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- 肩
肩の石灰化(石灰沈着性腱板炎)は日常生活に大きな支障をきたすことがありますが、適切な対処を行えば多くの場合、改善が期待できるようになりました。 しかし、治療期間や正しい対処法について不安をお持ちの方も少なくないでしょう。 本記事では、肩が石灰化したらどれくらいで治るのか、早く治すためにやってはいけないことを解説します。 肩の石灰化による痛みでお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 また、石灰化した肩の治療には再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した肩関節の再生・修復や炎症抑制を促す医療技術です。 >>再生医療による肩関節の症例はこちら 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受けた患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 https://youtu.be/dgiMdMh5eo8 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肩の石灰化に対する治療の選択肢として注目されている再生医療に関する情報を公開しています。 「肩の石灰化を早く治したい」「手術は避けたい」という方は、ぜひご参考ください。 肩が石灰化したらどのくらいで治る? 石灰沈着性腱板炎(肩の石灰化)は、多くの場合、保存療法で数週間〜数ヶ月ほどで痛みが改善します。 治療期間の目安とそれぞれの期間の状況は、以下の通りです。 期間の目安 状況・割合など 数週間~数ヶ月 適切な保存療法(安静、薬物療法など)で痛みが和らぐことが多い 3ヶ月以内 約半数の患者さまで症状が軽快すると報告されている 1年以上痛みが残る 約3割の患者さまで見られることがある また、一度痛みが治まっても肩の腱板に残った石灰が原因で、再び強い痛みが起こることもあります。 時間の経過とともに少しずつ症状は軽快していく傾向にありますが、痛みがなかなか改善しないときは医療機関を受診しましょう。 日常生活に大きな支障が出ているときは、自己判断せずに医師とよく相談し、根気強く適切な治療を続けていくことが大切です。 肩の石灰化を早く治すためにやってはいけないこと 肩の石灰化による痛みを早く和らげ、症状を悪化させないためには、炎症を助長したり肩関節に余計な負担をかけたりする行動を避けることが重要です。 早く治すためにやってはいけないこと 痛みを我慢して無理に肩を動かすこと 痛む部分への自己流の強いマッサージや鍼(はり)刺激 痛い方の肩で重い物を持つ 痛みがある肩側を下にして寝るなどの動作 適切な治療を受けずに放置すること 肩に強い痛みや違和感が続く場合は、できるだけ早く整形外科を受診しましょう。 痛みを和らげるために自己流のマッサージや、痛み止めや湿布の自己判断による使用も避けた方が良いです。 市販のお薬にも副作用のリスクはあり、根本的な解決にはなりません。 肩の石灰化を早く治すためにも、医師や薬剤師に相談しながら、適切な治療を受けることが重要です。 肩の石灰化はストレッチやマッサージで治せる? ストレッチやマッサージで肩の腱板に沈着した石灰そのものを取り除いたり、溶かしたりすることはできません。 しかし、肩関節の柔軟性を保ち、痛みを和らげるためにはストレッチが有効な場合があります。 自宅でもできる肩の石灰化による痛みに効果的なストレッチは、以下の通りです。 ①前かがみになる ②痛い方の腕を真下にリラックスして垂らす ③腕の重みを利用し、ゆっくりと前後・左右・小さな円を描くように揺らす 大切なのは決して無理をせず、痛みを感じたらすぐに中止することです。 マッサージについても同様で、石灰そのものを消す効果はありませんが、肩周りの筋肉の緊張を優しくほぐし、血行を促進することで痛みを和らげる効果が期待できます。 ただし、急性期の痛みが強いときに無理にストレッチやマッサージを行うと逆効果になることがあるため注意が必要です。 以下の記事では、肩の石灰化に有効なストレッチを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 肩の石灰化に対する治療法 肩の石灰化の治療では、まず手術をしない「保存療法」から始めるのが一般的です。 多くの場合、保存療法で症状は改善に向かいますが、それでも痛みが取れない場合には「手術療法」が検討されることもあります。 保存療法 手術療法 それぞれの治療法について、詳しく見ていきましょう。 保存療法 肩の石灰化の治療では、まず手術以外の方法で症状を和らげる「保存療法」が選択されます。 60~80%の患者さまは保存療法だけで症状が改善するといわれています。 保存療法の種類 主な内容・目的 薬物療法 痛み止め(NSAIDs等)内服で炎症と痛みを抑える 理学療法 ・急性期:安静・固定・冷却 ・亜急性期以降:温熱療法、運動療法(ストレッチ等)で拘縮予防、機能改善 ステロイド局所注射 患部に直接注射することで炎症を抑え、激痛を速やかに和らげるのに有効 ほとんどの場合、このような保存療法の組み合わせで症状は軽快し、日常生活に支障がない程度まで回復するケースが多いです。 手術療法 保存療法を行っても肩の石灰化による痛みが改善しない場合や、石灰の沈着が大きく日常生活への支障が著しい場合には、「手術療法」が検討されます。 関節鏡と細い手術器具を挿入し、モニターで内部の様子を確認しながら、腱板に沈着した石灰を丁寧に取り除いていきます。 この方法のメリットは、筋肉など周囲の組織へのダメージが少なく、術後の痛みが比較的軽く、回復も早い点です。 もちろん、手術には全身麻酔に伴うリスクや、感染症の可能性もゼロではありません。 そのため、手術を行うかどうかは、患者さまの症状の程度や生活への影響などを総合的に考慮し、医師と患者さまが十分に話し合って慎重に決定されます。 肩が石灰化したら予防策と生活習慣を見直すことが重要 肩の石灰化は一度症状が良くなっても、再発することがあります。 そのため、治療を受けて痛みが和らいだ後も、肩に余計な負担をかけないような予防策を講じたり、生活習慣を見直したりすることが大切です。 ここでは、肩の健康を保ち、石灰化の再発リスクを減らすために、日常生活で意識したいポイントをご紹介します。 見直すポイント 内容 肩への負担軽減 ・長時間重い物を持たない ・無理な姿勢での作業を避ける ・スポーツや作業時は適度な休息を挟む ・痛みを感じる動作は控える 姿勢の改善 ・猫背や巻き肩を避け、背筋を伸ばした良い姿勢を意識する ・デスクワーク中はこまめに体を動かし、同じ姿勢を続けない 適度な運動・ストレッチ ・肩周りの柔軟性や筋力を保つ ・ラジオ体操、軽いストレッチ、ヨガなどで肩甲骨や肩関節を動かす 栄養バランスの改善 バランスの良い食事を基本とし、抗炎症作用のある栄養素(オメガ3脂肪酸、ビタミンC・Eなど)も意識して摂取する。 肩周りを温める習慣 ・肩を冷やさないように注意し、血行を促進する ・入浴で肩まで温まる、蒸しタオルなどで筋肉の緊張をほぐす。 上記のポイントを参考に、ご自身の生活習慣を見直し、肩を大切にいたわってあげることが、石灰化の予防と健やかな肩を保つためのポイントとなります。 肩が石灰化したときの治療期間に関するよくある質問 ここでは、肩が石灰化したときの治療期間についての質問に回答していきます。 肩の石灰化を早く治す方法はある? 肩の石灰化を放置するとどうなる? 肩の石灰化になりやすい人は? 肩の石灰化になりやすい食べ物は? 日常生活で気を付けるべきポイントなどをみていきましょう。 肩の石灰化を早く治す方法はある? 肩の石灰化を早く治すには、痛みを我慢せずにできるだけ早く整形外科を受診し、ご自身の状態に合った適切な治療を早期に開始することが重要です。 一般的な治療としては、まず炎症を抑える飲み薬などで様子を見ることが多く、順調にいけば1〜2週間程度で痛みが和らいでくることもあります。 もし痛みが非常に強く、日常生活にも支障が出ているような場合には、ステロイド注射を行うことで痛みを緩和させることも可能です。 肩の石灰化を放置するとどうなる? 肩の石灰化は、自然に痛みが和らいでいくことも多いため、放置したからといって必ずしも深刻な事態に発展するわけではありません。 しかし、自己判断で放置してしまうといくつかのリスクもあるため、注意が必要です。 硬く大きくなった石灰は、肩を動かすたびに周囲の組織とぶつかり、繰り返し炎症を起こして、痛みが長引く原因となることがあります。 また、痛みのために肩を動かさない期間が長引くと関節が固まってしまい、動きの範囲が狭くなる「拘縮(こうしゅく)」という後遺症が出てしまうこともあります。 肩の石灰化になりやすい人は? 肩の石灰化になりやすい人の特徴は、以下の通りです。 年齢:40〜60歳代 性別: 女性に多い 基礎疾患: 1型糖尿病・甲状腺機能の異常・腎結石症など 一方で、肩をたくさん使う仕事やスポーツをしているからといって、必ずしも石灰化しやすくなるわけではないと考えられています。 肩の酷使が直接的な原因となるというよりは、加齢に伴う腱の変性などが背景にあると推測されています。 肩の石灰化になりやすい食べ物は? 特定の食べ物を摂取することが肩の石灰化の直接的な原因になるという明確な医学的根拠はありません。 肩の石灰化は、原因自体がまだ完全には解明されていないため「これを食べると石灰化する」といったものもなければ、「これを食べれば予防できる」という確実な食事法もわかっていないのが現状です。 そのため、肩の石灰化を心配して特定の食品を極端に避けたり、特別な食事制限を行ったりする必要はないといえるでしょう。 肩が石灰化したら早期治療と予防策を実践しよう 肩の石灰化によるつらい痛みは、適切な知識を持ち、早期に対処することで改善が期待できます。 痛みを我慢したり自己判断で放置したりすることは、症状を長引かせたり、悪化させたりする可能性があります。 この記事を参考に、専門医による正確な診断とご自身の状態に合った適切な治療を受けることが重要です。 そして、治療と並行してご紹介した予防策や生活習慣の見直しを根気強く実践することで、より早い回復と再発防止につながるでしょう。
2020.05.08 -
- 腱板損傷
肩のインナーマッスルを構成する「腱板(けんばん)」が断裂することで起こる腱板損傷。 特に40代以降に多く見られ、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。 そんな腱板損傷に対して「これって本当に治るの?」「手術しないとダメ?」と、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、腱板損傷が治る可能性や具体的な症状・原因について詳しく解説します。 「放っておいても大丈夫?」と迷っている方も、正しい知識を持つことで、より良い治療選択につながります。 まずはご自身の状態を知るヒントとして、ぜひ参考にしてください。 腱板損傷が自然に治るかは損傷の程度次第|完全・広範囲の断裂は自然治癒が難しい 腱板損傷が治るかは、以下の損傷の程度によって異なります。 自然治癒が期待できるケース(軽度な損傷) ・部分断裂や炎症のみの場合 ・早期に発見され、保存療法を開始した場合 ・リハビリや鎮痛薬で肩の動きを維持しながら回復が見込める 自然治癒が難しいケース(重度な損傷) ・完全断裂や広範囲の断裂がある ・損傷を長期間放置してしまった ・筋肉が萎縮・脂肪化してしまっている ・肩を動かすと常に激しい痛みがある 腱板損傷は、肩の運動に重要な役割を果たす腱板(けんばん)が、部分的または完全に切れてしまう状態です。 軽度の部分断裂であれば、保存療法(リハビリ・薬物療法)により改善が期待できるケースもあります。 しかし完全断裂や広範囲の損傷となると、腱の自然な再生が難しくなるため、手術が必要になるケースが多いです。 腱板損傷は放置せず、肩の痛みや可動域の制限が続く場合は、早期に専門医の診察を受けることが重要です。 腱板損傷の症状と原因 腱板損傷でよく見られる代表的な症状と、その主な原因について以下で詳しく解説していきます。 症状 原因 腱板損傷は、肩の運動に深く関わる重要な筋肉と腱が傷つくことで、痛みや可動域の制限など、さまざまな不調を引き起こします。 