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潰瘍性大腸炎になりやすい性格はある?なりやすい人の傾向や予防のポイントを解説

潰瘍性大腸炎になりやすい性格はある?なりやすい人の傾向や予防のポイントを解説
公開日: 2026.07.08 更新日: 2026.07.31

潰瘍性大腸炎は国の指定難病の一つで、若い世代でも発症することがある病気です。

現時点では、特定の性格が潰瘍性大腸炎を直接引き起こすという明確な科学的根拠はありません。

一方で、過度なストレスは免疫機能や腸の働きに影響を与え、症状の悪化や再燃に関係する可能性が指摘されています。

本記事では、潰瘍性大腸炎になりやすいといわれる性格の傾向や発症に関わる要因、日常生活で意識したいポイントについて解説します。

従来の治療で十分な改善が見られない場合、再生医療も選択肢の一つとなります。

\再生医療という選択肢/

再生医療とは、患者さま自身の細胞を活用して、傷ついた組織の修復環境を整えることを目指す治療法です。

潰瘍性大腸炎においては、炎症によって損傷した腸粘膜の回復をサポートする働きが期待されています。

【こんな方は再生医療をご検討ください】

  • 薬物療法を続けているが、症状が安定しない方
  • 腹痛・血便・頻回の下痢を繰り返している方
  • 手術以外の治療法を探している方
  • 再燃を繰り返し、寛解の維持が難しいと感じている方
  • 体への負担が少ない治療法を希望している方

実際に当院(リペアセルクリニック)では、薬物療法やG-CAP療法を続けても寛解の維持が難しかった50代男性の難治性潰瘍性大腸炎に対して治療を行った症例もあります。

治療前後の内視鏡画像や詳しい治療経過については、以下の症例ページをご覧ください。

>>難治性潰瘍性大腸炎に対する幹細胞治療の症例はこちら

「薬物療法を続けても症状が安定しない」「再燃を繰り返し、今後の治療に不安を感じている」という方は、一人で悩まず、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。

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潰瘍性大腸炎になりやすいとされる性格の傾向

特定の性格が潰瘍性大腸炎の発症を直接引き起こすことは、明らかになっていません。

ただし、症状悪化や再燃に影響する可能性があるため、以下のようなストレスをため込みやすい性格の方は注意が必要です。

それぞれの性格がなぜ腸の健康に影響しうるのかを詳しく解説します。

真面目・完璧主義でストレスを抱え込みやすい

真面目で完璧主義な傾向がある人は、仕事や日常生活で高い目標を掲げ、自分自身に必要以上のプレッシャーをかけてしまうことがあります。

周囲の期待に応えようと無理を重ねたり、思うようにできなかった自分を責めたりすることで、気づかないうちに疲労や心理的な負担をため込みやすくなります。

現時点では、真面目さや完璧主義といった性格が、潰瘍性大腸炎の発症に直接関係するという明確な科学的根拠はありません。

一方で、過度なストレスは自律神経や免疫機能、腸の働きに影響し、症状の悪化や再燃に関わる可能性があると考えられています。

日頃から無理をしすぎず、趣味を楽しむ時間や十分な休息を意識的に確保することが大切です。

また、つらいときは一人で抱え込まず、家族や周囲の人に相談することも心身の負担を軽減する方法のひとつです。

神経質で些細なことが気になりやすい

神経質で些細なことが気になりやすい性格の人は、人間関係や日々の小さな出来事に対しても深く考え込み、精神的なストレスを抱え込みやすい傾向にあります。

このような心理的なストレスの蓄積は、自律神経のバランスを乱し、腸の働きにも直接的な悪影響を及ぼすとされています。

腸はストレスの影響を受けやすい器官であるため、考えすぎることで過剰な負担がかかり、潰瘍性大腸炎の症状悪化や再燃を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

