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肋間神経痛のセルフチェックリストを紹介!痛みの特徴を医師が解説

肋間神経痛のセルフチェックリストを紹介!痛みの特徴を医師が解説
公開日: 2026.01.30

胸や脇腹に突然鋭い痛みが走り、「この痛みって大丈夫なの?」「いつまで続くんだろう」と不安に感じたことはありませんか。

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)は、肋骨に沿って走る神経が刺激されることで電気が走るような鋭い痛みやピリッとした刺すような痛みが特徴です。

また似た症状の裏に別の病気が隠れているケースもあり、「ただの神経痛だから大丈夫」と自己判断してしまうのは危険な場合もあります。

本記事では、肋間神経痛の特徴的な症状をチェックする方法や、見逃してはいけない危険な症状について解説します。

ご自身の症状と照らし合わせ、適切な対処法を見つけるための参考にしてください。

また神経障害が関与している可能性がある場合の治療選択肢の一つとして、再生医療が注目されています。

再生医療は患者さまご自身の細胞や血液を用いて自然治癒力を高め、損傷した神経の再生・修復を促す治療法です。

【こんな方は再生医療をご検討ください】

  • 神経障害を根本から改善したい
  • 痛みやしびれがある
  • 現在の治療で十分な効果を感じられていない

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肋間神経痛の症状をセルフチェック!当てはまる症状を確認しよう

まずは以下のチェックポイントをもとに、自身の症状が肋間神経痛の特徴に当てはまるか確認しましょう。

  • 背中から脇腹にかけて、鋭い痛みやピリピリとした痛みがある
  • 深呼吸や咳、くしゃみをすると痛みが強くなる
  • 体をひねる・姿勢を変えると痛みが増す
  • 胸や背中に帯状の発疹や水ぶくれが出たことがある(帯状疱疹による神経痛の可能性)
  • 肋骨骨折や胸部の打撲をしたことがある
  • 胸や背中の手術を受けた経験がある

肋間神経は背骨から肋骨に沿って通っているため、その神経に沿った範囲で痛みが出るのが特徴です。

また、痛みは左右どちらか片側に現れることがほとんどで、両側が同時に痛むケースはまれとされています。

上記の項目に複数当てはまる場合は肋間神経痛の可能性があるため、症状が続く場合や痛みが強い場合は早めに医療機関を受診しましょう。

肋間神経痛とは|肋骨に沿う神経の刺激で起こる痛み

肋間神経痛とは特定の疾患名ではなく、肋骨に沿っている「肋間神経」が痛む症状の総称です。

背中から出て肋骨の間を通る神経が、何らかの原因で刺激されることで生じるといわれています。

痛みの特徴としては内臓の疾患による痛みとは異なり、以下のような傾向があります。

痛みのタイプ 特徴
一般的な痛み 痛む場所がはっきりしており肋骨に沿って電気が走るような鋭い痛み
その他の痛み 原因によってはジクジクとした持続的な痛みを感じる場合もある

特に痛みが長く続く場合や違和感が強い場合は、内臓の病気などが隠れている可能性もあるため、自己判断せずに医師に相談することが大切です。

肋間神経痛と似た症状が出る病気には何がある?

肋間神経痛と似た症状が出る主な病気は、以下のとおりです。

種類 疾患名
心疾患 狭心症、心筋梗塞など
肺疾患 肺梗塞、気胸、胸膜炎など
消化器疾患 逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、胆石症、慢性膵炎など
脊椎・血管 胸椎圧迫骨折、大動脈瘤破裂など

胸や脇腹の痛みは肋間神経痛以外にも、内臓の病気や骨折などが原因で起こる場合があります。

胸の強い圧迫感や冷や汗、呼吸困難などを伴う場合は、心臓や肺の病気の可能性があるため、自己判断せず、専門的な検査を受けましょう。

肋間神経痛が起こる主な原因

肋間神経痛の原因は以下のように、検査をしても原因が特定できないものと、明らかな病変があるものの2つに大きく分けられます。

明らかな異常が見つからない「特発性」に対し、病気やケガなどの原因が特定できるものを「症候性」と呼びます。

ここではそれぞれの特徴を詳しく解説します。

特発性肋間神経痛の場合

特発性肋間神経痛とは、明らかな解剖学的な異常や基礎疾患が見つからないものを指します。

主な要因としては、以下のようなものが誘因となる可能性があるといわれています。

要因 具体的な状況
ストレス 過度な精神的負荷により自律神経が乱れ痛みを感じやすくなる
不自然な姿勢 長時間のデスクワークや猫背により肋骨周りの筋肉が緊張する
疲労 睡眠不足や疲労が蓄積し神経が過敏な状態になる

