人の介助が必要となりましたが、幹細胞治療後には、車椅子への移乗が独りでできるようになりました。歩行においても左下肢と体幹の力がつくことで、安定して歩けるようになりました。もう一つ安定した歩行で大事なことは足の指の力であり、この力がつくことにより足の踏ん張りがつきます。 引用:リペアセルクリニック「脳出血後の後遺症で左半身麻痺 50代男性」 「今のリハビリに限界を感じている」「再発を予防したい」方や、リハビリで進捗を実感できない方・ご家族の回復を願う方にとって、回復・再発予防の期待できる治療法と言えるでしょう。 再生医療については早期に始めるほど良い効果が期待できます。 再生医療の内容や費用について知りたい、どの程度の回復見込みがあるかについて気になる方はお早めにご相談ください。 来院やメールによる相談のほか、オンラインカウンセリングも受け付けています。 脳梗塞の後遺症と回復に関するよくある質問 脳梗塞の後遺症と回復に関するよくある質問は、以下の通りです。 脳出血や脳梗塞の違い、脳梗塞の再発予防について回答しているのでぜひ参考にしてください。 脳出血・脳梗塞・くも膜下出血は何が違う? 脳出血・脳梗塞・くも膜下出血は、いずれも脳卒中の中に包括され、具体的には以下のように分類されます。 脳出血の種類 症状 分類 脳出血 脳の細い血管が破裂し出血した血液が神経を圧迫する ₋ くも膜下出血 脳動脈瘤が破裂し硬膜やくも膜下腔に血液が溜まる ₋ 脳梗塞 脳の細い血管もしくは太い血管に血栓が詰まり脳細胞に損傷が起こる ・ラクナ梗塞 ・アテローム血栓性脳梗塞 ・心原性脳塞 脳出血は脳の微細な血管が破裂・出血することで、神経を圧迫して運動麻痺や感覚障害などの症状を引き起こします。 一方脳梗塞は血管が詰まることで血流が途絶え、脳細胞に損傷をきたす症状で脳出血とは要因が異なります。 くも膜下出血は脳動脈瘤の破裂で硬膜に血液が溜まり、激しい頭痛や意識障害、嘔吐やけいれんを伴う症状です。 いずれも早期発見・治療が回復の鍵になる症状なので、脳に違和感を覚えたらすぐにかかりつけ医に相談しましょう。 脳梗塞の再発を防ぐ方法は? 脳梗塞の再発を防ぐ方法としては、生活習慣の改善や血圧・糖尿病管理、適度な運動が挙げられます。 予防法 具体的な対策 生活習慣の改善 ・野菜や魚を取り入れたバランスの良い食事を意識する ・禁酒・禁煙する ・6~8時間の睡眠をとる ・ストレス解消方法を見つける 血圧管理 ・塩分の多い食事を控える ・毎日血圧を測る 糖尿病管理 ・血糖値、血圧を測る ・薬を忘れずに飲む ・食事計画に従う 適度な運動 ・20分~30分程度の運動を週3回程度行う ・ウォーキングやストレッチなどの軽い運動から始める 脳梗塞は高血圧や糖尿病、喫煙による動脈硬化によって引き起こされるため、これらの症状を予防する必要があります。 特に高血圧は脳梗塞の1番の要因となっているので、塩分の多い食事が多い日本人には血圧管理や糖尿病管理が必須です。 まずは無理なく日常的に取り入れられる対策から始め、習慣化していきましょう。 脳梗塞の後遺症は適切に処置すれば十分に回復する見込みがある 脳梗塞の後遺症は適切なリハビリと治療を継続していくことで、改善や回復が期待できます。 後遺症の内容に応じて、自宅での自主リハビリやリハビリテーション施設の通所を継続していきましょう。 時には理学療法士・言語聴覚士・作業療法士によるフィードバックを受け、回復に向けた取り組みを見直すことも大事です。 また脳梗塞の後遺症の改善方法として、リハビリのほかに再生医療という選択肢もあります。 当院リペアセルクリニックでは幹細胞を活用した治療で、損傷した脳細胞や血管の回復・再生を目指しています。 幹細胞治療は後遺症の改善のほかに、再発予防にも繋がるため、再発予防に取り組みたい方にも最適です。 早期の治療が回復の鍵になるので、気になる方はお早めにご相談ください。
2025.01.08 -
