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- 免疫細胞療法
「がん」は再発しやすい病気として知られていますが、命に関わり、治療によって生活の質を大幅に下げるがんの再発は避けたいところです。 そこで、がんを再発させないために重要な3つの方法について解説します。 がんを再発させないために必要な食事 がんを再発させないためには「食事」に気を配る必要があります。 がんに限らず、健康的な食事は基本的に「バランスの整った食事」であり、いくら健康に良い栄養を含んでいるからと言って、1つのものばかりを摂取しても健康を手にすることはできません。 がん再発予防においては、基本的な食事のバランスは保ちつつ、抗酸化作用のあるビタミンC・Eを多く含む果物や野菜、腸内環境を整える食物繊維や乳酸菌を含んだ発酵食品を効果的に食事に盛り込みたいところです。 また、「食事を楽しむ」ことも、がんの再発予防に寄与する可能性があります。 がん治療の副作用として食欲や味覚が変化している可能性もありますが、食事量を過度に減らす、味付けを過度に濃くするなどの対策はがんの再発予防に悪影響です。 家族で楽しく食事をする、調理法や食材にこだわるなどの対策を講じて食事をするようにしますよう。 がんを再発させないために必要な運動 がんを再発させないためには、適度に運動することも重要です。 重要なのは「適度な運動」を心がけることで、激しい運動は心身ともにストレスとなり、免疫力を低下させてしまいます。 精神的なストレスを発散できる程度の軽い運動を継続することを心がけてください。 また、身体や年齢の都合で運動が難しいという場合でも、体を動かさないことは再発予防に悪影響となります。 軽いウォーキングで構いませんので、体を動かす習慣を身につけましょう。 がんを再発させないために免疫細胞療法も検討! 「がんを再発させない」ことは、がん発症を経験した人にとって死活問題ですが、どれだけ注意しても再発リスクをゼロにすることは不可能です。 少しでも再発リスクを減らしたいと考えるのであれば「免疫細胞療法」も検討してみてはいかがでしょうか。 免疫細胞療法は、体内の免疫細胞を培養して数を増やし、体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 免疫力が高まることは、がんの再発予防に大きく寄与するとされています。 免疫細胞療法でも再発リスクをゼロにすることはできませんが、少しでも再発リスクを減らすことで再発への恐怖を軽減し、生活の質を改善することにつながるかもしれません。 まとめ がんを再発させないためには免疫力を高める生活習慣を心がける必要がありますが、リスクを減らせてもゼロにはできません。 少しでもリスクを減らしたいのであれば、免疫力を高める治療法である免疫細胞療法は一考の価値があるといえます。
最終更新日:2024.04.18 -
- 免疫細胞療法
ガンの発症するリスクにかかわる免疫力と、免疫を向上させる免疫細胞療法という方法 怖い病気の1つに「癌(がん)」がありますが、その発症リスクには「免疫力」が深く関わっていることをご存知でしょうか? 今回は、免疫力の低下と癌の発症リスクの関係について解説します。 免疫力が低下すると癌になりやすい理由 免疫力の低下と癌の発症リスクの関係について解説する前に、まず「そもそも癌ってどんな病気?」ということから解説したいと思います。 「癌」とは、簡単に言えば「細胞の病気」であり、癌化した細胞は通常の細胞とは異なる特徴を持ちます。 ・異常に分裂を繰り返す ・他の細胞の栄養を横取りする ・正常な臓器を破壊する ・血液から全身に転移する可能性がある 厚生労働省の発表によると、死亡した人の死亡原因の中で最も多いのが癌によるものだとされています。 癌という病気は細胞に異常が発生して「癌細胞」ができるところからスタートし、これが増殖して大きくなることで命に関わる状況になるのが一般的です。 細胞が癌細胞化する原因はさまざまですが、例えば以下の原因により癌のリスクを高めると言われています。 ・喫煙 ・過度な飲酒 ・高カロリー高脂肪な食事 ・運動不足 ・肥満 ・睡眠不足 ・ストレス しかし、上記の要因がなくても毎日のように数多くの細胞が癌細胞化しています。それでも癌にならずに済んでいるのは、体の免疫機能が深く関わっているためです。 免疫は、体内外で発生した異常な存在に対して攻撃をしかけ、排除する役割があります。 癌細胞も攻撃対象の1つであり、日常的に発生する癌細胞も免疫により排除されているのです。 しかし、免疫機能が低下し、癌細胞の増殖スピードに追い付けなくなると次第に癌細胞は勢力を拡大し、最終的に手遅れになってしまいます。 癌や感染症のリスクを下げる免疫細胞療法 免疫力が低下すると癌のリスクが高まるだけでなく、風邪や感染症の発症リスクが高まるというデメリットもあります。 日ごろから風邪や感染症にかかりやすいことに悩んでいる人は、免疫力が低下している可能性があり、癌のリスクも高まっているかもしれません。 そんな人におすすめなのが「免疫細胞療法」という治療法です。 この治療法は患者さんの血液から免疫細胞を培養し、体内に戻すことで免疫力を高めるというものです。 免疫力が高まることで癌のリスクを下げられる可能性があるだけでなく、風邪や各種感染症の発症リスクも下げられる可能性があります。 まとめ・ガンの発症するリスクにかかわる免疫力と、免疫を向上させる免疫細胞療法という方法 癌は死亡患者数の多い病気の1つであり、免疫力が低下することでその発症リスクが高まります。 免疫力を高める方法は数多く存在しますが、より積極的に免疫力を高めようと思うのであれ免疫細胞療法を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.12.28 -
