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膝が痛いけど病院行くべき?受診の目安と放置してはいけない症状

膝が痛いけど病院行くべき?受診の目安と放置してはいけない症状
公開日: 2025.12.26

膝が痛いときに病院へ行くべきか迷いながら、痛みを我慢している方も多くいらっしゃるかと思います。

歩き始めや階段の昇り降りで違和感があっても、「年齢のせいかもしれない」「少し休めば治るだろう」と様子を見る方は少なくありません。

しかし、膝の痛みは原因によっては放置することで悪化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

特に、痛みが続く場合や以前より強くなっている場合は、体からの重要なサインと捉える必要があります。

本記事では、膝が痛いときの受診目安や注意すべき症状、治療の考え方について詳しく解説します。

結論|膝の痛みは「続く・悪化する」なら病院へ

結論として、膝の痛みが続く、または悪化している場合は病院を受診すべきです。

一時的な痛みであれば、安静やセルフケアで改善することもあります。

しかし、数週間以上続く痛みや、動作のたびに繰り返す痛みは、関節内部の異常が関係している可能性があります。

早期に原因を把握することで、将来的な変形や慢性化を防ぐことにつながります。

膝の痛みはよくある症状?様子見してよいケースとは

膝の痛みは日常生活の中でも比較的よく起こる症状です。

特に、運動不足の状態で急に体を動かした場合や、長時間歩いた後などに違和感が出ることがあります。

以下のようなケースでは、すぐに病院へ行かず様子を見る選択が可能です。

  • 運動後に軽い痛みが出たが、数日で改善している
  • 腫れや熱感がなく、日常動作は問題なく行える
  • 安静にすると痛みが和らぐ

これらは筋肉疲労や一時的な負荷が原因であることが多いです。

ただし、同じ痛みを何度も繰り返す場合は、単なる疲労ではない可能性があります。

「様子見」が長引くことで、治療のタイミングを逃さないよう注意が必要です。

膝が痛いときに病院に行くべき症状

膝の痛みには、早めに医療機関を受診すべき明確なサインがあります。

以下で、それぞれの症状について具体的に解説します。

痛みが長引いている・繰り返している

膝の痛みが2週間以上続く・または何度も繰り返す場合は受診の目安です。

一時的に良くなっても、動くたびに再発する痛みは注意が必要です。

変形性膝関節症や半月板損傷など、進行性の疾患が隠れていることがあります。

これらは初期対応が遅れるほど、改善までに時間がかかります。

歩行や日常動作に支障が出ている

歩く、立ち上がる、階段を昇るといった動作で強い痛みが出る状態は要注意です。

日常動作に支障が出ている時点で、膝関節に相当な負担がかかっています。

痛みをかばう動きが続くと、腰や反対側の膝にも影響が及びます。

生活の質を保つためにも、早めの判断が重要です。

腫れ・熱感・引っかかりがある

膝に腫れや熱感、引っかかる感覚がある場合も、受診が勧められます。

これらは炎症や関節内部の損傷を示している可能性があります。

特にロッキングと呼ばれる動かしづらさがある場合、半月板損傷が疑われます。

早期の画像検査が重要です。

膝の痛みを放置するとどうなる?

膝の痛みを放置すると慢性化や変形のリスクがあります。

痛みをかばうことで姿勢や歩行バランスが崩れ、別の関節へ負担が波及します。

結果として、治療期間が長期化するケースも少なくありません。

「まだ大丈夫」と感じている時期こそ、判断が重要です。

膝が痛いときは何科を受診する?

膝の痛みは整形外科を受診するのが基本です。

整形外科では、骨・関節・靭帯・筋肉などを総合的に評価します。

原因に応じた検査や治療計画を立ててもらうことができます。

自己判断で施術を受ける前に、まず原因を明確にしましょう。

病院で行われる検査と一般的な治療

病院では、膝の痛みの原因を特定する検査が行われます。

  • レントゲン検査
  • MRI検査
  • 触診・可動域検査

多くの場合、まずは薬物療法やリハビリといった保存療法が行われます。

症状の進行を抑えながら、日常生活への影響を減らすことが目的です。

ただし、保存療法で改善しないケースも存在します。

保存療法で改善しない場合の治療選択肢

保存療法を続けても膝の痛みが改善しない場合、次の選択肢を検討します。

近年注目されているのが、再生医療というアプローチです。

従来の対症療法とは異なり、損傷した組織そのものの回復を目指します。

リペアセルクリニック大阪院では、自己由来の細胞を用いた再生医療を提供しています。

薬や注射で改善しなかった方、手術に抵抗がある方にとって選択肢の一つとなります。

丁寧なカウンセリングを通じて、症状や生活背景に合わせた提案が行われます。

手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。

まとめ|膝の痛みは我慢せず早めの判断を

膝の痛みはよくある症状ですが、我慢を続けることで悪化するケースも少なくありません

痛みが続く、生活に支障が出ている場合は、体からのサインと受け止めましょう。

早めに原因を知り、適切な対応を取ることが大切です。

リペアセルクリニック大阪院では、一人ひとりの悩みに寄り添い、将来を見据えた治療選択をサポートしています。

膝の痛みでお悩みの方は、我慢せずお気軽にご相談ください。

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監修者

坂本 貞範

Sadanori Sakamoto

医療法人美喜有会 理事長

「できなくなったことを、再びできるように。」
人生100年時代、皆様がより楽しく毎日を過ごせることの
お手伝いができれば幸甚の至りでございます。

略歴

1997年3月関西医科大学 医学部卒

1997年4月医師免許取得

1997年4月大阪市立大学(現大阪公立大学)医学部附属病院 勤務

1998年5月大阪社会医療センター附属病院 勤務

1998年9月大阪府立中河内救命救急センター 勤務

1999年2月国立大阪南病院 勤務

2000年3月野上病院 勤務

2003年3月大野記念病院 勤務

2005年5月さかもとクリニック 開設

2006年12月医療法人美喜有会設立 理事長就任

2019年9月リペアセルクリニック大阪院 開設

2021年5月リペアセルクリニック東京院 開設

2023年12月リペアセルクリニック札幌院 開設