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膝の痛みが続くと、階段や立ち上がりが億劫になり、「このまま悪化したらどうしよう」と不安が強くなるものです。 治療を調べる中で、膝のPRP療法の体験談を読み、「実際の流れや効果の出方を知ってから決めたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。 一方で、体験談は印象が強いぶん、良い面だけを信じてしまったり、逆に不安だけが膨らんだりしやすい情報でもあります。 そこで本記事では、PRP療法を膝に行った場合に「語られやすい経過」を整理し、医学的な前提も合わせてわかりやすく解説します。 リペアセルクリニック大阪院における膝のPRP療法の体験談まとめ 膝のPRP療法の体験談は、「当日の流れ」「一時的な痛みや腫れ」「効果の出方の波」「半年以降の分岐」という4点に集約されやすいです。 ただし体験談は、年齢や膝の状態、併存症、生活背景で受け止め方が変わるため、「自分に当てはまるか」を前提から整理することが大切です。 特に症例紹介は“結果”が目に入りやすい一方で、全員が同じ経過をたどるわけではありません。 リペアセルクリニック大阪院では、体験談で語られやすいポイントを踏まえつつ、あなたの膝の状況に合わせて「期待値」と「次の一手」をすり合わせる相談が可能です。 【体験談のまとめ】 採血→注射という流れ自体は短時間で終わる 当日〜数日は違和感や痛みが出ることがある 数日〜数週間は良い日と悪い日の“波”が出やすい 1〜3か月で「動作がしやすい」など機能面の変化が語られやすい 半年〜1年で「維持できた/戻った」が分かれ、追加を検討する人もいる 参照:リペアセルクリニック「症例紹介」 PRPは作製方法や注入設計が医療機関によって異なり得るため、同じ“PRP”という言葉でも中身が一致しない場合があります。 だからこそ、体験談だけで決めるのではなく、「自分の痛みの原因が何か」「どの程度の変化を目標にするか」を先に決めておくと、後悔が減りやすくなります。 PRP療法とは?膝に何をして、何を目指す治療か PRP療法は、血液由来の成分を用いて、膝の痛みや機能低下の改善を“支える”ことを目標にする治療です。 一般的には、採血を行い、遠心分離などでPRPを作製し、関節内に注射する流れで実施されます。 ここで重要なのは、PRPが「膝を元どおりに戻す魔法」ではなく、痛みや動作の困りごとを減らし、生活を立て直すための選択肢の一つだという位置づけです。 医学的にも、膝OAに対するPRPの有効性は研究が進む一方で、研究間のばらつきや標準化が課題として述べられています。 参照:AAOS「Platelet-Rich Plasma (PRP) for Knee Osteoarthritis Technology Overview」(2021) 「どの程度の改善が期待できるか」を整理するために、まず前提を押さえておくと安心です。 【知っておきたい前提】 目的:痛みの軽減や動作のしやすさなど、生活機能の改善を狙う 特徴:効果の出方に個人差があり、即効性より“経過の変化”で判断しやすい 注意:PRPの作製方法や注入設計に差があるため、内容確認が重要 現実:合わない場合もあるため、次の選択肢まで見据えて検討する 体験談で「効いた」「効かなかった」が分かれる背景には、膝の変形の進み具合、炎症、半月板、筋力、体重、動作の癖など複数要因が絡むことが多いです。 そのため、治療法そのものの良し悪しというより、「いまの膝の状態に対して優先順位が合っていたか」が結果の納得感を左右します。 不安が強い場合ほど、治療前に“ゴール設定”を言語化しておくと、体験談に振り回されにくくなります。 膝PRPの体験談でよくある経過(時系列) 膝のPRP療法の体験談は、時期ごとに「何が起こりやすいか」を分けて見ると、読み解きやすくなります。 同じ人でも日によって痛みの感じ方が変わるため、「一度の変化」で結論を出さず、時間軸で確認する視点が大切です。 【時系列で見るポイント】 当日〜翌日|採血→注射、痛み・腫れ・違和感は起こりうる 数日〜2週間|一時的に痛みが増減する“波”が出やすい 1〜3か月|「階段・歩行が楽」など機能面の変化が語られやすい 半年〜1年|維持できた/戻ったの分岐、追加施術の検討 以下はあくまで一般的な整理であり、すべての人に同じ順序で起こるわけではありません。 不安が強いときは、体験談の“表現”ではなく、「いつ」「どんな動作で」「どの程度困るか」を自分の言葉でメモすることが判断材料になります。 当日〜翌日|採血→注射、痛み・腫れ・違和感は起こりうる 当日〜翌日は、採血→注射という流れそのものよりも、注射部位の反応で不安が強くなりやすい時期です。 「打った直後は思ったより平気だったのに、夜にズキズキしてきた」というのは、体が反応してくるタイミングが人によってずれるためです。 また、膝は歩くたびに荷重がかかるため、注射後に違和感があると「失敗したのでは」と感じやすい点も、体験談が揺れやすい理由です。 もし「熱っぽい」「赤く広がる」「体重がかけられない」など普段と違う強い症状があれば、我慢せず医療機関に連絡してください。 【当日〜翌日に意識したいこと】 痛みが増える動作を避け、負荷を減らして経過を見る 腫れや熱感が強いときは「時間とともに軽くなるか」を確認する 仕事や外出の予定がある場合は、事前に生活スケジュールを調整する 体験談で大切なのは「痛みが出たかどうか」よりも、「どの程度で、何日続いたか」という具体性です。 同じ“痛い”でも、歩ける痛みと歩けない痛みでは意味が違うため、判断基準を自分の生活に合わせて持っておくと安心です。 数日〜2週間|一時的に痛みが増減する“波”が出やすい 数日〜2週間は、痛みが増減する“波”が出たという体験談が最も多く、ここで焦って結論を出してしまいがちです。 良い日があると期待が上がり、翌日に痛むと落ち込みやすいため、感情の揺れがそのまま「効いた/効かない」の評価に直結しやすい時期でもあります。 この波は、関節内の炎症や活動量の変化、筋肉のこわばりなど複数要素で起こるため、単純に“悪化”と断定しない視点が役立ちます。 一方で、症状が明らかに悪化していく、腫れや熱感が強い、発熱があるなどの場合は、経過観察ではなく受診相談が優先です。 この時期に大切なのは、痛みをゼロにすることよりも、痛みの“条件”を把握して生活を組み立てることです。 1〜3か月|「階段・歩行が楽」など機能面の変化が語られやすい 1〜3か月は、階段や歩行の負担が変わったという“機能面”の体験談が増えやすい時期です。 痛みが完全に消えたというより、「買い物の最後まで歩けた」「立ち上がりで顔がゆがまなくなった」など、生活の場面での変化として語られやすい点が特徴です。 これは、日常動作のストレスが少し下がることで活動量が戻り、筋力や動き方が整ってくると、体感として差が出やすくなるためです。 ただし、同じ時期でも変形が強い場合や半月板の問題が大きい場合は、変化が乏しいこともあり、体験談の“差”が大きくなります。 この時期は「どこまで戻したいか」を再確認し、必要なら次の治療選択肢も並行して検討すると、判断が遅れにくくなります。 半年〜1年|維持できた・戻ったの分岐、追加施術の検討 半年〜1年は、維持できた・戻ったの分岐が語られやすく、治療の“次の設計”が必要になる時期です。 維持できたケースでは、負荷管理や運動習慣が同時に整っていることが多く、痛みが落ち着いた後も生活の土台を崩さない工夫が語られます。 戻ったケースでは、仕事や家事で負荷が戻った、体重が増えた、筋力が落ちたなど、膝にかかる条件が再び厳しくなった話が出やすいです。 この分岐は「PRPが良い/悪い」というより、膝の状態と生活要因の組み合わせで起こるため、原因を分解して対策を立てる視点が重要です。 体験談の中でも「追加を検討した」という記述は珍しくありませんが、回数や間隔は個別性が高いため、医師と目的を共有して判断してください。 PRPで改善しない/再発する場合の次の選択肢 PRPで改善が乏しい、または再発を繰り返す場合は、治療の優先順位を組み替えることで打開できることがあります。 特に膝の痛みは、関節内だけでなく、半月板、筋力、体重、動作の癖など“原因が重なっている”ケースが多いです。 そのため「次は何を試すか」は、治療の種類よりも、原因の見立てに沿って決めるのが近道です。 また、医療情報としても、PRPは標準化が課題とされており、同じ名前の治療でも内容が異なる可能性がある点は理解しておく必要があります。 【次の選択肢を考えるときの整理】 原因再評価(画像+診察+生活動作の困りごとをセットで確認) 運動療法・理学療法(筋力、フォーム、可動域、負荷調整) 体重・活動量の設計(膝にかかる総負荷の見直し) 保存療法の組み替え(装具、薬、注射の再検討など) ここで重要なのは、「前の治療が無意味だった」と切り捨てるのではなく、得られた反応から“合う条件”を探すことです。 たとえば、数週間だけ楽になったなら、その期間に運動や負荷調整を組み込む設計が有効な場合があります。 逆に、ほとんど変化がないなら、痛みの主因が別にある可能性を疑い、評価のやり直しを優先したほうが早いです。 再生医療を含むより幅広い選択肢を検討したい場合は、治療の段階を整理して相談することが現実的です。 リペアセルクリニック大阪院では、改善が頭打ちになったケースも含め、状態評価と選択肢の比較を重視し、必要に応じて段階的な治療提案を行っています。 まとめ|体験談+医学的根拠で、納得できる治療選択に落とし込む 膝のPRP療法は、体験談だけで良し悪しを決めるより、時期ごとの経過と前提を押さえて判断するほうが納得しやすい特徴を持ちます。 また、効果のばらつきや標準化の課題が指摘されている以上、医療機関選びでは「内容の説明が具体的か」を重視するのが現実的です。 そして、体験談は“参考”として活用しつつ、最終判断は自分の状態に合わせて行う必要があります。 リペアセルクリニック大阪院では、「いまの治療を続けるか」「次の選択肢に進むか」を、症状の経過と生活上の困りごとから整理する相談を重視しています。 保存療法を続けているのに痛みが戻る、生活を整えても限界があると感じる場合は、再生医療も含めて選択肢を比較し、納得できる判断に落とし込むことが大切です。 リペアセルクリニック大阪院では、術後や慢性化した痛みも含め、状態評価と選択肢の整理を重視し、必要に応じて相談を受け付けています。 「治療を受けたのに不安が消えない」と感じる場合は、我慢を続ける前に一度ご相談ください。
2025.12.26 -
- 変形性膝関節症
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膝が痛くて病院に行ったら、「変形性膝関節症」と「半月板損傷」の両方を指摘され、どっちが原因なのか分からず不安になる方は少なくありません。 画像検査で「半月板が切れています」と言われると、それだけで手術が必要なのではと焦ってしまうこともあります。 一方で、変形が進んでいると言われても、日によって痛みが違うと「本当に悪いのかな」と判断が難しくなります。 そこで本記事では、膝OAと半月板損傷の関係を整理し、痛みの原因の切り分け方と治療の優先順位を分かりやすく解説します。 結論|膝OAでは半月板損傷が併存しやすく、原因の切り分けが重要 膝OAの診療では、半月板損傷が併存しやすいため、「痛みの主因がどこか」を切り分けて考えることが重要です。 【まず押さえる結論】 膝OAと半月板損傷はセットで見つかることが多い MRIで半月板損傷があっても、それが痛みの原因とは限らない 治療は「保存療法を整える→必要なら次の選択肢」を基本に組み立てる 急なひねりや転倒など外傷がある場合は、対応の優先順位が変わる 膝は年齢や体重、筋力、動作の癖などの影響を受けやすく、痛みの原因が一つに決め切れないケースがよくあります。 そのため「半月板がある=手術」「変形がある=もう治らない」と短絡的に考えると、必要以上に不安が大きくなります。 大切なのは、症状の出方と生活の困りごとを軸に、画像所見を“材料”として解釈することです。 ここから先は、膝OAと半月板損傷をそれぞれ整理し、セットで起こりやすい理由と見分け方を具体化していきます。 変形性膝関節症(膝OA)とは? 変形性膝関節症(膝OA)とは、膝関節の軟骨や周辺組織の変化が進み、痛みやこわばり、動かしにくさが出る状態です。 よくあるイメージは「軟骨がすり減る病気」ですが、実際は骨・軟骨・滑膜(かつまく)・半月板・靱帯などが複合的に影響します。 そのため、痛みの強さと画像での変形の程度が必ずしも一致しないことも、膝OAの難しさです。 初期は歩き始めや階段で痛む程度でも、放置すると活動量が落ち、筋力低下が進んで悪循環になりやすい点に注意が必要です。 半月板損傷とは?(外傷性と変性の違い) 半月板損傷とは、膝のクッション役である半月板に亀裂や断裂が生じた状態です。 半月板損傷は大きく分けて、スポーツや転倒などで起こる「外傷性」と、加齢や膝OAに伴って起こる「変性(へんせい)」があります。 外傷性は「ひねった直後から鋭い痛み」など、きっかけがはっきりしていることが多いです。 一方の変性は、いつの間にか傷んでいるタイプで、MRIで見つかっても症状がないことも珍しくありません。 