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膝がミシミシ鳴る原因と治し方とは?改善方法を解説

階段の上り下りや立ち上がるとき、膝がミシミシ鳴るのが気になり、「このまま悪化するのではないか」「変形性膝関節症の始まりなのか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
音だけでなく違和感や痛みも出始めていて、放っておいて大丈夫か心配されている方もいるかもしれません。
結論として、膝のミシミシ・ポキポキという音は痛みを伴わなければ必ずしも異常ではないものの、加齢や筋力低下、軟骨のすり減りが背景にあるケースも多く、痛みや腫れを伴う場合は変形性膝関節症など関節のトラブルが隠れている可能性があるとされています。
膝の負担を減らすセルフケア(筋トレ・ストレッチ・体重管理)を継続しつつ、痛みや腫れがある場合は整形外科で診断を受けることが、悪化を防ぐ何よりの第一歩です。
本記事では、膝のミシミシ音の原因、改善方法、やってはいけない行動、受診の目安、そして膝関節機能改善を目指す再生医療まで詳しく解説します。
膝は一生使う大切な関節です。早めの対策で快適な毎日を守りましょう。
なお、膝のトラブルが進行して慢性的な痛みや機能低下が見られる場合に対して、近年は標準治療やリハビリに加えて再生医療の研究が進められており、注目される選択肢の一つとなっています。
再生医療とは、患者さまご自身の脂肪組織から採取した幹細胞や血液成分を活用し、組織の修復や自己治癒力の向上を目指す治療法です。
リペアセルクリニックでは、手術や入院を必要とせず、身体への負担を抑えた膝への再生医療を提供しています。
膝関節の機能改善を目指した実際の症例については、以下の動画でご紹介しています。
【こんな方は再生医療をご検討ください】
- 膝の痛みや違和感が長引いている
- 変形性膝関節症と診断され治療を検討している
- ヒアルロン酸注射や標準治療だけでは十分な改善が見られない
- 手術はできるだけ避けたい
- 身体への負担を抑えた選択肢を検討したい
- 主治医とも相談しながら追加の選択肢を知りたい
再生医療について詳しく知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
膝のミシミシ音は「軟骨や筋力低下」が関係していることが多い
膝のミシミシ・ポキポキ音は、関節を動かすときに膝の中で関節液の気泡が弾けたり、軟骨や腱が擦れたりすることで起こると考えられています。
| 原因 | 概要 |
|---|---|
| 関節液の気泡 | 気泡が弾ける音(クラッキング) |
| 軟骨のすり減り | 加齢や負担で軟骨が摩耗 |
| 膝周りの筋力低下 | 関節の動きが不安定になる |
| 関節包・腱の摩擦 | 柔軟性低下による擦れ |
| 関節の歪み | O脚・X脚など |
| 体重・肥満 | 膝への過剰な負担 |
| 運動不足 | 関節の柔軟性低下 |
| 変形性膝関節症 | 軟骨摩耗と関節変形 |
| 半月板損傷 | 膝の動きに違和感や音が出ることも |
判断のポイントは「音だけか、痛みや腫れを伴うか」です。痛みや腫れがなく、たまにミシミシ・ポキポキ鳴る程度であれば、生理的な現象として大きな心配はいらないとされています。
一方、音とともに痛み・腫れ・引っかかり感・動かしにくさがある場合は、軟骨の摩耗や半月板損傷、変形性膝関節症など関節のトラブルが隠れている可能性があるため、注意が必要です。
膝のミシミシを改善する方法
膝のミシミシを改善する方法は、膝への負担を減らすセルフケアが中心となります。
ここでは、2つの代表的なセルフケアについて詳しく解説します。
太ももの筋力トレーニング
太ももの筋力トレーニングは、膝を支える「天然のサポーター」を強化するうえで最重要のセルフケアです。
| トレーニング | 具体的なやり方 |
|---|---|
| レッグエクステンション | 椅子に座って片足を水平に伸ばす |
| パテラセッティング | 膝下にタオルを置き押し付ける |
| スクワット(浅く) | 膝がつま先より前に出ない範囲で |
| 壁スクワット | 壁に背中をつけて行うと安全 |
| ヒップリフト | 仰向けでお尻を持ち上げる |
| サイドレッグレイズ | 横向きで足を上げる お尻の筋力強化 |
| 回数の目安 | 10〜15回×2〜3セット |
| 頻度 | 週3〜5回 |
