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両母指の痛み改善 両母指CM関節症  60代女性

公開日:2025.10.28
両母指CM関節症

痛みが半分以下に!手術を避けて両手の母指CM関節症を改善

3年以上にわたり両手の親指の付け根の痛みに悩まされ、注射や装具療法も効果がなくなってきた60代の患者様。手術を勧められましたが、可動域の制限や握力低下を避けたいと再生医療を選択されました。幹細胞投与により、右手の痛みは6から3へ、左手は8から3へと半分以下に軽減し、手術を回避しながら日常生活を取り戻されました

いったいどのような治療で、手の機能を保ちながら痛みを改善できたのでしょうか。

 

治療前の状態

  • 3年以上前から両母指の付け根に痛みが出現し、徐々に悪化
  • ビンの蓋を開けるなど物を把持する動作で強い痛みを感じる
  • レントゲン検査で両母指CM関節症と診断
  • 注射や装具療法を継続するも、最近では効果を感じられない状態

仕事で手を良く使われる患者様にとって、手術による可動域制限や握力低下は避けたい問題でした。そのため、手の機能を保ちながら痛みを改善できる幹細胞治療を希望され、当院を受診されました。

従来治療の限界

母指CM関節症は、親指の付け根の軟骨がすり減って痛みが出る障害で、40歳以降の女性に多く見られます。保存的治療で効果がない場合、関節固定術や関節形成術が選択されますが、関節固定術では可動域が制限され、関節形成術では手の力が弱くなってしまいます。手を使って仕事や家事を続けたい方にとって、これらの制限は大きな問題となります。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

リペアセルクリニックの幹細胞は、生存率96%以上なんだよね。
幹細胞くん
Dr.Sakamoto kun
そうだよ。冷凍せずに培養することで、新鮮で元気な幹細胞を投与できるんだよ!国内の一般的な培養方法では、冷凍保存し、そのまま解凍して投与するから、半分以上が死んでしまうんだ。
なるほど、高品質な幹細胞を使用するから、治療効果も高いんだね!
幹細胞くん
Dr.Sakamoto kun
その通り!他にも、独自の分離シートを使って生命力を高め、更に、化学薬品を使わず無添加の方法で培養するなど、いろんな工夫をしているからこそ、強い幹細胞を作ることができるんだよ。

 

リペアセルクリニックは新たな治療【再生医療】を提供しております。新しい治療 再生医療について

 

レントゲン所見

両母指CM関節症

レントゲンにて両母指CM関節の狭小化を認めます。

 

治療内容>両母指CM関節に2500万個細胞を計4回投与+PRP

両母指CM関節に2500万個の幹細胞を計4回投与いたしました。

 

治療後の変化

  • 右手の痛みは10段階中6から3へ軽減
  • 左手の痛みは10段階中8から3へ軽減
  • 4回目投与後3か月で両側とも痛みは半分以下に

初回投与後は一時的に副反応で右手の痛みが悪化しましたが、その後は着実に改善していきました。母指CM関節は、荷重関節ではないため、治療中も関節の安静を保ちやすく、幹細胞による軟骨の修復が効果的に進みました。患者様は手術を回避しながら、以前のように日常生活や仕事で手を使えるようになりました。なお、冷凍せず培養された生き生きした幹細胞でなければ、このような良い成績はみられないでしょう。また、幹細胞は投与後数年かけて働き続けますので、今後も軟骨の再生と痛みの軽減が期待できるでしょう。

母指CM関節症で手術を迷われている方、手の可動域や握力を保ちながら痛みを改善したい方にとって、幹細胞治療は新たな選択肢となります。あなたも、新しい一歩を踏み出してみませんか。

リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、13,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。

国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。

 

<治療費>

  • 関節1部位  幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 
    投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
  • 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
  • PRP治療  16.5万円( 税込 )

<起こりうる副作用>

  • 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
  • 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

再生医療についてはこちらで詳しく説明しています

手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。

 

再生医療医師監修:黄金勲矢