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- 足底腱膜炎
- スポーツ医療
足底腱膜炎とは、足の裏にあるかかとから足の指の付け根までを支える組織(足底腱膜)に炎症が起きる疾患です。 朝起きた最初の一歩目でかかとに強い痛みを感じることが特徴で、中高年の方やスポーツをする方に多く見られます。 「もしかして足底腱膜炎かも?」と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。 この記事では、足の裏が痛いときに考えられる原因、足底腱膜炎かどうかを確かめる方法、そして効果的な治し方について解説します。 足の裏の痛みで悩まれている方は、ぜひ最後まで読んで適切な対処法を見つけましょう。 また、現在リペアセルクリニックでは再生医療に関する情報をLINEで発信しております。治療の選択肢を広げるためにも、ぜひご登録ください。 足の裏が痛いときに考えられる疾患・症状 足の裏が痛いときに考えられる主な疾患として以下の3つがあります。 足底腱膜炎 かかとの骨折 扁平足などの足の構造の問題 それぞれの疾患について正しい知識を身につけて、適切な対処法を選択しましょう。 足底腱膜炎 足底腱膜炎は、かかとの痛みの原因として多い疾患です。 足の裏には、かかとの骨から足の指の付け根にかけて足底腱膜という強靭な組織が膜のように広がっています。 この足底腱膜に繰り返しの負荷がかかることで組織が変性し、微小な損傷や炎症が生じて痛みが現れます。 足底腱膜炎の主な症状 足底腱膜炎には以下の症状があります。 朝起きて最初の一歩目にかかとの内側前方に強い痛みがある 長時間座った後に立ち上がった直後に痛みがある 歩き始めは痛いが、しばらく歩くと痛みが軽減する 夕方になると痛みが再び強くなる 階段を上るときやつま先立ちをすると痛みが増す 足の指を上に反らすと痛みが増す 特徴的なのは、朝起床して最初の一歩目に感じる強い痛みです。 これは睡眠中に足底腱膜が硬くなり、起床後に急に伸ばされることで痛みが生じるためです。 5〜10分ほど歩くと痛みは徐々に軽減しますが、日中の活動量が増えると夕方にかけて再び痛みが強くなる傾向があります。 足底腱膜炎の主な原因 足底腱膜炎が発症する主な原因は、足底腱膜への過剰な負担です。 以下のような要因が発症リスクを高めます。 長時間の立ち仕事や歩行による過剰な負担 ランニングやジャンプなどのスポーツによる使いすぎ 体重増加による足への負荷の増大 ふくらはぎの筋肉やアキレス腱が硬い状態 クッション性の低い靴やサポート性の低いサンダルの使用 足のアーチが高すぎる、または低すぎる構造的な問題 とくに硬い地面でのランニングや、不適切な靴の使用は注意が必要です。 複数の要因が組み合わさることで、足底腱膜に慢性的な炎症が起こりやすくなります。 かかとの骨折 かかとの痛みは、骨折が原因となっている場合もあります。 とくに注意が必要なのは、一度の大きな衝撃ではなく、繰り返しの負荷によって生じる疲労骨折です。 かかとの骨折には、高所からの転落や交通事故などで起こる外傷性骨折と、スポーツなどで繰り返し負荷がかかることで起こる疲労骨折の2種類があります。 外傷性骨折の場合は、強い痛みとともに足首周辺が大きく腫れ、皮下出血であざができることが多いです。 疲労骨折は、長距離走者などのスポーツ選手に多く見られます。 初期は軽い痛みや違和感程度ですが、放置すると痛みが強くなり、腫れや熱感が出てくることもあります。 足底腱膜炎との違いとして、疲労骨折では患部を押したときの痛みが強く、足首を動かしたときにも痛みが出やすいことが挙げられます。 痛みが長引く場合は、レントゲンやMRI検査で骨折の有無を確認することが大切です。 扁平足などの足の構造の問題 足のアーチ構造に問題がある場合も、足の裏の痛みの原因となります。 主な問題として、扁平足とハイアーチがあります。 扁平足とは、足の裏の土踏まずが平らになった状態です。 足のアーチが低下すると、歩行時の衝撃を十分に吸収できなくなり、足底腱膜に負担がかかります。 一方、ハイアーチとは、土踏まずが極端に高い甲高の状態です。 足の動きが硬くなり、かかとと前足部に圧力が集中します。 これらの足の構造の問題は生まれつきの場合もありますが、加齢や筋力低下、不適切な靴の使用などによって後天的に生じることもあります。 