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「ばね指を自分で治す方法はある?」 「ばね指はストレッチで治る?」 上記のように、ばね指を自分で治す方法がないかお悩みの方も多いのではないでしょうか。 ばね指は、初期段階で適切に対処すれば症状改善が見込めますが、我慢して指を使い続けると症状が悪化し、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。 本記事では、ばね指の症状を自分で和らげるためのセルフケア方法から注意点まで詳しく解説します。 また、ばね指の症状を根本的に治したい方は、先端医療の一つである「再生医療」をご検討ください。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、指関節の炎症抑制や痛みの改善が期待できます。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療の治療法や症例を配信しているため、この機会に再生医療についてチェックしてみてください。 ばね指を自分で治すセルフケア4選 ばね指のつらい症状を和らげるためには、ご自身で行うセルフケアが有効です。 症状の改善と悪化防止に役立つ4つの基本的な方法を紹介します。 指の使いすぎを避けて安静にする 指のストレッチを行う テーピングやサポーターを活用する 患部をアイシング(冷却)する セルフケアは、症状の段階に合わせて適切に使い分けるのが改善への近道です。 指の使いすぎを避けて安静にする ばね指の症状を改善するには、指の使いすぎを避けて安静に保つのが基本です。 ばね指は、指を動かす「腱」と腱を包むトンネル状の組織「腱鞘」が擦れて炎症を起こしている状態を指します。 症状を改善させるには、原因となる指への負担を減らし、炎症を鎮めるための時間が必要です。 痛みがあるにもかかわらず指を使い続けると、炎症が長引いて回復が遅れる可能性があります。 日常生活では、スマホを片手で長時間操作するのを控え、両手で支えるように使用するだけでも負担は軽減されます。 仕事中などパソコン作業が続くときは、こまめに休憩を挟んで指を休ませましょう。 指のストレッチを行う 指のストレッチは、硬くなった腱や周辺組織の柔軟性を高め、指の動きを滑らかにするのに役立ちます。 ただし、痛みが強いときや熱感があるときに、無理してストレッチすると炎症を悪化させる可能性があります。 ストレッチは、症状が落ち着いているタイミングで、気持ち良いと感じる範囲で行いましょう。 体が温まり、筋肉や腱がほぐれているお風呂上がりにストレッチするのがおすすめです。 具体的なストレッチには、以下のような方法があります。 ばね指に対するストレッチ方法 指全体のストレッチ:手のひらを上にして、反対の手で指全体をゆっくりと反らせるように伸ばす 指の曲げ伸ばし:指を1本ずつ、ゆっくりと曲げたり伸ばしたりを繰り返す 腱のストレッチ:指の付け根(手のひら側)を、反対の手の親指で優しく押さえるようにマッサージする どのストレッチも、1回10分以内を目安に、痛みが出ない範囲で継続しましょう。 テーピングやサポーターを活用する テーピングやサポーターで患部を固定すると、指の動きが物理的に制限され、安静を保ちやすくなります。 指の余計な動きを抑えることで、腱と腱鞘の摩擦が減り、炎症の悪化を防ぐ効果が期待できます。 特に就寝中は無意識に指を動かしてしまうため、夜間に装着すると日中の症状緩和につながります。 テーピングとサポーターにはそれぞれ特徴がありますので、ご自身の症状や生活スタイルに合わせて選びましょう。 種類 特徴 こんな方におすすめ テーピング 動きを適度に制限しつつ、ある程度の自由度を保てる 症状が比較的軽く、日中の作業時にも使いたい方 サポーター 金属プレートなどで広範囲をしっかり固定できる 症状が強く、安静を徹底したい方や就寝時に使いたい方 どちらを利用する場合も、血行不良を防ぐために強く締めすぎないように注意が必要です。 装具を装着してみて、手指のしびれや鬱血など色の変化があればすぐに調整しましょう。 患部をアイシング(冷却)する ばね指によって患部に熱感や腫れがある場合は、アイシング(冷却)するのが効果的です。 患部を冷やすと血管が収縮し、炎症や腫れを抑えられることで痛みの軽減が期待できます。 指を使いすぎた直後や、ズキズキとした痛みを感じるときに試してみてください。 アイシングによる凍傷を防ぐため、直接肌に当てるのは避け、氷のうや保冷剤をタオルで包んでから1回15〜20分程度を目安に患部に当てましょう。 ばね指を自分で治すストレッチをするときのポイント ばね指の症状緩和にストレッチは有効ですが、ただ行うだけでは十分な効果を得られません。 やり方を間違えると症状を悪化させる場合もあるため、以下のポイントを押さえてストレッチしましょう。 10分以内を目安に行う お風呂上がりに行う 少しの工夫で効果が変わりますので、ぜひ実践してください。 10分以内を目安に行う ストレッチは、1回の時間を10分以内を目安に行いましょう。 ばね指は指の使いすぎが原因で起きるため、良かれと思ってストレッチを長時間続けると、指への新たな負担となり症状を悪化させる可能性があります。 痛みを我慢して無理に伸ばしたり、長時間続けたりすると炎症を助長する可能性があります。 ストレッチの目的は、硬くなった筋肉や腱を優しく「ほぐす」ことであり、鍛えることではない点を理解しておきましょう。 毎日少しずつでも継続することが重要です。 お風呂上がりに行う ストレッチを行うタイミングは、お風呂上がりがおすすめです。 入浴によって体が温まると全身の血行が促進され、筋肉や腱の柔軟性が高まります。 組織が伸びやすい状態でストレッチを行うことで、ばね指の症状緩和につながります。 手を温める具体的な方法として、以下のような方法を実践しましょう。 入浴:全身を温めてリラックスする 手浴:洗面器のお湯で指先から温める 蒸しタオル:患部を3〜5分ほど直接温める ただし、患部に熱感や腫れがある炎症の強い時期(急性期)は、手を温めることで症状が悪化する可能性があります。 その場合はストレッチを控え、アイシングを優先しましょう。 ばね指を自分で治すときの注意点3つ ばね指のセルフケアは回復を助けますが、やり方を間違えると症状を悪化させる可能性があります。 痛みがあるときは無理をしない 炎症が落ち着いたら指を冷やさない 自然治癒に頼りすぎない ここでは、セルフケアに取り組むうえで必ず守っていただきたい3つの注意点を解説します。 痛みがあるときは無理をしない 痛みがあるときは、無理に指を動かさないようにしましょう。 とくに痛み、腫れ、熱感が強い時期は、強い炎症状態のため、無理に動かすと症状を悪化させる可能性があります。 主に以下のような行動は、要注意です。 痛みを我慢してのストレッチやマッサージ 痛む場所を何度も押して状態を確認する行為 指に負担のかかる作業の継続 強い痛みを感じる場合は、まず安静を第一に考えましょう。 以下の記事では、ばね指をはじめとする腱鞘炎の痛みや原因について詳しく解説しているので、併せて参考にしてください。 炎症が落ち着いたら指を冷やさない 初期段階のばね指に対する応急処置としてアイシングは有効ですが、炎症が落ち着いたら指を冷やさないことが重要です。 炎症が治まったあとに指を冷やし続けると血行が悪くなり、腱や周辺の組織が硬くなってしまいます。 指のケアは、症状の段階に応じて「冷やす」か「温める」かを正しく使い分けましょう。 熱っぽさや腫れがある「急性期」は冷やすのが効果的ですが、その時期を過ぎた「慢性期」では温めるケアに切り替えます。 症状の段階 主な症状 推奨されるケア 急性期 痛み・熱感・腫れ アイシング(冷却) 慢性期 こわばり・動かしにくさ 温める(温熱) ご自身の指に熱っぽさを感じるかどうかを1つの目安にしてください。 熱感がなくなったら温めるケアに切り替え、血行を促進して組織の柔軟性を高めましょう。 自然治癒に頼りすぎない ばね指は、自然治癒に頼りすぎないようにしましょう。 軽症であれば安静にすることで改善する場合もありますが、痛みが長引いたり、指の引っかかりが強くなったりした場合は注意が必要です。 自己判断で放置すると、炎症が慢性化するばかりか、指関節周辺の組織が固くなる「拘縮(こうしゅく)」になるリスクがあります。 拘縮が起こると日常生活に大きな支障をきたし、改善のためには手術が必要になる可能性も高まります。 ばね指の症状に気づいたら、我慢せずに整形外科などの医療機関を受診しましょう。 以下の記事では、ばね指をはじめとする腱鞘炎に対するステロイド注射の効果について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 ばね指を自分で治す方法に関するよくある質問 ばね指のセルフケアに関して多くの方が疑問に思う点についてお答えします。 ばね指でやってはいけないことは? ばね指の原因はビタミン不足? 間違ったケアで症状を悪化させないためにも、正しい知識を身につけていきましょう。 ばね指でやってはいけないことは? ばね指では、以下のような指を酷使する行動は避けましょう。 ばね指でやってはいけないこと 痛みがあるのに無理に動かす 患部を強くマッサージする スマホ操作やPC作業など、指を酷使する動きを継続する 症状を軽視して放置する ばね指は腱と腱鞘が炎症を起こしている状態なので、患部に余計な刺激を与えないのが基本です。 痛みや引っかかりを感じたら、まずは指を休ませることを優先しましょう。 ばね指の原因はビタミン不足? ビタミン不足が、ばね指の直接的な原因になるわけではありません。 しかし、栄養バランスの乱れは、組織の修復力を低下させ、症状の悪化や回復の遅れにつながる可能性があります。 神経が正常に働くためには、以下のような栄養素が不可欠です。 タンパク質・ビタミンC:腱の主成分であるコラーゲンの生成を助ける ビタミンB群:神経の機能を維持し、修復をサポートする ビタミンE:強い抗酸化作用で、炎症を抑える働きが期待できる 外食や加工食品に偏った食生活を送っていると、上記の栄養素が不足しがちです。 指を休ませる外的なケアと同時に、バランスの取れた食事で体の中から組織の修復をサポートすることも、症状改善への近道です。 ばね指を早く治したい方は再生医療をご検討ください セルフケアは、ばね指の症状を緩和するための基本です。 しかし、セルフケアを続けても症状が改善しない、あるいは痛みが強くなる場合は、医療機関を受診しましょう。 症状を放置すると、指関節が固まって動かなくなる「拘縮」になるリスクがあるため、注意が必要です。 そして、保存療法では改善が見られず、手術も避けたいと考える方には「再生医療」という選択肢があります。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を活用して、損傷した組織の再生・修復を促す医療技術です。 入院や手術の必要がなく日帰りで治療を受けられるため、日常生活への影響を抑えながら、ばね指の根本的な改善が期待できます。 以下のページでは、手関節に対する再生医療の症例を紹介しているため、併せて参考にしてみてください。 >>手関節に対する再生医療の症例はこちら 「セルフケアだけでは不安」「手術をせずに早く治したい」とお考えの方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。
