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幹細胞治療後3か月で、左股関節の痛みが10分の1に! こちらの患者様は1年前から出現した左股関節痛のため受診していただきました。 近くの整形外科では変形性関節症と診断されましたが、まだレントゲンでは関節軟骨はある程度は残っているため、人工関節をするにはもったいない、しかし近い将来には人工関節が必要になるだろうと言われ、内服薬による対処療法を行っていました。しかし疼痛は10段階中10と非常に強く、内服薬では十分に除痛ができていませんでした。 「今ある痛みをどうにかしたい、このまま漫然と内服薬を飲み続け人工関節を受けるのを待つという消極的な治療ではなく、軟骨のすり減りの進行を止めたい、すり減った軟骨を再生させたい」との思いから、再生医療を頼って当院を受診していただきました。 数ある再生医療クリニックの中から当院を選んでいただいた理由は、当院の細胞へのこだわりをホームページで知っていただけたからです。 当院の冷凍せず培養された細胞の生存率は90%以上を誇っています。これは一般的な再生医療のクリニックで使用する細胞の生存率が60%ほどであることと比べると群を抜いた数字です。さらに、生存率を高めるため色々な工夫をして細胞を培養しています。また、化学薬品を使わず無添加で培養できる技術があるのも当院の特徴となります。 細胞の生存率は生成される軟骨の量に密接に関係しており、60%の生存率の細胞で生成される軟骨の量は、90%のものと比べ3分の2を大幅に下回ってしまうと言われています。生存率の高い生き生きとした幹細胞をピンポイントで傷んだ関節に投与することで、軟骨の生成を期待できます。 当院では変形性股関節症への幹細胞医療の症例数も数千例を数えており、こういった軽度から中等度の関節症の場合には軟骨のすり減りの進行を予防できることはもちろん、軟骨が生成されたことを示唆するレントゲンで関節裂隙が開大した症例を数多く経験してきました。そういった経験から将来的な人工関節を回避できると考え、積極的に幹細胞治療を行っております。 レントゲン所見 レントゲンでは関節裂隙は比較的保たれており、中等度の変形性股関節症を認めました。 <治療効果>左股関節に1憶個の幹細胞を計3回投与+PRP 左股関節に1億個細胞を計3回投与しました。 左股関節の痛みは投与前10段階中10であった痛みが3か月後には1となり、その後1年間、疼痛レベルは1のまま過ごしていただけます。 嬉しいことに、こういった良好な治療経過を辿った方は、その後何年も痛みの再発がなく過ごされている場合がほとんどです。 最終診察時に痛みの再発を心配されていましたが、この旨をお話すると安心して帰っていただけました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2024.10.08 -
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痛みがなくなり、充実した生活を送れるように! こちらの患者様は10年前からの左股関節痛のため受診していただきました。 旅行を趣味としておられ、10年前に京都の街並みを歩いている最中に、左股関節痛が出現し、以後は満足に旅行を楽しめていないとのことです。 ご自分では体重が重い状態で無理して歩き回っていたのが悪かったのではと話されました。以後体重を減らそうにも、股関節痛で満足に運動ができないためダイエットは成功せず、左股関節痛も悪化する一方だとストレスを抱えておらえました。 近くの整形外科では「変形性股関節症」と診断され通院していましたが、徐々に軟骨のすり減りが進行し、最近では人工関節を勧められているそうです。しかし人工関節の手術をしてしまうと、耐用性の問題からアクティブな活動は制限せざるを得なくなり、趣味の旅行を気兼ねなく楽しむという夢は叶わなくなってしまいます。「あと何年かでも、人工関節を受けるまでの期間を延ばしたい。」と再生医療に頼って当院を受診していただきました。 変形性関節症の軟骨破壊は、炎症と、軟骨などの組織変性によって進行すると言われています。炎症を抑えると共に損傷した組織を再生することができれば、関節鏡や人工関節などの手術までの時間を延長できたり回避できると言われています。一旦人工関節になると、耐用性の問題などからアクティブな活動がかなり制限されてしまうため、高い生活の質を確保すると言う意味では、人工関節までの時間を延長することはかなり意義のあることです。 唯一、関節内の抗炎症作用と組織修復・再生作用を持ち合わせるのが、細胞を用いた再生医療です。当院では、再生医療の黎明期から、一般的には行われていない変形性股関節症に対して積極的に治療を行い患者様に満足のいく除痛効果、関節鏡手術や人工関節などの手術を回避することを可能としてきました。 