- ひざ関節
膝サポーターが丸まらない方法は?正しい付け方と選び方について解説

「動作時に膝サポーターがくるくると丸まってしまい、何度も直さなければならない」といったストレスを感じていませんか?
太ももに食い込んで痛かったり、ズボンの上からでもわかるほど膨らんでしまったりすると、外出さえ億劫になってしまうものです。
上記のようなお悩みは、サポーターのサイズ選びや装着位置を見直すだけで、改善できる可能性があります。
本記事では、膝サポーターが丸まらない方法や正しい選び方について詳しく解説します。
不快なサポーターのズレから解放され、膝をしっかり守りながら快適に過ごすためのヒントを見つけていきましょう。
また、つらい膝の痛みには「再生医療」による治療をご検討ください。
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。
当院リペアセルクリニックでは、膝の再生医療について無料カウンセリングを実施しているため、お気軽にご相談ください。
目次
膝サポーターが丸まらない方法|正しい付け方
膝サポーターが丸まってしまう原因の多くは製品の問題ではなく、装着方法が誤っていたり、適切に固定できていなかったりする可能性があります。
本章では、膝サポーターが丸まらない正しい付け方について解説します。
「ただ足を通すだけ」ではなく、筋肉の動きや骨の位置を意識して正しく装着することで、フィット感が向上します。
以下でそれぞれのポイントについて確認していきましょう。
立った状態で装着する
膝サポーターを装着する際は、座ったままつけるのではなく、最終的に立った状態で締め具合を調整することが鉄則です。
「椅子に座って膝を曲げた状態」と「立って足を伸ばした状態」とでは、太ももの筋肉の形が微妙に異なります。
座った状態で固定したつもりでも、立ち上がって歩き出した瞬間に筋肉が収縮し、隙間ができてズレ落ちたり丸まってしまうケースは少なくありません。
足を通すまでは座っていても構いませんが、ベルトやマジックテープを留める最後の仕上げは、必ず立ち上がって体重をかけた状態で行いましょう。
正しい位置に合わせる
膝のお皿(膝蓋骨)の位置と、サポーターの設計上の中心点を正確に重ねることが、膝サポーターが丸まるのを防止するポイントです。
多くの膝サポーターは、お皿の部分に穴が開いていたり、パッドが入っていたりと、位置合わせの目印となる構造をしています。
この位置が上下に数センチずれているだけで、歩くたびに太ももの筋肉に押されてめくれたり、ふくらはぎの方へ下がったりする原因となります。
装着後は鏡で正面と横から確認し、お皿が指定された枠内にきれいに収まっているかをチェックする習慣をつけると良いでしょう。
ベルトでしっかり固定する
仕上げのベルトは、ただきつく締めるのではなく、「上と下で役割が違う」ことを意識してしっかり留めましょう。
特に重要なのは「太もも側(上側)」のベルトで、ここが緩いと上端がペラペラとめくれ、そこからクルクルと丸まってしまいます。
逆に「すね側(下側)」は、強く締めすぎるとサポーター全体が下に引っ張られてズレ落ちる原因になるため、適度な固定力が求められます。
膝サポーターが丸まらない方法として「選び方」が重要
膝サポーターをどんなに正しい手順で装着しても、そもそも自分の足に合っていないものを使っていれば、動くたびに丸まってしまうのは避けられません。
本章では、自分に合ったサポーターを選ぶポイントについて解説します。
丸まりにくい快適な使用感を手に入れるためには、上記4つの視点で「自分に最適な一枚」を選び抜くことが大切です。
以下でそれぞれのポイントについて確認していきましょう。
膝のサイズに合っているものを選ぶ
膝サポーターのサイズ選びは、感覚ではなくメジャーで自分の膝の実寸を測り、メーカー指定の適合サイズを選ぶことが重要です。
洋服のように「普段はMサイズだから」という理由だけで選んでしまうと、太ももの太さが合わずに上端が食い込んでめくれたり、逆に緩すぎて歩行中にズレたりする原因となります。
多くの製品は「膝のお皿の中心から〇cm上の周囲」などを基準サイズとして設定しています。
購入前には必ず指定された位置を計測し、サイズ選びに迷った際はメーカーの推奨に従うことが、失敗を防ぐための第一歩です。
素材と形状を見て選ぶ
構造的に形状が崩れにくい機能や、肌に吸着する素材が使われている膝サポーターを選ぶことで、丸まるストレスを軽減できます。
特に以下の機能や加工は、丸まり防止に役立ち、装着中の安定感を大きく左右するポイントになります。
| 機能・加工 | 特徴とメリット |
|---|---|
| シリコンストッパー | 上端の内側に付いた滑り止め。肌との摩擦でズレを防ぐ |
| コイルボーン(支柱) | 両サイドに入ったバネ状の支柱。縦方向のたわみを防ぐ。 |
| 立体編み(3D) | 膝の曲げ伸ばしに合わせて伸縮し、フィット感を保つ。 |
ただの筒状のサポーターではなく、上記のような機能を持ち、ズレ防止のための工夫が施された製品を選ぶと良いでしょう。
用途に適したものを選ぶ
膝サポーターは、「いつ、どのような場面で使うか」を明確にし、目的に特化した設計のものを選ぶことが重要です。
「スポーツをする時」なのか「日常生活で使うのか」によって、膝サポーターに求められる固定力や厚みは異なります。
例えば、激しく動くスポーツ用は固定力が強くズレにくい設計ですが、生地が厚いため、ジーンズなどの下に装着すると摩擦でめくれ上がってしまうことがあります。
逆に、保温用のソフトなサポーターで激しい運動をすれば、サポート力が足りずにすぐに位置がズレてしまいます。
