ゴルフでスイングで右肘が痛い時!ゴルフ肘の可能性があるので安静に!
公開日: 2019.06.12更新日: 2024.12.05
ゴルフをする方の中には、ゴルフで肘が痛いと悩んだ経験があるのではないでしょうか。ゴルフ肘は、右でも左でも発症する可能性があります。
本記事では、ゴルフ肘の発症の原因や対策について紹介します。
自分の体に合ったクラブの選び方やスイングフォームの改善、サポーターの活用方法なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること |
目次
右肘の痛みはゴルフ肘(内側上顆炎)の疑いがある
ゴルフをした後に手首や肘が痛くなる炎症を内側上顆炎(ゴルフ肘)と言い、右肘に痛みがある場合はこの炎症を起こしている可能性が高いです。
ゴルフ肘の多くは、肘の内側に痛みが生じます。多くは肘のオーバーユースによって起こる痛みで、テニスでも同様の症状を発症する場合があります。
肘や手首を動かすときに痛みが生じるのが特徴です。
ゴルフで肘が痛む原因
ゴルフで肘が痛む主な原因は、スイング時に肘へかかる過剰な負担です。
とくにボールを強く打つため力み過ぎたり、スイングフォームが崩れていたりすると、内側上顆や外側上顆に負担が集中します。
負担がかかって発生する炎症が、いわゆるゴルフ肘の原因となります。
また、体に合わないクラブを使用するのも肘に負担をかける一因です。重さやシャフトの硬さが適切でないクラブを使うと、無理な力が肘にかかり痛みを引き起こしやすくなります。
さらに、ウォームアップ不足や筋力の低下も肘の負担が増す要因となります。
適切なフォームや道具選び、準備運動の徹底により、痛みの予防が可能です。
ゴルフで肘を傷めないための予防法
ゴルフをする際、肘を傷めないための予防方法を紹介します。
ゴルフを頻繁にプレイする方は、ぜひ以下の点に注意してゴルフを楽しんでください。
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以下で詳しく解説しますので、自分が使っているクラブやボールの打ち方を改善してみてください。
自分の体に合ったクラブを使用する
自分の体に合わないゴルフクラブを使用すると、スイング時に余計な力が入ってしまいます。力が入りすぎると肘に負担がかかり、ゴルフ肘を発症する原因になるのです。
- ・グリップの太さは手の大きさに合わせて選ぶ
- ・長さは身長に合わせる
- ・軽いものを選ぶ
これらを意識して自分の体に合ったクラブを選びましょう。適切なクラブがわからなければお店で店員に直接聞くようにしてください。
サポーターで負担を軽減
ゴルフをする際はサポーターを装着して、肘の負担を軽減しましょう。
サポーターは曲げ伸ばしの補助もしてくれるので、ゴルフ肘の予防に有効です。ゴルフをする際に装着する場合は、伸縮性に優れたサポーターを選びましょう。
長時間使用すると筋力を低下させる恐れがあるので、休憩のときには外すようにしてください。
スイングフォームを整える
ゴルフ肘を防ぐために正しいスイングフォームを身につけましょう。
不自然な動きや力みがあるフォームでは、スイング時に肘へ過剰な負担がかかり、痛みや炎症を引き起こす原因になります。
とくにスイング時に体全体を使わず、腕だけで振る動作をしている場合は要注意です。
スイング時のフォームは、腕や肘だけでなく体幹や下半身をしっかり使って力を分散させると良いでしょう。また、練習の際には動画を撮影して、客観的にフォームを確認するのも効果的です。
独学でフォームの改善が難しい場合は、専門家の指導を受けるのも良いでしょう。
ストレッチして痛みの進行を予防する
ゴルフをする前にストレッチや準備運動をすると筋肉がほぐれ、怪我を予防できます。
また、ストレッチによって肘の痛みを軽減できます。痛みがある場合は、無理のない範囲でストレッチを行いましょう。
無理に行うと逆効果になるケースがあります。
ゴルフで肘を痛めたら安静に!痛みがひかないときは再生医療もご検討ください
ゴルフ肘は初期の段階であれば安静にしていれば治ります。痛みが出たら無理をせず、動かさないようにしてください。
また、再発を予防するために日ごろからストレッチを行い筋肉を柔らかくしておきましょう。
安静にしていても治らない、軽めのストレッチでも痛みが強い場合は症状が悪化している可能性があるので、早めに医療機関を受診してください。
治療の選択肢の一つとして、ぜひ再生医療もご検討ください。再生医療は患者さん自身の細胞や組織を使って患部を治療する技術です。拒否反応が起こるリスクが低いため、従来の手術より安全性が高い治療法として注目されています。
手術を避けたい方や早期の回復を目指す方は、当院へお気軽にご相談ください。