変形性股関節症の幹細胞治療を行っている施設は変形性膝関節症と比べて希です。それは、股関節は膝関節と比べ解剖学的に隙間が狭い構造となっており、幹細胞を注入しづらいことが一因と考えています。 私達は股関節内に確実に幹細胞を届けるということへのこだわりを持っています。それが、「関節内ピンポイント注射」です。エコー、特殊なレントゲン装置、そして針先が細くしなりがある特殊な注射針などを使用して、確実に股関節内へ幹細胞を届けるように努めています。その関節に、化学物質を使わず無添加の状態で冷凍せず培養された幹細胞を投与します。 レントゲン所見 1年後のレントゲンでは関節が広がり明らかに軟骨が再生されていた。 <治療効果>左股関節に1憶個細胞を計3回投与+PRP 初回投与後1年半が経過した現在、投与前10段階中9であった痛みが0となっています。レントゲンでは明らかに関節の隙間が広がっており軟骨が修復及び再生されました。もし冷凍して培養された幹細胞であれば、このようにレントゲンに現れるぐらいの関節の隙間は見られなかったでしょう。生きたまま培養され、当院独自の強い幹細胞の製造技術があるこそここまでの効果が現れたと思われます。またピンポイントに投与することの大事さが改めて実感しています。 患者様からは、「痛みがなくなったので、おかげ様で旅行を楽しんだり、ダイエットを前向きに取り組めたりと充実した生活が送れています。」と喜んでいただけました。また、以前は関節の動きが悪かったけれど、今は関節の可動域も広がりそれによって痛みは出にくくなり、できる動作が増えたと言われていました。幹細胞の効果が出ると、痛みだけではなく可動域は必ず良くなります。この効果がさらに筋肉の伸縮性を増加させ筋肉量のアップに貢献します。 あご自分の脚で痛みなく過ごせる時間を提供できたので、人工関節を受ける前に当院の再生医療を検討していただいてよかったと思っております。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2024.10.01 -
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両変形性股関節症に幹細胞治療 こちらの患者様は9年前からの両股関節痛のため受診していただきました。 9年前に近くの整形外科で変形性股関節症と診断され、3年前には右股関節は軟骨がなくなってしまい、末期の関節症と診断され人工関節を勧められました。「まだ50代と若いので人工関節は早いのでは。今後新たな仕事にも挑戦したい」と、これまで内服薬でしのいでこられました。しかし最近では痛みが悪化し、内服薬の効果も軽減してきました。 さらにレントゲンやMRI撮影をすると右大腿骨頭には骨嚢胞が2つみつかり、「骨嚢胞が潰れると激痛が出現してしまうため、その時は人工関節は避けられない」と主治医に言われたそうです。そこで骨嚢胞を圧壊させない方法や人工関節以外で痛みを取る方法があるのではないかと模索し、当院のホームページに行きつき再生医療へ興味を持たれ受診されました。 骨嚢胞とは、はっきりとした原因はわかっていませんが、変形性関節症において軟骨損傷部位から関節液などが骨に侵入し、骨の溶解が起こり空洞ができた状態のことです。股関節では大腿骨頭と臼蓋の両方に、もしくは一方にできます。小さいものから大きなものまで大きさは様々で、その数も1つだけの場合から沢山できる場合もあります。荷重面に大きな骨嚢胞ができると、体重をかけたときに潰れてしまうことがあります。いったん骨嚢胞が潰れてしまうと、激痛が出現し歩行が困難になります。その場合には人工関節を選択せざるを得なくなります。 患者様は骨嚢胞が圧壊する前に当院を受診していただき私達は安心しました。骨嚢胞が潰れる前であれば、幹細胞を投与すると骨嚢胞が小さくなる症例も数多く経験しておりますので、将来的な人工関節も回避できると考えているからです。これは当院独自の細胞シートによる培養と、冷凍せずにその都度培養する方法によって生み出された強い生命力の幹細胞のおかげであると考えています。この製法の幹細胞であれば個人差はあるもののほとんどの方が長期間、骨嚢胞の圧壊を防ぎ人工関節を回避できてきた治療実績があります。 レントゲン レントゲンでは両股関節の関節裂隙の狭小化を認めましたが、右股関節は左股関節と比べるとかなり狭くなっています。 MRIでは右大腿骨頭の荷重面に2つの骨嚢胞がありますが、幸い圧壊はしていません。 <治療効果>両股関節に1億個細胞ずつ計4回投与+PRP 両股関節に1億個細胞ずつ、計4回投与しました。 初回投与後半年で、右股関節は投与前10段階中6であった痛みが3となりました。左股関節は投与前2であったのが0になりました。 患者様からは「徐々に痛みが楽になっているのがわかります。今後まだまだよくなっていきそうです。来年から新しい仕事に挑戦する自信が湧いてきました。」と話していただけました。 大腿骨頭に骨嚢胞があり、いつ圧壊するのか不安を抱えている方にとっては、幹細胞投与はお勧めの治療法であると考えています。 https://www.youtube.com/watch?v=a6NGuEDLKgQ その他の動画はこちら <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000357 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2024.03.31 -