2025.09.30 -
- 手
親指と人差し指の間が痛い場合、「CM関節症」の可能性があります。 日常生活のふとした動作でも痛みを感じるため、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、親指と人差し指の間が痛い原因や、CM関節症について詳しく解説します。 「手指の痛みを早く治したい」「手術せずに治療したい」という方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、炎症抑制や損傷した関節の修復が期待できます。 以下の症例ページでは、手指の関節症に対する再生医療の症例を紹介しているので、併せてご覧ください。 >>手指の関節に対する再生医療の症例ページはこちら また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、再生医療に関する情報を配信しているので、ぜひチェックしてみてください。 親指と人差し指の間が痛い原因|CM関節症の可能性 親指と人差し指の間に痛みを感じる場合、CM関節症の可能性が考えられます。 CM関節症とはどのような疾患なのか、またCM関節症以外に考えられる原因についても解説します。 CM関節症とは CM関節症以外の可能性 詳しく見ていきましょう。 CM関節症とは CM関節症は、CM関節と呼ばれる親指の付け根にある手首の関節軟骨がすり減ってしまう疾患です。 関節の使いすぎや加齢によって起きる変形性関節症の一種で、50代前後の方に好発します。 ペットボトルや瓶のフタを開ける動作などのCM関節に負担がかかる動作をすると、親指と人差し指の間に痛みを感じる場合があります。 CM関節症以外の可能性もある 親指と人差し指の間が痛いときは、CM関節症以外にも考えられる原因があります。 考えられる疾患は、以下のとおりです。 手根管症候群 ドケルバン病 関節リウマチ 適切な治療を受けるためにも、早めに医師の診察を受けましょう。 手根管症候群 手根管症候群は、手首の手根管内で神経が圧迫されることで、手指の痛みやしびれが生じる疾患です。 症状が進むと、親指の付け根の筋肉が弱くなり、物を掴みにくくなります。 また、掴みにくさ以外にも、親指とその他の指を向かい合わせにする「対立運動」と呼ばれる動作が難しくなります。 ドケルバン病 ドケルバン病は、狭窄性腱鞘炎とも呼ばれる手首の腱鞘炎の一つです。 主に以下のような症状が生じます。 親指側の手首の痛みや腫れ 手首を捻る動作で痛みが強くなる タオルを絞るなどの手首を捻るような動作によって、親指側の手首に痛みが生じます。 以下の記事では、ドケルバン病をはじめとする腱鞘炎の症状や治療法について解説しているので、併せて参考にしてください。 関節リウマチ 関節リウマチは、免疫異常によって自分の関節を攻撃してしまう自己免疫性疾患です。 主に指の付け根や、第二関節などに痛みや腫れが起こり、進行すると関節が変形するケースもあります。 どの指に症状が出るのかは不明ですが、親指の付け根に症状が出る可能性も考えられます。 症状が進むと、肘や膝などの関節にも痛みが広がり、左右対称に痛みや腫れなどが出やすい点も特徴の一つです。 CM関節症の主な症状 CM関節症の代表的な症状を、以下の2つのポイントに分けて解説します。 CM関節症のステージごとの症状 日常生活で痛みを感じるシーン 段階による症状の違いや、日常生活のどのような場面で痛みを感じるのか、CM関節症の症状について見ていきましょう。 ステージごとの症状 CM関節症の症状はステージごとに異なり、主な症状はそれぞれ以下のとおりです。 ステージ分類 症状 Stage 1 ・レントゲン検査で異常が認められない正常な状態 Stage 2 ・関節の隙間が狭まくなる Stage 3 ・関節軟骨が強く摩耗し、関節の隙間がほぼなくなる ・骨棘(こつきょく)と呼ばれる骨のトゲが形成されるケースもある Stage 4 ・関節の隙間が完全になくなり、骨棘が形成される 主な治療方針は、いずれのステージでも手術を伴わないサポーターなどの装具活用、リハビリテーションなどの「保存療法」が優先されます。 また、レントゲンで診断されるステージ分類と症状の重さが一致しないケースもあるため、それぞれの病状に合わせて適切な治療方針を決定します。 日常生活で痛みを感じるシーン CM関節症の患者さまが日常生活で痛みを感じる動作は、主に以下の7つです。 ペットボトルや瓶のフタを開ける ドアノブや鍵を回す 洗濯ばさみで挟む ホッチキスやハサミを使う ボタンを留める タオルをしぼる 文字を書く CM関節症になるとさまざまな動作で痛みを感じるようになり、日常生活に大きな影響を与えます。 日常生活に影響するほど痛みがある場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。 CM関節症の主な原因 CM関節症は、加齢やホルモンバランスの変化など、さまざまな原因が考えられます。 CM関節は、物をつかむ、つまむ、ひねるといった親指の複雑な動きを支える重要な部分のため、長年の負荷が積み重なり軟骨がすり減りやすい傾向にあります。 とくに、スマホやパソコンの長時間利用、家事などで日常生活の中で親指を酷使する場面は多いでしょう。 また、CM関節症は更年期以降の女性に多く見られます。 これは、骨や関節を保護する役割を持つ女性ホルモン(エストロゲン)の減少が関係していると考えられています。 そのほか、過去の骨折や捻挫といった怪我や、体質的な関節の緩さが発症の原因となることもあります。 親指と人差し指の間が痛くなるCM関節症の治し方 親指と人差し指の間が痛くなるCM関節症の治し方について、医療機関での治療と自宅でのセルフケアをそれぞれ解説します。 主な治療法 自宅でできるセルフケア CM関節症の治し方について、それぞれ詳しく見ていきましょう。 主な治療法 CM関節症の主な治療として、「保存療法」と「手術療法」があります。 まずは、手術を伴わない以下のような保存療法による治療が優先されることが多いです。 テーピングやサポーターの活用は、CM関節を固定することで動きを制限し、安静を保つ装具療法の一つです。 また、痛みが強い場合は、消炎鎮痛剤やステロイド注射による治療で痛みの軽減を図ります。 これらの保存療法で効果が見られない場合は、最終的な選択肢として手術療法を検討することもあります。 手術療法には、主に関節形成術、関節固定術、靭帯再建術の3つの術式があり、いずれも術後に一定期間の固定やリハビリテーションが必要です。 自宅でできるセルフケア 医療機関での治療に加えて、自宅でできるセルフケアを実践することも症状の緩和につながります。 親指をほぐす以下のストレッチを行いましょう。 外側へ開くように伸ばす際には、親指付け根部分が伸びていることを意識しながら行いましょう。 やり方や力加減など、不明点や疑問点がある場合は無理に行わず、医師に相談してください。 親指と人差し指の間が痛いときは再生医療をご検討ください 親指と人差し指の間が痛いときは、CM関節症の可能性が高いです。 症状が進行すると痛みは強くなり、保存療法で対応が難しくなるケースもあるため、早めに医療機関を受診しましょう。 重度なCM関節症では手術療法が検討されるケースもありますが、近年の治療では手術せずに根本的な改善を目指せる再生医療が注目されています。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、損傷した関節の改善が期待できます。 以下の動画では、CM関節症に対する再生医療の治療について解説しているので、併せて参考にしてみてください。 https://www.youtube.com/watch?v=vmnKIVntXQU 「CM関節症を早く治したい」「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2025.09.30 -
- 手
- 再生治療