放置すると日常動作にも支障が出るため、早期発見・対応が重要になりますので、ぜひ参考にしてください。 症状 「肩の痛み」や「肩の動かしにくさ」が腱板損傷の主な症状です。 特に以下のような動作の際に痛みが生じるのが特徴です。 腕を上げる 下ろす ひねる 初期には夜間痛(夜寝ているときの痛み)から始まり、やがて日中の動作にも影響が出るようになります。 主に動作で痛みや制限を感じることが多いのは、以下のような場合です。 洋服を着る・脱ぐとき 入浴時に頭を洗うなどの頭より上の動作が困難になる 肩を動かすときに「引っかかる」感覚がある 力が入らず物を持ち上げられない 横向きに寝ると痛い 痛みが慢性化してくると、筋力低下や肩の可動域制限が進み、四十肩・五十肩と診断されることがあります。 特に高齢者では自覚症状が軽くても損傷が進んでいるケースがあるため、軽い痛みでも医師の診察を受けることが重要です。 原因 腱板損傷の原因は大きく分けて、以下の2つに分類されます。 加齢による変性 外傷(ケガ) 腱や筋肉が年齢とともに弱くなっていく自然な過程で起こります。 40代以降では腱板に小さな亀裂が入りやすくなり、繰り返しの使用によって徐々に損傷が広がることがあるためです。 たとえば、重いものを持ち上げる作業を繰り返したり、ゴルフ・テニスや水泳など肩を酷使するスポーツを続けている人に多く見られます。 また転倒して手や肩を強く打ったり、無理な力が肩に加わった場合などに起こります。 とくに高所からの落下や交通事故などの衝撃で、腱が急激に断裂する「完全断裂」も少なくありません。 また、肩の構造的な異常(肩峰の形状や狭小な肩関節空間)により、腱板が骨が擦れやすくなる「インピンジメント症候群」も損傷の要因となる可能性があります。 いずれにしても、原因を正確に突き止めることが適切な治療の第一歩です。 腱板損傷の予後と回復までにかかる期間 腱板損傷はその程度や治療方法によって、予後や回復までにかかる期間が異なります。 軽度の損傷の場合 数週間〜数ヶ月 完全断裂や広範囲の損傷の場合 数ヶ月~1年 軽度の損傷の場合は、保存療法を中心としたリハビリテーションで数週間〜数ヶ月のうちに痛みが和らぎ、肩の動きも徐々に改善することが多いです。 しかし完全断裂や広範囲の損傷の場合は自然治癒が見込めず、手術を要するケースもあるため、ある程度の時間が必要です。 通常、術後は数週間の固定期間を経てリハビリが始まり、日常生活に支障がないレベルまで回復するには数ヶ月から半年程度、スポーツや重労働への復帰には半年から1年程度を要する場合もあります。 このリハビリ期間中に焦って無理な動作を行うと、再断裂のリスクが高まるため、医師や理学療法士の指導を守ることが非常に重要です。 また、高齢者や基礎疾患がある人、筋力の低下が著しい人では回復が遅れる傾向にあります。 一方で、早期に診断され、適切な治療を受けた場合には、比較的良好な予後が得られることも多いです。 腱板損傷の予後は以下の3要素に大きく左右されます。 損傷の程度 治療の選択 リハビリの継続 自己判断で放置せず、早期に専門医の診断を受けることで、長期的な痛みや機能障害を防ぐことができます。 腱板損傷を治すための治療法 腱板損傷の治療法には、主に以下3つがあります。 保存療法 手術療法 再生医療 軽度の場合は、保存療法による自然回復が期待できる一方、完全断裂や広範囲にわたる損傷では手術が検討されるケースもあります。 ここでは、それぞれの治療法の特徴と流れについて詳しく紹介します。 保存療法 保存療法は、手術を行わずに腱板損傷の症状を緩和・改善する治療法です。 主に軽度〜中等度の部分断裂や、手術が難しい高齢者などに対して用いられます。 保存療法には、以下のような手段が含まれます。 消炎鎮痛薬の投与(内服・外用) ステロイド注射(関節内の炎症を抑える) 物理療法(電気治療や温熱療法など) 運動療法(リハビリ)(可動域と筋力の回復を目的) リハビリは非常に重要で、専門の理学療法士の指導のもと、痛みを抑えながら徐々に肩関節の可動域を広げていきます。 肩周囲の筋肉(特に三角筋や肩甲骨周囲筋)を鍛えることで、腱板の機能を補うようにするのが基本的な考え方です。 保存療法のメリットは、手術による身体的負担を避けられることですが、一方で損傷が進行するリスクや、完全には治らないまま機能障害が残る可能性もあります。 そのため、一定期間(おおむね3~6ヶ月)で改善が見られない場合や、日常生活に支障が続く場合は手術への切り替えが検討されます。 手術 腱板損傷が完全断裂している場合や保存療法で改善が見られないケースでは、手術による修復が必要となります。 手術は主に「関節鏡視下手術」で行われることが多く、身体への負担を最小限に抑えながら損傷部位を修復することが可能です。 術式には以下のようなものがあります。 腱板縫合術:断裂した腱を縫い合わせて骨に固定する 肩峰形成術:骨と腱が擦れ合わないよう骨を削る 部分置換術や腱移植:重度の場合、補強する人工物や他の腱を利用 術後は、肩の固定を数週間行ったのち、段階的にリハビリを開始します。 肩の可動域を回復し、再断裂を防ぐためには、術後のリハビリが非常に重要です。 医師と相談し、最も適した方法を選択することが大切です。 再生医療 腱板損傷に対しては、以下の再生医療が検討されます。 PRP療法 自身の血液から抽出した血小板を濃縮し、損傷部位に注射する治療法 幹細胞治療 脂肪組織などから採取した幹細胞を用いて、より積極的に損傷した腱や筋肉の再生を促し炎症の抑制や組織の修復を促進 PRP療法は血小板には「成長因子」と呼ばれる組織の修復を促進する物質が含まれているため、損傷した腱の再生を助ける効果が期待されています。 外来での処置が可能で、入院も必要ありません。 ただし、再生医療は保険適用外の治療が多く、自費診療となる点には注意が必要です。 再生医療の詳細については、以下でも紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。 腱板損傷が自然に治るかは損傷の程度次第|適切な治療を受けることが回復への鍵となる 腱板損傷は、損傷の程度・発見時期・治療内容によって回復の可能性が大きく変わります。 軽度な部分断裂:保存療法やリハビリによる自然回復が期待できる 完全断裂や広範囲の損傷:手術を含む積極的な治療が必要になることも 「自然に治るだろう」と自己判断せず、早期に医療機関を受診することが重要です。 医師による正確な診断を受け、自身の状態に最適な治療法を選ぶことが、回復への近道です。 医師や理学療法士の指導のもと、無理のないペースで回復を目指すことをおすすめします。 さらに近年では、再生医療(PRPや幹細胞治療)といった新たな選択肢も注目されています。 >>当院における腱板損傷の再生医療の症例紹介は、こちらからもご覧いただけます。 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、肩腱板損傷が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 リペアセルクリニックでは患者様ひとりひとりに丁寧なカウンセリングを行い、適した治療方法を見つけていきます。 体に負担の少ない方法で治療が可能なので、肩の痛みや動かしづらさを感じたら放置せず、ぜひリペアセルクリニックにご相談ください。
2020.05.02 -
- 肩
「肩が痛くて腕が上がらない」「夜もズキズキして眠れない」 そんなつらい四十肩・五十肩の症状が長引き、日常生活にも支障が出てお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 さまざまな治療を試してもなかなか改善が見られない場合、「サイレントマニピュレーション」という治療法が、固まった肩の動きを短期間で取り戻す新たな選択肢として注目されています。 本記事では、「サイレントマニピュレーション」が具体的にどのような治療法なのか、治療かかる費用について解説します。 長引く肩の痛みや動きの制限でお悩みの方、サイレントマニピュレーションについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。 当院リペアセルクリニックでは、四十肩や五十肩に対する再生医療に関する情報を公式LINEで公開中です。 「四十肩や五十肩の痛みに困っている」「肩の痛みが長いている」という方は、先端医療である再生医療がどのような治療を行うか確認しておきましょう。 サイレントマニピュレーションとは? サイレントマニピュレーションは、四十肩・五十肩とも呼ばれる肩関節周囲炎(凍結肩)に対する治療法の一つです。 ここでは、以下のポイントに沿って、サイレントマニピュレーションについて詳しく解説していきます。 凍結肩の治療法の一つ 治療の特徴 「サイレントマニピュレーション」がどのような治療なのか知りたい方は、ぜひこの先を読み進めてみてください。 凍結肩の治療法の一つ サイレントマニピュレーションとは、保存療法を長期間続けても肩の痛みや動きが改善しない凍結肩患者さまに対して行われる治療法です。 四十肩や五十肩と呼んでいる症状の多くは、医学的には「肩関節周囲炎」と診断され、その中でも特に肩の動きが悪くなり、まるで凍ったように固まってしまう状態を「凍結肩」と呼びます。 凍結肩は、肩関節を包んでいる「関節包」という袋状の組織が炎症を起こし、厚く硬くなったり、周囲とくっついてしまうことで、肩を上げたり回したりする動きが制限されてしまうのです。 以下の記事では、五十肩から凍結肩に進行した場合について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 治療の特徴 サイレントマニピュレーションには、つらい肩の症状に悩む方にとって、以下のような特徴・メリットがあります。 サイレントマニピュレーションによる治療の特徴・メリット 痛みが少なく、効果が速やかに現れやすい 日帰りで治療を受けられ、身体的・経済的負担が少ない 手術を回避できる可能性がある 施術後のリハビリ効果を高めることに期待できる 局所麻酔下で行うため施術中の痛みはほとんどなく、治療直後から肩の可動域が改善するケースが多いのが特徴です。 従来の保存療法のみの場合と比べて、可動域改善までの期間を短縮できる特徴があります。 サイレントマニピュレーションの費用 サイレントマニピュレーションは健康保険が適用される治療法で、自己負担額が3割負担の場合、一般的に約5,000円から8,000円程度が目安となります。 施術前の診察にかかる初診料や再診料、お薬が処方された場合の処方箋料、そして施術後に行われるリハビリテーションの費用などが別途必要になる場合もあります。 医療機関の設備や、同時に行う検査・処置の内容によって、費用は多少前後することがありますので、正確な金額については治療を受けようと考えているクリニックや病院で事前に確認しましょう。 サイレントマニピュレーションの治療の流れ ここでは、一般的なサイレントマニピュレーションの治療の流れを紹介します。 ステップ 主な内容 1. 問診・診察 医師が症状やこれまでの経緯を詳しく聞き取り、肩の動きや痛みの状態を丁寧に評価し、治療方針を決定 2. 画像検査 レントゲンやMRIといった画像検査で、肩関節の骨や周りの組織の状態を調べ、癒着の程度などを評価 3. 麻酔(神経ブロック) 超音波エコーで神経の位置を確認しながら、首の付け根あたりから麻酔薬を注射し、肩や腕の痛みを感じる神経を一時的に麻痺させる 4. 関節可動域操作(マニピュレーション) 麻酔が効いて痛みがないことを確認した後、肩関節をさまざまな方向にゆっくりと動かす 5. 経過観察・リハビリ開始 施術後は、腕を三角巾で吊って肩を安静に保つ。麻酔の効果が切れるまでは腕に力が入らないため、当日はそのままの状態で帰宅 リハビリでは獲得できた可動域を維持し、さらに肩周りの筋力を強化するための運動療法を行い、元のスムーズな日常生活に戻れるようサポートしていきます。 サイレントマニピュレーションの術後の注意点 サイレントマニピュレーションは、つらい五十肩の症状改善に効果が期待できる治療法ですが、施術を受けた後にはいくつか注意すべき点があります。 治療で得られた肩の動きをできるだけ長持ちさせるためには、以下の注意点を理解しておくことが大切です。 合併症のリスク 継続的なリハビリが必要 ここでは、術後に起こりうる可能性のある合併症リスクと治療効果を引き出すために必要なことについてご説明します。 