- 免疫細胞療法
実は、ボディビルダーは「風邪をひきやすい?」 あの、凄い筋肉量と、いかにも強靭そうで強い肉体を持っている「ボディビルダー」、トレーニングを重ねているため基礎代謝が良く減量などとは無縁。すごくて健康そうに見えます。!病気などにも縁がなくウイルスや細菌などぶっ飛ばしてしまいそうなイメージってありませんか。 しかし…ご存知でしたか?意外ですが「風邪をひきやすい・・・!」ということ? 全ての方がそうではありませんが実は、風邪をひくことで悩んでいるボディビルダーが多いと言います。ボディビルダーのイメージとは真逆ですね。そこで今回は、いかにも丈夫で健康の権化のようなボディビルダーが実のところは風邪ひきやすい!ということについて、その原因と対策を解説します。 ボディビルダーが風邪ひきやすい原因とは? 私たちは、ある意味出来上がった姿である鋼のようなボディビルダーを拝見している訳です。その鋼のような姿になるという部分に何かありそうですね。 ボディビルダーが風邪ひきやすい原因として第一に考えられるのが「激しいトレーニングをしている」ことです。「え?トレーニングって鍛えてるという体にに良さそうなイメージがあるけど?」「運動って免疫力を高めるんじゃないの?」と思われた方も少なくないでしょう。 実は、どんな運動でも運動であれば「免疫力」を高められるというものではないのです。「免疫力」を考えて運動するのであれば「適度な運動を、継続的に行う」これが重要になります。 激しい運動の連続は、体にとってはストレスとなり、ストレスは免疫力を低下させてしまうからです。健康的に体に負荷を与えるには負担にならない適度な運動であることと、それを継続することが大切なのです。 あの超人のようなボディビルダーとしての肉体を作り上げるためのトレーニングは、健康とはまったく別もの。 理想の魅せるための肉体作りは、一般人とは違う超ハードなトレーニングを行うことが多く、これが肉体的なストレスとなって免疫力を低下させてしまいます。また、見せるための肉体改造はトレーニングだけでは完成しません。 トレーニングに合わせて無駄な脂肪を取り去るための食生活が待っています。それは、一般人のメニューとは違っていて食事回数や、食事の内容、そのカロリーなど、脂肪をとことん、そぎ落とすことに注力し、徹底的に「体脂肪率が低い」状態を作り出します。 この体脂肪が低い状態こそが「風邪のひきやすさ」に関係しています。なぜなら脂肪は、体温を維持する役割を担っており、ボディビルダーのように脂肪が少ないと、その効果が薄く、体温が低下しやすくなるのです。 病気に対する抵抗力である免疫力は、体温が高いほど高まる傾向にあります。脂肪が薄くて体温が下がりやすいボディビルダーは基本的に免疫力が低くなりやすいのです。 このように、ボディビルダーは理想の肉体作りのための行動が免疫力を低下させてしまい、風邪をひきやすくなります。イメージからは意外に思われましたが、意外に病気になりやすい不健康ともいえる状態とも言えます。このように理屈が分かると風邪をひきやすくなることにもうなずけます。 風邪をひきやすいのは免疫力の低下が原因 きつい食事の回数やカロリーなどのコントロールに加え、ハードなトレーニングによる身体作りがかせないボディビルダーにとって「風邪をひきやすい」といった病気への抵抗力が弱くなりがちのは仕方がないのでしょうか? 逆に無視することはできません。激しいトレーニングと厳しい減量という大変な想いをして作り上げた肉体はコンテストで評価されることに意義があるからです。場合によっては重症化し、コンテストに向けたトレーニングや食生活を含めたコントロールに大きな支障をきたす可能性もあります。 免疫とは、私たちの体には侵入した異物を排除する仕組みで、身体を病気から守ってくれる自己防衛システムのことです。たとえば風邪のウイルス菌が体内に侵入すると、それを撃退します。その仕組みこそが『免疫』です。 この免疫について、ボディビルダーに限らず、厳しいトレーニングを積み、鍛えられた肉体を持つアスリートは、免疫力が高いはずという思い込みがありますが実はそうではないということになります。 先にも申しましたが適度な運動で免疫力はアップしますが、逆に激しい運動はかえって免疫力を低下させます。例えばマラソンなどの強度の強い運動をした人は、しなかった人に比べて運動後に上気道感染症(風邪)にかかる率が2~6倍増加したという報告もあるほどです。 免疫力を高めて真の強靭なボディビルダーを目指す免疫細胞療法 そんなボディビルダーが免疫力を高め、風邪に強い体作りを目指すのであれば「免疫細胞療法」という先端治療を検討してみてはいかがでしょうか。免疫細胞療法は、体内に侵入した病原菌を攻撃する免疫細胞を採血等で取り出し、培養してから体内に戻すことで免疫力を高める治療法です。 