LINEポップアップ
トピックスtopics
  • HOME
  • トピックス
  • PRP治療はつらい肘の痛みの改善にも効果が期待できます!

PRP治療はつらい肘の痛みの改善にも効果が期待できます!

公開日: 2019.06.29
更新日: 2025.04.28

PRP治療はつらい肘の痛みの改善にも効果が期待できます!

肘の痛みには、病気やケガによる痛みからスポーツによる痛みまで、さまざまな原因による痛みがあります。

そんな中、スポーツ医学分野においては、PRP治療という画期的な治療法が取り入れられるようになってきました。

今回は、肘のPRP治療とは一体どんなものなのかをご紹介します。

肘の痛みに悩む男性

肘のPRP治療とは?

PRPとは血小板を高濃度に含んだ血漿のことで、血小板には組織の修復を促進させるさまざまな成長因子がたくさん含まれています。

このPRPを筋肉や腱、靱帯などの軟部組織や、関節内の損傷した組織に注射をすることで、自然治癒の過程を活性化させ、治癒や再生速度アップを期待することができます。

また、組織再生や抗炎症作用を発揮するので、痛みを取り除く効果が期待できる治療でもあります。

骨

肘のPRP治療の流れ

痛みがあるからといって、すぐにPRP治療が行われるわけではありません。

まずはリハビリや内服治療を優先して行います。それでも効果が得られない場合に限り、PRP治療が行われることになります。

PRP治療が決定すると、まずは血液を採取し、遠心分離器にかけてPRPを抽出します。

次に超音波検査器を使用して、患部を正確に確認しながらPRPを注入します。注入後は1週~4週で組織修復が開始され、2週~3ヶ月程度効果が期待できます。

PRP治療の適応になる肘の疾患とは?

PRP治療に対応している肘の疾患は、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)や上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)、肘関節靱帯損傷、野球肘などです。

主に、スポーツが原因の肘の痛みに対応しており、ヤンキースの田中将大投手やエンゼルスの大谷翔平投手がPRP治療を受けたことでも有名です。

肘のPRP治療の安全性と副作用

スポーツが原因の肘の痛みに効果的なPRP治療は、自分自身の血液を用いた治療なので、安全性は極めて高いと言えます。

また、重い副作用も報告されていません。

但し、注入時の痛みや注入した部位の皮下出血や赤み、腫れや熱を持ったように感じるなどの副作用は報告されています。これらの副作用は一時的なもので、一週間程度で気にならなくなります。

まとめ・PRP治療はつらい肘の痛みの改善にも効果が期待できます!

肘のPRP治療は、スポーツ医学分野において注目されている再生医療です。

テニス肘やゴルフ肘、野球肘などスポーツによる腱の炎症や、軟骨や骨、靱帯などが損傷した場合の痛みに効果が期待できます。

自身の血液を使った治療方法なので安全性は高く、大きな副作用の心配もありません。

スポーツをしている人で、さまざまな治療を施しているにも関わらず、なかなか肘の痛みが取れないという場合は、PRP治療を検討してみてはいかがでしょうか。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

こちらもご参照ください
https%3A%2F%2Fafricatime
favicons?domain=africatime PRP(多血小板血漿)療法
PRP中には、豊富な成長因子が含まれており、自分の損傷した部分に投与することで組織の修復が促進され、痛みの軽快、早期治癒を目指すことができます。自身の血液を使うので副作用の心配もありません。このページではPRP(多血小板血漿)の治療の有効性…

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

再生医療のリペアセルクリニックTOPトップ