膝OAと半月板損傷がセットで起こりやすい理由 膝OAでは、半月板の傷みが重なりやすいため、「どちらもある」状態が一般的です。 【膝OAと半月板損傷が重なりやすい理由】 加齢変性で半月板が傷みやすい 半月板逸脱などでクッション機能が落ち負荷が増える 画像所見=痛みの原因とは限らない(解釈が重要) 同じ膝の痛みでも、主役が「炎症・軟骨・骨」なのか「半月板」なのかで、優先すべき治療が変わります。 また、痛みが強い日に「半月板が悪い」と決めつけてしまうと、生活指導や運動療法などの土台が抜けやすくなります。 ここでは理由を3つに分けて、整理していきます。 加齢変性で半月板が傷みやすい 年齢を重ねると、加齢変性によって半月板は水分や弾力が減り、ちょっとした負荷でも傷みやすくなります。 そのため「明確なケガがないのに半月板損傷がある」という状況は、決して珍しいことではありません。 中高年ではMRIで半月板の損傷所見が見つかる頻度が高く、痛みがない人にも一定割合で認めらています。 つまり、半月板損傷は“原因”にもなり得ますが、“同時に見つかる所見”であることも多い、という立ち位置です。 この前提を知らないと、画像結果だけで不安が大きくなりやすいため注意が必要です。 半月板逸脱などでクッション機能が落ち負荷が増える 半月板は、ずれたり外へ押し出されたりする半月板逸脱が起こると、クッションとしての働きが落ち、膝の負荷が増えやすくなります。 クッションが効きにくくなると、歩行や階段のたびに関節の特定部位へ力が集中し、痛みや炎症が続きやすくなります。 その結果、膝OAの進行と半月板の傷みが互いに影響し合い、症状が長引くループに入りやすい点が問題になります。 「最近、O脚気味になってきた」「内側だけが痛い」といった訴えの背景に、逸脱を伴う半月板の機能低下が混ざっていることもあります。 ただし、逸脱の有無だけで治療を決めるのではなく、痛みの出方と日常動作の困りごとを合わせて判断することが重要です。 画像所見=痛みの原因とは限らない(解釈が重要) MRIで画像所見が見つかっても、それが痛みの原因と一致するとは限らない点が、膝の診療で最もつまずきやすいポイントです。 半月板損傷は無症状の人にも見つかることがあり、「見つかった=そこが悪さをしている」とは言い切れません。 逆に、画像での変形が軽くても、炎症や筋力低下が強いと痛みが強く出るケースもあります。 だからこそ、医師は画像だけではなく、触診や動作テスト、腫れの有無、痛む場面などを組み合わせて原因を推定します。 治療で後悔しないためには、画像を“答え”として扱うのではなく、“判断材料の一つ”として捉えることが大切です。 症状の見分け方|半月板由来を疑うサイン/OA由来のサイン 膝の痛みを整理するうえでは、症状の出方から「半月板寄りか」「OA寄りか」を推測するのが現実的です。 【見分けのヒント】 引っかかり・クリック・動作で鋭く痛む場合 歩き始めや階段で痛む・腫れやこわばりが強い場合 急性外傷(ひねり・転倒)があるかで考え方が変わる もちろん、実際には両方が混ざっていることが多く、「どちらか一方」と決めつけない方が安全です。 ただ、サインを知っておくと、相談時に伝えるべき情報が整理でき、診察がスムーズになります。 ここでは“典型例”として、よくある違いを具体的に挙げます。 引っかかり・クリック・動作で鋭く痛む場合 膝を動かしたときの引っかかり・クリックが目立つ場合は、半月板由来の要素を疑うヒントになります。 例えば、しゃがむ・立ち上がる・方向転換の瞬間に「ズキッ」と鋭い痛みが走るときは、半月板に負荷が集中していることがあります。 また、膝が伸びきらない、特定角度で止まる感覚がある場合は、状態の評価が必要です。 ただし、クリック音は健常者でも起こることがあるため、音だけで判断するのではなく、痛みや腫れの有無とセットで考えることが重要です。 生活の中で「どの動作」「どの角度」で起こるかをメモして受診すると、原因の切り分けに役立ちます。 歩き始めや階段で痛む・腫れやこわばりが強い場合 朝の歩き始めの痛みや、階段の上り下りで痛むタイプは、膝OAの典型像と重なることがあります。 膝OAでは、関節の炎症やこわばりが関係し、動き出しが特につらいと感じる方が多いです。 また、腫れが続く、熱っぽい、膝に水がたまりやすいといった特徴がある場合は、滑膜の炎症が関与している可能性があります。 このタイプの痛みは、注射や薬だけでなく、筋力や体重、歩き方などの要因を整えるほど安定しやすい傾向があります。 治療の優先順位をつけるためにも、「何をすると腫れるのか」「休むとどう変化するのか」を把握しておくと有用です。 急性外傷(ひねり・転倒)があるかで考え方が変わる 直前に急性外傷(ひねり・転倒・スポーツ)がある場合は、変性ではなく外傷性半月板損傷として優先度が上がることがあります。 この場合、痛みの出方が急で、腫れが強く出たり、体重をかけられないほどの痛みになったりすることがあります。 また、靱帯損傷など他のケガが混ざることもあるため、早めに医療機関で評価する方が安全です。 一方で、外傷がなく徐々に痛くなった場合は、膝OAや変性半月板損傷が混ざった慢性経過を想定して組み立てる方が現実的です。 「いつから」「きっかけは何か」は、原因の切り分けの出発点になるため、できるだけ具体的に整理しておきましょう。 変形性膝関節症と半月板損傷の治療の基本 膝OAと半月板損傷が重なる場合でも、治療の基本は保存療法を土台に整えることです。 【治療の優先順位(基本形)】 痛みの評価:どの動作で、どの部位が、どの程度痛むかを整理 運動療法:太もも・お尻の筋力と動作を整えて負荷を分散 体重・生活調整:階段、立ち座り、歩行量の設計を見直す 薬物療法:内服・外用・関節内注射などを状態に応じて併用 装具・杖:痛みが強い時期に負荷を下げる道具を使う 半月板損傷があっても、まずは「痛みを下げて動ける状態」を作り、筋力や歩き方を整える方が結果が安定しやすいことがあります。 特に変性半月板損傷では、手術を急ぐよりも、運動療法と生活調整を先に十分行うことが推奨される流れが一般的です。 一方で、膝が完全に動かないほどのロッキングが疑われる場合など、例外的に手術検討が必要なケースもあるため、症状の重さで判断することが大切です。 改善しない場合の治療選択肢 保存療法を続けてもつらさが残る場合は、次の選択肢を比較して選ぶことが重要です。 【保存療法で限界を感じたときの選択肢】 リハビリの再設計(フォーム、負荷量、筋力の偏りの修正) 注射や薬の見直し(炎症の強さ、生活の困りごとに合わせて調整) 骨切り術・人工関節などの手術療法(変形や病期に応じて検討) 状態によっては再生医療を含む相談(慢性痛・機能低下への新しい選択肢) 膝OAは病期が進むほど、注射や薬だけで生活を維持するのが難しくなることがあり、その場合は手術療法も現実的な選択肢になります。 ただし、いきなり手術に進むのではなく、「どの治療で何がどこまで改善するのか」を生活目線で比較することが大切です。 また、半月板損傷が併存していても、まず保存療法で機能を引き上げたうえで判断した方が納得しやすいケースもあります。 治療の最適解は一つではないため、症状の経過と優先したい生活動作(仕事、家事、歩行距離など)を軸に、段階的に選ぶ姿勢が重要です。 まとめ|「原因の切り分け→保存療法→次の選択肢」の順で考える 膝OAと半月板損傷の関係は、併存しやすいからこそ切り分けが重要という点に尽きます。 【この記事の要点】 膝OAと半月板損傷はセットで見つかることが多い 画像所見だけで原因を決めず、症状の出方と生活の困りごとで判断する 治療は保存療法を土台に整え、必要なら次の段階へ進む 外傷がある場合は優先順位が変わるため早めの評価が重要 「半月板が切れていると言われた」「変形があると言われた」という情報だけで、今後の見通しを一人で抱え込む必要はありません。 痛みの原因を丁寧に整理し、できる対策を積み上げることで、生活の安定につながるケースは多くあります。 それでも「保存療法を続けているのに痛みが戻る」「日常動作の限界が近い」と感じる方もいるはずです。 そのような場合は、選択肢を比較し直し、自分に合う次の一手を決めることが大切です。 リペアセルクリニック大阪院では、膝OAと半月板損傷が重なるケースも含め、状態評価と選択肢の整理を重視し、必要に応じて再生医療の可能性も含めて相談を受け付けています。 「痛みの原因がはっきりせず不安」「次に何を優先すべきか迷う」と感じる場合は、我慢を続ける前に一度ご相談ください。 リペアセルクリニック大阪院の特徴 内容 相談の軸 痛む動作・経過・治療歴の整理、生活上の優先順位の確認 評価の視点 膝OAと半月板要素の切り分け、腫れ・歩行・筋力バランスの確認 提案の方向性 保存療法の再設計、負荷管理の具体化、必要時の治療選択肢の比較 サポートの考え方 再発予防を含む生活設計、長期の動作安定を意識した案内 【相談時に整理しておくと役立つこと】 いつから痛いか、きっかけの有無(ひねり・転倒・スポーツなど) 痛む場面(歩き始め、階段、しゃがみ、方向転換など) 痛みの場所(内側、外側、膝裏、膝のお皿周りなど) 腫れ・熱感・水がたまる頻度、朝のこわばりの有無 画像検査(X線・MRI)の結果や、これまでの治療内容 膝の痛みは、原因の整理が進むほど、打てる手が見えやすくなります。 「手術しかないのか」「このまま続けてよいのか」と迷う時間を短くするためにも、いまの状態を評価し直すことが重要です。 無理に我慢して動ける範囲が狭くなる前に、早めに選択肢を並べて判断できる状態を作りましょう。
2025.12.26 -
- 再生治療
- PRP治療
PRP療法のデメリットについて調べている方の多くは、「医師に勧められたが本当に受けてよい治療なのか」「高額な費用を払う価値があるのか」と悩んでいるのではないでしょうか。 PRP療法は、再生医療の一つとして整形外科領域を中心に広まりつつあり、膝や肩などの慢性的な痛みに対する治療選択肢として注目されています。 一方で、インターネットや広告ではメリットが強調されやすく、治療の限界やデメリットが十分に伝えられていないケースも少なくありません。 その結果、治療後に「思ったほど効果を感じなかった」「費用負担が想像以上だった」と感じる方がいるのも事実です。 後悔のない判断をするためには、PRP療法のデメリットを正しく理解したうえで検討することが欠かせません。 PRP療法のデメリットで特に知っておきたいポイント PRP療法を検討する際にまず押さえておきたいのは、「効果のばらつき」「自費診療」「治療内容の差」という三つのポイントです。 効果に個人差があり、結果が一定ではない 保険適用外となり、自費診療になることが多い 医療機関ごとに治療内容が異なりやすい PRP療法は自然治癒力を利用する治療であるため、誰にでも同じ効果が出るわけではありません。 また、治療費や治療方法が統一されていない点も、判断を難しくする要因です。 これらを知らずに治療を受けると、期待とのズレを感じやすくなります。 まずはデメリットを整理したうえで、自分に合った治療かどうかを考えることが大切です。 PRP療法とは?治療を選ぶ前に理解しておきたい前提 PRP療法は「組織を元通りに再生させる治療」と誤解されがちですが、実際には回復を後押しする補助的な治療と考えるのが適切です。 自身の血液から血小板を多く含む成分を抽出する 成長因子の働きによって修復環境を整える 自然治癒力の活性化を目的とする PRP療法では患者自身の血液を採取し、血小板を多く含む血漿成分を患部に注射することで、血小板に含まれる成長因子が、炎症の調整や組織修復を促すとされています。 ただし、壊れた軟骨や組織を新しく作り直す治療ではありません。 進行した変形や損傷がある場合は、効果が限定的になることもあります。 この前提を理解せずに治療を選ぶと、期待と現実の差に戸惑いやすくなるので注意が必要です。 PRP療法の主なデメリット PRP療法には複数の注意点があり、一つの側面だけで判断すべき治療ではありません。 効果に個人差がある エビデンスにばらつきがある 費用がかかりやすい 注射後の反応が出ることがある 合併症リスクがゼロではない 以下では、それぞれのデメリットについて詳しく見ていきます。 効果に個人差がある(効く人・効きにくい人がいる) PRP療法は、効果の出方に個人差がある治療である点を理解しておく必要があります。 症状の進行度によって反応が異なる 年齢や体質の影響を受けやすい 損傷の種類によって効果が変わる 比較的初期から中等度の症状では、改善を実感しやすい傾向があります。 一方で、重度の変形や組織破壊が進んでいる場合は、十分な効果を感じにくいこともあります。 この違いを理解せずに治療を受けると、「PRPは効かなかった」という印象を持ちやすくなります。 PRP療法は万能ではなく、適応の見極めが重要です。 治療前に期待値をすり合わせておくことが、満足度を左右します。 エビデンスが領域・手法でばらつく PRP療法について調べると評価が分かれる理由の一つが、エビデンスにばらつきがある点です。 疾患ごとに研究結果が異なる PRPの濃度や作製方法が統一されていない 注射回数や注入部位によって差が出る ある研究では有効性が示されている一方で、別の研究では効果が限定的とされることもあります。 こうした差は、治療方法が標準化されていないことが大きな要因です。 そのため、「PRP療法なら安心」と一括りに考えるのは適切ではありません。 