合併症のリスク サイレントマニピュレーションによる治療後は、以下のような合併症リスクが考えられます。 合併症 どのような時に起こりうるか 脱臼や骨折 肩関節を動かす際にごく稀に発生する 持続するしびれ 神経ブロックの麻酔時、針先が神経の線維に触れた場合に稀に起こる 出血や内出血 首の神経ブロック注射で長めの針を使うため起こる 感染 注射針を刺すことからごく稀に起こる可能性がある その他の体調変化 気分が悪くなったり、血圧が一時的に下がったりすることがある 合併症の発生頻度は低いものですが、ゼロではないことを理解しておく必要があります。 施術前には医師からリスクについて十分な説明を受け、万が一術後に何か異常を感じた際には、速やかに医療機関に連絡し指示を仰ぐことが大切です。 継続的なリハビリが必要 サイレントマニピュレーションによる治療後は、再び肩が固まってしまう「再癒着」や「拘縮の再発」を防ぐために継続的なリハビリが必要です。 多くの医療機関では、術後数ヶ月にわたり、週に数回程度の通院による専門的なリハビリを継続するよう指導しています。 もしリハビリを途中でやめてしまったり、指示通りに行わなかったりすると、関節は再び固まりやすくなり元のつらい痛みや可動域の制限がぶり返してしまう恐れがあります。 サイレントマニピュレーションに関するよくある質問 サイレントマニピュレーションという治療法について、よくある質問に回答します。 術後に痛みはある? 2回目の手術は必要? 治療の対象になる人は? 治療を検討するうえでの不安解消のため、ぜひ参考にしてください。 術後に痛みはある? サイレントマニピュレーションの施術直後は、麻酔が効いているため痛みを感じることはほとんどありません。 しかし、麻酔が切れた後には一時的に痛みや炎症が起こることがあります。 多くの場合、術後の痛みに対しては、医師から痛み止めの飲み薬が処方されたり、患部を冷やしたりするよう指示されます。 2回目の手術は必要? サイレントマニピュレーションは、基本的に1回の施術で可動域の改善効果が期待できるため、2回目の手術は不要なことが多いです。 まれに効果が十分でなかったり、再癒着が起きたりした場合は、2回目の手術が検討されることもあります。 そのため、サイレントマニピュレーションによる治療後は、継続的なリハビリによって再癒着を防ぐことが重要です。 治療の対象になる人は? サイレントマニピュレーションは、長期間の保存療法を試みても肩の痛みが十分に改善していない方が対象になります。 サイレントマニピュレーションの対象になる人の特徴 四十肩・五十肩で肩の動きがひどく悪い方 3ヶ月以上リハビリ等でも効果が乏しい状態 夜も痛くて眠れないなど生活に大きな支障がある 手術後や骨折後の肩の固まりが強い場合 保存療法による効果が見られない方以外に、日常生活に不便を感じるほど肩の動きが著しく制限されてしまった方も主な対象となります。 一方で、サイレントマニピュレーションが適さない方の特徴もあります。 例えば、重度の骨粗しょう症の方は、施術による骨折や脱臼のリスクが高まるため治療が行えない、あるいは慎重な判断を要するケースがあります。 また、肩関節に感染や炎症がある場合も、症状を悪化させる恐れがあるため通常は治療を行いません。 最終的な治療の可否は、医師が診察や画像検査の結果を踏まえ総合的に判断します。 サイレントマニピュレーションは凍結肩の改善に有効な治療法 サイレントマニピュレーションは、従来の保存療法ではなかなか改善が見られなかった凍結肩に対して、短期間で日常生活の質の向上を目指せる治療法です。 何をしても良くならない肩の痛みや動きの悪さでお困りの場合、一度サイレントマニピュレーションに詳しい整形外科の専門医にご相談してみましょう。 ご自身の状態を正確に診断してもらい、適切な治療を受けることがつらい症状から解放され、快適な毎日を取り戻すための第一歩となるでしょう。 長引く肩の痛みや動きの制限でお悩みの方は、先端医療によって肩の痛みの緩和が期待できる再生医療による治療も検討してみましょう。 当院リペアセルクリニックでは、四十肩や五十肩に対する再生医療に関する情報を公式LINEで公開中です。 「四十肩や五十肩の痛みに困っている」「肩の痛みが長いている」という方は、先端医療である再生医療がどのような治療を行うか確認しておきましょう。
2020.04.30 -
- 肩
日常生活において肩を動かすたびに鋭い痛みが走り、動作がつらく感じる瞬間はありませんか。 それは、40〜60代を中心に多くの方が経験する凍結肩(五十肩)の可能性があります。 凍結肩は肩関節周囲の組織に炎症が起き、関節の動きが制限される状態で放置すると関節が固まり、腕がほとんど上がらなくなるリスクも。 一方で、適切なストレッチを習慣づけることで、痛みの緩和や可動域の回復が期待できます。 本記事では、自宅で無理なく実践できる凍結肩の改善ストレッチを詳しく解説します。 凍結肩の不安を解消し、元気な毎日を取り戻したい方は、ぜひ最後までお読みください。 凍結肩(五十肩)を改善するストレッチ6選 凍結肩(五十肩)の痛みの軽減や可動域の改善が期待できて、自宅でも簡単にできるストレッチを6つ紹介します。 これらを継続すれば、肩の痛みが軽減され、可動域を広げられる可能性があります。 ただし、無理をすると症状が悪化する恐れがあるため、適度に行うよう注意してください。 壁を使うストレッチ 壁を使うストレッチは肩関節の可動域を広げるのに適しており、方法は以下のとおりです。 ①:壁の前に立ち、痛む方の腕を肩の高さまで上げる ②:指先を壁につけ、人差し指と中指で壁を歩かせるようにゆっくりと腕を上げていく ③:腕を上げきったら、ゆっくりと元の位置に戻す ④:①~③を10回繰り返す 肩甲骨の動きを意識すると、肩関節だけでなく肩甲骨周辺の筋肉もストレッチできます。 また、息を吸いながら腕を上げ、息を吐きながら腕を下ろすとリラックスして行えます。 ストレッチをする際は無理に高く上げようとせず、痛みを感じない範囲で少しずつ上げていきましょう。 テーブルストレッチ テーブルストレッチは肩関節の可動域を広げるとともに、肩甲骨周囲の筋肉をほぐす方法でやり方は、以下のとおりです。 ①:テーブルの前に立ち、両手を肩幅に開いてテーブルにつく ②:膝を軽く曲げ、前傾姿勢になる ③:ゆっくりと息を吐きながら、体を前に倒す ④:体を倒しきったら10秒間キープ ⑤:①~④を10回繰り返す ストレッチを行う際はテーブルの高さと肩の高さを合わせ、背中が丸まらないよう注意しましょう。 肩の力を抜き、リラックスした状態で実践するのが望ましいです。 振り子ストレッチ 振り子ストレッチは肩関節周囲の筋肉をリラックスさせ、痛みを和らげる方法でやり方は以下のとおりです。 ①:足を肩幅に開いて立ち、痛む方の腕を体の横にだらんと下げる ②:上半身を軽く前に倒し、痛くない方の手をテーブルなどにつく ③:腕を振り子のように前後に揺らす ④:腕を左右に揺らす ⑤:腕を円を描くように回し、時計回りと反時計回りをそれぞれ10回ずつ行う これらはコッドマン体操とも呼ばれ、重力と慣性を利用して、肩関節に負担をかけずに可動域を広げられます。 ストレッチ中は無理に大きく揺らす必要はなく、肩の力を抜き、腕の重みで自然に揺れるよう意識しましょう。 小さな振り幅から始め、徐々に大きくしていってください。 肩甲骨はがしストレッチ 肩甲骨はがしストレッチのやり方は以下の通りで、肩甲骨周囲の筋肉をほぐし、肩関節の可動域を広げる方法です。 ①:椅子に座り、両手を肩に置く ②:肘を大きく回すように、肩甲骨を意識して腕を回す ③:前方向と後ろ方向をそれぞれ10回ずつ行う 肩甲骨が背骨から離れるように、大きく回すのがポイントです。 肘を前に出すときは肩甲骨を外側に開き、肘を後ろに引くときは肩甲骨を内側に寄せるよう意識しましょう。 挙上ストレッチ 挙上ストレッチは肩関節の可動域を広げ、腕を上げる動作(挙上)の改善に適しており、やり方は以下のとおりです。 ①:仰向けに寝て、両手を天井に向かって伸ばす ②:両手を組んで、ゆっくりと頭の上に上げていく ③:両手を頭の上に上げきったら、ゆっくりと元の位置に戻す ④:①~③を10回繰り返す このストレッチは肩関節周囲の筋肉や靭帯を優しく伸ばし、柔軟性を高められます。 息を吐きながら手を上げ、息を吸いながら手を下ろすことで、呼吸が深まり、よりリラックスした状態で実践することができます。 凍結肩(五十肩)になる原因 凍結肩(五十肩)の原因は、はっきりと解明されていませんが、以下のような要因が複合的に関与していると考えられています。 原因 説明 加齢に伴う組織の変化 ・ 加齢とともに、肩関節を構成する腱板、関節包、滑液包などの組織が変性し、柔軟性を失う。 ・肩関節の可動域が制限され、わずかな外力や負荷でも炎症が起こりやすくなる。 運動不足 ・運動不足は肩関節周囲の血行を悪化させるため、筋肉や靭帯の柔軟性が低下しやすい。 ・長時間のデスクワークなど、同じ姿勢を続けると肩甲骨の動きが制限され、肩関節周囲の血行が悪化しやすくなる。 ・血行不良は、筋肉や靭帯の柔軟性を低下させ、炎症を引き起こしやすい。 生活習慣病(糖尿病、脂質異常症) ・糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病は、凍結肩の発症リスクを高めることが指摘されている。 ・これらの疾患は肩関節周囲の組織の代謝を妨げ、炎症を慢性化させる可能性がある。 また肩関節を構成する骨や軟骨、靱帯、腱といった組織が加齢とともに変化し、周囲に炎症が生じることも原因とされています。 ※出典:日本整形外科学会「五十肩(肩関節周囲炎)」 主な症状は、肩の痛みと運動制限です。 症状 説明 肩の痛み 初期には肩を動かすと鋭い痛みを感じ、中期以降は肩関節が硬くなって肩を動かす際に痛みを感じやすくなる。 運動制限 ・肩関節が徐々に硬くなって可動域が狭まるほか、腕を上げたり後ろに回したりすることが困難になる。 ・日常生活においては、髪を整えたり服を着替えたりする動作が難しくなりやすい。 症状は、初期(炎症期)、中期(拘縮期)、後期(回復期)の3つの段階を経て進行します。 凍結肩(五十肩)の予防と治療法 凍結肩(五十肩)の予防には、日頃から肩関節を動かす習慣をつけましょう。 主な予防策は、以下のとおりです。 ラジオ体操 ストレッチ 軽めの筋力トレーニング これらの運動は肩関節周囲の筋肉や靭帯の柔軟性を高め、血行を促進する効果を期待できます。 また、正しい姿勢を保つことも、予防には欠かせません。 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、同じ姿勢が取り続ける場合は、定期的に休憩を取り、肩関節を動かすストレッチを心がけましょう。 治療法に関しては、症状の程度や進行度合いによって異なります。 初期の痛みや炎症が強い時期には安静にし、湿布や痛み止めなどの薬物療法を行うのが一般的です。 痛みが落ち着いてきたら、肩関節の可動域を徐々に広げるためのリハビリテーションを開始します。 リハビリテーションは、専門家の指導のもとで行うのが望ましいです。 その凍結肩(五十肩)は腱板断裂かも? https://youtu.be/TaYHPluB3Wc?si=caE1yNvtLEZ9HGed 肩の痛みと可動域制限を伴う症状では、凍結肩(五十肩)と腱板断裂が混同されやすいです。 症状 原因 凍結肩(五十肩) 肩関節周囲の組織の炎症や癒着が原因で起こり、症状が徐々に現れる場合が多い 腱板断裂 外傷や加齢による変性、肩の腱板と呼ばれる筋肉を覆う腱が断裂することで起こる どちらも中年以降に多く見られる疾患ですが、原因や治療法が異なるため、正確な診断をしなければいけません。 それぞれの特徴は、以下のとおりです。 凍結肩(五十肩) 腱板断裂 発症 徐々に痛みが増し、可動域が制限される 外傷や急な動作をきっかけに、急激な痛みが生じることが多い 痛み 肩全体に広がるような鈍痛。夜間痛が強い 特定の方向への運動で痛みが生じやすい。力を入れると痛みが増す 可動域制限 全方向への可動域制限 特定の方向への可動域制限 治療法 保存療法(リハビリ、薬物療法、注射など)が中心 断裂の程度や活動レベルに応じて、保存療法または手術療法 その他 自然治癒する場合もある 放置すると症状が悪化する場合がある 腱板断裂の疑いがある場合は、再生医療を検討しましょう。 PRP(多血小板血漿)療法や幹細胞療法などの再生医療は、自己の血液や細胞を利用して、腱の修復を促進する治療法です。 痛くてストレッチができない方、ストレッチの効果が得られない方からすると、適切な治療になる可能性があります。 肩の痛みと可動域制限を伴う症状でお悩みの方は、ぜひ一度以下の記事もご参考ください。 ※内部リンク:ショートコード【肩】 【まとめ】凍結肩(五十肩)はストレッチで改善を目指そう 凍結肩(五十肩)にお悩みの方は、以下のような自宅でできるストレッチを継続することで、肩の可動域改善や痛みの緩和が期待できます。 壁を使うストレッチ テーブルストレッチ 振り子ストレッチ タオルストレッチ 肩甲骨はがしストレッチ 挙上ストレッチ これらのストレッチは、肩関節周囲の筋肉や靱帯の柔軟性を高め、血行促進にもつながる可能性もあります。 ただし、痛みを我慢して無理に動かすことは、炎症を悪化させる原因にもなりかねません。 痛みを感じたら無理をせずに中止し、医師に相談することをおすすめします。 また、ストレッチを続けても症状が改善しない場合は、腱板断裂の可能性も考慮し、速やかに診断を受けましょう。 自分が凍結肩なのかお悩みの方は、ぜひ当院「リペアセルクリニック」までお気軽にご相談ください。