免疫力を高めることによって風邪だけでなく、アレルギーやさまざまな感染症、更にがんの予防にも役立ちます。じかも、自分の体内から取り出した細胞を培養するため、アレルギーや、ドーピングなどに抵触することがありません。 ここではボディビルダーを例にお話をしましたが、このような免疫力の低下は、激しい運動やトレーニングを行うスポーツ選手全般にとっての課題ではないでしょうか。極限まで頑張るアスリートにとって健康に気づかうことは非常に大切。 アスリートが結果を出すために、そのパフォーマンスを最大に引き出すには免疫の高い身体づくりは非常に大切なことではないでしょうか。必要な時に必要なパフォーマンスを実現するのはスポーツ選手の目標です。 せっかくのトレーニングや練習を無駄にしない。このような先端治療方法があることを知り、自身の体調コントロールに役立て、良い結果を導き出せればよいのではないかと思います。 まとめ/ボディビルダーは風邪をひきやすい? ボディビルダーにとって、肉体作りを邪魔する風邪の存在は決して無視できないものですが、ハードなトレーニングと、ハードな体脂肪管理によって、どうしても風邪ひきやすくなることは否めません。 ボディビルダーだけでなく、ハードなプレーや、トレーニングなどの運動が多いスポーツ選手、アスリートは、必要な時にパフォーマンスを発揮するためにも免疫細胞療法による治療法を検討してみてください。 興味がればお問い合わせ下さい ▼ スポーツ外傷(筋・腱・靭帯損傷)に対する再生医療 当院の再生医療は、スポーツ選手のパフォーマンス(QOL)を維持する治療を推進しています 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2022.09.21 -
- 免疫細胞療法
運動すると風邪をひく!運動と免疫の関係と免疫細胞療法について 世の中には「運動すると風邪をひく」という方がおられ、そのことに悩んでいる人も少なからずおられます。 運動は健康に良さそうなイメージがありますが、実は運動と風邪のひきやすさには密接な関係があります。 今回は、運動すると風邪をひく原因について解説します。 運動すると風邪をひくというのは本当か? 運動すると風邪をひくということはあります。 これは、「激しい運動をしている」ことが原因であると考えられます。 運動は、適度なら身体に良いのですが、多すぎた場合、少なからず体に「ストレス」を与えてしまい、ストレスは免疫力を低下させる原因の1つなのです。 免疫力が低下する 実際に行われた研究の結果、運動の強度が激しいほどに免疫力が低下してしまうことがわかっています。 免疫力とは簡単に言えば「病気になりにくさ」のことであり、風邪のような感染症は免疫力の高さによってなりやすさが大きく左右されるのです。 つまり、運動すると風邪をひく人というのは、日ごろから自身にとって激しいレベルの運動をしているということになるのです。 適度な運動なら免疫力は高まる 運動すると風邪をひくのであれば「運動しなければいい」と思われるかもしれませんが、実はそれは、それで大きな間違いです。 運動は運動でも「適度な運動」を心がければ、むしろ免疫力は高まり、風邪をひきにくい体作りに寄与するからです。 同じく過去の研究結果において、運動頻度と風邪の関係について調べた結果、運動日数が多いほど風邪をひく日数も少なく重症度が低いという結果になっているのです。 免疫を高める適度な運動 ここで重要なのは「適度な運動が、どんな運動なのか?」ということでしょう。 これについては個人差がありますので一概には言えませんが、無理のないレベルの有酸素運動(ウォーキングやランニングなど)を継続するのが、一般的に適度な運動であるとされています。 もし、運動することで精神的にもストレスを感じているのであれば、それは適度な運動の水準を超えている可能性が高いです 免疫力を高めるためには運動日数も少なからず関係するため、無理なく継続できる程度の運動を心がけ、少しずつ日数や1回あたりの運動時間などのレベルを上げていくことをおすすめします。 免疫細胞療法でより積極的に免疫力を高める 運動すると風邪をひくことについては、免疫力や運動能力などの個人差があります。 そのため一概には言えませんが、やはり日常生活にも支障をきたす可能性が高いのではないでしょうか。 適度な運動を無理なく継続するためにも、基本的な免疫力を高めることは重要なことです。 それに寄与するのが、免疫細胞を培養して体内に戻すことで免疫力を高められる「免疫細胞療法」です。 「がん」のリスクを下げる効果も期待されており、運動すると風邪をひく人にとっては「生活の質」を高めるのに大きく寄与するのではないでしょうか。 まとめ・運動すると風邪をひく!運動と免疫の関係と免疫細胞療法について 運動すると風邪をひくのは、激しい運動をしている可能性が高いですが、軽度な運動でも風邪をひいてしまうのであれば基本的な免疫力が低下していることが疑われます。 さまざまな方法で免疫力を高められますが、より積極的に免疫力を改善したいのであれば免疫細胞療法を受けるという方法もあります。 免疫力を高めたい人は、免疫細胞療法を検討してみてはいかがでしょうか。当院でも免疫細胞療法を行っています。興味がある、詳しくお知りになりたい場合はお気軽にお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.10.14 -
