- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
10年続く後遺症からの回復! 脳梗塞 40代男性

体幹が安定し、片足立ちも可能に!
脳梗塞の後遺症で、左の体幹に力が入らないため右に体が傾いてしまったり、手足を動かしても自分で動かしている感覚がないなど、辛い症状に悩まされていた患者様。幹細胞治療により、10年前から続く後遺症が着実に回復してきた症例を、ご紹介します。
治療前の状態
- 10年前の脳梗塞による左半身麻痺
- 左体幹の筋力低下による右への体の傾き
- 手足を動かしても自分で動かしているという感覚の欠如
- 日常生活や仕事への支障
この患者様は、10年前に脳梗塞を発症し、その後遺症の治療のため当院を受診されました。後遺症として左半身麻痺と構音障害がありましたが、10年の月日が経ち、構音障害は改善されました。しかし、左半身については痺れは感じないものの、手や足を動かしても、自分で動かしているような感覚がないという、特殊な症状に悩まされていました。さらに、左の体幹に力が入らないため、右に体が傾いてしまうなどの症状が残存していました。
ご本人にしかわからない辛さが10年も続いており、少しでも楽になりたいという思いから再生医療を希望し、当院を受診されました。
脳卒中の残存するしびれや痛みに対しては、内服薬の服用などの対処療法が一般的ですが、この患者様のような症状に効果がある内服薬は、残念ながら存在していません。感覚障害は運動麻痺と比べると些細な問題と捉えられがちですが、感覚障害を抱えている患者様にとっては非常に深刻な問題です。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。



当院では厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果がさらに向上することがわかっています。

これまで主流だった骨髄幹細胞の代わりに、
脂肪幹細胞を使う治療が世界的に広まっています。
脂肪幹細胞は採取が簡単で、患者への負担も少ないだけでなく、
優れた治療効果を発揮することから、新しい再生医療として期待されています。
参考文献:

リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見
<治療内容>2億個幹細胞を4回点滴投与
この患者様には、2億個の幹細胞を計4回投与しました。
治療後の変化
- 歩行時の体幹の安定性向上
- 立位保持が長時間可能に
- 片足立ちが可能に
- 左臀部から膝までの感覚が回復
- 仕事が楽にこなせるようになった
こちらは、治療後の歩行の様子です。治療前と比べ、体幹が安定しています。
1回目の投与後、わずか1か月で歩行時の体幹が安定し、立位保持も長時間可能になりました。2回目投与後には、さらに体幹が安定し、片足立ちができるようになり、仕事も楽にこなせるようになりました。
最終投与後には、左臀部から膝までの感覚が戻り、自分の足で歩いているという感覚が出てきました。2億個もの幹細胞を一度に投与することで、10年前の脳梗塞の後遺症であっても、着実な回復が見られました。幹細胞の効果は投与後1年ほど継続するため、今後もさらなる回復が期待できます。
こちらは、筋力を測定している様子です。
脳卒中の後遺症は、長期間にわたり患者さんのQOL(生活の質)を低下させることがあります。特に、感覚障害や体幹の不安定性などは、日常生活だけでなく社会生活にも大きな影響を及ぼします。
幹細胞治療は、これまで対処療法しかなかった脳卒中後遺症に対して、新たな回復の可能性を示しています。発症から長期間経過した慢性期の症例でも、適切な幹細胞治療により症状の改善が期待できることが、この症例からも示されました。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。
<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
脳卒中のお悩みに対する新しい治療法があります。
再生医療医師監修:黄金勲矢