自分の症状に対して、どの程度の根拠があるのかを個別に確認する必要があります。 医師からの説明の丁寧さも、重要な判断材料になります。 費用がかかりやすい(自費になりやすい) PRP療法を検討するうえで、費用負担が大きくなりやすい点は避けて通れないポイントです。 公的医療保険が適用されないことが多い 1回あたり数万円〜十数万円かかる場合がある 複数回の治療を提案されるケースがある PRP療法は自由診療として行われるケースが一般的です。 そのため、医療機関によって費用設定に大きな差があります。 症状によっては1回の注射で十分な改善が得られず、複数回の治療が必要になることもあります。 結果として、想定よりも治療総額が高くなるケースは少なくありません。 事前に回数の目安や総費用を確認しておくことが重要です。 注射後に痛み・腫れが出ることがある PRP療法では、注射後に痛みや腫れが一時的に現れることがあります。 注射部位に痛みや違和感が出ることがある 一時的に炎症反応が強まる場合がある 数日から1週間ほどで落ち着くことが多い PRP注射後の反応は、成長因子による炎症反応が関係していると考えられています。 多くの場合は時間の経過とともに軽快します。 ただし、痛みの強さや感じ方には個人差があります。 仕事や日常生活に一時的な影響が出る可能性も。 治療後の過ごし方について、事前に説明を受けておくと安心できるでしょう。 稀だが感染などの合併症リスクはゼロではない PRP療法は比較的安全性が高いとされていますが、合併症のリスクが完全にゼロではない点も理解しておく必要があります。 注射に伴う感染リスク 強い炎症反応が起こる可能性 医療機関の管理体制による差 PRP療法は自己血液を使用するため、拒絶反応のリスクは低いとされています。 それでも注射という医療行為である以上、感染などのリスクは否定できません。 無菌管理や医師の技術によって安全性は大きく左右されます。 費用の安さだけで医療機関を選ぶのは避けるべきです。 治療体制や説明の丁寧さも重要な判断材料になります。 PRPが向かない/注意が必要なケース PRP療法は有効な選択肢の一つですが、すべての人に適しているわけではありません。 重度の変形や組織破壊が進行している場合 短期間での確実な改善を強く求めている場合 感染症や血液疾患などの基礎疾患がある場合 自費診療による費用負担が難しい場合 PRP療法は自然治癒力を引き出す治療であり、進行した損傷を元に戻すものではありません。 そのため、重度の状態では十分な改善が得られにくいことがあります。 また、即効性を期待すると治療後にギャップを感じやすくなります。 基礎疾患がある場合は、安全面から慎重な判断が必要です。 医師と相談しながら適応を見極めることが大切です。 後悔しないためのチェックポイント(医療機関選び・質問例) PRP療法で後悔しないためには、治療前の情報確認と医療機関選びが重要になります。 自分の症状に対する治療実績があるか 治療回数や期間の目安が示されているか 総額でどの程度の費用がかかるのか 改善しなかった場合の次の選択肢があるか PRP療法は自由診療であるため、説明が不十分なまま進めると不安が残りやすくなります。 特に費用や回数、効果が出なかった場合の対応は重要な確認ポイントです。 これらについて具体的な説明があるかどうかで、医療機関の姿勢が見えてきます。 納得したうえで治療を選択することが、満足度を高めることにつながります。 遠慮せず質問できる環境かどうかも判断材料にしましょう。 PRPで改善しない場合の治療選択肢(再生医療の比較) PRP療法で十分な改善が得られなかった場合でも、再生医療には次の選択肢があります。 より高濃度・高品質な細胞を用いた治療 培養工程を伴い、修復力を高めた細胞治療 症状や進行度に応じた段階的な再生医療 PRP療法は、再生医療の中では比較的初期段階の治療と位置づけられます。 症状の進行度によっては、別のアプローチが必要になる場合も。 一つの治療で改善しなかったからといって、選択肢が尽きるわけではありません。 段階的に治療法を見直すことで、改善の可能性が広がるケースもあります。 治療を次の段階へ進める判断も重要です。 まとめ|PRP療法はデメリットを理解したうえで選択を PRP療法は、条件が合えば症状改善が期待できる一方で、効果のばらつきや費用負担などのデメリットも存在します。 メリットだけで判断せず、限界や注意点を理解したうえで選択することが重要です。 また、PRP療法で十分な改善が得られない場合、再生医療には他の選択肢もあります。 リペアセルクリニック大阪院では、再生医療を専門に、患者一人ひとりの症状や進行度に応じた治療提案を行っています。 PRP療法が適しているかどうかも含め、丁寧なカウンセリングを重視しているのが特徴です。 現在の治療に不安がある方や、別の選択肢を知りたい方は、一度専門クリニックへ相談してみるのも一つの方法でしょう。 正しい情報をもとに、自分に合った治療を選ぶことが、将来の生活の質を守ることにつながります。
2025.12.26 -
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「自転車に乗ると膝が痛くなる」「走っている途中から膝の外側がズキッとする」といった症状はイクリングや通勤など、日常的に自転車に乗る方の多くが一度は経験する悩みです。 痛みを放置すると長期間続くことがあり、スポーツの継続が難しくなるケースもあります。 実は、自転車による膝痛はサドル位置・負荷・フォームなど、少しの調整で大きく変わることがあります。 また、元々の膝の状態が影響している場合もあるため、原因を正しく知ることが重要です。 本記事では、自転車で膝が痛くなる原因、すぐにできるセルフチェックや対処法、さらに後半では膝関節を守るための治療選択肢(再生医療)についても分かりやすく解説します。 自転車で膝が痛くなる主な原因 自転車による膝痛の多くは、「サドルの高さ」「負荷設定」「フォーム」など外的要因が関係しています。 自転車は膝に優しい運動として知られていますが、ポジションが少しズレるだけで膝関節への負担が偏り、痛みにつながることがあります。 とくに初心者や久しぶりに乗る方は、サドルの高さや前後位置が適切でないケースが多く、痛みの原因になりやすい傾向があります。 それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。 サドルの高さ・前後位置が合っていない サドルの高さが合っていないと、膝関節の曲げ伸ばしが不自然になり痛みにつながります。 サドルが低すぎる場合は膝が深く曲がりすぎて前側に負担がかかり、逆に高すぎる場合は膝が伸びきってしまい太ももの裏側に負担が生じます。 また、前後位置がズレていると膝がペダルの軌道と合わず、膝の内側や外側に違和感が出やすくなります。 特に初心者の方はサドルを必要以上に低く設定しがちです。正しい高さに調整するだけでも痛みが軽減しやすくなるため、まずはここを確認することが重要です。 ギアが重すぎる/乗車姿勢やペダリングフォームの問題 重いギアの多用やフォームの乱れは、膝への負荷を増やし痛みの要因になります。 重いギアで走ると踏み込む力が必要になり、その負荷が膝に集中します。また、上半身が前に倒れすぎたり骨盤が後ろに傾いた姿勢で乗ると、ペダルの軌道と膝の動きが合わず負荷が偏りやすくなります。 膝を守るためには「軽いギアで回す」意識がとても重要です。フォームの乱れが疑われる場合は、動画撮影や専門店でのポジションチェックが有効です。 元々ある膝の疾患 変形性膝関節症・半月板損傷・鵞足炎など、もともとの膝の疾患が痛みを引き起こしていることもあります。 自転車は膝に優しい運動とされていますが、既存の疾患がある場合は小さな負荷でも痛みが出ることがあります。 膝関節の炎症・軟骨の摩耗・腱のトラブルが背景にあると、サイクリングの負荷で症状が悪化することもあります。 元々の膝疾患が疑われる場合は、無理に自転車を続けず、一度医療機関での相談を検討することが大切です。 自分でできるチェックとセルフケア 自転車による膝の痛みは、サドル位置や走行負荷を見直すことで軽減が期待できます。 膝痛はフォームやポジションの影響を強く受けるため、まずは「何が負担になっているのか」を把握することが重要です。 特にサドル位置やギアの重さは、気付かないうちに膝へ大きな負荷をかけていることがあります。 ここからは、自分で実践できる具体的なケア方法を順番に解説していきます。 サドル高さ・ポジションを見直す 膝の痛みがある場合は、サドルを適切な高さに調整することが最初のポイントです。 サドル位置が合っていないと、膝が過度に曲がったり伸びきったりして、特定の筋肉に偏った負担がかかります。 数ミリ単位の違いでも膝への負荷が大きく変わるため、まずは位置を見直すことが重要です。 サドルの基本位置は「ペダルが一番下の位置で膝が軽く曲がる程度」が目安です。 調整しても痛みが気になる場合は、一度フォーム全体を専門店でチェックしてもらうのも有効です。 走る距離・負荷の調整 膝の痛みを感じたら、走行距離とギア負荷を一時的に減らすことが大切です。 重いギアや長距離走行は膝への負担が大きくなり、痛みを悪化させる原因になります。 とくに痛みを感じながら走るのは避け、できるだけ軽いギアで「回すペダリング」を意識することが重要です。 痛みのある状態で走り続けると、数日〜数週間にわたって痛みが残ることがあります。 無理はせず、膝が落ち着くまでは距離と負荷を調整しましょう。 膝周りのストレッチ・筋トレ・アイシングの基本 筋肉の緊張をほぐすストレッチや、痛みがある時期のアイシングは膝のケアに欠かせません。 自転車による膝痛は、太ももの筋肉の硬さや使いすぎによる炎症が背景にあることが多いです。 ストレッチで柔軟性を高めることで膝の動きがスムーズになり、痛みの予防につながります。 また、痛みが出た直後は冷やすことで炎症の鎮静が期待できます。 回復期に入ったら、太ももやお尻の筋力トレーニングを軽く取り入れることで、ペダリング時の安定感が高まり膝の負担が減りやすくなります。 「膝そのものを守る」ための選択肢 ― 再生医療という考え方 膝の痛みが長引く場合は、炎症や軟骨のすり減りなど「膝そのもの」に原因があることもあり、再生医療が選択肢として相談されるケースがあります。 サドル位置や負荷を整えても膝の痛みが続く場合、膝関節そのものに炎症や損傷がある可能性があります。 とくにサイクリングを頻繁に行う方は、膝への繰り返しの負荷が蓄積しやすいため、軟骨や靭帯まわりのトラブルが背景にあるケースも。 最近では、身体が持つ力に注目した再生医療が膝の治療選択肢のひとつとして注目されており、一般的な保存療法に加えて検討する方も増えています。 再生医療は、膝関節にかかる負担を少しでも減らし、痛みと上手に付き合うための一つの考え方として選ばれるケースがあります。 「今ある痛みをどうにかしたい」「膝を長持ちさせたい」というニーズに対して、治療選択肢が広がることは大きなメリットです。 一人で判断せず、専門家と一緒に最適な方法を検討していきましょう。 膝を守りながら自転車を長く楽しむためには正しいケアが重要 自転車を長く楽しむためには、膝に負担を溜めず、早めにケアを取り入れることが欠かせません。 自転車は全身の筋肉を使える優しい運動ですが、ポジションのズレや疲労の蓄積によって膝のトラブルが起こることがあります。 痛みを我慢し続けると悪化するリスクがあるため、違和感を覚えた段階で適切なケアや調整を行うことが大切です。 自分でできるケアと医療機関での相談を組み合わせることで、膝を守りながらスポーツを続けやすくなります。 膝痛と向き合ううえで大切なのは、「早めに負担を減らす」「必要なタイミングで専門家に相談する」という2点です。 セルフケアでは解決しにくい痛みが続く場合は、関節の状態に合わせた治療や将来を見据えたケアが必要になることがあります。 とくに長くスポーツを続けたい方にとって、膝を正しく守ることは非常に重要です。一般的な保存療法だけでは不安が残る場合は、再生医療という選択肢が膝関節のケアにおいて役立つ場面があります。 リペアセルクリニック大阪院では膝の状態を丁寧に確認し、無理な治療を進めず、必要な方にのみ最適な治療を提案しています。 膝を守りながら自転車を長く楽しむためにも、一人で悩まず、正しい知識と専門家のサポートを味方につけていきましょう。
2025.11.28 -
- 再生治療
- 幹細胞治療
- PRP治療
