脳梗塞の後遺症は治る?回復の可能性や治療方法について徹底解説
公開日: 2025.01.08更新日: 2025.04.28
脳梗塞を発症してから後遺症に悩まされ、なかなか回復の見通しが立たず困っている方は多いです。
運動麻痺を含む後遺症は早期の社会復帰が難しく、回復の可能性に疑問を持たれる方もいるのではないでしょうか。
脳梗塞の後遺症は発症後のリハビリ次第で、徐々に回復する可能性があることが判明しています。
個人差はありますが適切な方法を意識してリハビリを行えば、慢性期でも改善する可能性はあるでしょう。
本記事では具体的な回復のメカニズムからリハビリ方法について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次 [隠す]
脳梗塞とは?
脳梗塞とは脳卒中の一種で、脳の血管が詰まることで発症します。主な種類と原因は以下の通りです。
脳梗塞の種類・原因によって症状や進行する度合いは異なります。
ラクナ梗塞
ラクナ梗塞は、脳の深部にある微細な血管が詰まることや血管に強い圧力がかかることで発症する脳梗塞の1種です。
日本人が発症する脳梗塞としては1番多く、脳梗塞の中で全体の25~40%の割合※を占めています。
※出典:日立造船健康保険組合 因島総合病院「疾病案内 Vol. 07 脳梗塞について」
ラクナ梗塞を発症する主な原因は高血圧のほか、糖尿病や高脂質症、喫煙も危険因子の1つ。
症状としては運動麻痺や感覚障害、呂律が周らないなどが挙げられますが、意識障害を起こす人は少ないです。
そのため他の脳梗塞と比較すると、個人差はありますが早期からリハビリに取り組める傾向にあります。
治療は発症後4~5時間以内の場合はt-PAという血栓を溶かす薬を投与しますが、既定の時間を過ぎた・効果が無い場合は外科的治療を行います。
アテローム血栓性脳梗塞
アテローム血栓性脳梗塞は、脳や首太い血管が動脈硬化によって詰まる・狭くなることで発症する病です。
脳梗塞の前触れとして一過性脳虚血発作(TIA)を起こす人が多く、全体の20~30%が発症しています。
一過性脳虚血発作とは一時的に脳の血管が詰まり、めまいやふらつきなどの症状が起こる発作です。
アテローム血栓性脳梗塞を発症する原因は、主に以下が挙げられます。
- 高血圧
- 高脂質症
- 糖尿病
- 喫煙
- 肥満
特に加齢が進むと動脈硬化が起こりやすくなり、上記の原因と併せて発症する可能性が高くなるので注意してください。
ラクナ梗塞と比較すると症状が重いことが多く、半身麻痺・意識障害・視力低下を引き起こす可能性が高いです。
治療には血栓を溶かす薬の投与、血栓を外科的手術で取り除く方法があり、発症後4.5時間以内を目安に早期に血栓を溶かす薬を投与できれば、予後の回復が期待できます。
心原性脳梗塞
心原性脳梗塞は、心臓内の血栓が血流に乗って脳の血管を詰まらせることで発症します。
心臓で発生した血栓のサイズは大きい傾向にあり、脳の血管に詰まると重篤な症状を引き起こしやすいです。
心原性脳塞の原因は不整脈によるもので、ラクナ梗塞やアテローム血栓性脳梗塞と異なり、予防が難しい病気と言われています。
症状としては半身麻痺や意識障害、言語障害や感覚障害が挙げられ、他の脳梗塞より症状が重いです。
上記の症状により生活に大きな支障をきたすことから、「ノックアウト型脳梗塞」という別名もあります。
治療には血栓を溶かす薬が使用(t-PA療法)されますが、血栓が溶けきらない場合は太ももからカテーテルを挿入し脳の血栓を回収する手術が行われます。
脳梗塞の後遺症は本当に治る?回復のメカニズムについて
脳梗塞による後遺症の回復は、適切なリハビリや治療を受ければ改善する見込みがあります。
