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O脚の正しい治し方を徹底解説!セルフケアでは改善しにくい場合の対処法も紹介

O脚の正しい治し方を徹底解説!セルフケアでは改善しにくい場合の対処法も紹介
公開日: 2025.10.14 更新日: 2025.10.31

O脚は姿勢を悪くする原因となりますが、「遺伝だから治らない」とあきらめていませんか?

SNSで「脚の隙間」や「美脚ルーティン」などを調べたけど、実践しても効果がなかった場合は、エクササイズを見直す必要があります。

O脚を放置すると、変形性膝関節症のリスクが高くなるため、医療的アプローチも検討しておくとよいでしょう。

本記事では、O脚のタイプ別の原因と正しい治し方をわかりやすく解説し、さらに根本改善につながる再生医療の選択肢まで紹介します。

O脚の治し方【軽度~中程度の方向け】

O脚が軽度~中程度であれば、以下のエクササイズで治せる可能性があります。

生活習慣もO脚に影響するため、立ち方や歩き方の改善もおすすめです。

ここからは、筋力の強化や骨盤の調整方法など、O脚へのアプローチをわかりやすく解説します。

内転筋を鍛える

O脚をセルフケアで治す場合は、以下のエクササイズで内転筋(内ももの筋肉)を強化してみましょう。

内転筋を鍛えるエクササイズ

  • 椅子に深く腰かけ、背筋を伸ばす
  • 両膝でクッションや丸めたタオルを挟む
  • 息をゆっくり吐きながら、内ももに力を入れてクッションを強く挟み込む
  • 5秒キープしたら力を抜く

エクササイズは10回1セットとし、1日2セットを目安にすると、内転筋を鍛えられます。

内転筋は股関節の安定性などに関わる重要な筋肉ですが、筋力が衰えると下半身全体のバランスが崩れるため、O脚の原因にもなります。

場合によっては膝関節の軟骨にダメージを与えるので、早めに筋力を回復させておきましょう。

ふくらはぎの柔軟性を高める

O脚は足首の硬さが原因になっているケースがあるため、ふくらはぎのストレッチもおすすめです。

以下のストレッチでふくらはぎの柔軟性を高めると、O脚を防止する効果があります。

ふくらはぎの柔軟性を高めるストレッチ

  • 壁に手をつき、片足を後ろに下げてアキレス腱を伸ばす
  • 30秒2セットのストレッチを左右の足で行う

足首が硬い人は脛(すね)が前方に傾きにくくなるため、立ったり歩いたりするときにお尻が突き出てしまいます。

いわゆる「反り腰」ですが、同時に膝も外側に開こうとするので、O脚の悪化につながる恐れが。

O脚を防止する際は、足首の柔軟性を意識しておきましょう。

骨盤を整える呼吸エクササイズ

骨盤の歪みはO脚の原因になるため、以下の呼吸エクササイズもおすすめです。

骨盤を整える呼吸エクササイズ

  • 仰向けに寝て両膝を立てる
  • 腰を数センチほど床から浮かせる(手のひらが入る程度)
  • お腹を凹ませたままゆっくりと呼吸し、30秒ほどキープ
  • ここまでのエクササイズを1日2セット繰り返す

骨盤が後ろ側に傾いていると、股関節が開いてしまうため、O脚を引き起こします。

お腹が突き出た体形になっている場合は、呼吸エクササイズで骨盤の歪みを矯正しておきましょう。

正しい立ち方・歩き方を意識する

O脚を治す際には、正しい立ち方や歩き方の意識も必要です。

立つときや歩くときは、「かかと・母趾球・小趾球」の3点で体を支え、膝とつま先の方向を一致させると、脚のねじれを防止できます。

足底のバランスが崩れると、内股やつま先立ちになってしまい、脚が外側に開いてしまいます。

膝にかかる負担も大きくなるので、母趾球が内側に曲がる「外反母趾」にも注意しましょう。

O脚はなぜ起こる?原因を正しく理解しよう

O脚の主な原因には、生まれつきの骨格異常や筋肉バランスの悪化、関節のズレなどがあります。

体が成長してからO脚になる場合は、一般的に筋肉バランスなどが影響しているため、以下の生活習慣を見直す必要があります。

O脚になる主な原因

  • 猫背
  • 脚を組んで座る
  • 肥満
  • ハイヒールや足のサイズに合わない靴を履いている
  • 椅子の背もたれに寄りかかって座る
  • 立っているときに片方の脚にだけ体重をかけている