関節リウマチと診断されたけど治るのか、不安を抱えている方は多いのではないでしょうか? 関節リウマチは免疫の異常により関節が炎症を起こし、進行すると関節の破壊や変形につながる疾患です。 現代の医療では完治が難しい病気ですが、治療の進歩により寛解(かんかい)を目指すことは可能です。 本記事では、関節リウマチ治療の基本方針や寛解を目指す方法について詳しく解説します。 また、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは再生医療の情報や症例も公開しています。 関節リウマチによる関節の痛みにお困りの方や治療法を探している方は、併せて参考にしてください。 関節リウマチの完治は難しいため寛解(ほぼ症状がない状態)を目指す 関節リウマチは、現時点では根本的に完治する治療法は確立されていません。 しかし、近年の治療法の進歩により、痛みや腫れを抑えて寛解(日常生活に支障のない状態)を目指せます。 寛解とは、関節リウマチによる症状や検査での異常がほとんどなくなった状態※を指します。 ※出典:難病情報センター「用語:寛解 (かんかい)」 寛解と完治の違いは、以下の通りです。 状態 症状 再発 寛解 ほとんど現れない 治療を続けないと再発の可能性がある 完治 一切ない 治療を終えても再発の心配がない 寛解では症状がほとんどありませんが、再発を防ぐために治療や定期検査は続けることが大切です。 関節リウマチの治療は、焦らず長い目で治療に取り組みましょう。 【基礎知識】関節リウマチってどんな病気? 関節リウマチの基礎知識を、以下にまとめました。 関節リウマチの原因 関節リウマチのステージ分類と症状 関節リウマチの診断基準 関節リウマチは、免疫の異常により自分の関節を攻撃してしまう疾患です。 手や足の小さな関節に炎症が起こって腫れや痛み、こわばりを引き起こします。 症状は左右の関節に対称的に現れる場合が多く、進行すると関節の変形や動かしにくさにつながることがあります。 関節リウマチの原因 関節リウマチの正確な原因はまだ解明されていません。 遺伝的素因や環境因子など複数の要素が組み合わさることで発症すると考えられています。 発症に関与すると考えられる主な要因は、以下の通りです。 要因 内容・具体例 免疫異常 免疫システムが自身の関節内にある滑膜と呼ばれる組織を攻撃し、炎症が慢性化する 遺伝的素因 関節リウマチになりやすい体質が遺伝するが、必ず発症するわけではない 環境要因 喫煙※ ウイルス感染※ 歯周病※ 腸内環境の異常 ストレスが発症や悪化のリスクとなる ホルモンの影響 女性に多く男性よりも3~5倍発症しやすく、とくに発症のピークは40~50代にみられる※ ※出典:山本一彦「関節リウマチの発症:遺伝要因と環境要因」 関節リウマチの発症は遺伝や性別だけでなく、環境がきっかけとなる場合もあります。 喫煙や歯周病、日々のストレスが気になる方は生活を見直して健康維持につなげましょう。 以下の記事では、リウマチになりやすい人の特徴や予防策を解説していますので参考にしてください。 関節リウマチのステージ分類と症状 関節リウマチのステージ分類と症状は、X線検査で以下のように分けられます。 ステージ分類 関節の状態 症状 ステージⅠ(初期) 骨や軟骨の破壊はまだ見られないが、炎症が始まっている 痛みは軽度で、ほとんど日常生活に支障はない ステージⅡ(中等期) 軟骨が徐々に破壊されて薄くなり、関節の隙間が狭くなる 強い痛みは少ない ステージⅢ(高度進行期) 軟骨だけでなく骨にもダメージが生じる 関節の痛みが強くなり、日常生活にも支障が出る ステージⅣ(末期) 軟骨がほとんどなくなり、関節が動かなくなる 膝、肘、足首などの関節を自分で動かすことが難しくなる 初期段階では痛みが軽度で気づきにくいことがありますが、関節リウマチによる破壊は発症から最初の1~3年で最も進みやすい※とされています。 ※出典:JSTAGE「関節リウマチ」 また、一度破壊された軟骨や骨は、自然に回復することはほとんどありません。 そのため、早期発見・早期治療で症状の進行を抑えることが重要です。 関節に違和感や痛みを感じたら、早めに医療機関で検査を受けましょう。 関節リウマチの診断基準 関節リウマチの主な検査方法は、下記の通りです。 検査 内容 触診 腫れや押して痛む関節を確認する 血液検査 リウマトイド因子(RF):自己抗体の一種で、関節リウマチ患者の約70%が陽性※とされる 抗CCP抗体:早期の診断に有用な指標 CRP:体内の炎症の程度を示すたんぱく質 赤血球沈降速度:血液中で赤血球が沈む速さを調べることで、体内の炎症の程度を確認する MMP-3:炎症の進行を補助的に評価できる 画像検査 X線検査:骨や関節の破壊の程度を調べる 超音波検査:滑膜炎の有無を把握する MRI:骨や軟骨、滑膜、血管などが確認して早期の炎症を可視化できる 尿検査 薬の副作用や腎障害のチェックができる ※出典:一般社団法人日本リウマチ学会「リウマトイド因子」 また、関節リウマチの診断は少なくとも1つ以上の関節で滑膜炎が確認され、他の疾患による炎症が除外された上で、以下の項目※をもとに総合的に判断されます。 ※出典:針谷正祥「ACREULARによる関節リウマチの2010 新分類基準」 腫れや、押した際に痛む関節の数 血液検査の結果(リウマトイド因子・抗CCP抗体など) 急性期反応物質(炎症が起きたときに、血液の中で増えるたんぱく質)の有無 症状が続いている期間 関節リウマチは関節の痛みや腫れを生じますが、似た症状を示す疾患も多いため、複数の検査結果を組み合わせて診断するのが一般的です。 診断が確定した後は、炎症の程度や関節破壊の進行度に応じて治療方針が立てられます。 関節リウマチの寛解を目指すための治療法 関節リウマチの治療法は、以下の通りです。 治療法 説明 薬物療法 免疫の異常な働きを調整し、炎症や痛みを抑える薬を使用 リハビリテーション 関節の動きや筋力を維持・改善し、日常生活の自立をサポート 手術療法 関節の変形や機能障害が進行した場合に、関節の修復や置換を行う。 再生医療 損傷した関節組織の再生・修復、炎症抑制を目指す治療法 治療方針は、患者さま一人ひとりの症状や生活背景に合わせて立てられます。 代表的な治療法について詳しく見ていきましょう。 薬物療法 関節リウマチの薬物療法は、寛解もしくは炎症が落ち着いた状態を目指します。 ただし、症状が落ち着いて寛解しても、自己判断で薬を中止すると再発する可能性があるため、必ず医師と相談してください。 関節リウマチの薬物療法で用いられる主な薬※は、以下の通りです。 種類 詳細 副作用 メトトレキサート(MTX) 治療の初期段階に使用 免疫の働きを調整して炎症を抑える薬 口内炎、脱毛、吐き気、肺炎、白血球の減少による感染症など 生物学的製剤 メトトレキサートで6か月以内に寛解や炎症の落ち着いた状態が得られない場合に使用 炎症の原因となる特定の免疫物質(サイトカイン)を直接ブロックするため、高い抗炎症効果が見込める 肺炎や結核などの感染症 アレルギー反応など JAK阻害薬 原則として生物学的製剤を優先 関節の腫れや痛みなどの炎症を抑える作用がある 結核、帯状疱疹、肺炎、などの感染症 白血球の減少 貧血など ※出典:公益財団法人日本リウマチ財団「関節リウマチの治療 – 薬物療法」 抗リウマチ薬には複数の種類があり、それぞれ作用の仕方や副作用のリスクが異なるため、患者さまごとに適切な組み合わせが検討されます。 また、治療中は定期的な血液検査や医師による管理が欠かせません。 必ず専門医と相談しながら、自分に合った方法で取り組みましょう。 リハビリテーション 関節リウマチのリハビリテーションは薬物療法と並行して行われる治療法で、期待できる主な効果は以下の3つです。 痛みの軽減 炎症の軽減 関節の変形防止 これらを目指しながら、患者さまの状態に合わせた以下のような個別プログラムが組まれます。 種類 特徴 理学療法 関節の可動域を広げる運動や、筋力トレーニング、温熱療法などが行われる 作業療法 日常生活動作の練習や、関節に負担をかけない動作の指導、自助具の活用などが検討される 装具療法 関節を保護し、痛みを軽減するための装具(サポーターやインソールなど)が使用される ただし痛みや炎症が強い場合は安静を保ち、無理に動かさず安静を優先しましょう。 手術療法 関節リウマチの手術療法は薬物療法やリハビリテーションなどの保存療法で効果が得られない、関節の変形や機能障害が進行した場合に検討されます。 主な手術方法は以下の3つです。 手術の種類 特徴 滑膜切除術 炎症を起こしている滑膜を取り除く手術 痛みや腫れを軽減し、関節の機能を改善する 比較的回復が早い 関節形成術 変形した関節を再構築し、可動性を回復させる手術 自分の関節を動かせるようにするのが目的 人工関節置換術 傷んだ関節を人工関節に置き換える手術 痛みを大幅に軽減し、関節機能を取り戻す 人工関節の耐久性は約10〜25年 手術療法は効果的な手段ですが、出血や感染、合併症などのリスクもあるため、手術の種類・適応・術後の生活について専門医と相談することが重要です。 術後は適切なリハビリを行うことで、関節の動きや日常動作の改善が期待できます。 再生医療 再生医療は関節リウマチ治療の新たな選択肢として注目されており、主な治療法としては以下の2つがあります。 治療法 特徴 PRP療法 患者さま自身の血液から血小板を濃縮したPRPを抽出 PRPを関節内に注入し、成長因子によって組織の修復を促す 炎症を抑える作用や、痛みを軽減する効果が期待できる 幹細胞治療 患者さま自身の脂肪組織や骨髄から幹細胞を採取 培養して幹細胞を増殖させた後、関節内に注入する 炎症抑制や損傷した組織の再生・修復を促す 再生医療は薬物療法や手術療法と比べて体への負担が少ないのが特徴で、患者さま自身の細胞を用いるため、拒絶反応のリスクも低いとされています。 ただし、先端医療で標準治療として確立されていないため、自由診療である点には注意が必要です。 治療を検討する際は専門医に相談し、自身の症状に合った選択肢か見極めましょう。 関節リウマチが治る可能性に関するよくある質問 関節リウマチが治る可能性に関するよくある質問は、以下の通りです。 初期の関節リウマチが完治した人はいる? 関節リウマチが治る確率は? それぞれ詳しくみていきましょう。 初期の関節リウマチが完治した人はいる? 関節リウマチは、現時点では「完全に治る(完治する)」病気とはされていません。 しかし、早期に発見し適切な治療を行うことで、症状がほとんど消えて炎症が落ち着いた状態で日常生活に支障がない「寛解」に至るケースはあります。 寛解の状態では、関節の痛みや腫れがほとんどなく血液検査で炎症の指標も正常に近づきます。 ただし、自己判断で薬をやめてしまうと再び症状が現れることがあるため、医師と相談しながら治療を継続しましょう。 関節リウマチが治る確率は? 発症から2年以内の早期関節リウマチ患者さまを対象とした調査では、初回の治療を行った1年後に、約半数の患者が寛解を達成した※ことが報告されています。 ※出典:日経メディカル「早期RAの治療で課題、1年目で半数寛解を達成するも骨びらんは倍増」 また同調査では、寛解を達成していてもX線で関節破壊の一種が進行するケースもあり、治療中も関節の状態を確認しながら慎重に管理するのが重要です。 関節リウマチでは「症状が消えた=完治」とは言えず、ほとんどの患者さまで治療の継続が必要とされています。 早期に治療を始めて症状を抑え、関節の損傷や変形の進行を防ぎましょう。 関節リウマチを治すには適切な治療を継続することが大切 関節リウマチは、現代医学では完治が難しい疾患ですが、適切な治療と生活習慣の見直しによって症状の「寛解」は目指せます。 「リウマチは一生つらい病気」と思い込まず、早期に発見し適切な治療を始めることが何より重要です。 関節の痛みやこわばりなどの初期症状を感じたら、早めに専門医を受診しましょう。 関節リウマチは長く付き合っていく病気ですが、正しい情報と治療に基づき希望を持って前向きに暮らすことは可能です。 症状の進行を防ぎ、より良い生活を送りたい方は、ぜひリウマチ専門医に相談し、必要に応じて再生医療も視野に入れてみてください。 以下のページでは、実際に当院の再生医療で関節リウマチが改善した症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >関節リウマチに対する再生医療の症例はこちら
2020.05.16 -
- 肩
- 再生治療
- PRP治療