脳梗塞の後遺症に悩んでいる方やご家族の後遺症が回復する可能性が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
回復過程と時期ごとの特徴
脳梗塞の回復過程と時期ごとの特徴は、以下の通りです。
時期 | 期間 | 特徴 |
---|---|---|
急性期 | 発症直後〜数週間 | ・早期離床と関節可動域を増やすためのリハビリを行う ・少しずつ手足を動かしたり、ベッドの上でできるリハビリから始めることが多い |
回復期 | 3〜6か月 | ・神経可塑性を最大限活かした集中的なリハビリを行う ・身体を動かすリハビリ、集中力や思考力に関するリハビリを主に行う ・自宅での生活を想定し、日常生活に必要な作業に関するリハビリを行う |
生活期(慢性期) | 6か月以降 | 機能維持と再発予防に向けた取り組みを行う |
急性期は発症してからそこまで時間が経っていないため、この時期のリハビリが早期の回復に繋がります。
急性期から回復期に入ると症状が落ち着き、歩行訓練や食事や着替えなどの日常動作に関するリハビリを行います。
生活期(慢性期)になると退院しているケースが多いので、自宅やリハビリテーションでの訓練になります。
ウォーキングなどの軽い運動や生活習慣・生活リズムを整え、再発予防をしながら社会復帰を目指します。
脳梗塞後の神経可塑性による回復の見込みについて
人間の脳は、生き残った神経細胞が機能を補う「神経可塑性(しんけいかそせい)」により回復の可能性があります。
神経可塑性とは、外部からの刺激によって、失われた機能を他の機能が代替えする現象です。
脳梗塞によって失われた脳細胞もリハビリによって脳が刺激され、他の細胞が失われた脳細胞を支える役割を果たします。
脳の神経可塑性を促進するためには、早期から適切なリハビリを反復して行うことが大切です。
同じリハビリを反復して行うことで脳細胞の刺激や繋がりが強化され、回復に1歩近付くことができるでしょう。
回復に個人差が生じる要因
回復に個人差が生じる要因として、主に年齢・発症部位・リハビリ開始時期が挙げられます。
若者の場合は高齢者と比較して基礎体力があり、リハビリに取り組みやすいことから回復が早いです。
また脳の発症部位によって症状の重さが変化する点も、回復に個人差のある理由の1つです。
さらにリハビリの開始時期によっても回復の度合いは左右され、基本的に適切なリハビリや治療を行う時期が早いほど効果が期待できます。
複数の要因が回復状況を左右するため、リハビリや治療は個人に合わせたアプローチが必要です。
脳梗塞の後遺症の種類と各症状について
脳梗塞の後遺症は、発症した部位によって症状が異なります。
症状によってリハビリ方法も異なるので、最適なリハビリ方法も含めてぜひ参考にしてください。
運動麻痺(片麻痺)
運動麻痺(片麻痺)は脳の運動機能に関わる領域※の損傷によって引き起こされ、多くの場合は損傷した部位の反対側に麻痺が現れます。
※脳皮質運動野・大脳基底核・小脳・脳幹など
- 身体の片側手足が動かない
- 動きづらい
- 嚥下障害
- 呂律が回らない
リハビリは筋出力トレーニングやバランス訓練、歩行訓練といった、歩くことに特化した内容が多いです。
いずれもバランスを改善するエクササイズや、麻痺している側の筋力を強化する方法になります。
その他にも神経筋電気刺激(NMES)といった、筋肉を電気刺激することで回復を図る方法も。
これらのリハビリを適切な頻度で繰り返し行い、少しでも歩ける状態を目指していきます。
感覚障害やしびれ
感覚障害やしびれは頭頂葉の損傷によって発症し、触覚や温度感覚が鈍くなる症状を引き起こします。