「ダンベルを使った筋トレで手首が痛い」 「筋トレは休んだ方が良いの?」 ダンベルを使用した筋トレは手首に負担がかかりやすいため、フォームやダンベル選びによっては手首に痛みが伴う場合があります。 手首の組織が損傷したり、炎症を起こしていたりする可能性があるので筋トレを休むのがおすすめです。 筋トレを休みたくない場合は、サポーターの使用やアイシングなどで手首をケアしながら無理のない範囲で行いましょう。 今回の記事では、手首が痛くても筋トレを休みたくない際の工夫や筋トレ後に手首が痛む原因を紹介します。 この記事をよむとわかること 筋トレ後に手首が痛む原因 手首を痛めない正しい筋トレ方法 手首が痛いけど筋トレを休みたくないときはどうすれば良い? 痛みがあるときは無理せず休むのが一番ですが、それでも筋トレを休みたくない方もいるはずです。 筋トレを継続したい方は、以下のような方法を試してみるのも一つの手です。 手首が痛くても筋トレする際のアイデア 手首に負担が少ないトレーニング種目を選ぶ リストラップやサポーターを使用する 手首を使わないトレーニングに集中 ストレッチとアイシングで手首のケアをする 手首の様子をみながら無理のない範囲で行いましょう。 手首の痛みが悪化しないように筋トレを休むのも大切 筋トレをしていて手首に違和感があったり痛みが生じたりしたときは、筋トレを中断して安静にするのが大切です。 無理をして痛みが悪化すると、長期間筋トレができず、筋力が低下してしまう恐れがあります。まずはしっかり休んで痛みを治し、その後で筋トレを再開する方が効率的に筋力を維持できます。 筋トレ後に手首が痛む原因は? 筋トレ後に手首が痛む原因を紹介します。 筋トレ後に手首が痛む原因 TFCC損傷 腱鞘炎 手根管症候群 それでは、一つずつ紹介します。 TFCC損傷 ※画像あります TFCC損傷は、TFCC(三角線維軟骨複合体)が損傷して炎症を起こしたり、痛みを感じたりする病気です。TFCCは小指側の手首にあり、軟骨や腱などで構成されています。 主な原因は手首の酷使や転倒が挙げられます。とくに、ダンベルを小指側に傾けて持つとTFCCの負担が増す傾向にあるので、筋トレの際は注意しましょう。 TFCC損傷の症状は下記の通りです。 TFCCの症状 手首の小指側が痛む タオルを絞ったり、ドアノブを捻る動作をすると痛む 動作の開始時に手が抜けるような感覚がある 悪化すると、安静時にも痛みがある 症状が悪化し手術になった場合は3〜4カ月の間、手首に負担がかかる動作は中止する必要があります。筋トレを続けたい方は、重症化する前に医療機関の受診がおすすめです。 腱鞘炎 ※画像あります 腱鞘炎は、以下の組織に炎症が起こった状態を指します。 腱鞘炎で炎症している組織 腱・・・筋肉と骨をくっつけている部分 腱鞘・・腱が通るトンネル状の組織 主な原因は、手首や指の使いすぎです。手首の腱鞘炎では、親指の使いすぎによるドケルバン病や小指側に炎症が起こる尺側手根伸筋炎が考えられます。 腱隨炎の症状を下記にまとめました。 病名 炎症部位 症状 ドケルバン病 親指側 親指を広げたり力を入れると親指側の手首が痛む 持った際に手首に痛みを感じる 親指側の手首が腫れる 尺側手根伸筋炎 小指側 手首を回すと痛む 手を伸ばすと痛む 手首の小指側が腫れる 手首の痛みが気になる方は、手首をかえす動作は控えるようにしましょう。 手根管症候群 ※画像あります 手根管症候群とは、手首の手根管の中にある腱や神経が圧迫したり、神経がこすれたりして痛みやしびれを感じる病気です。とくに、手首を曲げたり反らしたりする際に手根管の内部で摩擦が生じます。 手根管症候群の症状を以下にまとめました。 手根管症候群の症状 手を振ると痛みが和らぐ しびれやピリピリした感じがする 明け方に強く痛む 初期は人差し指と中指が痛む 症状が進むと親指、人差し指、中指、薬指が痛みOKサインができない 手首の使いすぎが原因なので、ダンベルを使った筋トレでは手首を曲げないように注意しましょう。 手首を痛めないために正しい筋トレ方法 手首を痛めないための筋トレは下記の通りです。 手首を痛めない筋トレ方法 フォームを整える 重量や負荷は徐々に上げる セット回数を減らす とくに、フォームは重要で、ダンベルを握る位置や手首の角度に注意しましょう。 ダンベルを持って手首を曲げ伸ばししたり、小指側に傾けて持ったりすると負担が増してしまいます。自己流で筋トレをするのではなく、トレーナーなど専門家のアドバイスを受けるのもおすすめです。 安静時も手首の痛みが治まらない際は早急に受診しよう 手首に違和感や痛みがあるときは筋トレを休むようにしましょう。 長期的に見れば無理して痛みが悪化するより、休んで痛みの原因を治した方が筋肉を維持しやすいと考えられます。 とくに、筋トレやジム通いなどを始めたばかりの人は、無理をしてしまいがちなので注意してください。 安静にしても手首の違和感や痛みが引かない場合は、無理をせず医療機関を受診しましょう。 手首の痛みに対しては、再生医療による治療も選択肢のひとつです。 再生医療とは体に備わった修復機能を高めることを目的とした治療で、自身の血液や脂肪などから採取した成分を活用し、損傷組織の回復をサポートするアプローチです。 以下のページでは、手首の痛みの原因となっている疾患に対する再生医療の症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >>再生医療による手関節の症例はこちら 手術を伴わないケースが多く、痛みで日常生活に支障が出る方や筋トレの早い復帰がご希望の方は、当院へお気軽にご相談ください。
2019.11.26 -
- 再生治療
- 手
TFCC損傷は、ドアノブを回すときや手首を振る動作などで痛みを伴う病気です。 しかし「TFCC損傷と診断されたけれど、湿布はどうやって貼ればいいの?」「貼り方にコツはある?」といった、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 本記事では、TFCC損傷の進行を防ぐための湿布の正しい貼り方や、日常でできるセルフケアの方法をご紹介します。 TFCC損傷の治療ができる再生医療も紹介しているので、参考にしてみてください。 TFCC損傷における湿布の貼り方 TFCC損傷における湿布の貼り方は湿布をX字型に切り、交差する中央部分が痛む部分にあたるように貼ります。 さらに、包帯やテーピングで湿布を覆うように固定しましょう。 TFCC損傷は手首の小指側に炎症を起こしています。 手首は普段からよく動かす部位であることから、上手に湿布を貼らないとすぐに剥がれてしまいます。そのため湿布の切り方を工夫した上で、包帯やテーピングで湿布を覆うように固定するのがコツです。 【注意】湿布は治療期間を長引かせることもある 湿布はTFCC損傷の急場の対応として有効ですが、治療を長引かせる場合があります。 治療が長引く理由を以下にまとめました。 湿布は痛みに対して補助的に利用されるため、根本的な解決にはつながりません。 痛みが和らぐことで安心し、完治しないまま放置してしまう可能性があるため、治療期間が長引く危険性があります。 TFCC損傷は外傷がないので油断は禁物です。日常生活やスポーツなどが原因で手首の痛みや違和感が生じた場合は、整形外科をはじめとする専門医の診断を受けましょう。 当院のコラムではTFCC損傷が悪化した場合についてまとめています。詳しく知りたい方はご覧ください。 TFCC損傷とは TFCC損傷とは、手首の小指側にある関節の疾患です。手首の三角線維軟骨複合体と呼ばれる軟部組織が損傷し発症します。 TFCC(三角繊維軟骨複合体)は、橈骨と尺骨の間を結ぶ靭帯や腱、軟骨などの組織からなります。 手首の関節を安定させ、手首の衝撃を和らげるクッションの役割を果たす組織です。 TFCC損傷の原因や症状をまとめたので、順番にみていきましょう。 TFCC損傷の原因 TFCC損傷の原因は、急性外傷と慢性的負担によって引き起こされます。 主な原因 急性外傷 交通事故 転倒 スポーツによる損傷 慢性的負担 手首の過度な使用や負担 手首を使う動作のよるダメージの蓄積 また、以下の行為を日常的におこなっている方はTCFF損傷の発症リスクが高いです。手首に違和感を感じたら早期に医療機関を受診しましょう。 TCFF損傷が起こりやすい場面 日常生活 ドアノブをひねる 料理中にスマートフォンを片手で操作する PCの操作 スポーツ 野球のバッティング ゴルフのスイング テニスやバドミントンのラケット操作 TFCC損傷の症状 TFCC損傷の主な症状は以下の通りです。 たとえば、日常生活でドアノブを捻る・料理で鍋を持ち上げる・包丁を使うなどの日常的な行為で症状が出たり、ラケットやバットを使ったスイングなどのスポーツによる損傷は鋭い痛みが発生したりします。 TFCC損傷のセルフケア TFCC損傷における湿布以外のセルフケア方法を紹介します。 まずは、損傷した部分を安静にするのが大切です。 サポーターやテーピングで手首の固定からはじめてみましょう。サポーターやテーピングは、ドラッグストアやインターネット通販などで購入できます。 また、肘や肩を酷使して筋肉が硬くなってしまうと、手首に負担がかかりやすくなります。そこでおすすめしたいのが、肘や肩のマッサージ・ストレッチです。 肘や肩付近の皮膚を軽くつまんで皮膚が硬くなっている部分があったら、そのあたりの筋肉をほぐしていきましょう。 TFCC損傷の予防にはテーピングが効果的 テーピングで手首を固定し負担を減らすと、TFCC損傷の予防効果が期待できます。 テーピングは、TFCC損傷が発症した直後の炎症期や、症状が安定に向かう回復期に使用されます。 しかし、テーピングの予防効果については限定的であり、完全に損傷を防ぐことは難しい点にはご留意ください。 実際にテーピングを使用する際は、使用が可能かどうかや巻き方について医師に相談しましょう。 以下の記事では、TFCC損傷のテーピングについて解説しているので、参考にしてください。 TFCC損傷は再生医療で治療できる https://youtube.com/shorts/wc2jiN6Btc0?feature=shared 予防が難しいとされるTFCC損傷は再生医療で治療が可能です。 当院リペアセルクリニックでは、再生医療によるTFCC損傷の治療を行っています。 再生医療とは、幹細胞と呼ばれる骨や筋肉などに再生する性質がある細胞を使った治療です。 TFCC損傷の根本的な治療や再発を予防する効果が期待できます。 慢性化したTFCC損傷の痛みにお悩みの方やスポーツに早く復帰したいとお考えの方におすすめです。 以下のページでは、再生医療によってTFCC損傷による痛みが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療によるTFCC損傷の症例はこちら TFCC損傷の痛みに悩む方からよくある質問 TFCC損傷で悩む方々からはさまざまな質問がよせられます。 この項目では、とくに多い4つの質問に対して回答していきます。 TFCC損傷の改善に役立ててみてください。 TFCC損傷に効果的な湿布薬は? TFCC損傷に効果的な湿布薬は、痛みを緩和する成分が含まれているタイプです。 