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変形性股関節症 また夫婦で山登りをしたい! この患者様は6年前から右股関節の痛みを発症しました。ちょうどお仕事を退職された旦那様と、お二人で旅行や山登りなど第2の人生を楽しみたいと思っていた矢先のことでした。 近くの整形外科を受診するとレントゲンでは股関節の軟骨のすり減りは強く、さらに大腿骨頭に骨嚢胞ができていると言われました。現代の医学ではすり減った軟骨を再生させることはできない、弱くなった骨嚢胞が潰れてしまうと激痛が出現する、人工股関節置換術しか手立てがないと説明を受けました。 ご自分で人工股関節手術の合併症を調べると、感染、出血、深部静脈血栓症、脱臼、弛み、将来的に再手術が必要など怖いものばかり出てきました。さらにショックなのは人工関節を受けると、山登りなどのアクティブな活動は控えないといけないことでした。旦那様と第2の人生を楽しもうとしていた矢先の出来事に大変落ち込まれたそうです。その様子を見かねた娘様の勧めで当院を受診されました。 初めて受診されたときの患者様の表情は暗く、凄く悩まれているのが伝わってきました。 レントゲンでは軟骨の摩耗は強く、大腿骨頭に骨嚢胞も認めました。患者様を診察したとき、この患者様を助けることが出来るのは私達の提供する幹細胞治療しかないと確信しました。私達が提供する細胞は自身の血液で培養し、冷凍せず培養する方法で95%以上の高い生存率を誇ります。いきいきした細胞であるため、軟骨の再生はもちろんのこと、弱くなって潰れる危険のある骨嚢胞も小さくなる症例も数多く経験しています。 再生医療のことを主治医に話すと多くの医師は反対されます。なぜなら、彼らは幹細胞による再生医療を経験したことがないのでやはり前向きに勧められないという事情もあります。例え幹細胞の治療の経験があっても、当院のように生存率の高い細胞で治療する経験はまだありません。 幹細胞の培養方法は、医療機関によって作り方が全く違います。それぞれ医療機関のオーダーメードとなります。当院独自の冷凍せず培養する方法をとっている医療機関はほとんど見られません。そして強い細胞を作るため、独自開発のシートで培養を行います。 もう一つ大事なことは、この生存率の高い幹細胞を軟骨の損傷したところに的確に投与できるかです。特殊な針と装置を用いて関節内ピンポイント注射を行うことで高い治療効果を得ています。 <治療効果>右股関節に5000万個細胞を2回投与+PRP 右股関節に5000万個の幹細胞を2回投与し、1回のPRP投与を行いました。 投与前は痛みが10段階で9であったのが、投与後半年で3まで改善しました。 最終診察時に笑顔で旦那様と旅行を計画しているとお話ししていただき、私達も非常に嬉しい気持ちになりました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.11.16 -
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変形性股関節症 海外赴任までに確実に治療効果を出したい! こちらの患者様は10年前からの右股関節痛のため受診していただきました。 1年前から疼痛が悪化し日常生活に支障をきたしてきたため、近くの整形外科を受診しました。レントゲン撮影をしたところ右変形性股関節の末期と診断され、人工股関節置換術を勧められました。半年後に旦那様の海外転勤が決まった矢先のことでした。旦那様の付き添いで海外へ引っ越す前に、10年来の右股関節の痛みを本格的に治療しようと考えて整形外科受診したそうです。 手術を受けても引っ越しに間に合わないのではないか、もしトラブルが起きたら海外へついて行けなくなるのでは、海外で脱臼が起こってしまったらどう対応したらよいのかなど、様々な不安が脳裏をよぎりました。また赴任先の海外は自然が豊かな国であり、休日には旦那様と、自然豊かな各地を訪れ楽しみたいとの希望を持たれていました。 しかし、人工関節にすると耐用性の問題からアクティブな活動は制限しないといけないとの話を聞き落ち込んだそうです。