五十肩がなかなか改善されない場合や、重症化して日常生活に大きな支障が出るという場合、手術を検討しなければいけないケースも多くあります。 しかし、仕事や家庭などのことを考えると入院する暇がないので、五十肩の手術が日帰りで可能かどうか知りたい方も多くいらっしゃるかと思います。 結論として五十肩の手術は、場合によっては日帰りでも可能です。 本記事では、日帰り手術の条件やケースを詳しく紹介していきます。 五十肩を早期に改善して、日常生活に戻るためにも、ぜひ参考にしてみてください。 また当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、従来の五十肩の治療方法でなかなか改善が見られない方に向け、先進医療の再生医療の症例や治療内容を紹介しています。 五十肩の悩みを改善し、より早く快適に日常生活を送りたい方はぜひご確認ください。 五十肩(肩関節周囲炎)が改善されない場合の手術は日帰りでも可能なのか 五十肩が改善されない場合、一般的な手術は入院が必要です。 しかし、条件によっては日帰り可能な場合もあります。 一般的な五十肩の手術は日帰り不可な場合が多い 関節鏡視下手術により入院期間を短縮できる 日帰り手術が可能なケースと条件 下記では五十肩の手術の期間について、詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。 一般的な五十肩の手術は日帰り不可な場合が多い 五十肩は、多くの場合、リハビリや注射といった保存療法で改善が期待できますが、重度の拘縮や癒着がある場合には手術が必要になるケースもあります。 一般的な手術治療の多くは入院が必要であり、日帰りでは対応が難しいのが現実です。 これは、手術後の合併症リスクや、肩関節周囲の広範な癒着に対して十分な術後ケアを行う必要があるためです。 さらに、高齢の方では他の持病を抱えていることも多く、全身状態の観察や合併症の予防から、入院が推奨されるケースも。 五十肩の手術は経過観察やリハビリまで行うため、日帰りで回復を目指せるケースは少ない傾向にあります。 関節鏡視下手術により入院期間を短縮できる 現在の一般的な五十肩の手術は、関節鏡視下手術という手術法が採用されています。 関節鏡視下手術は、患部に5ミリ程度の穴を開け、関節鏡と呼ばれる内視鏡を挿入します。 関節鏡から映し出される患部の状態をモニターで見ながら、関節にくっついて硬くなっている関節の袋を切開していき、回復を目指す手法です。 関節鏡視下手術より前の手術では、5センチほど肩を切開する必要があり、体への負担も大きく、入院期間も3週間~4週間ほど必要でした。 しかし、関節鏡視下手術による手術は切開部分も少ないため、術後の痛みも少なく、入院期間も数日と短くなりました。 関節鏡視下手術などの低侵襲な方法を用いた場合には、日帰り手術が可能な施設も増えつつあります。 しかし全員に適応されるわけではなく、患者の症状の重さや体力・術後ケア体制の有無などを総合的に判断する必要があります。 日帰り手術が可能なケースと条件 医療技術の進歩により、五十肩の治療において、日帰り手術が選択肢のひとつとして注目されています。 特に内視鏡(関節鏡)を用いた低侵襲手術では、入院を伴わずに治療を完了できるケースも。 しかし、すべての患者が日帰り手術の対象になるわけではなく、医学的条件が整っていることが重要となります。 日帰り手術が可能なケース 説明 症状が軽度~中等度で癒着が限定的 手術時間が短く、負担が少ない 関節鏡視下手術が適応となる場合 傷が小さく、痛みも軽減されやすい 健康状態が良好(全身麻酔のリスクが低い) 重度の基礎疾患がないことが前提 術後すぐに歩行・食事が可能 介助者の同伴と安全な帰宅環境が必要 上記を満たしている場合は、日帰り手術ができる可能性があります。 日帰り手術は、身体的・心理的な負担が軽減されるメリットの大きい選択肢ですが、成立させるには術後の症状の適応が重要となります。 日帰り手術のメリットとリスク 関節鏡視下手術の普及により、以前は入院が前提だった処置も、より低侵襲で日常復帰までの期間が短縮されつつあります。 ただし、すべての患者にとって日帰り手術が最適とは限らないので、メリットとリスクを理解した上で選択することが重要です。 メリット 説明 入院不要で生活への影響が少ない 家庭や仕事に支障が出にくい 医療費が抑えられる 入院費が不要で経済的負担が軽減 精神的ストレスが少ない 自宅で安心して過ごせる 手術からリハビリまでが早い 回復スケジュールが立てやすい 上記のように日帰り手術なら短期間で手術~リハビリ計画に入れるため、回復までの全体スケジュールも立てやすくなります。 デメリット・リスク 説明 術後の自己管理が必要 冷却・服薬・リハビリの継続が必要 適応外のケースがある 重症例や持病があると不可の場合も 合併症時に対応が必要 トラブル時の医療連携が必須 家族や介助者の協力が必要 一人暮らしだと難しいこともある 高齢者の方の場合などは、術後の腫れや感染のリスクを伴うため、異常時にすぐ対応できる体制があるかが重要です。 上記のように日帰り手術には「時間的・経済的・心理的な負担が少ない」という魅力がありますが、症状や体調・生活環境に応じた慎重な判断が必要です。 担当医との相談を重ね、自分にとって最も負担が少なく、回復につながる選択肢を選びましょう。 再生医療なら日帰り治療が可能 五十肩の治療選択肢として注目されているのが、再生医療による日帰り治療です。 再生医療はメスを使わずに自身の細胞や成分(脂肪由来幹細胞やPRPなど)を活用し、痛んだ肩関節の組織修復を促す先進的な治療法です。 従来の手術とは異なり、再生医療では入院を伴わず、当日中に帰宅が可能です。 体への負担も少ないため、手術や麻酔に不安を感じる方や、仕事や家庭の事情で入院が難しい方におすすめの選択肢といえます。 「日帰りは無理か…」とあきらめる前に、ぜひ再生医療の検討をしてみてください。 五十肩はケースによっては日帰り手術が可能!早期復帰には再生医療がおすすめ 五十肩の治療は、保存療法から手術まで幅広い選択肢がありますが、すべての人が入院を必要とするわけではありません。 症状が軽度〜中等度で、適応条件を満たす場合には、関節鏡視下手術などによる日帰り手術も可能です。 時間的・経済的な負担を軽減しながら、効果的に症状を改善したい方にとって、有力な選択肢といえるでしょう。 さらに近年では、再生医療という「手術をしない日帰り治療」も登場しています。 リペアセルクリニックは、再生医療分野で豊富な実績を持つ専門クリニックです。 整形外科の領域に特化した再生医療を提供しており、五十肩に対しても、入院不要・日帰りで行える先進的な治療法を提案しています。 「もう少し様子を見よう」と我慢し続ける前に、治療の選択肢を知ることが、早期改善への第一歩となります。 以下のページでは、実際に当院で再生医療の治療を受け、五十肩が改善した患者さまの症例を紹介しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による肩関節の症例はこちら ぜひ一度、リペアセルクリニックで専門医にご相談ください。
2020.02.09 -
- ひざ関節
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膝の内側が痛くて、階段の上り下りや運動時に不快感を感じる鵞足炎。 鵞足炎の痛みにお悩みで「マッサージをすれば楽になるかも」と考える方もいらっしゃいますが、自己流のマッサージは症状を悪化させてしまう可能性があるため注意が必要です。 この記事では、鵞足炎の痛みに対するマッサージの効果と限界、適切な対処法を解説します。 鵞足炎で悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 以下のページでは、膝関節に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら また、現在リペアセルクリニックでは「手術せずに鵞足炎の根本的な改善が期待できる」再生医療に関する情報をLINEで発信しております。 鵞足炎にお悩みで再生医療をご検討の際は、ぜひ登録して情報をチェックしてみてください。 鵞足炎の痛みはマッサージで改善する? 鵞足炎(がそくえん)の痛みに対するマッサージは、一時的な効果は期待できますが根本的な治療にはなりません。 マッサージの効果について、以下の2つを解説します。 マッサージの効果と限界 専門家によるマッサージの重要性 注意点も記載しているので、マッサージをする前にご確認ください。 マッサージの効果と限界 マッサージは痛みの緩和につながる場合がありますが、根本的な治療にはなりません。 専門の整体師や理学療法士によるマッサージは、筋肉の緊張をほぐし血流を改善することで、一時的な痛みの軽減効果が期待できます。 ただし、鵞足炎は炎症が起こっている状態のため、適切な方法でない限り症状が悪化する可能性があります。 とくに炎症が強い急性期には、マッサージが刺激となって痛みが増すこともあるため注意が必要です。 専門家によるマッサージの重要性 もしマッサージをする場合は、必ず専門家の指導のもとで行いましょう。 理学療法士や整体師は、鵞足炎の状態を正しく評価し、適切な強さやタイミングでマッサージを行うことができます。 しかし、専門家のマッサージを受けても鵞足炎を発症している原因を取り除けるわけではないため、根本的な原因への対処が重要です。 専門家は一時的な症状の改善だけでなく、再発予防のためのアドバイスもしてくれるので、日々気をつけて生活しましょう。 鵞足炎に対して自己流マッサージをするリスク 鵞足炎によって膝の内側の痛みがあると、自分でマッサージをして少しでも楽にしたいと思うかもしれません。 しかし、自己流のマッサージには、以下のようなリスクがあります。 炎症を悪化させる可能性 不適切な力加減による組織の損傷 骨格の歪みを考慮しない刺激による負担増加 症状の長期化や慢性化 鵞足炎の原因は、激しい運動や準備運動不足だけではありません。 膝周りの筋肉の疲労に加えて、「骨格の歪み」が原因となる場合もあります。 骨格が歪んだ不安定な状態で自己流マッサージをしてしまうと、逆に負担が増して痛みが悪化することが多いのです。 自己判断でマッサージをせず、必ず病院や整体院などで施術を受けるか、専門家からアドバイスをもらうようにしましょう。 鵞足炎の痛みを和らげるマッサージ以外の対処法 鵞足炎の痛みを改善するためには、マッサージ以外にも以下の効果的な対処法があります。 運動を中止して安静にする 痛みが強い時はアイシングする 膝周辺のストレッチやトレーニングを行う 症状の程度や時期に応じて適切な方法を選択しましょう。 運動を中止して安静にする 鵞足炎によって膝の内側に痛みを感じる場合、重要なのは痛みが緩和するまで安静にすることです。 軽症の場合、膝を使う運動を控えることで数週間で炎症が落ち着くことがあります。 しかし、症状が軽いからといって無理に運動を続けると、炎症が長引いたり悪化したりする可能性があります。 とくにスポーツ選手の方は早期復帰を焦りがちですが、適切な休息を取ることが結果的に早期回復につながります。 痛みが強い時はアイシングする 痛みが強い急性期には、アイシングで炎症を抑えることが効果的です。 氷嚢や保冷剤をタオルで包み、痛みのある部分に10〜15分程度当てて冷やしましょう。 アイシングには、以下の効果があります。 炎症反応を抑制する 痛みを和らげる 腫れを軽減する 患部の温度を下げて組織の代謝を抑える ただし、長時間の冷却は血行を悪化させる可能性があるため、時間を守って行いましょう。 また、患部に冷感湿布を使用する場合は、医師に相談して適切なものを処方してもらうことをおすすめします。 膝周辺のストレッチやトレーニングを行う 膝周辺の筋肉の柔軟性を高め、筋力を向上させることで鵞足炎の予防や再発防止が期待できます。 とくに痛みが落ち着いた段階では、適切なストレッチやトレーニングが重要です。 効果的なストレッチとして、内転筋(太ももの内側)と大腿四頭筋(太ももの前側)のストレッチを行いましょう。 ストレッチの種類 方法 内転筋ストレッチ あぐらをかくような姿勢になり、両足の足裏をくっつけます。ゆっくりと無理のない範囲で両膝を床に向けて押します。 大腿四頭筋ストレッチ 両足を伸ばして座り、片足の膝を折り曲げて脛が床につくようにします。そのまま上体を少し後ろに倒します。左右交互に行いましょう。 筋力トレーニングでは、膝を支える筋肉を強化することで関節への負担を軽減できます。 ただし、痛みがある間は無理をせず、症状が改善してから段階的に行うことが大切です。 鵞足炎のマッサージに関するよくある質問 鵞足炎でお悩みの方が疑問に感じるマッサージ方法や自己治療の可能性について解説します。 鵞足炎のマッサージ方法は? 鵞足炎を自分で治す方法はある? これらの正しい知識を身につけて、適切な治療を選択しましょう。 鵞足炎のマッサージ方法は? 鵞足炎のマッサージは、専門家の指導のもとで行うことが重要です。 一般的には、太ももの内側の筋肉を優しくほぐし、血流を改善する方法が用いられます。 ただし、炎症が強い急性期はマッサージを避け、まずは安静にしましょう。 自己流でのマッサージは症状を悪化させるリスクがあるため、理学療法士や整体師などの専門家に相談することをおすすめします。 鵞足炎を自分で治す方法はある? 軽症の鵞足炎であれば、以下の方法で改善することがあります。 痛みのある活動を控えて安静にする 急性期にはアイシングで炎症を抑える 症状が落ち着いたら適切なストレッチを行う 膝サポーターで関節を安定させる ただし、症状が改善しない場合や痛みが強い場合は、必ず医療機関を受診しましょう。 早期の適切な治療が、症状の長期化や慢性化を防ぐために重要です。 鵞足炎のつらい痛みを早く治すなら再生医療も選択肢の一つ 安静やマッサージ、薬物治療を行っても症状が改善しない場合や、何度も鵞足炎を繰り返してしまう場合は、再生医療という治療の選択肢もあります。 再生医療の特徴は、以下のとおりです。 主に幹細胞治療と血液を使用するPRP療法がある 自分の幹細胞・血液を使用するため、副作用のリスクが低い 入院・手術を必要としない 体への負担を抑えて、日常生活やスポーツ活動への影響を減らせるのも大きなメリットです。 繰り返す鵞足炎でお悩みの方は、再生医療専門のリペアセルクリニックへご相談ください。 鵞足炎は自己流のマッサージには要注意!適切な指導を受けることが大切 鵞足炎の痛みに対して、マッサージは一時的な症状の緩和効果は期待できますが、根本的な治療にはなりません。 とくにつらい痛みを和らげる目的で行われる自己流のマッサージは、症状を悪化させるリスクがあるため避けることが重要です。 まずは適切な状態での安静とアイシングで炎症を抑え、症状が落ち着いてから専門家の指導のもとでストレッチやマッサージを行うようにしてください。 膝サポーターの活用も、関節の安定性を高めるために効果的です。 改善が見られない場合や、症状を繰り返してしまう場合は、再生医療という新しい選択肢もあります。 つらい鵞足炎の症状でお悩みの方は、一人で我慢せず専門医に相談することをおすすめします。 適切な治療とケアで、必ず症状の改善を目指しましょう。