2020.04.23 -
- 肩
日常生活の中で、肩の痛みや動きの制限でつらさを感じている方は多いのではないでしょうか。 50代以降になると、凍結肩(いわゆる五十肩)と肩関節の動きが著しく制限された状態に進行するケースもあり、改善が長引くことがあります。 しかし「凍結肩の症状はどのようなものなの?」「治療法はあるの?」と疑問を抱えている方も多いでしょう。 この記事では、凍結肩の症状や原因、五十肩との違い、治療法を詳しく解説します。 まずは凍結肩がどのような状態なのかを詳しく見ていきましょう。 つらい肩の痛みや動きの制限に対しては、再生医療も一つの選択肢となります。 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEで、症状・治療法について紹介していますので、本記事と併せてご参考にしてください。 凍結肩とは 凍結肩とは肩関節の動きが著しく制限された状態のことです。 肩関節周囲炎(五十肩)の症状が進行すると肩の関節が固まってしまうことから「凍結肩」と呼ばれています。 ここからは以下について詳しく解説します。 凍結肩の症状 凍結肩の原因 症状や原因を理解して、ご自身の症状が当てはまるのか確認してみましょう。 また凍結肩に進行する前の五十肩については、以下の動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。 凍結肩の症状 凍結肩の主な特徴は、強い痛みと肩の動きが極端に制限されることです。 主に以下のような症状が現れます。 肩を上げることができない(90度以下の制限) 肩を後ろに回すことができない 夜間痛により睡眠が妨げられる 着替えや洗髪が困難になる 背中に手を回せない 肩全体の強い圧痛 これらの症状により、日常生活に大きな支障をきたします。 とくに夜間の痛みは強く、横になったときに痛みが増すことが多いです。 凍結肩の原因 凍結肩は、肩関節を包む関節包という袋状の組織が炎症を起こし、厚くなったり癒着したりすることで発症します。 主な原因として以下が挙げられます。 原因 詳細 加齢による変化 関節包や周囲組織の老化により柔軟性が失われる 外傷 肩の打撲や転倒による関節包の損傷 長期間の固定 手術後や骨折による長期間の肩の安静 糖尿病 血糖値の異常により組織の修復機能が低下 これらの要因が重なることで、関節包が癒着し、肩の動きが著しく制限されるようになります。 五十肩と凍結肩の違い 五十肩と凍結肩は実質的に同じ疾患を指していますが、五十肩が進行して動きがより制限された状態を凍結肩と呼ぶこともあります。 厳密な意味での違いはなく、症状や治療法も同じです。 項目 五十肩 凍結肩 正式名称 肩関節周囲炎 凍結肩(frozen shoulder) 呼称の由来 50代頃に多く発症することから命名 肩が凍ったように動かなくなることから命名 使用される場面 一般的な会話や患者説明 医学論文や専門的な診断名 症状 痛みと可動域制限 痛みと可動域制限 治療法 保存療法から手術まで 保存療法から手術まで 医療現場では「凍結肩」や「肩関節周囲炎」という正式名称が使われることが多く、患者さまには馴染みのある「五十肩」という説明がされることが一般的です。 どちらの呼び方を使っても同じ疾患を指しています。 五十肩から凍結肩に進行した場合の治療方法 凍結肩の治療は段階的に行われ、症状の程度に応じて、保存療法から手術療法まで複数の治療選択肢があります。 治療法 内容 適応・特徴 薬物療法 痛み止め、筋弛緩剤、湿布薬 痛みと炎症を抑制、初期治療として使用 理学療法(リハビリ) 関節可動域訓練、ストレッチ、筋力強化 肩の動きを段階的に改善、継続的な実施が重要 注射療法 ステロイド注射、ヒアルロン酸注射 保存療法で効果不十分な場合、即効性あり 手術療法 関節鏡視下関節包切離術 重症例や保存療法で改善しない場合 治療は軽度な方法から段階的に進められ、患者さまの症状に応じて調整されるのが一般的です。 多くの場合、薬物療法と理学療法の組み合わせで改善が期待できます。 症状が重い場合や保存療法で十分な効果が得られない場合は、注射療法や手術療法も検討されます。 凍結肩(五十肩)に関するよくある質問 凍結肩や五十肩について、患者さまからよく寄せられる質問にお答えします。 凍結肩(五十肩)に対するストレッチ方法はある? 五十肩・凍結肩になる人の特徴は? ご自身の症状や状況と照らし合わせながら、参考にしてください。 凍結肩(五十肩)に対するストレッチ方法はある? 適切なストレッチは凍結肩(五十肩)の症状改善に効果的です。 ストレッチ方法 実施方法 挙上ストレッチ 壁に手をついて、徐々に肩を上げていく 外旋・内旋ストレッチ 肘を90度に曲げ、肩を外側・内側に回す タオルストレッチ タオルを背中で持ち、上下に動かす 振り子体操 前かがみになり、腕を前後左右に振る 円運動 腕を小さな円を描くように動かす 痛みを我慢して無理に動かすと、かえって症状が悪化することがあります。 「気持ちよく伸びる」程度の強さで、1日3回、各動作10回程度から始めましょう。 五十肩・凍結肩になる人の特徴は? 五十肩・凍結肩になる人には、以下の特徴があります。 肩の痛みが1週間以上続く 夜間痛で眠れない 肩を90度以上上げられない 着替えや洗髪が困難 これらの五十肩・凍結肩の症状が出ても、早期に適切な治療を受けることで、症状の進行を防ぐことができます。 症状を我慢せず、早期に専門医の診断を受けることが重要です。 肩の痛みや動きの制限でお困りの際は、早めに医療機関を受診してください。 五十肩から凍結肩に進行する前に早期治療が大切 五十肩と凍結肩は実質的に同じ疾患です。 一般的には五十肩、医学論文や専門的な診断名としては凍結肩や肩関節周囲炎と呼ばれます。 また、五十肩が進行して動きがより制限された状態を凍結肩と呼ぶこともあります。 以下の症状が起きた場合、凍結肩に進行している可能性があります。 肩を上げることができない(90度以下の制限) 肩を後ろに回すことができない 夜間痛により睡眠が妨げられる 着替えや洗髪が困難になる 背中に手を回せない 肩全体の強い圧痛 中年以降、とくに50歳代に多く発症し、肩関節を構成する組織の老化により炎症が起こることが主な原因です。 症状が軽いうちに適切な治療を受けることで、重症化を防ぎ、治療期間の短縮や日常生活への影響を最小限に抑えることができます。 治療法は薬物療法、理学療法、注射療法、手術療法まで段階的に選択肢があり、患者さまの症状に応じて選択されます。 肩の痛みが1週間以上続く場合や、肩を90度以上上げられない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 自分の症状が凍結肩かな?と不安な方は、当院(リペアセルクリニック)でも無料相談を行っておりますので、ぜひ一度お試しください。 また以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、五十肩が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.04.20 -
- 肩
五十肩とも呼ばれる「フローズンショルダー(凍結肩)」は、ある日突然始まる肩の激しい痛みや腕が上がらないといった動きの制限によって、日常生活に大きな影響を与えます。 本記事では、フローズンショルダーとは一体どのような病気なのか、その主な原因、そして具体的な治療法について解説します。 肩の痛みや動きの制限でお悩みの方、フローズンショルダーについて詳しく知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、つらい肩の痛み症状の改善を目指せる再生医療に関する情報を配信中です。 「肩の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ再生医療がどのような治療を行うか知っておきましょう。 フローズンショルダー(凍結肩)とは フローズンショルダー(凍結肩)は、肩関節を包んでいる関節包が炎症を起こして硬くなることで、痛みと可動域の制限が起きる疾患です。 じっとしていても痛むことがあり、特に夜間に痛みが強くなって目が覚めてしまう「夜間痛」に悩まされる方も少なくありません。 腕を上げようとしても一定の角度以上は上がらず、後ろに手を回そうとしても背中の途中までしか届かないなど、まるで肩が凍りついたかのように動きが固まってしまいます。 ただし、肩が痛くて上がらないという症状は、「石灰沈着性腱板炎」や「肩腱板断裂」などの病気でも起こりえます。 症状が続く場合は、必ず整形外科などの専門医を受診し、正確な診断を受けましょう。 以下の記事では「肩腱板断裂と五十肩の違い」について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 フローズンショルダー(凍結肩)の主な原因 フローズンショルダー(凍結肩)の明確な原因はまだ特定されていませんが、以下のような原因が関与しているとされています。 フローズンショルダー(凍結肩)の主な原因 加齢 肩の酷使 肩の外傷 姿勢の悪さ 運動不足 糖尿病 ホルモンバランスの変化 慢性的なストレス 上記の要因が複数重なり合うことで、フローズンショルダーは発症すると考えられています。 フローズンショルダー(凍結肩)の治療法 本章では、フローズンショルダーに対して行われる主な治療法について解説していきます。 保存療法 手術療法 サイレントマニピュレーション フローズンショルダー(凍結肩)の治療では、まず手術などのメスを使用しない保存療法から始めるのが基本です。 しかし、症状が長引く場合にはより積極的な治療法が検討されることもあります。 以下の動画では、四十肩・五十肩の治療について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 保存療法 フローズンショルダー(凍結肩)の治療は、まず手術以外の「保存療法」から始めるのが基本です。 痛みや炎症を抑えながら、硬くなった肩関節の動きを改善させることを目的に、以下の方法を組み合わせて行います。 治療法 詳細 薬物療法 痛みや炎症を和らげるための消炎鎮痛薬(NSAIDsなど)や筋肉の緊張をほぐす筋弛緩薬の内服、湿布の使用。 理学療法(リハビリ) 肩周りの筋肉をほぐし、関節の動く範囲を広げるためのストレッチや運動療法。 温熱療法や超音波療法といった物理療法を併用することも。 注射療法 肩関節の周りへのステロイド注射による強力な抗炎症作用で、つらい痛みの軽減を図る。 関節の潤滑を良くする目的でヒアルロン酸注射を行う場合もある。 保存療法による治療を6カ月以上継続しても痛みが改善しない場合は、次に紹介する手術療法やサイレントマニピュレーションが検討されます。 手術療法 フローズンショルダー(凍結肩)の症状が、長期間にわたる保存療法を続けても一向に改善しない重度なケースでは、手術療法が検討されることがあります。 主な手術法 関節鏡下関節包解離術 詳細 肩に1cm程度の小さな穴を数カ所開け、そこから内視鏡(関節鏡)と細い手術器具を挿入し、硬く癒着した関節包を直接切開して、肩の動きを広げる メリット 従来の大きく切開する手術に比べて出血量が少なく、体への負担も少ない。 術後の回復が比較的早い。 ただし、手術にはわずかながら神経麻痺、感染症といったリスクも伴います。 