日常生活にも支障が出るほどの疼痛を抱えたまま不慣れな海外での生活は到底無理であり、海外転勤までの半年で痛みを何とかしないといけないと焦りも抱えていました。そんな限られた時間の中で、確実に治療効果を出したいと幹細胞治療に希望を見出して当院を受診してくださいました。 レントゲン レントゲンでは関節裂隙はほとんど残っておらず、末期の変形性股関節症を認めました。 今まで当院では、同様のレントゲン所見の多くの患者様が幹細胞治療を受けて半年後には疼痛がかなり軽減されたことを経験しています。幹細胞治療はご自身の関節を温存することができるため脱臼の心配はもちろんありません。 細胞培養時に用いる当院独自の特殊なシートや、繊細な技術をもったベテラン培養士さんの熟練した技術により、生存率の高い生き生きとした幹細胞をピンポイントで傷んだ関節に投与することが可能です。 今までの私達の経験から海外で痛みや脱臼の心配をせずアクティブに活動したいという患者様の思いを叶えられる治療は幹細胞治療しかないと、自信を持って当院での治療をお勧めしました。 <治療効果>右股関節に5000万個細胞を2回投与+PRP 右股関節に5000万個細胞を2回投与を行いました。 半年後には、痛みは投与前10段階中10であったのが3まで軽減していました。まだ疼痛は軽減中とのことで、今後さらに疼痛の軽減は期待できると思います。 投与後半年の最終の診察時には「これで海外にも安心して行けます。幹細胞治療を選択してよかったです!」とお話いただき、旦那様の海外赴任までに患者様の満足のいく治療効果を出すことができて私達はほっとしました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T00095 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.11.13 -
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変形性股関節症でも趣味のガーデニングを諦めたくない! この患者様は、はるばる北海道から受診していただきました。 ご趣味はガーデニングです。ペチュニア、マーガレット、カンパニュラなどを2年前まで育てていたそうです。2年前から右股関節痛の悪化と可動域制限のため思うようにしゃがみ込むことができなくなり、ガーデニングは諦めているとのことでした。花で埋め尽くされていた自慢のお庭は荒れ果てていると寂しげに語ってくれました。 近くの整形外科では末期の変形性股関節症と診断され、人工関節を勧められたそうです。しかし具体的な話を聞くと術前術後の抗生剤の点滴、深部静脈血栓症予防の抗凝固薬の点滴、内服などが引っかかったそうです。なぜならばこの患者様は過去に市販の胃薬で強いアレルギー反応が起こった経験があり、薬剤に対しての強い抵抗感を持たれていたからです。 また人工股関節の合併症には脱臼があり、手術を受け痛みが取れてガーデニングが再び出来るようになっても、脱臼が気になって楽しむことができないのではないかという懸念も抱かれていました。好奇心旺盛で行動力のある患者様はご自分でインターネット検索し、北海道から当院を受診してくださいました。 レントゲン レントゲンでは末期の変形性股関節症を認めました。 幹細胞治療はご自身の関節を温存することができるため脱臼の心配はもちろんありません。また当院ではご自身の細胞と血液を用いており、他の薬剤は一切用いていないためアレルギー反応の心配はありません。しかし他院での再生医療の多くはご自身の細胞を用いますが、血液は牛の血液を用いており、もちろん安全性は高いと思われますが狂牛病やアレルギー反応のリスクは0ではありません。この点から、患者様は当院での幹細胞治療を選んでいただきました。 再生医療のことを主治医に話すと多くの医師は反対されます。なぜなら、彼らは幹細胞による再生医療を経験したことがないので、やはり前向きに勧められないという事情もあります。例え幹細胞の治療の経験があっても、当院のように生存率の高い細胞で治療する経験はまだありません。 幹細胞の培養方法は、医療機関によって作り方が全く違います。それぞれ医療機関のオーダーメードとなります。当院独自の冷凍せず培養する方法をとっている医療機関はほとんど見られません。そして強い細胞を作るため、独自開発のシートで培養を行います。 もう一つ大事なことは、この“生存率の高い幹細胞を軟骨の損傷したところに的確に投与できるか”です。特殊な針と装置を用いて関節内ピンポイント注射を行うことで高い治療効果を得ています。 <治療効果>右股関節に5000万個細胞を2回投与+PRP 右股関節に5000万個の幹細胞を2回投与、PRP投与を行い、半年後には痛みは10分の2まで軽減しました。 最終の診察時に「また思いっきりガーデニングを楽しめそうです」と話していただけました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000120 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.11.09 -