2019.10.31 -
- PRP治療
- ひざ関節
膝の内側に違和感や痛みが続いていると、「このまま様子を見ていれば良くなるのか、それとも病院へ行くべきなのか」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 鵞足炎は軽症であれば安静やセルフケアで改善することもありますが、痛みが長引く場合や日常生活に支障が出る場合は、早めに医師へ相談することが大切です。 受診せずに放置してしまうと、症状が慢性化して治りにくくなるリスクもあるため注意が必要です。 本記事では、鵞足炎で病院を受診すべき症状やタイミングの目安を医師の見解をもとに解説しています。 膝の痛みをまだ大丈夫と見過ごさず、正しい知識を持って将来の自身の健康を守りましょう。 また慢性化してしまった症状や保存療法で改善が見られない方・手術は避けたいという方には、再生医療という選択肢もあります。 当院(リペアセルクリニック)の公式LINEで治療法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 病院に行くべき鵞足炎(がそくえん)の症状・タイミング 以下のような症状が起きている場合、鵞足炎を含めた膝関節疾患が考えられるため、早めに病院を受診しましょう。 痛みが2週間以上続く、または安静にしても改善しない 膝の内側に腫れや熱感・発赤がある 階段の昇り降りや正座・膝立ちが困難になる 夜間痛で眠れない、安静時にも痛む 膝の動作で引っかかりやロッキング、不安定感がある これらは炎症が進行しているサインであり、鵞足炎だけでなく半月板損傷や靭帯損傷など他の膝疾患の可能性もあります。 特に腫れや発熱を伴う場合には、滑液包炎の危険性もあるため、放置は禁物です。 症状が進むと完治までの時間が長引き、再発のリスクも高まります。 気になる症状が当てはまる場合は、早めに整形外科を受診し、適切な診断と治療を受けることが将来の膝の健康を守る第一歩となります。 症状の進行度について 鵞足炎は放置すると違和感から痛み、さらに激痛へと段階的に進行していきます。 自分の状態を把握するために、以下の進行度の目安を確認してみましょう。 ステージ1(軽度) 膝の内側に違和感があるが、運動や生活に大きな支障はない ステージ2(中等度) 運動後に膝の痛みをはっきり自覚し、階段昇降で痛みを感じる ステージ3(重度) 安静時にも痛みが続き、膝の曲げ伸ばしに制限が出る。 腫れや熱感を伴うこともある ステージ4(最重度) 歩行すら困難になり、股関節や腰にまで痛みが波及することがある 初期の違和感の段階で対応すれば比較的早く改善が見込めますが、重症化すると治療に長期間を要し、完治が難しくなるケースもあります。 違和感を覚えた段階で速やかに医療機関を受診しましょう。 受診する病院・クリニックの選び方 鵞足炎が疑われる場合は、まず整形外科を受診するのが基本です。 整形外科ではレントゲンやMRIを用いた検査で、鵞足炎と似た半月板損傷・靭帯損傷・変形性膝関節症などとの鑑別も行ってくれます。 スポーツが原因で痛みが出た場合には、スポーツ整形外科がおすすめです。 アスリートやランナーに向けて、競技復帰までを見据えたリハビリ計画やフォーム改善の指導を受けられるのが特徴です。 また、リハビリ施設が併設されているクリニックなら、原因となる筋肉の硬さやフォームの改善を専門的にサポートしてもらえます。 まずは近くの整形外科を受診し、必要に応じてスポーツ整形や再生医療専門クリニックに紹介してもらう流れが安心です。 鵞足炎を放置するリスク 鵞足炎を放置すると、以下のように症状が悪化して治療が長引くリスクがあります。 違和感が徐々に痛みに変わり、やがて激痛へと進行する 腱や滑液包に炎症が慢性化し、治りにくくなる 階段昇降や歩行が困難になり、生活の質が低下する 炎症が広がり、股関節や腰など他部位に負担が及ぶ 再発を繰り返し、慢性化して難治性に移行する 初期段階では軽い違和感でも、安静やケアを怠ると炎症が進み、膝の可動域制限や夜間痛へと進行します。 さらに慢性化すると、保存療法だけでは改善せず、再生医療や手術といった高度な治療が必要になる可能性があるので注意しましょう。 鵞足炎は早期対応が肝心で違和感を感じた段階でセルフケア(テーピング・アイシングなど)を行い、痛みが強まるようなら速やかに整形外科を受診することをおすすめします。 病院で受けられる鵞足炎の治療法は保存療法と手術療法に分けられる 鵞足炎の治療は、まず以下のような保存療法が基本であり、手術に至るケースはごくまれです。 安静とアイシング 運動や長時間の歩行を避け、患部を冷やして炎症を抑える 薬物療法 痛みや炎症が強い場合は、消炎鎮痛剤の内服が処方される 理学療法・リハビリ 理学療法士の指導によるストレッチや筋力強化で膝への負担を減らす 足底板(インソール)療法 扁平足や膝のアライメントに異常がある場合にインソールで調整 ステロイド注射 炎症が強く保存療法だけで改善が得られない場合にステロイド薬を直接注射する PRP注射 慢性化・再発例に行われる先進的治療で、組織修復を促す 保存療法を続けても改善が見られず、慢性化して生活に著しい支障が出る場合や、感染により滑液包に膿がたまったケースでは、滑液包を切除する手術が検討されます。 ただし一般的な鵞足炎では、手術に至ることはほとんどありません。 安静・薬物・リハビリといった保存療法によって、数週間〜数か月のうちに症状が改善することも少なくありません。 病院に行っても改善しない鵞足炎には再生医療も選択肢の一つ \幹細胞治療とPRP療法の特徴についての解説はこちら/ 鵞足炎は多くの場合、安静・薬物・リハビリといった保存療法で改善が期待できます。 しかし、中には症状が慢性化して数か月以上続いてしまう難治性ケースもあり、従来の治療では十分な効果が得られないこともあります。 手術を避けたいと考える方にとって、再生医療は新たな治療の選択肢となります。 幹細胞治療(自己脂肪由来幹細胞) 下腹部などから採取した脂肪に含まれる幹細胞を培養し、数千万〜数億個に増やしたうえで体内に戻す方法 幹細胞は損傷組織の修復や炎症抑制に働きかけ、摩耗した軟骨や腱の回復を助ける 自己細胞を利用するため安全性が高く、関節疾患や難治性の膝痛に対する治療として注目されている PRP療法(多血小板血漿注射) 自身の血液を採取し、遠心分離で血小板を高濃度に抽出して患部に注射する治療法 血小板から放出される成長因子が炎症を抑え、損傷した組織の修復を促進 自己血を利用するためドーピングやアレルギー・拒絶反応のリスクが少ないのが特徴でプロアスリートでも利用可能 体外衝撃波療法(ESWT) 高エネルギーの衝撃波を膝の鵞足部に照射し、血流改善と組織修復を促す方法 保存療法で改善が乏しい場合に行われ、非侵襲的で日帰り治療が可能という特徴がある 当院(リペアセルクリニック)では、こうした再生医療を提供しています。 治療法や実際の症例については、公式LINEでもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ 鵞足炎で病院行くべきかお悩みの方からよくある質問 鵞足炎で病院に行くべきか迷っている方からよく寄せられる質問と、その回答を以下にまとめました。 鵞足炎になったら、運動は完全に禁止すべき? 鵞足炎の改善にストレッチは効果的? 鵞足炎にサポーターは効果ある? 鵞足炎になったら、運動は完全に禁止すべき? 鵞足炎になったら、運動を完全に禁止する必要はありませんが、痛みが出る動作や負荷の高い運動は控えましょう。 鵞足炎は膝の使いすぎが主な原因の一つとされるため、ランニングやジャンプなど膝に大きな負担をかける動作を続けると炎症が悪化しやすくなります。 一方で、痛みのない範囲での軽いストレッチやウォーキングや水中運動など低負荷の運動は、血流改善や再発予防に役立つこともあります。 症状が強い時期は無理をせず、痛みが和らいできた段階でリハビリや軽い運動を取り入れていくのが望ましいでしょう。 鵞足炎の改善にストレッチは効果的? ストレッチは再発予防や改善に役立つことがありますが、炎症が強い急性期には控えましょう。 鵞足炎は太もも裏のハムストリングスや大腿四頭筋の硬さが要因となることが多いため、筋肉の柔軟性を高めるストレッチは膝への負担を軽減し、症状の改善や再発予防に効果的とされています。 ただし、炎症や痛みが強い段階で無理に伸ばすと、かえって症状を悪化させる可能性があります。 痛みが落ち着いてきた回復期から、専門家の指導を受けながらストレッチを取り入れるのが安全です。 鵞足炎にサポーターは効果ある? サポーターは痛みを和らげたり膝の安定性を補助するのに役立つ場合がありますが、根本治療にはなりません。 鵞足炎では膝の内側に負担がかかりやすいため、サポーターを装着することで膝周囲の筋肉をサポートし、動作時の不安定感や痛みを軽減できることがあります。 特に階段の上り下りや長時間の歩行時など、膝に負荷がかかる場面での補助として有効です。 ただし、サポーターはあくまで補助的な役割であり、炎症や組織損傷そのものを治す効果はありません。 長期的に依存すると筋力低下を招く可能性もあるため、安静・ストレッチ・筋力トレーニングなどと併用しながら使うようにしましょう。 鵞足炎で病院に行くべきタイミングは早期受診が大切!違和感を感じたら相談しよう 軽度の鵞足炎であれば安静やセルフケアで改善する場合もありますが、2週間以上痛みが続く、日常生活に支障が出る、夜間も痛むといった症状が見られる場合は、自己判断せず整形外科を受診しましょう。 特に腫れや熱感がある、関節が不安定に感じるといったケースは、鵞足炎以外の膝疾患が隠れている可能性もあるため、早めの診察が重要になります。 慢性化してしまった症状に対して従来の保存療法では改善が見られない場合は、PRP療法や幹細胞治療といった再生医療が新たな選択肢として広がっています。 当院(リペアセルクリニック)では、こうした再生医療を行っています。 以下のページでは、膝関節に対する再生医療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >再生医療による膝関節の症例はこちら 治療法や実際の症例については、公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/
2019.10.01 -
- PRP治療
PRP注射とは、自身の血液を利用して自然治癒力を高める再生医療です。 膝の痛みや美容医療など幅広い分野で注目されていますが、「効果や仕組みは?」「費用は?」と疑問を持つ方も多いでしょう。 この記事では、PRP注射の基礎知識から効果・治療の流れについて分かりやすく解説します。 安全なクリニック選びのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 \公式LINEでは再生医療に関する情報や症例を公開中!/ PRP注射とは? PRP注射とは、自分の血液から抽出した多血小板血漿を患部に注入し、組織の再生を促す治療法です。 血小板には、止血作用だけでなく、成長因子を豊富に含んでおり、この成長因子が細胞の増殖や組織の修復を促す役割を担っています。 具体的には、採取した血液を遠心分離機にかけることで、赤血球や白血球から血小板を分離・濃縮し、これを患部に直接注入します。 これにより自己治癒力を高め、損傷した組織の修復が加速します。 PRP注射の効果と症例別の効果 PRP注射の効果と症例別の効果について、以下の項目に分けてご紹介します。 膝OA(変形性膝関節症)への効果 肩こりや肩の痛みへの効果 顔のしわや皮膚再生への効果 いずれかの項目に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。 膝OA(変形性膝関節症)への効果 変形性膝関節症(膝OA)は、加齢や酷使により膝の軟骨がすり減り、炎症や痛みを引き起こす疾患です。 PRP注射は、この膝OAに対して有効な治療法とされてます。 自身の血液に含まれる成長因子を患部に注入することで、軟骨や骨の組織修復を促進し、抗炎症作用によって痛みを軽減する効果が期待できます。 PRPの作用は、自己治癒力を高めることを目的としているため、根本的な改善につながる可能性が高いです。 肩こりや肩の痛みへの効果 肩こりや肩の痛みは、筋肉や筋膜の炎症、組織の損傷が原因で起こることが多く、慢性的な不調につながります。 PRP注射はこうした症状に対して、炎症を抑え組織の修復を促す効果が期待されます。 肩の痛みの原因となる腱板損傷や五十肩などの治療にも応用されており、注入された成長因子が損傷した筋肉や腱、靭帯などの再生を促進します。 上記の仕組みで血行を改善することで、痛みの軽減と機能の回復をサポート。 これにより痛みの悪循環を断ち切り、肩の動きをスムーズにすることが期待でき、慢性的な肩こりや痛みの根本的な改善につながります。 顔のしわや皮膚再生への効果 PRP注射は、美容医療の分野でも広く活用されており、特に顔のしわや皮膚再生に効果が期待されています。 