足の裏が痛いときに足底腱膜炎かどうか確かめる方法 足の裏の痛みが足底腱膜炎によるものかどうかを確認するには、セルフチェックと医療機関での検査があります。 まずは自分で症状をチェックし、必要に応じて医療機関を受診しましょう。 セルフチェックリスト 医療機関で受けられる検査 セルフチェックで複数の項目に当てはまる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。 セルフチェックリスト 足底腱膜炎の疑いがある方は、以下の項目に当てはまるかどうかチェックしてみてください。 ☐ 朝起きて最初の一歩目にかかとの内側前方に強い痛みがある ☐ かかとの内側前方を指で押すと強い圧痛がある ☐ 足の指を上に反らすと痛みが増す ☐ 長時間座った後に立ち上がった直後に痛みがある ☐ 歩き始めは痛いが、しばらく歩くと痛みが軽減する ☐ 階段を上るときやつま先立ちをすると痛みが増す ☐ 夕方になると痛みが再び強くなる これらの症状が複数当てはまる場合は、足底腱膜炎の可能性があります。 ただし、かかとの痛みには様々な原因があるため、自己判断せずに整形外科など専門の医療機関で正確な診断を受けましょう。 医療機関で受けられる検査 医療機関では、問診・触診に加えて画像検査を行い、正確な診断を下します。 まず、生活習慣や症状について問診を行い、触診で痛みの程度や部位を確認します。 かかとの骨に足底腱膜が付着する場所を押して圧痛があれば、足底腱膜炎が疑われます。 画像検査としては、以下のものが行われます。 検査の種類 わかること レントゲン検査 かかとの骨棘(こつきょく:骨のトゲ)の有無を確認できます。 骨棘は足底腱膜炎に伴って生じることがあります。 超音波検査(エコー) 足底腱膜の腫れや肥厚、炎症の有無を確認できます。 足底腱膜の厚さは通常約2〜4mmですが、炎症があると4〜5mm以上に厚くなることがあります。 MRI検査 かかと周辺を含めた全体像の把握や、炎症の程度・範囲、腱の異常まで詳しく調べられます。 これらの検査によって、足底腱膜炎かどうかを診断するとともに、他の疾患(神経の圧迫や筋・腱の断裂など)の可能性も確認します。 足の裏が痛い足底腱膜炎の治し方は?主な治療法 足底腱膜炎の治療方法には、主に次の3種類があります。 理学療法 薬物療法 手術療法 一般的には保存的治療から始め、症状が改善しない場合には手術へ進んでいきます。 本章では、3つの治療法についてそれぞれ解説します。 理学療法 理学療法では足底腱膜炎の痛みを軽減し、炎症の抑制、足底への負担軽減を目的とした施術が行われます。 主なアプローチは以下のとおりです。 ストレッチ運動 靴の調整と足底挿板(インソール)の使用 冷却療法(アイシング) アキレス腱や足底腱膜・ふくらはぎの筋肉を中心とした足裏全体の柔軟性を高めることで、過剰な牽引力を和らげ、症状の緩和が期待されます。 足底腱膜への負担を軽減するためには、足の形に合った靴の選択や足底挿板(インソール)の装着も効果的です。 クッション性やアーチサポートに優れたインソールを使うことで、かかとへの衝撃を吸収し、腱膜にかかる負荷を分散させることができます。 また、氷嚢や冷却パックを用いた冷却療法では、患部を冷やすことで炎症反応や腫れを一時的に抑える効果が期待されます。 こうした理学療法は、医師や理学療法士の指導のもとで症状や生活スタイルに応じて適切に行うことが大切です。 薬物療法 薬物療法は、主に足底腱膜炎による痛みや炎症を軽減するための基本的な治療法のひとつです。 症状の程度やライフスタイルに応じて、以下のような薬剤が使用されます。 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) ステロイド剤の局所注射 最も一般的なのは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で、外用剤(塗り薬)や経口剤(飲み薬)などがあります。 痛みが強く、他の治療で効果が不十分な場合には、ステロイド剤の局所注射を行うこともありますが、副作用のリスクもあるため慎重に行う必要があります。 手術療法 手術療法は保存的治療でも症状の改善が見られない重症例に対して検討されます。 代表的な手術方法は、以下のとおりです。 筋膜切離術 骨棘(こつきょく)切除術 内視鏡手術 最近では、体への負担が少ない内視鏡手術も行われるようになっています。 