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- 変形性膝関節症
- ひざ関節
- 再生治療
膝が骨壊死すると痛みを感じるだけでなく、膝関節の可動域制限などの症状が現れます。 放置すると症状の悪化や合併症のリスクにつながるため、早期に適切な治療を受けることが重要です。 本記事では、膝が骨壊死したらどうなるのか、治る見込みはあるのかについて詳しく解説します。 従来の治療では難しいとされていた壊死した骨の根本的な改善を目指せる再生医療についても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。 \治療困難な骨壊死の完治を目指す再生医療とは/ 再生医療は、従来の治療では難しかった骨壊死の根本的な改善が期待できる治療法です。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 膝の骨壊死が治るか不安を抱えている方 手術せずに膝の痛みを治したい方 人工関節は避けたい方 「膝関節の痛みに悩まされている」「手術するしかないと言われた」という方の新たな選択肢として、ぜひ検討してみてください。 具体的な治療法や回復見込みがあるかどうか、リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは膝の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる 以下の動画でも、骨壊死の再生医療についてわかりやすく解説しています。 https://youtu.be/ic_6QaEU5NU?si=gpsEaYKmdhd9Qgle 膝が骨壊死したらどうなる? 膝の骨が壊死すると膝関節に痛みが生じ、日常生活に影響を与える可能性があります。 症状の程度や進行段階によって治療法が異なるため、まずは骨壊死がどのような状態なのかを診察してもらうことが重要です。 以下では、膝の骨壊死における自然治癒の可能性や症状、原因について詳しく解説します。 軽度の症状は自然治癒の可能性あり 膝が骨壊死したときの初期症状 膝が骨壊死する原因はわかっていない 膝に骨壊死の初期症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。 軽度な症状は自然治癒の可能性あり 軽度の骨壊死の場合、保存療法によって症状の改善がみられる可能性があります。 膝の骨壊死は、主に「ステージ1(発生期)」「ステージ2(吸収期)」「ステージ3(完成期)」「ステージ4(変性期)」と4つに分類されています。 研究結果では、初期症状(ステージ1)の方に対して、保存療法によって骨壊死が改善される結果※が得られました。 ※参考:日関病誌|保存療法による発症早期膝関節特発骨壊死の検討 軽度であれば症状が改善される可能性もありますが、進行すると軟骨が削れ、関節も変形していくため早期に治療を受けましょう。 膝が骨壊死したときの初期症状 膝が骨壊死したときの初期症状は、主に以下の4つです。 突然膝の痛みを感じる 安静時、夜間の膝の痛み 膝の圧痛(押した時の痛み) 膝がこわばる 初期症状では、突然膝の内側に痛みが現れます。とくに、階段の上り下りや歩行時に痛みを感じるケースが多いです。 また、症状が進行していなくても安静時や夜間に膝が痛む場合があり、悪化すると眠れないほど強い痛みを感じる場合があります。 上記のような症状にあてはまる方は、医療機関を受診して早期に治療を受けましょう。 膝が骨壊死する原因はわかっていない 血液の供給が不足することで骨が壊死しますが、具体的な原因はわかっていません。 膝の骨壊死につながると考えられている要因は、主に以下の6つです。 ステロイドの長期使用 過度の飲酒 腎移植 血液凝固障害 半月板の損傷 過去の骨折 しかし、先述のとおり明らかな原因がわからないため、原因の対策や対処が難しいです。 膝の骨壊死は中高年に多く発症するため、この年代で膝の痛みを感じたら早めに医療機関を受診しましょう。 膝の骨壊死を治療せずに放置するリスク 膝の骨壊死を放置すると、症状の悪化の他にも合併症を患うリスクがあります。 変形性膝関節症を合併する可能性 治療の選択肢がなくなってしまう 治療の選択肢がなくなるというリスクもあるため、膝の骨壊死は放置せずに医療機関の受診が重要です。 膝の骨壊死を放置するリスクについて、それぞれ詳しく解説します。 変形性膝関節症を合併する可能性 膝の骨壊死を治療せずに放置しておくと、変形性膝関節症を引き起こす可能性があります。 壊死した部分に関節液が流れ込むことで関節面が陥没し、膝の変形が徐々に進行してしまいます。 さらに、変形性膝関節症を合併すると、骨壊死の進行を抑えるのが難しくなり、症状が悪化することも少なくありません。 痛みに加えて関節が著しく変形するため、日常生活にも大きな支障をきたすようになります。 膝の骨壊死を放置すれば変形性膝関節症の合併リスクがあるだけでなく、症状の進行を早めてしまう可能性があるため、早期に治療を行うことが大切です。 治療の選択肢がなくなってしまう 膝の骨壊死を放置すると、選べる治療法が次第に限られてしまう可能性があります。 初期段階では、レントゲンでの診断が難しく、骨壊死と判定されないことも少なくありません。 原因が不明のまま時間が経過し、最終的に膝の骨壊死と診断されるころには、手術が必要な状態になっているケースもあります。 初期の段階であれば壊死の範囲が狭く、保存療法による治療が可能です。 しかし、薬やリハビリで改善しない場合や、痛みが強くなってから受診した場合には、手術を選択することが多くなります。 膝の骨壊死は治る?主な治療法 膝の骨壊死に対する主な治療法は、3つあります。 保存療法 手術療法 再生医療 症状によって治療法は異なります。 それぞれの治療法について、詳しく確認していきましょう。 保存療法 膝の骨壊死における保存療法では、主に薬物療法・理学療法・装具療法の3種類を併用して行います。 薬物療法は、主に痛み止めやヒアルロン酸注射を使用し、痛みや炎症をコントロールすることを目的とした治療です。 痛みや炎症が落ち着いてきたら、筋力トレーニングやストレッチなどの理学療法で膝周辺の筋肉や柔軟性を向上させ、骨壊死している部位への負担軽減を図ります。 また、膝の骨が壊死している状態だと、歩行するだけでも負荷がかかるため、装具療法も有効です。 膝を外側に曲げる外反装具やインソール(靴の中敷き)と呼ばれる足底装具、松葉杖などを用いて、膝周辺への負担を軽減させましょう。 手術療法 膝の骨壊死において、以下のような場合は手術療法が検討されるケースがあります。 保存療法で痛みが治まらず、日常生活に影響が出るケース 日常的に薬物療法に頼らなければいけないほど痛みが強いケース 症状が進行して将来的に歩けなくなってしまう可能性が高いと医師が判断したケース 手術療法では、壊死部を除去してプレートで固定する方法と、膝関節を人工関節に置き換える方法があります。 壊死部だけを取り除いてプレートで固定すれば、関節機能の温存が可能です。 そのため、壊死の範囲が狭く、他の部分の状態が良い場合は、関節機能を温存する術式が適応されます。 再生医療 従来の治療では、保存療法で症状が抑えられない場合や改善が見られない場合は、手術しか治療の選択肢がないといわれていました。 しかし、現在では先端医療である再生医療で治療できる可能性があります。 再生医療とは、患者さま自身の血液や幹細胞を用いて、損傷した組織の再生・修復を目指す医療技術のことです。 ご自身の血液や幹細胞を使うため、アレルギー反応などのリスクが少ないという特徴があります。 手術に抵抗がある方や、手術のための長期休暇が取りにくい方は、ぜひ再生医療による治療をご検討ください。 膝の骨壊死についてよくある質問 膝の骨壊死について、患者さまからよくある質問を紹介します。 特発性膝骨壊死とは 骨壊死を放っておくとどうなる 骨壊死はどんな痛み? 骨壊死を放置するリスクや、骨壊死の痛みの特徴について解説します。 特発性膝骨壊死とは? 特発性膝骨壊死とは、膝関節の大腿骨の膝関節部分の内側にある丸い膨らみに壊死が起こる病気です。 突然の膝の痛み(とくに夜間の痛みや安静時の痛み)が特徴で、症状が進行すると日常生活にも大きな影響を与えます。 原因は不明ですが、加齢や外傷によって骨壊死が起こるケースがあります。 保存療法や手術療法などが治療に効果的です。 骨壊死を放っておくとどうなる? 骨壊死を放置すると症状が悪化し、痛みによって歩行や階段の上り下りが困難になる可能性があります。 また、変形性膝関節症を併発する恐れがあるため、膝の痛みにお悩みの方は医療機関を受診して、治療を受けてください。 初期段階の場合は、短期間の保存療法で痛みが緩和される可能性があります。 骨壊死はどんな痛み? 痛みの場所や程度は個人によって異なりますが、一般的に針で刺されたような強い痛みと表現されます。 初期は関節を動かしたときや体重をかけたときに痛みを感じますが、進行とともに安静時にも関節に痛みが生じるケースが多いです。 突然激痛を感じることが多いため、膝に強い痛みを感じた場合はすぐに医療機関を受診しましょう。 膝の骨壊死の回復には早期発見と治療開始が重要 膝の骨壊死は、初期段階の場合は保存療法で治る可能性があります。 膝の骨壊死を放置すると症状が悪化するほか、膝関節がすり減って変形する変形性膝関節症を併発する可能性があるため、早期治療が重要です。 保存療法で改善が見られない場合は、手術でしか改善の余地がないといわれていた膝の骨壊死ですが、現在では再生医療の選択肢もあります。 再生医療をご検討の方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。
2020.06.16 -
- 変形性膝関節症
- 再生治療
変形性股関節症は初期のうちは軽い痛みや可動域の制限にとどまっていても、放置すれば徐々に進行し、やがて歩行困難や手術が必要になることもある病気です。 「変形性股関節症が進行し末期になるとどうなるのか」と、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、末期の変形性股関節症における症状や一般的な治療法について解説します。 変形性股関節症を手術せずに治療したいという方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、すり減った関節軟骨の再生・修復を促す医療技術です。 >>変形性股関節症に対する症例はこちら 以下の動画では、実際に再生医療の治療を受け、変形性股関節症が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 https://youtu.be/iPHLbIXjPNk?si=GyOcv03FelyERekp 変形性股関節症は末期状態になるとどうなる? 変形性股関節症が末期症状になると、股関節の変形が進んで可動域が大幅に制限されるだけでなく、激しい痛みが出るなど、日常生活に支障をきたします。 変形性股関節症が末期まで進行すると軟骨がすり減り、骨同士がぶつかるため、安静時にも感じるほど痛みが大きくなります。 末期の変形性股関節症における股関節の変化について下記にまとめました。 変形性股関節症が末期になると、生活の質を大きく損なう可能性があります。 変形性股関節症の末期状態に対する治療法 https://youtu.be/Dlp-ggXtQp0?feature=shared 変形性股関節症が末期になった場合の治療について紹介します。 以下では、一般的に推奨される人工関節置換術について詳しく解説します。 また変形性股関節症の治療法については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 人工関節置換術が一般的 変形性股関節症が末期の場合には、人工関節置換術が推奨されます。 人工関節置換術とは、関節が損傷している部位を人工の関節に置き換える手術です。 関節が変形している部分を取り除くので痛みが軽減したり、再び安定した歩行ができるようになったりする可能性があります。 また、人工関節手術後の経過は良好なことが多い点も特徴です。 人工関節置換にはデメリットもある 人工関節置換の手術のデメリットを下記にまとめました。 術後経過が良好でも人工関節の摩耗を確認・点検するために定期的な受診が必要です。 また、人工関節が脱臼する場合があります。 股関節を深くまげたりあぐらをかいたりすると、人工関節に負担がかかり外れてしまう可能性が高まります。 人工関節置換の手術を受けた際は注意しましょう。 変形性股関節症が末期状態でも手術せずに治療できる再生医療について https://youtu.be/ih7lpa9mCNs?si=SjKmA5NiimOmmQnl 再生医療は、変形性股関節症が末期の患者さまにも手術なしで受けられる治療法です。 自身の脂肪組織から採取および培養した幹細胞を使って、損傷した組織の修復を目指します。 幹細胞は骨や軟骨など、さまざまな細胞に姿を変える能力があります。 股関節に幹細胞を注射するため、手術が不要なので入院しなくても良い点がメリットです。 保存療法を行っても症状の改善が見られない方、手術を避けたい方は再生医療を検討してみてはいかがでしょうか。 リペアセルの再生医療の特徴 リペアセルの再生医療の特徴を紹介します。 当院は、股関節の幹細胞治療を扱っている数少ないクリニックです。 エコーや特殊な注射針などを駆使して、身体の奥深くにある股関節の損傷部位に幹細胞を直接注入します。 当院にて、50代の女性が変形性股関節症の治療として1臆個の細胞を3回投与した結果、1年半後には軟骨が修復され、レントゲン検査にて関節の隙間が広がっているのが確認できました。 さらに、投与前では10段階のうち9であった痛みが0になりました。 再生医療の効果は個人差がありますが、変形性股関節症の症状の改善に効果が期待できます。 変形性股関節症の末期による痛みが不安な方はお気軽に当院へご相談ください。 当院の公式LINEでも再生医療に関する情報や症例を紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 【まとめ】変形性股関節症が末期状態でも再生医療なら手術せずに治療できる https://youtu.be/JwAqQziEinw?si=GemXV2ka2jdUoVXn 変形性股関節症が進行すると、股関節の変形や痛みにより、歩行や日常動作すら困難になることがあります。 末期になると多くの場合、人工関節置換術が選択肢となりますが、手術には入院や合併症など身体への大きな負担が伴うのも事実です。 そうした中で、近年注目を集めているのが幹細胞を用いた再生医療です。 自身の脂肪から採取した幹細胞を用いて、傷んだ軟骨の修復を目指す治療法であり、手術を回避しながら症状改善を目指すことが期待できます。 当院(リペアセルクリニック)では、ピンポイント投与技術や冷凍しない高品質な幹細胞培養を活かした股関節への治療も行っています。 変形性股関節症の末期症状による痛みや、生活の質の低下に不安な方は再生医療による治療を検討してみてください。 当院の公式LINEでは治療内容や効果、安全性、費用についてもわかりやすくご案内していますので、慢性的な股関節の痛みに悩まされている方はぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2020.06.14 -
