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シンスプリントの原因とは?痛みが起こる理由と予防法を解説

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公開日: 2026.06.30

「シンスプリントはなぜ起こるの?」と悩んでいませんか。

結論から言うと、シンスプリントはすねへの繰り返しの負荷が主な原因で起こるスポーツ障害です。

ただし、単なる運動のしすぎだけでなく、筋肉の柔軟性や身体の使い方も関係しています。

本記事では、シンスプリントの原因やなりやすい人の特徴、予防法、治療法を医師が解説します。

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シンスプリントは「すねへの繰り返しの負荷」が主な原因

シンスプリントは、ランニングやジャンプ動作の繰り返しですねに過度なストレスが加わることで発症します。

すねの骨を覆う骨膜や周囲の筋肉に炎症が起こり、内側にズキズキとした痛みが生じます。

とくに、運動量が急に増えた時期に発症しやすいのが特徴です。

新学期や大会前など、練習量が一気に増えるタイミングは注意が必要です。

シンスプリントの主な原因

シンスプリントは、複数の原因が重なって発症することがほとんどです。

単なる練習量の問題ではないことを、順番に見ていきましょう。

運動量の急な増加

最も多い原因が、運動量の急な増加によるオーバーユース(使いすぎ)です。

休んでいた人が急に走り込みを始めたり、練習量を一気に増やしたりすると、すねが負荷に耐えきれなくなります。

身体が新しい負荷に慣れる前に運動量を増やすと、炎症が起こりやすくなります。

筋肉の硬さ・柔軟性不足

ふくらはぎやすねの筋肉が硬いことも、シンスプリントの原因になります。

柔軟性が低いと、着地の衝撃を筋肉でうまく吸収できず、すねの骨膜に負担が集中します。

とくに後脛骨筋やヒラメ筋の硬さが、痛みに関係していると考えられています。

足のアーチやフォームの問題

扁平足や、着地時に足首が内側へ倒れ込むフォームの問題も原因の一つです。

足のアーチが崩れると衝撃が分散されにくく、すねに負担がかかりやすくなります。

合わないシューズや硬い路面での練習も、負担を大きくする要因です。

シンスプリントになりやすい人の特徴

シンスプリントは、走る機会の多い競技者に多くみられます。

  • 陸上・サッカー・バスケットボールなど走る競技をしている
  • 扁平足、または足のアーチが崩れている
  • ふくらはぎの筋力や柔軟性が不足している
  • 成長期の学生
  • 新しいシューズに変えたばかり

当てはまる項目が多い人は、練習量やケアに意識を向けることが大切です。

シンスプリントと疲労骨折の違い

シンスプリントと疲労骨折は、痛みの範囲に違いがあります。

シンスプリントはすねの内側の広い範囲が痛むのに対し、疲労骨折は一点に限局した強い痛みが出やすいのが特徴です。

疲労骨折は骨そのものにひびが入った状態で、シンスプリントとは段階が異なります。

痛みを我慢して運動を続けると、シンスプリントから疲労骨折へ進行する可能性があるため注意が必要です。

シンスプリントを改善する方法

改善の基本は、運動量の調整と患部の安静です。

  • 練習量を減らし、すねへの負担を軽くする
  • 運動後にアイシングで炎症を抑える
  • ふくらはぎや足首のストレッチを行う
  • 足に合ったインソールを活用する

痛みを我慢して練習を続けると、回復が長引きやすくなります。

つらいときは無理をせず、思い切って休む期間をつくることが早期改善につながります。

再発予防のためにできること

再発を防ぐには、身体の機能そのものを整えることが重要です。

ふくらはぎや足首の柔軟性を高め、着地の衝撃を吸収しやすい状態をつくりましょう。

あわせて下肢の筋力を強化し、ランニングフォームを見直すことも効果的です。

クッション性のあるシューズを選び、すり減ったら早めに買い替えることも予防につながります。

病院を受診したほうがよい症状

次のような症状があるときは、疲労骨折の可能性もあるため整形外科を受診しましょう。

  • 安静にしても痛みが改善しない
  • 歩くだけでもすねが痛い
  • すねの一点を押すと強く痛む
  • 練習を休んでも痛みが繰り返す

自己判断で練習を続けず、専門医に相談して正しく診断してもらうことが大切です。

まとめ|原因の把握が再発予防の鍵

シンスプリントは、すねへの繰り返しの負荷が主な原因で起こるスポーツ障害です。

ただし、運動のしすぎだけでなく、筋肉の柔軟性や足のアーチ、フォームの問題も関係しています。

だからこそ、自分がなぜ痛くなるのか原因を知ることが、再発予防の第一歩になります。

痛みを我慢して練習を続けると慢性化したり、疲労骨折に進行したりする恐れがあります。

違和感を覚えたら早めに運動量を調整し、必要に応じて整形外科を受診しましょう。

なお、保存療法を続けても改善しない場合や慢性化したスポーツ障害に対しては、損傷した組織の修復を促す再生医療が選択肢の一つとなることもあります。

長引く・繰り返すすねの痛みでお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEで情報を確認できます。

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設