手術を行うかどうかはメリットとリスクを総合的に考慮し、医師と患者さまが十分に話し合ったうえで、慎重に決定しましょう。 サイレントマニピュレーション サイレントマニピュレーションは、保存療法では改善が難しい、固まってしまった重度のフローズンショルダー(凍結肩)に対して検討されるメスを使わない治療法です。 ポイント 詳細 治療方法 肩に局所麻酔を効かせた状態で、医師が患者様の力を借りずに肩関節を動かし、癒着して硬くなった関節包を剥がして可動域を改善させる メリット 麻酔下で行うため、施術中に痛みを感じることはほとんどない。 入院の必要がなく日帰りで受けられる場合もある。 施術後は、再び関節が固まってしまわないようにリハビリをする必要があります。 せっかく動くようになった肩もリハビリを怠ると、また元の固まった状態に戻ってしまう可能性があります。 以下の記事では、サイレントマニピュレーションについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 フローズンショルダー(凍結肩)に有効なリハビリテーション フローズンショルダー(凍結肩)の改善や再発を予防するために大切なのはリハビリです。 本章では、凍結肩の病期ごとのリハビリについて解説します。 炎症期のリハビリテーション 拘縮期のリハビリテーション 回復期のリハビリテーション フローズンショルダー(凍結肩)の病期を大きく分けると炎症期、拘縮期、回復期の3つに分けることができますが、リハビリは、それぞれの病期に合わせておこなうことが大切です。 以下では、病期ごとのリハビリテーション内容について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 炎症期のリハビリテーション フローズンショルダー(凍結肩)の炎症期は、明確なきっかけもなく痛みや違和感が生じ、関節が急速に硬くなっていく時期です。 肩を動かしたときに痛みが生じるだけでなく、安静にしているときや、寝ているときにも痛みが生じるのが特徴です。 進行期は痛みがあるときは局所を固定して安静にするべきですが、痛みの状態を見てストレッチや肩甲骨の動きを広げるエクササイズを少しずつ行なっていきます。 拘縮期のリハビリテーション フローズンショルダー(凍結肩)の炎症期を過ぎると、拘縮期に入ります。 拘縮期は、炎症機ほどの強い痛みは治まるものの、肩の動きが悪くなって思うような動作ができなくなったり、動かす時に痛みが生じたりする時期です。 拘縮期には、運動療法によって動きにくくなった肩関節を動かせる範囲を広げていきます。 また、スポーツや仕事で肩をよく動かす必要がある場合は、その動作ができるようにするためのトレーニングも行います。 回復期のリハビリテーション 拘縮期を過ぎて回復期に入ると、肩を動かすときも痛みが出なくなってきたり、動かせる範囲も広くなってきます。 回復期になると「もう大丈夫だろう」とリハビリを止めてしまいがちですが、回復期こそしっかりとリハビリをして、継続的に症状改善を目指していくことが大切です。 回復期のリハビリは、肩関節の動かせる範囲を広げる運動や、普段よくおこなう動作の練習をし、肩周辺の筋肉も鍛えていきます。 以下の記事では、フローズンショルダー(凍結肩)を改善するためのストレッチを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 フローズンショルダーによるつらい肩の痛みは早めに対処しよう フローズンショルダーは、「関節包」という組織が炎症を起こして硬くなることで、激しい痛みと腕が上がらないといった動きの制限を引き起こす病気です。 しかし、肩の痛みの原因は「石灰沈着性腱板炎」や「肩腱板断裂」といった治療法が異なる類似の疾患である可能性も考えられます。 そのため、肩の痛みが長引いているのであれば自己判断で放置したりせず、まずは整形外科などの専門医療機関を早めに受診し、医師による正確な診断を受けることが重要です。 痛みが長引く方や損傷した組織の修復を促したいと考える方に対しては、ご自身の細胞や血液を活用して治療を行う「再生医療」も選択肢の一つです。 「肩の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックへご相談ください。
2020.04.15 -
- 肩
- 再生治療
肩が痛い上がらない!原因と治療、病院は何科を受診すべきか? 急に肩が上がらなくなった!腕を上げると肩に強い痛みがある!ズキズキとした痛みで寝れない、こんな状態になると不安になられて当然です。 なぜ痛むのか?なぜ腕が上がらないのか?で、どうすれば良いのか?その原因と治療のため、病院に行くべきなのか、整体やマッサージで良いのか?迷われることでしょう。 できるなら最初、病院でしっかりと検査され、診断を受けられることをお勧めします。では「肩が痛い」「肩が上がらない」場合、病院で何科に行けばいいのか?ということもあると思います。 今回は、肩が痛む、肩が上がらないときには様子を見るか、病院に行くべきなのか?その際、何科を受診すればよいのかについて解説してまいりましょう。 肩が痛くて上がらない!この症状は四十肩か五十肩?はたまた肩腱板断裂? 肩を上げると痛みが走る、もしくは腕を上げると肩に強い痛みが起こるという場合は、体に何らかの異常が生じているサインです。 四十肩・五十肩だろうと思っていたら、肩腱板が損傷していたり、もしかすると断裂している可能性もあって、そうなると手術の可能性も考えられるのです。 そのため「肩(腕)が上がらない」「肩が痛む」という症状があるなら自己判断で「そのうち治るだろうと」放置せず、早めに病院を受診することをおすすめします。 前途のように、見た目だけでは原因が分からず、検査が必要なことがあるからです。 病院では何科を受診すればよい? 病院の何科を受診すればいいの?今回のように、肩が上がらない、肩が痛む場合は、まずは整形外科を受診することをおすすめします。 検査をしてみて他に原因がある場合は、他の科を紹介してもらえます。あなたがスポーツをしている場合は、スポーツ障害を扱っている病院を受診するという方法もあります。 肩が痛む、上がらない ・病院の整形外科を受診 ・他に原因がある場合は他科の紹介も可能 ・アスリート、スポーツ選手は、スポーツ障害を扱う病院もある 肩が上がらない!手術を避ける新たな治療法の選択 肩が上がらない状態が続くと手術を検討することがあります。スポーツをしているなら肩が上がらないと、思うようなパフォーマンスを発揮することが難しくなるなど復帰が難しくなるかもしれません。 ただ、治療とはいえ、手術をするとなれば、その成否はもとより、患部にメスを入れることになり、復帰までの期間が延びてしまい、その間はトレーニングもできなくなる可能性もあります。 手術を受けるべきか?!悩ましいところです。 しかし近年、身体への負担が少なく、治療期間も短くて済む【再生医療】という選択肢があります。アスリートにとって朗報ですが、自由診療となり、健康保険が使えない点で検討が必要です。 再生医療は、「肩が上がらない」という場合の治療法としても、もちろん有効ですがスポーツ医療の分野でも大きな注目を集めています。 実際、有名なスポーツ選手が再生医療による治療によって短期間で復帰を果たしています。再生医療では、自分の細胞からとった幹細胞を患部に注射し、損傷した腱板を修復するという治療法が用いられます。 注意点としては、再生医療は新しい治療方法、先端治療法なので、一般的な病院で受けることができません。厚生労働省から認可を受けて再生医療を提供しているクリニックなどでの受診が必要です。 当院も厚生労働省から認可を受けて日本でもトップクラスの症例数がございますので、もしもお悩みなら、お気軽にご相談ください。親切丁寧にご説明させて頂きます。 再生医療 ・これまでできるようになった先端医療 ・手術を避けることができ、入院も不要 ・一般的な医療機関で受けることができない ・厚生労働省から許可を得た再生医療専門のクリニックを受診する必要性 まとめ・肩が痛い上がらない!原因と治療、病院は何科を受診すべきか? 肩が上がらないときに病院を受診するか、何科に行くべきか悩む人は多いと思います。基本的には、症状があるときには、原因究明、治療のためにはレントゲンやMRI、エコーなど検査が必要です。 すでに肩に何らかのトラブルが起きている可能性がありますから、なるべく早く医療機関、整形外科を受診しましょう。 早めの受診が早期治療につながり、その分、治癒も早まります。また、手術にかわる新たな治療法として再生医療という治療法も期待されています。 肩が上がらない、スポーツに復帰したい、早く治したいという方は、整形外科はもちろんですが、再生医療についても検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院
2020.02.23 -
- 肩
- 再生治療
「腕を上げると肩が痛くなる原因は?」 「20代でも四十肩・五十肩になる可能性はある?」 肩の痛みにお悩みの方の中には、上記のような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 20代の方が腕を上げると肩が痛いときは、複数の原因が考えられます。 本記事では、20代で肩に痛みが生じる主な原因や、症状に合わせた具体的な治療法について詳しく解説します。 肩の痛みに悩む方が症状を改善し、快適な生活を取り戻すために役立つ情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。 また、腕を上げたときの肩の痛みには、先端医療である再生医療による治療も選択肢の一つです。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 「肩の痛みが長引いている」「肩の痛みを早く治したい」という方は、ぜひこの機会に再生医療について確認してみてください。 20代で腕を上げると肩が痛い原因 20代でも腕を上げたときに肩が痛むのは珍しくありません。 以下では、腕を上げると肩が痛いときの原因として考えられる3つの理由について解説します。 肩関節周囲炎 肩腱板損傷(断裂) 頸椎椎間板ヘルニア それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。 肩関節周囲炎 20代で腕を上げると肩が痛くなる原因として、肩関節周囲炎が考えられます。 一般的には、四十肩・五十肩と呼ばれていますが、20代の方でも肩の痛みを引き起こす可能性があります。 肩関節には骨・軟骨・靭帯・腱板・関節包など多くの組織が存在しており、肩の酷使や加齢によって肩周辺の組織が衰え、炎症が起こると痛みにつながります。 腕を上げるときの肩の痛みや関節可動域の制限により、日常生活での動作に支障が出るのが特徴です。 肩腱板損傷(断裂) 20代で腕を上げると肩が痛くなる原因として、肩関節にある腱が損傷したり、断裂したりする肩腱板損傷(断裂)があります。 主に肩や腕をよく動かすスポーツで起こるリスクが高く、スポーツ外傷の一つとして有名です。 日常生活では、肩をぶつけたり、転倒時に手をついたりした際に肩に負荷がかかると肩腱板が損傷・断裂する可能性があります。 痛みを伴うケースや、痛みはないものの肩が上がらないケースなど、症状は人それぞれなので注意が必要です。 \肩腱板損傷の新たな治療法を解説/ https://youtu.be/bKupVfsXpHM?si=J6uv01sQ5TR5f9wq 頸椎椎間板ヘルニア 20代で腕を上げると肩が痛くなる原因として、頸椎椎間板ヘルニアの可能性もあります。 首の疾患ですが、神経が圧迫されることで首・肩・腕にしびれや痛みが生じる疾患です。 男女問わず発症する可能性があり、寝違えた程度の痛みから立てないほど強い痛みを伴うケースなど、症状の度合いには個人差があります。 肩の検査だけでは見つからないため、MRIやレントゲンで首の検査を行い、椎間板の脱出や神経の圧迫があるか確認されます。 20代でも肩の痛みにつながる生活習慣には注意が必要 20代でも肩の痛みにつながる生活習慣は、以下の通りです。 長時間のデスクワーク スマホの使いすぎ 猫背などの不適切な姿勢 運動不足 ストレスが溜まっている 睡眠不足 現代の生活では、上記のように肩に負担をかける動作が多くあります。 特に長時間のデスクワークやスマホの使用は、首が前に出る姿勢になりやすく、肩周辺に大きな負荷がかかります。 