- 免疫細胞療法
風邪をひきにくい体作りとは!そのために役立つ4つの方法 「風邪をひきやすい」と悩んでいる人がいますが、風邪をひくと生活に支障をきたすだけでなく、時には命に関わる症状に苦しめられる可能性もあります。 そこで今回は「風邪をひきにくい体作りとは!」と題して、そのために役立つ4つの方法について解説します。 1.風邪をひきにくい体作りに必要な食生活 風邪をひきにくい体作りのためには「食事」に注目するのがおすすめの方法の1つになります。 風邪をひきにくい体作りには「免疫力を高める」ことが重要なのです。 基本的にバランスの良い食事を心がけてもらうとして、さらに免疫力を高めるためには以下の食べ物を積極的に食べることをおすすめします。 ・発酵食品 ・きのこ ・フルーツ ・野菜 ・緑茶 2.風邪をひきにくい体作りに必要な運動 風邪をひきにくい体作りのためには「適度な運動」を習慣づけることも重要です。 運動は血行を促進して体を温め、ストレスを発散することで免疫力を高めることができます。 ただし、あくまでも「適度な運動」を心がけるようにして、「激しい運動」は避けるようにしてください。 無理のない有酸素運動を中心に、継続することを前提として運動を始めてみましょう。 3.風邪をひきにくい体作りに必要な生活習慣 風邪をひきにくい体作りには、食事や運動だけでなく、さまざまな生活習慣の改善も必要になります。 以下の生活習慣は免疫力を高める可能性があるため、問題があれば可能な限り改善してください。 ・睡眠不足を解消する ・生活リズムを一定に保つ ・ストレスを溜めこまない ・疲労を溜めこまない ・過度な飲酒と喫煙を控える ・体を冷やし過ぎない 4.風邪をひきにくい体作りには「免疫細胞療法」もおすすめ! 風邪をひきにくい体作りのためには生活の中でさまざまな改善点を見出すことができますが、必ずしもすべての人が上記の改善を実行することで免疫力を十分に高められるわけではありません。 また、生活スタイルの都合上どうしても改善できないポイントも少なからず存在するでしょうし、もっと積極的に免疫力を高める方法を実践したいという需要もあると思います。 そんな人におすすめなのが「免疫細胞療法」です。 免疫細胞療法は、患者さんの体内から取り出した(基本は採血)免疫機能に関わる細胞を培養し、これを体内に戻すことによって患者さんの免疫力を高めます。 免疫細胞療法は、風邪などの感染症リスクを低下させると同時に「がん」の予防にも役立つとされています。 まとめ・風邪をひきにくい体作りとは!そのために役立つ4つの方法 風邪をひきにくい体作りのためには免疫力を高めることが重要です。また、食事や運動、生活習慣の改善で免疫力を高められる可能性があります。 もっと積極的に免疫力を高め、病気に負けない体作りを目指すのであれば、免疫細胞療法もおすすめです。興味がある方は、当院までお問い合わせ下さい。 監修:リペアセルクリニック大阪院
最終更新日:2023.11.27 -
- 免疫細胞療法
- 肝疾患
- 再生治療
肝硬変を根本的に治療できる可能性を秘めた再生医療とは?! 従来、「肝硬変」という病気は、肝臓を元の状態に戻すことができないといわれていました。 しかし、その常識を覆すかもしれない可能性を秘めた治療法「再生医療」に注目が集まっています。 今回は、肝硬変を根本的に治療できるかもしれない「再生医療」について解説します。 肝硬変に再生医療が利用される意味 そもそも「肝硬変」という病気がどのような状態であるのかを理解することで、再生医療との関連性について理解しやすいと思います。 肝硬変とは、慢性的な肝臓の炎症などを原因として肝細胞が線維化して硬くなってしまった状態のことです。 線維化した肝細胞は肝臓の「壁」となり、内部で肝細胞が増えるのを阻害することで肝臓は最終的に小さくなってしまいます。 肝硬変を起こすと肝臓内の血液の流れが滞り、さまざまな「合併症」のリスクを高めてしまうのですが、この状態は自然に治すことができないのです。 そのため、従来の肝硬変の治療方針は対症療法や食事療法などを継続して、これ以上の肝機能低下を防ぐことが中心となっていました。 ここで注目すべきなのが「再生医療」なのです。 再生医療とは? 「再生医療」とは、「幹細胞」と呼ばれる細胞を利用して行われる新しい治療法です。 幹細胞は私たちの体内に存在している細胞の一種であり、「壊れた細胞に作り替わり、組織を修復する」という役割を担っています。 肝硬変の再生医療では、培養後に患者さんに投与された数多くの幹細胞の働きによって、硬質化した肝細胞を溶解・修復することによって肝機能の改善を目的とするのです。 肝硬変以外の肝疾患に対しても有効性が指摘されており、例えば「脂肪肝」においては肝機能の改善と血流促進による疲れやすさの改善などに寄与する可能性があるとされています。 再生医療と治療結果の個人差 再生医療に注目が集まっていますが、あくまでも「可能性がある」という治療法であることは理解しておかなければなりません。 これは再生医療に限った話ではありませんが、同じ病気で同じ治療法を用いたとしても、すべての患者さんが同じように回復するわけではありません。 肝硬変の再生医療でも同じように、すべての肝硬変患者さんが再生医療で同じ結果を得られるということはできないのです。 しかし、「再生医療なら100%肝硬変を治せる!」