手術後はリハビリテーションが重要で、適切な回復プログラムに従うことで日常生活やスポーツ活動への早期復帰が目指せます。 足の裏が痛いときによくある質問 足の裏の痛みや足底腱膜炎について、よくある質問にお答えします。 足底腱膜炎でやってはいけないことは? 足底腱膜炎は自然に治る? 正しい知識を持って、適切なケアを行いましょう。 足底腱膜炎でやってはいけないことは? 足底腱膜炎を悪化させないために、以下の行動は避けてください。 痛みがある状態での無理な運動 炎症が強い時期に患部を強く刺激すること 足に合わない靴を履き続けること 足元を冷やすこと ランニングやジャンプなど足裏に負担のかかる運動は一時中断し、痛みが落ち着くまで安静にしましょう。 また、ゴルフボールで足裏を直接刺激する運動やタオルを足の指でつかむ運動は、痛みが落ち着いてから行うようにしてください。 靴はクッション性が低いものやサイズが合わないものを避け、縦の長さだけでなく横幅やアーチの高さにも注意して選びましょう。 足底腱膜炎は自然に治る? 足底腱膜炎は自然に治ることもありますが、安静や市販の湿布だけでは改善しにくいのが現状です。 保存的治療を行えば8〜9割の方が改善するとされていますが、痛みが軽快するまでに3〜6カ月程度かかることが多いです。 適切な治療を行わず放置すると症状が慢性化し、半年以上続く「難治性足底腱膜炎」になる場合もあります。 痛みが長引く場合は、医療機関を受診することをおすすめします。 足底腱膜炎などの足の裏の痛みには再生医療をご検討ください 足底腱膜炎は適切な治療を行うことで多くの場合、手術をせずに改善が期待できます。 まずはセルフチェックで症状を確認し、複数の項目に当てはまる場合は医療機関を受診しましょう。 ストレッチやインソールの使用、適切な靴選びなど、日常生活での対策も重要です。 保存療法で症状が改善せずにお悩みの方は、再生医療をご検討ください。 再生医療とは、患者さまの細胞や血液を用いて、損傷した組織の再生・修復を促す医療技術のことです。 入院を伴う大きな手術を必要としないため、早期改善が見込める治療として、近年注目されています。 当院リペアセルクリニックでは、患者さま一人ひとりの症状に合わせた治療プランをご提案していますので、ぜひご相談ください。
2019.12.08 -
- 再生治療
- 足底腱膜炎
足底腱膜炎が重症化すると、日常生活に大きな影響を及ぼすほど痛みが強くなることがあります。 初期段階は我慢できるほどの軽い症状ですが、放置すると治療期間が長引く可能性があるため早期に治療を受けることが重要です。 特に6ヶ月以上痛みが続く場合は「難治性足底腱膜炎」と呼ばれ、治療期間も長期化します。 この記事では、重症化した足底腱膜炎の症状と、さまざまな治療の選択肢について詳しく解説します。 早期の適切な対処が足の痛みからの解放への第一歩となるため、ぜひ参考にしてください。 また、足底腱膜炎による痛みを今すぐ解消したい方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、足底腱膜炎の改善や症状緩和が期待できます。 \こんな方は再生医療をご検討ください/ 足底腱膜炎が重症化する前に治したい 足の裏が痛くて日常生活に支障が出ている 重症化した足底腱膜炎でも手術せずに治療したい 症例や治療法については、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは足底腱膜炎の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、足底腱膜炎が改善された患者さまの症例を紹介しています。 https://youtu.be/BnVHvOVmQmw?si=6BzBzJOJgyILfozR 足底腱膜炎が重症化するとどうなる?主な症状 足底腱膜炎が重症化すると痛みが慢性化し、日常生活の基本的な動作さえ困難になる場合があります。 初期の「動き始めの痛み」とは異なり、炎症が深刻化することで、生活の質を著しく低下させる以下のような症状が現れ始めます。 安静時の痛み 動作時の激しい痛み 踵骨棘(しょうこつきょく)の形成 上記の症状は、足底腱膜の損傷が修復しきれず、悪化しているサインと考えられます。 それぞれの症状について詳しく見ていきましょう。 