痛みや炎症が起きているときは、プロスタグランジンが分泌されています。このプロスタグランジンの生成を抑える機能をもつ成分が含まれているとTFCC損傷の痛みに有効です。 下記の成分が含まれている湿布薬を選びましょう。 ドラッグストアやインターネット通販でも手に入るので探してみてください。 TFCC損傷に効果的なサポーターは? 手首のサポーターは、ハードタイプとソフトタイプにわかれています。 症状や使用する場面に合わせて選んでみましょう。 サポーターは締め付けすぎず、緩すぎない装着感のある物を選びましょう。 サイズが合っていないサポーターだと、血行が悪くなったり充分な固定力を得られない可能性があります。 TFCC損傷の湿布は冷やす?温める? 一般的に、TFCC損傷の湿布は急性期に冷却、慢性期は温熱の使用が推奨されます。 発症した直後である急性期は、炎症を抑えるために冷却湿布を使用し、腫れや痛みを軽減します。 慢性期では、血行を促進し組織の修復を助けるために温熱湿布が効果的です。 ただし、個人の症状や回復段階によって対応方法が異なるため、医師のアドバイスを受けて使い分けるようにしましょう。 TFCC損傷の重症度チェック方法は? TFCC損傷の重症度を自己チェックする方法として、以下の4つのポイントがあります。 痛みの強さと持続時間 軽度の場合は活動時のみ痛みを感じますが、重度になると安静時にも持続的な痛みがあります。 手首の可動域 軽度では若干の制限がある程度ですが、重度になると著しく制限されます。 握力の低下 軽度では握力にあまり影響がありませんが、重度になると握力が大幅に低下します。 日常生活への影響 軽度では日常生活にほとんど支障がありませんが、重度になると日常動作に大きな支障をきたします。 これらの症状が強く、長期間続く場合は重症の可能性が高いため、速やかに医療機関を受診しましょう。 TFCC損傷は寝るときもサポーターを着けるべき? TFCC損傷は痛みが強い急性期や、医師から指示があった場合は、寝るときもサポーターを着けることが推奨されます。 着けるメリット ・就寝中の無意識な手首の動きを保護できる ・安静を保つことで炎症の沈静化を助ける ・夜間痛を軽減し、睡眠の質を上げる 着ける際の注意点 ・長時間の固定で手首が硬くなる・血流が悪くなる可能性がある ・肌への刺激となり、かゆみやかぶれを引き起こすことがある ただし症状の段階や生活スタイルによって、夜間のサポーター使用が適していない場合もあります。 市販品の選び方や着用時間の調整も含めて、必ず医師や専門スタッフに相談しましょう。 湿布で改善しないTFCC損傷は再生医療が効果的! https://youtu.be/61L-5epgvvQ TFCC損傷に対して湿布の正しい貼り方やセルフケア方法をご紹介しました。 湿布は炎症を一時的に抑えるには有効ですが、損傷した靭帯や組織を根本からの修復はできないため、あくまで補助的な手段として活用し、早めに医療機関を受診しましょう。 また以下のようなケースでは、靭帯損傷の進行や慢性化のリスクも考えられます。 数週間経っても痛みが取れない 日常動作で痛みがぶり返す 固定を続けても改善しない そのような方には、自己治癒力を活用するPRP(多血小板血漿)療法などの再生医療も選択肢の一つといえるでしょう。 PRP療法は、自身の血液から抽出した成長因子を患部に注入し、組織修復や炎症の抑制を促す治療法であり、手術や長期間の固定を避けたい方にも適しています。 当院(リペアセルクリニック)では、PRP療法と並行して専門的なリハビリサポートも提供しており、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療計画をご提案しています。 「湿布やテーピングではもう限界かも」「手術以外の方法で治したい」という方は、ぜひ一度、当院へご相談ください。 症例紹介や治療法の詳細は、公式LINEでもご確認いただけます。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.11.24 -
- 手
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「TFCC損傷の場合は病院に行くべき?」「手首に痛みを感じる」と、お悩みの方はいませんか。 慢性的な手首の痛みは、TFCC損傷の可能性があるため、症状が悪化する前に医療機関を受診することが大切です。 本記事では、TFCC損傷で病院に行くべきかどうかの判断基準について、詳しく解説します。 TFCC損傷で手首の痛みが続いているときは、早めに病院へ行き治療を受けましょう。 なお、近年の治療では、自己細胞を用いた「再生医療」が注目されています。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて、炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促す治療によってTFCC損傷の根本治療を目指します。 実際に当院リペアセルクリニックの再生医療によって、TFCC損傷による痛みが改善した症例があります。 【治療前の状態】 受診の数カ月前から左手関節痛がある 手の関節を骨折した既往があり、その際にTFCCを損傷した可能性が高い 【治療後の経過・変化】 10段階中6程度の痛みが1まで軽減された >>TFCC損傷に対する再生医療の症例(60代女性)はこちら 当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料相談を実施しております。ぜひご相談ください。 >>再生医療専門の「リペアセルクリニック」に無料相談する TFCC損傷で病院に行くべきかどうかの判断基準 TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)は、転倒して手首を大きくひねったり、加齢によって靭帯が変性したりした場合に起こるケガです。 TFCC損傷で病院に行くべきか迷う場合は、以下の3つの基準を参考に判断してください。 手首をひねる動作で痛みがある 小指側の手首に触れた時に痛みがある 安静時にも手首に痛みがある 以下でそれぞれの基準について見ていきましょう。 手首をひねる動作で痛みがある TFCC損傷で病院に行くべきかどうか判断する際は、手首をひねる動作で痛みがあるかを確認しましょう。 手首は、日常生活での動作で使うことの多い部位です。 ドアノブを回したり、蛇口をひねったりする動作で痛みがある場合は、TFCC損傷の可能性があります。 痛みがあるときは、無理に手首を動かさないようにし、医療機関を受診しましょう。 小指側の手首に触れたときに痛みがある 手首の小指側に触れたときに痛みがある場合は、TFCC損傷を疑い、病院に行きましょう。 TFCCは手首の小指側にある三角線維軟骨複合体のことで、損傷すると関節が不安定になったり、痛みが生じたりします。 手首の小指側に痛みがある場合は、TFCC損傷の可能性があるため、早めに病院を受診し、検査を受けることが大切です。 安静時にも手首に痛みがある TFCC損傷で病院に行くべきか迷うときは、安静時にも手首に痛みがあるか確認しましょう。 安静時にも手首に痛みがある場合は、TFCC損傷の症状が進行している可能性があります。 症状が進行すると、手首の痛みだけでなく、関節のぐらつきや物が持てないなどの症状がでてくる場合もあります。 手首の痛みは、日常生活へ支障をきたす恐れがあるため、早めに治療を受けましょう。 TFCC損傷で病院に行かずに放置するリスク TFCC損傷を放置すると、症状が悪化するリスクがあります。 手首の痛みが悪化した場合は、以下の動作が難しくなるため注意が必要です。 ドアノブを回す 雑巾絞り 皿洗い テニスやゴルフなどのスイング動作 パソコンやスマートフォンの操作 TFCC損傷の症状悪化を防ぐには、手首の負担を軽減することが重要です。 手首を使う動作をする際は、姿勢に注意したり、小休憩をとったりしましょう。 TFCC損傷を放置するリスクについては、以下の記事でも詳しく解説していますので併せてご覧ください。 TFCC損傷の重症度チェック TFCC損傷による手首の痛みがどの程度進行しているか、ご自身の症状から重症度をチェックすることが大切です。 具体的には、以下の2つの段階に分けて症状の目安を確認します。 軽度〜中等度の症状 重度の症状 それぞれの進行段階で見られるサインを詳しく解説します。 軽度〜中等度の症状 軽度から中等度のTFCC損傷の場合、手首を特定の方向に動かした時や、負担をかけたときにだけ痛みを感じるのが特徴です。 例えば、ドアノブを回す、雑巾を絞る、重いフライパンを持ち上げるといった動作で、手首の小指側にズキッとした痛みが走ります。 安静にしているときは痛みを感じにくいため、「少し休めば治るだろう」と放置してしまう方も少なくありません。 しかし、この段階で無理を続けると組織の損傷が徐々に進行してしまいます。 日常生活のふとした動作で手首に違和感を覚えるようになったら、手首に負担をかけないよう注意が必要です。 重度の症状 TFCC損傷が重度まで進行すると、手首を少し動かしただけでも激痛が走り、安静時にもズキズキとした痛みが続くようになります。 手首の小指側が腫れ上がり、痛みをかばうことで握力が著しく低下して、物を力強く握ることができなくなります。 また、手首を動かすと「ゴリゴリ」「ポキポキ」といった異音が鳴ったり、関節がグラグラと不安定になったりするのも重症化の危険なサインです。 このような症状が出ている場合は、軟骨や靭帯が激しく損傷している可能性が高く、手術が必要になるケースもあります。 取り返しのつかない状態になる前に、一刻も早く整形外科などの医療機関を受診してください。 TFCC損傷は自然治癒する?主な治療法 TFCC損傷は、以下の3つの治療法があります。 TFCC損傷の治療法 特徴 保存療法 手首を安静にし、サポーターや痛み止めなどで症状の改善を目指す 手術療法 損傷した部位の縫合や再建などで、痛みの根本的な治療を行う 再生医療 患者さま自身の細胞を利用して、損傷した部位の修復・再生を促す 症状の程度によって、適切な治療法は異なります。 