- ひざ関節
- 変形性膝関節症
- 再生治療
介護職はやりがいのある仕事な一方で、体を使う仕事が多いためさまざまな部分に痛みが出る可能性があります。 たとえば、膝の痛みである変形性膝関節症に悩む人も多いのではないでしょうか。 今回は膝の痛みを引き起こす変形性膝関節症に介護職が多い理由や治療法について詳しく解説します。 この記事を読むとわかること 介護職に変形性膝関節症が多い理由 変形性膝関節症の症状や治療法、対処法 介護職に多い変形性膝関節症とは? 変形性膝関節症とは、膝の軟骨がすり減ることで起こる痛みを伴う疾患で、長時間の立ち仕事や中腰姿勢が多い介護職では発症リスクが高いことが知られています。 膝関節は大腿骨と腓骨、膝蓋骨でできており、軟骨がクッションの役割を果たしています。軟骨が膝の負荷の軽減や関節の滑らかな動きに役立っているのです。 しかし加齢や肥満、過度の負荷によって軟骨がすり減ると膝への負荷が大きくなり痛みが生じます。軟骨がすり減るために骨同士がぶつかるようになり、膝関節の変形につながります。 なぜ介護職に変形性膝関節症が多いのか? 介護職に変形性膝関節症が多い理由は、利用者の介助時に必要な中腰姿勢や膝の曲げ伸ばしによる関節への負担にあります。 日常的な介助動作で膝に負担がかかり続けることで、膝の軟骨が徐々に摩耗し、変形性膝関節症を引き起こすリスクが高まる傾向にあります。 この症状は日頃の膝の使い方によって少しずつ進行していくため、予防や対策が重要です。 介護職は膝関節に負担がかかる職業 介護職は利用者の体を抱えたり、中腰の姿勢になったりと膝への負担の大きい仕事をしています。 とくに下記の動作は膝に負担がかかりやすいため、注意が必要です。 介護職で膝に負担がかかりやすい動作 離床介助の際に利用者の体を抱える 入浴や排泄の介助の際に中腰になる 介護職は仕事中に膝の曲げ伸ばしをする機会が多く、膝関節への過度な負荷から若くても変形性膝関節症になるリスクがあります。 変形性膝関節症の症状 変形性膝関節症とは日々の動作で膝関節の軟骨がすり減り、膝に痛みが現れる病気です。 主な症状は下記を下記の通りです。 変形性膝関節症の主な症状 初期症状・・・膝が曲げにくい、鈍い痛みがある 中期症状・・・膝の腫れが見られ、階段の上り下りやしゃがみが困難になる 末期症状・・・曲げる、歩くなどの日常生活が難しくなる 膝の痛みにお悩みの方は、自分がどの段階なのか確認してみましょう。 初期の段階では、歩き始めや立ち上がるときなど動き初めに痛みが生じます。痛みが軽い場合もあり、膝を動かさなければ痛みがないので症状を見逃してしまいがちです。 進行していくと階段の上り下りで痛みが出たり、膝が腫れたり水が溜まったりします。さらに症状が進むと安静にしていても痛みが出てきてしまいます。 日常生活が難しくなるほど悪化する前に、早めに医療機関を受診しましょう。 介護職が悩む変形膝関節症の治療法とは 膝に痛みを抱えながら介護の仕事を続けることは、大きな負担となります。そこで、変形性膝関節症の治療法について紹介します。 薬物療法 症状が軽度~中等程度であれば、痛み止めや湿布薬など薬を使って炎症を和らげます。 急な腫れには湿布の利用も効果的です。 注射 注射は変形性膝関節症の初期から治療が可能で、症状によって2種類を使い分けます。具体的な注射の種類は以下の通りです。 変形性膝関節症の治療として使用される注射 ヒアルロン酸・・・・痛みに応じて定期的に摂取し、膝関節の摩耗を防ぐ。 ステロイド・・・・・強い炎症の反応や痛みを抑えられるが打てる回数に限りがある。 どちらも膝関節に注射して炎症を抑える働きがあります。 サポーター サポーターは、膝周辺の筋肉や靭帯を支えて動きを制限することで、膝の痛みを和らげる効果が期待できます。変形性膝関節症の症状がある場合は、日常生活や仕事で膝にかかる負担を減らし、症状の悪化を防ぐのに有効です。 サポーターは症状が軽度の方から使用できますが、着用しても膝の痛みが強い場合は医療機関の受診を検討してみましょう。 手術 変形性膝関節症が進行し、薬物療法やサポーターで改善が見られない場合は、手術による治療が考えられます。 手術内容としては、変形した骨や軟骨の一部を取り除く骨切り術や、人工関節を膝に埋め込む人工膝関節置換術などが代表的です。 膝が痛む際の対処法 介護職の方が変形性膝関節症によって膝が痛む場合は、痛みが収まるまで安静にして膝を冷やしましょう。 具体的には、痛くない範囲で膝を動かします。また、冷やす際には氷や保冷剤を入れたビニール袋をタオルに包んで1日3回、15分程度膝に当てましょう。 少しずつ炎症が和らぎ、腫れや痛みが落ち着いてきます。 変形性膝関節症の治療に再生医療という選択もある【休養がとれない介護職の方必見!】 近年、変形性膝関節症の治療で薬物療法や注射で効果が実感できず、手術をためらう方への新しい選択肢として再生医療が注目されています。 再生医療のメリットは以下の通りです。 再生医療のメリット 手術不要なので長い期間仕事を休む必要がない 体の負担が少ない 早期回復が期待できるので早く仕事に復帰できる 変形性膝関節症に行われる再生医療には2種類あります。 1つ目は自身の脂肪から採取した幹細胞を膝関節に注入する方法です。幹細胞が傷ついた軟骨を修復して痛みや炎症を抑える効果があります。 2つ目は自身の血液からとれる多血小板血漿を膝関節に注射します。血小板は止血作用があることで知られていますが、血小板が放出する成長因子が膝関節の傷ついた組織を修復し痛みを軽減させます。 手術以外の選択肢を探している方は、膝の痛みを根本から解決できる再生医療を検討してみてください。 介護職に多い変形性膝関節症のまとめ 介護職の方が悩む膝の痛みの原因として多いのが、変形性膝関節症です。 軽度の症状であれば痛み止めの内服や湿布薬で対処できます。しかし、症状が進行すると強い痛みが生じて、介護の仕事が困難になります。 そんな変形性膝関節症の治療法として、再生医療が注目されています。薬やサポーターなどでの対処が難しく、膝の痛みに悩んでいる方には、再生医療による治療も選択肢の1つです。 実際に当院の治療を受けた患者様の症例は、以下の動画でも紹介しています。 https://youtu.be/5zM8Mg-JvNA?si=7uzujWfMvxsjLD1r 再生医療は、一般的な病院やクリニックで受けることはできません。当院は厚生労働省から認可を受けた再生医療専門院です。 >当院の膝関節に対する再生医療の症例はこちら 治療についての疑問や気になる点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
2019.11.27 -
- ひざ関節
- 変形性膝関節症
陸上選手の膝裏の痛みはなぜ起こるのか、原因が気になりますよね。 膝裏の痛みの原因は、膝の使いすぎ(オーバーユース)だけでなく、関節リウマチやベーカー嚢腫などの疾患による痛みも考えられます。 今回の記事では、陸上選手の膝裏の痛みの原因や対処法について、詳しく解説します。 陸上競技は足を酷使するスポーツのため、運動後は十分なストレッチやケアを行うことが大切です。 膝裏に痛みがあるときは、無理に身体を動かさずに、適切な対処法をとりましょう。 陸上選手の膝裏が痛む原因 陸上選手は、膝の使いすぎ(オーバーユース)やスポーツ外傷などが原因で、膝裏が痛む場合があります。 ランニングは下半身の筋肉や関節に負担がかかる運動で、練習で膝を使いすぎることで負傷するリスクが高まります。 膝へかかる負担を少なくするには、走りのフォームを改善したり、坂ではない平坦な道で練習したりすることが大切です。 陸上選手は練習や試合などで、以下のスポーツ外傷を負うリスクもあります。 スポーツ外傷は、ランニング中に障害物にぶつかったり、転んだりして起こるけがです。運動を行う際は周囲に注意し、けがのリスクを低減しましょう。 陸上選手の膝裏が痛いときに考えられる疾患 陸上選手の膝裏が痛いときは、以下の疾患が考えられます。 膝裏に痛みが出る原因は、スポーツ外傷以外の疾患も考えられるため、症状があるときは早めに医療機関を受診し原因を調べましょう。 変形性膝関節症 陸上選手の膝裏が痛む原因の1つに、変形性膝関節症があります。 変形性膝関節症は、膝軟骨がすり減って炎症が起こる病気で、痛みや腫れ、関節の変形などの症状があらわれます。 主な原因には、加齢により膝軟骨がすり減る「一次性」と、外傷や膝周囲の筋力低下により発症する「二次性」があります。 陸上競技は、長時間の走行やジャンプなど膝への負担が大きいため、変形性膝関節症を発症する可能性が高いです。 以下の記事では、変形性膝関節症について詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。 半月板や靭帯の損傷 陸上選手は半月板や靭帯の損傷により、膝裏が痛む場合があります。 大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にある半月板を損傷すると、膝が不安定になり、膝裏が痛む症状が現れます。 陸上競技中に膝を強く捻ったり、転倒などで衝撃が加わったりすることで、半月板や靭帯が損傷する可能性があります。 とくに半月板は膝のクッションのような役割も担っているため、運動時だけでなく日常生活でも違和感を覚える場合があり注意が必要です。 下半身の靭帯を損傷した場合は、膝の不安定性が増し、膝の曲げ伸ばしが困難になる可能性があります。 骨膜や腱の炎症 陸上選手で膝裏が痛いときは、骨膜や腱に炎症が起こっていないか確認しましょう。 骨膜とは:骨の表面を覆う薄い膜で、骨の保護や成長を促す役割を持つ 腱とは:筋肉と骨をつなぐ組織で、関節の動きを支えたり筋肉の力を骨に伝える役割を持つ 膝周辺の「骨」「筋肉」「関節」を骨膜や腱に支えられています。 崩れたフォームで走ったり、過度な練習を行ったりすると、骨膜や腱に負担がかかるため炎症が起こりやすくなるため注意が必要です。 ベーカー嚢腫(のうしゅ) 陸上選手で膝裏が痛む理由の1つに、ベーカー嚢腫(のうしゅ)があります。 ベーカー嚢腫とは、膝裏にある滑液包に過剰な関節液が溜まる疾患です。 滑液包は筋肉と骨の摩擦を小さくする役割を担っていますが、膝の使いすぎやスポーツ外傷により、過度な摩擦や圧力がかかると炎症が起こります。 以上の症状が現れると、足の可動域が狭まり、日常生活にも支障をきたす恐れがあるため、早めに医療機関を受診しましょう。 椎間板ヘルニア 膝の疾患ではありませんが、椎間板ヘルニアになると膝裏が痛む場合があります。 椎間板ヘルニアとは、背骨のクッションと呼ばれる椎間板が正常の位置から突出して、坐骨神経を圧迫する疾患です。 神経の圧迫により以下の症状が現れる場合があるため、腰や手足に違和感を覚えた際は早めに治療を開始しましょう。 椎間板ヘルニアによって坐骨神経が圧迫されることで、腰だけでなく膝周辺まで痛みが生じる場合があります。 いずれも坐骨神経の圧迫が原因で起こるため、背筋を伸ばしたり、ストレッチや運動をしたりするのが有効です。 肉離れ 膝裏が痛む原因として、筋肉の一部が断裂・損傷した状態の肉離れが考えられます。 練習量が多かったり、無理なフォームでランニングを続けたりすると、肉離れになる可能性があります。 肉離れはふくらはぎに起こる場合が大半ですが、太ももにあるハムストリング(大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋)や大腿四頭筋でも起こり得る症状です。 足の曲げ伸ばしには、膝だけでなく周囲の筋肉も関係しているため、ハムストリングやふくらはぎの損傷で以下の症状が出現する可能性があります。 重度の肉離れの場合は、激しい痛みにより競技の継続だけでなく歩行が難しくなります。 症状が落ち着くまで十分に患部を休ませ、再度肉離れを起こさないように対策を取ることが大切です。 陸上選手の膝裏の痛みに対する対処法 陸上選手で膝裏に痛みが現れたときは、以下の対処法を取り症状の改善を図りましょう。 膝に違和感を覚えたらすぐに競技をやめ、患部を安静にしてください。 対処法を十分に行っても痛みが改善しない場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。 RICE処置を実践する 陸上選手で膝裏が痛くなったときは、RICE処置を実践しましょう。 RICE処置は、さまざまなスポーツ外傷の応急処置として行うケアのことです。 適切なRICE処置は症状の悪化を防ぎ、けがの予後に大きく影響します。 あくまで応急処置ですが、処置後は早急に医療機関を受診することで競技への早期復帰も見込めます。 競技前後のストレッチを入念に行う 陸上選手は競技前後のストレッチを入念に行うことで、膝裏の痛みに対処できる可能性があります。 筋肉や腱の柔軟性の低下や過度な緊張状態は、膝裏に痛みを生じやすいため注意が必要です。 以下の方法で膝裏のストレッチを行い、けがのリスクを低減しましょう。 ストレッチは、膝裏が伸びているかを確認しながら行うのがポイントです。 陸上選手の膝裏の痛みには早期改善を目指せる再生医療を検討しよう 陸上選手の膝裏の痛みの治療には、早期改善を目指せる再生医療をご検討ください。 再生医療は患者様自身の幹細胞を利用し、損傷した組織の修復を促す治療法で、以下のメリットがあります。 変形性膝関節症や靭帯損傷などで膝裏が痛い場合に、有効な治療法です。 以下のページでは、実際に当院で膝関節の再生医療の治療を受けたマラソンランナーの方の症例を紹介しているため、興味のある方は参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら 競技へ早期復帰したい方は、再生医療による治療で膝裏の痛み症状を軽減しましょう。 【まとめ】陸上選手の膝裏の痛みにお困りの際はリペアセルクリニックへご相談ください 陸上選手で膝裏の痛みにお困りの際は、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 当院(リペアセルクリニック)は、厚生労働省に届出をし受理された再生医療による治療をご提供しています。 変形性膝関節症や靭帯損傷を原因とした膝裏の痛みやスポーツ外傷には、再生医療による治療が有効です。 膝裏の痛みは、運動パフォーマンスを低下させるだけでなく、日常生活における生活の質を低下させる原因にもなります。 痛みが重症化する前に、再生医療による治療を検討し、陸上競技への早期復帰を目指しましょう。 再生医療について気になる点がありましたら、お気軽に当院(リペアセルクリニック)へお問い合わせください。