肩周辺の筋肉が緊張状態になることで血行不良を引き起こし、肩の痛みにつながる可能性があるため、注意が必要です。 適度に肩を回したり、姿勢を変えたりして、肩が緊張状態にならないように心がけましょう。 20代で腕を上げると肩が痛いときの治療法 20代で腕を上げると肩が痛い場合、症状に応じた治療法が必要です。 薬の服用やリハビリテーション 外科手術 本章では、手術を伴わない保存療法と外科手術の治療法について詳しく解説します。 薬の服用やリハビリテーション 20代で腕を上げると肩が痛い場合、一般的には痛み止めの服用やリハビリテーションなどの保存療法が検討されます。 保存療法は、手術を伴わない「薬物療法」「理学療法(リハビリ)」「運動療法」「装具療法」など、アプローチ方法はさまざまです。 20代の肩の痛みにおける薬物療法では、消炎鎮痛剤や筋肉の緊張を和らげる薬の服用によって痛みや炎症の緩和を図ります。 また、リハビリテーションは、肩周辺の筋力や柔軟性を強化することで肩の負担を軽減し、痛みの緩和を目的として行われる治療です。 専門家の指導のもと、ストレッチや肩周辺の筋肉を鍛えるエクササイズを通じて、再発防止や長期的な改善を目指しましょう。 外科手術 外科手術は、重度の肩の痛みや機能障害が続く場合に検討される治療法です。 肩関節周囲炎や肩腱板損傷が原因で、薬やリハビリでは改善が見られない場合に行われるケースがあります。 具体的な手術内容には、肩の痛みとなっている原因を取り除く手術(関節鏡手術)や、肩腱板の修復手術などが含まれます。 術後のリハビリテーションでは、肩の可動域と筋力を回復させるためのトレーニングを行うのが一般的です。 腕を上げると肩が痛くなる20代の方からよくある質問 腕を上げると肩が痛くなる20代の方からよくある質問と回答を紹介します。 腕を上げると肩が急に痛くなるのはなぜ? 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と肩腱板損傷の違い それぞれの質問について詳しく解説します。 腕を上げると肩が急に痛くなるのはなぜ? 20代で腕を上げると肩が急に痛くなるのは原因は、以下が考えられます。 肩関節周囲炎 肩腱板損傷(断裂) 頸椎椎間板ヘルニア いずれも40〜50代に好発する疾患ですが、長時間のデスクワークやスマホの使いすぎによって20代でも発症する可能性があります。 症状には個人差があり、軽度な痛みから腕が上がらないほど強い痛みが出るなど、度合いはさまざまです。 痛みが長引いている肩や、日常生活に影響が出るほど痛い場合は、早期に医療機関を受診しましょう。 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と肩腱板損傷の違い 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と腱板損傷の違いは、以下の通りです。 名称 症状 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎) 肩周辺の組織が炎症を起こすことで痛みを感じる 肩腱板損傷 肩関節を安定させる4つの筋肉が損傷、断裂することで痛みを感じる それぞれ痛みの原因は異なりますが、症状は似ているため、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)か肩腱板損傷かを自分で判断するのは難しいです。 四十肩・五十肩だと思っていたら、肩腱板損傷だったというケースも少なくありません。 肩に痛みや違和感を感じた場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。 20代で腕を上げると肩が痛いときは再生医療もご検討ください 20代で腕を上げると肩が痛いときは、肩関節周囲炎や肩腱板損傷、頸椎椎間板ヘルニアなど、さまざまな原因が考えられます。 いずれも放置すると症状が悪化し、日常生活に支障をきたす可能性もあるため、早めに医療機関を受診することが重要です。 肩の痛みが長引いている方や、肩の痛みを早く治したい方は、再生医療による治療も選択肢の一つとしてご検討ください。 再生医療は、患者様の細胞や血液を用いて、損傷した肩の再生・修復を図る治療法です。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、手術せずに肩の痛みを治療できる再生医療の治療法や症例を配信しています。 肩の痛みを改善し、生活の質を取り戻すためにも再生医療がどのような治療を行うのか確認してみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.02.21 -
- 肩
- 腱板損傷
- 再生治療
「肩を動かすと痛い」「夜になるとズキズキして眠れない」といった、肩の不調が続いている場合、腱板損傷が原因かもしれません。 腱板損傷は40代以降に発症しやすいとされており、日常の些細な動作や加齢による変化でも引き起こされることがあります。 しかし「肩の痛みの原因って何があるの?」「腱板損傷ってどんな症状?」「どうすれば予防できるの?」と、疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、腱板損傷の主な原因だけでなく、症状が進行する前に早期発見・予防につなげる方法も解説しています。 腱板損傷は放置すると腱板断裂に進行するリスクもあり、日常生活に大きな支障をきたす恐れがあります。 「もしかして自分も腱板損傷かも」と感じている方は、ぜひ本記事を参考に、早期発見と適切な対処を行いましょう。 腱板損傷の原因とは|使いすぎ(オーバーユース)に注意が必要 腱板損傷は、以下のような原因によって引き起こされます。 変性(加齢など) 外傷性(転倒・打撲・事故など) オーバーユース(繰り返しの動作・スポーツ) 腱板損傷の詳細については、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 加齢性変化(年齢) 腱板損傷の原因のひとつが、加齢による腱の変性(老化)です。 腱板は、肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)から構成されており、肩の安定性とスムーズな動作を支える重要な組織です。 しかし年齢を重ねると、以下のような組織の変化が起こります。 コラーゲン繊維の弾力性が低下 血流が悪化し、栄養や酸素の供給が不十分に 腱自体がもろくなり、損傷しやすくなる その状態で肩を使い続けると、日常の動作や軽い作業でも腱に小さな損傷が蓄積し、やがて断裂につながることがあります。 また腱板は40代から少しずつ傷みやすくなり、加齢とともに誰にでも腱板損傷を起こる可能性(※)があるので注意しましょう。 ※参照:MSDマニュアル「肩腱板損傷」 初期の段階では「肩に違和感がある」「少し痛む」といった症状にとどまることもありますが、進行すると夜間痛や腕の可動制限など、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。 加齢に伴う腱板の劣化の場合は、日頃からストレッチや適度な運動を心がけることで、ある程度予防が期待できます。 外傷性(転倒・打撲・事故など) 腱板損傷は加齢や使いすぎだけでなく、転倒・打撲・交通事故などの外傷が原因で突然発症するケースもあります。 このような外傷性の腱板損傷は、発症直後から痛みが強く、腕が上がらない・力が入らないといった症状が急激に現れるのが特徴です。 また以下のような状態が見られる場合は、早めに整形外科を受診し、身体診察・MRIなどで状態を確認することが大切です。 安静にしていても痛みが引かない 内出血や腫れがある 肩の動きに明らかな制限がある 外傷をきっかけにした腱板損傷は早期発見と早期治療が重要になるので、自己判断せずに速やかに医療機関へ受診しましょう。 オーバーユース(繰り返しの動作・スポーツ) 腱板損傷は、肩の使いすぎ(オーバーユース)によっても生じることがあります。 オーバーユースによる腱板損傷のリスクが高い動作・場面としては、以下のようなものが挙げられます。 野球やソフトボールの投球動作 テニス・バドミントンなどのサーブやスマッシュ動作 重量物を頭上に持ち上げる動作 水泳のクロールなど、腕を頭より上に繰り返し動かす運動 ※参照:MSDマニュアル「肩腱板損傷」 特にテニス、野球、水泳などの肩を頭より高く挙げた状態に保ったまま負荷をかけるため、腱板に強いストレスがかかります。 症状は、初めは軽い違和感や筋肉の張り程度であることが多いですが、そのまま使い続けると腱板断裂に進行するリスクもあるため、注意が必要です。 腱板損傷を防ぐための方法 腱板損傷を予防するために、日常生活の中で以下のような対策を意識してみましょう。 肩のストレッチ 適度な筋力トレーニング 同じ動作の繰り返しを避ける 腱板周囲の筋肉や関節が硬くなると、肩の動きに無理がかかり損傷のリスクが高まるのでストレッチで肩甲骨や肩関節の可動域を広げるようにしましょう。 また長時間の作業や肩に負担のかかるフォームに注意し、痛みが出たら無理に動かさず、休むことも大切です。 少し痛むだけだからと放置すると、炎症が進行して断裂に至るリスクもあります。 軽い痛みや動かしにくさを感じたら、整形外科を早めに受診し、画像検査(MRIやエコー)などで状態を確認しましょう。 腱板損傷に有効なトレーニング方法については、以下の記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 【まとめ】腱板損傷の原因を知って早期発見・予防につなげよう 腱板損傷は、加齢による腱の変性(老化)・転倒や打撲などの外傷・肩の使いすぎなど、複数の要因が重なって発症します。 特に40代以降は腱板の組織が弱くなりやすく、日常の些細な動作でも損傷を起こすリスクがあります。 発症を防ぐためには、以下の点を意識しましょう。 肩の柔軟性を保つストレッチを取り入れる 適度な筋力トレーニングを行う 肩に違和感があれば早めに状態を確認する 肩の不調をそのままにしておくと、腱板断裂や痛みが強くなる・腕が上がらなくなるなど、日常生活に影響が出ることもあります。 気になる症状があれば、無理せず整形外科を受診し、早めに対処しましょう。 以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、肩腱板損傷が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 腱板損傷に対して当院(リペアセルクリニック)で再生医療を受けられた患者様の症例は、こちらからもご覧いただけます。 また、当院(リペアセルクリニック)のLINEでも症例などの情報について発信していますので、肩に違和感を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
2020.02.19 -
- 肩
- 再生治療