とは言えませんが、肝機能が改善する可能性があること自体は間違いではありません。 再生医療を利用することで肝硬変の進行や合併症のリスクを減らし、食事療法や運動療法のレベルを減らすことができるなどの可能性は十分に見いだせるのです。 まとめ・肝硬変を根本的に治療できる可能性を秘めた再生医療とは?! 再生医療は「万能の治療法」というわけではありません。そして、再生医療によって肝硬変を完治させられるとは断言できません。 しかし、従来の治療法と違って「肝硬変が改善される可能性がある」という意味ではやはり注目されるべき治療法であることは間違いありません。 肝硬変の治療や症状に悩んでいる方は、再生医療による治療を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2022.12.21 -
- 免疫細胞療法
免疫力を高める!毎月のように風邪をひくなら試してみたい免疫療法 「子供はよく風邪をひく」といいますが、「毎月のように風邪をひく」という大人もいます。 毎月、風邪をひくという大人は、もしかすると「免疫力」に問題があるのかもしれません。今回は、毎月のように風邪をひく大人が知るべき「免疫力の高め方法」について解説します。 「風邪をひくこと」と「免疫力」の関係性 人は平均して、1年に3回以上は風邪をひくと言われています。大人が毎月のように風邪をひくとなると年間で10回以上も風邪をひいている計算になるので、明らかに多いといえます。 そんな場合は、「免疫力」に何らかの問題が発生していると考えるのが一般的です。とはいえ、まずは「風邪をひく」とは、どういったことなのかについて理解しておきましょう。 そもそも「風邪」とは、1つの病名を指す病気ではありません。 上気道(鼻やのど)を中心とした感染症のことを総称して「風邪」と呼んでいます。風邪の原因は80~90%がウイルスによる感染です、ウイルスが呼吸によって気道に侵入すると粘膜に付着して増殖し、炎症を起越します。 「咳」や「発熱」といった風邪の症状は、感染したウイルスが起こしているのではなく、感染したウイルスを排除するため、身体の機能として反応しているのです。 さて、年間で3回以上も風邪をひくとなると、そこで関係してくるのが「免疫力」です。 免疫力とは、免疫機能の高さのことであり、免疫とは体内に侵入した異物に対する排除能力の高さです。免疫力が高い人は、仮に風邪などの病原菌に感染しても、病原菌が増殖する前に病原菌を撃退することができます。 一方で免疫力が低下している人の場合、病原菌の増殖を許してしまい、撃退までに時間がかかることで病気が長引いてしまうのです。そのため繰り返し風邪をひいてしまうというワケです。 風邪とは ・風邪は1つの病名を指す病気ではなく上気道を中心とした感染症のことを総称した名称です ・風邪の原因は、70-80%がウイルスによるものです。 ・呼吸によって気道に侵入し、粘膜に付着して増殖し、その結果、炎症を引き起こします ・咳や発熱などの諸症状は感染したウイルスが起こすのではなく、排除のために体が反応するもの 風邪に負けない免疫力の高め方 免疫力を高めるには、何といっても大切なのは、生活習慣を見直すことから始めたいものです。そこで、免疫力を高めるための取り組み方について考えてみました。 ・適度な運動と休養のバランスをとる ・体を温める(食べものを含め、冷やさない工夫) ・ストレスを減らす ・腸内環境を整える ・暴飲暴食に注意し、食事はよく噛む ・睡眠をしっかりとり、その質を高める ・栄養バランスの良い食事をとる ・よく笑いましょう(思いつめない、悩まない) 免疫力は、日中の活動中において高まり、夜になると低下していきます。そのため、睡眠不足になると、成長ホルモンが十分に分泌されることなく、免疫細胞が減少し、免疫力が低下しかねません。 免疫力を高めるためには食事にも気を配るべきで、「肉、魚、卵、大豆製品、乳製品」などの食品をバランスよく食べ、良質なたんぱく質を摂取することが重要です。 免疫力を高める免疫細胞療法とは 毎月のように風邪をひくと、大人にとっても仕事や家事などの生活面で大きな支障をきたす可能性があります。風邪をひきにくくするため、最新の効果的な方法としておすすめしたいのが「免疫細胞療法」です。 免疫細胞療法は、患者さんご自身の免疫細胞を培養によって増やし、再び体に戻すことで免疫を強化しようとする治療法です。 一般的な流れとしては、患者さんから採血した血液を分離し、「免疫細胞を培養」して増やしてから点滴で体内に戻すという流れです。 一気に免疫力を高める方法として有効です。患者さん自身の体内から調達した細胞を培養するため、副作用などのリスクが少ないというメリットがあります。 免疫力を向上させて風邪に強い身体を手に入れましょう!当院でも取り扱いがございます。興味がある方はお気軽にお問い合わせ下さい まとめ・免疫力を高める!毎月のように風邪をひくなら試してみたい免疫療法 風邪は、日常生活に支障をきたすだけでなく、重症化すれば命の危機に瀕する可能性もあります。 毎月風邪をひく大人は、免疫力が低下している可能性があるため、免疫細胞療法などの免疫機能に関する治療を受けることも視野に入れることをおすすめします。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2023.09.13 -
