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低周波治療器を使いすぎるとどうなる?主なリスクと効果的な使い方について解説

「肩こりや腰痛がつらくて、つい低周波治療器を長時間使ってしまう」「使えば使うほど効くと思っていたが、最近かえって痛みが増した気がする」と感じている方も多いのではないでしょうか。
低周波治療器は手軽に筋肉のコリや痛みを和らげる便利な機器ですが、使い方を誤ると皮膚トラブルや筋肉の損傷など思わぬリスクにつながります。
本記事では、低周波治療器を使いすぎるとどうなるのか、主なリスクと効果的な使い方、効かないときの原因まで詳しく解説します。
正しい知識を身につけて、低周波治療器を効果的に活用していきましょう。
また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、神経疾患や関節疾患による痛みの改善が期待できる「再生医療」に関する情報を配信しております。
痛みの原因によっては、低周波治療器で改善しない症状も改善できる可能性がありますので、併せてご覧ください。
目次
低周波治療器を使いすぎるとどうなる?主なリスク
低周波治療器の使いすぎによる主なリスクは、以下のとおりです。
以下で、それぞれのリスクについて詳しく見ていきましょう。
痛みを悪化させる可能性
低周波治療器を長時間または強い電流で使用すると、かえって痛みを悪化させる可能性があります。
電気刺激は本来、筋肉を適度に動かして血流を促進し、コリを和らげるためのものですが、刺激が強すぎたり長時間になったりすると、筋疲労につながってしまうためです。
マッサージを強くやりすぎた後の「揉み返し」と同じように、使用後にだるさや痛みが増すケースもあるため、強さと時間を調整しましょう。
かぶれ・やけどなどの皮膚トラブルにつながる
低周波治療器の使いすぎは、かぶれや低温やけどなどの皮膚トラブルを招くことがあります。
電極パッドを長時間同じ部位に貼り続けたり、繰り返し同じ場所に使用したりすると、皮膚が刺激を受け続けてダメージが蓄積するためです。
そのため、赤み・かゆみ・湿疹といった接触性皮膚炎が起こることがあります。
また、出力設定が強すぎたり、パッドの劣化・汚れで電流が一点に集中したりすると、低温やけどを引き起こす恐れもあるため注意が必要です。
体調不良や神経過敏を引き起こす
低周波治療器の使いすぎは、皮膚や筋肉だけでなく、全身の体調不良や神経過敏を引き起こすこともあります。
まれですが、使用中や使用後に、頭痛・吐き気・めまい・倦怠感といった全身症状が現れる場合があります。
また、治療後にもピリピリ・ビリビリとした不快な感覚が長く残ったり、皮膚感覚が一時的に過敏になったりするケースもあるため、違和感を覚えたらすぐに中止しましょう。
低周波治療器の使用中にトラブルが発生したらすぐに中止しよう
低周波治療器の使用中に異常を感じた場合は、自己判断で続けず、ただちに中止することが重要です。
違和感を放置すると、症状の悪化や慢性的なトラブルにつながる可能性があります。
具体的には、以下のような症状が出た場合は使用を中止し、機器を取り外して安静にしましょう。
【すぐに使用を中止すべきサイン】
- 皮膚に赤み・かゆみ・水ぶくれが出た
- 強い痛みや筋肉のけいれんが起きた
- めまい・頭痛・吐き気を感じた
- 動悸や息苦しさが出た
- 強い疲労感や倦怠感が続く
上記のような症状が数十分以上続いたり、休んでも改善せずに悪化する場合は、自己判断を避け、速やかに医師の診察を受けることが重要です。
特に心臓疾患や神経系の持病がある方は、軽い症状でも早めに医療機関へ相談しましょう。
低周波治療器の効果的な使い方
低周波治療器を効果的に使うためには、以下の2つのポイントを意識することが重要です。
以下で、意識すべきポイントについて詳しく見ていきましょう。
正しい位置に電極を貼り付ける
低周波治療器の効果を引き出すには、目的の筋肉に対して左右対称・正しい位置に電極を貼ることが基本です。
電極の位置がずれていると、刺激したい筋肉に電流が届かず、十分な効果が得られないだけでなく、不必要な部位を刺激してしまうリスクもあります。
肩こりであれば僧帽筋、腰痛であれば脊柱起立筋など、対象の筋肉を意識して貼り付けましょう。
パッドは肌にしっかりと密着させ、関節や骨の突起部、ケガをしている部位は避けるのが基本です。皮脂や汗が残っていると粘着力が弱まるため、貼る前に肌を清潔にしておきましょう。
弱設定・短時間から始める
低周波治療器は、弱い出力設定・短時間から使い始めるのが安全に使用するポイントです。
最初から強い刺激を入れると、筋肉や神経への負担が大きくなり、揉み返しや皮膚トラブルにつながる可能性があります。
使用時間は1回あたり10分〜15分程度、1日の合計使用時間は30分〜60分以内を目安にし、同じ場所への連続使用は避けましょう。