安静時の痛み 足底腱膜炎の重症化のサインとして、これまでは動いている時だけだった痛みが、安静にしている時にも現れるようになります。 安静時にも痛みがある場合、足底腱膜の炎症が強くなり、組織の修復が追いついていない可能性が高いです。 また、重症化すると夜間にズキズキと痛んだり(夜間痛)、日中座って休んでいるだけでも痛みを感じたりすることがあります。 この段階になると、生活の質(QOL)が大きく低下するため、早急に適切な治療を受けましょう。 動作時の激しい痛み 足底腱膜炎の症状が進行すると、動き始めだけでなく、歩行中や運動中も常に激しい痛みが続く状態に陥ります。 足底腱膜に生じた微細な断裂が広がり、炎症が慢性化している可能性があります。 動作時の痛みによって普通に歩くことができなくなり、無意識にかかとをかばうような不自然な歩き方(跛行:はこう)になりがちです。 このような歩き方を続けていると、足首や膝、股関節、さらには腰といった他の部位にも二次的な負担がかかります。 その結果、かばっていた別の場所まで痛めてしまう悪循環に陥る可能性もあります。 踵骨棘(しょうこつきょく)の形成 慢性的な炎症が長期間続いた結果、足底腱膜の付着部であるかかとの骨に「踵骨棘」というトゲ状の骨が形成されることがあります。 足底腱膜が骨を引っ張り続ける強いストレスに対し、体が防御反応としてその部分の骨を異常に増殖させた状態です。 形成された骨棘が神経を刺激し、さらに強い痛みの原因となる場合があります。 必ずしも踵骨棘が形成された人全員が痛むわけではありませんが、重症化した患者さまに多く見られます。 踵骨棘の有無はレントゲン検査で確認できますが、この状態になると保存療法での改善が難しくなるケースも出てきます。 足底腱膜炎が重症化する原因 足底腱膜(足の裏)の過剰な負担が足底腱膜炎の重症化を招く原因です。足底腱膜の負担が増すと、ダメージが蓄積されて炎症反応が起こります。 具体例を以下にまとめました。 加齢とともに足底腱膜炎の機能が低下する 増加した体重が足の裏に負担をかける ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性が低い 足の裏のアーチが崩れていて足底腱膜が適切に機能しない 痛みを我慢して激しい運動や長時間の立ち仕事をする 体質や年齢、日常の過ごし方によって足底腱膜炎が重症化してしまう可能性があります。 足底腱膜炎の重症化を防ぐための対処法 足底腱膜炎は早期に適切なケアを行うことで、重症化や慢性化を防ぐことができます。 症状が軽いうちにこれらのポイントを実践することで、痛みの悪化を防ぎ、早期回復を目指せます。 足裏への過度な負担を避ける 足底腱膜炎の主な原因は、足底腱膜への過度な負担です。 足への負担を減らすために以下を意識しましょう。 こまめに休憩を取り、足を休める時間を作る 軽くストレッチしてから動き始める 運動量や運動強度を一時的に調整する 痛みを感じたらすぐに休み、無理をしない 特に立ち仕事やウォーキング、ランニングなどで長時間足に負担をかけると、炎症が悪化する恐れがあります。 症状がある場合は無理をせず、足底腱膜への負担を減らしましょう。 サポーターやインソールを活用する 適切なサポーターやインソールの使用は、足底腱膜への負担を大幅に軽減します。 足底腱膜炎専用のサポーターで踵部分をしっかり固定する 医療機関で保険適用のオーダーメイドインソールを作成する クッション性の高い靴を選び、衝撃を吸収する 医師の診察・処方により、健康保険が適用される医療用オーダーメイドインソールが作製できます。 専用機器で足の重心バランスを測定し、個人の足形や症状に合わせて作られるため、既製品より効果的です。 インソールを取り外せる靴であれば複数の靴で使用可能ですが、効果を最大限に発揮するには適切なサイズの靴選びが重要です。 ストレッチや筋力トレーニングを行う 足底腱膜や周辺筋肉の柔軟性を高め、筋力を強化することは、足底腱膜炎の予防と改善に効果的です。 朝起きる前のふくらはぎと足底腱膜のストレッチ タオルギャザー(足の指でタオルをたぐり寄せる運動) 足底腱膜を伸ばすストレッチ(足の指を手で反らせる) これらのストレッチを毎日継続することで、足底腱膜の柔軟性を高められます。痛みがある場合は無理をせず、痛みの出ない範囲で行うことが大切です。 ただし、ストレッチは根本的な治療につながらないため、早めに専門医に相談することをおすすめします。 