PRPに含まれる豊富な成長因子は、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌のハリや弾力を高めます。 注入されたPRPは、肌のターンオーバーを正常化し、組織の修復力を高めるため、小じわの改善や毛穴の開き、ニキビ跡、くすみの改善にもつながります。 また、自己の血液を使用するため、アレルギー反応や副作用のリスクが低いというメリットもあります。 肌本来の再生能力を活かした治療法であり、自然な若返り効果を求める方に適しています。 PRP注射の治療の流れ PRP注射の治療の流れは、以下の通りです。 治療の流れ 内容 問診・診察 治療の対象となる症状や既往歴を確認し、PRP注射が適しているかを医師が判断 採血 腕の静脈から治療に必要な量の血液を採取 遠心分離 採取した血液を専用の機器で遠心分離にかける PRPの注入 局所麻酔の後、濃縮したPRPを目的の患部(関節、筋肉、皮膚など)に注射 PRP注射の効果の持続期間は個人差がありますが、一般的に6ヶ月から1年程度とされています。 効果は徐々に現れ、1回の治療で改善を実感する方もいれば、症状に応じて複数回の治療が必要な場合も。 治療回数は1回から数回が一般的で、数週間から数ヶ月の間隔で行われることが多いです。 施術の痛みは採血時と同程度で、局所麻酔で軽減できます。 自己血を使用するためアレルギーのリスクは低いですが、感染症や一時的な内出血、腫れなどのリスクがあるので注意しましょう。 PRP注射の費用と保険適用について PRP注射の費用は、治療部位や医療機関によって異なりますが、一般的に数万円から数十万円と高額です。 これは、自身の血液を扱う特殊な機器や専門的な技術が必要となるためです。 PRP注射は、厚生労働省の認可を受けた一部の治療を除き、自由診療となるケースがほとんどであり、健康保険の適用は非常に限られています。 そのため、治療費は全額自己負担となるので注意が必要です。 多くの医療機関では、現金一括払いのほか、クレジットカードや医療ローンなどの分割払いに対応している場合があります。 費用は高額ですが、自身の治癒能力を活かした根本的な改善が期待できるため、手術を避けたい方や、従来の治療法で効果が見られなかった方にとって、費用に見合う価値がある治療と言えるでしょう。 安全なPRP注射を受けるための施設選びのポイント PRP注射は専門的な知識と技術を要するため、信頼できる医療機関を選ぶことが非常に重要です。 施設選びのポイント 内容 医師の経験と資格 PRP療法の実績が豊富で、治療目的の分野に専門性を持つ医師が在籍しているか確認する 衛生管理 国の認可を受けた細胞加工施設(CPC)を併設しているか確認する 事前説明とアフターケア 事前に丁寧に説明してくれるか、治療後の経過観察やフォローアップ体制が整っているかを確認 医師がPRP療法の豊富な実績と、治療目的の分野に専門性を持っているかを確認しましょう。 また、感染症リスクを避けるために、国の認可を受けた細胞加工施設(CPC)を併設するなど、衛生管理が徹底されているかも重要な判断基準です。 さらに、施術内容・費用・リスクについて丁寧に説明してくれるか、治療後の経過観察やフォローアップ体制が整っているかを確認することも大切です。 口コミや評判も参考にし、カウンセリングで疑問点を解消してから治療に臨むことが、安全なPRP注射を受けるための鍵となります。 信頼できるクリニックでPRP注射を受けるならリペアセルクリニックがおすすめ! PRP注射は自身の血液を活用し、膝や肩の痛み、美容など多様な症状に効果が期待できる再生医療です。 治療は専門性が高いため、クリニック選びが極めて重要となります。 そこでおすすめしたいのが、再生医療に特化した「リペアセルクリニック」です。 当院は、確かな実績を持つ専門医が在籍し、国の認可を受けた徹底した衛生管理体制のもと、安心して治療を受けられます。 丁寧なカウンセリングとアフターフォローも充実しており、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療プランを提案。 信頼と実績のあるクリニックで安全にPRP注射を検討したい方は、当院のメール相談・オンライン診療にてご相談ください。 また以下のページでは、実際に当院で行った PRP治療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >PRP治療の症例はこちら
2019.07.12 -
- PRP治療
- ひざ関節
関節炎とリウマチはよく混同されますが、実はまったく異なる病態です。 関節炎は「関節に炎症が起きた状態」全般を指す幅広い概念であるのに対し、リウマチ(関節リウマチ)は免疫の異常によって自分の関節を攻撃してしまう自己免疫疾患の一つです。 しかし関節炎とリウマチの違いがよく分からないと、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、関節炎とリウマチの症状の違いを詳しく解説します。 関節炎とリウマチの症状の違いを正しく理解したい方、どちらに該当するのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。 関節炎とリウマチの違い 関節炎とリウマチの主な違いを、各項目に分けて解説しています。 症状 原因 診断方法 治療法 両者の違いを正しく理解するためにも、ぜひ参考にしてください。 症状 関節炎とリウマチの症状の違いは、以下のとおりです。 症状 関節炎 リウマチ(関節リウマチ) 痛みの範囲 単一または限られた関節に出やすい 多発し、左右対称に現れる場合が多い 腫れ 局所的で非対称な場合が多い 対称的で熱感や腫れを伴う場合が多い 朝のこわばり 比較的短時間で治まる場合が多い 1時間以上続く場合が多い 全身症状 ほとんど見られない 倦怠感や微熱、貧血を伴う場合がある 関節炎は、膝や指など特定の関節に限定して炎症が起こるケースが多く、全身への影響は比較的少ないのが特徴です。 一方、関節リウマチでは、左右対称に複数の関節に炎症が現れやすく、腫れや熱感も強く出るのが特徴です。 さらに朝のこわばりが1時間以上続くこともあり、倦怠感や微熱、貧血などの全身症状を伴うケースも少なくありません。 原因 関節炎と関節リウマチは、いずれも関節に痛みや炎症をもたらしますが、原因は以下のように異なります。 原因 関節炎 リウマチ(関節リウマチ) 一般的な要因 関節の使いすぎ、加齢、外傷など 自己免疫の異常 遺伝 関連は低い 遺伝的要因が関与する場合がある 環境要因 肥満、特定のスポーツなど 喫煙、感染症などが影響する場合がある 好発年齢 高齢者に多い 比較的若い世代にも発症する 関節炎は加齢や使いすぎなどによって関節が物理的に摩耗することが主な原因で、スポーツや重労働が影響することも。 一方、関節リウマチは自己免疫の異常によって、自分の関節を攻撃してしまう疾患であり、遺伝要因や喫煙・感染症などの環境因子が関与する場合があります。 このように原因が異なるため、予防法や治療アプローチもまったく異なります。 診断方法 関節炎とリウマチの診断方法の違いは、以下のとおりです。 診断方法 関節炎 リウマチ(関節リウマチ) 診察 特定の関節の状態を重点的に観察 全身の関節の状態、皮膚症状などを観察 血液検査 一般的な炎症反応を確認 自己抗体の有無、炎症反応などを確認 画像検査 X線、CT、MRIなど X線、超音波検査、MRIなど 関節炎は局所的な症状の把握が中心ですが、関節リウマチでは全身症状や自己抗体の有無など、より多角的な検査が必要になります。 そのため、関節リウマチが疑われる場合は早めに専門医を受診し、総合的な診断を受けることが大切です。 治療法 関節炎とリウマチでは治療の目的や取り組み方が異なるため、選択される治療法にも違いがあります。 治療法 関節炎 リウマチ(関節リウマチ) 薬物療法 鎮痛剤や湿布などで炎症や痛みを緩和 抗リウマチ薬、生物学的製剤など 非薬物療法 理学療法、運動療法、装具療法など 作業療法、関節保護、生活指導など 手術療法 関節鏡手術、人工関節置換術など 関節形成手術、滑膜切除術など 関節炎では炎症のコントロールと関節機能の維持が治療の中心で、比較的軽度であれば、鎮痛剤やリハビリで対応可能の場合もあります。 一方で関節リウマチでは、進行性の関節破壊を防ぐことが最優先で、免疫に直接働きかける抗リウマチ薬や生物学的製剤による治療が欠かせません。 薬物療法に加えて、関節への負担を軽減する生活習慣の工夫や、症状の進行度に応じた外科的治療が選択されることもあります。 【まとめ】関節炎とリウマチの違いを知り、適切な治療を 関節炎と関節リウマチは、いずれも関節の痛みや腫れといった共通の症状がありますが、以下のように原因や症状の現れ方や治療法には明確な違いがあります。 項目 関節炎 関節リウマチ(リウマチ) 原因 加齢、外傷、感染、代謝異常など 免疫異常による自己免疫疾患 症状の現れ方 特定の関節に現れる 左右対称に複数の関節に出やすい 炎症の範囲 局所的 関節だけでなく全身に及ぶことも 伴う症状 関節の痛み・腫れ・熱感など 倦怠感、微熱、貧血などの全身症状 関節炎は、主に関節の使いすぎや加齢、ケガなどが原因で発症しやすく、痛みや腫れが1か所にとどまることが多いのが特徴です。 一方、関節リウマチは免疫システムの誤作動により、自分自身の関節が攻撃されて炎症が起こる「自己免疫疾患」です。 このように症状が似ていても根本的な原因が異なるため、治療法も大きく異なります。 関節の痛みや腫れが長引くときは自己判断で済ませず、できるだけ早く専門医を受診することが大切です。 日常生活への支障を抑えるためにも、関節に違和感を覚えた際は放置せずに速やかに医療機関での診察を受けましょう。 以下のページでは、当院で再生医療の治療を受け、関節リウマチが改善した患者さまの症例を紹介しているため、興味のある方はぜひ参考にしてください。 >再生医療による関節リウマチの症例はこちら
2019.06.30 -
- PRP治療
- 肘
日常生活やスポーツで肘を酷使し、テニス肘やゴルフ肘といった症状にお悩みの方は少なくありません。 湿布や痛み止め、リハビリテーションなど、様々な治療を試してもなかなか改善が見られない場合、PRP(多血小板血漿)療法という新しい治療選択肢が注目されています。 PRP療法とは、患者さま自身の血液から抽出した血小板を用いた再生医療の一つです。 この記事では、PRP療法の特徴や効果が期待できる肘の痛み、具体的な治療の流れについて解説します。 従来の治療法では効果が不十分だった方や、手術は避けたいとお考えの方にとって、PRP療法が新たな希望となるかもしれません。 なお、当院リペアセルクリニックの公式LINEでは、「再生医療ではどのような治療を行うのか」「再生医療で治療した症例」を無料で配信しています。 「PRP療法で肘の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ公式LINEをチェックしてみてください。 PRP療法(多血小板血漿)とは https://youtu.be/aSqBW6H-9es?si=ApfsCUBa7YxOwviQ PRP療法は、患者さま自身の血液を利用して、血小板の濃縮液を用いて行う治療法であり、再生医療の一つです。 PRP療法の特徴 PRP療法が早期治療や痛み軽減につながる理由 PRP療法は肘の痛みを早期に改善し、QOLを改善できる可能性があります。 PRP療法の特徴 PRP療法は、血小板に含まれる成長因子による組織の修復や新しい細胞の成長を促す働きを利用し、自己治癒力を高める治療です。 PRP療法のメリットとデメリットは、それぞれ以下のとおりです。 【PRP療法のメリット】 副作用リスクの少ない治療法 PRP療法では患者さまの血液を用いるため、アレルギー反応や拒絶反応の副作用リスクが少ない 難治性の疾患の改善も期待できる PRP療法は自然治癒力を高めることで組織の損傷や慢性的な痛みを改善させ、これまで治療が難しかった疾患の改善も期待できる 手術や入院をせずに治療できる PRP療法は手術や入院不要で通院治療が可能なため、日常生活を送りながら治療できる 【PRP療法のデメリット】 効果には個人差がある 効果が現れる時期や持続する期間、効果の程度については個人差がある 痛みや腫れが生じることがある 注射を受けた部分に痛みや腫れ、熱感、発赤などの炎症反応を伴うことがある ただし、これらの症状は一時的なものであり、徐々に症状が軽減する メジャーリーガーの大谷翔平選手がPRP療法を受けた実績もあり、スポーツの世界では広く知られている治療法です。 PRP療法が早期治療や痛み軽減につながる理由 PRP療法が早期治療や痛み軽減につながるのは、PRP療法で使用する血小板に高い修復力があるからです。 血小板には損傷した組織を修復させるさまざまな物質が多く含まれており、それらが損傷した組織の修復を促します。 具体的には、以下のような作用があります。 ダメージを受けた組織の修復を促す 自然治癒力を高める 炎症を抑える これらの作用により、PRP療法は早期治療や痛み軽減につながる治療法として注目されています。 PRP療法が効果的な肘の痛み 肘の痛みに悩む多くの方が経験するのが、「テニス肘」や「ゴルフ肘」といった症状です。 