PRP注射とは?仕組みや費用・おすすめのクリニックまで解説

公開日: 2019.07.12
更新日: 2025.08.30

PRP注射とは、自身の血液を利用して自然治癒力を高める再生医療です。

膝の痛みや美容医療など幅広い分野で注目されていますが、「効果や仕組みは?」「費用は?」と疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、PRP注射の基礎知識から効果・治療の流れについて分かりやすく解説します。

安全なクリニック選びのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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PRP注射とは?

PRP注射とは自分の血液から抽出した多血小板血漿を患部に注入し、組織の再生を促す治療法です。

血小板には、止血作用だけでなく、成長因子を豊富に含んでおり、この成長因子が細胞の増殖や組織の修復を促す役割を担っています。

具体的には、採取した血液を遠心分離機にかけることで、赤血球や白血球から血小板を分離・濃縮し、これを患部に直接注入します。

これにより自己治癒力を高め、損傷した組織の修復が加速します。

PRP注射の効果と症例別の効果

PRP注射の効果と症例別の効果について、以下の項目に分けてご紹介します。

いずれかの項目に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

膝OA(変形性膝関節症)への効果

変形性膝関節症(膝OA)は、加齢や酷使により膝の軟骨がすり減り、炎症や痛みを引き起こす疾患です。

PRP注射は、この膝OAに対して有効な治療法とされてます。

自身の血液に含まれる成長因子を患部に注入することで、軟骨や骨の組織修復を促進し、抗炎症作用によって痛みを軽減する効果が期待できます。

PRPの作用は、自己治癒力を高めることを目的としているため、根本的な改善につながる可能性が高いです。

肩こりや肩の痛みへの効果

肩こりや肩の痛みは、筋肉や筋膜の炎症、組織の損傷が原因で起こることが多く、慢性的な不調につながります。

PRP注射はこうした症状に対して、炎症を抑え組織の修復を促す効果が期待されます。

肩の痛みの原因となる腱板損傷や五十肩などの治療にも応用されており、注入された成長因子が損傷した筋肉や腱、靭帯などの再生を促進します。

上記の仕組みで血行を改善することで、痛みの軽減と機能の回復をサポート。

これにより痛みの悪循環を断ち切り、肩の動きをスムーズにすることが期待でき、慢性的な肩こりや痛みの根本的な改善につながります。

顔のしわや皮膚再生への効果

PRP注射は、美容医療の分野でも広く活用されており、特に顔のしわや皮膚再生に効果が期待されています。

PRPに含まれる豊富な成長因子は、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌のハリや弾力を高めます。

注入されたPRPは、肌のターンオーバーを正常化し、組織の修復力を高めるため、小じわの改善や毛穴の開き、ニキビ跡、くすみの改善にもつながります。

また、自己の血液を使用するため、アレルギー反応や副作用のリスクが低いというメリットもあります。

肌本来の再生能力を活かした治療法であり、自然な若返り効果を求める方に適しています。

PRP注射の治療の流れ

PRP注射の治療の流れは、以下の通りです。

治療の流れ 内容
問診・診察 治療の対象となる症状や既往歴を確認し、PRP注射が適しているかを医師が判断
採血 腕の静脈から治療に必要な量の血液を採取
遠心分離 採取した血液を専用の機器で遠心分離にかける
PRPの注入 局所麻酔の後、濃縮したPRPを目的の患部(関節、筋肉、皮膚など)に注射

PRP注射の効果の持続期間は個人差がありますが、一般的に6ヶ月から1年程度とされています。

効果は徐々に現れ、1回の治療で改善を実感する方もいれば、症状に応じて複数回の治療が必要な場合も。

治療回数は1回から数回が一般的で、数週間から数ヶ月の間隔で行われることが多いです。

施術の痛みは採血時と同程度で、局所麻酔で軽減できます。

自己血を使用するためアレルギーのリスクは低いですが、感染症や一時的な内出血、腫れなどのリスクがあるので注意しましょう。

PRP注射の費用と保険適用について

PRP注射の費用は、治療部位や医療機関によって異なりますが、一般的に数万円から数十万円と高額です。

これは、自身の血液を扱う特殊な機器や専門的な技術が必要となるためです。

PRP注射は、厚生労働省の認可を受けた一部の治療を除き、自由診療となるケースがほとんどであり、健康保険の適用は非常に限られています。

そのため、治療費は全額自己負担となるので注意が必要です。

多くの医療機関では、現金一括払いのほか、クレジットカードや医療ローンなどの分割払いに対応している場合があります。

費用は高額ですが、自身の治癒能力を活かした根本的な改善が期待できるため、手術を避けたい方や、従来の治療法で効果が見られなかった方にとって、費用に見合う価値がある治療と言えるでしょう。

安全なPRP注射を受けるための施設選びのポイント

PRP注射は専門的な知識と技術を要するため、信頼できる医療機関を選ぶことが非常に重要です。

施設選びのポイント 内容
医師の経験と資格  PRP療法の実績が豊富で、治療目的の分野に専門性を持つ医師が在籍しているか確認する
衛生管理 国の認可を受けた細胞加工施設(CPC)を併設しているか確認する
事前説明とアフターケア 事前に丁寧に説明してくれるか、治療後の経過観察やフォローアップ体制が整っているかを確認

医師がPRP療法の豊富な実績と、治療目的の分野に専門性を持っているかを確認しましょう。

また、感染症リスクを避けるために、国の認可を受けた細胞加工施設(CPC)を併設するなど、衛生管理が徹底されているかも重要な判断基準です。

さらに、施術内容・費用・リスクについて丁寧に説明してくれるか、治療後の経過観察やフォローアップ体制が整っているかを確認することも大切です。

口コミや評判も参考にし、カウンセリングで疑問点を解消してから治療に臨むことが、安全なPRP注射を受けるための鍵となります。

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PRP注射は自身の血液を活用し、膝や肩の痛み、美容など多様な症状に効果が期待できる再生医療です。

治療は専門性が高いため、クリニック選びが極めて重要となります。

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当院は、確かな実績を持つ専門医が在籍し、国の認可を受けた徹底した衛生管理体制のもと、安心して治療を受けられます。

丁寧なカウンセリングとアフターフォローも充実しており、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療プランを提案。

信頼と実績のあるクリニックで安全にPRP注射を検討したい方は、当院のメール相談・オンライン診療にてご相談ください。

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監修者

岩井 俊賢

Toshinobu Iwai

医師

略歴

2017年3月京都府立医科大学 医学部医学科卒業

2017年4月社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 初期研修医

2019年4月京都府立医科大学附属病院 整形外科

2020年4月医療法人啓信会 京都きづ川病院 整形外科

2021年4月一般社団法人愛生会 山科病院 整形外科

2024年4月医療法人美喜有会 リペアセルクリニック大阪院 院長