当院(リペアセルクリニック)では、TFCC損傷の治療として、再生医療を提供しています。 TFCC損傷になり手首に慢性的な痛みがある場合は、当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。 保存療法 TFCC損傷による手首の痛みは、以下の保存療法で改善できる場合があります。 薬物治療(痛み止め・抗炎症薬 など) リハビリテーション療法 安静の保持 サポーターやテーピングの使用 保存療法では、痛みや動かしにくさなどの症状を緩和できる可能性がありますが、根本的な原因は取り除けない点に注意が必要です。 TFCC損傷の保存療法については、以下の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。 手術療法 手術療法は、痛みの原因となっている部位の損傷を、縫合や再建術で治す治療法です。 保存療法を行ってもTFCC損傷の症状が改善しなかったり、重度の症状がみられていたりする場合は、手術療法による治療が検討されます。 手術療法は、症状を根本的に改善できる可能性が高い治療法ですが、入院やリハビリなどで治療期間が長くなる傾向があります。 再生医療 TFCC損傷になった際は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 再生医療とは、患者さま自身の細胞を利用して、損傷した部位の修復や再生を促す治療法で、以下の特徴があります。 TFCC損傷を手術せずに治したい場合は、当院(リペアセルクリニック)の再生医療をご検討ください。 >TFCC損傷に対する再生医療の症例はこちら TFCC損傷で病院に行くべきかお悩みの方からよくある質問 TFCC損傷による手首の痛みが続く場合、適切な受診先やセルフケアの可否について多くの疑問が寄せられます。 本章では、TFCC損傷で病院に行くべきかお悩みの方からよくある質問に回答します。 TFCC損傷は何科を受診すればいい? TFCC損傷はセルフケアで治る? それぞれの疑問に対する回答について詳しく見ていきましょう。 TFCC損傷は何科を受診すればいい? 手首の痛みでTFCC損傷が疑われる場合は、整形外科を受診しましょう。 TFCC(三角線維軟骨複合体)は非常に小さな組織であるため、一般的なレントゲン検査では異常を発見しにくい特徴があります。 正確な診断にはMRI検査や専門的な徒手検査が必要となるため、手や手首の構造に精通した医師の診察を受けることが早期回復の鍵となります。 TFCC損傷はセルフケアで治る? TFCC損傷は自然治癒や市販の湿布などのセルフケアだけで根本的に治すことは難しく、かえって悪化させる危険性があります。 サポーターで手首を固定して一時的に痛みを和らげることは可能ですが、破れた軟骨や靭帯が自然に元通りになるわけではありません。 痛みを我慢して放置すると、慢性的な痛みや手首の関節の変形につながり、手術が必要になるケースも考えられます。 サポーターやアイシングはあくまで受診までの応急処置にとどめ、早めに医療機関での正確な診断と治療を受けるようにしてください。 TFCC損傷は早めに病院に行くべき!重症化する前に治療しよう 手首の小指側にズキッとした痛みを感じるTFCC損傷は、血流が乏しい組織であるため放置しても自然治癒しにくい外傷です。 「少し休めば治るだろう」と自己判断で痛みを我慢し続けると、軟骨や靭帯の損傷が知らず知らずのうちに進行してしまいます。 重症化すると、安静時にも痛みが続いたり握力が低下したりして、最終的に手術が必要になるケースも珍しくありません。 日常生活のふとした動作で手首に違和感や痛みを覚えたら、無理をせずに医療機関を受診しましょう。 なお、TFCC損傷でお悩みの方は、自己細胞を用いた「再生医療」による治療も選択肢の一つです。 TFCC損傷の根本治療にもつながる治療法なので「再生医療について詳しく知りたい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックにご相談ください。
2019.11.22 -
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TFCC損傷の手術後のギプスは必要かどうか気になる方も多いかと思いますが、ギプス固定期間は約1カ月です。 手術後にギプスで固定して日常生活を送る際には、注意点もあります。 この記事では、TFCC損傷の手術後のギプス固定期間や注意点などを紹介していきますので、参考にしてください。 TFCC損傷の手術後のギプス固定期間は約1カ月 TFCC損傷の手術後のギプス固定は前腕から手まで約1カ月が目安です。 ギプスが取れた後は手関節装具をつけて、さらに2〜3カ月間は固定する必要があります。 この期間中は重労働や運動は禁止となりますが、ギプスをしている間でも手の指は動かせるため、指先を使うデスクワークなどは1カ月以内を目安に可能となります。 ギプス固定中の注意点 TFCC損傷の手術後のギプス固定中にはいくつか注意点があります。 血行不良 強い痛み 患部は心臓より高い位置 ギプスから出ている指の色が赤黒い、蒼白などは血行不良の可能性があるため、手術を行った病院ですぐに受診してください。 また、痛み止めを飲んでも痛みが続く場合も、血行不良同様、病院での受診が必要です。 日常生活や寝るときなど、ギプスを固定している間は心臓より高い位置に上げておく必要があります。枕を置くことや、椅子の肘掛けに手を置くなど、工夫しましょう。 TFCC損傷手術後のリハビリ内容|ギプスが外れるまで TFCC損傷手術後、ギプスが外れるまでのリハビリ内容は、固定されていない指や肩を動かす必要があります。 TFCC損傷の手術直後は、肘上から手首までギプスで固定し安静にする必要があるため、動かせる指や肩のリハビリが欠かせません。 手術後約1カ月後にギプスを外してからは、手首の可動域を広げる訓練を行い、他動運動や筋力運動などでリハビリを始めます。 TFCC損傷の手術に関してよくある質問 TFCC損傷の手術に関してよくある質問をまとめています。 TFCC損傷の手術後はどのくらいで仕事に復帰できる? TFCC損傷の手術後の入院期間はどのくらい? TFCC損傷の手術費用の目安は? 仕事へ復帰できるまでの期間や入院期間、手術にかかる費用などの質問が多くあるので、参考にしてください。 TFCC損傷の手術後はどのくらいで仕事に復帰できる? TFCC損傷の手術後、どのくらいで仕事に復帰できるかは、指先だけでできるデスクワークなどは2〜3週間程度です。 ただし、骨がしっかり固定されるまでの2カ月〜半年は運動ができないため、重いものを運ぶ重労働などは避ける必要があります。 仕事への復帰までは、焦らずにリハビリを行うことが重要ですので、医師の指示のもと仕事に復帰するようにしましょう。 TFCC損傷の手術後の入院期間はどのくらい? TFCC損傷の手術後の入院期間は、手術の種類や手術後の状態によっても異なりますが、一般的には3〜4日です。 手術後は適度な安静を保ちつつ、医師の指導のもと手術後の経過や指先のリハビリなどを行うため、3~4日の入院が必要となります。 TFCC損傷の手術費用の目安は? TFCC損傷の手術費用の目安は、手術の種類や病院、保険適用の状況によって変わる場合がありますが、保険適用の3割負担で20〜25万円です。 総合病院や大学病院などは設備が整っているため、高くなる傾向がありますが、個人のクリニックなどでは比較的費用を抑えられる場合があります。 手術を検討している方は、事前に受診する医療機関の費用を調べておいてください。 【まとめ】TFCC損傷の手術後のギプス固定期間は約1カ月!注意点を守って早期回復を目指そう TFCC損傷の手術後のギプス固定は約1カ月必要です。 ギプスを固定している間は安静にして、固定されていない指や肩などは積極的に動かしましょう。 ただし、ギプスによる血行不良に注意し、患部を心臓より高い位置に上げるなど、注意点を守りながら早期回復を目指すことが重要です。 また、早期の仕事復帰を目指す方には再生医療という選択肢もあります。 以下のページでは、TFCC損傷に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >TFCC損傷に対する再生医療の症例はこちら 再生医療について詳細は、当院「リペアセルクリニック」へお気軽にご相談ください。
2019.11.20 -
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「TFCC損傷に効果のあるテーピング方法は?」 「テーピングに期待できる効果は?」 TFCC損傷による手首の痛みにお悩みの方の中には、上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 テーピングは、手首の不安定感や痛みに対して、関節のサポートや負担軽減に役立つ手段の一つです。 本記事では、TFCC損傷に効果的なテーピングの貼り方から期待できる効果について詳しく解説します。 正しい知識と使い方を身につけ、手首の負担を抑えながら、TFCC損傷の回復を目指しましょう。 また、「TFCC損傷を早く治したい」という方は、再生医療も治療の選択肢としてご検討ください。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高め、損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 現在、当院リペアセルクリニックでは、TFCC損傷の再生医療について無料相談を実施しております。ぜひご相談ください。 TFCC損傷に対するテーピングの貼り方(巻き方) TFCC損傷に対するテーピングは、手首の回旋(ひねり)や側方への動きを制限し、痛みの軽減・再発を防ぐことを目的として行います。 具体的なテーピングの手順は、以下を参考にしてください。 