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更年期関節痛とリウマチの違いとは?症状・部位・見分け方を医師が解説

更年期関節痛とリウマチの違いとは?症状・部位・見分け方を医師が解説
公開日: 2026.03.31

更年期関節痛と関節リウマチは、どちらも関節の痛みやこわばりを引き起こしますが、その原因・症状の特徴・進行度合い・治療法には大きな違いがあります。

特に関節リウマチは、適切な治療を行わずに放置すると、関節の変形や破壊につながる可能性があるため注意が必要です。

本記事では、更年期関節痛と関節リウマチの違いについて、発症年齢・原因・症状の特徴・治療法について解説します。

またリウマチによる関節の痛みに対して、従来の薬物療法や保存療法では十分な改善が見られない場合、再生医療という選択肢もあります。

関節リウマチに対する
\再生医療という新しい選択肢/

再生医療とは患者さまご自身の細胞や血液に含まれる成分を活用して、損傷した組織の修復・再生を促す治療法です。

手術や入院が不要なケースもあり、身体への負担も比較的少ないです。

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関節の痛みに対する再生医療の治療内容を動画でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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更年期関節痛とリウマチの違いや症状を見分けるポイント

更年期関節痛とリウマチを見分ける最大のポイントは、「朝のこわばりが1時間以上続くか」「左右対称に関節が腫れるか」「リウマチ特有の血液検査所見があるか」の3点です。

以下の比較表で、主な違いをまとめました。

比較項目 更年期関節痛 関節リウマチ
発症しやすい年齢・性別 40〜50代の女性 30〜50代の女性に多い
主な原因 女性ホルモン(エストロゲン)の減少による関節・腱への影響 ・免疫の異常による自己免疫疾患
・免疫が誤って自身の関節組織を攻撃する
症状の進行 更年期を過ぎると自然に軽快することが多い 進行性で放置すると関節の変形・破壊につながる
朝のこわばり 見られることもあるが、比較的短時間で解消されやすい 1時間以上続く朝のこわばりが特徴的なサイン
痛みの左右対称性 必ずしも左右対称ではない 左右対称に関節が腫れ・痛む傾向がある
関節痛以外の症状 ほてり・発汗・イライラなどの更年期症状を伴う 微熱・食欲不振・全身の倦怠感を伴うことが多い
血液検査での鑑別 女性ホルモン値(FSH・エストロゲン値)の低下が参考になる リウマトイド因子(RF)・抗CCP抗体・炎症反応(CRP・ESR)の上昇が見られることが多い

更年期関節痛は女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、関節や腱の保護機能が低下することで起こりますが、更年期が落ち着くとともに自然に軽快するケースが多いです。

一方、関節リウマチは免疫の異常によって自身の関節組織が攻撃される自己免疫疾患であり、進行性のため放置すると関節の変形・破壊につながります。

特に、朝のこわばりが1時間以上続く、左右対称に関節が腫れている場合は、リウマチの可能性があるため注意が必要です。

また、更年期関節痛では、ほてりや発汗などの更年期特有の症状を伴うかも見分ける際の参考になります。

いずれの疾患も自己判断での鑑別には限界があるため、関節の痛みやこわばりが2週間以上続く場合は、血液検査や画像検査が受けられる医療機関への受診をおすすめします。

更年期関節痛とリウマチの治療法の違い

更年期関節痛とリウマチは原因が根本的に異なるため、それぞれに適した治療法が選択されます。

それぞれの治療法の特徴と、日常生活で取り組めるセルフケアについて詳しく解説します。

更年期関節痛の治療法

更年期関節痛の治療は、減少した女性ホルモンを補うホルモン補充療法(HRT)や症状を和らげる薬物療法が中心となります。

ホルモン補充療法はエストロゲンを補うことで更年期症状全体の改善を目指す治療法で、関節痛だけでなく、ほてり・発汗・イライラなどの症状にも効果が期待され、女性ホルモンの低下が関与している場合に有効とされています。

消炎鎮痛薬(NSAIDs)や漢方薬を用いた薬物療法も痛みの軽減を目的として行われ、症状の程度や体質に応じて医師が適切な治療法を選択します。

また、日常生活では、以下のようなセルフケアも症状の緩和に役立ちます。

セルフケアの種類 内容
ストレッチ・軽い運動 無理のない範囲で関節を動かし、筋肉の柔軟性や血行を保つ
大豆イソフラボンの摂取 女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをするとされており、食事や補助食品から摂取することで更年期症状の緩和が期待されている
冷えの予防・保温 関節を冷やさないことで血行を促し、痛みの悪化を防ぐ
睡眠・ストレス管理 睡眠をしっかりとり、ストレスを軽減することでホルモンバランスの安定を図る