2019.09.04 -
- 変形性膝関節症
高齢者の変形性膝関節に対する手術は、痛みを軽減し活動的な生活を取り戻す有効な手段です。 しかし、術後には長期的なリハビリが不可欠であり、高齢者ならではの合併症や骨粗鬆症の影響などリスクも考慮する必要があります。 手術は生活の質を大きく向上させる可能性を秘めていますが、医師との十分な相談が大切です。 今回は、高齢者の変形性膝関節症手術の種類とそれぞれの特徴を詳しく解説します。 加えて高齢者特有の手術リスクのほか、手術以外の治療法についてもご紹介。 最適な治療法を選ぶための重要なポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてください。 \変形性膝関節症に効果的な再生医療とは/ 変形性膝関節症の従来の治療法は、痛みの緩和に効果がありますが、軟骨の減少を防ぐことはできません。 また進行した症状には人工関節手術が提案されますが、手術にはリスクやリハビリの時間がかかります。 そのような血栓症や感染症といった手術に伴うリスクを避けるための選択肢として、再生医療(幹細胞治療)が注目されています。 脂肪から採取した幹細胞を膝関節内に注入することで、すり減った軟骨を再生し、痛みの軽減や変形の進行防止が期待できます。 >>変形性膝関節症に対する再生医療の症例はこちら 「すぐに治療に進みたい」「手術は避けたいが、他の選択肢がほしい」そんな方に向けて、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでは治療法や症例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 高齢者の変形性膝関節症手術の種類と特徴について 高齢者の方が変形性膝関節症の手術を受ける際の種類は、以下の通りです。 関節鏡視下手術 高位脛骨骨切り術 人工膝関節置換術 変形性膝関節症の進行具合や、患者様個人の状態によって手術の方法は異なります。 変形性膝関節症の手術のタイミングについては、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 関節鏡視下手術 関節鏡視下手術は関節鏡という細いカメラと手術器具を挿入し、モニターで関節内部の状態を確認しながら行う手術です。 関節鏡視下手術の詳細 手術方法 ・小さな皮膚切開から関節鏡と手術器具を挿入 ・モニターで関節内を確認しながら行う 入院期間 1週間程度 対象 初期~中期の変形性膝関節症の方 メリット ・入院期間が短い ・早期のリハビリが可能 ・傷跡が目立ちにくい デメリット ・症状が進行しすぎていると効果が限定的になる ・関節の状態によっては適応が難しい場合がある 関節鏡視下手術は小さな皮膚切開で済むため、出血量が少なく、比較的早期の回復が期待できます。 主に初期から中期の変形性膝関節症に対して、半月板損傷の修復や骨棘の切除などが行われます。 ただし変形が進行した症例では、効果が限定的となる場合があるので注意しましょう。 入院期間は、手術内容や患者様の状態によって異なりますが、おおむね1週間程度が目安になります。 高位脛骨骨切り術 高位脛骨骨切り術は、脛骨(すねの骨)の一部を切って角度を矯正し、膝の内側または外側にかかる負担を軽減する手術です。 高位脛骨骨切り術の詳細 手術方法 すねの骨の一部を切って、角度を調整する 入院期間 3~4週間程度 対象 O脚が強く膝の内側に痛みがある若年層から高齢者の方 メリット ・自身の骨を温存できる ・痛みが軽減される ・進行が抑制できる デメリット ・回復までの期間が長い ・合併症のリスクがある 対象は比較的活動性の高い若年層から高齢の方で、特にO脚が強く、膝の内側に痛みがある場合に選択されます。 高位脛骨骨切り術は自身の骨を温存できるため、術後も活動的な生活の維持が期待できます。 ただし、骨が接合するまで時間がかかるため、リハビリテーションも比較的長期に渡ることがあります。 また関節鏡視下手術と比較して、感染や偽関節といった合併症のリスクがわずかに高まる点に注意が必要です。 人工膝関節置換術 人工膝関節置換術は、変形や損傷した膝関節の表面を、金属やポリエチレン製の人工関節に置き換える手術です。 人工膝関節置換術の詳細 手術方法 傷んだ膝関節の表面を人工材料でできた素材に置き換える 入院期間 2週間~2か月程度 対象 60歳以上で保存療法などで改善が見られない方 メリット ・痛みの軽減が期待できる ・関節可動域が改善される ・歩行能力が向上する デメリット ・人工関節の脱臼・緩みが生じる可能性がある ・金属アレルギー反応を示す可能性がある 膝の痛みを軽減し、関節の可動域を改善・歩行能力などの日常生活における動作の向上を目指します。 手術は通常数時間で行われ、術後にはリハビリテーションが重要となります。 人工関節の耐用年数は一般的に15〜20年程度ですが、活動状況により異なるので注意しましょう。 合併症のリスクも伴うため、医師との十分な相談が必要となります。 膝の人工関節手術の特徴については、以下の動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/HVxxpgbZor4?feature=shared 高齢者の方が変形性膝関節症の手術を受ける際のリスクと注意点 高齢者の方が変形性膝関節症の手術を受ける際は、以下のリスクと注意点を確認しておきましょう。 手術後のリハビリ・入院期間が長期化する可能性 血栓症・肺塞栓などの合併症リスク 人工関節の緩みやトラブルの可能性 日常生活の動作に制限がかかる 手術後のリハビリは機能回復に不可欠であり、早期からの積極的な取り組みが重要です。 ここからは高齢者特有の合併症リスクのほか、予防策や早期発見のための注意点を解説していきます。 手術後のリハビリ・入院期間が長期化する可能性がある 高齢者の方の変形性膝関節症手術後は、リハビリや入院が長期化する場合があるので注意が必要です。 手術の種類や患者の状態によってリハビリ期間が異なり、一般的には以下のように数ヶ月を要します。 手術 入院期間の目安 リハビリ期間の目安 関節鏡視下手術 2~3日 数週間~6か月程度 高位脛骨骨切り術 5週間~6週間 2か月~3か月程度 人工膝関節置換術 約1ヶ月 1か月~3か月程度 リハビリは手術直後から開始され、筋力強化や関節可動域の改善、歩行訓練などを段階的に行います。 積極的なリハビリへの取り組みが、スムーズな社会復帰と長期的な良好な経過に繋がるのです。 退院後も、無理のない範囲でリハビリを継続することが重要です。 血栓症・肺塞栓などの合併症リスク 高齢者の変形性膝関節症手術では、血栓症や血栓が肺に移動して呼吸困難などを引き起こす肺塞栓のリスクが高まります。 血栓症とは、固まった血液が血管内を詰まらせてしまう病気です。 病院では血栓症予防のため、手術前から弾性ストッキングの着用や、術後の早期離床・抗凝固薬の使用などが行われます。 患者様自身も水分を十分に摂取し、医師や看護師の指示を守ることが重要です。 少しでも足の痛みや腫れ、胸の痛みや息切れを感じたら、すぐに近くにいる医療スタッフに伝えるようにしましょう。 人工関節の緩みやトラブルの可能性 高齢者の変形性膝関節症手術では骨密度の低下により、人工関節を支える骨との固定が弱まり、緩みが生じることがあります。 さらに長年の使用による人工関節の摩耗や破損、感染症などもトラブルの原因となり得ます。 これらのリスクを減らすためには、手術前の精密な検査と適切なインプラントの選択が重要です。 また、術後の定期的な経過観察と、過度な負担を避けた生活習慣も大切になります。 人工関節や骨への異常を感じたら、すぐ医師に相談しましょう。 日常生活の動作に制限がかかる 人工膝関節置換術後は、人工関節を長持ちさせ、破損や脱臼のリスクを避けるため、以下のような一部の動作に制限が設けられます。 膝に強い衝撃を与える運動 走る ジャンプする 高強度のランニングやスポーツなど 接触を伴う激しいスポーツ サッカー バスケットボール ラグビー 深い膝の曲げ動作の制限 正座 あぐら 深くしゃがむ姿勢 人工膝関節置換術後は、生活の中で膝に過度な負担をかけないよう注意が必要です。 膝への負担を減らす工夫をすることで、長期的に快適に生活することができます。 https://youtu.be/f6IbPLxbz0o?feature=shared 変形性膝関節症の手術費用を紹介 変形性膝関節症に対する主な手術には、以下3つがあり、それぞれの費用目安は以下の通りです。 手術の種類 保険適用前の費用(目安) 自己負担額(3割の場合) 自己負担額(1割の場合) 関節鏡視下手術 約250,000円 約75,000円 約25,000円 高位脛骨骨切り術 約1,460,000円 約438,000円 約146,000円 人工関節置換術 約1,860,000円 約558,000円 約186,000円 また手術費用だけでなく、以下のように入院に伴う費用も発生します。 食事代の一部:1食510円 ※2025年4月改定、所得により異なる 希望した場合の個室料:1日数千円~数万円で全額自己負担 医療費が高額になる場合でも、自己負担額には月ごとの上限が設けられており、「高額療養費制度」を利用することで一定額を超えた医療費が払い戻される仕組みがあります。 ただし、この制度の対象となるのは保険適用の医療費のみで、食事代や差額ベッド代などは対象外であるため、注意が必要です。 高齢者の方が自分に合った治療法を選ぶためのポイント 変形性膝関節症の手術に悩む高齢者の方は、以下のポイントを押さえると、自身に合った治療法を見つける近道となります。 手術のメリット・デメリットの理解 日常生活への影響と回復見込み 医師との相談で最適な治療法を見極める 手術は痛みからの解放、歩行能力の向上といった期待できるメリットがある一方、合併症などのリスクを伴う点に注意する必要があります。 また、治療法が自身の日常生活にどのような影響を与え、どの程度の回復が見込めるのかを具体的に考えて医師に相談することも重要です。 治療法を選択する際は、医師や理学療法士から詳細な情報を得るようにしましょう。 医師の専門的な知識に基づいたアドバイスを受けることが、納得のいく治療選択への第1歩となります。 また、変形性膝関節症の新たな治療法として注目されている再生医療も選択肢の1つとして検討する価値があります。 再生医療は自身の細胞を活用した治療法で、合併症のリスクなどが比較的低く、従来の治療法とは異なるアプローチが期待されています。 再生医療が自身に適しているかどうか、医師に相談して、検討してみるのもおすすめです。 変形性膝関節症の手術以外の治療の選択肢について【再生医療も一つの選択肢】 変形性膝関節症の手術以外の治療法は、以下の通りです。 治療方法 詳細 運動療法 膝周りの筋力強化(特に大腿四頭筋)関節の可動域を広げるストレッチで改善を図る 薬物療法 痛みや炎症を抑えるための内服薬や外用薬を使用する 物理療法 温熱療法や電気刺激療法で痛みの軽減や血行促進を図る 再生医療 自身の脂肪組織などから採取した幹細胞を培養し、膝関節内に投与する 運動療法などの保存療法で効果が感じられなかった方におすすめの治療法が、再生医療です。 再生医療とは、自身の細胞や血液成分を活用し、変形した膝関節の組織修復や機能改善を目指す治療法を指します。 当院(リペアセルクリニック)の再生医療は、患者様自身の細胞の力を引き出し、つらい膝の痛みの緩和と、スムーズな関節機能の回復、そして変形性膝関節症の進行抑制を目指しています。 実際に当院(リペアセルクリニック)の治療を受けた方の、 https://youtu.be/EXx7d9cCaoE?feature=shared 再生医療の治療法や症例については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでもご紹介していますので、変形性膝関節症による膝の痛みに悩まされている方はぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 高齢者の変形性膝関節症においては手術の影響を理解し、自分に最適な治療法を選択することが重要 変形性膝関節症の手術は、痛みの軽減や機能回復のメリットがある一方、高齢者にとっては合併症などのリスクも考慮する必要があります。 リスクを懸念される方は、比較的負担の少ない治療法としてご自身の細胞を活用する再生医療を検討しましょう。 