手順 詳細 手首を自然な角度に保つ ・肘を曲げて前腕を机に置き、手のひらを軽く上に向ける(回外状態) ・痛みの少ない中間位で固定 1本目:横巻きで手首を安定化させる ・テープを15~20cmにカットし、手首の中央から一周、やや引っ張りながら横方向に巻く ※親指の付け根と手の甲を避けるように注意する 2本目:Xのようにクロスさせる ・2本目のテープを20~25cmにカット ・手のひら側の小指下からスタートし、手首を斜めに横切りながら親指の付け根側(母指球)へと貼る ・反対方向にも行い、「X字」に交差させる 3本目:剥がれ防止のテープを貼る ・1本目と同様の横巻きを軽く重ね、テープ端の剥がれを防ぐ 貼るときのポイントとして、「テープを引っ張りすぎない」「シワを作らないよう皮膚に密着させる」ことを意識しましょう。 運動前や仕事前の予防目的や、日常動作での不意な負荷を軽減したいときにおすすめです。 TFCC損傷に対するテーピングに期待できる効果 TFCC損傷に対するテーピングに期待できる効果について解説します。 テーピングの効果 サポーターの役割との違い 以下でそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。 テーピングの効果 TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)に対して、テーピングを貼ることで以下のような効果が期待できます。 固定によって関節の動きを制限し、炎症や痛みを悪化させにくくする 日常生活や軽い運動中の痛みの軽減やストレスの緩和 手首の捻れや回旋動作など、再発につながる動きの予防 筋肉や腱の動きをサポートし、患部の負担を分散 ただし、テーピングはあくまで補助的な対処法なので、根本的な治療にはなりません。 炎症や痛みが強い場合や動かすたびに違和感がある場合は、医療機関を受診して適切な治療を受けることが重要です。 以下の記事では、TFCC損傷の痛みで病院に行くべきか迷われている方向けに、判断基準となる症状や放置するリスクを解説していますので、ぜひ参考にしてください。 サポーターの役割との違い テーピングとサポーターは、どちらも手首の保護・安定を目的としていますが、以下のように機能や使い方に違いがあります。 項目 テーピング サポーター 固定力 自在に調整できる サイズによって異なる フィット感 皮膚に密着して動きを制限しやすい サイズによって異なる 通気性・衛生面 通気性は低く、こまめな交換が必要 メッシュ素材のものも多く、繰り返し使える コスト・準備の手間 毎回巻き直しが必要、消耗品 一度購入すれば使い回し可能 適している場面 スポーツや一時的な運動時のサポート 日常生活や長時間の保護・安静時 一時的な痛みの軽減やスポーツ時のサポートには、テーピングが有効です。 一方で日常的に長時間装着したい場合や、繰り返しの使用にはサポーターを検討しましょう。 例えば、「運動時はテーピングで固定」「日常生活ではサポーターで安静を保つ」といった使い分けが効果的です。 症状の程度や使用目的に応じて、医師や理学療法士に相談しながら選択するのもおすすめです。 TFCC損傷でテーピングを貼るときの注意点 TFCC損傷にテーピングを貼るときの注意点は、以下のとおりです。 強く引っ張りすぎない 長時間の貼りっぱなしは避ける 痛みが増す・赤みが出る場合はすぐ中止 テーピングだけに頼りすぎない かぶれ・かゆみといった皮膚トラブルを防ぐためにも、テープは原則として1日ごとに貼り替えるのが理想です。 汗をかいたままや就寝中の貼りっぱなしは避け、皮膚を清潔に保つようにしましょう。 また、テーピングはあくまで補助的な対策であり、TFCC損傷を根本的に治すものではありません。 痛みが気になる方は、医療機関を受診し、専門的なリハビリを受けるようにしましょう。 TFCC損傷に対するテーピングについてよくある質問 最後に、TFCC損傷のテーピングについてよくある質問に回答していきます。 テーピングしたまま寝ても大丈夫? TFCC損傷はテーピングで治る? 正しい知識を身につけ、手首への負担を抑えながら回復を目指すためにも、ぜひ参考にしてください。 テーピングしたまま寝ても大丈夫? 就寝時はテーピングを外し、手首の皮膚や血管を休ませることが推奨されます。 寝ている間は姿勢が固定されやすく、テーピングを巻きっぱなしにすると血行不良を招く恐れがあるため、注意が必要です。 また、長時間の密着によるかぶれなどの皮膚トラブルにつながる可能性があります。 日中は活動から手首を守り、夜は外してリラックスした状態で本来の治癒力を促すといった、メリハリをつける工夫が健やかな回復を後押しします。 TFCC損傷はテーピングで治る? テーピングだけでTFCC損傷を完治させることは難しく、あくまで患部の負担を減らすサポート役と捉えましょう。 しかし、テープを巻くことで手首のひねりを制限して痛みを和らげたり、損傷した組織の悪化を防いだりする効果が期待できます。 動かす際のストレスを軽減する心理的なメリットも得られるでしょう。 根本的な改善を目指すには、医療機関での適切な診断のもと、リハビリなどの総合的なアプローチと組み合わせて治療を受けることが重要です。 TFCC損傷はテーピングだけでなく根本的な治療も受けよう TFCC損傷に対して、テーピングは手首の安定性を高め、痛みやストレスを軽減する効果が期待できる有効な対処法です。 しかし、テーピングだけでTFCC損傷の完治を目指すことは難しい点に注意が必要です。 テーピングで痛みが和らいだとしても、放置すると関節の不安定感や慢性的な痛みにつながる可能性があるため、自己判断せず、整形外科など専門医に相談しましょう。 また、「TFCC損傷を早く治したい方」「手術以外の治療法を探している方」には、再生医療も選択肢としてご検討ください。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高め、損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。 >>再生医療によってTFCC損傷が改善した症例(60代女性)はこちら 現在、当院リペアセルクリニックでは、TFCC損傷の再生医療について無料相談を実施しております。ぜひご相談ください。
2019.11.12 -
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TFCC損傷による手首の痛みで、日常生活や仕事に支障が出て困っている方も多いのではないでしょうか。 手首の小指側が痛んで物を握るのがつらい、手首を回すと痛みが強くなるといった症状があると、一日も早く治したいと思うものです。 この記事では、TFCC損傷に効果的なリハビリテーション方法と期間の目安について詳しく解説します。 適切なリハビリテーション方法を知って実践することで、手首の痛みを軽減し、日常生活への復帰を目指しましょう。 TFCC損傷を早く治したい方向けに、先端医療である再生医療による治療についても紹介します。 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、TFCC損傷の早期回復を目指せる再生医療に関する情報を配信中です。 「現在のリハビリで期待した効果が出ていない」という方は、ぜひ再生医療についてもチェックしてみてください。 TFCC損傷とは? 手首の小指側に痛みを感じる場合、TFCC損傷の可能性があります。 TFCC(三角線維軟骨複合体)は、手首の関節にある軟骨や靭帯の集まりです。 この組織は、手首の安定性を保ち、衝撃を吸収するクッションのような大切な役割を担っています。 TFCCが傷つくと、痛みや不安定感が生じ、日常生活に影響をおよぼします。 TFCC損傷の主な症状 TFCC損傷の原因 TFCC損傷への理解を深めるために、症状と原因をそれぞれ詳しくみていきましょう。 TFCC損傷の主な症状 TFCC損傷の主な症状は、手首の小指側に生じる痛みです。 特に、ドアノブを回す・瓶のフタを開ける・タオルを絞るといった手首をひねる動作で痛みが強くなるのが特徴です。 その他にも、以下のような症状が現れる場合があります。 TFCC損傷の主な症状 手首を動かしたときの「ポキポキ」「カクン」という音 物を強く握れない、握力の低下 手首がぐらつくような不安定な感覚 患部の腫れや、押したときの痛み 損傷したTFCCが手首の動きを円滑に支えられなくなることで上記のような症状がみられます。 気になる症状がある場合は、自己判断せずに専門の医療機関へ相談しましょう。 以下の記事では、TFCC損傷で病院に行くべきかの判断基準について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。 TFCC損傷の原因 TFCC損傷の原因は、一度の大きな力で傷つく「外傷性」と繰り返しの負担で徐々に損傷する「変性」に分けられます。 それぞれの具体的な原因は、以下のとおりです。 原因の分類 具体的な例 外傷性 ・転んで手をつく ・スポーツや事故で手首を強くひねる ・手首を骨折する 変性 ・加齢による組織のすり減り ・野球やテニスなど、手首を繰り返し使うスポーツ ・仕事での反復作業 一度のケガだけでなく、日々の生活やスポーツ活動での小さな負担の蓄積も原因となります。 また、生まれつきの骨格によって負担がかかりやすい場合もあります。 TFCC損傷のリハビリテーション方法 TFCC損傷のリハビリテーションは、以下のように病期ごとに段階を踏んで進めるのが基本です。 初期|無理のない範囲で可動域訓練 中期|手首周辺の筋力強化 後期|日常生活やスポーツに必要な動作訓練 まずは炎症を抑えることから始め、徐々に手首の機能を取り戻し、最終的に日常生活やスポーツへの復帰を目指します。 それぞれの時期におけるリハビリの目的と、具体的な方法を解説します。 初期|無理のない範囲で可動域訓練 リハビリの初期段階では、まず炎症を鎮めて痛みを軽減させることが目的です。 サポーターやシーネで手首を固定し、負担のかかる動きを制限して患部を安静にすることが優先されます。 この時期は、手首を無理に動かすことは禁物です。 ただし、固定中も指や肘、肩の関節が硬くならないように、軽くストレッチしましょう。 手首は医師の指示のもと、痛みを感じない範囲でゆっくりと動かす訓練から始めます。 中期|手首周辺の筋力強化 痛みが落ち着き、固定が外れたら手首周辺の筋力を取り戻すリハビリテーションに移行します。 