https://youtu.be/vaVMmQdHK94?si=CR5-GwXG5bciqZ2g 重症化した足底腱膜炎の治し方は?主な治療法 足底腱膜炎が軽度である場合は、ストレッチやインソール、テーピングなどの保存療法があります。 しかし、重症化すると保存療法だけでは十分な治療に繋がりません。 そこでこの項目では、重症化した足底腱膜炎の治療法にフォーカスして紹介します。 体外衝撃波治療 ステロイド注射 手術療法 再生医療 それぞれの治療法には特徴や適応があるため、症状の程度や患者さまの状態に合わせて適切な方法を選択することが重要です。 体外衝撃波治療 足底腱膜炎に対する体外衝撃波治療は、体への負担が少ない治療法です。この治療法では音波の一種である衝撃波を患部に照射し、組織修復を促進します。 体外衝撃波治療には、以下の特徴があります。 手術に比べて体への負担が少ない 痛みを感知する神経に作用し疼痛を緩和 血流促進効果により組織の自然修復を促進 主に重症化・慢性化した足底腱膜炎に有効 高齢者や手術リスクの高い方にも適応可能 日帰り治療で可能 慢性化した足底腱膜炎に対して、手術せずに治療ができます。 ステロイド注射 重症化した足底腱膜炎の治療には、ステロイド注射が有効な場合があります。ステロイドはアレルギー反応や炎症を抑えられる薬です。 患部に注射して痛みを和らげる効果がありますが、副作用により処置できる回数が限られています。 考えられる副作用は、以下の通りです。 だんだん効果が感じられなくなる かかとの皮下脂肪が傷つく 筋膜が損傷する また、足の裏は敏感なため処置の際に大きな痛みを感じやすい部位です。慎重に検討しましょう。 手術療法 保存療法を6ヶ月程度行っても効果がない方や、日常生活で支障をきたしている方には手術が検討されます。 主な手術内容は、以下の通りです。 足底腱膜が炎症したり損傷したりして厚くなっている場所を切り取る 腱の移植や部分的に切れ目を入れて足底腱膜を延長する 足底腱膜や骨棘(こつきょく)の切除を目的とした手術がありますが、成功率は高くないとされているため、留意が必要です。 再生医療 重症化した足底腱膜炎の治療には、再生医療という選択肢があります。 再生医療は、患者さま自身の細胞を活用し、損傷した組織の修復・再生を促す治療方法です。 自己由来の細胞を利用するため、拒絶反応のリスクが低い 幹細胞やPRP(多血小板血漿)などの治療法がある 損傷した足底腱膜の組織修復を促進する可能性がある 当院「リペアセルクリニック」では、再生医療を提供しているため、興味がある方はぜひご相談ください。 足底腱膜炎は重症化する前に適切な治療を受けることが大切 足底腱膜炎が重症化すると、安静時の痛みや踵骨棘の形成など深刻な症状が現れます。 治療法としては体外衝撃波治療や再生医療など、手術以外も選択肢となり、患者さまの状態に合わせた方法があります。 足底腱膜炎の重症化を防ぐには、早期対応が何より重要です。足の裏やかかとに痛みを感じたら無理をせず、適切な休息とケアを心がけましょう。 過度な負担を避け、サポーターやインソールの活用、定期的なストレッチなど予防策を実践することで重症化リスクを減らせます。 また、足底腱膜炎による痛みを今すぐ解消したい方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、足底腱膜炎の改善や症状緩和が期待できます。 症例や治療法については、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは足底腱膜炎の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる
2019.12.01 -
- 足底腱膜炎
