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閉塞性動脈硬化症のセルフチェック方法を紹介!足のサインや確認するポイントを解説

「歩くと足がだるく痛くなって、少し立ち止まると楽になる」「足先がいつも冷えていてしびれる気がする」といった症状に心当たりのある方の中には、閉塞性動脈硬化症(ASO)のセルフチェックを試してみることをおすすめします。
閉塞性動脈硬化症とは、足の動脈が動脈硬化によって狭窄・閉塞し、血流が低下することで、足のしびれ・冷え・歩行時の痛みなどが生じる病気です。
放置すると足の潰瘍や壊疽(えそ)、さらには心筋梗塞・脳卒中といった命に関わる重篤な合併症につながるリスクもあるとされています。
本記事では、閉塞性動脈硬化症のセルフチェックリストと、疑われる場合に受診すべき診療科について詳しく解説します。
また閉塞性動脈硬化症と診断され、薬物療法などの保存療法で思うように改善が見られない場合、再生医療という選択肢もあります。
再生医療とは、患者さん自身の細胞や血液成分を活用して、身体が本来持つ自然治癒力を高め、根本的な改善を目指す治療法です。
実際の治療内容については、以下の動画でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
再生医療について詳しく知りたい方は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
閉塞性動脈硬化症(ASO)のセルフチェックリスト
閉塞性動脈硬化症のセルフチェックは、「症状」と「生活習慣・リスク因子」の2つの観点から行うことが大切です。
以下の各チェックリストを参照しながら、ご自身の状態と照らし合わせてみてください。
症状に関するチェック
症状チェックでは、足先の冷えやしびれ、歩くと足が痛くなるといった血流障害に特有のサインに当てはまらないかを確認することが大切です。
| チェック項目 | 症状の詳細・確認ポイント |
|---|---|
| □ 足先に冷えや軽いしびれがある |
・足先に慢性的な冷えやしびれが続いていないか ・左右どちらか一方だけに症状が出る場合は、血流障害のサインである可能性がある |
| □ 歩くと足が痛くなり、休むとまた歩けるようになる |
・一定距離を歩くとふくらはぎや太もも、おしりに痛みやだるさが生じ、立ち止まって休むと治まることがないか ・歩き始めると再び痛みが生じるのが特徴 |
| □ 安静時にも足が痛む・足の傷が治りにくい・皮膚の色が変色している |
・安静時(特に夜間)にも足が痛んだり、足の傷が治りにくかったり、皮膚の色が青白く(または紫に)変色したりしていないか ・これらの症状がある場合は、重症度が高い状態の可能性がある |
上記のチェック項目に1つでも当てはまる方は、閉塞性動脈硬化症の可能性が考えられます。
特に「間欠性跛行」は閉塞性動脈硬化症を見分ける重要なサインとされており、見過ごさないことが大切です。
安静時の痛みや皮膚の変色・潰瘍などの症状がある場合は重症化している可能性があるため、速やかに専門医を受診してください。
生活習慣・リスク因子に関するチェック
生活習慣・リスク因子チェックでは、閉塞性動脈硬化症の発症・進行に関わる因子に当てはまらないかを確認することが重要です。
| チェック項目 | 詳細 |
|---|---|
| □ タバコを吸う(喫煙習慣がある) |
・血管を傷つけ、動脈硬化を進行させる最大の危険因子とされている ・禁煙は進行予防において最も重要な対策の一つ |
| □ 糖尿病がある |
・高血糖が続くことで血管が傷つきやすくなる ・閉塞性動脈硬化症と合併しやすい代表的なリスク因子 |
| □ 高血圧・脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い)と診断されたことがある |
・動脈硬化を進行させる主要因子 ・コレステロールや中性脂肪の異常もリスクを高める |
| □ 過去に心筋梗塞を起こしたことがある |
・全身の動脈硬化が進行している可能性が高い ・下肢の血管にも同様の変化が起きている可能性 |
| □ 過去に脳卒中を起こしたことがある |
・動脈硬化が全身に及んでいるサイン ・閉塞性動脈硬化症との合併リスクが高い |
| □ 家族に心筋梗塞や脳卒中の既往歴(きおうれき)がある |
・動脈硬化には遺伝的要因も関与 ・家族歴がある場合は注意が必要 |
| □ 閉経している |
・女性ホルモン(エストロゲン)の低下により血管保護作用が弱まる ・動脈硬化リスクが上昇しやすい |
