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バスケ選手の半月板損傷治療は再生医療を検討してみては?

公開日: 2019.09.03
更新日: 2024.05.16

バスケットボールのイラスト
スポーツ選手は、体を酷使することで「スポーツ障害」を引き起こすリスクがあります。

バスケ選手もダッシュやジャンプを繰り返すため、膝にかかる負荷は小さくありません。

そこで、バスケ選手によくみられるスポーツ障害「半月板損傷」と再生医療について解説します。

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半月板損傷とは?

「半月板損傷」とは、膝の半月板に損傷が起こっている状態です。

半月板とは、膝関節内にある軟骨で構成されている厚い舌状の組織であり、膝関節のクッションのような役割を担っています。

そして、半月板損傷は、主にスポーツ時に生じたケガによるものと、年齢を重ねたことによる変性で生じるものがあります。

バスケの場合、ジャンプ動作を繰り返すことで膝に衝撃が加わり、半月板が損傷を起こす可能性があります。

半月板が損傷すると膝関節が不安定な状態となり、加えて周辺組織の炎症などの症状をもたらしてしまいます。

こちらもご参照ください

半月板損傷の症状

バスケットボールをする子供たち
半月板が損傷すると膝関節が不安定になり、膝が曲がりにくくなったり、膝に腫れが生じる、膝に引っかかる感じがあるといった症状を発症します。

歩行時に痛みを生じることもあり、スポーツ時だけでなく日常生活にも支障をきたす可能性もあるのです。

半月板損傷の治療法

半月板損傷の治療法は、主に「保存療法」と「手術」が挙げられます。

症状が軽度の場合は、保存療法を続けることで症状が改善する場合があります。

保存療法では症状が改善しない場合には手術が選択され、損傷した部分を切除する手術や、損傷した部分を縫合する手術があります。

新しい治療法「再生医療」で半月板損傷を治療する方法もある!

保存療法では症状が改善しない場合は手術が必要ですが、手術を受けることには少なからず抵抗を感じる人も少なくありません。

しかし、痛みを放置すればスポーツだけでなく日常生活にも支障をきたすことになり、生活の質は大幅に低下してしまいます。

そこで、治療法の1つとして検討してみてほしいのが、保存療法では改善しない半月板損傷の症状を改善できる可能性として注目されている「再生医療」です。

再生医療による半月板損傷の治療は、幹細胞などを用いて膝の痛みを抑えつつ、損傷した組織の修復を促す治療法となります。

手術しか選択肢がなかった症状に対しても効果を発揮する可能性があり、新たなスポーツ医療の可能性として注目されています。

まとめ

半月板損傷を放置すれば、少なくともスポーツの実施には大きな弊害となるでしょう。

手術に抵抗を感じる人でも、注射で解決できる再生医療であれば抵抗を感じることなく治療を進められると思いますので、検討してみてはいかがでしょうか。

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