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健康の不安を抱えていて、自身が脳梗塞を発症するリスクについて知りたい方は多いのではないでしょうか。 脳梗塞は、年齢が上がるほど発症リスクが高まる傾向にありますが、20代前後の若い世代でも脳梗塞になる可能性があるため、注意が必要です。 本記事では、脳梗塞の年齢別発症率や、高齢女性が発症しやすいと言われている理由などを解説します。 脳梗塞を発症しやすい年齢や要因を把握して、予防に役立てましょう。 また、近年の脳梗塞治療では、従来の治療では難しいといわれていた損傷した脳細胞の改善が期待できる再生医療が注目されています。 \脳梗塞に有効な再生医療とは/ 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した脳細胞の再生・修復を促す医療技術です。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 脳梗塞が治るか不安を抱えて生活している 治療後にも後遺症に悩まされている 現在の治療では目立った効果が出ていない 「脳梗塞が治るか不安」「後遺症を早く治したい」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、脳梗塞の後遺症が改善された患者さまの症例を紹介しています。 https://youtu.be/AoMLP77h-c4?si=r7ykvSwmkQJPeu9i 当院で行っている脳梗塞に対する再生医療の症例は、こちらからも確認いただけます。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、脳梗塞の治療として注目されている再生医療に関する内容や症例を公開中です。 後遺症の改善も期待できる治療法なので、将来的な不安がある方は、ぜひ参考にしてください。 脳梗塞の年齢別発症率|9割が65歳以上 本章では、脳梗塞の年齢別発症率や男女別の発症率について解説します。 脳梗塞発症の年齢分布 男女別の年齢別発症率 若年性脳梗塞は20代でも発症する可能性 それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。 脳梗塞発症の年齢分布 脳梗塞における年齢別の発症率は、以下のとおりです。 年代 人数 割合 総数 119,100人 100% 0~14歳 100人 約0.08% 15~34歳 400人 約 0.34% 35~64歳 12,100人 約 10.16% 65~69歳 7,400人 約 6.21% 70~74歳 14,900人 約 12.51% 75歳以上 84,200人 約 70.68% 厚生労働省のデータによると、2023年に脳梗塞を発症した約12万人のうち、およそ9割が65歳以上※でした。 ※厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」 脳梗塞は、どの年齢でも起こる可能性がありますが、とくに高齢の方が発症しやすいといえます。 高齢の方が脳梗塞になりやすい主な原因は、以下のとおりです。 高血圧 不整脈 加齢による血管の柔軟性の低下 心臓の機能低下 そのため、早い段階から生活習慣の見直しや定期的な検査を受けるなどして予防を心がけましょう。 以下の記事では、脳梗塞と同様に脳血管の疾患である脳出血の再発や予防についてまとめていますので、詳しく知りたい方はご覧ください。 男女別の年齢別発症率 男女別の脳梗塞を発症した人数と、年齢の中央値※は、以下のとおりです。 ※出典:日本脳卒中データバンク「脳卒中レジストリを用いた我が国の脳卒中診療実態の把握」 性別 脳梗塞を発症した人数 脳梗塞を発症した中央値 男性 8,401人 75歳 女性 6,116人 82歳 上記のデータからわかるポイントは、下記のとおりです。 男女とも、年代と共に脳梗塞を発症するリスクが高まる 男性は女性と比較すると脳梗塞を発症した人数が多い 女性は男性と比較すると、より高齢で脳梗塞を発症する傾向にある 年代や性別によって脳梗塞のリスクが異なることを把握し、予防につなげましょう。 若年性脳梗塞は20代でも発症する可能性 脳梗塞は高齢者の病気というイメージがありますが、実際には「若年性脳梗塞」として、20代の若い世代でも発症する可能性があります。 若年性脳梗塞とは、45歳未満で発症する脳梗塞を指すことが多く、決して他人事ではありません。 高齢者の脳梗塞が主に動脈硬化や生活習慣病を原因とするのに対し、若年性脳梗塞の主な原因として、以下のようなものが挙げられます。 心臓の異常(心原性脳塞栓症):先天的な心臓疾患によってできた血栓が脳に運ばれ、血管を詰まらせる可能性 血管の異常:脳や首の血管が裂ける「動脈解離」や、血管の炎症である「血管炎」などが引き金となる可能性 血液の病気:血が固まりやすくなる特定の病気によって、血栓ができやすくなっている状態が要因となる可能性 若いから大丈夫と過信せず、発症リスクを知っておくことが、万が一の際に自分の身を守ることにつながります。 