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頬の面積が広い原因とは?原因や対策・治療法も解説

公開日: 2019.07.10
更新日: 2025.04.30

頬の面積が広く見えるせいで顔全体が大きく感じる・鏡を見るたびに気になる、写真や自撮りで「なんとなくバランスが悪い」といった悩みを抱えていませんか?

実は、頬が広く見える原因には骨格や脂肪のつき方や皮膚・筋肉のゆるみ・むくみなど、複数の要素が絡み合っていることがほとんどです。

しかし、自分では原因を特定しにくく、マッサージやメイクを試しても思うような変化を感じられないと不安や諦めに繋がってしまうことも。

本記事では、頬の広がりが気になる方に向けて、原因の見極め方からセルフケア、医療機関での治療法までをわかりやすく解説します。

顔のバランスを整えたい、頬の広がりを少しでも目立たなくしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

頬の面積が広いと感じる主な原因

頬の面積が広いと感じる主な原因は4つあります。

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

骨格の影響|頬骨・エラの張り

以下のような、骨格的特徴の影響で頬の面積が広く見える可能性があります。

  • 頬骨が横方向に張り出している
  • エラが張っていて、輪郭が四角く見える
  • 頬骨の位置が高く、顔の中心から外側へ広がって見える

これらの骨格は生まれつき決まっているケースが大半で、マッサージ・表情筋トレーニングでは根本的な改善が難しいです。

また、骨格的な張りは「影」ができやすく、頬の凹凸を強調して見せるため、実際以上に頬の面積が広く感じられる要因にもなります。

頬の脂肪が多い|表情筋のゆるみ・バッカルファット

頬の面積が広くなる原因のひとつとして、頬の脂肪が多いという理由が挙げられます。

頬の脂肪が多いことも頬の面積が広く見える原因のひとつであり、なかでも以下のような要因が影響しています。

  • バッカルファット
  • 表情筋のゆるみ

バッカルファットとは頬の中央付近にある脂肪のかたまりで、遺伝や体脂肪率の高さや加齢によって残りやすく、垂れやすい人もいます。

加齢とともにバッカルファットが垂れ下がると、ほうれい線や頬のたるみにもつながり、実際よりも顔が大きく・広く見える印象を与えてしまいます。

たるみ・皮膚の張り低下|加齢や紫外線

加齢や紫外線の影響によって、たるみや皮膚の張りが低下することも、頬が広く見える要因になります。

年齢とともに、肌の内部にあるコラーゲンやエラスチンといった弾力成分が減少し、皮膚を支える力が弱まることで、頬が下方向にたるみやすくなります。

また、紫外線の中でもUVA(長波紫外線)は皮膚の真皮層にまで届き、コラーゲン繊維を変性・破壊する働きがあるため、若い方でも慢性的に紫外線を浴びていると、皮膚の老化が進行することも。

このような肌のたるみやハリの低下を予防・改善するには、以下の方法を試しましょう。

  • 紫外線対策(UVケア)
  • 保湿による皮膚バリアの維持
  • 表情筋トレーニングやマッサージ

またハイフ(HIFU)によるリフトアップや糸リフトによるたるみ引き上げなど、皮膚の深層にアプローチする治療法も効果的です。

むくみ・生活習慣|塩分・姿勢・睡眠不足など

以下のような日々の生活習慣の乱れによって生じるむくみも、頬の面積が広く見える原因のひとつです。

  • 塩分の多い食生活
  • 姿勢の悪さ
  • 睡眠不足・不規則な生活

塩分は体の中の水分を留まらせる働きがあり、体内に水分がたまるため、むくみを引き起こす可能性があります。

また猫背やストレートネックといった姿勢の悪さも、首・肩まわりの血流やリンパの流れを妨げるため、顔のむくみに直結します。

顎の位置が下がることで頬まわりにたるみが出やすくなり、顔の輪郭が広がって見えることも。

また、睡眠不足は自律神経やホルモンバランスが乱れ、水分代謝がうまくいかなくなります。

内臓機能の低下や老廃物の排出停滞もむくみにつながります。

頬の広さをカバーするセルフケア

頬の広さをカバーできるセルフケアを紹介します。ご自身でできる簡単な方法ですので、実践してみてください。

マッサージ
  • 親指の腹を使って頬骨の下を優しく押し流す
  • 耳の下から鎖骨まで、首筋を撫でおろすように流す

※力を入れすぎず、肌をこすらないよう注意してください。
滑りをよくするために乳液やオイルを使うのもおすすめです。

メイク
  • 頬の外側や下部にシェーディングを入れる
  • 頬骨の内側にチークを入れて重心を中央に
  • ハイライトで頬骨の中心に立体感をプラス
表情筋を鍛えて脂肪・むくみをケア
  • 「あ・い・う・え・お」とゆっくり発音しながら、口、頬、口角を大きく動かす(各3秒×3回セット)

