- 美容
- 再生治療
O脚の正しい治し方を徹底解説!セルフケアでは改善しにくい場合の対処法も紹介

O脚は姿勢を悪くする原因となりますが、「遺伝だから治らない」とあきらめていませんか?
SNSで「脚の隙間」や「美脚ルーティン」などを調べたけど、実践しても効果がなかった場合は、エクササイズを見直す必要があります。
O脚を放置すると、変形性膝関節症のリスクが高くなるため、医療的アプローチも検討しておくとよいでしょう。
本記事では、O脚のタイプ別の原因と正しい治し方をわかりやすく解説し、さらに根本改善につながる再生医療の選択肢まで紹介します。
目次
O脚の治し方【軽度~中程度の方向け】
O脚が軽度~中程度であれば、以下のエクササイズで治せる可能性があります。
生活習慣もO脚に影響するため、立ち方や歩き方の改善もおすすめです。
ここからは、筋力の強化や骨盤の調整方法など、O脚へのアプローチをわかりやすく解説します。
内転筋を鍛える
O脚をセルフケアで治す場合は、以下のエクササイズで内転筋(内ももの筋肉)を強化してみましょう。
- 椅子に深く腰かけ、背筋を伸ばす
- 両膝でクッションや丸めたタオルを挟む
- 息をゆっくり吐きながら、内ももに力を入れてクッションを強く挟み込む
- 5秒キープしたら力を抜く
エクササイズは10回1セットとし、1日2セットを目安にすると、内転筋を鍛えられます。
内転筋は股関節の安定性などに関わる重要な筋肉ですが、筋力が衰えると下半身全体のバランスが崩れるため、O脚の原因にもなります。
場合によっては膝関節の軟骨にダメージを与えるので、早めに筋力を回復させておきましょう。
ふくらはぎの柔軟性を高める
O脚は足首の硬さが原因になっているケースがあるため、ふくらはぎのストレッチもおすすめです。
以下のストレッチでふくらはぎの柔軟性を高めると、O脚を防止する効果があります。
- 壁に手をつき、片足を後ろに下げてアキレス腱を伸ばす
- 30秒2セットのストレッチを左右の足で行う
足首が硬い人は脛(すね)が前方に傾きにくくなるため、立ったり歩いたりするときにお尻が突き出てしまいます。
いわゆる「反り腰」ですが、同時に膝も外側に開こうとするので、O脚の悪化につながる恐れが。
O脚を防止する際は、足首の柔軟性を意識しておきましょう。
骨盤を整える呼吸エクササイズ
骨盤の歪みはO脚の原因になるため、以下の呼吸エクササイズもおすすめです。
- 仰向けに寝て両膝を立てる
- 腰を数センチほど床から浮かせる(手のひらが入る程度)
- お腹を凹ませたままゆっくりと呼吸し、30秒ほどキープ
- ここまでのエクササイズを1日2セット繰り返す
骨盤が後ろ側に傾いていると、股関節が開いてしまうため、O脚を引き起こします。
お腹が突き出た体形になっている場合は、呼吸エクササイズで骨盤の歪みを矯正しておきましょう。
正しい立ち方・歩き方を意識する
O脚を治す際には、正しい立ち方や歩き方の意識も必要です。
立つときや歩くときは、「かかと・母趾球・小趾球」の3点で体を支え、膝とつま先の方向を一致させると、脚のねじれを防止できます。
足底のバランスが崩れると、内股やつま先立ちになってしまい、脚が外側に開いてしまいます。
膝にかかる負担も大きくなるので、母趾球が内側に曲がる「外反母趾」にも注意しましょう。
O脚はなぜ起こる?原因を正しく理解しよう
O脚の主な原因には、生まれつきの骨格異常や筋肉バランスの悪化、関節のズレなどがあります。
体が成長してからO脚になる場合は、一般的に筋肉バランスなどが影響しているため、以下の生活習慣を見直す必要があります。
- 猫背
- 脚を組んで座る
- 肥満
- ハイヒールや足のサイズに合わない靴を履いている
- 椅子の背もたれに寄りかかって座る
- 立っているときに片方の脚にだけ体重をかけている
猫背や脚を組む座り方がクセになっていると、骨盤がゆがみやすいので要注意です。
肥満は膝関節にかかる負担が大きくなり、膝が内側に向いてしまう場合があるため、O脚を悪化させる恐れも。
靴は歩行時のバランスに影響するので、ソールがやわらかく、足のサイズにフィットしたものを選びましょう。
O脚の原因を特定できれば、エクササイズでどの部位にアプローチするとよいのかわかります。
セルフケアでは改善しにくいO脚もある
生活習慣がO脚を引き起こしている場合、エクササイズで改善できる可能性があります。
ただし、O脚の原因によってはセルフケアが難しいため、以下のようなケースは注意が必要です。
- 長期間にわたるO脚
- 膝の痛みを伴うO脚
- 加齢や出産、運動不足を原因としたO脚
- 変形性膝関節症や軟骨のすり減りが疑われるO脚
O脚の期間が長く、膝に痛みを感じている場合は、変形性膝関節症などの疾患が疑われます。
加齢や出産などがO脚の原因であれば、骨盤が大きくゆがみ、筋力も低下しているため、ストレッチなどのエクササイズでは改善が困難です。
また、変形性膝関節症が重症化すると、歩けなくなる恐れがあるので要注意です。
O脚のセルフケアに効果がなく、膝の痛みを伴っている場合は、医療機関の治療を受けておきましょう。
セルフケアで「治らない」と感じたら医療的アプローチを検討することも重要
O脚はストレッチで治せる場合もありますが、特に効果がなければ、関節や軟骨、靭帯の損傷が疑われます。
膝関節などの損傷は自然に治らないケースが多いため、強い痛みが続くときは、以下の医療的サポートが必要です。
| O脚の治療方法 | 治療内容 |
|---|---|
| 装具療法 |
・矯正ベルトやサポーターなどを使い、関節や太ももを安定させる治療方法 ・主な目的は歩行の補助や膝の痛みの軽減 |
| 手術療法 |
・脛骨(すねの骨)の一部を切り、脚の角度を改善する治療方法 ・術後は6週間程度の入院が必要 |
| 再生医療 |
・幹細胞の働きを活用し、すり減った軟骨などを修復する治療方法 ・通院のみで治療できるため、手術や入院は不要 |
装具療法は痛みの緩和や歩行時のサポートを目的とするため、O脚の根本的な解決にはならない可能性があります。
手術療法は曲がった骨を矯正できますが、入院期間やリハビリ期間が長いので、家事や仕事が忙しい方には難しい選択肢です。
骨を切らずにO脚を治したい方は、再生医療を検討してもよいでしょう。
再生医療は体にかかる負担が軽く、手術や入院も必要ないため、最先端の医療技術として各メディアにも注目されています。
より詳しい治療内容や、自分に合うかどうか知っておきたい場合は、リペアセルクリニック大阪院にご相談ください。
リペアセルクリニック大阪院では再生医療を活用し、膝関節などの治療に大きな成果を上げています。
手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。
O脚の治し方は「原因に合ったアプローチ」がカギとなる
O脚はストレッチなどのエクササイズで改善できますが、基本的には軽度~中程度の場合に限られます。
重度のO脚には医療的アプローチが必要となるので、生活習慣から原因を特定し、適切な治療方法を選択しましょう。
長年改善しないO脚や、膝の痛みが慢性化している場合は、再生医療による根本治療が有効です。
O脚の治し方に迷ったときは、リペアセルクリニック大阪院の無料相談をご活用ください。
監修者
岩井 俊賢
Toshinobu Iwai
医師












