変形性膝関節症は若者でも発症するので注意が必要です
公開日: 2020.06.20更新日: 2024.11.19
目次
変形性膝関節症は若者でも発症する?
20代の人で膝に違和感やちょっとした痛みが生じた場合、「膝がちょっと気になるけど、まだ若いしそのうち自然と治るだろう」と放置する人も少なくないでしょう。
しかし、その膝の痛みや違和感は変形性膝関節症かもしれません。ここでは、20代で変形性膝関節症になる原因や予防方法について紹介します。
変形性膝関節症は20代で発症する人もいます
変形性膝関節症とは、軟骨が擦り減ることによって関節が炎症を起こしたり変形したりするものです。日本では、一般的に40代頃から発症する人が増えてきて、65代以上になると5人に1人くらいの割合で発症しています。
しかし、変形性膝関節症は20代であっても、生活環境や体質によっては発症することもあります。
軟骨は神経が通っておらず擦り減っただけでは痛みは生じないため、今はまだ痛みはないという人でも軟骨の擦り減りがどんどん進行している可能性もあります。
20代で変形性膝関節症になる主な原因
変形性膝関節症の主な原因は膝に大きな負担をかかることによる軟骨の擦り減りなので、20代の人でも普段の生活で膝に大きな負担をかけてしまうような行動をたくさんしている人は、発症しやすくなります。
膝に大きな負担をかける主な原因は肥満、O脚、ヒールなど高い靴を履く、激しいスポーツ、足を酷使する仕事などいろいろあります。
20代で変形性膝関節症を発症しないための予防方法
変形性膝関節症の症状を和らげたり進行を遅らせたりするためには、病院で治療を受けるだけでなく、日常生活で予防していくことも大切です。ここでは、日常生活でできる予防方法を紹介します。
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しかし、膝への負担のことを考えると衝撃を緩和する靴を選ぶことが大切です。女性の場合はハイヒールを履く機会をできるだけ減らすようにしましょう。また、厚めの中敷きを敷くのもおすすめです。
膝を温める
すでに変形性膝関節症によって痛みが生じている場合、膝を温めるのがおすすめです。膝温めると血行が良くなり筋肉も緩和させるため、痛みが出にくくなります。
衣類やサポーターなどを上手に活用して膝を冷やさないようにしましょう。
まとめ・変形性膝関節症は若者でも発症するので注意が必要です
20代で変形性膝関節症を発症する原因や予防方法について紹介しました。
変形性膝関節症の治療方法の一つに人工関節置換術がありますが、人工関節の耐久性は20年くらいと言われているので、20代の人の場合は、将来、人工関節の入れ替えを行わなければならなくなります。
近年では、手術以外の治療方法として再生医療という治療方法にも注目が集まっています。治療の選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。以上、変形性膝関節症は20代でも発症するのかについて記しました。
▼こちらも併せてご参照ください 膝の痛み、変形性膝関節症の再生医療・幹細胞治療
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