再生医療(幹細胞治療)は、自身の細胞を活用して膝の痛みを軽減し、軟骨の再生を促す治療法です。 当院(リペアセルクリニック)では、患者様の幹細胞の培養・投与を行うことで軟骨の再生、痛みの軽減を目指します。 また手術の必要も無いため、手術によるリスクは怖いけど、慢性的な膝の痛みに悩まされている方や、忙しくて入院する時間が取れないという方は一度ご相談ください。 変形性膝関節症の特徴や再生医療に関する治療法・症例については、当院(リペアセルクリニック)で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症の手術を受けた後、どのような生活を送れば良いのか、気をつけるべき点は何なのか不安を抱える方もいることでしょう。 本記事では、変形性膝関節症の手術後に気をつけるべき生活習慣や注意点について詳しく解説いたします。 手術後の具体的な生活で気を付けるべきポイントに加え、注意すべき合併症やリハビリテーションの重要性についてもご紹介します。 変形性膝関節症の手術後の生活で気を付けるべきこと 変形性膝関節症の手術後の生活で気を付けるべき5つのポイントを紹介します。 体重管理を徹底する 感染症対策を怠らない 膝を深く曲げる動作を避ける 膝の負担になるスポーツは控える バランスが取りやすい靴を履く とくに人工膝関節置換術を受けた方は、人工関節の摩耗を防ぎ、再手術のリスクを減らすために日常生活での配慮が必要です。 それぞれ詳しくみていきましょう。 体重管理を徹底する 体重の増加は膝に大きな負担をかけ、人工関節の緩みや劣化を早める原因となります。 わずか3kgの減量でも、歩行時に膝にかかる負担は約9kg、階段の昇降時には15〜20kgもの負担軽減につながります。 手術後は、バランスの良い食事と適度な有酸素運動を心がけ、適正体重の維持に努めましょう。 体重管理は人工関節の寿命を延ばすだけでなく、全身の健康維持にも効果的です。 感染症対策を怠らない 人工関節は感染症に対して非常に弱いという特性があります。 一度感染すると、感染した人工関節の洗浄と新しい人工関節へ入れ替える手術が必要になる場合があります。 このような大きな負担を避けるためにも、感染予防は非常に重要です。 日常的な手洗い うがいの徹底 風邪予防の体調管理 歯科疾患や水虫などの早期治療 糖尿病など持病の管理 手術前・手術後のどちらも、これらの感染予防に努めましょう。 深く曲げる動作を避ける 変形性膝関節症の手術後は、人工関節の脱臼を防ぐために正座などの膝を深く曲げる動作を避けましょう。 また、無理に膝を曲げると人工関節に負担がかかり、緩みや磨耗の原因となることがあります。 対策として、和式の生活様式から洋式への切り替えをおすすめします。 床に直接座る代わりに椅子を使用する、布団からベッドに切り替えるなどの工夫をしましょう。 膝の負担になるスポーツは控える 適度な運動は体重管理や筋力維持のために大切ですが、人工膝関節に過度な負担がかかるスポーツは避けるべきです。 長距離のランニングやテニス、ゴルフなどは膝をねじる動作や強い衝撃を与えるため控えましょう。 ウォーキングや水泳、サイクリングなどの低負荷の運動を無理のない範囲で始めるのがおすすめです。 また、運動時には無理をせず、痛みを感じたらすぐに中止することが大切です。 バランスが取りやすい靴を履く 足元の安定は膝への負担軽減に直結するため、バランスが取りやすい靴を着用しましょう。 靴を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。 ヒールが低く幅広い 適度なクッション性がある 足の甲までしっかり覆われている サンダルやハイヒールなどの不安定な靴や、かかとが柔らかすぎて足首がぐらつくような靴は適していません。 靴紐やマジックテープで、締め付けを調整できる靴が理想的です。 変形性膝関節症の手術後に注意すべき合併症 変形性膝関節症の手術後には、いくつかの合併症リスクがあります。 血栓症 感染症 脱臼・骨折 早期発見・早期対応が重要なため、術後の体調変化には十分注意が必要です。 入院中は医療スタッフが観察していますが、退院後も自己観察を続け、少しでも気になる症状があれば、担当医に相談しましょう。 以下では、主な合併症とその特徴、対処法について解説します。 血栓症 変形性膝関節症の手術後は、手術による出血への生体反応と一時的な安静により、血液が固まりやすくなり血栓ができるリスクが高まります。 血栓は下肢の血流を阻害し、ふくらはぎの痛みやむくみを引き起こすことがあります。 さらに血栓が肺や脳まで移動してしまうと、命に関わる肺塞栓や脳塞栓を起こす危険もあります。 予防には、早期からの足首の運動やリハビリテーションの実施、十分な水分摂取、弾性ストッキングの着用が効果的です。 感染症 人工関節は細菌感染に弱く、感染すると発熱や手術部位の腫れ、痛み、赤みなどの症状が現れます。 感染症になると再手術が必要になることが多く、手術の前後は感染症対策が必要です。 風邪や歯科疾患など他の部位の感染症も注意し、手洗い・うがいの徹底、傷口の清潔保持が重要です。 脱臼・骨折 変形性膝関節症の手術後は、関節が完全に安定するまでの期間は脱臼や周囲の骨折のリスクがあります。 とくに人工膝関節の場合は周囲の骨折に注意が必要です。 予防には、医師から指示された可動域の制限を守り、転倒リスクの高い行動を避けることが大切です。 また、自宅の環境整備として、つまずきやすい段差の解消や手すりの設置などもリスク低減に役立ちます。 変形性膝関節症の手術後に行うリハビリテーション 変形性膝関節症の手術後には、膝関節の機能改善のために入院中からリハビリテーションを行います。 入院中のリハビリ 退院後のリハビリ これら2つのリハビリについて解説します。 入院中のリハビリ 入院中のリハビリは手術当日または翌日から始まります。 まず術後の腫れや痛みの管理を行いながら、ベッド上での簡単な足首の曲げ伸ばしや、力を入れるだけの運動から開始します。 手術後2〜3日目には、理学療法士の指導のもと、立ち上がりや歩行器を使った歩行訓練へと進みます。 退院後のリハビリ 退院後も自宅や外来でのリハビリを継続することが重要です。 自宅では医師や理学療法士から指導された運動を継続的に行い、徐々に膝の曲げ伸ばしの角度を広げていきます。 個人差はありますが、退院後から1~2カ月ほどリハビリを継続すると、日常生活に必要な膝の動きを取り戻せます。 リハビリの進捗に合わせて、杖などの補助具も段階的に卒業していくことが可能です。 変形性膝関節症を手術せずに治療できる再生医療について 変形性膝関節症の治療には、手術を伴わない「再生医療」という選択肢もあります。 再生医療では、主に幹細胞治療とPRP(多血小板血漿)療法という治療を行います。 幹細胞治療:ほかの細胞に変化する能力がある「幹細胞」を患者さま自身から採取・培養し患部に投与する治療法 PRP(多血小板血漿)療法:患者さま自身から採取した血液を遠心分離にかけ、血小板を濃縮した液体を精製し患部に投与する治療法 どちらの治療法も手術せずに治療できるため、体の負担が小さい治療法として注目されています。 変形性膝関節症に対して当院で再生医療を受けられた患者様の症例は、こちらからもご覧いただけます。 また以下の動画では、実際に当院で再生医療の治療を受け、変形性膝関節症が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 再生医療に関する詳細は、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にご相談ください。 【まとめ】変形性膝関節症の手術後の生活は膝に負担をかけないことが重要 変形性膝関節症の手術後の生活では、膝への負担を減らし、感染リスクを回避するための配慮が必要です。 体重管理の徹底や感染症対策としての手洗いうがい、膝を深く曲げる動作を避けて生活しましょう。 また、ハイヒールなどは避けて安定した靴を着用することも大切です。 リハビリテーションは入院中から退院後まで継続して、機能回復を目指しましょう。 個人差はありますが、順調に回復すれば1~2カ月で膝の動きが戻ってきます。 膝関節の健康維持のために医師の指導を守り、無理のない範囲で活動することが、人工関節と長く付き合うための鍵となります。 なお、当院「リペアセルクリニック」では、手術を必要としない再生医療を提供しています。 膝の痛みに対する再生医療に関しては、以下のページや症例をご覧ください。
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症の手術後は、すぐに日常生活へ戻れるわけではありません。 数カ月にわたってリハビリが必要になることもあり、体への負担や生活への影響が大きくなる可能性があります。 リハビリにかかる期間や回復スピードは、手術の種類によって異なります。 本記事では、変形性膝関節症における3つの代表的な手術のリハビリ期間と入院期間を比較しながらわかりやすく解説します。 変形性膝関節症のリハビリ期間に関する不安や疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてください。 また、変形性膝関節症の根治を目指すなら、手術せずに治療できる再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は患者さまの細胞を採取・培養して注射する治療法で、損傷した関節軟骨の再生・修復を促す医療技術です。 「再生医療について詳しく知りたい」という方は、当院リペアセルクリニックにご相談ください。 変形性膝関節症の手術後のリハビリ期間 変形性膝関節症のリハビリに要する期間は、手術の種類によって異なります。 変形性膝関節症の代表的な手術とリハビリ期間は、以下のとおりです。 手術 リハビリ期間 人工関節置換術 約1カ月 関節鏡視下手術 約3〜6カ月 高位脛骨骨切り術 約2カ月 それぞれの手術の特徴やリハビリ期間について見ていきましょう。 人工関節置換術のリハビリ期間は約1カ月 人工関節置換術のリハビリ期間は、1カ月程度が目安です。 この手術では、変形が進行した膝関節の表面をチタンやセラミック製の人工関節に置き換えます。強い痛みや歩行障害など、日常生活に支障をきたす症状がある中等度〜重度の変形性膝関節症の方に適応されます。 関節を人工物に置き換える手術のため、術後は歩行訓練や筋力回復のためのリハビリが必須です。 術後のリハビリテーション内容 人工関節置換術の術後のリハビリテーションの内容は以下のとおりです。 ベッドサイドでの膝の曲げ伸ばし 歩行器を使用して歩行訓練 筋力増強と可動域訓練 階段の昇降など日常生活動作 リハビリ計画は状態によって個人差があるため、担当の理学療法士の指導のもとで行う必要があります。 人工関節置換術のリスクについての詳細は、以下の記事をご覧ください。 関節鏡視下手術のリハビリ期間は約3〜6カ月 関節鏡視下手術のリハビリ期間は、膝に痛みや違和感を感じなくなるまで約3〜6カ月が目安です。 関節鏡視下手術は膝に2〜3か所の小さな切開を加え、内視鏡を挿入して関節内を映像で確認しながら処置します。 比較的軽度から中等度の変形性膝関節症に適応される手術です。関節内の半月板や軟骨の破片、増殖した滑膜を除去することで、痛みや炎症を軽減します。 切開が小さく身体への負担も少ないため、高齢者を含め幅広い年代の方に適応されます。 術後のリハビリテーション内容 関節鏡視下手術後のリハビリテーションの内容は、以下のとおりです。 痛みが出ない程度で他動運動による関節可動域の維持 患部以外の筋力トレーニング 少しずつ可動域を拡大 日常生活動作 術後すぐは炎症や痛みの管理を行い、自分の力を使わずに施術者が関節や筋肉を動かす他動運動を行い、他部位の筋力トレーニングをしながら患部は安静にします。 術後から中期にかけては、自分の筋力をできるだけ使わないトレーニングを行い、徐々に負荷をかけていくことが重要です。 高位脛骨骨切り術のリハビリ期間は約2カ月 高位脛骨骨切り術は、杖を使わず歩けるようになるまで退院後約2カ月かかります。 高位脛骨骨切り術(HTO)は、膝の変形や痛みを軽減するために、脛骨(すねの骨)を切り、角度を調整する手術です。 高位脛骨骨切り術は、比較的若く活動性が高い方で、膝関節の内側のみに変形があり、O脚変形が見られる場合に適応されます。 術後のリハビリテーション内容 高位脛骨骨切り術の術後のリハビリテーションの内容は以下のとおりです。 ベッドサイドでの膝の曲げ伸ばし 松葉杖を使用して歩行訓練 機械による関節可動域の拡大 筋力強化トレーニング 高位脛骨骨切り術のリハビリは、早い段階での関節可動域の訓練と筋力強化トレーニングを行うことが特徴です。 ただし、他のリハビリと同様、患部に負荷がかかるトレーニングは控え、理学療法士の指示のもと、リハビリを行いましょう。 変形性膝関節症の手術後の入院期間【治療法別】 変形性膝関節症の入院期間を手術方法ごとに紹介します。 手術 入院期間 人工関節置換術 2〜4週間 関節鏡視下手術 2〜3日 高位脛骨骨切り術 3〜4週間 入院期間を比較すると、手術時の切開が小さい関節鏡視下手術が最も短く、2〜3日で退院できます。 比較的に入院期間が長い高位脛骨骨切り術は、骨を切るため治癒に時間がかかり、入院期間は3〜4週間が目安です。 人工関節置換術の入院期間は、約2〜4週間かかります。 ただし、入院期間の長さだけで手術を選ぶのではなく、退院後も継続的なリハビリが必要であることを理解しておきましょう。 とくに高位脛骨骨切り術では、退院後も杖なしで歩けるようになるまで約2カ月かかるため、生活環境を整えておくことが重要です。 変形性膝関節症の手術せずに治療する再生医療とは 変形性膝関節症を根本的に治すには手術療法が一般的でしたが、近年では手術せずに根治を目指せる再生医療という選択肢があります。 再生医療は患者さまの細胞を採取・培養して注射する治療法で、損傷した関節軟骨の再生・修復を促す医療技術です。 患者さま自身の細胞を利用するため、拒絶反応やアレルギー反応といったリスクが低い点も特徴です。 