この段階では、手首の関節を支える筋肉を鍛えることで、関節の安定性を高めることが目的です。 具体的なトレーニング内容は、以下のとおりです。 チューブや軽いダンベルを使った手首の曲げ伸ばし運動 棒などを使い、手首をゆっくりひねる運動 ボールやグリップを軽く握る握力訓練 最初は軽い負荷から始め、徐々に回数や強度を増やしていきます。 トレーニングの翌日に痛みが残る場合は、負荷が強すぎるサインなので、内容を見直しましょう。 後期|日常生活やスポーツに必要な動作訓練 リハビリの後期では、より実用的な動きを取り戻すための訓練を行います。 日常生活やスポーツ特有の動作訓練を行い、再発を防ぐことが目的です。 具体的な訓練内容は、以下のとおりです。 ドアノブを回す、タオルを絞るなどの日常動作の反復練習 スポーツ復帰に向けたラケットやバットの素振りなどの軽い練習 後期では、実際の動作に近い形で手首に負荷をかけていきます。 ただし、違和感や痛みが再燃した場合はすぐに負荷を調整し、無理のない範囲で慎重に活動レベルを上げましょう。 TFCC損傷のリハビリ期間|2〜6カ月程度が一般的 TFCC損傷のリハビリ期間は、損傷の程度により2~6カ月程度が一般的です。 軽度の損傷であれば2~3カ月、重度の場合は6カ月以上かかることもあります。 個人差が大きく、年齢や活動レベル、損傷の種類によってもリハビリ期間は変わります。 重要なのは適切なリハビリを継続することであり、焦らずに治療に取り組むことが回復への近道です。 TFCC損傷に対するリハビリ以外の治し方・対処法 TFCC損傷の治療には、リハビリ以外にも以下のような治し方・対処法があります。 安静にする 患部をアイシングする 包帯やサポーターを活用する 上記の対処法は、症状に応じて適切に使い分けることが重要です。 安静にする 手首を安静にするのは、TFCC損傷治療の基本です。 手首を適切に休ませることで損傷部位の炎症を抑え、痛みの緩和を図ります。 重い物を持つ、手首を強く曲げる・回転させる動作、手首に衝撃が加わる可能性のあるスポーツや作業は避けましょう。 安静時にも痛みがつらいときは、湿布を活用して痛みを抑える方法もあります。 湿布の貼り方については、以下の記事も参考にしてください。 患部をアイシングする アイシングは、TFCC損傷による炎症と痛みを軽減する効果的な方法です。 冷却治療は損傷した組織の血流を減少させ、腫れを抑えます。 アイシングをするときは、冷凍したジェルパックや氷を布で包み、患部に1日数回、各回10~15分ほど冷やしましょう。 氷などを肌に直接当てると凍傷のリスクがあるため、常に布などの保護層を介して使用することが大切です。 包帯やサポーターを活用する 圧迫する包帯やサポーターの使用は、手首を適切に支え、不必要な動きを制限することで損傷部位へのさらなる負荷を防ぎます。 包帯による圧迫は腫れを抑える効果もあり、適度な圧力を加えることで血流を促進します。 サポーターは、より長期的な使用に適しており、日常的な活動を行いながらも手首を保護できます。 使用する際は、圧迫しすぎて血行を妨げないよう注意しましょう。 圧迫の手段であるテーピングの貼り方については、以下の記事もご覧ください。 TFCC損傷のリハビリ方法に関するよくある質問 ここでは、TFCC損傷のリハビリ方法に関するよくある質問に回答していきます。 TFCC損傷のリハビリはいつから始める? TFCC損傷のセルフケア方法は? TFCC損傷の痛みに有効なストレッチは? リハビリを始める時期やご自身でできるケアなど、正しい知識を身につけていきましょう。 TFCC損傷のリハビリはいつから始める? TFCC損傷のリハビリは、まず患部を安静にし、痛みや炎症が落ち着いてから始めます。 特に手首をひねる動きは、損傷を悪化させる可能性があるため初期段階では厳禁です。 一般的には、数週間サポーターやギプスで手首を固定します。 その期間中も、医師の許可があれば、痛みが出ない範囲で手首を軽く曲げ伸ばしすることもあります。 本格的なリハビリは、痛みや腫れが落ち着いてから、医師の判断のもとで段階的に進めましょう。 TFCC損傷のセルフケア方法は? ご自身でできるケアの基本は、手首に負担をかけないように保護し、安静を保つことです。 日常生活で痛みを悪化させないための、具体的なセルフケア方法を紹介します。 手首をひねる、重いものを持つなどの動作を避ける サポーターやテーピングで手首を固定・保護する 手首は安静にしつつ、指や肘、肩は硬くならないように動かす サポーターやテーピングは、仕事や家事の際の痛みを軽くするのに役立ちますので、専門家の指導を受けて活用しましょう。 TFCC損傷の痛みに有効なストレッチは? 炎症が落ち着いた回復期には、手首周辺の筋肉をほぐすストレッチが有効です。 具体的なストレッチ方法は、以下のとおりです。 肘を伸ばし、反対の手で手のひら側を持ち、指先を反らせて前腕の内側を伸ばす 同様に肘を伸ばし、手の甲側を持って手首を曲げ、前腕の外側を伸ばす どちらのストレッチも、痛みを感じない範囲で20秒ほどゆっくり伸ばすのを数セット行います。 もしストレッチ中に痛みや違和感が出た場合は、すぐに中止して主治医に相談してください。 TFCC損傷のリハビリ効果を高める再生医療をご検討ください TFCC損傷の治療では、段階的なリハビリやセルフケアを継続することが基本です。 しかし、損傷の状態によっては、リハビリを続けても痛みがなかなか改善しない場合もあります。 長引く症状に悩んでいる方や、より早期の回復を目指したい方には、再生医療という選択肢があります。 再生医療は、患者さまご自身の血液や細胞を用いて、炎症を抑えたり損傷した組織の修復・再生を促す治療法です。 損傷したTFCCにアプローチし、炎症を抑えながら損傷した組織の改善が期待できます。 再生医療はリハビリの効果を高めるだけでなく、症状の根本的な改善を目指せる可能性があります。 >TFCC損傷に対する再生医療の症例はこちら 当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、具体的な治療法や症例を紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
2019.11.09 -
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「尺骨突き上げ症候群の手術後はいつ仕事復帰はできる?」 「手術後早く仕事復帰できる治療法を知りたい」 尺骨突き上げ症候群の手術を受けた方の中には、上記のような疑問や不安を持つ方も多くいらっしゃるかと思います。 そこで本記事では、尺骨突き上げ症候群になる原因や術後の具体的な仕事復帰の目安を解説します。 また、尺骨突き上げ症候群と混同しがちなTFCC損傷も交え、仕事への早期復帰が期待できる治療法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。 尺骨突き上げ症候群・TFCC損傷の仕事やスポーツ復帰の目安 尺骨突き上げ症候群やTFCC損傷で手術をした場合、仕事やスポーツ復帰までの期間が気になる方もいるでしょう。 個人差はありますが、尺骨突き上げ症候群とTFCC損傷の手術後に、仕事やスポーツへ復帰できるまでの期間は以下の表のとおりです。 病名 仕事への復帰時期 スポーツへの復帰時期 尺骨突き上げ症候群 約2〜3週間 約2ヶ月〜半年 TFCC損傷 約1ヶ月 約2〜3ヶ月 尺骨突き上げ症候群は手術後2〜3週間ほどスプリント固定を行います。 家事やデスクワークなどの軽い仕事であれば、手術後2〜3週間で復帰可能です。 ただし、骨がしっかりと固定されるまでの2ヶ月〜半年は運動ができません。 TFCC損傷は、術後の1つの目安として、痛みを見ながらギプスで約1ヶ月は固定が必要です。 手指はギプス中から動かせるため、軽作業やデスクワークは、術後1ヶ月以内に復帰できます。 その後、手関節用の装具に変更して2〜3ヶ月程度の固定を行っていきます。 尺骨突き上げ症候群とTFCC損傷の違い 尺骨突き上げ症候群は、尺骨が手首の骨に衝突すること発症する病気です。 前腕の親指側に位置する橈骨(とうこつ)よりも、尺骨のほうが長いため発症します。 尺骨突き上げ症候群は保存療法での完治が難しいため、尺骨を短くする手術が一般的です。 また、尺骨突き上げ症候群と似た病気に「TFCC損傷」があります。 混同されがちな疾患ですが、尺骨突き上げ症候群とTFCC損傷は発症原因が異なります。 TFCC損傷は、ねじり動作が多い人に起こりやすい病気です。 テニスやゴルフなど手首を酷使するスポーツのほか、雑巾絞りのような日常生活が原因で発症するケースもあります。 治療法は保存療法と手術の2種類です。 まずは保存療法を行い、症状が改善しない場合は手術を検討します。 尺骨突き上げ症候群とTFCC損傷の治療法 尺骨突き上げ症候群とTFCC損傷の治療法には、保存療法と手術があります。 まずは保存療法を試し、改善しない場合は手術を検討するのが一般的です。 保存療法 外科的な治療法(手術) 下記ではそれぞれの治療法について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。 保存療法 尺骨突き上げ症候群の保存療法は、手首の尺屈(小指側へ傾ける動作)を制動する装具やサポーターを着用する治療法です。 治療を続けても痛みが引かない、仕事に支障をきたす場合は、外科的な治療法(手術)を提案される可能性があります。 TFCC損傷の主な保存療法は、以下のとおりです。 手関節を安静に保つために装具などで固定する テーピングや運動療法などでリハビリを行う 関節内にステロイド注射をし、炎症を抑えて痛みを軽減する 保存療法で痛みが引かない、仕事に支障をきたす場合は、外科的な手術を行います。 外科的な治療法(手術) 外科的な治療法では、尺骨短縮骨切除術を行うのが一般的です。 尺骨短縮骨切除術は、尺骨を数ミリ(通常は2mm〜4mmほど)切除してプレートで固定します。 手術を行うと尺骨と月状骨(げつじょうこつ)がぶつからなくなるため、痛みが改善します。 手術時間は1時間〜1時間半程度です。 TFCC損傷外科的な治療法(手術)は、主に以下のとおりです。 