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まだ人工関節するのは早い 幹細胞で痛み消失 40代女性 こちらの患者様は15年前からの左股関節痛のため受診していただきました。 患者様は先天性股関節脱臼のため、乳児期に左股関節の脱臼整復の手術を受けられました。その後30代で左股関節の痛みが出現するようになりました。 整形外科では臼蓋形成不全による変形性関節症と診断を受け、以来15年間左股関節の痛みと付き合ってこられました。先天性股関節脱臼とは、股関節が生まれつき緩かったり、臼蓋の屋根の形状が不完全な場合に大腿骨頭が臼蓋から外れた状態になります。脱臼した状態のままだと正常な股関節に成長できないため、装具療法、牽引や手術をしたりして脱臼を整復しなければなりません。骨頭への臼蓋のかぶりが浅い場合(臼蓋形成不全)には将来、変形性関節症となってしまうため予防的に骨盤の骨を切って臼蓋の屋根がかぶさるようにする手術などを行う場合もあります。 こちらの患者様は、そういった骨切り術は受けてはいませんでした。現在通院している整形外科では臼蓋形成不全による変形性股関節症と診断され、まだ40代と若いので人工関節をするには耐用年数の問題から早いと言われ、内服薬による対処療法が行われていました。人工関節の耐用年数は平均15年でどんなに長くても30年であるため、若い時期に人工関節を受けると将来的に入れ替えの手術(再置換術)が必要となってしまいます。そのため人工関節をするには60歳以降が望ましいとされています。 変形性股関節症の幹細胞治療を行っている施設は変形性膝関節症と比べて希です。それは股関節は膝関節と比べ解剖学的に隙間が狭い構造となっており幹細胞を注入しづらいことが一因と考えています。 私達は股関節内に確実に幹細胞を届けるということへのこだわりを持っています。エコー、特殊なレントゲン装置、そして針先が細くしなりがある特殊な注射針などを使用して確実に股関節内へ幹細胞を届けることはもちろんのこと、損傷部位に重点的に届くように工夫しています。さらに3種類の穿刺方法を使用し、患者様の股関節の変形の程度や形態に応じて選択し確実性を上げることに努めています。私達は生き生きした細胞を使用するのはもちろんのこと、これらの機器・技術を駆使して変形性股関節症への幹細胞治療も積極的に行ってきました。その症例数は数百例を数え、治療効果においても確かな成果を出してきました。 レントゲン レントゲンでは左股関節の臼蓋の形成不全とそれにともなう関節裂隙の狭小化を認めました。 <治療効果>左股関節に1億個細胞を計2回投与+PRP 左股関節に1億個細胞を計2回投与しました。 初回投与後2か月で、投与前10段階中8であった痛みが0となり、投与後半年が経過しても痛みが0のまま過ごせています。 患者様からは「痛みと15年間も付き合ってきたから将来人工関節を受けるまで痛みから解放されることはないと思っていましたが、痛みから解放される時がこんなに早く来るなんて思ってもいなかった。」と大変喜んでいただけました。 臼蓋のかぶりが浅いことは改善できていないため将来的に痛みが再発する可能性は否めませんが、たとえそうだとしても人工関節を受けるまでに痛みなく過ごせる期間を提供できたので大変意義のある治療だったと思っています。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000763 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.09.08 -
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変形性股関節症、手術をせずにスポーツの再開を実現 こちらの患者様は8年前から左股関節の痛みを感じられるようになり、1年前からは痛みで動きの制限まで出現するようになりました。 もともと陸上の選手であり、10年前からは剣道をはじめられたという非常にからだを動かすのが好きな活動的な方でしたが、お近くの整形外科では、人工関節を勧められたそうです。 近年では90歳を超えてもマラソンをされている方、マスターズの水泳大会に出場される方、スポーツや趣味に積極的な方が増えられました。人工関節手術も痛みを取る優れた治療かとは思いますが、やはり自分の関節が器械に置き換わってしまう上に、人工関節の摩耗やゆるみを防ぐために愛護的な生活スタイルが強いられます。