https://youtu.be/pbbZYWUpFqg?si=NOFcvM6hXfw4gU26 以下のページでは、当院リペアセルクリニックの再生医療で変形性膝関節症を治療した症例を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。 >変形性膝関節症に対する再生医療の症例はこちら 変形性膝関節症のリハビリ期間に関するよくある質問 変形性膝関節症のリハビリ期間について、よくある質問を紹介します。 変形性膝関節症の手術後の生活における注意点は? 膝の手術後にリハビリをしないとどうなる? 変形性膝関節症の手術後に仕事復帰できるのはいつ? 手術後の日常生活における注意点やリハビリに関する質問などがありますので、参考にしてください。 変形性膝関節症の手術後の生活における注意点は? 変形性膝関節症の手術後は、膝に過度な負担をかけないよう、激しい運動を行わずにリハビリを継続することが重要です。 日常生活での主な注意点は、以下のとおりです。 正座や低い椅子の使用を避ける トイレは和式ではなく洋式を使用する 小さな傷など感染症の予防 肥満予防など体重の管理 痛みのない範囲内でのリハビリの継続 正座や低い椅子の使用や、和式トイレなどは膝への負担が大きいため、避ける必要があります。 また、感染症の予防や体重管理にも注意し、理学療法士の指導のもと、リハビリを継続しましょう。 膝の手術後にリハビリをしないとどうなる? 膝の手術後にリハビリをしない場合、筋力が低下し、関節の可動域が硬くなることで日常生活に支障をきたす可能性があります。 手術後は理学療法士の指導のもと、膝への負担が少ない筋力トレーニングや関節の可動域を回復させるリハビリが必要です。 リハビリをしない場合は、回復する機会を失い、回復が遅れた場合はリハビリの効果もなくなってしまうため注意しましょう。 変形性膝関節症の手術後に仕事復帰できるのはいつ? 変形性膝関節症の手術後は、安静にしておく必要がありますが、デスクワークなど膝への負担が少ない仕事は比較的早い段階で復帰できることもあります。 立ち仕事や力仕事は膝への負担が大きいため、復帰するには医師の判断が必要です。 復帰時期については、手術後の膝の状態など個人差があるため、必ず医療機関に相談して決めましょう。 変形性膝関節症の手術後のリハビリ期間は約1〜6カ月が目安 変形性膝関節症のリハビリ期間は、以下のように手術によって異なります。 手術 リハビリ期間 人工関節置換術 約1カ月 関節鏡視下手術 約3〜6カ月 高位脛骨骨切り術 約2カ月 個人差はありますが、変形性膝関節症の手術後、違和感なく日常生活を送れるようになるには2〜3カ月以上かかるケースが多いです。 いずれの手術も回復に時間がかかるため、症状が軽いうちに早期治療を行うことが重要です。 また、入院や長期間のリハビリを避けたい方は、手術せずに根治を目指せる再生医療も選択肢となります。 当院「リペアセルクリニック」では、変形性膝関節症に対して再生医療を提供しております。 変形性膝関節症の治療法でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨が加齢などによってすり減り、痛みや動きにくさが生じる病気で、中高年の方に多く見られます。 進行すると歩行や階段の昇り降りが困難になり、日常生活に大きな支障をきたします。 膝の痛みや不安定さに悩んでいる方の中には「サポーターは本当に効果があるのだろうか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。 この記事では、変形性膝関節症におけるサポーターの効果や正しい選び方、使用時の注意点を解説します。 サポーターは痛みの軽減や膝の安定に役立ちますが、正しく使わなければ効果を得られません。 膝の痛みで悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは「手術なしで根本的な改善が期待できる」再生医療に関する情報をLINEで発信しております。 痛みの軽減だけでなく根本的な治療を目指したい方に向けて、変形性膝関節症に関する改善症例も紹介しておりますので、ぜひ登録してください。 変形性膝関節症の膝サポーターに期待できる効果 変形性膝関節症に対してサポーターを使用することで、症状の緩和や日常生活の質の向上につながります。 サポーターに期待できる主な効果として以下の3つがあります。 膝の痛みの緩和 膝の冷え防止 膝関節の安定 これらの効果を理解して、サポーターをより効果的に活用しましょう。 膝の痛みの緩和 サポーターを装着することで、触圧覚という皮膚への刺激によって痛みを感じにくくする効果が期待できます。 触圧覚とは、皮膚に何かが触れたり圧力が加わったりしたときに感じる感覚のことで、痛覚よりも早く脳に伝わるとされています。 変形性膝関節症で歩行時に痛みを感じる方は、サポーターで触圧覚を刺激することで痛覚の反応を遅らせ、痛みを感じにくくなることが期待されます。 ただし、強く圧迫しすぎると血行不良を起こす可能性があるので、きつくない程度に装着しましょう。 膝の冷え防止 変形性膝関節症の痛みには、保温が大切です。 膝が冷えると血管が収縮して血流が悪くなり、膝の筋肉が硬くなります。 この状態で動かすと筋肉に負担がかかり、痛みを感じやすくなります。 とくに寒い時期の冷えは、膝の痛みの原因になりやすいです。 サポーターで膝を覆うことで冷えを防止しましょう。 膝関節の安定 変形性膝関節症は進行する過程で軟骨がすり減り、膝関節の安定性が低下します。 サポーターで膝をしっかり固定することで筋肉の代わりとなり、安定した歩行が可能になります。 また、膝関節が安定することで膝にかかる負担も軽減され、変形性膝関節症の進行の抑制にも効果的です。 重要なのは、サポーターによって痛みをコントロールしつつ、筋力向上のためのリハビリや運動療法を併用することです。 変形性膝関節症で使用する膝サポーターの正しい選び方 変形性膝関節症に対してサポーターを使用する際は、自分の症状や用途に合ったものを選ぶことが重要です。 選び方のポイントとして以下の2つがあります。 用途に合ったサポーターを選ぶ 自分に合ったサイズを選ぶ これらのポイントを押さえて、サポーターの効果を最大限に生かしましょう。 用途に合ったサポーターを選ぶ サポーターにはさまざまな種類があり、症状の程度や使用場面によって適したタイプが異なります。 以下を参考に、自分の症状や生活スタイルに合ったサポーターを選びましょう。 症状の程度 おすすめのサポータータイプ 軽度の症状 筒型(スリーブタイプ)のソフトタイプサポーター。 装着が簡単で動きやすく、日常の歩行サポートや予防的使用に最適。 中度の症状 ベルト調整式の中程度固定タイプ。 部位ごとに締め具合を調整できるため、階段昇降や通勤時など負荷のかかる動作の補助に向いている。 重度の症状 ヒンジ付きタイプや医療用サポーター。 金属や樹脂製の支柱で膝の横ぶれやぐらつきを制御し、膝関節の安定化と転倒防止に効果的。 重度の症状の方に向いている医療用サポーターは、医師の診断に基づいて選ばれ、保険適用となる場合もあります。 症状が中程度以上の場合や、どのサポーターを選べば良いか迷う場合は、自己判断せずに整形外科医や理学療法士に相談することをおすすめします。 変形性膝関節症の要因や予防法について興味がある方は、以下の記事もご覧ください。 自分に合ったサイズを選ぶ サポーターのサイズが合っていないと、膝を正しく支えられず、かえって痛みや違和感を生じることがあります。 以下の点を意識してサポーターを選びましょう。 メーカーのサイズ表に従い、実寸値と照合して選ぶ 締め付けすぎず、ずれにくい製品を選ぶ 試着できる場合は実際に装着してフィット感を確認する サイズ選びでは、必ず説明書やパッケージ、ウェブサイト等で測定方法を確認し、正確に測定しましょう。 S/M/Lといった表記だけでなく、実寸値を測ってメーカーのサイズ表と照合することが大切です。 通販で購入する場合は、返品・交換が可能かどうかを事前に確認しておくと安心です。 変形性膝関節症で膝サポーターを使用するときの注意点 サポーターは適切に使用すれば膝の負担軽減や痛みの緩和に役立ちますが、間違った使い方をするとかえって症状を悪化させる可能性があります。 注意すべき点として以下の3つがあります。 適切な使用時間を守る サイズが合わないサポーターは装着しない 変形性膝関節症が治るわけではない これらの注意点を理解して、サポーターを正しく活用しましょう。 適切な使用時間を守る サポーターはつけっぱなしではなく、必要な場面で適切に使うことが効果を引き出すポイントです。 長時間の連続使用は筋力低下や血流障害を引き起こす可能性があるため、1日2~6時間程度に留めましょう。 装着のタイミングは、朝の歩き始めやリハビリ時など歩行を伴うとき、痛みが強い日や天候によって関節痛が悪化するときにおすすめです。 また、長時間使用する場合はこまめに着脱し、肌や関節の状態を確認しましょう。 就寝中の装着は避けるのが原則です。 サイズが合わないサポーターは装着しない サイズが合わないサポーターを使用すると、期待する効果が得られないだけでなく、健康被害を引き起こす可能性があります。 きつすぎるサポーターは血流を悪化させ、緩すぎるサポーターはズレやすく十分な固定効果が得られません。 また、装着時に違和感や痛みがある場合は、無理に使い続けず使用を中止しましょう。 サポーターは使用を重ねると伸びて緩くなるので、定期的にフィット感を確認し、必要に応じて買い替えることが大切です。 変形性膝関節症が治るわけではない サポーターは変形性膝関節症の痛みを緩和し、日常生活を支える補助具ですが、膝関節の損傷や軟骨の摩耗そのものを修復・治療するものではありません。 変形性膝関節症は軟骨が徐々に摩耗し、骨同士が接触することで、痛みや炎症を引き起こす病気です。 根本的な治療には手術や再生治療などの医療的処置と、関節への負担を軽減するための筋力トレーニングやリハビリなどの生活改善が必要です。 サポーターは痛みを軽減し膝を安定させることで、リハビリなどの「運動療法」を、より安全かつ効果的に実践できるようサポートしてくれます。 サポーターだけに過度な期待をせず、その役割を理解した上で、運動療法や生活習慣の改善といった根本的な取り組みと合わせて活用しましょう。 変形性膝関節症が末期まで進行するとどうなるのか、興味がある方は以下の記事もご覧ください。 変形性膝関節症の膝サポーターによくある質問 変形性膝関節症のサポーターに関してよくある質問について回答します。 変形性膝関節症のサポーターは高齢者でも使える? サポーターはつけっぱなしで良い? 疑問を解消して、サポーターを正しく活用しましょう。 変形性膝関節症のサポーターは高齢者でも使える? 変形性膝関節症のサポーターは高齢者でも使用できます。 むしろ、変形性膝関節症は加齢によって発症しやすい病気のため、高齢の方にこそサポーターの活用をおすすめします。 高齢者の場合、筋力低下や関節の不安定さが顕著になりやすいため、サポーターによって膝を安定させることで転倒予防にもつながります。 ただし、高齢者は皮膚が弱くなっていることが多いので、長時間の装着による皮膚トラブルに注意が必要です。 装着時間を守り、こまめに着脱して肌の状態を確認しましょう。 サポーターはつけっぱなしで良い? サポーターはつけっぱなしにせず、必要な場面で適切に使用することが大切です。 一日中装着し続けると、筋力低下や血行不良を引き起こす可能性があります。 また、サポーターを常時使用していると、膝周囲の筋肉を使用する機会が減少し、結果的に筋力低下につながります。 筋肉の衰えは関節の安定性をさらに損ない、症状を進行させる要因になるため、サポーターのつけっぱなしは推奨できません。 睡眠時もサポーターの使用は控えましょう。 変形性膝関節症はサポーターでは治らない!適切な治療を受けよう 変形性膝関節症に対してサポーターを使用することで、痛みの緩和や膝関節の安定化、冷え防止といった効果が期待できます。 サポーターは症状の程度や用途に応じて適切なタイプを選び、正しいサイズで装着することが重要です。 ただし、サポーターは症状を和らげる対症療法の一環であり、すり減った軟骨を修復する根本的な治療法ではありません。 対症療法だけでなく根本的な治療を行い回復に専念したい場合、再生医療という選択肢をご検討ください。 当院「リペアセルクリニック」では、再生医療を活用して変形性膝関節症の治療に専念できる環境が整っています。 以下の動画では、10年以上も膝の痛みに悩まされていた方が再生医療を受け、症状が改善した方の症例を紹介しております。ぜひご覧ください。 変形性膝関節症に対する当院の再生医療の症例は、こちらからもご確認いただけます。
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