とくに「パテラセッティング」と「浅いスクワット」は、膝への負担が少なく自宅でできる代表的なトレーニングとされています。
パテラセッティングは、仰向けで膝下にタオルを置き、太もも前面に力を入れてタオルを床に押し付ける動きで、膝痛がある方でも安全に始めやすい運動です。
スクワットを行うときは「膝がつま先より前に出ない」「深く曲げすぎない」を守ることで、膝への負担を抑えながら筋力を養えます。
膝周りのストレッチ
膝周りのストレッチは、関節の柔軟性を保ち動きをスムーズにするために大切です。
| ストレッチ | 対象部位 |
|---|---|
| 太もも前ストレッチ | 大腿四頭筋 |
| 太もも裏ストレッチ | ハムストリングス |
| ふくらはぎストレッチ | 下腿の筋肉 |
| お尻のストレッチ | 大殿筋・梨状筋 |
| 股関節を回す運動 | 骨盤周りの柔軟性 |
| 膝の曲げ伸ばし運動 | 関節可動域の維持 |
| 時間の目安 | 各20〜30秒×2〜3セット |
| タイミング | 入浴後など筋肉が温まった時 |
ストレッチは「太もも前」「太もも裏」「ふくらはぎ」「お尻」の4箇所をバランスよく行うことで、膝への負担を軽減できます。
痛みのない範囲で「気持ちいい」と感じる程度の伸びを意識し、反動をつけずにゆっくり行いましょう。
入浴後など筋肉が温まったタイミングが、もっとも効果的にストレッチに取り組める時間帯です。
やってはいけない行動
やってはいけない行動を避けることで、膝のミシミシ症状の悪化を防ぎ、変形性膝関節症などへの進行リスクも下げられます。
| 避けるべき行動 | 理由 |
|---|---|
| 痛みを我慢して運動継続 | 関節へのダメージが進行 |
| 無理な深いスクワット | 膝に過剰な負担 |
| 急なランニング・ジャンプ | 関節への衝撃が大きい |
| 急激な体重増加 | 膝への負担が大きく増える |
| 運動不足の継続 | 筋力低下で関節が不安定に |
| わざと膝を鳴らす癖 | 関節への繰り返し負荷 |
| 階段を勢いよく下る | 膝への衝撃が大きい |
| 合わない靴・かかとのない靴 | 膝への負担増 |
| 正座・しゃがみ込みの多用 | 膝を深く曲げる動作の繰り返し |
| 膝を冷やす | 血行不良で症状が悪化することも |
とくに「痛みを我慢して運動継続」「急激な体重増加」「わざと膝を鳴らす癖」の3つは、膝のトラブルを悪化させやすい行動です。
「ミシミシ鳴っているのに気持ち良くて続けて鳴らしてしまう」という方は、無意識のうちに関節への負担を増やしている可能性があるため、意識的にやめることをおすすめします。
運動不足も筋力低下を招いて関節を不安定にするため、「無理しない範囲で動き続ける」ことが膝のためになります。
病院を受診したほうがよい症状
セルフケアだけで対応せず、病院を受診したほうがよい症状を整理します。
【整形外科の受診をおすすめするサイン】
- 膝に痛みを伴う
- 膝が腫れている・熱を持っている
- 歩行時に痛みがある
- 階段の上り下りが痛い
- 正座ができない・膝が伸びきらない
- 曲げ伸ばしで引っかかる感じ(ロッキング)
- 膝崩れ(突然力が抜ける)が起こる
- 水がたまっている感じがする
- O脚・X脚の進行を感じる
- セルフケアで改善しない
とくに「膝の腫れ」「歩行時痛」「曲げ伸ばし時の引っかかり」「膝崩れ」がある場合は、半月板損傷や変形性膝関節症など関節のトラブルが背景にある可能性があるため、整形外科でレントゲンやMRIによる精密検査を受けることが大切です。
「音だけで痛みなし」の段階で受診するのは少し早いかもしれませんが、症状が長引く・進行する場合は、早めに整形外科で診断を受けることで、進行を抑える治療やリハビリにつなげられます。
膝のトラブルは早期発見・早期対応が、長く自分の足で歩き続けるための大きな分かれ道となります。
膝関節機能改善を目指す再生医療という選択肢
膝のミシミシや痛みへの対応は、まず整形外科での適切な診断と、太もも筋トレ・ストレッチ・体重管理・適切な靴の選択といったセルフケア、そして必要に応じた薬物療法・物理療法・ヒアルロン酸注射・装具療法などの標準治療が中心となります。
そのうえで、標準治療だけでは十分な改善が見られない変形性膝関節症や、慢性的な膝痛、半月板損傷後の症状に対する選択肢の一つとして、近年研究と臨床が進められているのが再生医療です。
幹細胞やPRPを用いた治療は、損傷した軟骨や組織の修復、慢性炎症の抑制を目指すアプローチとして整形外科領域で研究と臨床が進められており、変形性膝関節症や半月板損傷など膝関節領域では、その回復をサポートする選択肢の一つとして再生医療が特に注目されている領域です。