- 免疫細胞療法
すぐ風邪をひく人は免疫力に問題がある可能性!なぜ免疫力が低下するのか 世の中には「すぐ風邪をひく」という悩みを抱えている人も少なくありません。風邪をひくと日常生活に小さくない悪影響を及ぼしてしまいます。そのため、「すぐ風邪をひく」という体質を改善したいと思っている人もいるのではないでしょうか。 今回は、すぐ風邪をひく人におすすめしたい体質を改善する方法や免疫細胞療法について解説します。 すぐ風邪をひくのを改善するためには原因を知る! 「すぐ風邪をひく」という悩みを改善したいのであれば、そもそもなぜすぐに風邪をひいてしまうのか、その原因を知ることが最優先です。ひとくちに「風邪をひく」といってもさまざまな原因がありますが、最も大きな問題となるのが「免疫力」です。 免疫力とは、体内に侵入した病原菌に対する防御能力の高さ、簡単に言えば「病気に負けない力」といえます。私たちが生活している空間には、さまざまな病原菌が存在していますが、誰もがすぐさま病気になるわけではありません。 私たちの体内に侵入した病原菌などの有害物質は、免疫機能が働くことで排除されるので、私たちは病気にならずに済むことも多いです。しかし、何らかの理由で免疫力が低下してしまうと、病原菌に対する防御能力が低下して病気を発症してしまうのです。 つまり、すぐ風邪をひく人は「日常的に免疫力が低下している人」であるといえます。 なぜ免疫力が低下してしまうの? すぐ風邪をひく体質を改善するためには、体の免疫力を低下させないことが重要です。しかし、なぜ免疫力は低下してしまうのでしょうか?さまざまな原因が考えられますが、日常生活において以下の要因により免疫力が低下するといわれています。 中には生活習慣を見直すことで改善できる場合もありますが、仕事などの都合でどうしようもない部分もありますし、高齢者の年齢も操作することはできません。 ・睡眠不足 ・栄養バランスが偏っている ・激しい運動をする ・ストレスを溜める ・生活スタイルが不規則になる ・年齢の問題(乳幼児、高齢者) 免疫機能を改善したいのであれば免疫細胞療法という手もある すぐ風邪をひく体質を改善したいというのであれば、「免疫細胞療法」を検討してみてはいかがでしょうか。 免疫細胞療法は、免疫機能に深く関係する「NK細胞」「キラーT細胞」といった、病原菌を攻撃する細胞を培養して体内に戻すことで免疫力を高めることができるのです。 免疫細胞療法は「がん」の対策としても有効性が指摘されています。 生活スタイルを見直してもすぐ風邪をひく人は、免疫細胞療法で免疫力を高めるという選択肢について検討することは、とても有意義なことです。 まとめ・すぐ風邪をひく人は免疫力に問題がある可能性!なぜ免疫力が低下するのか すぐ風邪をひく人は免疫力が低下している可能性があります。基本的には生活スタイルを見直すことで、免疫力を高めていくことができますが、年齢や生活スタイルは人ぞれぞれで、難しい場合もあります。 すぐ風邪をひく体質を改善したい、短期間で効果的に免疫力を高めたいという人は、免疫細胞療法を検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.04.17 -
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インフルエンザにかからない方法 /3つのポイント 絶対はずせない予定があるときには、インフルエンザにかかりたくないですよね。しかし、インフルエンザにかからない方法はあるのでしょうか。 インフルエンザは口や鼻、目などの粘膜からウイルスが侵入する飛沫感染によるものが多いです。感染防止にはできるだけウイルスとの接触を防ぐべきです。ウイルスとの接触があったとしても、体の防御機能が適切に働いていれば感染することはありません。 インフルエンザにかからない方法として、3つのポイントをご紹介します。 インフルエンザにかからない方法【ポイント1/正しい手洗い】 インフルエンザウイルスは呼吸器から侵入して感染を引き起こします。そして、多くはウイルスに汚染された物に触れた手を介して感染しています。外から帰宅した後や料理をする前、食事の前には手を洗いましょう。 ・石けんを使い、手のひらをこすり洗いする ・手の甲、指先、爪の間、指の間をよく洗う ・親指をねじり洗いする ・手首をねじり洗いする ・流水でよく洗い流す ・タオルで水分をふき取る 顔にもウイルスは付着しているので、帰宅後に洗顔するのも効果的です。 インフルエンザにかからない方法【ポイント2/部屋の加湿】 空気が乾燥して湿度が40%以下になると、ウイルスは浮遊しがちで感染力も持続しやすくなります。ウイルスの活動を抑えるためには、加湿器を使って部屋の湿度を50〜60%に保ちましょう。 のどの防御機能を維持するためにも、部屋の加湿は有効です。こまめに湿度をチェックしましょう。加湿器のない場所では、マスクの着用や濡れたタオルを干しておくのも効果的です。睡眠中も乾燥しないように注意してください。 インフルエンザにかからない方法【ポイント3/免疫力を保つ】 免疫力が落ちていると、予防接種を受けていてもインフルエンザに感染してしまうことがあります。免疫力を保つためには、日頃の健康管理が大切です。 ・充分な休養と睡眠をとる ・健康的な食生活を心がける ・規則正しい生活を送る ・ストレスを避ける 寝不足が続いたり、疲労がたまっていたりするときは免疫力が低下して、インフルエンザに感染しやすくなります。そこで、免疫力を高める治療法として、免疫細胞療法があります。 免疫細胞療法とは、自分の免疫細胞の力で、病気にかかりにくい体を作ることを目的とした安全な医療です。興味のある方は、詳細をチェックしてみてくださいね。 まとめ・インフルエンザにかからない方法 【3つのポイント】 インフルエンザにかからない方法として3つのポイント【1.正しい手洗い 2.部屋の加湿3.免疫力を保つ】をご紹介しました。なるべくウイルスとの接触を避け、体調を整えておきましょう。 流行前のワクチン接種と人混みに出かけないことも感染予防につながります。「インフルエンザにかかったかも?」と思ったときは、早めに医療機関を受診してくださいね。 そして、インフルエンザなどの感染症にかかりにくくなるための、免疫細胞療法についても検討してみてはいかがでしょうか。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.03.27 -
- 免疫細胞療法
インフルエンザにかかりたくない!感染対策でやるべきこと インフルエンザは毎年冬になると流行し、感染すると38℃以上の発熱や全身の筋肉痛、関節痛などの症状が急激に現れます。感染力がとても強いため、数日から1週間ほどは安静に自宅療養する必要があります。 インフルエンザが流行する時期は、楽しいクリスマスやお正月、成人式、大切な入学試験など重要なイベントがある時期とも重なりますから絶対に感染したくないですよね! そこで今回は、インフルエンザの感染対策でやるべきことをご紹介します。 インフルエンザの感染対策【基礎編】 インフルエンザの感染を防ぐためには、ウイルスを体の中に侵入させないことです。 ・正しい手洗い 石けんで指先、爪の間、指の間、手首まで丁寧に洗い、水で十分に流しましょう。アルコール消毒も効果的です。 ・マスクの着用 ウイルスの侵入を完全に防ぐことはできませんが、のどの乾燥を防ぎます。マスクはまめに交換する必要があります。 ・手で顔を触らない 手についたウイルスが口や鼻から体内に侵入してしまいます。 ・こまめな水分補給 のどの粘膜についたウイルスを水で洗い流してしまいましょう。うがいや歯磨きで口腔内を清潔に保つことも感染対策の1つです。 ・予防接種を受ける インフルエンザに感染すると脳症や肺炎などの合併症を引き起こすことがあります。重症化を防ぐためには予防接種が効果的です。 インフルエンザの感染対策【応用編】 体が弱った状態ではインフルエンザに感染しやすくなりますから、普段の健康管理が重要です。 ・十分な休養 疲れがたまっていると、抵抗力が落ちてしまいます。自分の体をいたわりましょう。 ・十分な睡眠 質の高い睡眠で体力を回復させましょう。 ・バランスのとれた食事 健康な体を維持するためには、食事の内容に気をつけましょう。 ・部屋の湿度を60%以上に保つ 空気が乾燥した状態では、のどの防御機能が低下します。部屋の換気もしてください。 ・流行期には外出を控える インフルエンザが流行しているときは、不要の外出は避けた方が賢明です。 インフルエンザの感染対策で一番重要なのは免疫力を高めること! 人間の免疫システムは、ウイルスの体内への侵入を防ぎ、侵入してしまったときはウイルスと戦ってくれる体の仕組みです。インフルエンザの感染対策をあれこれやってみても、免疫力が落ちていたら感染してしまうかもしれません。免疫力を強化しましょう。 自身の細胞を使って免疫力をアップし、病気を予防する「免疫細胞療法」という治療法があります。安全で、自分自身の細胞を使用するため副作用やアレルギーのリスクが低く、効果的な免疫アップとして注目を集めている治療法です。 まとめ・インフルエンザにかかりたくない!感染対策でやるべきこと インフルエンザの感染対策には、手洗いやマスクの着用など、地道なことの積み重ねが必要です。ウイルスが体内に侵入するのを防ぎ、体調の維持に努めてください。 流行前に予防接種を受けることや人混みへの外出を避けることも有効です。感染対策として、免疫力も大切なポイントになります。最近話題になっている免疫細胞療法による免疫アップも検討してみてはいかがでしょうか。 もし、インフルエンザが疑われるときは、早めに医療機関を受診してくださいね。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.03.28 -
- 免疫細胞療法
インフルエンザにかかりやすい人の特徴とかかりにくい人の差、免疫力について解説 毎年冬になると、インフルエンザにかかるのが恒例行事という人がいます。その一方で1度もインフルエンザにかかったことがない人もいます。その差はどこにあるのでしょうか? 今回は、インフルエンザにかかりやすい人の特徴とインフルエンザと免疫力の関係についてご紹介します。 インフルエンザにかかりやすい人の特徴 インフルエンザにかかりやすい人の特徴はさまざまです。例えば、年齢や健康状態、置かれた環境などによって、インフルエンザに感染しやすくなることがあります。 ・免疫を持たない乳幼児 ・体力が衰えている高齢者 ・呼吸器疾患、慢性心疾患などの基礎疾患を持つ人 ・大勢と接する仕事をする人 ・集団生活が多い小学生 ・小さな子どもを持つ親 乳幼児や高齢者、基礎疾患を持つ方々は、ハイリスクグループと言われ、インフルエンザに感染すると、重症化してしまう懸念があります。