加えて「じんじん」「ぴりぴり」とした体のしびれが起こり、日々の生活に支障をきたす場合も多いです。
また、頭頂葉は身体の様々な感覚情報を処理する「体性感覚野」と呼ばれる領域があり、この部位が損傷されると、感覚の鈍麻以外にも、手足の使いづらさや異常感覚が生じることもあります。
さらに、頭頂葉の特定の部位が損傷されると、ゲルストマン症候群(失算、失書、手指失認、左右失認)などの症状が現れることがあります。
感覚障害に対しては、理学療法士によるマッサージなどしびれを和らげるリハビリが行われます。
他にも重さや硬さ・材質が異なる物を手に取って、物を掴む力・物を手にした時の感覚を取り戻していくリハビリも。
またTMSという機械で脳に直接磁気刺激を与え、感覚障害やしびれの改善を目指す方法もあります。
視野障害と失語症
視覚中枢と言語中枢の損傷により、片目の視力が失われたり、言葉が出にくくなる失語症や感覚性失語症を発症します。
また両目は見えていても視野が狭くなったり、一部分だけが見えないケースも。
視野障害のリハビリは、視力の残っている方の視野に見たい対象を写す、眼球運動で改善を目指します。
一方で失語症には、言語聴覚士による絵が描かれたカードの名前を読み上げる訓練などが行われます。
加えて周りとのコミュニケーションで徐々に失語症が回復していくこともあるので、意識的にコミュニケーションを図ると良いでしょう。
高次脳機能障害
高次脳機能障害は記憶障害・注意力低下など、日常生活に大きな影響を与える症状を引き起こします。
記憶障害の場合、日付を忘れたり新しい情報が覚えられなくなったりと社会生活に支障が出てしまうケースも。
また注意力低下によりミスが増えたり、作業を長く続けられないなどの症状も現れます。
記憶障害のリハビリには記憶したことを復習する反復訓練や、物や人を見た目のイメージに基づいて記憶する視覚イメージ方があります。
一方注意力低下に対してのリハビリには、パズルや間違い探し、電卓計算やデータ入力作業が効果的です。
上記のリハビリを反復して行い、日々の生活でもメモを取る・集中できる環境を整えるなどのアプローチを行いましょう。
精神的後遺症
脳梗塞によってうつ症状や感情コントロール障害といった精神的後遺症が起こるケースも、少なくありません。
脳の感情を司る部位に損傷が起こることで不安感や意欲の低下起き、うつの症状が起こります。
また日々の生活で必要な動作(歩行や食事など)ができなくなることも、活力の低下の原因に。
そして感情コントロール障害により、急に怒り出す・泣き出すといった感情失禁を引き起こすこともあります。
上記の症状に対しては、精神科の医師や心理士によるカウンセリングが必要です。
カウンセリングと併せて、自分の行動を見直し認知の歪みを治す認知療法も行うと改善が期待できます。
後遺症改善に向けたリハビリ方法
脳梗塞の後遺症のリハビリは、時期に応じて適切に行うことが大切です。
急性期・回復期・生活期に分けて紹介するので、後遺症改善の参考にしてください。
急性期のリハビリ
急性期のリハビリは、主に離床と関節可動域を維持する内容になります。
リハビリ | 内容 |
---|---|
早期離床 | ・車いすに移る ・ベッドから起き上がる |
関節可動域訓練や廃用症候群の予防 | ・手足を動かすストレッチ ・関節を動かすストレッチ ・食事や入浴などの日常の動作を行う |
急性期は身体の機能が低下しないよう、日常での動作や廃用症候群を予防するリハビリが中心です。
廃用症候群とは長期間寝たきりになることで関節が固まってしまい、身体機能に不調をきたしている状態のこと。
そのため関節が固まらないように手足・関節のストレッチ、日常動作の動きから始めていきます。
回復期のリハビリ