「膝に水は何cc溜まる?」「膝の水の正体は?」と、疑問に感じている方はいませんか。 膝の水の正体は、過剰に生成された関節液です。 膝に炎症が起こると、通常は数ccである関節液が30cc以上に増える場合があるため、注意が必要です。 本記事では、膝に水が溜まる原因について、詳しく解説します。 膝に痛みや腫れなどの症状がみられる際は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。 膝に水は何cc溜まる? 膝には、常に水が1~3cc程度溜まっていますが、炎症によって30cc以上に増える場合があります。 膝の水は、関節液と呼ばれ、以下の役割を担っています。 軟骨へ酸素や栄養を供給する 強い衝撃や圧力から骨を守る 関節の滑らかさを維持し摩擦力を小さくする 免疫グロブリンや白血球により細菌を排除する 健康な人の場合、関節液は、関節内にある滑膜と呼ばれる部分で生成・吸収が行われ、量が一定に保たれています。 関節液が過剰になると、変形性膝関節症や半月板損傷などの疾患により膝に炎症が起こっていることが考えられるため、早めに医療機関を受診しましょう。 膝に水が溜まる原因については、以下の記事でも詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 膝に水が溜まったときの症状 膝に水が溜まったときは、以下の症状がみられます。 膝全体が腫れる 膝関節の可動域が狭くなる 膝の違和感や軽い痛み 膝に違和感を覚えた際は、症状が悪化する前に対処することが大切です。 膝全体が腫れる 膝に水が溜まった際の症状に、膝全体の腫れがあります。 関節液の生成量が吸収量を上回ると、膝が腫れてぶよぶよとした状態になります。 膝全体が熱感を持っている場合は、炎症反応を抑えるために、水を抜く治療や薬物療法で治療を行うことが大切です。 膝関節の可動域が狭くなる 膝に水が溜まると、膝関節の可動域が狭くなる症状が現れる可能性があります。 関節液が過剰に増えることで膝を曲げるスペースが狭くなり、膝を大きく曲げたり完全に伸ばす動作が難しくなります。 また、膝の腫れによって膝関節の動きを妨げるケースも考えられます。 膝をかばって歩いたりすると、膝への負担を軽減できるメリットがありますが、筋力バランスが崩れるリスクもあります。 膝関節の可動域が狭くならないように、医師や理学療法士などの専門家に、適切な動かし方を確認しましょう。 膝の違和感や軽い痛み 膝に水が溜まった直後は、膝の違和感や軽い痛みなどの症状が出る場合があります。 膝蓋骨(膝のお皿)が浮いている感じや歩行時に困難感があるときは、膝に炎症が起こっている可能性があります。 膝に少しでも違和感を覚えたら、早めに医療機関で原因を調べてもらいましょう。 膝に水が溜まる原因となる疾患 膝に水が溜まる原因となる疾患は、主に以下の3つです。 変形性膝関節症 半月板損傷 関節リウマチ 原因である疾患を治療すれば、膝に水が溜まる症状が収まる可能性があります。 膝に痛みや違和感があるときは、症状が悪化する前に医療機関を受診し、原因を調べましょう。 変形性膝関節症 膝に水が溜まる疾患の1つに、変形性膝関節症があります。 変形性膝関節症は、以下の原因によって、膝の軟骨がすり減る疾患です。 加齢 肥満 遺伝的要因 オーバーユース(使いすぎ) 骨折や靭帯損傷などの外傷 炎症が起こっている軟骨に大きな負担をかけると、さらに軟骨がすり減り、症状が悪化する恐れがあります。 変形性膝関節症の末期には、膝の曲げ伸ばしが困難になったり膝が変形したりするため、早期治療が大切です。 以下の記事では、変形性膝関節症のステージ別の症状について、詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 半月板損傷 膝に水が溜まる原因に、半月板損傷があります。 半月板損傷は、膝への大きな負担や日常生活での無理な動作が原因で起こるスポーツ外傷で、以下の症状がみられます。 膝の痛みや腫れ 膝に水や血液が溜まる 膝を動かした際の引っかかり感(キャッチング) 膝の曲げ伸ばしができない(ロッキング) 症状が進むと、膝の曲げ伸ばしができなくなる「ロッキング」の状態になり、歩行が困難になる可能性があります。 膝が腫れる理由が関節液ではなく、血液の場合もあるため注意が必要です。 半月板損傷か判断する際は、以下の記事のチェックポイントを参考にしてください。 関節リウマチ 関節リウマチは、膝に水が溜まる原因となる疾患です。 免疫異常によって関節に炎症が起こる関節リウマチは、膝以外の部位でも症状がみられる場合があります。 関節リウマチの主な症状は、以下のとおりです。 関節の痛み 関節の腫れ こわばり(曲げにくさ) 関節の変形 微熱 指や手首などの小さな関節で症状がみられたり、同時に複数の部位で症状がみられたりする場合が多い疾患です。 関節リウマチの治療法については、以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。 膝の水を抜くときの注意点 膝の水を抜くときの注意点は、以下の2つです。 膝に負担がかかる動作を避ける 原因を治療しないと再び水が溜まる可能性がある 医療機関で膝に水が溜まっている原因を確認し、膝に負担のかかる日常生活動作に注意して過ごしましょう。 膝に負担がかかる動作を避ける 膝の水を抜くときは、膝に負担がかかる動作を避けることが大切です。 膝に負担がかかると、再度炎症が起こり、繰り返し水が溜まる可能性があります。 水を抜いた後の日常生活では、以下の動作に注意して、膝の負担を軽減しましょう。 できるだけ階段を使わない 歩きすぎない 激しい運動を行わない 膝の水を抜く処置を受けたあとは、とくに運動制限がありません。 しかし、無理に膝を動かすことで、炎症反応が強くなる場合もあるため注意しましょう。 原因を治療しないと再び水が溜まる可能性がある 膝に水が溜まる症状は、原因を治療しないと、再び起こる可能性があります。 関節液の過剰貯留を繰り返している場合は、変形性膝関節症や関節リウマチなどの疾患が隠れているケースもあります。 膝の痛みや違和感がある際は、早めに医療機関で検査をして、疾患にあった治療を受けましょう。 【まとめ】膝に水が溜まる症状が続いている場合は医療機関を受診しよう 通常時2~3ccである関節液は、膝に炎症が起こることで30cc以上に増える場合があります。 膝に水が溜まると、痛みや腫れがみられたり可動域が狭まったりして日常生活に支障が出る可能性があるため、早めの対処が重要です。 膝に水が溜まる症状が続いている場合は、症状が悪化する前に医療機関を受診し原因を調べましょう。 関節液が多く溜まる原因が、変形性膝関節症や半月板損傷などであるときは、再生医療による治療も1つの選択肢です。 再生医療とは、患者様自身の細胞を利用して、損傷した軟骨を修復・再生し、痛み症状の改善が期待できる治療法です。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら 「膝の水」でお困りの方は、当院(リペアセルクリニック)の再生医療による治療をご検討ください。
2019.05.08 -
- 変形性膝関節症
- ひざ関節
「半月板損傷を手術しないとどうなる?」 「手術せずに治す方法はある?」 半月板損傷による痛みにお悩みの方の中には、上記のような疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 手術せずに放置してしまうと、痛みの悪化や膝が急に動かなくなるロッキングなどの症状が見られ、日常生活に支障をきたす可能性があります。 本記事では、半月板損傷を手術しないとどうなるのか、手術せずに治す方法はあるのかについて詳しく解説します。 手術を避けたい方や入院時間を確保できない方に向けて、手術をしない再生医療についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、半月板損傷に対する再生医療の治療法や症例を配信しています。 「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ公式LINEもチェックしてみてください。 半月板損傷を手術しないとどうなる?放置するリスク 半月板損傷と診断された際、多くの方が「できれば手術はしたくない」と考えるかもしれません。 しかし、半月板は血流が乏しい組織のため自然治癒が難しく、手術をせずに放置するとさまざまなリスクを伴います。 膝の痛みが悪化する ロッキング現象が生じる 膝に水が溜まる(関節水腫) 変形性膝関節症に進行する可能性がある 日常生活に支障が出る 症状の悪化や、将来的な膝の健康のために、どのようなリスクがあるのか理解しておきましょう。 膝の痛みが悪化する 半月板損傷を手術せずに放置していると、初期の痛みが徐々に悪化していきます。 痛みの悪化に伴う主な症状 安静時にも痛みを感じる 階段昇降や方向転換時の鋭痛 膝の曲げ伸ばしでの異常音 ロッキングによる突然の激痛 はじめは運動中や特定の動作のときだけ感じていた痛みが、安静にしていても続くようになります。 これは、損傷部分が関節を動かすたびに刺激され、慢性的な炎症を引き起こすためです。 痛みの悪化は、膝関節の状態がさらに悪くなっているサインなので、早めに適切な治療を受けることが進行を防ぐ鍵となります。 ロッキング現象が生じる 事故などによって半月板が断裂すると、急に膝関節が動かなくなってしまうロッキング現象を引き起こす場合があります。 ロッキング現象は半月板損傷が原因になるケースが多く、損傷した組織が膝関節の内部に残った場合、以下のような症状が現れます。 膝の曲げ伸ばしに力が入らない 膝の曲げ伸ばしに引っかかりを感じる 膝の部分が腫れる 膝関節に痛みが生じる 半月板には膝から上の体重がかかるため、加齢とともに繊維がほつれたりする「ささくれ状態」が進行し、激しい痛みを伴うケースもあります。 ロッキング現象を自覚したときは医師の診断を受け、早めに治療を開始することが重要です。 レントゲンには骨しか映らないため、受診する際は MRI検査ができる病院を事前に調べてから受診をしましょう。 以下の記事では膝のロッキング現象について、原因や自分で治す方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。 膝に水が溜まる(関節水腫) 関節水腫(かんせつすいしゅ)とは、膝の関節部分に関節液(体液)が溜まる症状です。 各部分の関節液は一定量にコントロールされていますが、必要以上に溜まった場合、以下の症状を引き起こす場合があります。 膝蓋骨(膝の皿)が浮き上がっている感覚がある 膝関節の可動域に制限がかかり、曲げ伸ばしが難しくなる 膝関節に腫れや痛みが生じる 膝をひねると激しく痛む 関節水腫の主な原因は、軟骨のすり減りや関節リウマチ、半月板損傷などが挙げられます。 症状の初期段階は水抜きやヒアルロン酸注射、ストレッチなどの治療を行います。 一方で変形性膝関節症などが進行し症状が悪化すると、他の治療法で改善が見られない場合には人工関節への置き換え手術が必要になる場合も。 症状によっては歩行が困難になるため、関節水腫が疑われるときは早めに病院の診察を受けることが重要です。 変形性膝関節症に進行する可能性がある 変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨が徐々にすり減って骨が変形していく症状です。 主な原因として、加齢や膝関節への強い負荷、半月板損傷などが挙げられます。 【変形性膝関節症の進行に伴う症状】 歩行時に強い痛みが生じる 骨の変形により膝をまっすぐ伸ばせない 膝関節に関節液が溜まる 初期段階は歩行時に痛みを感じる程度ですが、症状が悪化すると膝の曲げ伸ばしに激痛が伴います。 階段の昇降や、正座・あぐらなどの姿勢も困難になるため、日常生活を苦痛に感じるケースもあります。 変形性膝関節症が末期症状になると常に膝の痛みを感じてしまい、熟睡できないなどのリスクが生じる場合も。 人工関節に置き換えると痛みを解消できますが、膝の曲げ伸ばしが制限されるため、初期段階の治療が改善への鍵となります。 日常生活に支障が出る 膝の痛みが悪化し、ロッキングや関節水腫といった症状が見られると、これまで当たり前にできていた日常生活の動作も困難になります。 膝の不安定感は活動範囲を狭め、生活の質(QOL)を大きく低下させる可能性があります。 日常生活における具体的な支障 階段昇降や長距離歩行の困難 立ち座り動作での強い痛み 仕事や家事などへの悪影響 不安定感による転倒リスクの増加 症状が進行すると、杖が必要になったり、外出自体が億劫になったりすることもあります。 自立した生活を長く続けるためにも、症状が軽いうちに治療を開始することが重要です。 軽度の半月板損傷は保存療法による治療が優先される 半月板を損傷した場合でも、症状が軽度であれば、まずは手術をしない「保存療法」が優先されます。 保存療法の目的は、薬や物理的なアプローチで痛みや炎症を抑え、膝関節の機能を改善させることです。 半月板自体は血流が乏しく自然治癒しにくい組織ですが、適切な保存療法を組み合わせることで、日常生活に支障のないレベルまで改善できるケースは少なくありません。 本章では、保存治療の種類とメリット・デメリットを解説します。 薬物療法 物理療法 装具療法 理学療法 保存療法のメリット・デメリット それぞれの治療法がどのような役割を持つのか見ていきましょう。 薬物療法 薬物療法は、半月板損傷によって生じている痛みや炎症を和らげることを主な目的とします。 痛みや炎症をコントロールすることで、その後のリハビリテーションにスムーズに取り組めるようにする重要な治療です。 ただし、薬物療法はあくまで症状を緩和する対症療法であり、損傷した半月板そのものを修復するものではありません。 用いられる主な薬物療法 消炎鎮痛薬の内服 湿布など外用薬の貼付 関節内へのヒアルロン酸注射 特にヒアルロン酸注射は関節の潤滑油としての役割を果たし、膝の動きを滑らかにすることで痛みの軽減が期待できます。 物理療法 物理療法は、熱・電気・冷却などの物理的なエネルギーを利用して、痛みの緩和や血行促進を図る補助的な治療法です。 理学療法士が症状に合わせて、リハビリテーションの効果を高める目的で実施します。 これにより、筋肉の緊張がほぐれ、関節の可動域が広がりやすくなるなど、運動療法の準備段階となります。 主な物理療法の種類 温熱療法による血行促進 電気刺激による痛みの緩和 炎症を抑えるための寒冷療法 例えば、炎症が強い急性期には寒冷療法を、慢性的な痛みやこわばりには温熱療法を選択するなど症状に応じて使い分けられます。 装具療法 装具療法は、サポーターや足底板(インソール)などを用いて膝関節への負担を物理的に軽減する治療法です。 特にO脚などで膝の内側に体重が偏ってかかっている場合、足底板で荷重のバランスを調整することで、損傷した半月板への局所的な負荷を減らす効果が期待できます。 また、サポーターは膝関節の不安定感を補助し、歩行時の安心感にもつながります。 主な装具の種類 膝の安定性を高めるサポーター 動きを固定・制限するニーブレース 荷重のバランスを調整する足底板 装具は、理学療法など他の治療と組み合わせることで効果を発揮します。 理学療法 理学療法は、保存療法の中心となる治療であり、運動を通じて膝関節の機能回復と再発予防を目指します。 半月板損傷によって低下した筋力や可動域を改善し、膝への負担が少ない正しい体の使い方を再学習することが目的です。 理学療法士が個別のプログラムを作成し、指導のもとで進めます。 