※使用時間は機種によって異なるため、取扱説明書に従ってください。
「もっと効かせたい」と感じても強さや時間を一気に増やすのは禁物です。心地よい刺激の範囲内で使うことが、長く活用するコツです。
低周波治療器は効果ない?効かないときの原因
低周波治療器を使っても効果を感じられない場合、機器そのものではなく、使い方や痛みの原因に問題がある可能性が考えられます。
本章では、低周波治療器が効かないと感じるときに考えられる3つの主な原因を解説します。
「低周波治療器が効かない」とお悩みの方は、ご自身に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
パッドが劣化している
低周波治療器が効きにくいと感じる原因として多いのが、電極パッドの劣化です。
パッドは消耗品であり、繰り返し使ううちに粘着力や導電性が落ちていきます。パッドの劣化が進むと皮膚との密着が不十分になり、電流が安定して伝わらなくなります。
その結果、刺激を感じにくくなったり、一部に電流が集中してピリピリと痛みを感じやすくなったりします。
表面が乾燥していたり、汚れや皮脂で黒ずんでいたりする場合は、取扱説明書の交換目安に従って新しいパッドへ交換しましょう。
貼り方や設定を誤っている
パッドが劣化していない場合でも、貼り方や設定が症状に合っていないと、十分な効果は得られない場合があります。
電極の位置・周波数・強さの3つは、症状に応じて適切に組み合わせることが大切です。
例えば、肩こり用のモードを腰に使ったり、ピンポイントで刺激したい場所からパッドがズレていたりすると、目的の筋肉に電流が届かず、効果を実感しにくくなります。
強さを上げれば効くというものでもなく、刺激が強すぎると筋肉が緊張して逆効果になることもあるため、取扱説明書の貼り付け図を確認しながら適切な設定を選びましょう。
痛みの原因が神経や関節疾患の可能性がある
低周波治療器を正しく使っても効かない場合、痛みの原因が筋肉ではなく、神経圧迫、関節疾患、炎症、内臓由来の関連痛である可能性があります。
主に筋肉や血流にアプローチする低周波治療器だけでは、神経の圧迫や関節の変形が原因の痛みには十分な効果が得られないことがあります。
椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などの神経圧迫や、変形性関節症、内臓疾患による関連痛などが背景にある場合は、低周波治療だけでは対応が難しいといえるでしょう。
長期間使っても痛みが取れない場合は、整形外科などで原因を特定することが重要です。
低周波治療器使いすぎに関するよくある質問
低周波治療器の使用頻度や危険性について、利用者から多く寄せられる疑問について回答します。
以下で、それぞれの疑問について詳しく見ていきましょう。
低周波治療器は毎日使っても大丈夫?
低周波治療器は、説明書の範囲内での正しい使い方を守れば、基本的に毎日使用しても問題ありません。
1回あたりの使用時間や強さの目安を守り、同じ部位ばかりに連続して使わなければ、日々のセルフケアとして取り入れることが可能です。
ただし、毎日使ううちに筋肉痛のような違和感やだるさ、皮膚の赤みなどが出てきた場合は、すぐに中止してください。
低周波治療器の危険性は?
低周波治療器は正しく使えば安全性の高い機器ですが、特定の人や状況では使用を避けるべき場合があります。
特に医用電気機器との併用や、特定の疾患を持つ方の使用には注意が必要です。
ペースメーカーなどの医用電気機器を装着している方は、電気刺激が誤作動を招くため使用禁忌です。
また、心臓疾患・妊娠中・悪性腫瘍・知覚障害がある方も、健康被害のリスクがあるため、使用前に必ず医師に相談しましょう。
低周波治療器が効かない痛みには「再生医療」をご検討ください
低周波治療器は、肩こり・腰痛などの慢性的な痛みを和らげる便利な機器ですが、使いすぎると痛みの悪化、皮膚トラブル、体調不良など、本来の目的とは逆のリスクを招く可能性があります。
安全かつ効果的に活用するためには、電極を正しい位置に貼り、弱い出力・短時間から始め、1日の合計使用時間を30分〜60分以内に抑えることが基本です。
また、長期間使っても症状が改善しない場合は、痛みの原因が筋肉ではなく、関節や神経そのものにある可能性も考えられます。
痛みの原因が、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などの神経圧迫や、変形性関節症などの関節疾患だった場合、再生医療による治療をご検討ください。
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した神経や関節の再生・修復を促す治療法です。
当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。
監修者
岩井 俊賢
Toshinobu Iwai
医師