こちらの患者様は年齢も50代であり、まだまだ動きたい、スポーツをしたい、ましてや覚え始めた剣道も続けたいという希望がありました。 レントゲン レントゲンでは左股関節の臼蓋の形成不全とそれにともなう関節裂隙の狭小化を認めました。 <治療効果>左股関節に5000万個の幹細胞を3回投与+PRP1回 当院の幹細胞は、自分自身の血液を使用した、当院オリジナルの培養法で培養を行った高い生存率を誇る細胞です。また、当院オリジナルの『multiple pin point 注射法(多方向から損傷部位にピンポイントに幹細胞を投与する方法)』で幹細胞の投与を行っており、損傷した場所に幹細胞を直接届けております。 こちらの患者様にも冬場の寒い時期でしたが、12月、1月、2月と3回にわたって幹細胞投与を行いました。 1回目の投与で痛みはもとの痛みの半分になり、2回目の投与後にはリハビリの効果も相まって、当クリニックを最初に訪れた際には痛みのある左股関節をかばった歩行であったのが、ふつうに体重をかけてスムーズに歩けるようになりました。 是非、剣道をこれからも長く続けて頂きたいと思っております。 https://www.youtube.com/watch?v=mUqiNHYW-vk <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000101 再生医療医師監修:藤間 保晶
公開日:2023.09.06 -
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股関節の手術をすすめられたが再生医療で痛み緩和! この患者様は、20年前に右股関節の痛みが出現し、「先天性」と言われていた方です。1年程前より、再び痛みが出現し、お近くに病院を受診したところ、「股関節は神経・血管があるところだから、再生医療による注射の治療よりも手術を」と言われたそうですが、まだ、お若く、人工関節を受けることに抵抗があり、当クリニックを受診されました。 レントゲン レントゲン検査をしたところ、股関節は「臼蓋形成不全」といって、骨盤の股関節の受け皿となる部分(臼蓋[きゅうがい]といいます)が小さくて、変形性股関節症に至っていました。 ただ、まだ関節の隙間が残っていました。確かに人工股関節手術も立派な治療方法かと思いますが、やはり、自分の関節は残したいものです。 <治療効果>左股関節に1億個の幹細胞を3回投与+PRP1回 当院では『multiple pin point 注射法(多方向から損傷部位にピンポイントに幹細胞を投与する方法)』を開発し、レントゲンチェックとエコーを使用しながら、股関節の手術を行っていた医師が、神経・血管の位置に配慮しながら注射を行っています。 こちらの患者様にも、患者様のスケジュールにあわせて1~2カ月おきに3回、幹細胞投与を行いました。 その結果、現在、痛みも緩和し、日常生活に不自由を殆ど感じることなく復帰されておられます。 再生医療医として、そして、整形外科医として、我々も大変嬉しく思っております。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回~)132万円( 税込 )~ ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000171 再生医療医師監修:藤間 保晶
公開日:2023.09.04 -
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両⼤腿⾻頭壊死症に対する幹細胞治療で痛み消失! こちらの患者様は半年前に両⼤腿⾻頭壊死症と診断されました。⼤腿⾻頭壊死とは、⾻頭の⼀部に⾎が通わなくなって⾻組織が死んだ状態(⾻壊死)になることです。ステロイド投与、アルコールや喫煙が危険因⼦と⾔われています。 ⾻壊死があるだけでは強い痛みは⽣じませんが、⾻壊死に陥った部分が潰れること(圧壊)により強い痛みが出現します。治療は⾻壊死部の圧壊を防ぐために、若年者は⾻切り術が第⼀選択となります。具体的には、⼤腿⾻頭の⾻壊死部位を⾮荷重部へ、正常部位を荷重部位へ⾻を切って移動させます。 こちらの患者様は、当院へ受診した時点で左⼤腿⾻頭の圧壊と疼痛があり⾻切り術の適応ではありました。しかし患者様は不妊治療も同時に⾏っておられ、⾻切り術のような⼤⼿術は時間を多くとられてしまうためとても受けることはできないとのことでした。また股関節に疼痛や可動域制限があり、分娩時に不安があると再⽣医療に希望を持たれ受診していただきました。 ⼤腿⾻頭壊死に対する幹細胞治療に関してですが、国内での報告はほとんどありません。しかし当院では、現在まで⼤腿⾻頭壊死症での幹細胞治療を受けた患者様は数⼗⼈いらっしゃいます。おそらく国内最多と思われます。