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坐骨神経痛に効果的な湿布を貼る場所|どこに貼るのがおすすめ?選び方も解説

坐骨神経痛とは、腰からお尻、太もも、ふくらはぎにかけて走る坐骨神経が圧迫されて起こる痛みやしびれの症状です。
「湿布を貼っているのに痛みが引かない」「どこに貼れば効果的かわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、坐骨神経痛に効果的な湿布を貼る場所や、症状に合った湿布の選び方について解説します。
坐骨神経痛の痛みやしびれでお悩みの方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。
また、現在リペアセルクリニックでは「手術なしで根本的な改善が期待できる」再生医療に関する情報をLINEで発信しております。
坐骨神経痛の治療選択肢として、腰の痛みやしびれに関する改善症例も紹介しておりますので、ぜひご登録ください。
目次
坐骨神経痛に効果的な湿布を貼る場所
坐骨神経痛を軽減するためには、痛みやしびれを感じる部位に合わせて適切な場所に湿布を貼ることが大切です。
湿布を貼る場所として効果的なのは、以下の4つです。
ご自身が痛みを感じる部位を確認して、適切な場所に湿布を貼りましょう。
腰の下部
坐骨神経は腰椎(腰の骨)の下部から始まるため、腰に痛みや違和感がある場合は腰の下部に湿布を貼ると効果的です。
長時間のデスクワークや立ち仕事、前かがみの作業によって、腰に電気が走るような痛みやしびれが生じる場合があります。
坐骨神経痛の多くは腰椎の神経根部の圧迫が原因となっているため、腰の下部への湿布が痛みの軽減につながります。
お尻の中心から外側
お尻に痛みがある場合は、仙骨(お尻の真ん中あたり)や梨状筋(お尻の外側にある筋肉)に湿布を貼ると効果が期待できます。
梨状筋が緊張して硬くなると、その下を通る坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こします。
お尻の中央から外側にかけて、痛みを感じる部分を中心に湿布を貼ってください。
湿布を貼って筋肉の緊張をほぐすと、症状の緩和につながります。
太ももの裏
坐骨神経は太ももの裏側を通って足先まで伸びているため、太ももの痛みやしびれがある部位に湿布を貼りましょう。
太ももの裏側は坐骨神経が伸びているため、痛みを感じやすい部位です。
湿布を貼る際は患部を清潔にしてから貼り、皮膚がかぶれやすい方は長時間の使用に注意が必要です。
ふくらはぎ
ふくらはぎにも坐骨神経が通っているため、痛みやしびれが広がっている部位に湿布を貼りましょう。
湿布の鎮痛作用によって筋緊張が和らぎ、結果的に血流が改善し、症状の緩和が期待できます。
ふくらはぎの外側や裏側など、痛みを感じる場所を確認してから湿布を貼りましょう。
坐骨神経痛に湿布を貼るときのポイント
湿布を効果的に使用するためには、正しい貼り方を知っておくことが大切です。
湿布を貼るときのポイントとして以下の2つがあります。
これらのポイントを押さえて、湿布の効果を最大限に引き出しましょう。
痛みの中心に貼る
湿布は痛みが最も強い部分の中心に貼ることが基本です。
痛みの中心に有効成分が届くことで、効果的に症状を和らげられます。
ただし、坐骨神経痛の場合は「トリガーポイント」と呼ばれる、痛みの引き金となる場所が別にあるケースもあるため確認が必要です。
たとえば、太ももやふくらはぎに痛みがあっても、原因は腰やお尻にある場合があります。
そのため、痛みを感じる部位に湿布を貼っても効果がないときは、腰やお尻にも貼ってみてください。
範囲が広いときは複数箇所に貼る
坐骨神経痛は腰からふくらはぎまで広い範囲に症状が出ることがあります。
痛みの範囲が広い場合は、複数箇所に湿布を貼る方法が効果的です。
湿布には1日の使用枚数制限がある製品もあるため、添付文書の用法・用量を必ず確認してください。
坐骨神経痛に効く湿布の種類と選び方
坐骨神経痛に使用する湿布にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
主な湿布の種類と特徴は、以下のとおりです。
| 湿布の種類 | 特徴 | おすすめの症状 |
|---|---|---|