ただし、特発性と診断するためには他の重篤な疾患がないことを慎重に確認する必要があります。

まずは整形外科や内科を受診し、MRIやレントゲン検査などで体に異常がないかを調べましょう。

症候性肋間神経痛の場合

症候性肋間神経痛とは特定の疾患や外傷など、以下のように明確な原因によって肋間神経が圧迫・刺激されて起こる神経痛を指します。

原因の分類 具体的な疾患や状態
脊椎疾患 胸椎椎間板ヘルニア、変形性脊椎症など
感染症 帯状疱疹ウイルスによる神経の炎症
外傷 肋骨骨折や打撲
腫瘍 脊椎腫瘍や肋骨の腫瘍、がんの骨転移
その他 胸部の手術(開胸術後痛)など

症候性肋間神経痛の場合、原因がはっきりしているため、まずは原因となっている疾患の治療が優先されます。

また骨や筋肉の問題だけでなく、ウイルスや腫瘍など多岐にわたるのが特徴です。

特に帯状疱疹は、初期段階では皮膚の異変に気づきにくいため、痛みの変化を注意深く観察する必要があります。

発疹が出るまでの期間には個人差があるため、違和感が続く場合は早めの受診が推奨されます。

肋間神経痛が疑われる場合は何科を受診する?

肋間神経痛が疑われる場合、まずは整形外科を受診するケースが一般的です。

ただし、肋間神経痛は原因によって適切な診療科が異なるため、以下のように症状に応じて受診先を選ぶことが大切です。

症状・状況 推奨される診療科
過去にケガをした、身体を動かすと痛む 整形外科
皮膚に赤い発疹や水ぶくれ、ヒリヒリ感がある 皮膚科
帯状疱疹のサインがなく、内臓疾患と区別がつかない 内科
痛みが強く、専門的な治療が必要 ペインクリニック

特に、皮膚症状がある場合は帯状疱疹の可能性も考えられるため、皮膚科の受診が適しています。

また、痛みが強く日常生活に支障が出ている場合には、ペインクリニックで専門的な治療を受けることも一つの選択肢です。

どの診療科を受診すべきか迷う場合は、まずは内科や整形外科を受診し、必要に応じて専門科へ紹介してもらうと安心です。

肋間神経痛の主な治療方法

肋間神経痛の主な治療法は、以下のとおりです。

治療法 内容と目的
薬物療法 消炎鎮痛薬や神経障害性疼痛治療薬などを使用し痛みを緩和する
神経ブロック 局所麻酔薬などを注射して痛みの伝達を遮断し血流を改善する
外科的手術 原因疾患による神経圧迫が強く保存療法で改善しない場合に検討する
安静と生活指導 急激な動きを避け身体を休めることで回復を促す

まずは薬物療法や安静で様子を見ることが一般的ですが、痛みが続く場合は神経ブロック注射などが検討されます。

痛みの原因や強さは一人ひとり異なるため自己判断で市販薬を使い続けるのではなく、症状が改善しない場合は医師と相談して、専門的な治療へ切り替えることが大切です。

肋間神経痛は放置せず、早めの受診が大切!

セルフチェックリストはあくまでも目安であり、肋間神経痛が疑われる場合は医療機関の受診をおすすめします。

単なる神経痛だと思い込んで放置すると、以下のような重大な疾患も見逃すリスクがあります。

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 気胸
  • 肺梗塞

脊髄の圧迫が原因であれば、放置することで歩行障害や排尿障害(膀胱直腸障害)などの神経損傷を招く恐れもあるため、早期の診断が欠かせません。

従来の治療では改善が見られない場合や長引く痛みにお悩みの方には、神経そのものにアプローチする「再生医療」も選択肢の一つとなります。

再生医療とは患者さま自身の細胞を用いて、傷ついた神経や組織の修復を促し、体が本来持つ回復力を引き出すことを目指す治療法です。

当院(リペアセルクリニック)の再生医療については、以下の動画でも紹介しています。

長引く痛みを諦める前にぜひ一度、再生医療という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

痛みに関するお悩みや治療についての疑問は、当院の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長