普段から物事を深く考え込みすぎないよう意識し、気になり始めたときには、うまく気持ちを切り替える工夫を取り入れましょう。

責任感が強く弱音を吐きにくい

責任感が強く、周囲の期待に応えようとする人は、体調が優れないときや疲労を感じているときでも、つい無理をしてしまう傾向があります。

「自分が休むわけにはいかない」と考え、つらさを周囲に伝えずに頑張り続けることで、心身の疲労やストレスが蓄積しやすくなります。

疲れや体調の変化を感じたときは無理を続けず、早めに休息を取ることが大切です。

性格だけじゃない!潰瘍性大腸炎の原因

潰瘍性大腸炎の発症には、性格や心理的要因だけでなく、以下のように複数の要因が複雑に絡み合っていると考えられています。

以下では、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

免疫異常

潰瘍性大腸炎の原因の一つとして、腸内における免疫機能の異常反応が挙げられます。

本来、免疫はウイルスや細菌などの病原体から体を守るための仕組みです。

しかし、何らかの要因によって免疫反応が過剰になると、大腸の粘膜に対して必要以上の攻撃が加わり、炎症が続くことがあります。

この炎症によって大腸の粘膜にびらん(粘膜の浅い傷)や潰瘍が生じると、以下のような症状が現れます。

  • 下痢
  • 血便
  • 粘液便
  • 腹痛

炎症が強い場合には、排便回数が増えたり、発熱や体重減少を伴ったりすることもあります。

ただし、なぜ免疫機能に異常が生じるのかは、現在も完全には解明されていません。

遺伝的な体質に加えて、腸内細菌のバランスや食生活、生活環境など、複数の要因が複雑に関係して発症すると考えられています。

遺伝的要因

潰瘍性大腸炎は、親から子へ直接受け継がれる遺伝性疾患ではありません。

ただし、発症しやすさに関わる体質が遺伝する可能性は指摘されています。

実際に、親や兄弟、子どもなどの近親者に潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患(IBD)の患者がいる場合、発症リスクが高くなる傾向があります。

欧米では、潰瘍性大腸炎患者の約20%に炎症性腸疾患の近親者がいると報告されています。
※参照:難病情報センター「潰瘍性大腸炎」

一方、発症に関係するとされる遺伝子の型を持っていても、必ず潰瘍性大腸炎を発症するわけではありません。

腸内環境や生活習慣

潰瘍性大腸炎の発症や症状の悪化には、腸内環境の乱れが関係していると考えられています。

人の腸内には多くの細菌が生息しており、さまざまな種類の腸内細菌がバランスを保つことで、消化や腸粘膜の保護、免疫機能の調整などに関わっています。

しかし、偏った食生活や過度なストレス、睡眠不足、抗菌薬の使用などが重なると、腸内細菌の種類やバランスが変化することがあるのです。

このような腸内環境の乱れは、腸粘膜のバリア機能や免疫反応に影響し、腸内で炎症が起こりやすくなる可能性があるので注意が必要です。

また、不規則な生活や過労によって自律神経のバランスが崩れると、腸のぜん動運動や排便リズムに影響を及ぼすこともあります。

潰瘍性大腸炎になりやすい性格の人が日常生活で気をつけたいポイント

真面目で完璧主義な人や、物事を細かく気にしやすい人は、知らず知らずのうちに心身の負担をため込んでしまうことがあります。

潰瘍性大腸炎の直接的な原因になるわけではありませんが、過度なストレスや疲労は症状の悪化や再燃に影響する可能性があります。

日頃から無理をしすぎず、以下のような心身の負担を軽減する工夫を取り入れることが大切です。

ポイント 内容
生活リズムを整える

・十分な睡眠時間を確保し、就寝・起床時間や食事の時間をできるだけ一定に保つ

・規則正しい生活は、自律神経や腸の働きを整えることにつながります

ストレスを一人で抱え込まない

・仕事や人間関係の悩みを一人で抱え込まず、家族や友人、医療従事者などに相談することが大切

・趣味や適度な運動、入浴など、自分に合った気分転換も効果的

腸に配慮した食事を心がける

・症状が強い時期は、脂質や香辛料、消化しにくい食品を控え、消化の良いものを少量ずつ摂ることが基本

治療を自己判断で中断しない ・処方された薬を適切に使用し、定期的な通院を続けることが大切

体調が良いと感じるときでも、疲れや便の状態、腹痛などの小さな変化を見逃さないことが重要です。

無理をして頑張り続けるのではなく、必要に応じて周囲の力を借りながら、休息を取る習慣を身につけましょう。

潰瘍性大腸炎と性格の関係を正しく理解し、適切な対策を取ろう

現在の医学では、特定の性格が潰瘍性大腸炎を直接発症させるという明確な根拠はありません。

潰瘍性大腸炎は、主に以下のような複数の要因が関係して発症すると考えられています。

  • 遺伝的な体質
  • 免疫機能の異常
  • 腸内環境の乱れ
  • 食生活や生活環境

しかし、過度なストレスや疲労が続くと、症状の悪化や再燃に影響する可能性があります。

心身の負担をため込まないためにも、日常生活では以下の点を意識しましょう。

  • 無理をしすぎず、適度に休息を取る
  • 悩みや不安を一人で抱え込まない
  • 睡眠や食事などの生活リズムを整える
  • 腹痛や血便などの症状の変化を見逃さない
  • 治療や服薬を自己判断で中断しない

薬物療法やG-CAP療法などを続けても十分な改善が得られず、症状が安定しない場合は、再生医療も新たな治療の選択肢として検討しましょう。

「薬物療法を続けても症状が安定しない」「再燃を繰り返している」など、潰瘍性大腸炎の症状にお悩みの方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。

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監修者

渡久地 政尚

Masanao Toguchi

医師

略歴

1991年3月琉球大学 医学部 卒業

1991年4月医師免許取得

1992年沖縄協同病院 研修医

2000年癌研究会附属病院 消化器外科 勤務

2008年沖縄協同病院 内科 勤務

2012年老健施設 かりゆしの里 勤務

2013年6月医療法人美喜有会 ふたこクリニック 院長

2014年9月医療法人美喜有会 こまがわホームクリニック 院長

2017年8月医療法人美喜有会 訪問診療部 医局長

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 院長