アキレス腱炎の再発を予防したい!どうすればいい?
アキレス腱に繰り返し負担をかけることが原因で発症するアキレス腱炎ですが、一時的に痛みが治まっても再発することが多々あります。
再発しやすいアキレス腱炎が慢性化してしまうと、治療が難しくなりますから、やはり再発は予防すべきです。
では、どうすればアキレス腱炎の再発を防ぐことができるのでしょうか。アキレス腱炎の再発防止策をご紹介します。
なぜアキレス腱炎は再発するのか?
アキレス腱炎が発症する原因は、長時間のランニングなどによる摩擦や連続したジャンプ動作によるアキレス腱への過度のストレス、アキレス腱の緊張などが挙げられます。
これらの原因は、スポーツによるものが主で痛みが治まればスポーツ復帰を果たす人も多いです。
ただ、一時的に痛みが治まったと思い込み、多少の痛みがあっても無理をしてスポーツを続けると、アキレス腱炎は再発しやすくなりますし、慢性化してしまいます。
アキレス腱炎の再発を予防する方法
アキレス腱炎を慢性化させてしまうと良くありませんから、以下のことに気を付けてしっかり再発を予防してください。
運動前の心掛け
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨を結ぶ腱です。
ですから、アキレス腱炎の再発を予防するためには、過度な運動でふくらはぎの筋肉を酷使しないことが大切です。
また、運動前にふくらはぎの筋肉のストレッチを入念に行い、筋肉の柔軟性を高めておくと再発を予防することができます。
運動後の心掛け
運動前にアキレス腱を酷使しないようにしたり、ストレッチをしたりすることだけでなく、運動後のケアもとても重要です。
運動が終わった後に、使った筋肉のアイシングを行うことで、炎症を早く鎮めて再発を予防することができます。
痛みがある時は運動を休む
運動をした翌日、アキレス腱に痛みが残っている時は運動するのを休んで別メニューを行うようにしましょう。
アキレス腱の痛みが残っているにも関わらず運動を続けると、アキレス腱炎が再発してしまいます。
アキレス腱炎の原因は過剰な運動にあるので、再発を予防するためにも運動量を見直し、痛みがある時は運動を休むようにしてください。
まとめ
そもそもアキレス腱炎は、運動によって足に負担をかけることで生じます。
ですから、アキレス腱炎の再発を予防するための最善策は、運動をしないということです。しかし、スポーツをしている人はそう簡単に運動をしないというわけにはいきませんよね。
でも、痛みがある時は運動を休みましょう。
痛みがない時も運動前後の心掛けによって、アキレス腱炎の再発を予防することができるので、ストレッチやアイシングを取り入れながら、アキレス腱に負担をかけすぎないように努めてみてくださいね。