頬の筋肉をほぐすことで、固まった頬が柔らかくなって頬の張りが改善される可能性があります。

頬のマッサージをする際は優しく肌に触れ、肌トラブルや筋肉の損傷を防ぎましょう。

メイクでは、頬の影になる部分にシェーディングなどを塗ることで頬の面積を小さく見せられます。ナチュラルに仕上げたい方は、クリーム系の薄付きアイテムを使うとより自然です。

頬の筋肉を動かすと、脂肪燃焼、むくみの解消が期待できます。頬や口角周辺を意識しながら「あいうえお」と口を動かすと効果的です

頬の広がりを改善する医療機関での治療法を紹介

頬の広がりはセルフケアでの改善が難しい場合は、以下の医療機関での治療という選択肢もあります。

特に骨格や脂肪の量、皮膚のたるみなどが原因で頬の面積が広く見えている場合は、専門的なアプローチが有効です。

それぞれの治療法について、詳しく解説します。

美容医療

頬の広がりは、美容医療によって改善が期待できます。

骨格、脂肪、筋肉などのそれぞれの原因には、以下のような治療方法の選択肢があります。

骨格
  • 頬骨削り:頬骨の張り出しを物理的に内側へ整える手術
  • セットバック:エラや口元を含む骨格を後方に引く骨格矯正法
脂肪
  • 脂肪溶解注射(BLNSなど):薬剤で脂肪細胞を分解し、ダウンタイム少なく輪郭を引き締める
  • 頬の脂肪吸引:頬の脂肪を直接除去する施術
筋肉
  • ボツリヌス注射(エラボトックス):過剰な筋肉の緊張を緩め、輪郭をシャープに見せる
たるみ
  • ハイフ(HIFU):超音波で皮下の筋膜層を刺激し、自然な引き締めを促す
  • 糸リフト:特殊な糸で皮膚を物理的にリフトアップ
  • ヒアルロン酸注射(リフトアップ):ボリュームが減った部分に注入し、輪郭を整える
  • フェイスリフト手術:余分な皮膚や脂肪を除去して、根本から引き上げる本格的な施術

美容医療の中には短時間で施術できるものもあれば、術後の腫れやダウンタイムが長く続くものもあります。

手術後のトラブルを避けるためにも、しっかりと医師に相談してご自身の状態やお悩みに合った方法を納得したうえで手術を受けましょう。

再生医療

頬のたるみやしわ、ボリュームの低下が気になる方には、以下の再生医療という選択肢もあります。

治療法 期待できる効果
幹細胞治療
  • 頬のたるみやしわの改善
  • 皮膚の弾力・ハリの回復
  • 肌質の若返り
PRP療法
  • 小じわ・毛穴の改善
  • 肌のハリ・ツヤの向上
  • エイジングケア

幹細胞治療では、患者さま自身の細胞から肌細胞を増やして注射することで、頬のしわ・たるみや肌の弾力の改善が期待できます。

またPRP皮膚再生医療は、患者さまの血液から血小板を抽出して肌に注入する治療法で肌の老化を抑制するほか、エイジングケアに効果的です。

どちらも患者さま自身の細胞や血小板を利用するため、拒否反応のリスクが少ない安全性のある治療法として期待されています。

再⽣医療で美容も改善できる時代です。

【まとめ】頬の面積が広い原因を知り、自分に合ったアプローチを見つけよう

頬の面積が広い原因は、以下のような要因が挙げられます。

  • 骨格の構造
  • 脂肪の蓄積
  • 皮膚のたるみ・むくみなど

まずはご自身の生活習慣や顔立ちの特徴を見直し、メイクやマッサージ、頬の筋肉を動かす運動といったセルフケアから取り入れてみるのがおすすめです。

それでも頬が広いと感じる場合は、美容医療や再生医療など選択肢もあります。

頬の広さにお悩みの方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。

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監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長

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