猫背や脚を組む座り方がクセになっていると、骨盤がゆがみやすいので要注意です。

肥満は膝関節にかかる負担が大きくなり、膝が内側に向いてしまう場合があるため、O脚を悪化させる恐れも。

靴は歩行時のバランスに影響するので、ソールがやわらかく、足のサイズにフィットしたものを選びましょう。

O脚の原因を特定できれば、エクササイズでどの部位にアプローチするとよいのかわかります。

セルフケアでは改善しにくいO脚もある

生活習慣がO脚を引き起こしている場合、エクササイズで改善できる可能性があります。

ただし、O脚の原因によってはセルフケアが難しいため、以下のようなケースは注意が必要です。

ボックスタイトル

  • 長期間にわたるO脚
  • 膝の痛みを伴うO脚
  • 加齢や出産、運動不足を原因としたO脚
  • 変形性膝関節症や軟骨のすり減りが疑われるO脚

O脚の期間が長く、膝に痛みを感じている場合は、変形性膝関節症などの疾患が疑われます。

加齢や出産などがO脚の原因であれば、骨盤が大きくゆがみ、筋力も低下しているため、ストレッチなどのエクササイズでは改善が困難です。

また、変形性膝関節症が重症化すると、歩けなくなる恐れがあるので要注意です。

O脚のセルフケアに効果がなく、膝の痛みを伴っている場合は、医療機関の治療を受けておきましょう。

セルフケアで「治らない」と感じたら医療的アプローチを検討することも重要

O脚はストレッチで治せる場合もありますが、特に効果がなければ、関節や軟骨、靭帯の損傷が疑われます。

膝関節などの損傷は自然に治らないケースが多いため、強い痛みが続くときは、以下の医療的サポートが必要です。

O脚の治療方法 治療内容
装具療法

・矯正ベルトやサポーターなどを使い、関節や太ももを安定させる治療方法

・主な目的は歩行の補助や膝の痛みの軽減

手術療法

・脛骨(すねの骨)の一部を切り、脚の角度を改善する治療方法

・術後は6週間程度の入院が必要

再生医療

・幹細胞の働きを活用し、すり減った軟骨などを修復する治療方法

・通院のみで治療できるため、手術や入院は不要

装具療法は痛みの緩和や歩行時のサポートを目的とするため、O脚の根本的な解決にはならない可能性があります。

手術療法は曲がった骨を矯正できますが、入院期間やリハビリ期間が長いので、家事や仕事が忙しい方には難しい選択肢です。

骨を切らずにO脚を治したい方は、再生医療を検討してもよいでしょう。

再生医療は体にかかる負担が軽く、手術や入院も必要ないため、最先端の医療技術として各メディアにも注目されています。

より詳しい治療内容や、自分に合うかどうか知っておきたい場合は、リペアセルクリニック大阪院にご相談ください。

リペアセルクリニック大阪院では再生医療を活用し、膝関節などの治療に大きな成果を上げています。

手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。

O脚の治し方は「原因に合ったアプローチ」がカギとなる

O脚はストレッチなどのエクササイズで改善できますが、基本的には軽度~中程度の場合に限られます。

重度のO脚には医療的アプローチが必要となるので、生活習慣から原因を特定し、適切な治療方法を選択しましょう。

長年改善しないO脚や、膝の痛みが慢性化している場合は、再生医療による根本治療が有効です。

O脚の治し方に迷ったときは、リペアセルクリニック大阪院の無料相談をご活用ください。

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監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長