ただし、セルフケアはあくまでも補助的な対策になるので、症状が強い場合や長引く場合は医療機関での適切な治療を優先しましょう。

リウマチの治療法

関節リウマチの治療は病気の進行を抑え、関節の機能を維持するとともに、寛解(症状がほぼない状態)を目指すことを目的として行われます。

治療の中心となるのは、以下のような薬物療法です。

治療の種類 主な内容 目的・特徴
抗リウマチ薬(DMARD) メトトレキサート(MTX)など 免疫の異常を抑え、関節破壊の進行を遅らせる
生物学的製剤 TNF阻害薬・IL-6阻害薬など 炎症に関わるサイトカインを標的とし、強力な炎症抑制効果が期待される
消炎鎮痛薬・ステロイド NSAIDs・プレドニゾロンなど 痛みや炎症を一時的に緩和する補助的治療
手術療法 人工関節置換術など 関節の変形・破壊が大きく進行した場合に検討される

しかし、関節の変形・破壊が進行してしまった場合には、人工関節置換術などの手術療法が検討されることがあります。

こうした薬物療法や手術療法に加え、新たな治療として再生医療も選択肢の一つになります。

再生医療は、患者様自身の細胞(幹細胞や血液成分など)を活用し、炎症の抑制や損傷した組織の修復を促す治療法です。

関節の痛みや機能低下でお悩みの方、現在の治療で十分な効果を感じられていない方は、一度、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。

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更年期関節痛とリウマチの違いに関わらず、症状が気になったら早めに治療をしよう!

更年期関節痛とリウマチは原因や経過に違いがありますが、どちらも早期発見・早期治療が大切です。

リウマチは放置すると関節が徐々に破壊されてしまうため、関節の痛みが続く場合は自己判断を避け、早急に医療機関を受診しましょう。

また更年期関節痛についても、適切な治療を受けることで更年期症状全体の改善が期待でき、日常生活の質(QOL)向上につながります。

また、薬物療法や保存療法で十分な効果が得られない場合、リウマチや変形性関節症による関節の変形・破壊が懸念される場合には、再生医療という選択肢もあります。

治療法 内容
自己脂肪由来幹細胞治療 ・患者さま自身の脂肪から採取した幹細胞を培養・増殖させて投与
・拒絶反応のリスクが低く安全性が高い
・関節への注射投与・点滴投与など、疾患に応じた投与方法を選択
PRP(多血小板血漿)療法 ・自身の血液から血小板を高濃度に濃縮したPRPを損傷部位に注入
・血小板に含まれる成長因子が組織の修復を促進し、自己治癒力を高めることが期待できる

関節の痛みや変形でお悩みの方、従来の治療では改善が見られない方は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。

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更年期関節痛とリウマチの違いに関するよくある質問と回答

更年期関節痛とリウマチの違いについて、よく寄せられるご質問とその回答をまとめました。

気になる質問を確認して、受診・治療の参考にしてください。

リウマチではないけど関節が痛いのはなぜ?

リウマチ以外にも関節が痛む原因として、以下のような疾患が考えられます。

疾患名 主な特徴・症状
変形性関節症

・加齢による関節軟骨のすり減りが主な原因

・膝・股関節・指の関節に多く、動作時の痛みや関節の変形が特徴

痛風

・血液中の尿酸値が高くなることで関節に尿酸の結晶が沈着し、激しい炎症・痛みが起こる

・足の親指の付け根に多く、男性に多い傾向がある

腱鞘炎・ばね指

・腱や腱鞘(けんしょう)の炎症により指や手首に痛み・こわばりが生じる

・手の使いすぎや、更年期に伴うホルモンバランスの変化も影響するとされている

関節の痛みが続く場合は、「リウマチではないから大丈夫」と自己判断で先延ばしにすることは避けましょう。

正確な診断のために、医療機関での検査を受けることが大切です。

更年期関節痛・リウマチはそれぞれ何科を受診すべき?

関節の痛みが続く場合は、まず整形外科またはリウマチ科を受診して、詳しい検査を受けることが推奨されます。

以下の受診先の目安を参考にしてください。

受診先 内容
整形外科 ・関節の痛み・腫れ・こわばりがある場合に受診
・画像検査や血液検査で原因の特定が可能
リウマチ科(内科系)

・左右対称の関節の腫れ・1時間以上続く朝のこわばりなど、リウマチが強く疑われる場合

・リウマチ専門医のいる内科や整形外科を受診

婦人科 ほてり・発汗・イライラなど更年期特有の症状が同時にあり、ホルモンバランスの乱れが疑われる場合

「どの科に行けばよいかわからない」という場合は、まずかかりつけ医や内科を受診し、血液検査や専門医への紹介状の手配をしてもらうのも一つの方法です。

いずれの疾患においても、早期に専門医の診断を受けることが、治療効果を高めるうえで大切です。

監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設