⼤腿⾻頭壊死症は無論ですが、変形性股関節症の幹細胞治療を⾏っている施設は変形性膝関節症と⽐べて希です。それは、股関節は膝関節と⽐べ解剖学的に隙間が狭い構造となっており、幹細胞を注⼊しづらいことが⼀因と考えています。 私達は、股関節内に確実に幹細胞を届けるということへのこだわりを持っています。エコー、特殊なレントゲン装置、そして針先が細くしなりがある特殊な注射針などを使⽤して確実に股関節内へ幹細胞を届けることはもちろんのこと、損傷部位に重点的に届くように⼯夫しています。さらに 3 種類の穿刺⽅法を使⽤し、患者様の股関節の変形の程度や形態に応じて選択し、確実性を上げることに努めています。 ⼤腿⾻頭壊死症に対する治療結果として個⼈差はありますが、痛みが軽減し⾻壊死部の圧壊を防ぐことができた症例は 70%以上の確率で認めています。 MRI Before M R I では右⼤腿⾻頭に⾻壊死を認めましたが圧壊は認めませんでした。左⼤腿⾻頭には荷重部の圧壊を認めました。 After 幹細胞投与 1 年後では、両⽅の壊死部分の範囲が縮⼩されています。M R I ではっきりわかるぐらいの変化を認めています。このように⾻壊死の部分が再⽣するにはやはり当院独⾃の冷凍せずに培養する⽅法で、フレッシュな幹細胞を投与することがかなり影響されたものと思われます。 <治療効果>右股関節に2000万個細胞を2回、左股関節に8000万個細胞を2回投与+PRP 圧壊を認めていない右股関節には 2000 万個細胞を計 2 回、圧壊を認めて疼痛がある左股関節には 8000 万個細胞を計 2 回投与しました。 2 回⽬投与後 1 年の時点で左股関節の痛みは完全に消失していました。 画像検査でも右⼤腿⾻頭の圧壊も認めず形態は維持されていました。左⼤腿⾻頭に関しては、レントゲンで⾻の壊死した部分が再⽣されて硬くなっている像が⾒られました。もちろん圧壊の進⾏は⾒られていませんでした。 患者様からは「左股関節の痛みはすっかり無くなってうれしいし、右股関節の⾻壊死部の圧壊もなかったので安⼼しました。」と⾔っていただけました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000588 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.08.22 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
両⼤腿⾻頭壊死症、幹細胞治療により痛みが激減! こちらの患者様は数か⽉前からの両股関節痛のため、海外から受診していただきました。 ⾃国の整形外科での診断は⼤腿⾻壊死症でした。⼤腿⾻頭壊死とは⾻頭の⼀部に⾎が通わなくなって⾻組織が死んだ状態(⾻壊死)になることです。⾻壊死があるだけでは強い痛みは⽣じませんが、⾻壊死に陥った部分が潰れること(圧壊)により強い痛みが出現します。 治療は⾻壊死部の圧壊を防ぐために、若年者は⾻切り術が第⼀選択となります。具体的には、⼤腿⾻頭の⾻壊死部位を⾮荷重部へ正常部を荷重部位へ⾻を切って移動させます。こちらの患者様は、まだ痛みは 両股関節ともに 10 段階で4と強くはなく、レントゲンでも⾻壊死部の圧壊は認めていませんでした。しかし⾃国の整形外科では、このまま⽇常⽣活を続けていくと⾻壊死部に負担がかかり圧壊が出現すると⾻切り術を勧められたそうです。⼿術内容を聞くにかなり⼤がかりで侵襲的な⼿術であり、術後の荷重制限も⻑期に及ぶため⼿術に踏み切れずにいたそうです。しかしいつ⾻壊死部の圧壊が出現するか不安を抱えておられ、⼿術以外に良い⽅法がないかと探し異国の地の当院へ辿り着かれました。 ⼤腿⾻頭壊死に対する幹細胞治療に関してですが、国内での報告はほとんどありません。しかし当院には現在までに⼤腿⾻頭壊死症で幹細胞治療を受けられた患者様は数⼗⼈いらっしゃいます。おそらく国内で最多と思われます。治療結果として個⼈差はありますが、痛みが軽減し⾻壊死部の圧壊を防ぐことができた症例は 70%以上の確率で認めています。 当院の投与する細胞の⽣存率は細胞培養技術がトップクラスの施設と提携しているため 90%以上を誇っています。これは⼀般的な再⽣医療のクリニックで使⽤する細胞の⽣存率が 60%ほどであることと⽐べると群を抜いた数字です。理由として、幹細胞を培養する過程で冷凍せずに投与できるからです。 国内では、ほとんどが⼀度幹細胞は冷凍されて、投与時に解凍する⽅法をとります。冷凍して解凍する際には、幹細胞には⼤きなダメージを受けて、⽣存率がかなり低下しさらに、⽣きている細胞も弱々しいものとなります。これでは、せっかく関節に⼊れた幹細胞も再⽣及び修復という役割が果たせなくなります。さらに、脂肪採取量も少なく⽶粒2〜3 粒程度の脂肪を採取するだけで 1 億個以上の数まで⽣き⽣きとした細胞の培養が可能です。