用途に適した膝サポーターを選ぶことが、結果として体に馴染み、長時間の装着でも位置が安定することにつながります。
付け心地が良いものを選ぶ
汗による「滑り」を防ぎ、位置を直す回数を減らすためにも、膝サポーターの通気性や肌触りの良さは重要な要素です。
蒸れやすい素材は、汗をかくと皮膚との摩擦が減って滑り落ちやすくなるだけでなく、不快感から無意識に手で触ってしまい、位置をズラしてしまう原因にもなります。
夏場や長時間着用する場合は、裏側がメッシュ素材になっているものや、吸汗速乾性に優れたタイプを選ぶと良いでしょう。
肌ストレスが少ないものは自然にフィットするため、「着けていることを忘れるほどズレない」という理想的な状態を維持しやすくなります。
膝サポーターを付けるときのポイント【丸まる以外にも注意】
膝サポーターの効果を引き出し、トラブルなく使い続けるためには、ズレ対策以外にもいくつかの注意点を守る必要があります。
以下のポイントに注意して膝サポーターを活用しましょう。
間違った使い方は、かぶれや血行不良といった新たな悩みを生む原因となりかねません。
以下でそれぞれのポイントについて確認していきましょう。
長時間つけっぱなしにしない
膝サポーターを長時間つけ続けると、血流が悪くなり冷えを招いたり、筋肉が頼りきりになって筋力が低下したりする恐れがあります。
就寝時や休息中は外し、活動時のみ装着するというメリハリが大切です。
「歩く時だけ」「仕事中だけ」など、膝に負担がかかる場面に絞って使用し、リラックス時は膝を解放して休ませてあげましょう。
サイズが合っていないものは使用しない
「きつい方が効く」と誤解してサイズの小さい膝サポーターを使うと、血行障害や痛みの原因になります。
逆に大きすぎると十分な効果が得られず、ズレ落ちやすくなります。
体型は変化するため、購入時の試着はもちろん、違和感があればメジャーで測り直して今の足に合うものを選びましょう。
膝やサポーターを清潔に保つ
膝サポーターに汗や皮脂がついたまま放置すると、雑菌が繁殖し、かぶれや湿疹などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
特に夏場や運動後は蒸れやすいため、洗濯表示に従ってこまめに洗い、清潔な状態を保ちましょう。
肌が弱い方は、サポーターの下に薄手のインナーを挟むなどの工夫をすると、直接的な摩擦や汗による刺激を軽減できます。
定期的に交換する
膝サポーターは消耗品であり、生地の伸びや固定力の低下を感じたら交換のサインです。
劣化したまま使い続けても十分な効果は得られず、かえってズレやすくなる原因になります。
使用頻度にもよりますが、半年から1年を目安に買い替えを検討しましょう。新品のしっかりとしたホールド感こそが、膝への安心感を支えます。
膝サポーターが丸まらない方法は「正しい付け方」を覚えることが重要
膝サポーターが丸まる原因の多くは、装着手順のちょっとした工夫や、サイズ選びの見直しによって解消ができます。
本記事で解説した以下のポイントを押さえて、自分に合った膝サポーターを装着しましょう。
- 立った状態で締め直し、筋肉の動きに合わせてフィットさせる
- サイズを実測し、滑り止め加工などの機能性も重視する
- 消耗品と割り切り、劣化したら新しいものへ交換する
まずは現在お使いのサポーターの付け方を、「座って履いて、立って締める」という手順に変えてみることから始めてみてください。
正しいケアで膝をしっかりと守り、ストレスのない快適な毎日を過ごしましょう。
また、膝サポーターを活用しなければならないほど、つらい膝の痛みには「再生医療」による治療をご検討ください。
再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を高めることで、炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促す治療法です。
以下の動画では、再生医療によって変形性膝関節症の症状が改善した症例を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
当院リペアセルクリニックでは、膝の再生医療について無料カウンセリングを実施しているため、お気軽にご相談ください。
監修者
坂本 貞範
Sadanori Sakamoto
医療法人美喜有会 理事長
「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。
略歴
1997年3月関西医科大学 医学部卒
1997年4月医師免許取得
1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務
1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務
1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務
1999年2月国立大阪南病院 勤務
2000年3月野上病院 勤務
2003年3月大野記念病院 勤務
2005年5月さかもとクリニック 開設
2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任
2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設
2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設
2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設


