「足の裏が痛くて歩けないときの原因は?」 「足裏の痛みの治し方は?」 足裏の痛みによって歩行が難しい場合、どのような原因があるのか、早く治す方法はないか、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 足底腱膜炎をはじめとする複数の原因が考えられ、原因に応じて対処法や治療方法が異なります。 本記事では、足の裏が痛くて歩けない原因として考えられる疾患や、主な治療法についてわかりやすく解説します。 足の裏の痛みに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。 「足裏の痛みを早く治したい」「手術は避けたい」という方は、再生医療による治療も選択肢の一つです。 \足裏の痛みに有効な再生医療とは/ 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、足裏の炎症や痛みの原因となっている腱や靭帯の改善が期待できます。 【こんな方は再生医療をご検討ください】 足の裏が痛くて日常生活に支障が出ている 足裏の痛みを早く治したい 現在の治療では目立った効果が出ていない 症例や治療法については、当院リペアセルクリニックで無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談ください。 ▼まずは足裏の治療について無料相談! >>(こちらをクリック)今すぐ電話相談してみる 以下の動画では、実際に当院リペアセルクリニックで再生医療を受け、足底腱膜炎が改善された患者さまの症例を紹介しています。 https://youtu.be/BnVHvOVmQmw?si=6BzBzJOJgyILfozR 足の裏が痛くて歩けないときの原因・病気 足の裏が痛くて歩けない場合、主に以下の原因・病気が考えられます。 足底腱膜炎 骨折 痛風などの炎症性疾患 鶏眼(魚の目) シーバー病 後脛骨筋機能障害 有痛性外脛骨 母趾種子骨障害 モートン病 足の裏が痛くて歩けないときは、痛みの原因は骨や筋肉の異常だけではなく、皮膚トラブルも疑う必要があります。 痛みの原因を推測できれば、受診すべき診療科を判断しやすくなります。 足の痛みがこれらの原因に当てはまる場合は、症状が悪化する前に医療機関を受診しましょう。 足底腱膜炎 足底腱膜炎とは、かかとから足指の付け根をつなぐ足底腱膜が炎症を起こし、痛みが生じる疾患です。 中高年に多い疾患といわれており、以下のような原因が考えられます。 激しいスポーツを長期的に続けている場合 長時間の立ち仕事をしている場合 足裏のアーチ形状の異常(偏平足やハイアーチ) 加齢や運動不足 足と靴のサイズが合っていない マラソンなどのスポーツは足の裏に負荷がかかりやすいため、足底腱膜炎になる可能性があります。 また、加齢や運動不足は足底腱膜を硬くするため、足の裏にかかる体重の負荷を逃しにくくなるのも特徴です。 足の裏はアーチ状になっており、体重の負荷を分散させていますが、偏平足やハイアーチ(土踏まずが高い状態)は足底腱膜にかかる負担が大きくなります。 足底腱膜炎は適切な治療を受けることで改善するため、足の裏に違和感や痛みがある場合は、早めに整形外科を受診しましょう。 骨折 足の裏を骨折すると、腫れや外傷によって歩けなくなる可能性があります。 高所からの転落などで足の裏を強く打ったときは、以下の症状をチェックしてみましょう。 強く打った部分が激しく痛む、またはしびれる 痛みの影響で大量の汗をかく 腫れや内出血がある 足の裏が動かしにくい 足の裏が変形している 骨折直後は痛みを感じない場合もあるため、痛みが強いときはレントゲン検査を受けるのがおすすめです。 骨折は神経障害などの後遺症につながる恐れがあるので、放置しないように注意しましょう。 痛風などの炎症性疾患 痛風とは、体内で過剰につくられた尿酸が結晶化し、関節に沈着して痛みを引き起こす病気です。 足の親指の付け根に激しい痛みが出やすいため、症状が悪化すると足の裏の痛みで歩けなくなるケースもあります。 また、足首やアキレス腱まで痛む場合は、乾癬性関節炎(かんせんせいかんせつえん)や反応性関節炎の可能性も考えられます。 乾癬性関節炎は皮膚の病気ですが、反応性関節炎は感染症によって引き起こされるため、それぞれ治療方法が異なります。 これらの関節炎も症状が悪化すると痛みで歩けなくなる恐れがあるので、乾癬性関節炎は皮膚科、反応性関節炎は内科を受診しましょう。 鶏眼(魚の目) 鶏眼(魚の目)とは、足の裏の一部に刺激が加わり、皮膚の角質が厚くなる症状です。 芯の部分を踏み込むと針が刺さったように痛むため、歩けなくなる場合があります。 たこも皮膚のトラブルですが、角質が外側(表面側)に向かって厚くなり、芯がないので基本的に痛みはありません。 ただし、放置すると症状が悪化し、痛みを伴うケースがあります。 市販薬で改善する場合もありますが、早く治したい方は皮膚科で切除してもらうなどの治療を受けましょう。 