もし感染してしまったときは、医師の指示に従って、適切な治療に努めてください。 また、生活習慣やストレスなどによって、インフルエンザにかかりやすくなる人もいます。 ・疲労やストレスがたまり体力が低下している ・バランスの悪い食生活や睡眠不足などで生活習慣が乱れている ・入浴はシャワーのみ ・冷たい飲み物を好むために体が冷えている ・口呼吸でのどが乾燥してウイルスが侵入しやすくなっている ・過度な運動により免疫力が落ちている 日頃の生活習慣の中にも、インフルエンザに感染しやすくなる原因は潜んでいます。頑張りすぎて疲れた後に、風邪をひいたりインフルエンザにかかったりしたことはありませんか?健康な方でも無理は禁物です。 インフルエンザにかかりやすいかどうかは免疫力次第! インフルエンザは毎年流行し、ウイルスは目には見えなくても周りにたくさん存在しています。そんな中で1度もインフルエンザにかかったことがないのは相当免疫力の高い人だと言えるでしょう。 しかし免疫力は気がつかないうちに低下していることもあります。風邪をひきやすくなった、疲れがなかなか取れないなどの症状は免疫力が落ちているせいかもしれません。 そこでご紹介したいのが「免疫細胞療法」です。免疫細胞療法とは、自分の細胞の力で免疫力アップを目指す治療法です。 免疫を高めることで、インフルエンザだけでなく、さまざまな感染症にかかりやすいという人も、病気知らずの健康体を目指すことができるでしょう。 まとめ・インフルエンザにかかりやすい人の特徴とかかりにくい人の差、免疫力について解説 乳幼児や高齢者がインフルエンザにかかりやすいのは、免疫を持たず体力もないからです。また、健康な大人がインフルエンザにかかりやすいのは、生活習慣の乱れなどで免疫力が低下しているためです。 インフルエンザの重症化を防ぐためにも予防接種は効果的ですが、まずは日常生活を見直し、免疫力を高めるようにしましょう。 それでも、どうしても免疫力が低く、風邪やインフルエンザにかかってしまうという方は、免疫細胞療法による免疫アップも検討してみてはいかがでしょうか。詳しくは当院までお問い合わせください。 監修:リペアセルクリニック大阪院 こちらもご参照ください
最終更新日:2024.03.29 -
- 免疫細胞療法
ジフテリア、ポリオ、はしか、風しんなど予防接種にはいろいろありますが、ほとんどは子どもの頃の複数回の接種で、一生涯の免疫を得ることができます。 しかし、インフルエンザに限っては、毎年予防接種を受けることが推奨されています。 そこで今回は、インフルエンザの予防接種はなぜ毎年受ける必要があるのかについて解説します。また、インフルエンザ予防のための免疫力を高める治療法についても紹介します。 インフルエンザの予防接種が毎年必要なのはなぜ? インフルエンザの予防接種は発病を予防し、感染したとしても重症化を防ぐ効果が期待できます。 とはいっても、はしかのワクチンの有効率が90%以上なのに対して、インフルエンザワクチンの有効率は60%程度で、発症を完全に阻止することはできません。 しかもインフルエンザワクチンは接種した日から5ヶ月が経過すると効果が低下していきます。そして、インフルエンザにはA型B型C型があり、A型は性質を変えて流行するので、インフルエンザの予防接種は、毎年接種した方がよいとされているのです。 インフルエンザが毎年流行するのはなぜか? なぜインフルエンザは毎年流行するのでしょうか。 インフルエンザウイルスは渡り鳥によって地球規模で運ばれ、1年を通して北半球と南半球で流行を引き起こしています。 冬になり、空気が乾燥する、気温が下がるなどの環境になると、鼻やのどのバリア機能が低下するので、ウイルスに感染しやすくなります。そして、インフルエンザウイルスは飛沫感染で広がるため、人口密度の高い都市で流行が起こりやすい傾向があります。 インフルエンザにならないように免疫力を高めよう! インフルエンザの予防接種は、重症化を予防し、集団内での感染リスクを抑える効果が期待できます。 予防接種は毎年受ける必要がありますが、一定の効果は期待できるので、あとは自分の免疫力を高めて、インフルエンザウイルスに感染しない体を作ることが大切です。 今、注目が集まっている免疫細胞療法は、自分の細胞を使って免疫力を高め、病気になりにくい体を作る効果が期待できる治療法です。そのため、免疫が下がっていてインフルエンザや風邪などの病気になりやすいという方におすすめです。 副作用や体への負担が少なく、安心して治療を受けることができるでしょう。 まとめ 近年、インフルエンザ警報の発表が、冬の風物詩の1つになっていますよね。 インフルエンザの流行は止められません。重症化が心配な乳幼児や高齢者には、特に注意が必要です。 今回は、インフルエンザの予防接種はなぜ毎年必要なのかということについてご紹介しました。また、免疫を高めるための免疫細胞療法についても紹介しました。毎年の予防接種も大切ですが、体の免疫力を高めることも必要です。 風を引きやすい、毎年のようにインフルエンザになってしまい、会社を休むことがあるというような方は、免疫細胞療法で免疫を高めることを検討してみてはいかがでしょうか。
最終更新日:2024.04.02