理学療法の主な内容 関節の拘縮を防ぐ可動域訓練 膝周りを支える筋力トレーニング 歩行など動作のバランス訓練 特に太ももの筋肉(大腿四頭筋など)を鍛えることは、膝の安定性を高め、半月板への負担を減らすうえで不可欠です。 ご自宅で継続できる運動の指導も受け、根気よく取り組むことが改善への鍵となります。 保存療法のメリット・デメリット 半月板損傷を保存療法で治療する際は、以下のメリット・デメリットを把握しましょう。 項目 詳細 メリット 手術や入院が不要 変形性膝関節症への進行リスクを低減できる 治療による身体への負担が少ない 手術療法に比べて治療費が安い 仕事や日常生活への影響が少ない デメリット 半月板損傷が根本的に治るわけではない 重度の半月板損傷には効果がないケースもある 治療が長期化する可能性がある 装具に頼ると筋力が落ちる可能性がある 薬に耐性がつくと効果が薄れる 保存療法は手術せずに治療できるため、身体への負担が少ない点が特徴です。 適切な治療を受けることで、将来的な変形性膝関節症の進行リスクを低減できる点もメリットといえるでしょう。 しかし、症状の緩和や悪化を防ぐことが目的の治療のため、半月板損傷が根本的に治るわけではない点に注意が必要です。 保存療法を半年ほど継続しても症状が改善しない場合や重症度が高いときは手術療法も検討しましょう。 重度の半月板損傷は手術療法が必要になるケースが多い https://youtu.be/qH46jDFK9Mc?si=ZNOJQQHo8FQGXSkv 半月板損傷の程度が重い場合や保存療法で改善が見られない場合、手術が必要となるケースが多くなります。 手術が検討される主なケースは、以下のとおりです。 手術が検討される主なケース ロッキングが起きている 保存療法を続けても改善しない スポーツ活動への復帰を希望する 特に、膝が急に動かなくなる「ロッキング」症状が起きている場合は、手術が推奨されます。 上記のケースでは、痛みの原因を根本から取り除き、膝の機能を回復させるために手術が有効な選択肢です。 手術療法 半月板損傷の手術は、現在では体の負担が少ない関節鏡を用いた手術が主流です。 数ミリの小さな切開部からカメラと器具を挿入し、モニターで関節内を確認しながら損傷部分を処置します。 手術の方法は、主に以下の2種類です。 手術の種類 内容 半月板縫合術 断裂した半月板を特殊な糸で縫い合わせ、修復・温存を目指す手術 半月板切除術 損傷して治癒が見込めない部分のみを、最小限取り除く手術 どちらの手術を選択するかは、損傷の程度や年齢を総合的に考慮して決定されます。 基本的には、ご自身の半月板を残す縫合術が第一選択となるでしょう。 手術療法のメリット・デメリット 半月板損傷を手術で治療する際は、下のメリット・デメリットを把握しましょう。 項目 詳細 メリット 痛みの原因を直接取り除くことができる ロッキングなどの症状が改善する スポーツへの早期復帰が期待できる 縫合術によって半月板を温存できる デメリット 入院やリハビリ期間が必要 半月板切除後は将来の変形リスクがある 縫合術は再断裂の可能性がある 手術療法では、痛みの原因を直接取り除くことができ、早期のスポーツ復帰などが期待できます。 特に縫合術で半月板を温存できれば、長期的な膝の健康にもつながります。 一方で、手術には入院が必要となり、術後のリハビリにも一定の期間が必要です。 どちらの手術にもメリットとデメリットがあるため、専門医とよく相談し、ご自身のライフプランに合った治療法を選択しましょう。 半月板損傷を手術しないで治す「再生医療」について https://youtu.be/lSv3oWA6mdk?si=y_qFPhrdmfSPn_hH 半月板損傷の根治を目指す場合、従来の治療では手術以外の選択肢はありませんでしたが、近年の治療では再生医療が注目されています。 再生医療とは、患者さま自身の幹細胞を用いて、損傷した半月板を修復・再生させる医療技術のことです。 【再生医療のメリット】 手術や入院をせずに根治を目指せる 拒絶反応やアレルギー反応が起こりにくい 人工関節を避けて半月板損傷を治療できる 再生医療は手術を必要としないため、人工関節に置き換えなくても半月板損傷を治せる可能性があります。 また、治療には患者さま自身の細胞や血液を使用することで、拒絶反応やアレルギー反応などのリスクが少ないです。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、半月板損傷に対する再生医療の治療法や症例を配信しています。 「半月板損傷を手術せずに治したい」という方は、ぜひ公式LINEもチェックしてみてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 半月板損傷の手術に関するよくある質問 ここでは、半月板損傷についてよくある質問に回答していきます。 半月板損傷を早く治す方法は? 半月板損傷でやってはいけないことは? 正しい知識を身につけて、焦らず治療に臨みましょう。 半月板損傷を早く治す方法は? 半月板損傷を早く治すためには、正確な診断のもとで炎症を抑える初期治療と段階的なリハビリテーションが重要です。 早期回復のために不可欠な要素 MRIなどによる正確な診断 安静や冷却による初期の炎症抑制 装具などを活用した膝の保護 専門家による段階的なリハビリ 膝の状態に合わせた適切な治療を受けることが、結果的に半月板損傷を早く治すことにつながります。 保存療法で改善しない場合や重度の損傷では、手術療法が早期回復の選択肢として検討されるケースもあります。 半月板損傷でやってはいけないことは? 半月板を損傷した際に避けなければならないのは、痛みを我慢して膝に負担をかけ続けることです。 半月板損傷でやってはいけないこと 痛みを我慢しての運動や歩行 正座や深くしゃがみ込む動作 急な方向転換やジャンプ 自己流のストレッチや筋トレ 体重の増加 上記の行動は、半月板にさらなるダメージを与えたり、ロッキング(膝が動かなくなる現象)を引き起こしたりする可能性があります。 良かれと思った行動がかえって症状を悪化させ、回復を遅らせる原因になります。 自己判断で動かず、医師や理学療法士の指示に従いましょう。 半月板損傷は手術しないと悪化する可能性あり|早期治療が重要 半月板損傷を手術せずに放置した場合、痛みの悪化や膝が急に動かなくなるロッキング現象だけでなく、将来的に変形性膝関節症の発症リスクが高まります。 【半月板損傷を放置した場合のリスク】 膝の痛みが悪化する ロッキング現象が生じる 膝に水が溜まる(関節水腫) 変形性膝関節症に進行する可能性がある 日常生活に支障が出る 上記のリスクを理解したうえで、治療法を検討しましょう。 また、半月板損傷を手術せずに治療したい方は、先端医療である再生医療も選択肢の一つです。 再生医療とは、患者さま自身の幹細胞を用いて、損傷した半月板を修復・再生させる医療技術のことです。 「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。 また、以下の動画では実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、半月板損傷が改善された患者さまの症例を紹介していますので、併せて参考にしてください。 また当院(リペアセルクリニック)で半月板損傷に対して再生医療を受けられた患者様の症例は、こちらからもご覧いただけます。
2019.05.08 -
- ひざ関節
- 変形性膝関節症
「正座ができないほど膝が痛い原因は?」 正座ができないほど膝に痛みを感じると、日常生活にも大きな影響が出て悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、正座ができないときに考えられる疾患や、対処法について解説します。 日常生活の中で正座をする機会が多い方や、急に正座ができなくなるほど膝に痛みがある方は、ぜひ参考にしてください。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、突然の膝の痛みを改善できる可能性がある再生医療に関する情報を配信中です。 「正座できないほどの痛みを何とかしたい」「膝の痛みを早く治したい」という方は、ぜひご覧ください。 正座ができないほどの痛みの原因 正座をしたときに痛みを感じる場合、主に以下の原因が考えられます。 変形性膝関節症 変形性股関節症 靭帯損傷 加齢による関節機能や筋力の低下 肥満によって膝への負担が大きい 正座をしたときに限らず、正座をするとき以外にも膝や脚に痛みを感じる場合は、変形性膝関節症などの疾患の可能性があります。 以下では、それぞれの原因について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝の関節軟骨がすり減ってしまうことで、痛みと変形を引き起こす疾患です。 関節軟骨が摩耗してしまうと、体重がかかったときにクッション作用が機能しにくくなり、骨同士がぶつかることで強い痛みを感じます。 変形性膝関節症になりやすい人は、以下の通りです。 とくに中高年に多く見られ、症状が進むと膝を動かせる範囲が制限されていき、末期になると膝の変形が見られます。 膝をぶつけたり捻ったりしたわけでもないのに、正座をすると痛い、または正座ができない場合は変形性膝関節症が疑われます。 変形性股関節症 変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ってしまうことで、正座や歩行をするときに痛みを感じるようになる疾患です。 股関節の疾患ですが、股関節の痛みや変形によって、膝関節に負担がかかりやすくなり膝の痛みの原因となるケースがあります。 発症する原因によって、変形性股関節症は2種類に区分されています。 変形性股関節症の種類 原因 一次性変形股関節症 ・加齢 ・体重増加 ・肉体労働 ・過度な運動 二次性変形股関節症 ・寛骨臼形成不全 ・発育性股関節形成不全 上記の通り、一次性股関節症はなんらかの病気によって変形性股関節症になるわけではなく、加齢や体重の増加など、股関節に過度な負荷がかかり軟骨がすり減ることで炎症が起こります。 一方で、二次性股関節症は股関節の構造自体に異常が見られる場合や、股関節周辺に生じたケガなどが原因です。 靭帯損傷 正座ができないほど膝に痛みを感じる場合は、靭帯を損傷している可能性があります。 膝周辺には、以下の4つの靭帯が存在しています。 前十字靭帯 後十字靭帯 内側側副靭帯 外側側副靭帯 上記の4つの靭帯のうち、前十字靭帯と後十字靭帯は関節内にあり、内側側副靭帯は関節の内側、外側側副靭帯は外側にあります。 いずれかの靭帯を損傷している状態の場合、正座をすると膝の屈曲角度が鋭角になり、損傷している靭帯に牽引力がかかり痛みを感じます。 靭帯損傷によって膝が腫れている場合には、正座で膝を曲げると関節内の圧力が高まり痛みを感じる場合もあります。 加齢による関節機能や筋力の低下 加齢による関節機能や筋力の低下も正座ができなくなる原因の一つです。 若いときには問題なく正座ができていても、年齢を重ねるにつれて関節機能や足の筋肉量が低下し、正座をつらく感じるようになります。 また、関節機能や筋肉量が低下すると、身体を動かす運動や外出をするのも億劫に感じるようになり、運動不足がさらに症状を悪化させる可能性が高いです。 運動不足が続くと、さらに関節機能や筋肉量の低下が起こるため、結果的に正座がつらい症状がひどくなることが考えられます。 肥満によって膝への負担が大きい 正座ができなくなるほどの痛みを感じる原因には、肥満による膝への負担が挙げられます。 普段の生活の中で、身体の重みを膝が支えているため、肥満で体重が重いと膝にかかる負担が大きいです。 また、正座をしているときには、足に身体の重さがのしかかります。圧迫によって筋肉や神経に負担がかかるため、痛みやしびれが出て、正座を続けるのが難しくなるでしょう。 肥満は、正座が難しくなる直接の原因であるだけでなく、変形性膝関節症や変形性股関節症の原因にもなるため、注意が必要です。 正座ができないほど膝に痛みがあるときの対処法 膝が痛くて正座ができないときの対処法を紹介します。 膝への負担を避けて生活する 定期的に姿勢を変える 症状の悪化を防ぐためにも、早めの対処が大切です。 膝への負担を避けて生活する 正座ができないほど膝に痛みがあるときは、膝に負担をかけないように生活しましょう。 無理に正座をすると、骨や筋肉に大きな負荷がかかり、身体に歪みが生じることが可能性があります。 正座をしなければいけない状況の場合は、理由を説明して理解してもらい正座以外の座り方をしましょう。 定期的に姿勢を変える 長時間同じ姿勢を続けることや、動き出しの動作で痛みを感じるのは筋緊張が原因の可能性があるので、定期的に姿勢を変えましょう。 例えば、長時間椅子に座っていた後に正座をして痛みが出るなら、椅子に座っている段階から15分に1回は立つといった対策が必要です。 どのような体勢であっても、長時間同じ姿勢を続けるのは筋緊張を招くため、こまめに姿勢を変えるようにしてください。 また、長時間同じ姿勢でいると血流が悪化する可能性もあり、筋肉の炎症が起こる原因となります。 正座ができない膝の痛みを和らげる方法 正座ができないほど膝に痛みがあるときに、痛みを和らげる方法を紹介します。 膝を温めて血行を促進する 太ももやふくらはぎをストレッチする 運動習慣を身につける 膝を温めて血行を促進する 膝を温めて血行を促進すると、痛みを和らげる効果が期待できます。 逆に膝を冷やすと血流の低下によって筋肉が動きにくくなったり、痛みを感じやすくなるため、膝を冷やさないように注意しましょう。 太ももやふくらはぎをストレッチする 膝の痛みを和らげるには、膝に負担がかからない運動が大切で、太ももやふくらはぎのストレッチがおすすめです。 ストレッチは膝の痛みを和らげる効果が期待されますが、長時間続けるなど、無理をすると逆効果になりかねません。 無理のない範囲で毎日継続的に行いましょう。 運動習慣を身につける 運動習慣を身につけると、筋力や柔軟性の向上や体重管理に効果的です。 加齢によって筋肉の柔軟性が低下しやすくなりますが、定期的に運動をする習慣が身についていると、筋力や柔軟性を維持できます。 ウォーキングなどの膝への負担が少なく、自分のペースでできる運動から始めてみましょう。 場所も道具も必要なく、費用もかからないため今からでも始められます。 正座ができないほど膝に痛みがあるなら再生医療の選択肢も 正座ができないほどの膝の痛みにお困りの方には、「再生医療」による治療も選択肢の一つです。 再生医療とは、人間の持つ再生力を活用し、損傷した組織の再生・修復を図る医療技術のことです。 変形性膝関節症、変形性股関節症によって摩耗した関節軟骨の改善にも期待できる治療法として注目されています。 再生医療では、患者さまから採取した幹細胞を体外で培養し、規定量まで増殖した後に再び患者さまの身体に戻します。 患者さま自身の細胞を身体に戻すため、拒絶反応やアレルギー反応が起こりにくい治療方法です。 入院や手術が不要で、日常生活を送りながら治療できるため、幅広い方に適応な治療です。 正座ができないときは膝への負担を避けて生活しよう 正座ができない原因には、変形性膝関節症や靭帯損傷などが考えられます。 膝を温める、ストレッチをするなどの対処法で改善する場合もありますが、痛みが続く場合は早めに医療機関での受診が大切です。 また、正座をするときに痛みを早く治したい方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 当院リペアセルクリニックは、再生医療専門のクリニックで入院や手術不要で膝の痛みや正座ができない症状の緩和を目指します。 >当院の膝関節に対する再生医療の症例はこちら 公式LINEでは、再生医療に関する情報を配信しているので「膝の痛みを早く治したい」という方は、ぜひご覧ください。