⼀般的なクリニックで は1 千万個ほどの幹細胞を投与していることと⽐べると、細胞数も群を抜いています。 「幹細胞の質と量へのこだわり」以外にも「股関節内に確実に幹細胞を届ける」ということへもこだわりを持っています。エコー、特殊なレントゲン装置、そして特殊な注射針を使⽤して股関節内へダイレクトに幹細胞を届けることを可能としています。 レントゲン・MRI Before レントゲンでは両股関節ともに関節裂隙は保たれて⾻頭の形態は保たれていますが、⾻壊死を認めていました。MRIでの壊死部分の境界線がはっきりと写っておりました。 After 骨壊死部の圧壊はなく、壊死部の再生されてレントゲンで白く変化が見られる。 <治療効果>両股関節に1億個の幹細胞を計3回投与+PRP 両股関節に1億個細胞ずつ計 3 回の投与を⾏いました。 初回投与後3か⽉で両股関節の痛みは半分まで軽減していました。術後 1 年のレントゲンでは両股関節とも⾻壊死部の圧壊は認めず関節裂隙も維持されていました。さらに、壊死していた部分の⾻硬化像が⾒られ、おそらく壊死した部分が再⽣されて、⾻が硬くなっているものと思われます。 患者様からは「はるばる⽇本に来て治療を受けてよかった。」と⾔っていただけました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000449 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.08.14 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症 レントゲンで明らかな変化が!! こちらの患者様は2年前から出現した両股関節痛のため受診していただきました。 近くの整形外科では変形性股関節症と診断され、特に軟骨のすり減りが激しい右股関節は人工関節を勧められました。しかし人工関節にすると耐用性の問題、脱臼の問題から卓球を思いっきり楽しめなくなると手術には踏み切れなかったそうです。 そんな中、幹細胞治療の存在を知り興味を持っていただき当院を受診してくださいました。数ある再生医療クリニックの中から当院を選んでいただいた理由は、当院の細胞へのこだわりをホームページで知っていただけたからです。 当院の投与する細胞の生存率は90%以上を誇っています。これは一般的な再生医療のクリニックで使用する細胞の生存率が60%ほどであることと比べると群を抜いた数字です。細胞の生存率は再生される軟骨の量に密接に関係しており、60%の生存率の細胞で再生される軟骨の量は90%のものと比べ3分の2を大幅に下回ってしまうと言われています。 これだけ当院の細胞が高い生存率を誇るのは、細胞培養時に用いる独自の特殊なシートや繊細な技術をもったベテラン培養士さんの熟練した匠の技があるからです。生存率の高い生き生きとした幹細胞を関節内ピンポイント注射で傷んだ関節に投与することで軟骨の再生を期待できます。 レントゲン レントゲンでは関節裂伱はほとんど残っておらず、末期の変形性股関節症を認めました。 今までの私たちの経験から同じように軟骨がほとんど残っていないレントゲン所見の患者様でも、当院で幹細胞治療を受けて疼痛がかなり軽減されたことを数多く経験しています。幹細胞治療はご自身の関節を温存することができるため脱臼の心配はもちろんなく、痛みも軽減できるため卓球を続けていただくには幹細胞治療しかないと自信をもってお勧めしました。 <治療効果>両股関節に2500万個細胞ずつを計4回投与+PRP 両股関節に2500万個細胞ずつを計4回投与しました。 両股関節とも投与前10段階中10であった痛みが、半年後には両股関節ともに半分の5まで軽減しました。1年半後には右は2まで、左は1まで軽減しました。 初回投与後1か月から、趣味の卓球は週2回のペースで楽しんでもらっていました。さらにレントゲンでは軟骨が再生したことを示唆する関節裂伱の開大を認めました。また、大きな骨嚢胞もかなり縮小されました。骨嚢胞は大きくなると潰れてしまうこともあります。放っておくと徐々に大きくなり、潰れてしまうと人工関節をしなくてはいけません。この方は、骨嚢胞が小さくなりさらに骨軟骨も再生されたことから、今後痛みも軽減され安定されるものと思われます。 活動生の弱い幹細胞では、これほどまでにレントゲンでの変化は見られません。これは高い生存率と高い活動率を誇る、生き生きとしたこだわりの幹細胞を投与した結果だと考えています。 患者様にも痛みが軽減し、脱臼の心配もなく卓球ができるようになり大変喜んでいただけました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000612 再生医療医師監修:坂本貞範
公開日:2023.07.18