シーバー病 シーバー病は走ったりジャンプなどの運動を繰り返したりすることで発症し、かかとの骨に痛みが生じる疾患です。 子どものかかとの骨は柔らかく弱い状態のため、成長期の子どもに多い症状です。 発症した場合は、患部に負担がかからないように安静にし、アイシングなどの応急処置を行いましょう。 後脛骨筋機能障害 後脛骨筋機能障害は、過度な運動やジャンプなど繰り返しの動作で、後脛骨筋へ負荷がかかることで症状が出る機能障害です。 足底のアーチを支える後脛骨筋腱が弱くなり、進行すると以下のような症状が出ます。 足の内側の痛み・腫れ 扁平足 足のこわばり 変形性足関節症 インピンジメント症候群 肥満体型や中年以降の女性など、足底のアーチを支える力が弱い人に多く見られるため、違和感があれば早期に医療機関を受診しましょう。 有痛性外脛骨 有痛性外脛骨は、オーバーユースや捻挫などの外傷により、土踏まずの上あたりにある外脛骨が炎症を起こして痛みが生じます。 腫れや赤みなどの症状のほか、足に合わない靴を履いていることで歩行や運動時に痛みが出ます。 初期段階では安静とアイシングで症状を緩和させますが、炎症が進行した場合は医療機関の指示のもと、物理療法やストレッチを行います。 母趾種子骨障害 母趾種子骨障害は、足底面にある2つの種子骨が骨折や関節症などにより炎症が起こることの総称です。 陸上競技やサッカー、バスケットボールなど走ることが多いスポーツでよく見られ、主な症状は以下のようなものがあります。 親指の付け根(母趾球部)の裏側の痛み 歩行時やランニング時の強い痛み 炎症が悪化した場合腫れや圧痛がある 母趾種子骨障害の治療では、安静や固定、消炎剤の投与などを行いますが、症状が悪化した場合は種子骨の抽出手術を行う場合があります。 モートン病 モートン病は、第3・4指の足裏の付け根の神経が圧迫され、炎症や腫れの症状により足の裏に痛みが出る疾患です。 ハイヒールや先の細い靴、長時間立ち続ける仕事などが原因となりますが、主な症状は以下のとおりです。 足裏に小石を踏んでいるような感覚 足指の付け根の鋭い痛み 焼けるようなしびれ 指先に力が入りにくい 靴を履いていると圧迫感がある モートン病の予防では、足に合う靴を履きインソールを見直すことが重要です。 主な治療法として、薬物療法などが行われますが、症状が悪化している場合は神経を切除する手術なども行われるケースもあります。 足の裏が痛くて歩けない症状の特徴【痛みを感じる場所別】 足の裏が痛くて歩けない症状の特徴には、以下のようなものがあります。 足指の付け根・土踏まず 足の外側・かかと 足の裏の痛みには特徴があるため、どの部分が痛いのか判別しておくと、原因を特定しやすくなります。 痛みを感じる部分や、痛みの種類は以下を参考にしてください。 足指の付け根・土踏まず 足の裏の上側(足指の付け根)や土踏まず・足のアーチ部分が痛む場合、以下の原因が考えられます。 痛みがある部分 痛みの特徴 考えられる原因 足の裏の上側 ・足指の付け根や親指 ・小指の側面が痛む ・骨の出っ張りがある部分が痛む ・外反母趾 ・種子骨の骨折や炎症 ・痛風 ・魚の目やたこ 土踏まず ・土踏まずに力が加わると痛む ・土踏まずが常に痛む ・偏平足 ・足底腱膜炎 足のアーチ部分 ・足指を反らせると足裏全体が痛む ・足底腱膜炎 親指が人差し指に向けて曲がっている場合、外反母趾の可能性があります。 また、親指の付け根が痛むときは、種子骨の骨折や炎症、痛風などが原因です。 足の裏の特定部分だけに刺激が加わると、魚の目やたこができるケースもあり、魚の目は硬くなった皮膚が内部に食い込むため、体重をかけると刺すように痛む場合があります。 土踏まずやアーチ部分が痛い場合は、偏平足や足底腱膜炎になっている可能性があります。 足に合った靴を履く・インソールを活用するなど、症状に合った対策をしましょう。 足の外側・かかと 足の裏の外側・かかとに痛みがある場合は、以下の原因が考えられます。 痛みがある部分 痛みの特徴 考えられる原因 足の裏の外側 ・歩くと足裏の外側が激しく痛む ・安静時にも足裏の外側がズキズキと痛む ・疲労骨折 ・踵骨骨折 ・関節炎や神経障害 かかと ・かかとの内側で前方の部分を押すと痛む ・足底腱膜炎 足の外側やかかとに痛みが生じる場合、過度な運動による負荷や足裏の組織への繰り返しの衝撃が関係していると考えられます。 足の外側の痛みは、疲労骨折によって引き起こされている可能性を視野に入れると良いでしょう。 