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足の甲が痛むのは痛風が原因?主な部位と治療法について医師が解説

足の甲が痛むのは痛風が原因?主な部位と治療法について医師が解説
公開日: 2026.01.30

足の甲に突然の激しい痛み以外にも腫れ・赤み・熱っぽさを伴う場合は、痛風発作の可能性が考えられます。

一般的に痛風は足の親指の付け根に起こるイメージがありますが、足の甲に症状が現れることも少なくありません。

本記事では、足の甲に現れる痛風の症状や見分け方・治療法や放置した場合のリスクについて詳しく解説します。

足の甲の痛みで悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。

また痛風の原因となる高尿酸血症を放置すると、発作を繰り返すだけでなく、腎臓・心臓・脳などに深刻な影響を及ぼすリスクが高まります。

「これって痛風かもしれない」「歩くと痛いけれど、どう対処すればいいかわからない」と不安を感じている方は、早めに専門医へ相談することが大切です。

当院(リペアセルクリニック)では、公式LINEにて無料相談も受け付けていますので、痛風が進行して症状にお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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痛風の症状は足の甲にも現れることがある

痛風発作というと、足の親指の付け根に起こるイメージが強いかもしれません。

しかし実際には、足の甲や足首、膝などの関節にも発症することがあります。

血液中の尿酸値が7.0mg/dLを超える状態が続くと尿酸が結晶化し始め、それが関節に蓄積することで炎症と激しい痛みが引き起こされます。

足の甲や足首にピリピリ・ムズムズとした違和感がある場合は、痛風発作の初期症状や前兆の可能性があります。

痛風の症状を正しく理解して、早期に適切な対処ができるようにしましょう。

痛みの特徴

痛風発作には、以下の特徴があります。

  • 夜間から早朝にかけて突然発症する
  • 患部が赤く腫れ上がり、熱を持つ
  • 布団の重みが触れるだけでも激痛が走る
  • じっとしていても痛みが続く
  • 歩行が困難になる

発作は通常、治療をしなくても数日から2週間ほどで自然に治まります。

しかし、適切な治療を行わないと発作を繰り返すようになり、徐々に発作の間隔が短くなったり、腫れがひどくなったりすることがあります。

一度でも痛風発作を経験した方は、必ず医療機関を受診して尿酸値の管理を始めることが大切です。

足の甲以外で痛風が起こりやすい部位

痛風発作の約半数は足の親指の付け根で発生しますが、他の関節にも発症する可能性があります。

以下に、痛風が起こりやすい部位と痛みの特徴をまとめました。

発症部位 痛みの特徴
足の親指の付け根
  • 痛風発作で最も多い部位
  • 靴を履くことも困難になるほどの激痛が生じる
足の甲
  • 靴の着脱が難しくなる
  • 歩行時に強い不快感を感じる
足首
  • 歩行時に痛みや腫れが生じる
  • 階段の上り下りが困難になることもある
  • 激しい痛みと腫れを伴う
  • 膝の曲げ伸ばしや歩行に支障が出る
アキレス腱の周辺
  • 歩行時の痛みや違和感が生じる
  • 歩き方が変わることもある
手の関節
  • 物を握ったり、ボタンを留めたりする動作が困難になる

症状が進行すると、手の指の関節や耳たぶなどに尿酸の塊(痛風結節)ができることもあります。

一度に2つ以上の関節に発作が出る場合は、症状がかなり進行している状態です。

痛風発作が起きたときの主な治療方法

痛風の治療は「発作時の治療」と「再発予防の治療」の2つに分けられます。

発作時には主に3種類の薬が使用されます。

  • NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬:ロキソニン・ボルタレンなど)
  • コルヒチン(発作の前兆時や初期に服用、発作を抑制)
  • 副腎皮質ステロイド(NSAIDsが使えない場合に使用)

どの薬を使用するかは状態や持病によって異なるため、医師の診察を受けて適切な治療を受けましょう。

また、発作が起きたときに家庭でできる応急処置も覚えておくと安心です。

  • 患部を動かさず安静にする
  • 患部を冷やして炎症を抑える
  • 水分を十分に摂取する
  • 患部を心臓より高く上げる

発作が落ち着いた後の慢性期には、再発予防のために尿酸値を6.0mg/dL以下に維持する治療を行います。

尿酸降下薬の服用と、プリン体やアルコールを控えた食事、適度な運動などの生活習慣改善を並行して続けることが重要です。

痛みがなくなっても自己判断で薬をやめず、医師の指示に従いましょう。

痛風は足の甲にも現れる!再発・合併症リスクもあるので早期治療を行おう

痛風は足の親指の付け根だけでなく、足の甲にも現れることがあります。

痛風を治療せずに放置すると、発作を繰り返すだけでなく、関節の変形や機能障害を招く可能性があります。

さらに、尿酸値が高い状態が続くと、以下のような深刻な合併症を引き起こすリスクがあります。

  • 痛風腎(尿酸の影響で腎臓の機能が低下する)
  • 尿路結石(激痛を伴う結石ができる)
  • 心筋梗塞や脳卒中(高尿酸血症は動脈硬化のリスク因子)
  • 糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病

高尿酸血症の患者さまには、肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が合併していることが多いといわれています。

これらの病気が重なると、命に関わる重大な疾患につながる可能性もあります。

痛風の治療には、薬物療法と生活習慣の改善が基本となります。

しかし、すでに関節の損傷が進行してしまった場合や、従来の治療では十分な改善が見られない場合には、再生医療という選択肢もあります。

再生医療は、患者さま自身の幹細胞や血液を活用して、損傷した組織の修復を目指す治療法です。

当院の再生医療に関して詳しくは、以下の動画でも紹介しています。

痛風によって進行した関節の症状にお悩みの方は、当院(リペアセルクリニック)へお気軽にご相談ください。

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足の甲の痛風に関するよくある質問と回答

足の甲の痛風に関して、よくある質問を紹介します。

気になる疑問を確認して、適切な受診や判断に役立てましょう。

痛風は何科を受診すればいい?

痛風やその疑いがある場合は、リウマチ科、整形外科、内科などを受診するのが適切です。

医療機関では、血液検査で尿酸値を測定するほか、必要に応じて関節液の検査や画像検査(レントゲン、エコーなど)を組み合わせて診断が行われます。

痛風の診断には、関節液中に尿酸の結晶があることを確認する方法が最も確実ですが、多くの場合は血液検査の結果と症状から診断が可能です。

痛風を繰り返している方や、尿酸値が高いと指摘されたことがある方は、定期的に医療機関を受診して尿酸値を管理することが大切です。

足の外側が痛い場合でも痛風の可能性はある?

痛風は足首などの関節にも生じるため、足の外側が痛い場合でも痛風の可能性はあります。

ただし、似た症状を示す他の病気との見分けが重要です。

痛風と似た症状を起こす主な病気には、以下のようなものがあります。

病名 特徴
偽痛風
  • 高齢者に多く、膝や手首などの大きな関節に起こりやすい
  • 尿酸ではなくピロリン酸カルシウムの結晶が原因
関節リウマチ
  • 複数の関節が左右対称に腫れることが多い
  • 朝のこわばりが特徴的
蜂窩織炎
  • 細菌感染による皮膚や皮下組織の炎症
  • 関節ではなく皮膚全体が赤く腫れる

自己判断で放置せず、早めに医療機関を受診して正確な診断を受けることが大切です。

とくに、発熱を伴う場合や、痛みが急速に悪化する場合は、速やかに受診してください。

監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長