再生医療は、患者さまご自身の脂肪組織から採取した幹細胞や血液成分を活用し、組織の修復をサポートする治療法です。
手術や入院を必要とせず、身体への負担を抑えられる点が特徴とされています。
| 治療法 | 特徴 |
|---|---|
| 自己脂肪由来幹細胞治療 | 患者自身の脂肪から採取した幹細胞を培養・投与 軟骨・組織修復のサポートを目指す |
| PRP(多血小板血漿)療法 | 血液中の血小板を濃縮 成長因子が組織修復をサポート |
| 分化誘導による次世代再生医療 | 幹細胞を損傷部位へ集中的に誘導するアプローチの研究 |
リペアセルクリニックは、変形性膝関節症・半月板損傷など膝関節領域への再生医療を主要な治療領域の一つとして取り組んでおり、膝のトラブルでお悩みの方への選択肢として相談を受けることが多い領域です。
ただし、音だけで痛みのない軽症の段階では、まずセルフケアと生活改善で経過を見ることが現実的であり、症状が進行したり標準治療で改善しないケースで再生医療を検討するのが一般的な流れです。
関心がある方は、まず整形外科の主治医に相談したうえで、症状の進行度や治療歴を踏まえ、再生医療を提供する医療機関で十分な説明を受けることが重要となります。
膝関節領域の再生医療について詳しくは、以下のページも参考にしてください。
まとめ|膝の負担を減らすことが改善の第一歩
膝のミシミシ・ポキポキ音は、関節を動かすときに膝の中で関節液の気泡が弾けたり軟骨や腱が擦れたりすることで起こると考えられており、痛みや腫れを伴わなければ必ずしも異常ではない一方、加齢や筋力低下・軟骨のすり減りが背景にあるケースも多く、痛みや腫れを伴う場合は変形性膝関節症や半月板損傷など関節のトラブルが隠れている可能性があります。
判断のポイントは「音だけか、痛みや腫れを伴うか」で、音とともに痛み・腫れ・引っかかり感・動かしにくさがある場合は注意が必要です。
改善する方法は、レッグエクステンション・パテラセッティング・浅いスクワット・壁スクワット・ヒップリフト・サイドレッグレイズなどの「太ももの筋力トレーニング」と、太もも前後・ふくらはぎ・お尻のストレッチ・股関節を回す運動・膝の曲げ伸ばし運動などの「膝周りのストレッチ」で、特にパテラセッティングと浅いスクワットは膝への負担が少ない代表的なトレーニングです。
やってはいけない行動は、痛みを我慢して運動継続・無理な深いスクワット・急なランニングやジャンプ・急激な体重増加・運動不足の継続・わざと膝を鳴らす癖・階段を勢いよく下る・合わない靴・正座やしゃがみ込みの多用・膝を冷やすなどで、特に「痛みを我慢して運動継続」「急激な体重増加」「わざと膝を鳴らす癖」の3つが悪化させやすい行動です。
膝に痛みを伴う・腫れや熱感・歩行時痛・階段の上り下りが痛い・正座ができない・膝が伸びきらない・曲げ伸ばしで引っかかる感じ・膝崩れが起こる・水がたまっている感じ・O脚やX脚の進行・セルフケアで改善しない場合は、半月板損傷や変形性膝関節症など関節のトラブルの可能性があるため、整形外科でレントゲンやMRIによる精密検査を受けることが大切です。
標準治療だけでは十分な改善が見られない変形性膝関節症や慢性的な膝痛、半月板損傷後の症状に対する選択肢の一つとして、近年再生医療の研究と臨床が進められており、リペアセルクリニックは膝関節領域への再生医療を主要な治療領域の一つとして取り組んでいます。
ただし、音だけで痛みのない軽症の段階ではまずセルフケアと生活改善で経過を見ることが現実的で、症状が進行したり標準治療で改善しないケースで再生医療を検討するのが一般的な流れです。
膝のミシミシは「音だけか痛みや腫れを伴うかを見極める」「太ももの筋力トレーニングとストレッチで膝への負担を減らす」「やってはいけない行動を避ける」「症状が進行したら早めに整形外科で診断を受ける」の4つが、長く自分の足で歩き続けるための何よりの鍵となります。
膝関節の機能改善を目指した実際の症例については、以下の動画でも紹介していますのでご覧ください。
再生医療についてさらに詳しく知りたい方は、当院の公式LINEでも最新情報や症例を公開していますので、ぜひご登録ください。
監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設
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