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ヘバーデン結節は治るのか|自分で治す方法はある?痛みを和らげる治療法について解説

ヘバーデン結節になった方の中には、「このまま指が変形し続けたらどうしよう」「元の綺麗な指に治るのだろうか」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、現在の医学では一度変形してしまった関節を完全に元の状態に戻す意味での「完治」は困難といわれています。
しかし、早期発見・早期治療開始によって、つらい痛みを和らげ、進行を遅らせることは十分に可能です。
本記事では、ヘバーデン結節における「治る」の考え方をはじめ、痛みを和らげる基本の治療法や、近年注目されている新しい治療法まで詳しく解説します。
ご自身の症状と照らし合わせながら、今できる対処法を確認しましょう。
なお、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、ヘバーデン結節の改善に効果が期待される「再生医療」に関する情報を配信しております。
「ヘバーデン結節による痛みを和らげたい」「指が変形してしまう前に治療したい」という方は、併せて参考にしてください。
目次
ヘバーデン結節は治る病気?
ヘバーデン結節は、一度変形してしまった関節を元の状態に戻すという意味での「完治」は、現在の医学では難しいとされています。
しかし、早期からの適切な治療によって痛みを和らげ、進行を遅らせることができます。
まずはヘバーデン結節において「治る」とはどういう状態を指すのか、そして早期治療がなぜ重要なのかを見ていきましょう。
現在の医学では完治は難しい
ヘバーデン結節は、指の第1関節の軟骨がすり減り、それによって骨が変形してしまう疾患です。
前述のとおり、現在の医療技術では、一度すり減った軟骨や変形した骨を元の状態に戻す根本的な治療法は確立されていません。
ただし「治る」を「痛みがなくなり、日常生活に支障がない状態」と捉えるなら、適切な治療によって症状を改善させることは十分に可能です。
変形そのものを元に戻すことは難しくても、痛みや腫れといったつらい症状を和らげ、病気とうまく付き合っていくことは目指せます。
症状緩和には早期発見・早期治療が重要
完治が難しい疾患だからといって、痛みを我慢して放置して良いわけではありません。
早い段階で適切な評価と対症療法を始めることで、痛みの軽減や手指機能の維持につながる可能性があります。
第1関節の腫れや赤み、違和感を感じた時点で、早めに整形外科などの専門医の診察を受けることが望ましいです。
痛みが軽いからと放置してしまうと、知らないうちに変形が進んでしまうケースもゼロではありません。
気になる症状があれば、自己判断で放置せず、なるべく早く医療機関を受診しましょう。
ヘバーデン結節の痛みを和らげる治療法
ヘバーデン結節の辛い痛みを和らげ、変形の進行を抑えるためには、症状の段階に応じた適切な治療法を選択することが重要です。
医療機関で提案される主な治療法は、以下の4つです。
それぞれの治療法の特徴を順に見ていきましょう。
安静・装具による固定
ヘバーデン結節の治療の基本となるのが、患部の安静とテーピングや装具による物理的な固定です。
関節を動かすたびに生じる摩擦や負担を減らすことで、局所の炎症を鎮める効果が期待できます。
指を使いすぎないよう意識し、痛みが強い時期は専用のリングやテーピングで第1関節の動きを制限します。
無意識の無理な動きを防ぐことで痛みが緩和し、将来的な変形の進行を遅らせることにもつながります。
薬物療法
安静や固定だけで痛みが改善しない場合は、炎症を素早く抑えるための薬物療法が検討されます。
主に非ステロイド性消炎鎮痛剤の飲み薬や、湿布・軟膏などの外用薬を症状に合わせて使用することで、痛みや炎症を和らげます。
痛みを一時的にコントロールし、痛みに耐えるストレスや日常生活の質低下を防ぐことが主な目的です。
どうしても痛みが引かない強い炎症に対しては、関節内にステロイド注射を打つ治療法が検討されるケースもあります。
生活習慣の改善
指への物理的な負担を減らすため、日常的な手指の使い方の癖を見直すことも大切な治療の一環です。
日常生活の中で手指に負担のかからない動作を心がけたり、力のいらない道具を取り入れたりする工夫が求められます。
また、パソコンやスマートフォンの長時間使用を避け、こまめに休憩することが大切です。
毎日の小さな積み重ねが、指への負担を軽減することにつながります。できることから少しずつ見直してみましょう。
手術療法
数カ月にわたる保存療法を行っても痛みが改善せず、生活に大きな支障をきたしている場合は手術療法が検討されます。
痛みに加えて、関節の変形が著しく進んでしまったケースも、手術療法を選択する重要な基準となります。
代表的な手術には、関節を固定して痛みを取り除く「関節固定術」があります。
手術を行えば痛み自体の改善は期待できますが、関第1関節は固定されて曲がらなくなるため、主治医との慎重な相談が必要です。
ヘバーデン結節に効果が期待される最新治療について
ヘバーデン結節では、従来の治療に加えて、以下のような新しい治療法も注目されています。
従来の治療では痛みが取れず、手術にも踏み切れないという方にとって、これらは新たな選択肢となるでしょう。
それぞれの治療の仕組みや期待できる効果について、詳しく解説します。
動注治療(動脈注射)
ヘバーデン結節の長引く痛みの原因として、関節の周囲にできる「異常な毛細血管(モヤモヤ血管)」が関係していることがわかってきました。