また、年齢に関わらず、ろれつが回らない、体の片側に麻痺を感じるなどの前兆が現れた場合は、すぐに医療機関を受診する意識を持ちましょう。 女性が脳梗塞になりやすい理由3つ|高い年齢の方は要注意 女性が脳梗塞になりやすいと言われる理由は、以下のとおりです。 ホルモンバランスの変化 不整脈を発症しやすい 妊娠高血圧症候群 女性特有の閉経や出産などが原因であることがわかっています。 以下で詳しく解説しますのでご覧ください。 ホルモンバランスの変化 閉経に伴うホルモンバランスの変化は、脳梗塞を高齢女性が発症しやすい要因の一つです。 閉経を迎えると、女性ホルモンの1種であるエストロゲンの分泌が減少します。 エストロゲンは女性らしい体を作るだけでなく、血管を保護する役割も担っているため、血管のダメージが蓄積しやすくなり脳梗塞を発症する可能性が高まります。 脳梗塞が心配な方は、エストロゲンと似た作用がある大豆イソフラボンを含む大豆製品を食事に取り入れるのも一つの手です。 閉経後の日本人女性が大豆製品を週5日以上食べると、週に0~2日しか食べない人と比べて脳梗塞になるリスクが約36%低い※という報告があります。 ※出典:がん対策研究所予防関連プロジェクト「イソフラボンと脳梗塞・心筋梗塞発症との関連について」 不整脈を発症しやすい 中年期から高齢の女性は、男性と比較して不整脈を発症しやすい傾向にあります。 不整脈は、脈の速さが不規則になる状態を指し、ストレスや更年期による自律神経の乱れなどが主な原因です。 とくに、不整脈の一種であり心臓の上部の部屋が細かく震える心房細動は脳梗塞と密接な関係があります。 心房細動がある人は、ない人と比べて脳梗塞のリスクが約5倍高い※というデータもあります。 ※出典:PubMed 心房細動は心臓の動きが不規則になるため、心房内の血液がよどんで血の塊ができやすくなります。 血の塊が脳に流れて血管に詰まると、脳梗塞を引き起こす可能性が高まります。 そのため、動悸や脈の乱れを感じたら、脳梗塞を防ぐためにも早めに医療機関を受診しましょう。 妊娠高血圧症候群 妊娠高血圧症候群は妊娠中に血圧が高くなる疾患で、重症化すると合併症で脳梗塞を発症するケースがあります。 妊娠高血圧症候群になった場合、産後10年から15年で脳梗塞を含む脳卒中を発症するリスクが約2倍※に上がるので注意が必要です。 ※出典:PubMed 一般的に、妊娠高血圧症候群は分娩後に少しずつ改善されますが、血管へのダメージは残っています。 そのため、産後も生活習慣の見直しや血圧の記録などで体調を管理すると、脳梗塞の予防につながります。 脳梗塞の初期症状が出た場合は早期に医療機関を受診しよう https://youtu.be/nImMy68lviU?si=cUY8jDQl0xWFrW5x 脳梗塞の症状が出た場合、早急に救急病院や脳神経外科などの医療機関を受診しましょう。 代表的な脳梗塞の初期症状は、以下の6つです。 初期症状 主な例 顔のしびれや顔のゆがみ コップで水を飲もうとしたらこぼしてしまう ろれつが回らない 「ぱ」「た」「か」などが発音しづらい 感覚が鈍感になる 熱い・冷たいがわからない、お風呂の温度をあまり感じない 手足の力が入りにくい 箸が持ちにくい、両手を前に出すと片方の手が落ちてしまう めまいや吐き気 小脳に脳梗塞が起きている可能性がある 目のかすみやぼやけ 両目の視野が欠けたりぼやけたりする 脳梗塞を早期に治療できれば、大きな後遺症が現れるリスクが低下します。 たとえば、発症してから4時間以内であれば、血栓を溶かす薬を点滴で投与する血栓溶解療法と呼ばれる治療を受けられます。 とくに、3時間以内に血栓溶解療法を受けると約33%の確率で良好な結果を得られる※というデータがあります。 ※出典:国立循環器病研究センター「治療開始時間、年齢、脳梗塞重症度が血栓溶解療法(rt-PA静注療法)に及ぼす影響を、国際試験の統合解析から解明」 そのため、脳梗塞が疑われる症状がある際は、医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。 脳梗塞の年代別発症率に関するよくある質問 脳梗塞の年代別発症率について、よくある質問は以下のとおりです。 脳梗塞はどの年齢層に多い? 脳梗塞は若い世代でも発症する? 