スイングショルダー(ゴルフ肩)の症状が治らず、悩んでいる方はいませんか。スイングショルダーとは、ゴルフをプレーする際の動作によって起こる肩関節周囲の炎症です。 ゴルフを正しくない姿勢でプレーしたり、過度に打ちっぱなしを行ったりすると、スイングショルダーになりやすいため注意が必要です。 本記事では、スイングショルダーの原因や治療について紹介します。スイングショルダーの原因や治療法を理解して、ゴルフ肩を治しましょう。 この記事を読むとわかること スイングショルダーになる原因 スイングショルダーの治療法 ゴルフ肩(スイングショルダー)とは? ゴルフ肩(スイングショルダー)とは、ゴルフのプレーによって生じる肩関節周囲の損傷です。ゴルフのスイング動作は、肩周囲の筋肉の伸張、収縮を繰り返します。 筋肉や関節に大きな負担がかかると肩関節周囲が損傷し、疼痛(とうつう)やしびれなどの症状が現れます。 スイングショルダーの症状が出た場合は、無理してプレーせずに治療を受けるのが大切です。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の原因となる疾患は? ゴルフ肩(スイングショルダー)の原因となる疾患の具体例は、以下のとおりです。 腱板損傷 腱板断裂 肩峰下インピンジメント 上腕二頭筋腱損傷 変形性関節症 肩関節の不安定性 ゴルフのスイング動作により引き起こされた、肩周囲の関節や腱の損傷は、スイングショルダーに分類されます。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の主な症状 ゴルフ肩(スイングショルダー)の主な症状は、以下のとおりです。 肩甲骨内側の疼痛 肩から腕にかけてのしびれ感 首のだるさ 肩甲骨周りの可動域制限 スイングショルダーの人は、利き腕と反対側の肩が下がっているのが特徴です。症状がひどくならないうちに、治療を受けましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)になりやすい人 ゴルフ肩(スイングショルダー)は、スイング時の姿勢が崩れていたり、頻繁にゴルフを行ったりする人がなりやすいといわれています。スイング動作を無理に行った場合は、肩周囲に大きな負担がかかります。 トップの位置を高く上げ過ぎたり、グリップに力を入れ過ぎたりすると、ゴルフ肩になる可能性があるため注意が必要です。猫背の人や股関節が硬い人も、スイング動作の際に上手に体を動かせず、全身に大きな負担がかかります。 スイングショルダーの症状が悪化しないよう、ゴルフスイングの姿勢だけではなく、普段から姿勢を意識して過ごしましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方は、主に以下の3つです。 安静にする 鎮痛消炎剤での症状の緩和 専門家による治療を受ける ゴルフ肩(スイングショルダー)は、間違った知識で対策するとさらに症状を悪化させてしまう可能性があるため、医療機関で治療を受けるのがおすすめです。 安静にする ゴルフ肩(スイングショルダー)を治すためには、まず安静にしましょう。スイングショルダーの症状がある場合は、無理して動かさないようにし、筋肉を休ませてください。 スイングショルダーは、筋肉や関節の無理な動きが原因で起こります。誤った姿勢でスイングし続けたり、ゴルフを過度にやりすぎたりすると、さらに症状が悪化します。 ゴルフを続けるためにも、スイングショルダーの症状が落ち着くまで十分に休息をとりましょう。 鎮痛消炎剤での症状の緩和 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方に、鎮痛消炎剤を用いて症状の緩和を行う方法があります。鎮痛消炎剤には、ゲルやローション、湿布などさまざまな形態があります。 疼痛や腫れなどの症状が出現したら、すぐにプレーをやめてアイシングをし、患部の炎症を抑えてください。 鎮痛消炎剤には症状を和らげる作用があります。しかし、スイングショルダーが完治するわけではありません。症状が悪化する前に専門家に相談し、早めに治療を受けましょう。 専門家による治療を受ける ゴルフ肩(スイングショルダー)になった場合は、専門家による治療を受けることが大切です。専門家は、患者さんの症状に合わせて、適切な治療法を提案してくれます。 安易にストレッチを行い症状が悪化すると、競技復帰までに時間がかかります。適切な治療を早期から始め、症状の悪化を防ぎ回復を早めましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)から競技復帰までの期間とプロセス ゴルフ肩(スイングショルダー)になった場合は、競技復帰までに3〜6カ月の期間が必要です。症状の程度や治療開始スピードによって、治癒にかかる期間は異なります。 復帰までのプロセスは、まず痛みを軽減させるために安静や薬物療法を行います。症状が和らいだ後には、肩周りの筋力を強化し、可動域の改善を目的としたリハビリを開始する流れです。 治療開始が遅れたり、重度の症状が出現したりしたときは、回復に6カ月以上の期間が必要な場合もあります。重度のスイングショルダーは、外科的治療を行う可能性もあるため、痛みを感じたら早めに医療機関を受診しましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケア ゴルフ肩(スイングショルダー)を予防できるケア方法には、以下の4つがあります。 肩関節周りの筋力強化 スイングフォームを見直す 軽い負荷から再開 ゴルフをする前にストレッチをする スイングショルダーになった経験がある人も、再発防止のために予防ケアを行うことが大切です。 肩関節周りの筋力強化 ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケアの1つに、肩関節周りの筋力強化があります。肩関節周りの筋力を強化すると、スイング動作で使う筋肉や関節を上手に動かせます。 「ゴルフでは、肩関節周りだけでなく全身の筋肉を使うため、全体をバランスよく鍛えると予防に役立ちます。スクワットやプランクなどの筋力トレーニングを行い、筋力の強化を目指しましょう。 スイングフォームを見直す ゴルフ肩(スイングショルダー)の予防ケアに、スイングフォームの見直しがあります。スイングフォームを見直すと、筋肉や関節を正しく使えているかを確認できます。 以下の2つのポイントを意識し、スイングフォームを正しい姿勢に直しましょう。 手首に力を入れない 右打ちの場合はトップの位置を左手で押し込まない 正しいフォームでスイングを行えば、肩周囲に大きな負担がかかりません。 軽い負荷から再開 ゴルフ肩(スイングショルダー)の再発を予防するために、負荷が軽い動作から再開しましょう。負荷の軽い運動から再開すると、体にかかる負担を軽減できます。 ゴルフは全身を使うスポーツであるため、体への負荷が必然的に大きくなります。負担の少ない動きで体を徐々に慣らし、負荷が大きくなっても対応できる体をつくりましょう。 ゴルフをする前にストレッチをする ゴルフ肩(スイングショルダー)を予防するには、ゴルフ前にストレッチを行うのが効果的です。ゴルフをプレーする前にストレッチをすると、筋肉がほぐれ体を柔軟に動かせます。 肩甲骨のストレッチ手順 1.胸を張り、大きく背伸びをする 2.挙げた手を横に移動させ、肩の高さまで下げる 3.10秒キープ 4.手のひらを上に向けて両肘をゆっくり近づける 5.1~4を3回繰り返す ストレッチは筋肉の伸びを意識して行うことが大切ですが、無理に動かすと体を痛めるリスクもあります。痛みを感じない程度に体を伸ばしましょう。 ゴルフ肩(スイングショルダー)の治し方まとめ ゴルフ肩(スイングショルダー)は、肩関節やその周囲の筋肉・腱に負担がかかり発症します。繰り返しのスイング動作や無理なフォームが原因となり、痛みや可動域の制限を引き起こします。 治療ではまず、痛みや炎症を和らげるため安静にするのが大切で、必要に応じて専門医の診察を受け、リハビリや治療を進めていきます。 また、近年注目されているPRP療法(多血小板血漿療法)も効果的な選択肢です。副作用のリスクが低く、早期回復が期待できるため、手術を避けたい方や再発を防ぎたい方におすすめです。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、肩の痛みからゴルフを楽しめるまでに回復した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら
2020.02.17 -
- 肩
- 再生治療
肩が痛くて眠れずに、原因や対処法が分からず悩んでいる方もいるかと思います。 肩の痛みの原因は肩こりだけではなく四十肩や五十肩などの肩周辺の炎症、疾患などが考えられます。 夜眠れず日常生活に支障をきたす場合は、肩の痛みを和らげる対処法を行うことで痛みが和らぐ可能性があります。 ただ、肩の痛みを放置しておくと重い症状となる可能性があるため、注意が必要です。 この記事では肩の痛みの対処法や原因だけでなく、再生医療による治療も紹介していますので、参考にしてください。 肩が痛くて眠れない際の対処法 肩が痛くて眠れない際の対処法は、ストレッチや肩を温めるなどいくつかあります。 ストレッチで肩回りをほぐす 肩周辺を温める・冷やす 寝るときの姿勢を見直す 鎮痛剤や湿布薬で痛みを和らげる 寝る時の姿勢では肩の関節に負荷がかからないようにすることが重要です。 ここではご自身でできる対処法を紹介しますので、参考にしてください。 ストレッチで肩回りをほぐす 肩の痛みは軽い運動やストレッチなどで肩周りをほぐすことが大切です。 肩の痛みは肩関節や肩甲骨からくるものが多く、デスクワークなど座った状態では肩関節や肩甲骨の血行が悪くなり、肩の痛みとなることがあります。 肩を回すだけでなく、肩甲骨周りのストレッチも取り入れることで、肩周りをほぐすのもおすすめです。 ただし、無理なストレッチは肩の痛みを悪化させる可能性もあるため、適度に行いましょう。 肩周辺を温める・冷やす 肩の痛みには、原因や症状に応じて温めたり冷やしたりしましょう。 肩の痛みが出た直後は強い炎症状態であるため、患部を冷やして炎症を抑えるのが効果的です。 慢性的な肩の痛みや、いつ始まったか分からない長引く肩の痛みには、筋肉が硬くなっている場合は患部を温めます。 しかし、痛みの症状がはっきり分からない状態で判断するのは、痛みが悪化する原因となるので、医師に相談してください。 寝るときの姿勢を見直す 寝るときの姿勢を見直すことで、肩の痛みを緩和できる可能性があります。 仰向けで寝る場合は、肩から肘にかけてタオルや枕を使用し、肩や腕の高さを調整することで肩の負担を減らすことが大切です また、横向きで寝る場合は、肩の痛みがない方を下にして、抱き枕や毛布などを使用して、抱く姿勢で寝ます。 枕の過度な高低差も、首から肩へ負担となり関節や筋肉に悪影響となるため注意が必要です。上半身から下半身にかけてリラックスできる程度の傾斜をつけるなどの工夫をすることで、負担を軽減できます。 鎮痛剤や湿布薬で痛みを和らげる 肩の痛みがある場合、ロキソニンなどの鎮痛剤や、冷温効果のある湿布薬などで痛みを和らげます。 ロキソニンは鎮痛剤としても湿布薬としても肩の痛みや炎症を抑える効果が期待できます。 ただし、鎮痛剤や湿布薬は一時的に痛みや炎症を緩和する手段のため、長引く場合は医師に相談してください。 肩が痛くて眠れない際に考えられる原因・疾患 肩の痛みにより眠れない理由として、肩関節の炎症などの四十肩や、夜間に痛みが強くなる傾向にある肩腱板断裂などが考えられます。 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩) 肩腱板断裂 頚椎椎間板ヘルニア 肩こり 以下では考えられる原因や疾患について紹介しますので、参考にしてください。 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩) 一般的には四十肩や五十肩といわれる肩関節周囲炎は、肩の痛みで目が覚めたり寝付けないといった症状があります。 この炎症は原因がはっきりとわからない肩関節部の痛みを指し、40〜60代で多く見られる肩関節の炎症の総称です。 夜間以外でも、何もしていない状態での痛みや、腕を上げたときにも痛みが出ることもあります。 炎症期、拘縮期、回復期の3段階に病期が分かれていて、それぞれ痛みや運動制限などに違いがあります。 肩腱板断裂 肩腱板断裂は肩を強打したり、転倒時に手をついた際に発生しますが、老化により自然と肩腱板が断裂する場合があります。 また、肩腱板は肩関節の骨と骨の間を通っているため、老化により腱が切れたり、運動などで使いすぎることにより、断裂が起こることもあります。 肩腱板が断裂すると肩をあげるだけで痛みが出るだけでなく進行すると夜中に痛みで目が覚めるといった症状がみられます。 リハビリなどで症状が軽減することもありますが、症状が改善しない場合は手術となる可能性もあります。 頚椎椎間板ヘルニア 頚椎椎間板ヘルニアは、前触れなく突然肩や首などに痛みや腕のしびれなどが発症します。 椎間板(首の骨と骨の間にある軟骨)が加齢とともに摩耗することで、ヘルニアのリスクが高まるといわれています。 また、デスクワークでの姿勢の悪さや、首に負荷がかかるスポーツなどでも発症する可能性があります。 頚椎椎間板ヘルニアを発症した場合、安静とリハビリなど理学療法や物理療法を行いますが、まずは首に負荷がかからないようにすることが重要です。 ブロック注射や薬物療法により痛みを軽減する治療法もありますが、改善が見られない場合、手術を行う場合もあります。 肩こり ストレスによる自律神経の乱れや、長時間のデスクワークにより肩こりがひどくなった場合は、痛みで夜眠れない原因になる場合があります。 肩こりは、筋肉が常に緊張状態にあることで血行不良を引き起こします。 