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コロコロ便は大腸がんのサイン?原因・見分け方・初期症状を医師が解説

コロコロ便は大腸がんのサイン?原因・見分け方・初期症状を医師が解説
公開日: 2026.02.27

トイレに行ってもコロコロした便しか出ずに「もしかして、大腸がんの予兆なのかな」といった不安を感じている人もいるのではないでしょうか。

実はコロコロ便の多くは生活習慣やストレスによるものですが、中には病気が隠れているケースもあります。

しかし、「大腸がんの症状はどのようなもの?」「見分ける方法はある?」と、疑問や不安を抱えている方もいるでしょう。

この記事では、コロコロ便と大腸がんの関係や見逃してはいけない危険なサインについて解説します。

また検査で異常が見つからなかったとしても、「将来のがんリスクが心配」「予防のためにできることをしておきたい」と感じている方もいるのではないでしょうか。

私たちの体内では、毎日生まれている異常細胞を免疫が排除していますが、加齢やストレス、生活習慣の乱れによって免疫機能が低下すると、その働きが弱まる可能性があります。

そこで注目されているのが、免疫細胞療法(高活性NK細胞療法)です。

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免疫療法は患者さまご自身の血液からNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を取り出し、培養・活性化して体内に戻すことで、免疫力の向上を目指す治療法です。

当院リペアセルクリニックでは、免疫細胞療法(高活性NK細胞療法)についての治療内容や適応の可否について丁寧にご説明いたしますので、まずはご相談ください。

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コロコロ便(兎糞状便)と大腸がんの関係性

結論からいうと、「コロコロ便が出ること」が直ちに大腸がんを意味するわけではありません。

しかし、大腸がんが進行することで便の形や排便のリズムに変化が現れる場合はあるため、注意深く観察する必要があります。

大腸がんが進行すると、腫瘍が大きくなって腸の通り道(管腔)が狭くなる「狭窄(きょうさく)」という状態が起こります。

通り道が狭くなると便がスムーズに通過できなくなり、以下のような症状が現れる可能性があります。

  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 便が急に細くなる
  • 排便してもすっきりしない

また、コロコロ便以外にも大腸がんのサインとして警戒すべき症状が「血便」です。

痔による出血と混同されやすいですが、大腸がんと「血便」は以下のような違いがあります。

項目 大腸がんの疑い 痔(痔核・裂肛)の疑い
血液の色 暗赤色、黒っぽい赤、赤茶色 鮮やかな赤(鮮血)、ピンク色
便との関係 便全体に混じっている、粘液が付着している 排便後にポタポタ落ちる、紙に付く
痛みの有無 痛みがないことが多い 排便時に痛みを伴うことが多い

出典: 国立研究開発法人国立がん研究センター「大腸がん(結腸がん・直腸がん) 予防・検診」

大腸がんが原因となる出血は痛みを伴わないことが多く、気づかないうちに貧血が進行する場合もあります。

「痛みがないから痔だろう」と自己判断せず、便に血が混じっていたり、排便のリズムが急に変わったりした場合は、早めに消化器内科を受診しましょう。

コロコロ便が出る理由とは

大腸がん以外でコロコロ便になる主な原因は、生活習慣の乱れによる腸の機能低下によるものです。

医学的には「兎糞状便(とふんじょうべん)」と呼ばれ、便が大腸内に長く留まることで過剰に水分が吸収され、カチカチに硬くなった状態を指します。

コロコロ便が作られる主な原因は、以下のとおりです。

原因 メカニズム
水分不足 体内の水分が足りず、便が石のように硬くなる
食物繊維不足 便のカサが減り、腸を刺激して押し出す力が弱くなる
運動不足 腹筋などの筋力が低下し、腸の蠕動運動が鈍くなる
ストレス 自律神経が乱れ、腸が痙攣して便がスムーズに運ばれない

上記の要因が重なると、便が大腸を通過するのに時間がかかり、その間に水分が奪われてコロコロとした形状になります。

特にストレスは、腸が痙攣(けいれん)したように強く収縮する「痙攣性便秘」を引き起こし、便を細かく分断させてしまう原因の一つです。

コロコロ便から卒業!大腸がんを防ぐ生活習慣改善と予防法

大腸内視鏡検査などで病気が見つからなかった場合、コロコロ便の改善は将来的ながん予防にもつながる可能性があります。

腸内環境を整えることは、全身の免疫力を高めるためにも有益といわれており、生活習慣を改善する上で以下の4つのポイントを意識することが重要です。

腸内環境を整える食事改善を意識する

腸内環境を整えるには1日3食を規則正しく摂取し、便の材料となる十分な食事量を確保することが大切です。

極端なダイエットによる食事制限は、便の量を減らし便秘を悪化させる要因となるため、注意が必要です。

食事の中でも食物繊維の摂取は特に重要で、以下のように水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の理想的なバランスは1:2といわれています。