関節鏡でTFCC部分の切除 関節鏡でTFCC縫合 尺骨短縮骨切除術 関節鏡を用いた手術は、関節の周囲の皮膚に2〜3箇所小さな穴を開け、内視鏡を挿入して患部の修復を行います。 患部を大きく切開しないため、傷跡が残りにくい、痛みが少ないメリットがあります。 尺骨短縮骨切除術は尺骨突き上げ症候群の治療と同様、患部を切開して尺骨を数ミリ切除します。 治療法についての詳細は、以下の記事で解説しているのであわせてご覧ください。 尺骨突き上げ症候群・TFCC損傷の早期復帰を目指すなら再生医療を検討しよう 尺骨突き上げ症候群・TFCC損傷による痛みは、仕事やスポーツに影響を与えるため早期治療が必要です。 治療法は保存療法と手術が一般的ですが、根本的な治癒につながらない、治療期間が長くかかるなどの問題があります。 もっと効果的な治療をしたい、早い根治を目指したい方は、再生医療による治療を検討しましょう。 再生医療とは幹細胞を体から取り出して培養し、幹細胞を患部に注入して損傷を修復する治療法です。 幹細胞は、人が生まれながらにして持っているもので、損傷したり弱ったりしている箇所を修復する機能を担っています。 自分自身の細胞を用いるため、副作用が少ない、治療期間が短くて済むなどのメリットがあります。 再生医療は、尺骨突き上げ症候群やTFCC損傷の治療にも効果が期待できる画期的で最先端の医療法です。 以下のページでは、TFCC損傷に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >TFCC損傷に対する再生医療の症例はこちら リペアセルクリニック大阪院では、再生医療による治療を行っています。興味をお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
2019.11.06 -
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ドアノブを回す・重い物を持つ・パソコンを使うなど、普段何気なく行っている動作で手首に痛みがあるけど、「少しの痛みだから大丈夫」「そのうち治るだろう」と放置していませんか? その痛みはTFCC損傷(三角線維軟骨複合体)と呼ばれる症状の可能性があり、放置すると日常生活での動作において痛みの慢性化や可動域の制限といった症状に進行するリスクも。 TFCC損傷は日常生活の動作で悪化する可能性もあるため、早期発見・早期治療が重要です。 この記事では、TFCC損傷を放置するリスクや原因、幅広い治療選択肢について詳しく解説します。 「この手首の痛みは放っておいて大丈夫?」と不安を抱えている方は、ぜひ参考にして早期治療に努めましょう。 TFCC損傷を放置するリスク TFCC損傷を放置すると、以下のようなさまざまなリスクを引き起こす可能性があります。 痛みの慢性化・悪化 可動域の制限 手首の不安定感 変形性関節症への進行リスク 日常生活で安静にせず症状が進行した場合、手術が必要になる可能性があるため注意が必要です。 ただし手首を使う動作は日常生活で頻繁に行うため、安静にしていても症状が悪化する可能性があるので、少しでも痛みを感じた場合は医療機関を受診してください。 痛みの慢性化・悪化 TFCC損傷は軽い場合は自然に回復することもありますが、症状の程度によっては悪化するリスクがあります。 放置してしまうと、痛みの慢性化や手首の不安定感、動きの制限などの症状が現れることがあります。 とくに野球やテニスなどのスポーツをされている方は、手首に繰り返しかかる負荷が悪化の原因となるため、一時的な運動制限の検討が必要な場合も。 また、長時間のスマホ使用でも同じ動作を続けることで症状が悪化する可能性があります。 少しでも痛みを感じたら、無理な運動や長時間のスマホ使用は控えるようにしましょう。 可動域の制限 TFCC損傷は手首に繰り返し負荷がかかることで、以下のように動作の可動域が制限される可能性があります。 ドアノブを回す、ペットボトルのフタを開ける動作など マウス操作などのパソコン作業 フライパンを持つ、荷物を運ぶなど このような状態を放置すると痛みだけでなく、手首の柔軟性や機能が低下し、日常生活に影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。 少しでも痛みや動かしづらさを感じた場合は手首に負担がかからないようにし、早めに医療機関で受診してください。 手首の不安定感 TFCC損傷が悪化すると、以下のような手首の不安定感を伴う症状が現れることがあります。 手首の力が抜ける グラグラする 安定しない 具体的には物を持ち上げる際に手首がぐらつく、動作中に抜けるような感覚があるといった症状になります。 放置すると、周囲の靱帯や腱にも負担がかかり、痛みや炎症が広がる恐れも。 このような不安定感を感じた場合は、無理に動かさず、手首にテーピングやサポーターをして安静に保つことが重要です。 変形性関節症への進行リスク TFCC損傷を放置したまま手首に負荷をかけ続けると、関節内の軟骨や周辺組織に慢性的なストレスが加わり、手関節の変形性関節症(変形性手関節症)へと進行する可能性があります。 ただし、これは全ての患者さんに必ず起こるわけではなく、個人差や損傷の程度によって異なります。 また、保存療法を行っても症状が改善しない場合は、手術が必要なケースもあるので注意が必要です。 そのため初期の段階で治療を行い、症状が進行するリスクを減らすことが大切です。 TFCC損傷を放置すると保存治療が難しくなる可能性がある TFCC損傷は、軽症であれば日常生活で安静にしておくことや、サポーターの装着といった保存療法で悪化するリスクを軽減することが可能です。 しかし、放置すると症状が慢性化し、難治性のTFCC損傷へと進行する可能性があります。 難治性のTFCC損傷となってしまった場合、保存療法のみでは改善が難しく、手術が必要となることもあります。 TFCC損傷は症状が悪化する前に、早期治療を行うことが重要です。 TFCC損傷の原因は外傷と加齢 TFCC損傷は主に「外傷」と「加齢」という2つの要因で発生します。 外傷 ・転倒時に手をついた衝撃 ・自転車・交通事故での手首のひねりなど 加齢 時間の経過とともにTFCC組織が徐々に摩耗 外傷性の原因としては、転倒時に手をついた衝撃や、自転車・交通事故での手首のひねりなどが挙げられます。 とくに手首を強く捻ったり、手のひらを地面に強く打ち付けたりする動作が損傷を引き起こすことも。 年齢を重ねると組織の弾力性が低下し、修復能力も衰えるため、日常的な使用でも損傷リスクが高まります。 また、野球やテニス、ゴルフなど手首に繰り返し負担がかかるスポーツをしている方は、慢性的な使用による微細な損傷が蓄積して症状が現れることもあります。 TFCC損傷の症状 TFCC損傷の症状は手首の小指側の痛みで、腫れや可動域の制限、不安定感などがみられます。 痛みはドアノブや重い物を持ち上げるなどの動作痛があり、腫れの原因は損傷により炎症が起こるためです。 このように日常生活における動作や、腫れなどによる痛みがありますが、悪化した場合は安静にしていても痛みや不安定感が出ます。 TFCC損傷の治療方法 TFCC損傷の治療法として以下のようなものがあります。 保存療法 リハビリテーション 手術療法 再生医療 保存療法やリハビリテーションを行っても症状が改善しない場合は、損傷の種類や程度、患者さまの活動レベルなどを考慮して手術療法が検討されます。 保存療法 TFCC損傷の保存療法では、テーピングやサポーターの装着や、炎症を起こして腫れている場合などはアイシングを行います。 関節可動域訓練などもありますが、痛みや症状がさらに悪化する可能性があるため、医療機関の指導の下行うことが重要です。 まずは装具などで手首にかかる負担を軽減することを、保存療法では目的としています。 リハビリテーション TFCC損傷のリハビリテーションでは、理学療法士が患者の状態に合わせてプログラムを作成し、手首の機能回復を目指します。 手首の安定性を高めるトレーニングや関節可動域を回復させる運動などもあり、スポーツへの復帰や職場への復帰、日常生活に支障が出ないようなサポートが中心です。 また、自宅でも続けられるリハビリなども指導するため、長期的な回復や再発防止にもつながります。 手術療法 保存療法やリハビリテーションを行っても、TFCC損傷が治らず悪化してしまった場合や、TFCC損傷が深刻な状態の場合、手術療法を行います。 手術療法には、TFCC縫合術、尺骨短縮術があり、必要となるケースは損傷が重度の靭帯損傷や完全断裂、慢性的な痛みが続いている場合です。 手術後では理学療法士の指導の下、手首の腫れの抑制や可動域を徐々に広げていくなどのリハビリテーションが行われます。 再生医療 TFCC損傷の治療法として再生医療という選択肢があります。 人間の体には、損傷したり弱ったりしている部分を修復する働きがある幹細胞というものがあります。 再生医療は、幹細胞を体から取り出し培養、損傷部分に注入するという治療法です。 手術療法では身体への負担や回復までに時間がかかることがありますが、再生医療では手術を行わずに治療することが可能です。 以下のページでは、TFCC損傷に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >TFCC損傷に対する再生医療の症例はこちら 【まとめ】TFCC損傷は放置せず早期治療を!まずは医療機関へ相談しよう TFCC損傷を放置すると、痛みの慢性化や手首の不安定感の進行に加えて、変形性関節症へと進行するリスクがあります。 日常生活のドアノブを回す動作やスマホ操作でさえ症状が悪化することも。 軽症なら保存療法で改善できますが、放置すると難治性となり手術が必要になることもあるため、早期治療を行うことが大切です。 治療としては、保存療法や手術療法の他に再生医療という選択肢もあります。 再生医療には、主に幹細胞治療とPRP療法があり、どちらも患者さま自身の幹細胞・血液を用いるため、副作用のリスクが少ないのが特徴です。 手術や入院を必要としない再生医療について、詳しく知りたい方は当院「リペアセルクリニック」で紹介している症例をご確認ください。
2019.11.02