2019.04.22 -
- 変形性膝関節症
膝を曲げると内側に痛みや違和感があったら、原因を特定したいとお悩みの方も多いのではないでしょうか。 膝の内側に痛みが出る場合、変形性膝関節症や鵞足炎などの疾患の可能性が考えられます。 放置すると痛みが慢性化したり、症状の悪化につながるため、違和感を覚えたら早期に対策を行うことが大切です。 この記事では、膝の内側に痛みが出る原因と自宅でできる対処法、放置するリスクについて解説します。 膝の痛みで悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは手術なしで痛みの改善が期待できる再生医療に関する情報を公式LINEで発信しております。 膝の痛みに対する治療の選択肢として、膝関節の症状に関する症例も紹介しておりますので、ぜひご登録ください。 膝の内側を曲げると痛い原因 膝の内側を曲げると痛い場合、さまざまな疾患や状態が考えられます。 主な原因として、以下の5つがあります。 鵞足炎(がそくえん) 変形性膝関節症 半月板損傷 内側側副靭帯損傷 その他に考えられる原因 これらの正しい知識を身につけて、適切な治療を選択しましょう。 鵞足炎(がそくえん) 膝の内側を曲げると痛い場合、膝の内側の腱が炎症している鵞足炎(がそくえん)の可能性があります。 主な症状は以下のとおりです。 膝の内側に鋭い痛みがある 階段の昇降時やしゃがむ動作でチクチクするような痛みを感じる 膝を曲げると痛みが強くなる 外傷ではなく膝の使いすぎが原因となる傾向があり、比較的若年層から中高年のスポーツ愛好者にも発症が見られます。 治療としては安静とアイシングによる炎症の抑制やテーピングによるサポートなど、保存療法が主流です。 鵞足炎を放置して自己判断で運動を続けると、炎症が悪化し慢性化する恐れもあるので、違和感を覚えたら早めに医療機関を受診しましょう。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで痛みや歩きにくさを生じる疾患です。 主に以下の症状があります。 立ち上がりや歩き始めに膝の内側が痛い 階段の昇降がつらい 膝の動きが悪い 膝を曲げると痛い とくに膝を曲げたときに痛みが出る場合、軟骨のすり減りによる炎症が進行している可能性があります。 治療としては運動療法や薬物療法などの保存療法が中心となり、症状に応じてヒアルロン酸注射や手術も選択肢となります。 放置すると症状が進行し安静時にも痛みが生じるようになるため、膝関節に違和感がある場合は早めに診察を受けることが大切です。 半月板損傷 膝の内側を曲げると痛い症状が急に現れた場合は、膝関節内のクッションである半月板の損傷の可能性があります。 主な症状は以下のとおりです。 膝の引っかかり感やロッキング(動かせない状態)が起こる 特定の角度で曲げると膝内側に鋭い痛みがある スポーツ中のひねり動作や加齢による変性が原因 半月板損傷は若い方でも起こりうる怪我であり、膝を特定の角度に曲げた時や体重がかかった時に鋭い痛みとして感じられることが多いのが特徴です。 放置すると症状が悪化したり、変形性膝関節症へ移行するリスクを高めたりする可能性もあります。 膝の違和感や痛みがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 内側側副靭帯損傷 膝の安定性を支える内側側副靭帯の損傷も、膝の内側を曲げると痛い原因の一つです。 以下の症状があります。 膝内側の圧痛や腫れがある 膝を曲げたり体重をかけたりするときに内側が痛む スポーツや事故で膝に外側からの強い力が加わった際に、内側側副靭帯が損傷することがあります。 治療をしないと症状の悪化や、変形性膝関節症へ移行するリスクを高める可能性もあるため、放置は厳禁です。 その他に考えられる原因 膝の内側を曲げると痛い場合、脛骨の疲労骨折や膝の内側への負担を増大させるO脚が原因の場合もあります。 とくに慢性的な痛みや繰り返す症状がある場合は、注意が必要です。 疾患、症状 主な原因、症状、影響 疲労骨折 【原因】 ランニングなど繰り返しの負荷による骨への微細なひびが入る 【症状】 運動中や運動後だけでなく安静時にも局所的な痛みや腫れ O脚(内反膝) 【原因】 姿勢や歩き方の癖が原因で両膝が外側に湾曲し、膝の間に隙間ができる 【影響】 変形性膝関節症や半月板損傷、鵞足炎のリスクを高める すねの内側に発生する疲労骨折は、初期には膝の内側に鈍い痛みを感じ、休息で軽快するものの運動を再開すると再び痛むのが特徴です。 ジャンプ動作や体重移動時にズキズキした深部の痛みがある場合は、疲労骨折を疑う必要があります。 O脚は膝の内側に持続的な圧力がかかる特徴があり、内側関節への負担が蓄積されることで、痛みや関節の変性を引き起こします。 O脚が進行すると、変形性膝関節症の発症リスクも高まるため、放置せず日頃の姿勢や歩き方の癖を見直すことが重要です。 膝の内側を曲げると痛いときの対処法【自宅でできる】 膝の内側に痛みを感じたとき、自宅でできる対処法を知っておくことで、症状の悪化を防げます。 痛みを緩和する方法として、以下の3つがあります。 患部をアイシングする 湿布を貼る サポーターやテーピングを活用する これらの対処法を理解して、適切に対処しましょう。 患部をアイシングする 膝の内側の痛みが急に生じた際に有効な対処法として、患部をアイシングして炎症を抑える方法があります。 冷却を行う際は、炎症が強い受傷直後から72時間以内が効果的で、炎症を抑えることによって腫れや痛みの軽減につながります。 冷やすのは1回15〜20分を目安に行い、凍傷リスクを避けるためタオルなどの布に包んで使用しましょう。 ただし、炎症が落ち着いている慢性化した痛みの場合は、冷やすのは逆効果になる可能性があります。 そのような場合は逆に温めた方が良い場合もあるので、症状に応じた対処が必要です。 湿布を貼る 膝の内側の痛みに腫れなどの炎症が見られる場合、湿布を貼るのも有効です。 湿布の主な効果として、湿布に含まれる消炎鎮痛成分による痛みと炎症の軽減が期待できます。 冷湿布には冷感がありますが、実際の冷却効果はないため、患部を冷やす目的であればアイシングの方が効果的です。 サポーターやテーピングを活用する 治療中やリハビリ中などにサポーターやテーピングを使用することで、痛みの緩和が期待できます。 サポーターには、膝が左右にブレたりグラついたりするのを防ぐ固定タイプや、血行不良からくる膝痛を防ぐための温めるタイプがあります。 サポーターで膝を固定すれば痛みは和らぎますが、あくまで膝の補助による一時的な効果です。 また、テーピングもサポーター同様、膝を固定することで痛みを緩和できます。 筋肉の働きを助ける作用があるため、膝関節のサポートにも有効です。 膝の内側を曲げたときの痛みを放置するリスク 膝の内側を曲げると痛い症状を放置してしまうと痛みが慢性化して日常生活に深刻な支障をきたす可能性があります。 放置することで考えられる主なリスクは、以下のとおりです。 症状の悪化と慢性化 関節変形の進行と機能障害 日常生活の質の低下(QOLの低下) 治療の長期化と手術リスクの増大 原因となっている疾患が進行し関節の変形が進むなど、様々なリスクが生じるため、早期の適切な対処が不可欠です。 痛みの原因が変形性膝関節症などである場合、放置すると軟骨のすり減りがさらに進み、骨の変形やO脚の悪化などが進行します。 膝の可動域に制限が生じ、歩行能力の低下や日常生活動作に支障をきたし、生活の質の低下につながるリスクもあります。 また、放置して症状が進行すると、治療が長期化したり手術を検討しなければいけない可能性が高まります。 上記のリスクを避けるために、膝の内側に痛みや違和感を覚えたら、早い段階で整形外科などの専門医を受診して正確な診断を受けることが重要です。 膝の内側を曲げたときの痛みを予防する方法 膝の内側の痛みを予防・再発防止するためには、膝関節への負担を日頃から軽減する生活習慣を心がけ、関節の柔軟性を保つことが重要です。 【予防・再発防止するための方法】 筋力トレーニングとストレッチで関節の柔軟性を保つ 膝関節への負担を日頃から軽減する生活習慣を心がける 下記では簡単にできるストレッチ方法や、日ごろ意識したい生活習慣について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。 膝周辺のストレッチを行う 膝の内側を曲げると痛い症状を予防・改善するためには、筋力の強化と柔軟性の維持が欠かせません。 大腿四頭筋やハムストリングスなど太ももの筋肉をターゲットにして、ストレッチを行うことで、膝関節の安定性を高めて動作時の痛みを軽減します。 【おすすめのストレッチ】 太もも前側のストレッチ 片足立ちで膝を曲げ、足首をつかんで伸ばす ハムストリングスのストレッチ 床に座って脚を前に伸ばし、つま先に手を伸ばす 股関節の開脚ストレッチ あぐらの姿勢で膝を地面に近づける 上記のストレッチを正しいフォームを意識しながら、無理のない範囲で継続して、関節の柔軟性を保ちましょう。 筋力トレーニングとストレッチは、痛みの再発防止だけでなく日常生活の動作をスムーズにし、関節を健康に保つ鍵となります。 膝に負担がかからない動作を身につける 膝の内側の痛みを防止するためには、日常生活の中で膝関節にかかる負担を少しでも減らす工夫を意識的に取り入れることが重要です。 特に膝の内側に負担がかかりやすい方は、生活の様々な場面で注意が必要です。 膝関節への負担を軽減するための具体的な生活習慣のポイントは以下の通りとなります。 生活習慣のポイント 工夫と注意点 座り方 床座りを避け、椅子中心の生活を意識する 体重管理 適正体重の維持を心がける 日常動作の工夫 ・立ち座り:支えを使いゆっくり行う ・階段昇降:手すりを使い一段ずつ昇り降りする ・荷物の持ち方:膝を曲げ腰を落とし、荷物を体に近づけて持つ 靴の選択 クッション性が高く安定した靴を選ぶ 長時間の同一姿勢を避ける 30分~1時間に一度は立ち上がったり、軽く膝を動かす 猫背やガニ股歩きなど、重心が片側に偏る姿勢は膝の内側に負荷を集中させるので、膝とつま先の向きを揃えることを意識して正しい姿勢を保ちましょう。 また靴の選択も重要で、底が硬くグリップ力のない靴は、膝にダイレクトな衝撃を与えます。 ウォーキングや日常用には、衝撃吸収性の高いスニーカーやインソールを活用しましょう。 生活習慣の見直しは、すぐに効果が現れるものではないかもしれませんが、長期的に見れば痛みを軽減し膝の健康寿命を延ばすために有効です。 できることから少しずつ取り入れ、無理なく継続していくことが大切です。 長引く膝の内側を曲げたときの痛みには再生医療も選択肢の一つ 膝の内側を曲げたときの痛みが長引く場合は、再生医療も治療の選択肢の一つです。 再生医療とは、自己の細胞や血液を利用して損傷した組織の修復・再生を促す医療技術で、手術に頼らずに関節の機能改善や痛みの軽減を目指します。 変形性膝関節症や半月板損傷、鵞足炎などによる膝の内側の痛みに対しても、再生医療が選択肢となります。 PRP(多血小板血漿)療法 血液から抽出した血小板成分を膝関節内に投与する治療法 幹細胞治療 脂肪組織などから採取した幹細胞を培養・投与する治療法 治療方法は注射や点滴のみで、日帰りで治療を受けられるため、手術や入院の必要がありません。 当院「リペアセルクリニック」では、患者さま一人ひとりの症状に合わせて治療方針を決定します。 丁寧なカウンセリングを行い、患者さまの目指す状態まで寄り添って治療していくので、膝の痛みでお悩みの方はぜひご相談ください。 ▼実際に当院で再生医療を受けた方のインタビュー動画 膝の内側を曲げると痛いときは早期に適切な治療を受けることが重要 膝の内側を曲げると痛い主な原因として、変形性膝関節症や鵞足炎、半月板損傷などが考えられます。 これらの疾患は、適切な対処をせずに放置してしまうと、症状が悪化・慢性化するリスクが高まるため早期の診断・治療が大切です。 主な治療法は保存療法や手術療法ですが、手術を避けたい場合は再生医療という選択肢もあります。 幹細胞や血液を利用する再生医療によって、膝の痛み解消につながる可能性があります。 膝の内側を曲げたときの痛みでお悩みの方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。 >膝関節に対する再生医療の症例はこちら
2019.04.08