| 冷感湿布 | メントール配合でスーッとした清涼感がある | 急性の痛み、炎症がある場合、初期症状 |
| 温感湿布 | カプサイシン配合で温かく感じる | 慢性的な痛み、筋肉のこわばり、冷えによる痛み |
| 消炎鎮痛湿布 | ロキソプロフェンやインドメタシンなどの鎮痛成分を配合 | 強い痛み、神経痛、急性・慢性どちらにも |
急性の痛みや炎症がある場合は冷感湿布、慢性的な痛みや筋肉のこわばりには温感湿布が適しています。
強い痛みには消炎鎮痛成分を含む湿布がおすすめです。
なお、冷感湿布と温感湿布は、実際に患部を冷やしたり温めたりしているわけではありません。
メントールやカプサイシンの成分によってそのように感じるだけで、鎮痛効果に大きな違いはありません。
そのため「どちらが心地よいか」で選んでも大丈夫です。
坐骨神経痛に湿布を貼る以外の対処法・治療法
湿布は一時的に痛みを和らげる手段ですが、坐骨神経痛の根本的な改善には別の対処も必要です。
湿布と併用しながら取り組める以下の対処法を紹介します。
これらの対処法を日常生活に取り入れて、症状の改善を目指しましょう。
正しい姿勢を意識する
猫背や前かがみの姿勢は腰への負担を増やし、坐骨神経の圧迫を悪化させる原因となります。
以下の点を意識して、姿勢を改善しましょう。
- 座るときは骨盤を立てて背筋を伸ばす
- 椅子には深く腰掛け、両足を床につける
- 横から見て「耳の穴・肩・股関節」が一直線になるように意識する
- 長時間同じ姿勢を続けず、1時間に1回は立ち上がって体を動かす
デスクワークや長時間の運転をする方は、腰痛予防のクッションやサポーターを活用するのもおすすめです。
適度な運動やストレッチをする
適度な運動やストレッチは筋肉の柔軟性を高め、坐骨神経への圧迫を軽減する効果が期待できます。
とくにお尻にある梨状筋のストレッチは、坐骨神経痛の緩和に効果的です。
- 椅子に座り、ストレッチしたい側の足をもう片方の太ももの上に乗せる
- 上半身をゆっくり前に倒す
- お尻の奥が伸びているのを感じながら30秒間キープする
- 反対側も同様に行う
ウォーキングや軽いヨガなど、腰に過度な負担をかけない運動も血行を促進し、症状の緩和に役立ちます。
ただし、痛みが強いときは無理をせず、痛みが出ない範囲で行ってください。
医療機関を受診する
湿布やセルフケアを続けても症状が改善しない場合や、痛みが強い場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
坐骨神経痛の原因は、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などさまざまです。
医療機関では、薬物療法やリハビリテーション、神経ブロック注射などの治療を受けられます。
症状が重い場合は手術が検討されることもありますが、多くの場合は保存療法で改善が期待できます。
とくに、足に力が入らない、排尿や排便に異常があるなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
坐骨神経痛には湿布と合わせて適切な治療を受けよう
坐骨神経痛に湿布を使用する際は、痛みやしびれを感じる部位に合わせて適切な場所に貼ることが大切です。
腰の下部、お尻、太ももの裏、ふくらはぎなど、症状がある部位に湿布を貼りましょう。
ただし、湿布は痛みを一時的に和らげる手段であり、根本的な治療ではありません。
正しい姿勢の維持や適度なストレッチを日常生活に取り入れながら、症状が続く場合は医療機関を受診してください。
また、坐骨神経痛を早く治したい方は、再生医療による治療をご検討ください。
再生医療とは、自身の細胞や血液を用いて、痛みやしびれの原因となっている損傷した神経の再生・修復を促す医療技術です。
以下の動画では、再生医療によって坐骨神経痛の原因となる椎間板ヘルニアが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。
当院リペアセルクリニックでは、坐骨神経痛に対する再生医療について無料カウンセリングを実施しております。ぜひご相談ください。
監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設
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