動注治療は、この痛みの原因となるモヤモヤとした異常な血管へ直接アプローチする新しい治療法です。
点滴のように動脈から薬剤を注入し、痛みの元となっている不要な血管だけをピンポイントで減らします。
異常な血管がなくなることで神経への過敏な刺激が抑えられ、従来の治療では改善しなかった痛みを和らげる効果が期待できます。
再生医療
再生医療は、ご自身の血液成分や細胞を活用して、損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。
代表的なものに、血小板を濃縮したPRP(多血小板血漿)を患部に注入する「PRP療法」や、脂肪由来の幹細胞を用いる「幹細胞治療」があります。
これらは損傷した組織の修復を促し、手術を避けながら症状の改善を目指せる可能性があるとして注目されています。
当院リペアセルクリニックでは、ヘバーデン結節に対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひお気軽にご相談ください。
手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。
ヘバーデン結節を自分で治す方法は?主なセルフケア
ヘバーデン結節を自分で治す方法はありませんが、適切なセルフケアによって痛みを和らげることは十分可能です。
日常的に取り入れやすい効果的なセルフケアは、以下の3つです。
ただし、セルフケアはあくまで症状の緩和を目的とするものです。痛みが続く場合は、無理をせず医療機関を受診しましょう。
以下では、それぞれの具体的なセルフケア方法について詳しく解説します。
関節の保護・固定
指の使いすぎは、ヘバーデン結節の痛みを悪化させる大きな要因となるため、テーピングやサポーターによる保護・固定が有効です。
関節を適切に固定し、過度な動きを制限することで痛みの軽減につながります。
患部をきつく締めすぎると血流を悪化させるリスクがあるため、テーピングやサポーターを使用する際は、説明書の内容を守りましょう。
また、日常生活の中では避けきれない炊事や洗濯など、どうしても指を使う場面では、特に意識して患部を守ることが大切です。
患部周辺のマッサージ・ストレッチ
指の関節に強い痛みがあると、無意識のうちに手全体の筋肉が緊張してしまい、血行不良を引き起こしやすくなります。
痛みのない範囲で、前腕から手のひらにかけて優しくマッサージやストレッチを行いましょう。
ただし、関節に負担がかかる「指を強く曲げる動作」や「強い力でのマッサージ」は症状を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。
あくまで患部の周囲の筋肉をほぐして血流を促すことで、間接的に痛みを軽減する効果が期待できます。
食生活の改善
ヘバーデン結節の発症や悪化には、更年期以降の女性ホルモンの減少が深く関係していると考えられています。
そのため、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを積極的に摂取するなど、食生活からのアプローチも有効です。
特に大豆イソフラボンから腸内で作られる「エクオール」という成分が、手指の痛みの緩和に役立つ可能性が示唆されています。
ヘバーデン結節が治るか不安な方からよくある質問
最後に、ヘバーデン結節が治るか不安な方からよく寄せられる質問にお答えします。
疑問をしっかり解消し、正しい対処法を見つけていきましょう。
ヘバーデン結節は病院に行くべき?
指の第1関節に痛みや腫れ、変形などの違和感を覚えたら、なるべく早めに整形外科などの医療機関を受診することが望ましいです。
初期段階では安静にすることで一時的に痛みが引く場合もありますが、徐々に変形が進行して日常生活に支障が出る恐れがあります。
また、似たような症状が現れる「関節リウマチ」など、別の重大な疾患ではないかを正確に診断してもらう意味でも、医療機関受診には大きな意味があります。
初期段階から専門医の適切な指導を受けることで、将来的な生活の質を大きく保つことにつながります。
ヘバーデン結節でやってはいけないことは?
ヘバーデン結節でやってはいけないことは、痛みを我慢して指を酷使し続けることや、患部を直接強く揉みほぐすことです。
これらは関節の炎症をさらに悪化させ、変形の進行を早める原因となるため、注意が必要です。
痛みが強い時期は、重いものを持ったり、雑巾を強く絞ったりするような関節への強い負担を避けましょう。
どうしても手指を使う場合はサポーター等で保護し、安静を心がけることが症状悪化を防ぐ基本となります。
ヘバーデン結節の痛みを治すには「再生医療」をご検討ください
ヘバーデン結節による指の変形を完全に元に戻すことは困難ですが、近年では「再生医療」を活用することで、長引くつらい痛みを改善できる可能性があります。
テーピングによる固定や痛み止めの服用といった従来の保存療法は、一時的な症状緩和にとどまるケースも少なくありません。
しかし、再生医療では、自己細胞や血液を用いて損傷した組織の再生・修復を促し、関節内の強い炎症を抑えることで、長期的な痛みの緩和が期待できます。
「従来の治療では痛みが改善しない」「痛みをなんとかしたいけれど手術を避けたい」という方の新たな選択肢として注目の治療法です。
当院リペアセルクリニックでは、再生医療について無料カウンセリングを行っています。お気軽にご相談ください。
手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。
監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設
