回復期のリハビリは、運動療法と言語訓練・嚥下訓練を主として行います。
また、これらの基本的な機能回復に加えて、作業療法による、より実生活に即した訓練も取り入れられます。
リハビリ | 内容 |
---|---|
運動療法 | ・歩行訓練を行う ・自重を使った筋力トレーニングを行う |
言語訓練・嚥下訓練 | ・物やカードを使って名前を言う ・PCでデータ入力を行う ・舌や頬の筋力を取り戻す訓練を行う |
作業療法 | ・調理、掃除、洗濯などの家事動作を含む、応用的な日常生活動作の練習 ・手指の巧緻性訓練や高次脳機能訓練などを行う |
回復期は急性期と比較して容体が安定しているため、日常生活への復帰を目指すリハビリが中心です。
運動療法では歩行訓練のほか、スクワットなど自重を活かしたトレーニングを行い、身体機能の回復を図ります。
また喋る・飲み込むことに支障がある場合は、言語聴覚士による舌や頬の筋力を鍛える訓練も合わせて実施します。
生活期のリハビリ
生活期のリハビリは自主的なリハビリ、訪問・通所リハビリによって社会復帰を目指します。
リハビリ | 内容 |
---|---|
自主的なリハビリ | ・バランス訓練を行う ・手足を中心としたストレッチを行う |
訪問・通所リハビリ | ・理学療法士や言語聴覚士による機能訓練を行う |
生活期に入ると退院しているケースがほとんどなので、自宅できるリハビリや訪問・通所でリハビリを行います。
自主リハビリは手足を動かすストレッチ、歩行の際に転倒しないようバランス訓練が中心です。
訪問・通所リハビリでは歩行や寝返りなどの機能訓練のほか、福祉用具の取り扱いについてもアドバイスが貰えます。
脳梗塞の後遺症の回復なら再生医療もご検討ください
これまでのリハビリに限界を感じている方は、当院(リペアセルクリニック)で提供している再生医療も選択肢の1つです。
当院では「脳細胞は再生しない」という常識を覆し、再生医療での新たな治療方法を確立しました。
新たな治療方法では、幹細胞の投与によって脳細胞の修復・血管の再生を目指し、一般的な治療と比較して効果が高い2億個の幹細胞を投与する治療を行っています。
脳梗塞でよくある以下のような症状についても、回復を見込めるのも特徴です。
- 麻痺やしびれ
- 言語障害
- 嚥下機能
- 歩行機能や生活動作
再生医療の効果については個人差があるものの、実際に当院で治療を受けた人からも、後遺症が改善されたとの事例が多くあります。
脳出血後の後遺症として左半身麻痺を認め、車椅子の移乗にも3人の介助が必要となりましたが、幹細胞治療後には、車椅子への移乗が独りでできるようになりました。歩行においても左下肢と体幹の力がつくことで、安定して歩けるようになりました。もう一つ安定した歩行で大事なことは足の指の力であり、この力がつくことにより足の踏ん張りがつきます。 引用:リペアセルクリニック「脳出血後の後遺症で左半身麻痺 50代男性」 |
「今のリハビリに限界を感じている」「再発を予防したい」方や、リハビリで進捗を実感できない方・ご家族の回復を願う方にとって、回復・再発予防の期待できる治療法と言えるでしょう。
再生医療については早期に始めるほど良い効果が期待できます。
再生医療の内容や費用について知りたい、どの程度の回復見込みがあるかについて気になる方はお早めにご相談ください。
来院やメールによる相談のほか、オンラインカウンセリングも受け付けています。
脳卒中のお悩みに対する新しい治療法があります。
脳梗塞の後遺症と回復に関するよくある質問
脳梗塞の後遺症と回復に関するよくある質問は、以下の通りです。
脳出血や脳梗塞の違い、脳梗塞の再発予防について回答しているのでぜひ参考にしてください。
脳出血・脳梗塞・くも膜下出血は何が違う?