| □ 透析治療を受けている |
・血管の石灰化が進みやすい ・特に発症リスクが高いとされる |
| □ 65歳以上である |
・加齢により血管の弾力が低下 ・動脈硬化が進行しやすい年代 |
| □ 肥満体型である |
・内臓脂肪型肥満は生活習慣病を引き起こしやすい ・結果として動脈硬化リスクを高める |
上記のリスク因子に当てはまる項目が多いほど、閉塞性動脈硬化症を発症・進行させる可能性が高まるとされています。
特に「喫煙」「糖尿病」「高血圧・脂質異常症」の三大リスク因子に複数当てはまる方は、症状の有無にかかわらず定期的な血管チェックを受けることをおすすめします。
閉塞性動脈硬化症が疑われる場合は血管外科または循環器内科を受診すべき
閉塞性動脈硬化症が疑われる場合は、血流や動脈の状態を正確に評価できる専門診療科を受診しましょう。
- 循環器内科
- 血管外科
足の冷えや歩行時の痛みなどの症状から閉塞性動脈硬化症が疑われる場合、専門的な検査によって血流の状態を客観的に評価することが重要です。
| ABI(足関節上腕血圧比)検査 | 足首と腕の血圧を比較し、動脈の狭窄や閉塞の程度を評価する検査 |
| 超音波検査 | 血管の狭窄や血流の状態を画像で確認する検査 |
「どの診療科に行けばよいかわからない」という方は、まずはかかりつけ医や一般内科、総合病院の内科を受診し、必要に応じて循環器内科や血管外科へ紹介してもらうと安心です。
安静時にも足が痛む、皮膚に潰瘍や変色がある、足の傷がなかなか治らないなど、重症化が疑われる症状がある場合は、速やかに専門医を受診してください。
閉塞性動脈硬化症のセルフチェックで当てはまる項目がある場合は早めに医療機関を受診しよう!
セルフチェックリストに1つでも当てはまる項目があった方は、早急に医療機関で血管の状態を確認することが大切です。
閉塞性動脈硬化症は、初期段階では足の冷えやしびれといった比較的軽い症状ですが、放置すると間欠性跛行の悪化、安静時の痛み、皮膚潰瘍・壊疽(えそ)へと重症化するリスクがあります。
さらに、動脈硬化は全身の血管に影響を及ぼすため、足の症状を放置していると心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる合併症を引き起こす可能性もあります。
「まだ大丈夫だろう」と自己判断せず、少しでも気になる症状があれば早めに専門医に相談することをおすすめします。
すでに閉塞性動脈硬化症と診断されており、従来の薬物療法・保存療法で十分な改善が見られない方は、再生医療という新たな選択肢もご検討ください。
再生医療に関するご相談は、当院(リペアセルクリニック)の公式LINEからも受け付けておりますので、ぜひ参考にしてください。
閉塞性動脈硬化症のセルフチェックに関するよくある質問
閉塞性動脈硬化症のセルフチェックに関するよくある質問と回答は、以下のとおりです。
以下で、それぞれの質問に詳しくお答えします。
閉塞性動脈硬化症の初期症状は?
閉塞性動脈硬化症の初期症状は、以下の変化が代表的です。
- 片方の足に強い冷感や、しびれを感じる
- 間欠性跛行(歩行時の痛み)
- 足の脈が触れにくい
- 皮膚の変化
- 傷が治りにくい
最初の段階では自覚症状が乏しいことも多く、「なんとなく足が冷たい」「足の感覚が少し鈍い気がする」といった程度で見過ごされやすい傾向があります。
足の甲や足首に手を当てて脈を触れたとき、脈が弱い・感じにくいと思われる場合は、動脈の血流が低下しているサインの可能性があります。
これらの症状に気づいたら、早めに医療機関を受診しましょう。
閉塞性動脈硬化症の見分け方は?
閉塞性動脈硬化症の見分け方のポイントは、以下のとおりです。
| 比較ポイント | 閉塞性動脈硬化症(血管の詰まり) | 脊柱管狭窄症(神経の圧迫) |
|---|---|---|
| 休み方による回復 | 立ち止まるだけで痛みが回復する (前かがみ・座位でも変わらない) |
前かがみになったり座ったりすると楽になる |
| 左右差 | 症状に左右差が出やすい | 両足に症状が出ることが多い |
| 皮膚・脈の変化 | 足の皮膚が青白く変色する・脈が弱い・触れにくい | 皮膚の変色や脈の変化は通常みられない |
上記の特徴から閉塞性動脈硬化症が疑われる場合でも、自己判断は禁物です。
必ず医療機関でABI検査(足関節上腕血圧比検査)や超音波検査などを受け、正確な診断を受けるようにしてください。
監修者
岩井 俊賢
Toshinobu Iwai
医師
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