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離断性骨軟骨炎とはどんな症状?その原因と予防、注意すべきこと

公開日: 2019.07.05
更新日: 2025.02.04

離断性骨軟骨炎とはどんな症状?その原因と予防、注意すべきこと

運動が原因となるケガに、離断性骨軟骨炎というものがあります。

離断性骨軟骨炎はスポーツをしている子どもに多く見られ、そのほとんどが肘や膝の関節に痛みや違和感を感じます。

症状の程度によっては、長期間の休養も必要になることもあるため、早期発見・早期治療が望ましいです。

そこで今回は、離断性骨軟骨炎とはどのような症状なのか、また、原因や予防法について解説します。

スポーツで多い離断性軟骨炎

離断性骨軟骨炎とは?

離断性骨軟骨炎とは、軟骨が関節内ではがれ落ちている状態のことを言います。

膝や肘をはじめとする関節は、軟骨の存在によってスムーズな動きが可能となっていますが、スポーツのように長期間同じ動作を繰り返していると、関節内の軟骨がはがれてしまうことがあります。

これは継続的に1つの箇所に負担がかかったためです。

離断性骨軟骨炎になりやすいのは、スポーツをしている子どもです。中でも、野球やバスケットボールのように肘や膝を酷使するスポーツがきっかけになることが多いです。

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離断性骨軟骨炎の原因

上記で解説したように、離断性骨軟骨炎は繰り返し関節に負荷がかかったことが原因で起こります。

同じスポーツを長期間続けていると関節にストレスがかかり、軟骨の下にある骨にダメージが蓄積されていきます。

例えば肘や膝などの関節で、いつも同じ場所に負担が加わると、軟骨や骨に向かう血液の流れが悪くなり、血流が滞ると障害を受けた骨の一部は壊死してしまいます。

そして、骨と壊死したところについている軟骨がはがれ落ちると、離断性骨軟骨炎を発症します。

肘や膝など同じ部位に頻繁に強い負荷がかかる野球やバスケットボールなどのスポーツは、離断性骨軟骨炎になりやすいのです。

離断性骨軟骨炎を予防するには

離断性骨軟骨炎は、スポーツの前後や最中の行動で予防することが可能です。

  • スポーツ中やその前後には必ず適度に休息をとる
  • 同じ内容の動作を何回も繰り返すことを避ける
  • 肘や膝など離断性骨軟骨炎になりやすい箇所の筋肉トレーニングやストレッチをしっかり行う
  • 肘や膝の動きに違和感を感じたらすぐに運動やトレーニングを中止する
  • よく使う部分の負担を軽減するために、サポーターやテーピングを行う

まとめ・離断性骨軟骨炎とはどんな症状?その原因と予防、注意すべきこと

離断性骨軟骨炎とは、スポーツが発症のきっかけとなる場合が多いケガです。

ですから、普段からスポーツの前後やトレーニングの最中にしっかり休息をとる、テーピングやサポーターを使うなど対策をしておくことが重要です。

もし肘や膝に違和感を感じたら、一時的に運動を中止し早めに医療機関を受診してくださいね。

 

監修:リペアセルクリニック大阪院

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設

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