いずれも脳卒中の中に包括され、具体的には以下のように分類されます。
脳出血の種類 | 症状 | 分類 |
---|---|---|
脳出血 | 脳の細い血管が破裂し出血した血液が神経を圧迫する | ₋ |
くも膜下出血 | 脳動脈瘤が破裂し硬膜やくも膜下腔に血液が溜まる | ₋ |
脳梗塞 | 脳の細い血管もしくは太い血管に血栓が詰まり脳細胞に損傷が起こる | ・ラクナ梗塞 ・アテローム血栓性脳梗塞 ・心原性脳塞 |
脳出血は脳の微細な血管が破裂・出血することで、神経を圧迫して運動麻痺や感覚障害などの症状を引き起こします。
一方脳梗塞は血管が詰まることで血流が途絶え、脳細胞に損傷をきたす症状で脳出血とは要因が異なります。
くも膜下出血は脳動脈瘤の破裂で硬膜に血液が溜まり、激しい頭痛や意識障害、嘔吐やけいれんを伴う症状です。
いずれも早期発見・治療が回復の鍵になる症状なので、脳に違和感を覚えたらすぐにかかりつけ医に相談しましょう。
脳梗塞の再発を防ぐ方法は?
脳梗塞の再発を防ぐ方法としては、生活習慣の改善や血圧・糖尿病管理、適度な運動が挙げられます。
予防法 | 具体的な対策 |
---|---|
生活習慣の改善 | ・野菜や魚を取り入れたバランスの良い食事を意識する ・禁酒・禁煙する ・6~8時間の睡眠をとる ・ストレス解消方法を見つける |
血圧管理 | ・塩分の多い食事を控える ・毎日血圧を測る |
糖尿病管理 | ・血糖値、血圧を測る ・薬を忘れずに飲む ・食事計画に従う |
適度な運動 | ・20分~30分程度の運動を週3回程度行う ・ウォーキングやストレッチなどの軽い運動から始める |
脳梗塞は高血圧や糖尿病、喫煙による動脈硬化によって引き起こされるため、これらの症状を予防する必要があります。
特に高血圧は脳梗塞の1番の要因となっているので、塩分の多い食事が多い日本人には血圧管理や糖尿病管理が必須です。
まずは無理なく日常的に取り入れられる対策から始め、習慣化していきましょう。
まとめ:脳梗塞の後遺症も回復見込みはある
脳梗塞の後遺症は適切なリハビリと治療を継続していくことで、改善や回復が期待できます。
後遺症の内容に応じて、自宅での自主リハビリやリハビリテーション施設の通所を継続していきましょう。
時には理学療法士・言語聴覚士・作業療法士によるフィードバックを受け、回復に向けた取り組みを見直すことも大事です。
また脳梗塞の後遺症の改善方法として、リハビリのほかに再生医療という選択肢もあります。
当院では幹細胞を活用した治療で、損傷した脳細胞や血管の回復・再生を目指しています。
幹細胞治療は後遺症の改善のほかに、再発予防にも繋がるため、再発予防に取り組みたい方にも最適です。
早期の治療が回復の鍵になるので、気になる方はお早めにご相談ください。

監修者
圓尾 知之
Tomoyuki Maruo
医師
略歴
2002年3月京都府立医科大学 医学部 医学科 卒業
2002年4月医師免許取得
2002年4月大阪大学医学部附属病院 脳神経外科 勤務
2002年6月関西労災病院 脳神経外科 勤務
2003年6月大阪大学医学部附属病院 脳神経外科 勤務
2003年12月大阪母子医療センター 脳神経外科 勤務
2004年6月大阪労災病院 脳神経外科 勤務
2005年11月大手前病院 脳神経外科 勤務
2007年12月大阪大学医学部附属病院 脳神経外科 勤務
2012年3月大阪大学大学院 医学系研究科 修了(医学博士)
2012年4月大阪大学医学部 脳神経外科 特任助教
2014年4月大手前病院 脳神経外科 部長