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ばね指が重症化するまで放置するリスクを解説!症状についても紹介

ばね指が重症化するまで放置するリスクを解説!症状についても紹介
公開日: 2026.06.30

ばね指の引っかかりや痛みが強くなり、「これはもう重症なのではないか」と不安を感じていませんか。

指が曲がったまま伸びない、自力で戻せないといった段階まで進むと、保存療法だけでは改善が難しくなり、手術も視野に入ってきます。

ご自身の症状がどのくらい進行しているのかを正しく把握すれば、必要な対処や受診のタイミングを判断しやすくなります。

本記事では、ばね指の重症度の段階や重症化のサイン、放置したときのリスク、重症時の治療法までを解説しています。

まずは、ご自身のばね指がどの段階にあるのかを確認していきましょう。

保存療法や注射を続けても改善が見られない場合、再生医療も選択肢の一つになります。

再生医療とは、患者様ご自身の血液や細胞から取り出した成分を活用し、損傷した腱や腱鞘の組織修復を促す治療法です。

【こんな方は再生医療をご検討ください】

  • 保存療法やステロイド注射では改善が見られなくなってきた方
  • 手術はできるだけ避けたい方
  • ステロイド注射の副作用が心配な方
  • 手の機能をできるだけ早く取り戻したい方

再生医療については、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ばね指の重症度|自分はどの段階?

ばね指の進行度は、症状の重さによって主に4つのステージに分けられます。

ステージ 重症度 主な症状
ステージ1 初期

・指の付け根に軽い違和感や押したときの痛み(圧痛)がある

・朝のこわばりはあるが、日常生活への支障はほとんどない

ステージ2 中期

・曲げ伸ばしの際に「カクッ」としたひっかかり(ばね現象)を感じる

・腫れや痛みが目立ち始め、ボタンをかける・字を書くなどの細かい作業が不便になる

ステージ3 進行期

・ひっかかりと痛みが強くなる

・引っかかった指は自力で戻せるが、箸やペンを持つなどの動作に支障が出る

ステージ4 重症期

・指が曲がったままロックされ、もう片方の手で伸ばさないと動かせない

・強い痛みを伴い、家事や仕事など生活全般に制限が生じる

ご自身の症状が今どの段階にあるのかを把握することが、適切な治療法を選ぶ第一歩になります。

ステージ3から4へと進むと自力での改善が難しくなるため、早い段階でご自身の状態を見極めておきましょう。

ばね指の重症化を示すサイン

以下のようなサインが現れ始めたら、ばね指が重症化へ向かっている状態といえます

項目 詳細
指の動きが制限される

・曲げ伸ばしがスムーズにできず、朝だけでなく日中もこわばりが続くようになる

・炎症によって腱や腱鞘が厚くなることで、腱の動きが妨げられている状態

強いひっかかりが続く

・指を動かすたびに強い引っかかりを感じ、自力で伸ばす際に痛みや抵抗感を伴う

・症状が進行すると、反対の手で指を伸ばさなければならないこともある

関節が固まる感覚がある

・炎症が長期間続くことで、腱や関節周囲の組織が硬くなり、可動域が徐々に狭くなる

・進行すると、指を完全に曲げたり伸ばしたりできなくなる「拘縮」へ移行することもある

このような症状が現れた場合は、保存療法だけでは改善が難しくなることもあります。

日常生活への影響が大きくなる前に、早めに整形外科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

重症のばね指を放置するとどうなる?

重症のばね指を放置すると、指が動かなくなる関節拘縮や、手術が避けられない状態へ進むおそれがあります。

ここでは、重症のばね指を放置した場合に起こりうる4つのリスクを順に解説します。

ロック現象の常態化

ばね指が進行すると、曲げた指が引っかかったまま自力で戻せなくなる「ロッキング(ロック現象)」が頻発するようになります。

炎症によって腱鞘がさらに分厚く硬くなり、腱の通り道が極端に狭くなることが原因です。

戻すたびに反対の手で無理に指を伸ばす必要があり、その都度強い痛みを伴うようになります。

関節拘縮

ロック現象を放置して炎症が慢性化すると、関節が固まって動かせなくなる「関節拘縮(かんせつこうしゅく)」を招くおそれがあります。

腱や関節周囲の組織が癒着・硬化することで、指の曲げ伸ばしや、物を握る・開くといった基本動作が難しくなります。

さらに進むと関節が固まったまま元に戻りにくくなり、変形が残るリスクもあります。

手術の選択肢しかなくなる

重症化して腱や関節が硬直すると、保存療法では効果が得られにくくなり、手術を選ばざるを得なくなります。

初期から中等度であれば、指を固定する装具やステロイド注射といった保存療法で改善が見込めます。

しかし重症段階では、分厚くなった腱鞘を切り開く「腱鞘切開術」が必要になるケースが増えます。

他部位への悪影響

痛む指をかばい続けると、ほかの指や手首、腕、肩などにも不自然な負担がかかります。

手全体の握力が低下して作業効率が落ちるだけでなく、別の部位に新たな腱鞘炎や関節痛を引き起こすこともあります。

一カ所の不調が連鎖して全身の負担につながる前に、早めの対処を心がけましょう。

重症のばね指に対する治療法

重症のばね指には、保存療法や薬物療法に加え、理学療法や手術療法などが検討されます。

治療法 内容
保存療法・薬物療法

・患部を装具で固定して安静を保ちつつ、非ステロイド性の消炎鎮痛薬(内服薬・湿布)で炎症を抑える

・痛みが強い場合は腱鞘内へのステロイド注射を行うが、頻回の投与は腱を脆くするおそれがあるため回数に制限がある

理学療法 超音波や電気治療、専門家によるストレッチなどで血行を促し、組織の柔軟性を回復させる
手術療法(腱鞘切開術)

・局所麻酔のうえで腱鞘の一部を切開し、腱の通り道を広げる

・直視下で行う方法と、針状の器具を用いる経皮的手術があり、重症例で選ばれることが多い

それぞれにメリットと適応の目安があるため、症状の段階に合わせて医師と相談しながら選んでいきましょう。

重症化したばね指に対しては、再生医療も選択肢の一つ

手術は避けたい、ステロイド注射の副作用が心配という方には、再生医療も新たな選択肢になります。

再生医療は、患者様ご自身の血液や細胞から取り出した成分を用いて、損傷した腱や腱鞘の組織修復を促す治療法です。

メスを使わない注射による治療で、自己組織を用いるためアレルギーなどの副作用リスクが低い点が特徴で、根本的な機能回復を目指せます。

重症化したばね指でお悩みの方や手術以外の方法を探している方は、指が固まってしまう前に、ぜひ一度当院(リペアセルクリニック)にご相談ください。

\公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/公式LINE 画像

ばね指の重症化を防ぐためにも、早めの受診・治療を心がけよう

ばね指は、ステージが進むほど自力での改善が難しくなり、放置するとロック現象や関節拘縮が起こり、手術が必要になる可能性があります。

ご自身の症状がどの段階にあるかを把握し、保存療法で対応できるうちに適切な治療を始めることが、手の機能を守るために重要です。

強い引っかかりや痛み、こわばりが続く場合は放置せず、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。

また、「手術はできるだけ避けたい」「保存療法では改善がみられない」という方には、再生医療という選択肢もあります。

ばね指の症状でお悩みの方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設