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インピンジメント症候群、手遅れで手術になる前にできる治療方法

インピンジメント症候群、手遅れで手術になる前にできる治療方法

インピンジメント症候群は、進行すると痛みの他にこわばりや筋力の低下といった症状が出ることがあります。そして、重症化すると手術による治療となる場合も少なくありませんが、初期の段階では手術をしなくても治ることがあります。今回は、インピンジメント症候群の治し方について紹介します。

インピンジメント症候群の診察

 

インピンジメント症候群と保存療法

インピンジメント症候群は、初期のうちならリハビリと注射の保存療法で治ることが多いです。以下に保存療法で行われる治療についてまとめました。

インピンジメント症候群で肩が痛いイメージ

安静にする

今まで症状がなかった場合、初期だと考えられますので、まずは安静にしましょう。

痛みが起こったら、炎症が治まるまで無理せず安静にします。とにかく痛みを感じる動作を避けることがポイントです。安静にしていることで肩関節の炎症が治まり、症状が軽くなります。また、処置として患部を冷やしたり、圧迫したりすることもあります。

リハビリ

痛みや引っかかりなどの症状が慢性化している場合に有効な治療法です。慢性化しているのは、肩の動きに問題があることが多く、肩をスムーズに動かせるようにすることが根本的な解決になります。そのため、処置ではなくリハビリが効果的なのです。

リハビリの方法としては、弱い筋肉と硬い筋肉のバランスを整えることと、動作学習があります。動作学習は、正しい動きを体に覚えさせることを目的としています。

注射

注射は、肩関節の炎症を鎮めることを目的としています。
肩関節に副腎皮質ステロイドやヒアルロン酸を注射し、痛みを軽減します。

インピンジメント症候群と手術療法

リハビリや注射でインピンジメント症候群の痛みや炎症が治まらない時、治し方としては手術を検討します。

インピンジメント症候群治療としての手術は、内視鏡を用いた「鏡視下肩峰下除圧術(きょうしかけんぽうかじょあつじゅつ)」です。この手術は、手術の傷が小さい、回復が早い、社会復帰も早いといったメリットが多いという特徴があります。

手術療法になる基準

保存療法から手術療法に切り替わるのは、基準があります。

それは3ヶ月~6ヶ月以上リハビリや注射を行っても、症状が改善しなかった場合です。手術で痛みの原因を取り除くことで、症状の軽減が期待出来ます。

まとめ・インピンジメント症候群、手遅れで手術になる前にできる治療方法

インピンジメント症候群の治し方は、症状の出方や段階によって変わります。突然痛みが出たら処置、慢性的な痛みならリハビリと注射、痛みが長引くなら手術といった治し方になります。なるべく早い段階で気付いて早期に治療をすることが望ましいので、違和感や痛みを見逃さないようにしましょう。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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