また、スマホやパソコンの使用頻度が高まると、首が前に出るストレートネックの状態になり、肩への負担が増加します。 これらの要因により、肩の筋肉がリラックスできない状態が続きます。 ストレッチや軽い運動のほか、肩を温めることで血流を良くすることが大切です。 肩が痛くて眠れないときの対処法|夜間痛の原因と今すぐできる対策を解説 肩が痛くて眠れない状態が続く場合、単なる疲労ではなく、夜間に痛みが強く出やすい原因が重なっていることが少なくありません。 特に肩は、日中よりも夜間に血流や姿勢の影響を受けやすく、炎症や組織の緊張が強調されやすい部位です。 夜になると痛みが増す背景には、横になることで肩関節周囲の圧が変化することや、無意識の寝返りで負荷が集中することが関係しています。 また、日中は動いて気が紛れていても、静かな夜間は痛みを強く自覚しやすくなる点も見逃せません。 そのため、「夜だけ痛い」「眠ろうとするとズキズキする」と感じる場合は、一時的な対処と同時に原因を整理する視点が重要になります。 ここでは、今すぐ取り入れやすい対策と、やってはいけない行動を分けて考えていきましょう。 今すぐできる対処法|眠る前・夜中に痛いとき 肩の夜間痛に対しては、眠る前の準備・夜中に目が覚めたときの対応を分けて考えると対処しやすくなります。 痛みを完全に消すことは難しくても、刺激を減らし眠りに戻りやすい環境を整えることは可能です。 まず眠る前は、肩周囲の筋肉が過度に緊張したままにならないよう、軽い体操や深呼吸で体を落ち着かせます。 強く伸ばすストレッチではなく、「動かしても痛みが出ない範囲」で肩甲骨周囲をゆっくり動かす程度が適切です。 就寝姿勢も重要で、横向きの場合は痛い肩を下にせず、クッションやタオルで腕を支えると負担が減りやすくなります。 仰向けでも、腕が宙に浮くと肩が引っ張られるため、肘の下に高さを補う工夫が有効です。 夜中に痛みで目が覚めた場合は、無理に動かさず、一度姿勢を整えてから温感・冷感を使い分けます。 ズキズキした炎症感が強いときは冷却、こわばりが強いときは軽い温めが合うこともあります。 「その場をしのぐ対処」と割り切り、痛みを我慢し続けないことが結果的に睡眠の質を守ることにつながります。 やってはいけない行動(悪化させるNG習慣) 肩が痛くて眠れないときほど、無意識に症状を悪化させる行動を取ってしまいがちです。 これらを避けるだけでも、夜間痛の強さが変わるケースがあります。 まず注意したいのは、痛みを紛らわそうとして強く肩を回したり、無理にストレッチを行うことです。 炎症がある状態で刺激を加えると、かえって夜間痛が強まることがあります。 また、「寝れば治るだろう」と日中の痛みを放置し、日常動作で肩を酷使し続けるのも避けたい習慣です。 特に、重い物を持つ、高い位置に手を伸ばす動作が続くと、夜になって痛みが一気に表面化することがあります。 自己判断で鎮痛剤や湿布を長期間使い続けることにも注意が必要です。 一時的に眠れるようになっても、原因が整理されないままでは改善が遠のく可能性があります。 「眠れないほど痛い」という状態自体が、体からの重要なサインです。 無理にやり過ごそうとせず、生活動作や対処の仕方を見直すことが、結果的に悪化を防ぐ判断につながります。 痛みが長引く場合の治療選択肢 肩が痛くて眠れない症状にお悩みの方には、再生医療という治療の選択肢があります。 再生医療は、さまざまな組織に変化する能力を持つ幹細胞を用いて、損傷した肩軟骨や腱板の修復・再生させる医療技術です。 また、患者さま自身の細胞を利用するため、アレルギーや拒否反応など副作用のリスクも少ないのも特徴です。 当院「リペアセルクリニック」では、再生医療についての無料相談を承っております。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら 【まとめ】肩が痛くて眠れない悩みが続くなら医療機関を受診しよう 肩の痛みは四十肩などの肩関節の炎症や肩腱板断裂など多くの原因があり、夜眠れないという悩みもあるかと思います。 ストレッチや鎮痛剤などさまざまな対処法もありますが、早い段階で治療を行わなければ、痛みが悪化することで手術が必要になる可能性もあるので注意が必要です。 肩が痛くて眠れない症状が続くようなら、早期に医療機関を受診することをおすすめします。 また、再生医療という選択肢もありますので、検討してみてください。
2020.02.15 -
- 肩
つらい肩の痛みを和らげるために、多くの方が肩サポーターを活用しているでしょう。 しかし、「寝るときは外すべきか、つけっぱなしの方が良いのか」と悩む声も少なくありません。 そこで本記事では、肩サポーターを寝るときに外すべき理由と、つけっぱなしにすることで生じるリスクについて解説します。 就寝時の肩の痛みやサポーターの使用法でお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 つらい肩の痛みが長引いている方は、先端医療である再生医療による治療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、肩の痛みに対する再生医療の治療法や症例を配信しています。 「肩の痛みを早く治したい」という方は、再生医療でどのような治療を行うのか知っておきましょう。 肩サポーターは寝るとき外した方が良い 肩の痛みを和らげるために日中サポーターをしていて、「寝るときはどうすれば良いのだろう?」と疑問に思う方もいるでしょう。 痛いからこそ、寝ている間もつけていた方が安心できる、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、基本的には、就寝時に肩サポーターをつけっぱなしにすることは推奨されていません。 本章では、なぜ寝るときにサポーターを外した方が良いのか、その理由について解説します。 サポーターを寝るときにつけっぱなしにするリスク 寝るときは以下のようなリスクが考えられるため、サポーターをつけっぱなしにするのは避けましょう。 サポーターをつけっぱなしにするリスク 血行不良を招き、患部の回復を妨げる恐れがある 皮膚が蒸れたり擦れたりして、かぶれや発疹の原因になる 長時間の固定が筋力低下につながる可能性がある 圧迫によるしびれなどの異変に気づきにくい 以上の理由から、医師から特別な指示がない限り、寝るときはサポーターを外し、肩を解放してあげることが望ましいといえるでしょう。 肩サポーターなしで寝るときに負担をかけない寝方 「寝るときはサポーターを外した方が良いのはわかったけれど、外すと痛くて眠れない…」そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 サポーターを外した状態でも、少し工夫をするだけで肩への負担を軽減することが可能です。 本章では、肩サポーターなしで眠るための寝方についてご紹介します。 仰向けで寝るときの工夫 仰向けで寝る場合は、以下のような工夫をすることで、肩関節への不要な圧迫や引っ張りをなくし、リラックスした状態で眠ることが可能です。 工夫する点 詳細 枕の高さ 首の自然なカーブが保たれる高さに枕を調整する。 肩幅より少し狭めの枕を選ぶと、肩への圧迫が減りやすい。 肩の下 痛む方の肩の下に薄く丸めたバスタオルなどを敷き、肩の位置をわずかに持ち上げ、肩と寝具の隙間を埋める。 腕の位置 腕は体の真横ではなく、肘を少し曲げてお腹の上などに置く。 腕の下に小さなクッションを置いて支えると、腕の重みで肩が引っ張られるのを防げる。 膝の下 膝の下にもクッションや丸めたタオルを置き、膝を軽く曲げた状態を保つ。 全身がリラックスすることで、間接的に肩の緊張も和らぎ、より楽な状態で眠りにつくことができるでしょう。 横向きで寝るときの工夫 横向きで寝る場合は、痛くない方の肩を下にして、痛い方の腕や脚を適切に支えることで、肩への負担を軽減することが可能です。 工夫する点 詳細 寝る向き 必ず、痛い方の肩を上にして寝る。 枕の高さ 横向きの姿勢では肩幅の分だけ高さが必要になるため、仰向けで使う枕よりも高めのものを選ぶ。 首がまっすぐ水平に保たれる高さが理想。 高さが足りなければタオルなどで調整する。 痛い方の腕 胸の前あたりにクッションや抱き枕を抱え込むようにして、その上に痛い方の腕を置く。 脇の下にタオルを挟むのも有効。 脚の間 左右の脚の間に、小さなクッションや枕を挟む。 体の歪みが少なくなることで、結果的に肩への余計な負担も軽減され、よりリラックスした状態で眠れます。 肩サポーターを外すと痛くて寝れないときの対処法 肩サポーターを外すと痛みで眠れない場合は、以下の対処法を試してみてください。 痛くて寝れないときの対処法 タオルやクッションで寝姿勢を工夫し、肩への負担を和らげる 寝る前に入浴や蒸しタオルで肩を温め、筋肉の緊張をほぐす 痛みのない範囲で、肩周りの軽いストレッチを行う 痛みが強いときは、鎮痛薬や湿布を一時的に活用する 上記の方法を試しても、やはり痛みで眠れないという場合は無理をせず、医師に相談しましょう。 つらい肩の痛みには再生医療による治療も選択肢の一つ 四十肩や肩腱板損傷など、従来の治療法ではなかなか改善しないつらい肩の痛みに対して、患者様自身の細胞や血液成分を利用して組織の修復を促す「再生医療」が注目されています。 再生医療のポイント 詳細 治療の目的 人間が本来もっている体の治癒力を高め、痛み止めや湿布などの対症療法とは異なり、損傷した組織そのものの修復・再生を目指す。 主な治療法 PRP療法(多血小板血漿療法): 患者様自身の血液を採取し、その中の組織修復を促す成分を多く含む「血小板」を濃縮して、痛む肩関節に注射する。 幹細胞治療: 患者様自身の脂肪などから「幹細胞」という、さまざまな細胞に変化する能力をもつ細胞を採取・培養し、肩関節に注入する。 期待される効果 注入された成長因子や幹細胞の働きにより、関節内の炎症が抑えられたり、損傷した腱などの組織修復が促進されたりして、痛みの緩和や肩の動きの改善が期待される。 もちろん、再生医療は万能ではなく、効果には個人差もあります。 効果やリスクについて十分に理解したうえで、新しい治療の選択肢として検討してみる価値はあるでしょう。 また、次の動画では四十肩・五十肩の症状や治し方について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 就寝時の肩サポーターについてよくある質問 肩の痛みに悩む方にとって、就寝時のケアは特に気になるポイントでしょう。 本章では、就寝時の肩サポーターについてよくある質問に回答していきます。 肩が痛いときに寝るにはどうしたらいい? 肩が痛いときは、痛い方の肩に体重がかからないようにし、タオルやクッションを使って、肩や腕が楽だと感じる「リラックスできる姿勢」を作ることが大切です。 痛いときの寝方の工夫 仰向け:痛む肩の下にタオルを入れ支える 横向き:痛くない側を下にし、抱き枕で腕を支える 就寝前に肩周辺を温めることも有効 それでも痛みがつらいときには無理をせず、市販の痛み止めの服用や、消炎鎮痛成分の入った湿布を貼ることも検討しましょう。 四十肩にサポーターは効果があるの? 四十肩で痛みがある場合には、肩用のサポーターは有効な場合があります。 サポーターを装着することで肩関節が安定し、不意に腕が動いて激痛が走る、といった事態を防ぎます。 患部への負担が減り、不要な動きが抑制されるため、痛みや炎症を和らげる効果が期待できるのです。 しかし、サポーターはあくまで「痛みを和らげるための道具」です。 サポーターを装着しているからといって、四十肩の原因となっている関節包の炎症や癒着そのものが治るわけではありません。 寝るときは肩サポーターを外して痛みを和らげる工夫をしよう 寝るときにサポーターがなくても、タオルやクッションを使って姿勢を工夫することで、肩への負担を軽減し、痛みを和らげることが可能です。 また、就寝前に肩を温めたり、痛みが強いときには一時的に湿布や鎮痛剤を活用したりといった対処法もご紹介しました。 それでも夜間の痛みがつらい方は、「再生医療」も選択肢の一つです。 再生医療は、患者様自身の血液や細胞の力を利用して、損傷した組織の修復を促し、痛みの原因そのものにアプローチする治療法です。 以下のページでは、再生医療によって肩の痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら つらい肩の痛みを諦めずに、ぜひ当院リペアセルクリニックへご相談ください。
2020.02.13