これらはスポーツの名称がついていますが、必ずしもスポーツをする人だけに起こるわけではありません。 上腕骨外側上顆炎(テニス肘) 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘) 肘部管症候群 これらの症状について、次に詳しく見ていきましょう。 上腕骨外側上顆炎(テニス肘) https://youtu.be/jy2_O_mEvGI?si=5m6jyeHtYnNvthja テニス肘の正式名称は「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」と呼びます。 この症状の大きな特徴は、肘の外側部分に痛みが生じる点です。 主な症状 肘の外側の痛み 別名 バックハンドテニス肘 原因 ・テニスに限らず、手首や指を繰り返し使う動作 ・雑巾絞り、キーボード入力などによる肘の外側の腱の炎症や微細な断裂 痛みを感じる動作の例 ・物をつかんで持ち上げる ・タオルや雑巾を絞る ・ドアノブを回す ・キーボードを打つ ・ペットボトルのキャップを開ける など これらの動作で痛みを感じる場合、テニス肘の可能性があり、PRP療法が症状改善の一つの選択肢となることがあります。 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘) ゴルフ肘の正式名称は「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」と呼びます。 その名の通りゴルフのスイング動作で肘の内側に痛みが生じることが多いです。 主な症状 肘の内側の痛み 別名 ・フォアハンドテニス肘 ・野球肘 原因 ・ゴルフに限らず、手首を内側に曲げる動作 ・物を強く握る動作の繰り返しによる肘の内側の腱の炎症や微細な断裂 痛みを感じる動作の例 ・ゴルフのスイング ・物を強く握って持ち上げる ・ロープを引っ張る ・投球動作 など このような症状がある場合、ゴルフ肘の可能性があり、PRP療法が適応となるケースがあります。 肘部管症候群 肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)とは、手のしびれや痛みが起こる病気です。 圧迫や牽引などが肘の神経に加わることで肘部管症候群を発症します。 主な症状 ・手のしびれや痛み、運動障害 ・指の変形 別名 - 原因 ・加齢 ・野球や柔道 ・幼少期の肘の骨折 痛みを感じる動作の例 ・物を握る ・長時間肘を曲げる ・物を持ち上げる ・肘を曲げ伸ばしする ・指を使う細かい作業をする など 肘部管症候群はデスクワークやドライバーのような職業でよく見られます。 上記の動作でしびれや痛みが見られる場合、肘部管症候群が疑われ、PRP療法で症状を改善できる可能性があります。 PRP療法で期待できる肘の痛みに対する効果 PRP療法は、特にテニス肘やゴルフ肘といった肘の腱付着部の痛みに対して、プロアスリートにもその効果が期待されています。 具体的には、以下のような効果が期待できます。 変性した腱や靭帯の再生を促す 関節内の炎症を抑える 硬くなった組織を柔らかくする これらの効果について、以下で詳しく見ていきましょう。 変性した腱や靭帯の再生を促す テニス肘やゴルフ肘では、肘の腱や靭帯が使いすぎや加齢などによって変性し、損傷していることが痛みの主な原因です。 PRP療法では、多血小板血漿(PRP)に含まれる豊富な成長因子が、これらの傷ついた腱や靭帯の組織修復を強力に促進します。 具体的には、成長因子が細胞の増殖や分化を促し、コラーゲンの産生を助けることで、損傷した組織が再生される過程をサポートします。 これにより、身体が本来持っている自然治癒力が高められ、変性してしまった腱付着部の再生が促されるのです。 難治性のスポーツ障害などで、組織が硬くなり治りにくくなっている場合にも、PRPを注入することで本来の修復力を活性化させ、治癒を目指す効果が期待できます。 関節内の炎症を抑える PRPに含まれる血小板や白血球から放出される様々な生理活性物質には、炎症を抑える作用(抗炎症作用)があると考えられています。 肘の痛みは、関節内やその周辺組織で起きている炎症が原因となっていることも少なくありません。 PRPを患部に注入することで、これらの成分が過剰な炎症反応を鎮め、痛みの軽減につながることが期待されます。 例えば、テニス肘では上腕橈骨関節内の炎症が痛みの原因の一つとなることがありますが、PRP療法によってこの炎症が抑制されることで、症状の改善が見込めます。 硬くなった組織を柔らかくする 慢性的な肘の痛み、特にスポーツ障害などでは、損傷した組織が修復される過程で線維化し硬くなってしまうことがあります。 このように組織が硬くなると、血行が悪くなったり本来の柔軟性が失われたりして、治癒が遅れたり、痛みが再発しやすくなったりする原因となります。 PRP療法は、このような硬くなった組織に対してもアプローチが可能です。 PRPに含まれる成長因子などが組織の修復プロセスを正常化し、柔軟性を取り戻す手助けをすることで組織の質を改善し、治癒を促進する効果が期待できます。 PRP療法で肘の痛みを治療する流れ PRP治療を実際に受ける際の一般的なプロセスは、以下のとおりです。 1. 診察・検査 医師による診察、症状の確認。必要に応じてレントゲン、エコー、MRI等の検査を行い、PRP治療の適応を判断。治療計画の説明 2. 採血 PRP作製のため、患者様自身の血液を採取(通常約10ml~60ml程度) 3. PRP精製 採取した血液を遠心分離機にかけ、血小板を高濃度に含んだPRPを抽出・作製 4. 患部へ注射 精製されたPRPを、肘の痛む部分(損傷した腱付着部、関節内など)に注射 5. 治療後ケア 注射後、クリニック内で安静(5分~1時間程度)。帰宅後は医師の指示に従い安静。注射部位に一時的な痛みや腫れが出ることがあるが、通常数日~1週間で軽快。 多くの場合、採血から注射までが当日中に完了し、比較的短時間で治療が受けられるのが特徴です。 肘の痛みに対するPRP療法についてよくある質問 最後に、肘の痛みに対するPRP療法についてよくある質問を紹介します。 PRP療法は肘に効く? PRP療法で肘を治療するデメリットは? PRP療法について気になることがある方は、ぜひ参考にしてください。 PRP療法は肘に効く? PRP療法はテニス肘やゴルフ肘のような肘の痛みにも効果が期待できます。 従来のリハビリやステロイド治療などで効果が不十分だった症例にも有効な可能性があります。 PRP療法は患者さまの血液を用いるため、アレルギーや拒絶反応のような副作用が少ない点がメリットです。 また、入院や手術が必要なく、点滴や注射などの簡単な処置だけで治療が完結します。 PRP療法で肘を治療するデメリットは? PRP療法で肘を治療するデメリットには、以下のようなものが挙げられます。 まれに副作用がある 効果に個人差がある 保険適用外の自由診療である PRP療法では点滴や注射を行うため、注射部位の痛みや腫れなどが起こる可能性があります。 また、PRP療法はすべての患者さまに効果があるわけではなく、治療効果には個人差がもあるため、注意が必要です。 そして、PRP療法は基本的に自由診療のため、治療費は全額自己負担となります。 メリットとデメリットをよく理解した上で、PRP療法を受けるか検討しましょう。 PRP療法での肘治療をご希望の方は当院へご相談ください 長引くテニス肘やゴルフ肘など、つらい肘の痛みにお悩みの方にとって、PRP療法は有効な治療選択肢の一つです。 PRP療法は患者さまご自身の血液を利用し、損傷した組織の修復を促す再生医療であり、従来の治療で改善しない症例に新たな希望をもたらす可能性があります。 とくにスポーツへの早期復帰を目指すアスリートにとって、PRP療法によって身体に与える負担が少ない点が魅力でしょう。 ご自身の治癒力を利用して組織修復を促進し、痛みを軽減することで、従来の治療法では難しかった早期復帰の可能性を広げる有望な選択肢になります。 当院リペアセルクリニックでは、PRP療法をはじめとした再生医療について豊富な実績を持っております。 「つらい肘の痛みを早く治したい」という方は、ぜひ当院リペアセルクリニックまでご相談ください。
2019.06.29 -
- PRP治療
PRP(多血小板血漿)治療は、自己血液から抽出した成分を活用する再生医療のひとつで、変形性膝関節症・腱の炎症や美容目的など、さまざまな症状に応用されています。 PRP注射は自由診療(保険適用外)のため、費用は1回あたり数万円~数十万円と幅があり、病院や治療部位によっても異なることも。 実際に「PRP注射の費用はどれくらいかかるの?」「治療効果や通院回数が気になる」と、感じている方も多いのではないでしょうか? 本記事では、PRP注射の費用相場から治療の特徴まで詳しく解説します。 費用対効果や治療選択で悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。 PRP注射の費用相場 PRP注射の費用相場は、以下のように施術を行う部位や治療の目的によって異なります。 片膝の治療:3~5万円程度 両膝の治療:5~15万円程度 筋・腱・靭帯の治療:3万円~15万円程度 変形性膝関節症の治療:5万円~30万円程度 美容目的の治療:3万円~50万円程度 PRP注射の費用相場は施術する部位によって異なりますが、一般的に注射1回あたりの費用は数万円~数十万円で、ほとんどの場合複数回の治療が必要です。 地域や病院によっても費用が異なるケースが多くありますが、診療費や検査費などは別途費用が必要となります。 PRP治療は自由診療|費用は保険適用外となる PRP治療は、現在の日本の医療制度においては保険適用外の自由診療となります。 そのため、費用は医療機関によって異なり、1回あたり数万円~十数万円と幅があるうえ、複数回の施術が必要となるケースも多いため、総額が高額になりやすいのが特徴です。 PRP治療は効果が確立されたわけではなく、臨床試験のデータが少なく、どのくらい有効なのか、持続期間はどれぐらいなのか、合併症の有無などエビデンスが得られるまでには時間がかかります。 そのため、有効性を検証する治験と平行して、PRP治療を患者に提供するという制度を利用しながらPRP治療が行われているのが現状です。 PRP治療ではまれに腫れや痛みなどの副反応がありますが、患者さま自身の血液を使用するためリスクは少ないといえます。 PRP治療の対象となる症状 PRP治療は、以下に該当するような症状や疾患をお持ちの方に対し、選択肢の一つとして提案されることがあります。 筋肉の損傷や腱の炎症 変形性膝関節症に伴う関節の痛みや炎症など ただし、膝の変形が重度の場合や肥満の方では、治療効果が十分に得られないことがあります。 また、肺や心臓、肝臓、腎臓に重篤な疾患がある方や、薬剤過敏症の既往がある方、膝の軟骨が完全に失われている方などは、PRP治療を受けることが出来ません。 治療を希望される場合は、医師による診察と画像検査(MRIやX線など)を通じて、PRP治療が適しているかを判断する必要があります。 安全に治療を受けるためにも、既往歴や体調に不安がある方は、事前に相談しましょう。 PRP注射で治療する特徴 自由診療のためPRP治療の費用は高くなりますが、薬物治療や手術治療にはない、以下のような特徴があります。 手術が不要 切開を伴わないため、身体への侵襲が少ない 入院不要 外来での処置が可能なため、日常生活への影響が少ない 傷が残らない 注射のみで済むため、皮膚に目立つ痕が残らない 副作用が少ない 自分自身の血液を使用するため、拒絶反応やアレルギーのリスクが低いとされている 身体的・時間的な負担が少ない 術後の安静期間が短く、回復が早いケースもある 手術治療では入院をするため、治療から回復まで長期間に及ぶ場合があることや、薬物治療ではアレルギー反応や副作用のリスクも高くなります。 PRP治療はその中間的な選択肢として、身体への負担をできるだけ抑えつつ、自然治癒力を引き出すことを目的とした治療法です。 費用面ではやや高額ですが、「手術を避けたい方」や「薬に頼りたくない方」にとっては選択肢のひとつとなるでしょう。 【まとめ】PRP注射の費用相場を理解し、自分に合った治療を選ぶことが大切! PRP治療は保険適用外の自由診療のため、以下のように費用は病院によって異なりますが、1回あたり数万円~数十万円が相場となります。 片膝の治療:3~5万円程度 両膝の治療:5~15万円程度 筋・腱・靭帯の治療:3万円~15万円程度 変形性膝関節症の治療:5万円~30万円程度 美容目的の治療:3万円~50万円程度 保険適用外のため、費用相場は高額になるケースがありますが、入院や手術をする必要がなく、副作用が少ないなど特徴も多くあります。 PRP注射の費用相場、費用対効果をしっかり理解したうえで、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。 PRP注射に興味がある方は、当院「リペアセルクリニック」にご相談ください。 また以下のページでは、実際に当院で行った PRP治療の症例を公開しているため、併せて参考にしてください。 >PRP治療の症例はこちら
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