50代で脳梗塞になる割合は? 脳梗塞を予防するためにできることは? 脳梗塞の発症リスクや予防法について知りたい方は、参考にしてください。 脳梗塞はどの年齢層に多い? 厚生労働省の調査によると、2023年に脳梗塞を発症した方の9割が65歳以上※でした。 ※厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」 上記のことから脳梗塞は、年齢に伴って発症リスクが高まるといえます。 また、発症しやすい年齢は男女に差があることがわかっています。 脳梗塞を発症した年齢の中央値は男性が75歳で女性が82歳※と、女性の方が高い年齢で発症する傾向がみられました。 ※出典:日本脳卒中データバンク「脳卒中レジストリを用いた我が国の脳卒中診療実態の把握」 家族や自身の健康を守るためにも、年代ごとの発症リスクを把握しましょう。 脳梗塞は若い世代でも発症する? 若い世代でも脳梗塞を発症する可能性があり、45歳以下で発症する脳梗塞を「若年性脳梗塞」と呼びます。 若年性脳梗塞の主な原因は、以下のとおりです。 主な原因 特徴など 抗リン脂質抗体症候群 血液が固まり詰まってしまう血栓症や、不育症の原因にもなる自己免疫疾患の一種で、女性に多い 奇異性脳塞栓症 先天的に心臓の奇形や穴が開いていることが原因で、静脈でできた血栓が動脈に流れ込み脳血管に詰まる もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症) 脳内の太い血管が細くなることで不足した脳の血液を補うために、もやもやとした細い血管が作られる 若年性脳梗塞は遺伝的な要因や先天的な特徴など、高齢者が発症する脳梗塞とは異なる原因で起こる場合があります。 脳梗塞はどの年代でも発症リスクがある病気なので、頭痛・しびれ・めまい・ろれつが回らないなどの症状があれば早期に医療機関を受診しましょう。 50代で脳梗塞になる割合は? 50代で脳梗塞になる割合は明らかにされていませんが、全年齢における脳卒中の発症率は、人口10万人あたり約100人(=約0.1%)※とされています。 ※出典:島根県健康福祉部健康推進課「島根県保健医療計画 第5章 医療提供体制の現状、課題及び施策の方向」 脳卒中とは、脳梗塞や脳出血など脳の血管に関わる疾患の全般を指します。 また、同調査によると脳卒中を発症した患者のうち、50代の男性は6.0%、女性は3.7%を占めていて、40代に比べて50代から患者の割合が増加していることがわかりました。 50代から健康への意識を高めて、将来のリスクに備えましょう。 脳梗塞を予防するためにできることは? 脳梗塞を予防するためにできることは、適度な運動や、食習慣の見直し、良質な睡眠、禁煙などです。 年代によってリスクや対策が異なるため、以下の点に注意して脳梗塞を予防しましょう。 年代 予防ポイント 39歳まで 生活習慣病を防ぐため、食事や運動などの生活習慣を見直す 40歳から64歳まで 定期健診で血圧や血糖値の状態を把握する 適切な体重を維持して内臓脂肪を減らす 65歳以上 生活習慣病を予防したり治療を受ける 心配な方は、脳ドックで詳しく検査する 水をこまめに飲み血液の循環をよくする 部屋を暖かくして血圧の上昇を防ぐ 脳梗塞は予防ができる病気です。年代に応じた対策を取り入れてリスクを軽減させましょう。 脳梗塞を防ぐには年齢別の対策が重要 脳梗塞はどの年齢でも発症する可能性のある病気ですが、とくに高齢の方に発症しやすい※傾向があります。 ※厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況」 予防するためには、食生活の見直しや運動の習慣化、禁煙などの生活習慣を整えることで、発症リスクを抑えられます。 また、万が一脳梗塞を発症してしまったときのための治療法や対処法を知っておくことが重要です。 近年の脳梗塞治療では、従来の治療では難しいといわれていた脳細胞の改善が期待できる再生医療が注目されています。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 脳梗塞が治るか不安を抱えて生活している 脳梗塞の再発を予防したい 脳梗塞の後遺症に悩まされている 「脳梗塞が治るか不安」「後遺症を早く治したい」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。
2024.12.17