種類 特徴 多く含む食品
水溶性食物繊維 水に溶けて便を柔らかくする 海藻、果物、大麦、納豆
不溶性食物繊維 水分を吸って膨らみ、便のカサを増やす 玄米、豆類、根菜類、きのこ類

コロコロ便でお悩みの方は、便に水分を与えて柔らかくする働きを持つ水溶性食物繊維を意識的に取り入れるとよいでしょう。

海藻や納豆などの食品を日々の食事に組み合わせることで、腸内環境の改善につながる可能性があります。

便をやわらかく保つための水分摂取

硬くなった便を適度な柔らかさに戻すためには、こまめな水分補給が欠かせません。

食事から摂取する水分とは別に、飲料水として1日1.2リットル程度を目安に摂取しましょう。

また、摂取に効果的なタイミングと効果としては、以下が挙げられます。

タイミング 期待できる効果
起床時 コップ1杯の水で腸が刺激され、「胃・結腸反射」により排便が促される
入浴前後 発汗による脱水を防ぎ、便が硬くなるのを防ぐ
就寝前 寝ている間の水分不足を防ぐ

カフェインやアルコールは利尿作用があり、かえって水分を排出してしまう可能性があるため、水や麦茶などで補給するようにしましょう。

腸の動きを促す適度な運動習慣

運動不足は腸の動きを鈍らせ、便秘を招く原因になります。

ウォーキングなどの有酸素運動を1日20〜30分程度行うと、全身の血行が良くなることで腸の蠕動運動も活発になり、便秘予防が期待できるでしょう。

また、排便時には便を押し出すための腹筋力が必要ですが、運動不足で筋力が低下していると便を出し切れず、残便感の原因になる傾向があります。

腸の動きを促す適度な運動習慣を身につけ、排便に必要な筋力を維持していきましょう。

便秘を悪化させないためのストレスケア

強いストレスは自律神経の乱れを招き、腸の動きを抑制してコロコロ便を引き起こす要因となります。

脳と腸は「脳腸相関」といわれるほど密接に関係しているため、精神的な緊張が続くと便の停滞につながる可能性が高くなります。

腸の働きを正常に保つには副交感神経を働かせてリラックス状態を作ることが有効であり、副交感神経を優位にするための具体的なリラックス方法は以下のとおりです。

リラックス方法 効果
十分な睡眠 自律神経のバランスを整え、腸の働きを回復させる
入浴 体を温めることで副交感神経を優位にする
趣味の時間 ストレスを発散し、心の緊張をほぐす

ストレスによる自律神経の乱れは、腹痛を伴う便秘や下痢を繰り返す「過敏性腸症候群」の原因にもなるため、心のケアも便秘対策に役立つ要素と考えられています。

表のリラックス方法はどれも日常生活で簡単に取り入れられる方法なので、ぜひ意識して生活してみてください。

コロコロ便と大腸がんの関係を正しく理解し、今日から腸の健康を守ろう

コロコロ便の原因や大腸がんとの関連について、重要なポイントを以下にまとめました。

  • コロコロ便の多くは生活習慣が原因
  • 便の細さの変化は大腸がんのサインである可能性もある
  • まずは水分・食事・運動・ストレス管理を見直す
  • 自己判断せず定期的な検診や精密検査を受ける

大腸がんは、早期発見・早期対応が何より大切です。

そして近年では、がんを未然に防ぐための取り組みにも注目が集まっています。

がんの予防や再発防止を目指す方法として、免疫力を高める「免疫細胞療法」も選択肢の一つとなります。

免疫細胞療法は、ご自身の血液から採取した免疫細胞を培養・活性化させて再び体内に戻すことで、がん細胞を攻撃・排除する治療法です。

三大療法に次ぐ「第4の治療法」とも呼ばれる新しい治療法で、副作用がほとんどなく安全に配慮された「身体に優しい治療」として期待されています。

「便通が気になる」「将来の健康が不安」という方は、無料のカウンセリングも行っていますので、ぜひ公式LINEからお気軽にお問い合わせください。

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監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長