また、足底腱膜炎は足裏全体に痛みが広がる可能性があるので、かかとの痛みや違和感には注意が必要です。 足の裏が痛くて歩けないときの治療法 の裏の痛くて歩けないときの主な治療法は、以下のとおりです。 保存療法 手術療法 軽い痛みや一時的な痛みなど、初期症状の段階では保存療法が選択されます。 しかし、重症化している場合は手術療法が検討されるケースもあり、一定期間の入院や継続的なリハビリテーションが必要です。 下記では具体的な治療方法について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。 保存療法 足の裏の痛みが初期段階であれば、保存療法を行います。 保存療法では炎症や痛みを抑えるため、以下の処置が行われます。 湿布・テーピング 患部のマッサージ 足底腱膜を柔軟にするストレッチ 筋力アップのトレーニング 装具の使用(靴底のインソールなど) 注射や鎮痛剤の服用 体外衝撃波治療 保存療法は炎症や痛みの緩和を目的としており、症状に応じて超音波や電気治療を行うケースもあります。 症状が悪化するようであれば、注射や鎮痛剤を服用します。 手術療法 足の裏が重度の足底腱膜炎だった場合、医療機関では手術を行うケースがあります。 手術には以下の種類があり、痛みの原因の除去が主な目的となります。 骨棘切除術:かかとの痛みを取り除くため、骨棘(こつきょく)を切除する手術 足底腱膜切離術:足裏の痛みの原因となる足底腱膜の一部を除去する手術 腓腹筋筋膜切離術:足底腱膜の負担を軽くするため、ふくらはぎの筋膜を切り離す手術 手術のための入院期間は2~3日程度ですが、術後のリハビリテーションには3~6カ月かかる場合があります。 足の裏が痛いときの予防・対処法 足の裏が痛くて歩けないときは、以下の予防・対処方法を実践してみましょう。 足裏にかかる負担を避ける 適切なストレッチを行う 患部をアイシングする 足の裏の痛みは放置しておくと、手術療法を行う場合もあるため、予防や対処法を身につけておくことが重要です。 足裏にかかる負担を避ける 立ち仕事や歩行時など、足の裏にかかる負担が重くなる場合は、以下の注意点を意識しましょう。 足の形やサイズに合った靴を履く 適度な間隔で休憩する 無理な歩行や運動を避ける 靴底のかかと部分にクッション性があると、足底腱膜にかかる負荷を抑えられます。 小さすぎる靴は炎症の悪化を招き、大きすぎる靴も歩行時に負担がかかるので、サイズや形にも注意が必要です。 立ち仕事や歩行が長くなると、足の裏だけではなく、膝や股関節にも大きな負担がかかるため、適度な間隔で休憩を挟みましょう。 無理な歩行や運動を避けておくと、足底腱膜炎などの悪化を防止しやすくなります。 適切なストレッチを行う 立ったり歩いたりする時間が長くなるときは、適度な間隔でストレッチを行いましょう。 片方の脚を後ろに下げ、アキレス腱を伸ばすようにゆっくり曲げると、足底腱膜の疲労が和らぎます。 足底腱膜が固くなっているときは、足の裏をもみほぐしておきましょう。 また、猫背や太ももの筋力低下も足底腱膜に負担をかけるため、デスクワークでは背筋を伸ばし、猫背のまま深く腰掛けないように注意しましょう。 患部をアイシングする 足の裏の痛みの初期段階では、炎症を抑えて痛みを軽減するために患部をアイシングするのも効果的です。 氷嚢やビニール袋に氷を入れて、直接肌に触れないようにタオルなどを使用して患部を冷やします。 長時間冷やしすぎると凍傷になる可能性もあるため、15〜20分程度を目安に冷やしましょう。 足の裏が痛くて歩けないときは再生医療をご検討ください 足の裏が痛くて歩けないときは、原因に応じて適切な治療を受けることで、症状悪化を回避できる可能性があります。 痛みを放置すると気づかないうちに症状が悪化し、日常生活に影響が出たり手術が必要になったりするケースもあるため、初期段階での治療開始が重要です。 手術に抵抗がある方や、長期入院を避けたい方は、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療は、患者さまの細胞や血液を用いて自然治癒力を向上させることで、足裏の炎症や痛みの原因となっている腱や靭帯の改善が期待できます。 再生医療について詳しく知りたい方は、当院リペアセルクリニックへご相談ください。
2019.04.10







